JP5099864B2 - 商品販売システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばコンサート会場で販売されるアーティスト関連商品の販売を円滑に行なえるようにした商品販売システムに関する。更には、販売管理を一元的に行えるようにした商品販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばコンサート会場においては、当該コンサートを行っているアーティストに関連する多数の商品が販売される。例えば、当該アーティストのブロマイドやサイン色紙、当該アーティストが描かれたシャツ、当該アーティストを模した人形等が販売され、人気を博している。
【0003】
上述したような商品は、コンサート会場内外に設けられた販売ブースで販売されるのが一般的である。上記販売ブースには、多数の販売員が配置され、購入希望者に対し代金と引き換えに希望商品を渡すようにしている。上記販売ブースはコンサート開始前から営業を開始し、コンサート終了後も一定時間、販売するようにしている。勿論、コンサート中も販売している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の販売方法の場合、購入希望者はコンサートの開始前或いは終了後に上記販売ブースに殺到するため、希望商品を購入できない者が出現するのが常であった。すなわち、購入希望者は、コンサート中は当該アーティストの演奏等を聴くため販売ブースを訪れることは少ない。このため購入希望者は、コンサート開始前か或いはコンサート終了後の限られた時間内に上記販売ブースを訪れることになる。この結果、購入希望者によっては希望商品を購入できない場合が生じる。
【0005】
このように購入希望者が希望商品を購入できないことは、当該購入希望者にとって望ましいことではないばかりか、販売者側にとっても売上の好ましいことではない。
【0006】
しかも、上述したように限られた時間内に多数の購入希望者が殺到するため、販売員が渡すべき商品を間違えたり、つり銭を間違える等の悪影響も生じているのが現状である。
【0007】
更に、販売する者にとっては、商品の購入者に対して細やかなアフターサービスを行うこと等が、更なる販売実績を向上させる上で重要である。このために、販売者側ではコンピュータ装置等を用いて販売管理を行い、売れ行きの良い商品等に関する各種分析を行っている。しかしながら、上述したような販売形態の場合、上記販売管理を行うのに手間が嵩み、円滑で正確な販売管理及び分析を行うことが困難なものであった。また、上記販売管理のもととなる売上高等の集計作業の正確さは、これを行なう者の能力や熟練度に負うところが大きいため、毎回信頼できる集計が行なえる保証はなく、関係者からこれを改善できるシステムの開発が待たれていた。
【0008】
この発明に係る商品販売システムは、上述のような事情に鑑みて考えられたもので、上述したようなコンサート会場で販売されるアーティスト関連商品の販売において、購入希望者が確実に希望商品を購入でき、販売者にとっても売上の増大を見込め、更には正確な販売管理及び分析を行える商品販売システムを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、限られた時間内に商品の購入を希望する者が殺到する虞のある販売所において該商品を販売する場合に、商品の購入希望者は、上記限られた時間内以外の時間帯に予め該商品の代金を支払って販売者から当該商品の引換券を受け取り、上記販売所の開店時間内に上記引換券を該販売所に持ち込み、この引換券と購入した商品とを引き換える商品販売システムであって、上記引換券には、少なくとも上記商品を特定する符号が記されており、上記販売所には、上記符号を読み取り自在な読取装置を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
尚、上記読取装置としては、光学読取装置を採用できる。
【0011】
更には、上記限られた時間内以外の時間帯に、少なくとも上記引換券を発券自在な発券装置を有する販売員が上記購入を希望する者のもとに赴くようにすることもできる。
【0012】
更に、上記発券装置が、携帯可能な販売処理用コンピュータ装置とこの販売処理用コンピュータ装置に接続された印刷装置とを備えた構成を採用できる。
【0013】
また、上記読取装置によって読み取られた上記引換券に記された符号の内容を、別途設けた集計用コンピュータ装置に送信し、この集計用コンピュータ装置によって上記内容を集計及び加工並びに保存自在として商品の販売に係る管理自在とした構成を採用しても良い。
【0014】
更には、携帯可能な販売処理用コンピュータ装置とこの販売処理用コンピュータ装置に接続された印刷装置とを備えて成り、少なくとも上記引換券を発券自在な発券装置を有する販売員が、上記限られた時間内以外の時間帯に、前記購入を希望する者のもとに赴くものとし、且つ、上記販売員が引換券の発券に際して該コンピュータ装置から上記集計用コンピュータ装置に該符号の内容を送信し、この集計用コンピュータ装置によって上記内容を集計及び加工並びに保存自在として商品の販売に係る管理自在とした構成を採用することもできる。
