JP2002140601A - 割引販売システムおよび割引販売方法 - Google Patents

割引販売システムおよび割引販売方法

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JP2002140601A
JP2002140601A JP2000335154A JP2000335154A JP2002140601A JP 2002140601 A JP2002140601 A JP 2002140601A JP 2000335154 A JP2000335154 A JP 2000335154A JP 2000335154 A JP2000335154 A JP 2000335154A JP 2002140601 A JP2002140601 A JP 2002140601A
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Takeshi Nakamura
武志 中村
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の総販売数量に応じた商品代金の割引を
個人購買客に付与できるようにする。 【解決手段】 商品の購入された量を示す商品購入情報
を入力するための購入情報入力手段と、前記商品購入情
報から得られた同一商品についての全購入者による累積
購入量に基づいて、前記商品の割引販売価格を計算する
(S8)割引販売価格計算手段と、前記割引販売価格に
基づいて、前記商品の購入者に対する前記商品分につい
ての請求金額を決定する請求金額決定手段とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば個人が購入
する商品について割引販売を行う割引販売システムおよ
び割引販売方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平8−115366号公報に
開示されているように、各種信販会社等のクレジット取
引業者と会員と加盟店との間において行われる商品のク
レジット取引を管理するクレジット取引管理システムが
提案されている。
【0003】上記クレジット取引の典型的形態として
は、会員がクレジットカードを提示して加盟店で商品を
購入すると、加盟店はクレジット取引業者から商品代金
を受け取り、その後、クレジット取引業者は、会員から
商品代金およびクレジット取引に伴う各種手数料や金利
の支払いを受ける。
【0004】なお、上記クレジット取引を利用すること
により、その会員は、現金を持たずに加盟店で商品を購
入できるため、現金を落としたり盗まれたりする危険性
がなくなると共に、商品の代金支払いが所定の支払日ま
で猶予されたり、商品代金の分割支払いも可能になるな
ど、数多くの利益を受けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、上記クレジット
取引の利用促進を目的として、クレジット取引業者は商
品購入等の取引毎に会員にポイントを与え、獲得ポイン
ト数に応じて会員に景品を与える手法を広く採用してい
る。
【0006】しかし、上記手法において、景品の種類に
は限りがあるため、クレジット取引業者があらかじめ準
備する景品は、会員にとって必ずしも魅力的なものとは
言えなかった。また、通常、会員がクレジット取引業者
から景品を受け取るためには、会員は獲得ポイントに応
じた景品を選択して、その受け取りをクレジット取引業
者に請求する必要がある。したがって、会員が景品の請
求を忘れた場合には、景品の受け渡しがなされないまま
獲得ポイントの有効期限が過ぎてしまい、景品受け取り
が不能になることも多かった。
【0007】特開平11−149503号公報には、こ
のような問題点を解消するシステムが提案されている。
すなわち、会員のクレジット取引利用状況に応じて、獲
得ポイントを等価または所定の交換レートで商品代金の
割り引き金額に換算し、自動的に会員への請求金額を割
り引く割引金額システムである。
【0008】上記割引金額システムでは、商品代金の割
引金額は、各会員のクレジット取引金額に基づいて定め
られるため、各会員に対する上記割引金額はさほど高額
ではなく、クレジット取引業者から商品代金と併せて請
求される各種手数料や金利を勘案すれば、会員の総支払
い額は、現金購入時に比較すれば高くなることも多かっ
た。
【0009】一方、加盟店では、商品の総販売数量が大
きくなれば、一括仕入れによるコストダウンや総利益の
増加が見込めるため、団体購買客に対して団体割引サー
ビスを行うことがある。このような商品の総販売数量の
増加は、多数の個人購買客が同一商品を購入した場合に
も同様であるにも拘わらず、団体購買客と同じ数量を購
入する例外的な場合を除いて、このような割引サービス
は個人購買客を対象としていなかった。団体購買客と違
い、個人購買客の商品購買タイミングや決済手段は購買
客毎に異なるからである。
【0010】本発明は、以上のような従来手法の問題点
を解決するためになされたもので、その目的は、商品の
総販売数量に応じた商品代金の割引を個人購買客に付与
する割引販売システムおよび割引販売方法を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の割引販売システムは、商品の購入された
量を示す商品購入情報を入力するための購入情報入力手
段、例えば加盟店サーバあるいは割引販売価格計算手段
(割引情報サーバ)に接続されたキーボード等の入力手
段と、前記商品購入情報から得られた同一商品について
の全購入者による累積購入量に基づいて、前記商品の割
引販売価格を計算する割引販売価格計算手段、例えば割
引情報サーバと、前記割引販売価格に基づいて、前記商
品の購入者に対する前記商品分についての請求金額を決
定する請求金額決定手段、例えば割引情報サーバとを備
えていることを特徴としている。
【0012】上記の構成によれば、購入情報入力手段か
ら、商品の購入された量を示す商品購入情報が入力さ
れ、割引販売価格計算手段が、商品購入情報から得られ
た同一商品についての全購入者による累積購入量に基づ
いて、商品の割引販売価格を計算する。そして、請求金
額決定手段が、前記割引販売価格に基づいて、商品の購
入者に対する商品分についての請求金額を決定する。
【0013】したがって、商品の例えば個人の購入者に
対する請求金額は、その商品の通常価格ではなく、その
商品についての全購入者による累積購入量に基づいて決
定された割引販売価格となる。これにより、個人であっ
ても、団体による大量購入時における団体割引価格に相
当する安い価格にて商品を購入することができる。
【0014】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0015】本発明の割引販売システムは、商品の購入
された量を示す商品購入情報を入力するための購入情報
入力手段、例えば加盟店サーバあるいは割引販売価格計
算手段(割引情報サーバ)に接続されたキーボード等の
入力手段と、前記商品購入情報から得られた同一商品に
ついての全購入者による累積購入量に基づいて、前記商
品の割引販売価格を計算する割引販売価格計算手段、例
えば割引情報サーバと、前記割引販売価格を公表する割
引販売価格公表手段、例えば割引情報サーバとを備えて
いることを特徴としている。
【0016】上記の構成によれば、購入情報入力手段か
ら、商品の購入された量を示す商品購入情報が入力さ
れ、割引販売価格計算手段が、商品購入情報から得られ
た同一商品についての全購入者による累積購入量に基づ
いて、商品の割引販売価格を計算する。そして、割引販
売価格公表手段が前記割引販売価格を公表する。
【0017】したがって、商品を購入しようとする消費
