JP2008257546A - ポイント管理システム、コンピュータおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の汎用カードで共通のポイントサービスを利用できるポイント管理システムを提供する。
【解決手段】ポイント付与装置2は、複数のカードCのカード情報を、ポイント管理装置3に送信するカード情報送信手段と、カードCの読取を条件としてポイントを付与し、ポイントの付与結果とカードCのカードIDと、を関連付けたポイント情報を、ポイント管理装置3に送信するポイント情報送信手段と、を備え、ポイント管理装置3は、ポイント付与装置2から、カード情報を受信し、カード情報に含まれる複数のカードIDを、顧客IDと関連付けて登録するカード管理テーブル16と、受信したポイント情報に含まれるカードIDとカード管理テーブル16の参照結果とに基づいて、ポイントの付与対象となる顧客IDを特定し、当該顧客IDに関連付けてポイントの付与結果を登録するポイントテーブル17と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、汎用カードでポイントサービスを行うポイント管理システム、コンピュータおよびプログラムに関するものである。
従来、顧客が所有している磁気カードやICカード等を利用したポイント管理システム(ポイントカードシステム)が知られている。この場合、顧客が所持するクレジットカードの個別識別データ(氏名、会員番号、暗証番号等)に基づいて顧客情報ファイルを生成し、当該カードが使用されると、対応する顧客情報ファイルにポイントを加算する(例えば、特許文献1)。
特開平09−212741号公報
しかしながら、上述のポイント管理システムでは、ポイントサービスを受ける場合には、ポイントカードとして登録したカードを携帯しておかなければならない。このため、当該カードを携帯し忘れた場合、あるいは紛失した場合等には、ポイントサービスを受けることができないという問題が有る。
本発明は、複数の汎用カードで共通のポイントサービスを利用できるポイント管理システム、コンピュータおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明のポイント管理システムは、顧客が既に所有している一意のIDが割り当てられたカードと、カードのカードIDを読み取る読取装置と、読取装置と接続され、ポイントを付与するポイント付与装置と、ポイント付与装置と接続され、ポイントを管理するポイント管理装置と、を有するポイント管理システムであって、ポイント付与装置は、読取装置による複数のカードの読み取り結果であるカード情報を、ポイント管理装置に送信するカード情報送信手段と、読取装置によるカードの読み取りを条件としてポイントを付与し、当該ポイントの付与結果と、前記読取装置の読み取り結果である前記カードのカードIDと、を関連付けたポイント情報を、ポイント管理装置に送信するポイント情報送信手段と、を備え、ポイント管理装置は、ポイント付与装置から、カード情報を受信し、当該カード情報に含まれる複数のカードIDを、顧客を特定するための顧客IDと関連付けて登録するカード管理テーブルと、ポイント付与装置から、ポイント情報を受信し、当該ポイント情報に含まれるカードIDとカード管理テーブルの参照結果とに基づいて、ポイントの付与対象となる顧客の顧客IDを特定し、当該顧客IDに関連付けてポイントの付与結果を登録するポイントテーブルと、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、顧客を特定するための顧客IDに関連付けて複数のカードを登録することができ、且つ顧客IDに関連付けてポイントを付与することができるため、登録した複数のカードでポイントを共有することができる。この場合、登録したいずれかのカードを1枚でも持っていれば、ポイントサービスを受けることができ、例えば、カードの携帯し忘れや、カード紛失等でポイントサービスを受けることができないという問題を軽減することができる。また、ポイントを付与する小売店側も、顧客が所有しているカードを利用してポイントサービスを実施できるため、カード発行に要するコストを削減できる。なお、カード情報送信手段は、複数のカードの読み取り結果を、一括して送信しても良いし、カード毎に分割して送信しても良い。
この場合、ポイント付与装置は、読取装置によるカードの読み取り時に、カード管理テーブルを参照して新規カードであるか否かを判別する新規カード判別手段と、新規カードであると判別された場合、新たな顧客IDを付与する顧客ID付与手段と、をさらに備え、カード情報送信手段およびポイント情報送信手段は、付与された顧客IDと共にカード情報およびポイント情報を送信することが好ましい。
この構成によれば、読取装置により読み取られたカードが新規顧客のカードか否かを判別し、新規顧客のカードである場合、新たな顧客IDを付与して当該カードをポイントカードとして登録することができる。これにより、新規入会における諸手続(入会申込書等)を行う必要がなく、新規顧客でも簡単にポイントサービスを受けることができる。