【0015】
尚、上記販売処理用コンピュータ装置には光学読取装置が接続されており、且つ、上記販売員は、少なくとも商品を特定する符号を記したカタログを携帯しており、このカタログに記されている上記商品に係る情報を表す符号を上記光学読取装置によって読み取ることにより、上記集計用コンピュータ装置に該符号の内容を送信し、この集計用コンピュータ装置によって上記内容を集計及び加工並びに保存自在として商品の販売に係る管理自在としたこと構成とすることができる。
【0016】
また、上記集計用コンピュータ装置が記憶する商品の販売に係るデータは、その更新ごとに上記販売処理用コンピュータ装置に送信され、該販売処理用コンピュータ装置内の登録マスタデータを更新するようにしても良い。
【0017】
また、上述した目的を達成するため、会場内で販売されている商品を、この会場に入場するための入場券を利用して予約購入自在とした商品販売システムであって、上記入場券には、少なくとも該入場券の購入者を特定する符号が記されており、上記商品を販売する販売所には、上記符号を読み取り自在な読取装置が備えられており、この読取装置によって上記符号を読み取ることにより上記購入者を特定し、上記入場券の少なくとも上記符号を記した部分と予約購入した商品とを引き換えるようにしたことを特徴とするものである。
【0018】
このような構成において、上記入場券は、インターネットを介して販売されるものとしたり、販売された前記入場券は、当該購入者のもとに郵送等により送付されるものとすることができる。
【0019】
また、販売された前記入場券の使用される日が、該入場券の販売された日から一定期間内にある場合、この入場券を販売する者は当該購入者に上記入場券を送付するのに代えてインターネットを介して明細を送付し、この明細を有する者が当該購入者であるか否かを前記会場の入口でチェック可能とした構成を採用しても良い。
【0020】
更に、上記チェックは、上記明細に記されている、少なくとも購入者を特定する符号を、上記会場入口に設けられ、上記符号を読み取り自在な読取装置によって読み取り、上記入場券の購入に際して作成し記録している該購入者に関するデータベースを参照することで行なうようにすることができる。
【0021】
そして、上記販売所に備えられている読取装置として、光学読取装置とすることができる。また、上記会場入口に設けられる読取装置として、光学読取装置とすることができる。
【0022】
また、上記商品の予約購入は、インターネットを介して行なわれるものとすることができる。或いは、上記商品の予約購入は、上記会場内を巡回する販売員を介して行なわれるものとすることができる。
【0023】
尚、上記販売員は、予約購入された商品を上記会場内の販売所で引き換え自在な引換券を発券自在な、少なくとも携帯可能な販売処理用コンピュータ装置とこの販売処理用コンピュータ装置に接続された印刷装置とを備えた発券装置を有しており、且つ、上記販売処理用コンピュータ装置には上記入場券に記された上記少なくとも該入場券の購入者を特定する符号を読み取り自在な読取装置が接続されており、上記販売員は、この読取装置によって読み取った上記符号の内容により購入者の確認を行なった上で上記引換券を発券するような構成を採用できる。上記販売処理用コンピュータ装置に接続されている読取装置としては、光学読取装置を採用できる。
【0024】
更には、上記販売所に備えられている読取装置及び上記販売処理用コンピュータ装置に接続されている読取装置によってそれぞれ読み取られた内容を、別途設けた集計用コンピュータ装置に送信し、この集計用コンピュータ装置によって上記内容を集計及び加工並びに保存自在として商品の販売に係る管理若しくは顧客に係る管理をそれぞれ自在とした構成を採用することもできる。
【0025】
また、上記販売員は、少なくとも商品を特定する符号を記したカタログを携帯しており、このカタログに記されている上記商品に係る情報を表す符号と、上記入場券に記されている、少なくとも該入場券の購入者を特定する符号と、を上記読取装置によって読み取ることにより、上記集計用コンピュータ装置に該符号の内容を送信し、この集計用コンピュータ装置によって上記内容を集計及び加工並びに保存自在として商品の販売に係る管理自在とした構成とすることもできる。
【0026】
また、上記集計用コンピュータ装置が記憶する少なくとも商品の販売に係るデータは、その更新ごとに前記販売処理用コンピュータ装置に送信され、該販売処理用コンピュータ装置内の登録マスタデータを更新するようにした構成を採用しても良い。
【0027】
更に、この発明に係る商品販売システムの具体的な構成として、商品を販売し、更に該商品の販売に係る情報を管理する商品販売システムであって、商品を販売する者が操作可能な位置に配置され、少なくとも販売する商品の名称とその在庫数とを含む商品情報を記憶する販売処理用コンピュータ装置と、販売された商品に係る販売情報を記憶し、該販売情報を管理する管理用データベース装置と、この管理用データベース装置に接続し、上記販売情報を集計し加工する集計用コンピュータ装置と、上記販売処理用コンピュータ装置と上記管理用データベース装置とを互いにデータ通信自在とする通信ユニットと、を備えており、上記商品を販売する者は、購入希望者に対し、上記販売処理用コンピュータ装置によって商品の在庫を確認し、商品を販売した後に該販売処理用コンピュータ装置及び上記通信ユニットを介して上記管理用データベース装置に上記販売情報を送信し、上記集計用コンピュータ装置は、上記管理用データベース装置に送信された上記販売情報を適宜加工して該管理用データベース装置に記憶させるとともに、上記通信ユニットを介して上記販売処理用コンピュータに新たな商品情報を送信するものとしたことを特徴とする構成を採用できる。