者は、商品の公表された割引販売価格を確認した後、そ
の商品を販売する商店に実際に出向き、あるいはその商
店が例えばインターネット上において開設するバーチャ
ルショップにおいて商品を購入することができる。
【0018】この場合、商品の例えば個人の購入者に対
する販売価格は、その商品の通常価格ではなく、その商
品についての全購入者による累積購入量に基づいて決定
された割引販売価格となる。これにより、個人であって
も、団体による大量購入時における団体割引価格に相当
する安い価格にて商品を購入することができる。
【0019】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0020】上記の割引販売システムは、前記の商品が
加盟店にて販売され、前記累積購入量を求める上での全
購入者が、前記加盟店が加盟する会の会員のうちの全購
入者である構成としてもよい。
【0021】上記のような加盟店と会員とによる販売お
よび購入の形態を採用することにより、本システムによ
る商品の販売形態の運営および管理が容易となる。
【0022】本発明の割引販売システムは、各加盟店で
の商品の購入された量を示す商品購入情報を入力するた
めの購入情報入力手段、例えば加盟店サーバあるいは割
引販売価格計算手段(割引情報サーバ)に接続されたキ
ーボード等の入力手段と、前記商品購入情報から得られ
た同一商品についての、前記加盟店が加盟する会の全会
員による累積購入量に基づいて、前記商品の割引販売価
格を計算する割引販売価格計算手段、例えば割引情報サ
ーバと、前記割引販売価格に基づき、前記商品を購入し
た会員に対する前記商品分についての請求金額を決定す
る請求金額決定手段、例えば割引情報サーバと、前記割
引販売価格を公表する割引販売価格公表手段、例えば割
引情報サーバとを備えていることを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、購入情報入力手段か
ら、商品の購入された量を示す商品購入情報が入力さ
れ、割引販売価格計算手段が、商品購入情報から得られ
た同一商品についての全購入者による累積購入量に基づ
いて、商品の割引販売価格を計算する。そして、請求金
額決定手段が、前記割引販売価格に基づいて、商品の購
入者に対する商品分についての請求金額を決定する。ま
た、割引販売価格公表手段が前記割引販売価格を公表す
る。
【0024】したがって、商品を購入しようとする消費
者は、商品の公表された割引販売価格を確認した後、そ
の商品を販売する商店に実際に出向き、あるいはその商
店が例えばインターネット上において開設するバーチャ
ルショップにおいて商品を購入することができる。
【0025】この場合、商品の例えば個人の購入者に対
する請求金額は、その商品の通常価格ではなく、その商
品についての全購入者による累積購入量に基づいて決定
された割引販売価格となる。これにより、個人であって
も、団体による大量購入時における団体割引価格に相当
する安い価格にて商品を購入することができる。
【0026】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0027】上記の割引販売システムは、前記の割引販
売価格計算手段が、前記加盟店毎の累積販売量に基づ
き、前記加盟店毎における前記商品の割引販売価格を計
算するものである構成としてもよい。
【0028】これにより、商品を購入しようとする消費
者は、割引販売価格の低い加盟店から商品を購入するこ
とができる。また、加盟店においては、営業努力により
商品の販売数量を延ばし、利益を増加させることができ
る。
【0029】上記の割引販売システムは、前記の購入情
報入力手段が商品を販売する販売店に備えられ、この購
入情報入力手段と前記割引販売価格計算手段とがネット
ワークを介して接続されている構成としてもよい。
【0030】上記の構成によれば、割引販売価格計算手
段と販売店に備えられた購入情報入力手段との間の情報
のやり取りが容易であるとともに、販売店側からの商品
購入情報の入力が容易である。
【0031】上記の割引販売システムは、前記の購入情
報入力手段が商品を販売する販売店に備えられ、この購
入情報入力手段と前記割引販売価格計算手段とがネット
ワークを介して接続され、前記割引販売価格公表手段が
前記割引販売価格をネットワークを通じて公表する構成
としてもよい。
【0032】上記の構成によれば、割引販売価格計算手
段と販売店に備えられた購入情報入力手段との間の情報
のやり取りが容易であるとともに、販売店側からの商品
購入情報の入力が容易である。また、商品の割引販売価
格がネットワーク上、例えばインターネット上に公表さ
れることにより、商品を購入しようとする消費者は、商
品の割引販売価格を容易に入手することができる。
【0033】上記の割引販売システムは、前記の割引販
売価格計算手段が、所定の期間内における前記商品の前
記累積購入量に基づいて、前記商品の割引販売価格を計
算する構成としてもよい。
【0034】上記の構成によれば、所定の期間内におけ
る商品の累積購入量に基づいて商品の割引販売価格が決
定されるため、商品を購入しようとする消費者は、上記
期間と、商品の販売状況(購入状況)に関する情報など
を勘案して、商品を購入するタイミングを決定すること
ができる。例えば、遊園地の入場チケットを購入して入
園する場合に、消費者は、価格が有利になる時期を検討
して、上記遊園地へ出かける日時を設定することが可能
になる。
【0035】また、消費者の商品購入時における同一商
品の販売数量(購入数量)ではなく、所定期間内の累積
販売量(総販売数量)に応じて、割引販売価格が決定さ
れるため、購入時以降に上記商品の販売数量が急激に増
加した場合であっても、上記所定期間内に上記商品を購
入した各購入者に適用する割引販売価格は同一であり、
商品購入タイミングのわずかな違いによって、購入者間
の不公平感が生じることを回避することができる。
【0036】上記の割引販売システムは、前記の所定の
期間が月単位の期間である構成としてもよい。
【0037】商品の割引販売価格を所定の期間内におけ
る商品の累積購入量に基づいて設定する場合、前記所定
期間が経過するまで、割引販売価格は確定しない。した
がって、前記所定期間をあまりに長期間にすると、割引
販売価格の確定とこれに基づく商品代金の決済が大幅に
遅れることになる。また、例えばクレジット取引におい
て、決済は通常1ヶ月毎の所定日に行われることが多
い。
【0038】したがって、前記の所定期間を月単位の期
間とすれば、前記割引販売価を比較的早期に確定するこ
とができるとともに、前記割引販売価格の確定と例えば
クレジット取引の決済とを同期させることができる。
【0039】これにより、商品の購入者は、前記所定期
間の把握が容易になる。また、購入者による支払いがク
レジットカードにて行われた場合や、本システムの管理
者が例えばクレジット取引業者である場合に、そのクレ
ジット取引業者や販売店は販売数量の集計処理や、前記
割引販売価格の確定に関する処理手続きを簡略化するこ
とができ、本システムの運営が容易となる。
【0040】上記の割引販売システムは、前記の加盟店
が加盟する会が、クレジット販売業者によるクレジット
販売のためのものである構成としてもよい。
【0041】上記の構成によれば、クレジット取引業者
は、会員のクレジット取引促進により、加盟店や会員か
ら徴収する各種手数料や金利などの収入を増加させるこ
とができる。また、会員には、割引販売の利益を受ける
ための特別な手続きは何ら必要とされないため、会員へ
の利益還元が容易になる。
【0042】上記の割引販売システムは、前記の加盟店
が加盟する会が、クレジット販売業者によるクレジット