この場合、読取装置は、複数のカードを連続して読み取り、当該複数のカードの読取結果をポイント付与装置に一括送信し、新規カード判別手段は、一括送信された複数のカードの読取結果のうち、最初のカードの読み取り結果に基づいて、当該最初のカードが新規カードであるか否かを判別し、カード情報送信手段は、新規カードでないと判別された場合、受信した複数のカードの読取結果のうち、最初のカード以外の読み取り結果である後続カード情報を、当該最初のカードのカードIDと共にポイント管理装置に送信し、ポイント管理装置は、ポイント付与装置から、後続カード情報を受信した場合、当該後続カード情報と共に送信されたカードIDと関連付けられている顧客IDと関連付けて、当該後続カード情報に含まれるカードIDを、カード管理テーブルに登録することが好ましい。
この構成によれば、連続して複数のカードを読み込ませ、これらを1つの顧客IDに関連付けることができる。これにより、一度に、複数のカードを登録することができると共に、ポイントサービスにおいて、これら複数のカードによるポイントの共有を簡単に行うことができる。
これらの場合、ポイント付与装置は、顧客が指定するパスワードを取得するパスワード取得手段と、取得した顧客パスワードを、登録用パスワードとして、顧客IDまたは登録済みのカードIDと共にポイント管理装置に送信する登録用パスワード送信手段と、を備え、ポイント情報送信手段は、ポイント情報として、カードIDに代えて取得したパスワードと、ポイントの付与結果と、を関連付けて送信可能であり、ポイント管理装置は、ポイント付与装置から、登録用パスワードを受信した場合、当該パスワードを、共に送信された顧客IDまたは共に送信されたカードIDにより特定される顧客IDと関連付けてポイントテーブルに登録し、ポイント付与装置から、パスワードを含むポイント情報を受信した場合、当該パスワードが関連付けられた顧客IDに、当該ポイント情報に含まれるポイントの付与結果を関連付けてポイントテーブルに登録することが好ましい。
この構成によれば、顧客が指定するパスワードと、顧客IDと、を関連付けることにより、例えば、ポイントサービスを受ける時に、予め登録した何れのカードも所持していなかった場合、当該パスワードを入力することにより、当該顧客IDにポイントを紐付けることができる。これにより、顧客が、登録した何れのカードも所持していない場合においても、ポイントサービスを受けることができる。
本発明のコンピュータは、上記に記載のポイント管理システムにおけるポイント付与装置またはポイント管理装置として機能することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記に記載のポイント管理システムにおけるポイント付与装置の各手段として機能させるためのものであることを特徴とする。
これらを用いることにより、複数の汎用カードで共通のポイントサービスを利用できるポイント管理システムを構築することができる。
以下、添付の図面を参照して、本実施形態に係るポイント管理システムについて説明する。本実施形態に係るポイント管理システムは、顧客が既に所有しているカード(ICカードや磁気カード等)を用いてポイントサービスの利用を可能にし、複数のカードでポイントを共有することができるシステムである。なお、本実施形態のポイント管理システムで利用するカードには、一意のカードIDが割当てられており、当該カードIDによって顧客(所有者)を確実に特定することができるものとする。
図1に示すように、本発明のポイント管理システム1は、顧客の所有するカードCのカードIDを読み取るカード読取装置4と、カード読取装置4と接続され、顧客が購入する商品情報を取得し、その購入金額に応じてポイントを付与するポイント付与装置2と、ネットワーク5を介して当該ポイント付与装置2と接続され、ポイント付与装置2から送信された商品情報(商品コード等)およびポイント情報を管理するポイント管理装置3と、によって構成されている。ここで、ポイント付与装置2は、所謂POS端末として機能し、ポイント管理装置3は、複数のPOS端末を統括管理するPOSサーバとして機能するものである。
ポイント管理装置3は、CPU11、ROM12、RAM13およびハードディスク(HDD)14を有し、ROM12内に記憶された制御プログラムに従って、RAM13内のデータの処理を行う。HDD14は、商品マスタ15、カード管理テーブル16およびポイントテーブル17を有している。商品マスタ15には、各商品の商品コード、商品名、金額等が格納されており、CPU11は、ポイント付与装置2から送信された商品情報と、商品マスタ15の参照結果と、に基づいて各商品の商品名や金額等の情報を含む商品データを生成する。この商品データは、ポイント付与装置2によってレシートの印刷や付与ポイントの算出に用いられる。