【0028】
或いは、商品を販売し、更に該商品の販売に係る情報を管理する商品販売管理システムであって、商品を販売し管理する者の側に設置された、少なくとも販売する商品の名称とその在庫数とを含む商品情報を記憶する販売処理用コンピュータ装置、並びに、少なくとも販売中の商品に係る商品情報、販売された商品に係る販売情報、顧客情報、決済情報、商品配送情報をそれぞれ記憶し、これら各情報を管理する少なくとも一の管理用データベース装置と、この管理用データベース装置にインターネットを介して直接若しくは間接的にアクセス自在とした、購入希望者側のコンピュータ装置と、を備えており、上記購入希望者が商品を購入する場合、該購入希望者は上記管理用データベース装置にアクセスし、購入希望者が指定する商品に対して上記管理用コンピュータ装置は当該商品の在庫を確認し、該商品を販売可能である場合には、上記購入希望者に対して少なくとも商品の名称を記録した明細を配送し、且つ、上記上記購入希望者から送付されたデータに基づいて管理用データベース装置は上記各情報を入力し記憶するものであり、上記明細を得た購入希望者は、上記明細を別途設けられた商品引渡し場所で提示し、当該商品を受け取るものとしたことを特徴とする構成を採用することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態例について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、コンサート会場内で当該コンサートを行っているアーティスト関連商品(図示せず)を販売し、更に販売管理を行えるようにした、この発明の第一形態例を示している。本形態例においては、コンサート会場内で商品販売を行う販売員(図示せず)が携帯する少なくとも販売する商品の名称とその在庫数とを含む商品情報を記憶する販売処理用コンピュータ装置2と、コンサート会場内若しくはコンサート会場外に別途設置され、販売された商品に係る販売情報を記憶し、該販売情報を管理する管理用データベース装置8と、を備えている。上記販売処理用コンピュータ装置2は、会場内で商品販売を行う販売者がそれぞれに携帯している。
【0030】
上記販売処理用コンピュータ装置2は、所謂ノートパソコン、PDAを利用することができる。このような販売処理用コンピュータ装置2は、図1に示すように、内部にハードディスク、半導体メモリ等の記憶手段3を有するとともに液晶ディスプレイ等のディスプレイ13を付設している。また、上記販売処理用コンピュータ装置2には、バーコードリーダ1が設けられている。更に、上記販売員は、販売している商品の名称、商品全体の写真、値段等と、それぞれの商品を特定するバーコードとを記載したカタログ(図示せず)を携帯している。このカタログに掲載されている上記バーコードを、上記バーコードリーダ1によって読み取ることにより、当該商品に係る商品情報を上記販売処理用コンピュータ装置2に設けられたディスプレイ13に表示自在である。上記バーコードリーダが、特許請求の範囲に記載された光学読取装置である。また、上記バーコードが、特許請求の範囲に記載された商品を特定する符号に相当する。
【0031】
更に、上記販売処理用コンピュータ装置2には、赤外線通信ポート4が付設されており、この赤外線通信ポート4及び次述する赤外線通信ポート7を介してレシートを発券可能なプリンタ装置9が接続されている。すなわち、上記プリンタ装置9には、やはり赤外線通信ポート7が設けられており、これら両赤外線通信ポート4、7を介して印刷データの受け渡しを行い、プリントアウト自在としている。尚、上記販売処理用コンピュータ装置2と上記プリンタ装置9との接続は、上述した赤外線通信ポート4、7に限らず、USB等を利用しても良い。上記販売処理用コンピュータ装置2とプリンタ装置9とが、特許請求の範囲に記載した発券装置を構成する。
【0032】
また、上記販売処理用コンピュータ装置2並びに上記管理用データベース装置8には、相互のデータ通信を可能とすべく通信ユニット6が接続されている。上記通信ユニット6としては、無線LANを構成する機器を採用できる他、携帯電話若しくはPHSを利用した通信手段を採用できる。いずれの通信手段を採用するかは、販売処理用コンピュータ装置2を携帯する各販売員と、上記管理用データベース装置8が設置される場所等を勘案して定める。
【0033】
上記管理用データベース装置8は、上述したように、販売された商品に係る販売情報を記憶し、該販売情報を管理するために設置されるもので、一般に知られている大容量記憶装置から構成されている。更に本形態例においては、この管理用データベース装置8に、販売データ等を集計するための集計用コンピュータ装置10を接続している。この集計用コンピュータ装置10には、更にCRT等のディスプレイ11及びプリンタ装置12を付設している。