販売のためのものであり、前記の購入情報入力手段が、
前記会員を特定するID識別手段を備えるとともに、少
なくとも前記割引販売価格計算手段と前記請求金額決定
手段とがクレジット販売業者にて管理され、前記購入情
報入力手段が、前記ID識別手段から得られたID情報
を、前記ネットワークを介して前記割引販売価格計算手
段に送信する構成としてもよい。
【0043】上記の構成において、ID識別手段とは、
各会員にあらかじめ発行されたID番号やパスワードを
認識することによって、上記会員を特定する手段をい
う。上記の構成によれば、上記会員を特定することによ
って、各会員の前記割引販売価格が確実に算出される。
また、加盟店が例えばネットワークを通じてアクセスさ
れるバーチャルショップである場合、会員とクレジット
取引業者は、上記ID番号やパスワードを交信すること
によって、ネットワーク上での商品代金の決済を行うこ
とができる。
【0044】上記の割引販売システムは、前記の割引販
売価格計算手段が、前記加盟店毎の累積販売量に基づ
き、前記加盟店毎における前記商品の割引販売価格を計
算するものであり、前記の割引販売価格公表手段が、各
加盟店についての前記割引販売価格を公表する構成とし
てもよい。
【0045】これにより、商品を購入しようとする会員
は、各加盟店についての商品の割引販売価格を確認する
ことにより、割引販売価格の低い加盟店から商品を購入
することができる。また、会員は、複数の加盟店におけ
る割引販売価格を総合的に判断することにより、他の会
員の加盟店選択状況や商品購入状況を知ることができる
ため、商品の購入タイミングや最終的な割引価格に関す
る高度な判断を行うことが可能となる。また、加盟店に
おいては、営業努力により商品の販売数量を延ばし、利
益を増加させることができる。
【0046】上記の割引販売システムは、前記割引販売
価格公表手段が、さらに、同一商品についての過去の購
入実績情報と過去の割引販売価格との少なくとも一方を
公表する構成としてもよい。
【0047】上記の構成によれば、商品を購入しようと
する消費者は、過去の購入実績情報と過去の割引販売価
格との少なくとも一方を考慮することによって、現在あ
るいは将来における商品の販売数量やこれに基づく割引
金額の推移や動向を予測することが容易となる。
【0048】本発明の割引販売方法は、同一商品につい
ての全購入者による累積購入量に基づいて、前記商品の
割引販売価格を計算し、この割引販売価格に基づいて、
前記商品の購入者に対する前記商品分についての請求金
額を決定するこれら一連の処理をコンピュータが行うこ
とを特徴としている。
【0049】上記の構成によれば、商品の例えば個人の
購入者に対する請求金額は、その商品の通常価格ではな
く、その商品についての全購入者による累積購入量に基
づいて決定された割引販売価格となる。これにより、個
人であっても、団体による大量購入時における団体割引
価格に相当する安い価格にて商品を購入することができ
る。
【0050】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0051】本発明の割引販売方法は、同一商品につい
ての全購入者による累積購入量に基づいて、前記商品の
割引販売価格を計算するとともに、この割引販売価格を
公表するこれら一連の処理をコンピュータが行うことを
特徴としている。
【0052】上記の構成によれば、商品を購入しようと
する消費者は、商品の公表された割引販売価格を確認し
た後、その商品を販売する商店に実際に出向き、あるい
はその商店が例えばインターネット上において開設する
バーチャルショップにおいて商品を購入することができ
る。
【0053】この場合、商品の例えば個人の購入者に対
する販売価格は、その商品の通常価格ではなく、その商
品についての全購入者による累積購入量に基づいて決定
された割引販売価格となる。これにより、個人であって
も、団体による大量購入時における団体割引価格に相当
する安い価格にて商品を購入することができる。
【0054】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0055】本発明の割引販売方法は、各加盟点での同
一商品についての、加盟店が加盟する会の全会員による
累積購入量に基づいて、前記商品の割引販売価格を計算
し、この割引販売価格に基づき、前記商品を購入した会
員に対する前記商品分についての請求金額を決定する一
方、前記割引販売価格を公表するこれら一連の処理をコ
ンピュータが行うことを特徴としている。
【0056】上記の構成によれば、商品を購入しようと
する消費者は、商品の公表された割引販売価格を確認し
た後、その商品を販売する商店に実際に出向き、あるい
はその商店が例えばインターネット上において開設する
バーチャルショップにおいて商品を購入することができ
る。
【0057】この場合、商品の例えば個人の購入者に対
する請求金額は、その商品の通常価格ではなく、その商
品についての全購入者による累積購入量に基づいて決定
された割引販売価格となる。これにより、個人であって
も、団体による大量購入時における団体割引価格に相当
する安い価格にて商品を購入することができる。
【0058】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0059】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図10に基づいて以下に説明する。図2は、本発明の
実施の一形態における割引販売システムの概略構成を示
す説明図である。
【0060】本実施の形態において、割引販売システム
の運営には、同図に示すように、商品の割引情報を提供
する情報提供業者A(クレジット取引業者)、情報提供
業者Aから上記割引情報の提供を受ける会員B、商品を
販売する加盟店C、会員Bが預金口座を有する金融機関
Dが関わる。
【0061】情報提供業者Aはネットワークサーバであ
る割引情報サーバ1を有し、会員Bは情報端末としての
会員PC(パーソナルコンピュータ)3を有し、加盟店
Cはネットワークサーバである加盟店サーバ(購入情報
入力手段)2を有し、金融機関Dはネットワークサーバ
である金融機関サーバ4を有する。これら割引情報サー
バ1、加盟店サーバ2、会員PC3および金融機関サー
バ4は、ネットワーク5を介して接続されている。ま
た、会員Bは、料金支払い手段となるカード6、例えば
クレジットカードを所有する。さらに、会員Bは、上記
会員PC3に代えて、ネットワーク5に接続可能な携帯
端末7を所有していてもよい。
【0062】なお、本割引販売システムでは、ネットワ
ーク5の形態を特に限定するものではなく、有線、無線
を問わず、インターネット、ローカルエリアネットワー
クなど、通信ネットワーク一般を採用することができ
る。ここではインターネットを例に挙げて説明する。ま
た、図1では、会員Bおよび加盟店Cを僅かな数だけ示
しているが、これら会員Bおよび加盟店Cは、情報提供
業者Aを介して、例えば商品のクレジット取引を行う者
であり、それぞれ多数存在する。
【0063】上記の割引情報サーバ1(送信装置)は、
図3に示すように、CPU(CentralProcessing Unit)
11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Rand
om Access Memory)13、期間管理部14、広告情報管
理部15、割引情報管理部16、購入情報管理部17、
割引金額演算部(割引金額計算手段、請求金額決定手
段)18および通信制御部(割引販売価格公表手段)1
9を備えている。
【0064】CPU11は、これに接続されている上記
の他の機能部を制御する。ROM12は、CPU11の