カード管理テーブル16は、1以上のカードIDと、顧客を特定するための顧客IDとを関連付けて登録するためのテーブルである(図2(a)参照)。顧客IDは、顧客毎に割振られ、顧客を一意に識別可能なID(例えば、00001)である。カードIDは、顧客がポイントサービスを利用するためのカードの番号(例えば、1234567)であり、複数のカードIDを当該顧客の顧客IDと関連付けて登録することができる。なお、図中の空欄は、未登録であることを示している。これにより、顧客が、ポイントサービスを利用する際に、複数のカードCを登録することができると共に、複数のカードCのいずれのカードCを使用しても、一意の顧客IDを特定することができる。
なお、図中では、登録可能なカードIDは、カードID1〜カードID3の最大3枚分を登録した事例を記載したが、これに限らず、多数のカードIDを登録できるようにすることが好ましい。また、図中に記載の顧客IDおよびカードIDは一例であり、IDの桁数、番号付与方法等については、当該IDにより対象となる顧客を一意に特定できるものであれば、どのような形式でもかまわない。
ポイントテーブル17は、顧客を特定するための顧客ID(例えば、0001)と、当該顧客に対して付与されたポイントの累計ポイント(例えば、1000)と、顧客により指定された登録用パスワードと、を関連付けて登録するためのテーブルである(図2(b)参照)。また、ポイントテーブル17の顧客IDは、上述のカード管理テーブル16の顧客IDと対応している。これにより、カード管理テーブル16によって、顧客の使用したカードIDから顧客IDを特定し、当該顧客IDに関連付けて、付与されたポイントを登録することができると共に、複数のカードIDでポイントを共有して使用することができる。
また、顧客IDは登録用パスワードと一意に関連付けられているため、登録用パスワードから顧客IDを特定することができる。これにより、例えば、ポイントサービスを利用する顧客が、登録したカードCを所持していない場合に、カードCの読み取り結果(カードID)に代えて登録パスワードを入力することで、当該顧客に付与されたポイントを、当該顧客IDに紐付けて登録することができる。
一方、ポイント付与装置2は、商品に貼付あるいは印刷されているバーコードを読み取るバーコードリーダ21、商品情報等を入力するためのキーボード22、レシート印刷等の印刷制御を行うプリンタドライバ23、レシート等を印刷する印刷装置24、決済処理を行うためのPOSアプリケーション26、ポイント管理を行うためのポイント管理アプリケーション25およびポイント付与装置2全体を制御するCPU27、入力された商品情報等を表示するディスプレイ(カスタマディスプレイおよびオペレータ用ディスプレイ)28を有している。
CPU27は、キーボード22による入力、またはバーコードリーダ21によるバーコードの読み取りによって、商品コードや商品名、金額等に関する商品データを取得し、ディスプレイ28に表示する。また、CPU27は、POSアプリケーション26と共同して、ポイント管理装置3から取得した商品データ(商品マスタ15の参照結果)に基づいてレシート印刷のための決済データを生成し、生成した当該決済データを印刷装置24に出力する。また、ポイント管理アプリケーション25は、商品データに基づいて、1決済の合計金額に応じたポイントの付与や、ポイントが使用された場合のポイント消費等の処理を行うアプリケーションである。なお、POSアプリケーション26と共同して、レシートの一部にポイント情報を付加して印刷を行うようにしてもよい。
ここで、CPU27とポイント管理アプリケーション25とにより実現されるポイント処理について簡単に説明する。CPU27は、カード読取装置4により読み取られたカードID等のカード情報をポイント管理装置3に送信する(カード情報送信手段)。また、顧客が購入した商品の合計金額に応じてポイントを付与し、当該ポイントとカード読取装置4によって読み取られたカードCのカードIDと、を関連付けたポイント情報をポイント管理装置3に送信する(ポイント情報送信手段)。カード読取装置4で読み取られるカードCは、1枚であってもよいし、複数枚でもよい。複数枚のカードCが読み取られた場合、ポイント付与装置2は、それら読み取られたカードIDを一括してポイント管理装置3に送信する。これにより、一度に複数のカードCを関連付けて登録することができると共に、これら複数のカードCでポイントの共有を行うことができる。
さらに、CPU27は、顧客のカードC読み取り時に、ポイント管理装置3のカード管理テーブル16を参照し、当該カードCが、新規カードか否かを判別する(新規カード判別手段)。当該カードが、新規カードであると判別された場合、当該新規カードに関連付ける顧客IDを自動採番で付与し(顧客ID付与手段)、カード情報および付与した顧客IDをポイント管理装置3に送信する(顧客ID送付手段)。これにより、ポイントサービスの新規加入者であったとしても、登録可能なカードC(ポイント管理システム1で規定された規格のカード)さえ所持していれば、諸手続(入会申込書の記入等)や、これに係る個人情報の提供を行うことなく、ポイントサービスを受けることができる。