【0034】
上記集計用コンピュータ装置8は、上記販売処理用コンピュータ装置2から上記管理用データベース装置8に送信された販売商品に係る商品情報に基づいて、例えば一の商品の1日の売上等を集計するために使用されるもので、この集計用コンピュータ装置10によって集計された販売データを上記ディスプレイ11で表示させたり、或いは上記プリンタ装置12で出力し、これら表示或いは出力された販売データに基づいて在庫調整や販売計画の見なおし等を図る。
【0035】
更に、本形態例の場合、コンサート会場内に設けられた上記販売員の控え室等には上記管理用データベース装置8に記憶された管理データが送信される管理端末装置5が設置されている。この管理端末装置5は、通常のコンピュータ装置であって、当該コンサート会場に設けられた全販売ブース(図示せず)で、いかなる商品がいくら用意されているか、といった商品管理データが、上記管理用データベース装置8から逐一入力される。従って、この管理端末装置5の表示を見ることで、販売員は、当該コンサート会場における商品の種類と販売可能な個数とを把握することができる。また、上記管理端末装置5は販売管理者が操作し、この管理端末装置5の表示に基づいて上記販売員に適宜指示を出せるようにしている。
【0036】
また、上記コンサート会場内外には販売ブースが設けられている。この販売ブースには、販売すべき商品が多数保管されている。更に、この販売ブースには図示しないバーコードリーダが備えられており、後述するように、購入希望者が持つレシートに記載されたバーコードを読み取り可能としている。上記バーコードリーダが特許請求の範囲に記載した光学読取装置である。また、上記販売ブースが、特許請求の範囲に記載した限られた時間内に商品の購入を希望する者が殺到する虞のある販売所に相当する。
【0037】
本形態例に係る販売管理システムにおいては、上述したような構成に基づき以下のようにして商品の販売及び販売管理を行う。先ず、図2(A)のステップ1に示すように、販売管理者は、上記管理端末装置5を介して、それまでに販売した商品に係る販売情報を入力しておく。この販売情報とは、当該コンサート会場名、販売日時、稼動している販売処理用コンピュータ装置2の台数や機種名(IDを含む)、販売員の名称、販売された商品の種類と個数等が含まれる。このような販売情報は、上記管理端末装置5に入力されることにより、自動的に上記管理用データベース装置8に送信され、蓄積される(図2(A)のステップ2)。このようにして管理用データベース装置8に蓄積された販売情報は、上記集計用コンピュータ装置10に組み込まれたソフトウエアにより適宜加工され、データベース化される。
【0038】
尚、コンサート開始に先立ち、上記管理端末装置5、管理用データベース装置8、販売処理用コンピュータ装置2のそれぞれには、コンサートデータ及びスケジュールが登録された状態となっている。上記コンサートデータの一例を図6に、上記スケジュールの一例を図7に、それぞれ示す。上記図6に示したコンサートデータは、図示から明らかなように、アーティスト名、コンサートのタイトル、サブタイトルの他、上記商品の販売に関し、管理責任者名や販売担当者名等を記入できるようになっており、この画面を閲覧すれば、上記コンサートについてほぼ全容が理解できるようにしている。また、上記図7に示すスケジュールデータは、上記コンサートデータの画面の左下に設けた選択欄をクリックする等により表示できるもので、図示から明らかなように、コンサートの日程や会場名、担当者等を表示させるように構成している。従って、この表示を閲覧することにより、例えば一のアーティストのツアー日程を容易に知ることができ、商品の発注等を売上予想に基づいて正確に行なえるようになる。
【0039】
次いで、図2(A)のステップ3に示すように、上記販売員は商品が販売されるごとに携帯する販売処理用コンピュータ装置2を介して上記管理用データベース装置8にアクセスする。これにより、上述のようにして蓄積された販売情報に係るデータベースを参照することができる。また、このアクセス時に上記管理用データベース装置8が自動的に当該販売処理用コンピュータ装置2の登録マスタデータを検索し、この登録マスタデータが上記管理用データベース装置8においてデータベース化された情報とは異なる更新前のものである場合には、図2(A)のステップ4に示すように更新された登録マスタデータを上記販売処理用コンピュータ装置2に送信する。言い換えれば、上記販売処理用コンピュータ装置2の登録マスタデータが、上記管理用データベース装置8においてデータベース化された情報とは異なる更新前のものである場合、図2(B)のステップ1に示すように、この管理用データベース装置8に接続された通信ユニット6から上記販売処理用コンピュータ装置2に対して送信リクエストが送られる。この送信リクエストが検出さることにより、図2(B)のステップ2に示すように、上記販売処理用コンピュータ装置2は、更新された登録マスタデータを自動的に受信する。そして、同図のステップ3に示すように、内部の記憶手段3に保存する。