制御プログラムを記憶している。RAM13はCPU1
1が制御動作を行う際の記憶領域となる。期間管理部1
4は、割引金額演算部18が割引金額の演算処理を行う
サイクルとなる所定の期間を管理する。広告情報管理部
15は、割引情報サーバ1がウェブサイトにおいて表示
する広告情報を管理する。割引情報管理部16は、各加
盟店Cが販売する商品の割引情報データを管理する。購
入情報管理部17は、会員Bによる過去および現時点に
おける加盟店Cでの商品購入状況に関するデータを管理
する。割引金額演算部18は、加盟店Cが販売する商品
の割引率や割り引いた値段を、所定の規則に基づいて算
出し、割引情報データとして提供する。通信制御部19
は、ネットワーク5を介して各種データの送受信を行
う。
【0065】加盟店サーバ2は、図4に示すように、C
PU21、ROM22、RAM23、表示部24、入力
部25および通信制御部26を備えている。
【0066】CPU21は、これに接続されている上記
の他の機能部を制御する。ROM22は、CPU21の
制御プログラムを記憶している。RAM23はCPU2
1が制御動作を行う際の記憶領域となる。表示部24
は、液晶画面からなり、CPU21の制御に基づき各種
情報を表示する。入力部25は、各種操作キーやスイッ
チなどからなる。通信制御部26は、ネットワーク5を
介してデータの送受信を行う。
【0067】また、加盟店サーバ2にはカードI/F
(インターフェース)部27が接続されている。このカ
ードI/F部27は、カード6、例えばICカードから
なる例えばクレジットカードの読み取りおよび書き込み
を行うための端末装置である。
【0068】会員PC3は、図5に示すように、前記加
盟店サーバ2と同様に、CPU31、ROM32、RA
M33、表示部34、入力部35および通信制御部36
を備えている。なお、この会員PC3には、前記カード
I/F部27を接続することも可能である。
【0069】CPU31は、これに接続されている上記
の他の機能部を制御する。ROM32は、CPU31の
制御プログラムを記憶している。RAM33はCPU3
1が制御動作を行う際の記憶領域となる。表示部34
は、液晶画面からなり、CPU31の制御に基づき各種
情報を表示する。入力部35は、各種操作キーやスイッ
チなどからなる。通信制御部36は、ネットワーク5を
介してデータの送受信を行う。
【0070】前記の割引情報サーバ1は、インターネッ
トであるネットワーク5を通じて、いわゆるウェブサイ
トを開設している。このウェブサイトは会員Bを含む不
特定の消費者に商品の割引情報を提供する。具体的には
例えば図6ないし図8に示される情報を提示する。以
下、これらの情報について順次説明する。
【0071】図6は、加盟店Cである各種遊園地の入園
料に関する今月の割引情報を提示するリストである。即
ち、ここでは、加盟店Cが販売する商品を、その加盟店
Cである遊園地の入園券としている。
【0072】上記リストは、左端から「地域」、「名
称」、「定価」、全ての会員Bによる今月の利用回数を
示す「今月利用状況」、この利用回数に応じて上記定価
から割り引かれた後の価格を示す「割引後価格」、定価
に対して何%の割引が行われるかを示す「割引率」の各
欄から構成されている。上記各欄に対して、奈良県と大
阪府に所在する遊園地「奈良 夢ランド」「奈良池 遊
園地」「奈良山 遊園地」「大阪 夢ランド」「大阪池
遊園地」「大阪山 遊園地」に関する情報が上から順
に記載されている。
【0073】「奈良 夢ランド」を例に挙げて説明すれ
ば、上記「地域」欄には奈良、上記「定価」欄には10
00円、上記「今月利用状況」欄には100件、上記
「割引後価格」には800円、上記「割引率」には20
%と記載されている。すなわち、「奈良 夢ランド」は
奈良県に所在し、入園料の定価は1000円であり、全
ての会員Bによる今月の利用回数はのべ100件であ
り、割引後の入園料は800円であり、定価に対する割
引金額の比率は、(1000−800)÷1000=2
0%である。
【0074】なお、「今月利用状況」「割引後価格」
「割引率」の各欄には〔〕内に、そのデータが有効な日
付が記載されている。
【0075】また、名称欄の末尾の「map」ボタンを
クリックすれば、その遊園地の住所や、そこへ行くため
の交通機関等の情報が表示されるようになっている。ま
た、この割引情報の画面の最上部右側には、割引情報の
選択項目41が表示されている。この選択項目41が会
員PC3において入力部35により例えばクリックされ
ると、画面がその割引情報のものに切り替わる。さら
に、割引情報リスト画面の最下部には、広告情報管理部
15によって管理される広告情報42が表示されてい
る。
【0076】図7は、図6に示した加盟店Cである各種
遊園地の入園料に関する過去(先月)の割引情報を提示
するリストである。このリストには、図6に示した「今
月利用状況」「割引後価格」に代えて、「先月利用状
況」「先月最終価格」が示されている。
【0077】図8は、会員Bによる入園券の購入数と加
盟店Cによる会員Bへの入園券の販売価格との関係を示
すグラフである。このグラフにより会員Bによる入園券
の購入者数(累積購入券数)が増えるほど、入園券の販
売価格が通常料金の1000円から低下していくように
設定されている様子が分かる。なお、ここでは、最低販
売価格が400円に設定されている。
【0078】上記の構成において、まず、割引情報サー
バ1での会員Bによる商品の購入数のカウント処理を、
図9のフローチャートに基づいて説明する。
【0079】割引情報サーバ1は、ネットワーク5を介
して、各加盟店Cの加盟店サーバ2から、各加盟店Cで
の会員Bによる各商品についての商品購入情報を受け取
る(S31)。この商品購入情報は、加盟店Cから見れ
ば商品販売情報に相当するものであり、会員Bによる各
商品の購入数や購入日を示すものである。
【0080】このために、加盟店サーバ2は、商品を販
売する毎に、1日毎に、週毎にあるいは月毎にといった
適当な周期で、上記の商品購入情報を割引情報サーバ1
に送信する。
【0081】割引情報サーバ1では、加盟店サーバ2か
ら商品購入情報を受け取ると、購入情報管理部17が、
購入された商品の数量の合計を更新する(S32)。こ
のために、購入情報管理部17は、各加盟店Cの各商品
毎の商品購入情報、例えば毎日の商品購入数や、会員B
による商品の累積購入数を記憶している。
【0082】次に、割引情報サーバ1での商品の割引金
額の算出処理を、図10のフローチャートに基づいて説
明する。
【0083】割引情報サーバ1では、期間管理部14が
所定期間(例えば月単位)が経過したか否かについて監
視する(S41)。
【0084】S41において所定期間が経過すると、C
PU11は、購入情報管理部17に記憶されている上記
所定期間分の商品購入情報、即ち会員Bによる商品の購
入数量情報(例えば合計値)を割引金額演算部18に送
る(S42)。
【0085】割引金額演算部18では、購入情報管理部
17から得られた商品購入情報に基づいて、各加盟店C
の各商品についての割引金額を算出し、割引後の販売金
額を決定する(S43)。この割引金額(販売金額)
は、割引情報として割引情報管理部16に管理される。
【0086】次に、本実施の形態の割引販売システムで
の一連の処理を図1に基づいて説明する。前述のよう
に、情報提供業者Aの割引情報サーバ1が開設するウェ
ブサイト(ホームページ)には、各加盟店Cでの会員B
(全会員)による各商品についての現在の購入情報(購
入状況)、およびそれら各商品についての現在の割引金
額(割引後の販売金額)が例えば図6に示したように提
供されている。また、過去の割引情報および割引金額の
算出方法についての情報が、それぞれ例えば図7および