また、CPU27は、顧客が指定する登録用パスワードを取得し(パスワード取得手段)、当該登録用パスワードと顧客IDと、をポイント管理装置3に送信する(登録用パスワード送信手段)。これにより、顧客IDと登録用パスワードの関連付けを行うことができる。そして、ポイントサービス利用時に、ポイント情報に含まれるカードIDに代えて、取得したパスワードと、ポイントの付与結果と、を関連付けてポイント管理装置3に送信する(ポイント情報送信手段)。これにより、顧客が登録済みの何れのカードCも所持していない場合においても、ポイントサービスを受けることができる。
カード読取装置4は、ポイント付与装置2に接続され、顧客がポイントサービスを利用する際にカードCの読み取りを行い、その読取結果(カードID等)をポイント付与装置2に送信する。本実施形態では、カードCとしてICカードを想定しているが、これに限らず、磁気カードであってもよい。
このポイント管理システム1によりポイントを管理する場合には、まず、顧客が商品をレジカウンタに持参すると、ポイント付与装置2は、キーボード22あるいはバーコードリーダ21によるバーコードの読取によって売上金額を算出する。ポイント付与装置2は、ポイント管理アプリケーション25により、この売上金額に基づくポイントを算出する。次に、カード読取装置4により、顧客が所有するカードC(登録済みのカードC)を読み込み、当該ポイントと読み取ったカードCのカードIDと、をポイント情報としてポイント管理装置3に送信する。ポイント情報を受信したポイント管理装置3は、自身のカード管理テーブル16を参照し、受信したポイント情報のカードIDから、ポイントの付与対象となる顧客の顧客IDを特定する。そして、ポイント管理装置3は、ポイントテーブル17の該当する顧客IDに対するポイントに、付与対象となるポイントを加算する。
次に、図3のフローチャートを参照し、ポイントを付与する場合の処理手順について説明する。まず、顧客が商品をレジカウンタに持参すると、ポイント付与装置2は、キーボード22による入力またはバーコードリーダ21によるバーコードの読み取りによって取得した商品情報(売上合計金額)からポイントを算出する(S01)。次に、カード読取装置4から、顧客がポイントサービスを受けるために提示するカードCの読み取り結果であるカードIDを取得した場合は(S02:Yes)、ポイント管理装置3のカード管理テーブルを参照して、当該カードIDが新規カードIDか否かを判別する(S03:新規カード判別手段)。当該カードIDが新規カードIDであると判別した場合は(S03:Yes)、自動採番により新規に顧客IDを付与する(S04:顧客ID付与手段)。ポイント付与装置2は、付与した顧客IDと、ポイントの付与結果であるポイント情報とを、ポイント管理装置3に送信する(S05:ポイント情報送信手段)。
ポイント管理装置3は、顧客IDおよびポイント情報を受信すると(S06)顧客IDとポイント情報に含まれるカードIDと、を関連付けてカード管理テーブル16に登録する(S07)。また、ポイント管理装置3は、顧客IDおよびポイントを関連付けて、ポイントテーブル17に登録する(S08)。これにより、当該顧客に割当てられた顧客IDに、カードIDおよびポイントが関連付けられて登録される。
一方、ポイント付与装置2は、カードCの読み取り結果から新規カードでないと判別した場合は(S03:No)、そのカードのカードIDとポイントの付与結果とを関連付けたポイント情報をポイント管理装置3に送信する(S09)。ポイント管理装置3は、ポイント情報を受信すると(S10)、ポイントテーブルを更新する(S11)。
次に、図4のフローチャートを参照し、登録済みのカードを所持している顧客が、新たにカードを追加登録する場合の処理手順について説明する。ポイント付与装置2は、カード読取装置4による複数枚のカードCの読み取り結果を取得すると(S21)、最初のカードCの読み取り結果から最初のカードCが新規カードであるか否かを判別する(S22)。新規カードである場合は(S22:Yes)、新規に顧客IDを付与し(S23)、顧客IDおよび最初のカードC以外の後続カードのカードIDである後続カードID情報をポイント付与装置2に送信する(S24)。ポイント管理装置3は、これらを受信すると(S25)、顧客IDと関連付けて、後続カード情報に含まれる複数のカードIDをカード管理テーブルに登録する(S26)。また、新たな顧客IDをポイントテーブルに追加登録する(S27)。