【0040】
上述の作用により販売員の携帯する販売処理用コンピュータ装置2の登録マスタデータが最新のものとなった状態で新たに販売作業に入る。すなわち、販売員は、上記販売処理用コンピュータ装置2と上記カタログとを携帯して、コンサート会場内を巡回する。上記カタログに掲載した商品のうちのいずれかの商品の購入を希望する者は、上記販売員が当該購入希望者の座席近くに来るのを待ち、その旨を申し出る。或いは、販売員が携帯するカタログを見て購入する商品を決める。
【0041】
商品の購入を希望する旨を伝えられた販売員は、上記バーコードリーダ1で上記カタログに掲載している当該商品に係るバーコードを読み取り、当該商品の在庫を確認する。この在庫確認は、上記販売処理用コンピュータ装置2に記憶した登録マスタデータにより行う。すなわち、図3のステップ1に示すように、この販売処理用コンピュータ装置2は、常にバーコードリーダ1による読み取り作業の有無を検出しており、上記読み取り作業を検出した際には、図3のステップ2に示すように、当該バーコードの内容を読み取る。次いで、同図のステップ3に示すように登録マスタデータを参照し、更に当該商品の在庫の有無を検索する(図3のステップ4)。この検索により、在庫なしと判断された場合(図3のステップ5)には、その旨を上記通信ユニット6を介して管理用データベース装置8に送信する。
【0042】
一方、上記在庫確認により、当該商品の在庫が確認されたならば、その旨が販売処理用コンピュータ装置2のディスプレイ13に表示されるとともに、図3のステップ6に示すように、レシート印刷指令が上記赤外線通信ポート4、7を介してプリンタ装置6に送られる。これにより、この販売処理用コンピュータ装置2に接続されたプリンタ装置9から、当該商品名とその金額と当該商品を特定するバーコードとを記録したレシート(図示せず)が打ち出される。上記販売員は、このレシートを代金と引き換えに購入者に渡す。このレシートが、特許請求の範囲に記載した引換券に相当する。
【0043】
尚、上記レシートを打ち出す際の販売処理用コンピュータ装置の画面表示の一例を図8に示す。この図示の例の場合、レシートに適宜のコメントを付加できるようにしている。これは、例えば同一商品であっても色彩の異なるものが存在するような場合に、購入希望者の好む色彩をコメントしておく等に利用する。また、図9に販売員用のサブメニュー画面の一例を示す。上述したように販売活動を行なう上で、販売員は各種登録(入力)作業を行なったり、販売集計を閲覧する必要が生じる。このような際の販売員の手間を軽減すべく、図示のようなサブメニューを作成しておき、販売処理用コンピュータ装置2に付設のポインティングデバイスを介して各種表示を閲覧可能にしておく。
【0044】
上記図9に示すサブメニューのうち、例えば販売集計表の項目は、例えば図10に示すように構成されており、上部に表示されたアーティスト名やコンサートタイトル名の下方に、販売された商品名や価格、売上個数、売上金額が表示されるようにしている。これら販売された商品名や価格、売上個数、売上金額は、後述するように集計用コンピュータ装置10の集計作業に基づいた値が上記通信ユニット6を介して送信されることで更新される。また、上記図9に示すサブメニューのうち、例えば販売・残数予測の項目は、例えば図11に示すように構成される。すなわち、この表示画面から商品番号或いは商品名を選択すると、当該商品に関し、いつの(図示の「コンサート日付」)、いかなる会場で(図示の「会場名」)行なわれたコンサートにおいて、当該商品の販売数や現場追加数といったデータが一覧表示されるようにしている。販売者はこの表示を閲覧することにより、当該商品における販売数や予想される残数を把握することができる。
【0045】
尚、図13は、販売処理用コンピュータ装置2のファイル操作サブメニューの一例を示す。このメニュー画面は、例えば販売員が販売データを取り込む場合の利便性を考慮して作成されたもので、図示の例の場合、当該データをマイクロソフト社製の表計算ソフトウエアであるエクセル(商品名)に取り込むか、或いは単にテキストデータとして取り込むかを選択できるようにしている。
【0046】
商品が売れた場合、上記販売員は、上記販売処理用コンピュータ装置2に販売した商品名とその個数等の情報を入力し、上記通信ユニット6を介して上記管理用データベース装置8に上記販売情報を送信する。すなわち、図4のステップ1に示すように、上記通信ユニット6に接続リクエストを出し、上記管理用データベース装置8から応答があり次第(図4のステップ2)、入力された上記情報を上記管理用データベース装置8に送信する(同図のステップ3)。尚、この際に使用する画面が、図12に示すデータ転送画面である。この図12に示したデータ転送画面は、販売後に販売商品に係るデータ(例えば、いかなる商品が何個売れたか)を上記集計用コンピュータ装置10等に送信する際のデータ転送画面の一例を示しており、販売員は、この画面のなかから所望の項目を選択してデータの受信やマスタデータの送信を行なう。そして、図4のステップ4に示すように、上記販売処理用コンピュータ2は、当該送信作業が正確に終了したか否かを検出しており、上記送信作業が正確に終了したと判断した場合には、図4のステップ5に示すように上記情報を消去する。上記送信が正確に終了していないと判断された場合には、上記ステップ3に戻る。