図8に示したように提供されている。
【0087】会員Bは、本システムを利用して商品を購
入する場合、まず、上記ウェブサイトに、会員PC3に
よりネットワーク5を通じてアクセスし(S1)、各加
盟店Cにおける現在の割引情報を入手する(S2)。な
お、この際には、必要に応じて過去の割引情報および割
引金額の算出方法も入手する。
【0088】次に、会員Bは、上記割引情報に基づき、
商品を購入する加盟店Cを決定し、加盟店Cに対して商
品の購入を申し込む(S3)。
【0089】上記申し込みは、加盟店Cに出向いて直接
行うことができる。この場合には、情報提供業者A、例
えばクレジットカード会社が会員Bに対して発行するカ
ード、例えばクレジットカードを直接提示して購入代金
の支払いを行うことができる。また、この場合には、本
人であることを証明するためにID番号を入力するよう
にしてもよい。このID番号は、個人を認識するために
カード毎に付与される番号である。
【0090】また、上記申し込みは、加盟店Cの加盟店
サーバ2がネットワーク5上にバーチャルショップを開
設している場合、そのバーチャルショップに対し、会員
PC3を通じて行うことができる。この場合には、情報
提供業者A、例えばクレジットカード会社が会員Bに対
して発行するカード、例えばクレジットカードのID番
号をカードの代わりに用いることにより、ネットワーク
上にて支払いを行うことができる。
【0091】また、上記の両方の場合において、ID番
号とともに専用パスワード等も入力するようにすれば、
カード所有者本人であることの認識精度を一層向上する
ことができる。なお、会員BがS3において商品の購入
を申し込む際には、購入代金の支払い方法を一括払い、
分割払いなどから選択できる。
【0092】次に、加盟店Cの加盟店サーバ2は、会員
Bからカード6による商品購入の申し込みを受けると、
会員Bの身元照会のために、カード6に格納されている
情報を情報提供業者Aの割引情報サーバ1にネットワー
ク5を介して送信する(S4)。
【0093】これを受けた割引情報サーバ1は、カード
6による購入限度額と今回購入される商品の購入価格と
に基づいて審査を行う。この審査の結果、カード6を使
用可能であれば、割引情報サーバ1は加盟店サーバ2に
対し、ネットワーク5を介してカード6使用の承認を通
知する(S5)。
【0094】次に、加盟店サーバ2が割引情報サーバ1
からの上記承認を受信すると、加盟店Cは会員Bに商品
を引き渡す(S6)。その後、加盟店C側での加盟店サ
ーバ2への操作に基づき、加盟店サーバ2から割引情報
サーバ1へ、会員Bに対して商品の販売が行われたこと
が通知される(S7)。
【0095】会員Bへの商品の上記引き渡しは、商品の
購入が加盟店Cにて行われた場合、その場で行われる。
一方、商品の購入がバーチャルショップにて行われた場
合、商品の形態に応じて、宅配(郵送や運送業者による
配達)あるいはネットワーク5を通じて行われる。
【0096】ネットワーク5を通じて商品を提供する手
法の一例としては、特開平8−110923号公報に記
載されているように、会員B(個人)が所有するカード
6に、ネットワーク5を通じてコンサートあるいは飛行
機や航空機のチケット、遊園地のチケットなどのチケッ
ト情報をダウンロードし、そのカード6をチケットの代
わりとして利用するものがある。
【0097】上記S7における加盟店サーバ2から割引
情報サーバ1への販売通知の際には、例えばこれと同時
に、会員Bによる商品購入情報が割引情報サーバ1に供
給される。商品購入情報を受けた割引情報サーバ1は、
図9において前述したように、購入状況のカウント処理
を行う。その後、割引情報サーバ1は、図10において
前述した先の割引金額の算出処理から所定期間が経過し
たときに、再度この割引金額の算出処理を行う(S
8)。
【0098】なお、S8の処理を行ったとき、割引情報
サーバ1は、加盟店サーバ2に対して、所定期間におけ
る全会員Bによる購入状況とそれにより決定した割引金
額とについての情報を電子メールなどにより通知するよ
うにしてもよい。
【0099】商品の販売価格についての割引金額は、図
10に示したように、その計算方法において、前述した
購入代金の一括払いや分割払いなどの支払い方法とは関
係がなく、あくまでも各加盟店C毎に設定されている所
定期間毎の締め(締め日)に基づいて決定される。本シ
ステムにおいてこの所定期間を月単位の期間(例えば1
カ月)に設定している。これは、本システムでは、先に
購入した会員Bの情報に基づいて他の会員Bが商品を購
入するようになっており、必要以上に期間が長いと、先
に購入した会員Bに対する割引金額の設定が遅くなり、
結果として加盟店Cへの購入代金の支払いが遅くなって
しまう点を考慮してのものである。
【0100】即ち、従来、クレジットカードを使用した
購入代金の清算は、月毎の所定日に行われている。した
がって、全ての会員Bに対する処理を考えた場合、所定
期間を月単位の期間に設定することにより、購入代金支
払いのタイミングをより適切に設定することが可能とな
る。
【0101】次に、割引情報サーバ1は、加盟店Cへの
割引後の販売価格、即ち最終購入代金についての立て替
え払いのデータを金融機関Dが所有する金融機関サーバ
4へ送信する(S9)。
【0102】つぎに、金融機関サーバ4(金融機関D)
は、上記データを受信すると、加盟店Cの口座に対して
前記最終購入代金の振り込みを行う(S10)。なお、
金融機関Dが例えばネットワークバンキングに対応する
ものである場合、S10において、ネットワーク5を介
してオンライン振り込みが可能である。
【0103】次に、割引情報サーバ1は、会員PC3に
対し、支払い請求金額として、前記最終購入代金に例え
ば金利手数料を加えた金額を請求する旨のデータを例え
ば電子メールにより送信する(S11)。さらに、割引
情報サーバ1は、金融機関サーバ4に対し、会員Bの口
座からの支払い請求金額の引き落としデータを送信する
(S12)。
【0104】なお、会員Bは、上記支払い請求金額につ
いては、S11において送信される請求データにより初
めて知ることになる。この事態を避けるために、割引情
報サーバ1は、割引情報を提供するウェブサイトにおい
て、上記支払い請求金額を確認できるようにしておいて
もよい。
【0105】次に、金融機関サーバ4は、会員Bの口座
から上記支払い請求金額を引き落とし、その金額を情報
提供業者Aの口座へ振り込む(S13)。この引き落と
し結果について、金融機関サーバ4は割引情報サーバ1
に例えば電子メールにより通知する。
【0106】なお、S12、S13の処理は、金融機関
Dがネットワークバンキングに対応するものである場
合、直接ネットワーク上で処理可能である。
【0107】また、割引情報サーバ1が開設するウェブ
サイトの割引情報画面には、広告情報管理部15により
図6に示したように広告情報42が表示されている。そ
こで、その広告情報42を会員Bが見たとき、即ち会員
Bが広告情報42をクリックしてその詳細内容を見たと
きには、商品を購入した場合の割引金額がさらに大きく
なるようにしてもよい。この場合の割り増しした割引分
は、例えば広告情報42の広告主が負担する。
【0108】また、情報提供業者Aがコンビニエンスス
トア等にネットワークと接続された割引情報提供用端末
装置、例えば専用端末装置を設置し、この割引情報提供
用端末装置を使用して、会員Bが割引情報を閲覧し、か
つ加盟店サーバ2と通信を行い、商品を購入できるよう
にしてもよい。さらに、割引情報サーバ1から会員Bが
所有する携帯電話等の携帯端末7に対して割引情報を提
供しても構わない。
【0109】なお、本実施の形態においては、情報提供
業者Aと金融機関Dとが別のものである場合について説
明したが、例えば金融機関Dが情報提供業者Aを兼ねて