一方、ポイント付与装置2は、最初のカードCが新規カードでないと判別した場合は(S22:No)、最初のカードのカードIDと後続カード情報とをポイント管理装置3に送信する(S28)。ポイント管理装置3は、これらを受信すると(S29)、最初のカードCのカードIDにより特定される顧客IDと関連付けて、後続カード情報に含まれる複数のカードIDをカード管理テーブルに登録する(S30)。これにより、1つの顧客IDには、既に登録済みのカードIDと、新規追加のカードIDと、が関連付けられることとなり、複数のカードによりポイントを共有することができる。
次に、図5のフローチャートを参照し、パスワードを登録する場合の処理手順について説明する。ポイント付与装置2は、カード読取装置4からカードCの読み取り結果を取得すると(S31)、カード管理テーブルを参照して新規カードであるか否かを判別し(S32)、新規カードである場合は(S32:Yes)、新たに顧客IDを付与して(S33)、キーボード22等により入力されたパスワード(登録用パスワード)を取得し(S34:パスワード取得手段)、顧客IDおよびパスワードをポイント管理装置3に送信する(S35)。ポイント管理装置3は、これらを受信すると(S36)、顧客IDに関連付けてパスワードをポイントテーブルに登録する(S37)。
一方、ポイント付与装置2は、新規カードでないと判別した後に(S32:No)、パスワードを取得した場合は(S38:パスワード取得手段)、パスワードと共に読み取られたカードIDをポイント管理装置3に送信する(S39)。ポイント管理装置3は、これらを受信すると(S40)、カードIDにより特定される顧客IDに関連付けてパスワードをポイントテーブルに登録する(S41)。
次に、図6のフローチャートを参照し、パスワードを用いてポイントを付与する場合の処理手順について説明する。同図のフローチャートは、図3に示したフローチャートのS02に続くものである。ポイント付与装置2は、カード読取装置4からカードCの読み取り結果を取得せず(S02:No)、パスワードを取得した場合は(S51:Yes)、パスワードを含むポイント情報をポイント管理装置3に送信する(S52)。ポイント管理装置3は、これらを受信すると(S53)、パスワードにより特定される顧客IDに関連付けてポイントを累積すべく、ポイントテーブルを更新する(S54)。一方、カード読取装置4からカードCの読み取り結果を取得せず(S02:No)、パスワードも取得しなかった場合は(S51:No)、ポイントの付与が必要ないものと判断し、処理を終了する。これにより、顧客が、登録した何れのカードも所持していない場合においても、ポイントサービスを受けることができる。
以上のように、本実施形態よれば、顧客を特定するための顧客IDに関連付けて複数のカードを登録することができ、且つ顧客IDに関連付けてポイントを付与することができる。これにより、登録した複数のカードでポイントを共有することができ、登録したいずれかのカードを1枚でも持っていれば、ポイントサービスを受けることができる。また、ポイントを付与する小売店側も、顧客が所有しているカードを利用してポイントサービスを実施できるため、カード発行に要するコストを削減できる。
また、本実施形態では、複数のカードCの関連付けは一意に割当てられた顧客IDにより行っており、個人の情報(氏名、年齢、住所等)を必要としないため、例えば、1の顧客IDに家族あるいは友人のカードIDを関連付けて登録することができ、これにより、家族あるいは友人間でもポイントの共有を行うことができる。
また、顧客が品物を購入する際に使用した金額、品物の種類、数量等の情報と、本実施形態のカード管理テーブル16および/またはポイントテーブル17と、を関連付けることで、顧客の購入傾向等を把握することも可能であり、各顧客に即した販売促進を効果的に行うことができる。
また、本実施形態では、ポイント付与の対象として、カードC(ICカードや磁気カード等)を例に挙げて説明しているが、これに限らず、例えば、携帯電話(電子マネー機能付き)等のIDをカードIDの代わりとして登録することで、ポイントを共有することも可能である。
また、上記の例に示した、ポイント管理システム1の機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、ポイント管理システム1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
本実施形態に係るポイント管理システムのシステム構成図である。 カード管理テーブルおよびポイントテーブルの一例を示す図である。 ポイントを付与する場合の処理手順を示すフローチャートである。 登録済みのカードを所持している顧客が、新たにカードを追加登録する場合の処理手順を示すフローチャートである。 パスワードを登録する場合の処理手順を示すフローチャートである。 パスワードを用いてポイントを付与する場合の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ポイント管理システム 2…ポイント付与装置 3…ポイント管理装置 4…カード読取装置 16…カード管理テーブル 17…ポイントテーブル C…カード