【0047】
一方、上記管理用データベース装置8においては、図5のステップ1に示すように、販売処理用コンピュータ装置2からの送信リクエストがあるか否かを検出しており、上記図4のステップ1において該リクエストが送られた場合には、図5のステップ2に示すように、上記通信ユニット6に応答メッセージを送信する。この応答メッセージにより、販売処理用コンピュータ装置2は管理用データベース装置8に販売履歴に係る情報を送信する(上記図4のステップ3)。この情報が管理用データベース装置8に送られると、該管理用データベース装置8はこの情報を上記集計用コンピュータ装置10に送信する(図5のステップ2)。そして、この集計用コンピュータ装置10は、図5のステップ3に示すように集計処理を施し、同図のステップ4に示すように、その結果を記憶する。更に、同図のステップ5に示すように、その結果をディスプレイ11に表示するとともに、同図のステップ6に示すように、プリンタ装置12により印刷する。これらディスプレイ11に表示され、プリンタ装置12によって印刷された該結果は、今後の販売計画等に活かされる。尚、上記結果には、コンサート会場別の売上集計、商品別の売上推移、商品別の売上集計の他、今後の商品別売上予測といったデータも含む。また、上記集計用コンピュータ装置10は、算出する集計データに基づいて、グラフ化等自在である。
【0048】
一方、上記レシートを受け取った購入者は、コンサート終了後等に販売ブースに赴き、販売ブースの従業員にこのレシートを渡す。上記従業員は、このレシートに記載されたバーコードを、該販売ブースに備えられたバーコードリーダによって読み取り、読み取った商品を特定する情報から上記購入者に所定の商品を渡す。
【0049】
本形態例に係る販売管理システムにおいては、上述のようにして商品代金の受け取りと商品の引渡しとを行うため、購入希望者は商品の在庫がある限り確実に購入でき、販売者は確実に売上を伸ばすとともに面倒な作業を軽減して販売管理を行える。しかも、購入希望者が殺到することもないので、従業員の負担が軽減され、つり銭等の間違いも著しく減少する。
【0050】
尚、上述した例においては、本発明をコンサート会場において商品を販売する場合に適用した例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の場所において商品を販売する際に適用できることは言うまでもない。また、上記形態例においては上記販売員が携帯する販売処理用コンピュータ装置2にバーコードリーダ1を接続した例を示しているが、このようなバーコードリーダは必ずしも必要ではなく、上記販売処理用コンピュータ装置2のディスプレイ13に商品リストを表示させるのみでも良い。更には、上記販売処理用コンピュータ装置2に接続したバーコードリーダ1及び上記販売ブースに設けたバーコードリーダと、上記カタログに記録したバーコード及び上記レシートに記録したバーコードとは、所謂POSシステムを構成するものであるが、このようなバーコードリーダ及びバーコードに代えて、ハンディスキャナと商品を特定する2次元図形等とを採用することもできる。
【0051】
次に、図14はこの発明の実施の第二形態例を示している。尚、本形態例は、本発明を、コンサート会場に入場するためのチケット販売し、更にこのチケットに記したバーコードにより顧客管理を行なったり、会場内で各種商品を購入する際の便宜を図ることのできるシステムの例を示している。
【0052】
本形態例においては、商品を販売し管理するための販売・管理センター内(すなわち、商品を販売し管理する者の側)に、少なくとも販売する商品の名称とその在庫数とを含む商品情報を記憶する販売処理用コンピュータ装置2(上記図1参照。図14には省略。)、並びに、販売中の商品に係る商品情報、販売された商品に係る販売情報、決済情報、商品の配送情報等の各種情報をそれぞれ記憶し、これら各情報を管理する複数(図示の例の場合、6個)の管理用データベース装置を設置している。すなわち、上記販売処理用コンピュータ装置2は、上述した第一形態例に係る販売処理用コンピュータ装置と同様構成のコンピュータ装置である。
【0053】
また、同図に示すグッズ販売管理データベース装置16、チケット販売管理データベース装置17、バーコード管理データベース装置18、顧客管理データベース装置19、ファンクラブメンバ管理データベース装置26、販売情報データベース装置8が上記管理用データベース装置に相当する。
【0054】
尚、上述した各データベース装置8、16、17、18、19、26の機能について、ここで簡単に説明しておく。上記グッズ販売管理データベース装置16は、販売される商品情報を管理するものである。上記チケット販売管理データベース装置17は、販売されるチケットについての情報を管理するものである。上記バーコード管理データベース装置18は、上記チケットに記載するバーコードを管理するものである。上記顧客管理データベース装置19は、当該システムを介してチケットや商品を購入した者のデータを管理するものである。上記ファンクラブメンバー管理データベース装置26は、各アーティストのファンクラブに属している者に関する各種情報を管理するものである。上記販売管理データベース装置8は、上述した第一形態例に係る管理用データベース装置8(図1)と同様の構成並びに機能を有するものである。