いてもよい。この場合、金融機関サーバ4が割引情報サ
ーバ1を兼用する。
【0110】また、本実施の形態においては、例えばク
レジット取引業者が管理する割引販売システムについて
示し、クレジット取引の会員が商品を購入する場合につ
いて説明している。しかしながら、商品の購入者は、特
に何らかの会の会員である必要はなく、単なる一消費者
であってもよい。
【0111】また、商品の購入料金の清算は、クレジッ
トカードによる場合ばかりでなく、例えば現金払いによ
り行われてもよい。この場合において、商品の購入後に
割引販売価格(最終購入価格)が決定される場合には、
例えば銀行振込などにより、後で割引分の払い戻しを受
ける構成であってもよい。あるいは、料金の支払いを割
引販売価格の決定後に行う構成であってもよい。
【0112】また、割引販売価格は、商品の購入時を含
む所定期間内に決定される構成ばかりでなく、購入時に
はそれまでの商品販売量に基づいて予め決定されている
構成であってもよい。
【0113】また、本システムの管理者は、前記クレジ
ット取引業者に限らず、例えば商品の販売者等、商品の
提供側の者であってもよい。
【0114】
【発明の効果】以上のように、本発明の割引販売システ
ムは、本発明の割引販売システムは、商品の購入された
量を示す商品購入情報を入力するための購入情報入力手
段、例えば加盟店サーバあるいは割引販売価格計算手段
(割引情報サーバ)に接続されたキーボード等の入力手
段と、前記商品購入情報から得られた同一商品について
の全購入者による累積購入量に基づいて、前記商品の割
引販売価格を計算する割引販売価格計算手段、例えば割
引情報サーバと、前記割引販売価格に基づいて、前記商
品の購入者に対する前記商品分についての請求金額を決
定する請求金額決定手段、例えば割引情報サーバとを備
えている構成である。
【0115】これにより、商品の例えば個人の購入者に
対する請求金額は、その商品の通常価格ではなく、その
商品についての全購入者による累積購入量に基づいて決
定された割引販売価格となる。これにより、個人であっ
ても、団体による大量購入時における団体割引価格に相
当する安い価格にて商品を購入することができる。
【0116】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0117】本発明の割引販売システムは、商品の購入
された量を示す商品購入情報を入力するための購入情報
入力手段、例えば加盟店サーバあるいは割引販売価格計
算手段(割引情報サーバ)に接続されたキーボード等の
入力手段と、前記商品購入情報から得られた同一商品に
ついての全購入者による累積購入量に基づいて、前記商
品の割引販売価格を計算する割引販売価格計算手段、例
えば割引情報サーバと、前記割引販売価格を公表する割
引販売価格公表手段、例えば割引情報サーバとを備えて
いる構成である。
【0118】これにより、商品を購入しようとする消費
者は、商品の公表された割引販売価格を確認した後、そ
の商品を販売する商店に実際に出向き、あるいはその商
店が例えばインターネット上において開設するバーチャ
ルショップにおいて商品を購入することができる。
【0119】この場合、商品の例えば個人の購入者に対
する販売価格は、その商品の通常価格ではなく、その商
品についての全購入者による累積購入量に基づいて決定
された割引販売価格となる。これにより、個人であって
も、団体による大量購入時における団体割引価格に相当
する安い価格にて商品を購入することができる。
【0120】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0121】上記の割引販売システムは、前記の商品が
加盟店にて販売され、前記累積購入量を求める上での全
購入者が、前記加盟店が加盟する会の会員のうちの全購
入者である構成としてもよい。
【0122】上記のような加盟店と会員とによる販売お
よび購入の形態を採用することにより、本システムによ
る商品の販売形態の運営および管理が容易となる。
【0123】本発明の割引販売システムは、各加盟店で
の商品の購入された量を示す商品購入情報を入力するた
めの購入情報入力手段、例えば加盟店サーバあるいは割
引販売価格計算手段(割引情報サーバ)に接続されたキ
ーボード等の入力手段と、前記商品購入情報から得られ
た同一商品についての、前記加盟店が加盟する会の全会
員による累積購入量に基づいて、前記商品の割引販売価
格を計算する割引販売価格計算手段、例えば割引情報サ
ーバと、前記割引販売価格に基づき、前記商品を購入し
た会員に対する前記商品分についての請求金額を決定す
る請求金額決定手段、例えば割引情報サーバと、前記割
引販売価格を公表する割引販売価格公表手段、例えば割
引情報サーバとを備えている構成である。
【0124】これにより、商品を購入しようとする消費
者は、商品の公表された割引販売価格を確認した後、そ
の商品を販売する商店に実際に出向き、あるいはその商
店が例えばインターネット上において開設するバーチャ
ルショップにおいて商品を購入することができる。
【0125】この場合、商品の例えば個人の購入者に対
する請求金額は、その商品の通常価格ではなく、その商
品についての全購入者による累積購入量に基づいて決定
された割引販売価格となる。これにより、個人であって
も、団体による大量購入時における団体割引価格に相当
する安い価格にて商品を購入することができる。
【0126】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0127】上記の割引販売システムは、前記の割引販
売価格計算手段が、前記加盟店毎の累積販売量に基づ
き、前記加盟店毎における前記商品の割引販売価格を計
算するものである構成としてもよい。
【0128】これにより、商品を購入しようとする消費
者は、割引販売価格の低い加盟店から商品を購入するこ
とができる。また、加盟店においては、営業努力により
商品の販売数量を延ばし、利益を増加させることができ
る。
【0129】上記の割引販売システムは、前記の購入情
報入力手段が商品を販売する販売店に備えられ、この購
入情報入力手段と前記割引販売価格計算手段とがネット
ワークを介して接続されている構成としてもよい。
【0130】上記の構成によれば、割引販売価格計算手
段と販売店に備えられた購入情報入力手段との間の情報
のやり取りが容易であるとともに、販売店側からの商品
購入情報の入力が容易である。
【0131】上記の割引販売システムは、前記の購入情
報入力手段が商品を販売する販売店に備えられ、この購
入情報入力手段と前記割引販売価格計算手段とがネット
ワークを介して接続され、前記割引販売価格公表手段が
前記割引販売価格をネットワークを通じて公表する構成
としてもよい。
【0132】上記の構成によれば、割引販売価格計算手
段と販売店に備えられた購入情報入力手段との間の情報
のやり取りが容易であるとともに、販売店側からの商品
購入情報の入力が容易である。また、商品の割引販売価
格がネットワーク上、例えばインターネット上に公表さ
れることにより、商品を購入しようとする消費者は、商
品の割引販売価格を容易に入手することができる。
【0133】上記の割引販売システムは、前記の割引販
売価格計算手段が、所定の期間内における前記商品の前
記累積購入量に基づいて、前記商品の割引販売価格を計
算する構成としてもよい。
【0134】上記の構成によれば、所定の期間内におけ
る商品の累積購入量に基づいて商品の割引販売価格が決
定されるため、商品を購入しようとする消費者は、上記
期間と、商品の販売状況(購入状況)に関する情報など
を勘案して、商品を購入するタイミングを決定すること
ができる。例えば、遊園地の入場チケットを購入して入