Claims (6)

  1. 顧客が既に所有している一意のIDが割り当てられたカードと、
    前記カードのカードIDを読み取る読取装置と、
    前記読取装置と接続され、ポイントを付与するポイント付与装置と、
    前記ポイント付与装置と接続され、前記ポイントを管理するポイント管理装置と、を有するポイント管理システムであって、
    前記ポイント付与装置は、
    前記読取装置による複数の前記カードの読み取り結果であるカード情報を、前記ポイント管理装置に送信するカード情報送信手段と、
    前記読取装置による前記カードの読み取りを条件として前記ポイントを付与し、当該ポイントの付与結果と、前記読取装置の読み取り結果である前記カードのカードIDと、を関連付けたポイント情報を、前記ポイント管理装置に送信するポイント情報送信手段と、を備え、
    前記ポイント管理装置は、
    前記ポイント付与装置から、前記カード情報を受信し、当該カード情報に含まれる前記複数のカードIDを、前記顧客を特定するための顧客IDと関連付けて登録するカード管理テーブルと、
    前記ポイント付与装置から、前記ポイント情報を受信し、当該ポイント情報に含まれる前記カードIDと前記カード管理テーブルの参照結果とに基づいて、ポイントの付与対象となる顧客の前記顧客IDを特定し、当該顧客IDに関連付けて前記ポイントの付与結果を登録するポイントテーブルと、を備えたことを特徴とするポイント管理システム。
  2. 前記ポイント付与装置は、
    前記読取装置による前記カードの読み取り時に、前記カード管理テーブルを参照して新規カードであるか否かを判別する新規カード判別手段と、
    前記新規カードであると判別された場合、新たな前記顧客IDを付与する顧客ID付与手段と、をさらに備え、
    前記カード情報送信手段および前記ポイント情報送信手段は、付与された前記顧客IDと共に前記カード情報および前記ポイント情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
  3. 前記読取装置は、複数の前記カードを連続して読み取り、当該複数のカードの読取結果を前記ポイント付与装置に一括送信し、
    前記新規カード判別手段は、一括送信された前記複数のカードの読取結果のうち、最初の前記カードの読み取り結果に基づいて、当該最初の前記カードが前記新規カードであるか否かを判別し、
    前記カード情報送信手段は、
    前記新規カードでないと判別された場合、受信した前記複数のカードの読取結果のうち、最初の前記カード以外の読み取り結果である後続カード情報を、当該最初のカードのカードIDと共に前記ポイント管理装置に送信し、
    前記ポイント管理装置は、
    前記ポイント付与装置から、前記後続カード情報を受信した場合、当該後続カード情報と共に送信された前記カードIDと関連付けられている前記顧客IDと関連付けて、当該後続カード情報に含まれる前記カードIDを、前記カード管理テーブルに登録することを特徴とする請求項2に記載のポイント管理システム。
  4. 前記ポイント付与装置は、
    前記顧客が指定するパスワードを取得するパスワード取得手段と、
    取得した前記顧客パスワードを、登録用パスワードとして、前記顧客の顧客IDまたは登録済みのカードIDと共に前記ポイント管理装置に送信する登録用パスワード送信手段と、を備え、
    前記ポイント情報送信手段は、前記ポイント情報として、前記カードIDに代えて取得した前記パスワードと、前記ポイントの付与結果と、を関連付けて送信可能であり、
    前記ポイント管理装置は、
    前記ポイント付与装置から、前記登録用パスワードを受信した場合、当該パスワードを、共に送信された前記顧客IDまたは共に送信された前記カードIDにより特定される前記顧客IDと関連付けて前記ポイントテーブルに登録し、
    前記ポイント付与装置から、前記パスワードを含む前記ポイント情報を受信した場合、当該パスワードが関連付けられた前記顧客IDに、当該ポイント情報に含まれる前記ポイントの付与結果を関連付けて前記ポイントテーブルに登録することを特徴とする請求項2または3に記載のポイント管理システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のポイント管理システムにおける前記ポイント付与装置または前記ポイント管理装置として機能することを特徴とするコンピュータ。
  6. コンピュータに、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のポイント管理システムにおける前記ポイント付与装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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