【0055】
更に、上記グッズ販売管理データベース装置16と上記チケット販売管理データベース装置8とは、クレジットカード会社が運営するカード決済システム24に対して決済処理を行うためのリクエストを発行する機能も有している。この機能により、本形態例に係るシステムを用いてチケットや商品の直接販売が可能となる。尚、図示は省略したが、出力結果作成用コンピュータ装置を設け、他社が運営するチケット販売システム25に接続自在とすることにより、上記他社のチケット販売システム25に、チケットの発行や受け渡しを委託するように構成することもできる。上記出力結果作成用コンピュータ装置としては、一般に流通しているコンピュータ装置を利用できる。
【0056】
尚、本形態例においても、上述した第一形態例と同様、集計用コンピュータ10(図1参照。図14には省略。)を設けている。図14で符号20は、上記各データベース装置8、16、17、18、19、26を制御する他、クレジットカード会社、運送業者、チケット販売業者、プロバイダ業者の運営するメールサーバ等に所望のデータを送信する際の制御を行う制御装置(CPU、MPU)である。また、図14で符号15は、後述するチケット等の購入希望者のコンピュータ装置(入力用端末装置13、出力用端末装置23)と上記各データベース装置8、16、17、18、19、26との間を取り持つ機能を有するウェブサーバである。更に、上記集計用コンピュータ装置10の機能は、上述した第一形態例と同様、販売された商品情報の集計を行うもので、この集計用コンピュータ装置10で得られた集計結果は、上記グッズ販売管理データベース装置16に送信し、ここで記憶される。また、上記販売処理用コンピュータ装置2は、上記グッズ販売管理データベース装置16、バーコード管理データベース装置18、顧客管理データベース装置19の各装置からのデータを受信自在である。
【0057】
一方、購入希望者の自宅等には、上記各データベース装置8、16、17、18、19、26にインターネット21を介してアクセス自在としたコンピュータ装置が必須である。但し、デパート、コンビニエンスストア等の多数の者が集まる場所に、上記コンピュータ装置と同等の機能を有する入力端末装置13及び出力端末装置23を設置し、この入力端末装置13及び出力端末装置23を利用してチケットや商品の購入を行うようにすることもできる。尚、このコンピュータ装置は、上記インターネットにアクセス可能な構成であれば良く、例えばNTTドコモ社が運営するiモードを備えた携帯電話を利用することも可能である。
【0058】
上述したような携帯電話を含むコンピュータ装置(入力端末装置13及び出力端末装置23。以下、単にコンピュータ装置13、コンピュータ装置23とする。)を有する購入希望者が、コンサートを希望する場合、該該購入希望者は、先ず上記ウェブサーバ15にアクセスする。すなわち、上記センターが作成するこのセンターのホームページを閲覧する。尚、本形態例に係るシステムにおいては、セキュリティを高めるべく、所謂ファイアオール14を構築している。
【0059】
上記購入希望者が上記ウェブサーバ15に対してチケットの購入意思を送信したならば、このウェブサーバ15は受信したデータに対して購入希望者の目的別に、上記各データベース装置8、16、17、18、19、26のうちの少なくとも一に指示を出す。
【0060】
すなわち、購入希望者がコンサートのチケットの購入を希望している場合、上記ウェブサーバ15は、チケット販売管理データベース装置17に検索指示を出す。この指示により、チケット販売管理データベース装置17は、現在発売中で且つ完売していないチケットのリストを作成し、上記制御装置20に送信する。この制御装置20は、送信されてきたリストを表示可能なフォーマットに変換し、上記ウェブサーバ15を介して購入希望者のコンピュータ装置23に送信する。
【0061】
上記購入希望者の有するコンピュータ装置3は、上記リストを受信しディスプレイに表示する。購入希望者は、表示されたリストの中から購入したいチケットを選択するとともに、当該購入希望者の住所(郵便番号を含む)、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、職業、チケットの種別(指定席のランク等)の他、趣味や好みのアーティストを記載して再度ウェブサーバ15に送信する。尚、購入希望者から上記ウェブサーバ15への送信は、セキュリティ保護の観点からSSL等の暗号手法を用いるのが好ましい。
【0062】
上記ウェブサーバ15に送られたデータのうち、所望とするチケット(及びチケットの種別)とクレジットカード番号に係るデータは、上記チケット販売管理データベース装置17に送られる。上記購入希望者の住所(郵便番号を含む)、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、職業、趣味や好みのアーティスト等は上記顧客管理データベース装置19に送られる。このような送信先の選別は、上述したようにウェブサーバ15、制御装置20が行う。