園する場合に、消費者は、価格が有利になる時期を検討
して、上記遊園地へ出かける日時を設定することが可能
になる。
【0135】また、消費者の商品購入時における同一商
品の販売数量(購入数量)ではなく、所定期間内の累積
販売量(総販売数量)に応じて、割引販売価格が決定さ
れるため、購入時以降に上記商品の販売数量が急激に増
加した場合であっても、上記所定期間内に上記商品を購
入した各購入者に適用する割引販売価格は同一であり、
商品購入タイミングのわずかな違いによって、購入者間
の不公平感が生じることを回避することができる。
【0136】上記の割引販売システムは、前記の所定の
期間が月単位の期間である構成としてもよい。
【0137】上記のように、所定期間を月単位の期間と
すれば、前記割引販売価を比較的早期に確定することが
できるとともに、前記割引販売価格の確定と例えばクレ
ジット取引の決済とを同期させることができる。
【0138】これにより、商品の購入者は、前記所定期
間の把握が容易になる。また、購入者による支払いがク
レジットカードにて行われた場合や、本システムの管理
者が例えばクレジット取引業者である場合に、そのクレ
ジット取引業者や販売店は販売数量の集計処理や、前記
割引販売価格の確定に関する処理手続きを簡略化するこ
とができ、本システムの運営が容易となる。
【0139】上記の割引販売システムは、前記の加盟店
が加盟する会が、クレジット販売業者によるクレジット
販売のためのものである構成としてもよい。
【0140】上記の構成によれば、クレジット取引業者
は、会員のクレジット取引促進により、加盟店や会員か
ら徴収する各種手数料や金利などの収入を増加させるこ
とができる。また、会員には、割引販売の利益を受ける
ための特別な手続きは何ら必要とされないため、会員へ
の利益還元が容易になる。
【0141】上記の割引販売システムは、前記の加盟店
が加盟する会が、クレジット販売業者によるクレジット
販売のためのものであり、前記の購入情報入力手段が、
前記会員を特定するID識別手段を備えるとともに、少
なくとも前記割引販売価格計算手段と前記請求金額決定
手段とがクレジット販売業者にて管理され、前記購入情
報入力手段が、前記ID識別手段から得られたID情報
を、前記ネットワークを介して前記割引販売価格計算手
段に送信する構成としてもよい。
【0142】上記の構成によれば、上記会員を特定する
ことによって、各会員の前記割引販売価格が確実に算出
される。また、加盟店が例えばネットワークを通じてア
クセスされるバーチャルショップである場合、会員とク
レジット取引業者は、上記ID番号やパスワードを交信
することによって、ネットワーク上での商品代金の決済
を行うことができる。
【0143】上記の割引販売システムは、前記の割引販
売価格計算手段が、前記加盟店毎の累積販売量に基づ
き、前記加盟店毎における前記商品の割引販売価格を計
算するものであり、前記の割引販売価格公表手段が、各
加盟店についての前記割引販売価格を公表する構成とし
てもよい。
【0144】これにより、商品を購入しようとする会員
は、各加盟店についての商品の割引販売価格を確認する
ことにより、割引販売価格の低い加盟店から商品を購入
することができる。また、会員は、複数の加盟店におけ
る割引販売価格を総合的に判断することにより、他の会
員の加盟店選択状況や商品購入状況を知ることができる
ため、商品の購入タイミングや最終的な割引価格に関す
る高度な判断を行うことが可能となる。また、加盟店に
おいては、営業努力により商品の販売数量を延ばし、利
益を増加させることができる。
【0145】上記の割引販売システムは、前記割引販売
価格公表手段が、さらに、同一商品についての過去の購
入実績情報と過去の割引販売価格との少なくとも一方を
公表する構成としてもよい。
【0146】上記の構成によれば、商品を購入しようと
する消費者は、過去の購入実績情報と過去の割引販売価
格との少なくとも一方を考慮することによって、現在あ
るいは将来における商品の販売数量やこれに基づく割引
金額の推移や動向を予測することが容易となる。
【0147】本発明の割引販売方法は、同一商品につい
ての全購入者による累積購入量に基づいて、前記商品の
割引販売価格を計算し、この割引販売価格に基づいて、
前記商品の購入者に対する前記商品分についての請求金
額を決定するこれら一連の処理をコンピュータが行う構
成である。
【0148】これにより、商品の例えば個人の購入者に
対する請求金額は、その商品の通常価格ではなく、その
商品についての全購入者による累積購入量に基づいて決
定された割引販売価格となる。これにより、個人であっ
ても、団体による大量購入時における団体割引価格に相
当する安い価格にて商品を購入することができる。
【0149】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0150】本発明の割引販売方法は、同一商品につい
ての全購入者による累積購入量に基づいて、前記商品の
割引販売価格を計算するとともに、この割引販売価格を
公表するこれら一連の処理をコンピュータが行う構成で
ある。
【0151】これにより、商品を購入しようとする消費
者は、商品の公表された割引販売価格を確認した後、そ
の商品を販売する商店に実際に出向き、あるいはその商
店が例えばインターネット上において開設するバーチャ
ルショップにおいて商品を購入することができる。
【0152】この場合、商品の例えば個人の購入者に対
する販売価格は、その商品の通常価格ではなく、その商
品についての全購入者による累積購入量に基づいて決定
された割引販売価格となる。これにより、個人であって
も、団体による大量購入時における団体割引価格に相当
する安い価格にて商品を購入することができる。
【0153】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【0154】本発明の割引販売方法は、各加盟点での同
一商品についての、加盟店が加盟する会の全会員による
累積購入量に基づいて、前記商品の割引販売価格を計算
し、この割引販売価格に基づき、前記商品を購入した会
員に対する前記商品分についての請求金額を決定する一
方、前記割引販売価格を公表するこれら一連の処理をコ
ンピュータが行う構成である。
【0155】これにより、商品を購入しようとする消費
者は、商品の公表された割引販売価格を確認した後、そ
の商品を販売する商店に実際に出向き、あるいはその商
店が例えばインターネット上において開設するバーチャ
ルショップにおいて商品を購入することができる。
【0156】この場合、商品の例えば個人の購入者に対
する請求金額は、その商品の通常価格ではなく、その商
品についての全購入者による累積購入量に基づいて決定
された割引販売価格となる。これにより、個人であって
も、団体による大量購入時における団体割引価格に相当
する安い価格にて商品を購入することができる。
【0157】一方、商品の例えば販売店においては、一
律に商品の割引販売が行われるわけではなく、その商品
の累積購入量に基づいて、例えば累積購入量に割引率を
比例させることにより、割引販売価格が決定されるの
で、商品の割引率の増加とそれに伴う集客力の向上や販
売数量の増加、大量仕入による仕入れ価格の低下などの
相乗効果等により、十分に利益の確保が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における割引販売システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の一形態における割引販売システ
ムの概略構成を示す説明図である。
【図3】図2に示した割引情報サーバの構成を示す概略
のブロック図である。
【図4】図2に示した加盟店サーバの構成を示す概略の
ブロック図である。
【図5】図2に示した会員PCの構成を示す概略のブロ
ック図である。
【図6】図2に示した割引情報サーバが提供する割引情
報(今月の割引情報)の一例を示す説明図である。
【図7】図2に示した割引情報サーバが提供する割引情
報(過去の割引情報)の一例を示す説明図である。
【図8】図2に示した割引情報サーバが提供する割引情
報の計算方法の一例を示すグラフである。
【図9】図3に示した購入情報管理部が行う、会員によ
る商品の購入状況のカウント処理を示すフローチャート
である。
【図10】図3に示した割引金額演算部が行う、商品の
割引金額の演算処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 割引情報サーバ 2 加盟店サーバ(購入情報入力手段) 3 会員パーソナルコンピュータ 4 金融機関サーバ 5 ネットワーク 6 カード 7 携帯端末 14 期間管理部 15 広告情報管理部 16 割引情報管理部 17 購入情報管理部 18 割引金額演算部(割引販売価格計算手段、請求
金額決定手段) 19 通信制御部(割引販売価格公表手段)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の購入された量を示す商品購入情報を
    入力するための購入情報入力手段と、 前記商品購入情報から得られた同一商品についての全購
    入者による累積購入量に基づいて、前記商品の割引販売
    価格を計算する割引販売価格計算手段と、 前記割引販売価格に基づいて、前記商品の購入者に対す
    る前記商品分についての請求金額を決定する請求金額決
    定手段とを備えていることを特徴とする割引販売システ
    ム。
  2. 【請求項2】商品の購入された量を示す商品購入情報を
    入力するための購入情報入力手段と、 前記商品購入情報から得られた同一商品についての全購
    入者による累積購入量に基づいて、前記商品の割引販売
    価格を計算する割引販売価格計算手段と、 前記割引販売価格を公表する割引販売価格公表手段とを
    備えていることを特徴とする割引販売システム。
  3. 【請求項3】前記の商品は加盟店にて販売され、前記累
    積購入量を求める上での全購入者は、前記加盟店が加盟
    する会の会員のうちの全購入者であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の割引販売システム。
  4. 【請求項4】各加盟店での商品の購入された量を示す商
    品購入情報を入力するための購入情報入力手段と、 前記商品購入情報から得られた同一商品についての、前
    記加盟店が加盟する会の全会員による累積購入量に基づ
    いて、前記商品の割引販売価格を計算する割引販売価格
    計算手段と、 前記割引販売価格に基づき、前記商品を購入した会員に
    対する前記商品分についての請求金額を決定する請求金
    額決定手段と、 前記割引販売価格を公表する割引販売価格公表手段とを
    備えていることを特徴とする割引販売システム。
  5. 【請求項5】前記の割引販売価格計算手段は、前記加盟
    店毎の累積販売量に基づき、前記加盟店毎における前記
    商品の割引販売価格を計算するものであることを特徴と
    する請求項3または4に記載の割引販売システム。
  6. 【請求項6】前記の購入情報入力手段は商品を販売する
    販売店に備えられ、この購入情報入力手段と前記割引販
    売価格計算手段とがネットワークを介して接続されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の割引販売システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記の購入情報入力手段は商品を販売する
    販売店に備えられ、この購入情報入力手段と前記割引販
    売価格計算手段とがネットワークを介して接続され、前
    記割引販売価格公表手段が前記割引販売価格をネットワ
    ークを通じて公表するものであることを特徴とする請求
    項2または4に記載の割引販売システム。
  8. 【請求項8】前記の割引販売価格計算手段は、所定の期
    間内における前記商品の前記累積購入量に基づいて、前
    記商品の割引販売価格を計算するものであることを特徴
    とする請求項1、2または4に記載の割引販売システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記の所定の期間は月単位の期間であるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の割引販売システム。
  10. 【請求項10】前記の加盟店が加盟する会は、クレジッ
    ト販売業者によるクレジット販売のためのものであるこ
    とを特徴とする請求項3または4に記載の割引販売シス
    テム。
  11. 【請求項11】前記の加盟店が加盟する会は、クレジッ
    ト販売業者によるクレジット販売のためのものであり、
    前記の購入情報入力手段は、前記会員を特定するID識
    別手段を備えるとともに、少なくとも前記割引販売価格
    計算手段と前記請求金額決定手段とがクレジット販売業
    者にて管理され、前記購入情報入力手段は、前記ID識
    別手段から得られたID情報を、前記ネットワークを介
    して前記割引販売価格計算手段に送信するものであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の割引販売システム。
  12. 【請求項12】前記の割引販売価格計算手段は、前記加
    盟店毎の累積販売量に基づき、前記加盟店毎における前
    記商品の割引販売価格を計算するものであり、前記の割
    引販売価格公表手段は、各加盟店についての前記割引販
    売価格を公表するものであることを特徴とする請求項4
    に記載の割引販売システム。
  13. 【請求項13】前記割引販売価格公表手段は、さらに、
    同一商品についての過去の購入実績情報と過去の割引販
    売価格との少なくとも一方を公表するものであることを
    特徴とする請求項2または4に記載の割引販売システ
    ム。
  14. 【請求項14】同一商品についての全購入者による累積
    購入量に基づいて、前記商品の割引販売価格を計算し、
    この割引販売価格に基づいて、前記商品の購入者に対す
    る前記商品分についての請求金額を決定するこれら一連
    の処理をコンピュータが行うことを特徴とする割引販売
    方法。
  15. 【請求項15】同一商品についての全購入者による累積
    購入量に基づいて、前記商品の割引販売価格を計算する
    とともに、この割引販売価格を公表するこれら一連の処
    理をコンピュータが行うことを特徴とする割引販売方
    法。
  16. 【請求項16】各加盟点での同一商品についての、加盟
    店が加盟する会の全会員による累積購入量に基づいて、
    前記商品の割引販売価格を計算し、この割引販売価格に
    基づき、前記商品を購入した会員に対する前記商品分に
    ついての請求金額を決定する一方、前記割引販売価格を
    公表するこれら一連の処理をコンピュータが行うことを
    特徴とする割引販売方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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