【0063】
所望とするチケット(及びチケットの種別)とクレジットカード番号に係るデータが送られてきた上記チケット販売管理データベース装置17は、入力を受けたチケットの販売枚数を1つ加算し、データベース情報を更新する。更に、上記カード決済システム24に対して当該クレジットカード番号とチケット代金とを送信し、カード決済が行われるように指示を出す。そして、実際に販売処理を行ったコンサート情報及びチケット情報を、上記出力結果作成用コンピュータ装置に送信する。
【0064】
一方、上記顧客管理データベース装置19は、上記顧客情報が送信されることにより、先ず上記購入希望者の住所、氏名を検索し、この購入希望者が過去に当該システムを利用してチケットを購入したことがあるか否かを調べる。過去に購入した履歴がある場合には、この購入希望者の履歴情報を更新し、過去に購入した履歴がない場合には、この購入希望者を追加処理して購入したチケットに係るデータをこのデータベースに追加する。更に、上記住所、氏名、制御装置20に送信する。
【0065】
上記制御装置20は、上記チケット販売管理データベース装置17、顧客管理データベース装置19からのデータを全て受け取った段階で、これらデータを上述したように購入希望者のコンピュータ装置23に表示可能な状態にフォーマット変換した後、上記ウェブサーバ15に該変換後のデータを送出し、更に上記コンピュータ装置23に送り、これを表示させる。更に、図14に示すチケット販売システム25に対して当該チケット販売業者に上記購入希望者に郵送等の手段を用いて送付する旨を指示する。
【0066】
上述したようにしてチケットを手にした購入者は、コンサートが行われる日時に当該コンサート会場に赴き、該チケットを示すことによりコンサート会場に入場する。尚、上記チケットには、当該購入者を特定するバーコードが付記自在である。すなわち、上記チケットを購入する際に、当該チケットに購入者を特定するバーコードを付記するか否かを問い合わせ、購入者が付記する旨を回答した場合に上記バーコードを付す。このバーコードは、顧客管理に利用する他、コンサート会場内で各種商品を購入する際の購入者及び販売者の双方の利便性を向上させ、商品の売上の向上や販売管理の一元化を図れるようにするために付すものである。この例の場合、上記チケットが特許請求の範囲に記載した入場券である。
【0067】
次に、上述したように構成される本第二形態例に係るシステムにおいて、コンサート会場内の客が当該コンサートを行っているアーティストに関連する商品を購入する際の作用について説明する。
【0068】
上記コンサート会場に入ってから、販売ブースで販売されている商品を購入したい場合、上記コンサート会場内を巡回している販売員に、その旨を申し出る。上記販売員は、前述した第一形態例と同様、携帯するカタログから商品を選択させ、該選択させた商品をバーコードリーダ1(図1参照)で読み取る。この結果、上記販売処理用コンピュータ装置2に接続したプリンタ装置13から、当該商品を特定するバーコードを付したレシートを打ち出し、代金と引き換えにこのレシートを購入希望者に渡す。購入希望者は、このレシートを販売ブースに持っていき、販売ブースの従業員が該販売ブースに設置したバーコードリーダで上記バーコードを読み取ることで特定された商品を、このレシート引き換えに渡す。
【0069】
このレシートの打ち出しから商品の引渡しまでの間における販売情報等の送信や集計等の作業は、前述した第一形態例の場合と同様である。尚、本例の場合、上記レシートを受け取る際における代金の支払いは、現金に代えてクレジットカードで行うことも可能としている。また、購入した商品を直接販売ブースで引き取るか、或いは自宅に配達してもらうかを選択可能としている。
【0070】
すなわち、上記販売処理用コンピュータ装置2にカードリーダ(図示せず)を接続しておき、購入希望者がクレジットカードでの購入を希望する場合には、このカードリーダを介してクレジットカードの番号を読み込み、前記通信ユニット6を介して上記カード決済システム24にアクセスし、当該クレジットカードが正当なものであり、当該商品を購入可能か否かを調査する。当該クレジットカードが正当なものであり、当該商品を購入可能である場合には、更に上記カード決済システム24に決済の決定を知らせる。
【0071】
或いは、上記カードリーダを接続していない場合、上記販売員は、購入希望者が持っているチケットに上記バーコードが付されている場合にはこのバーコードを上記バーコードリーダ1によって読み取り、この読み取り結果を上記販売処理用コンピュータ装置2を介して上記顧客管理データベース装置19にアクセスし、この顧客管理データベース装置19に蓄積されている顧客情報から、当該購入希望者が上記第二形態例に係るシステムを利用してチケットを購入した本人であり、提示されたクレジットカード番号が確かに上記購入希望者であると判断される場合に、この購入希望者から得た購入希望者の有するクレジット番号を上記カード決済システム24に送信し、上記商品の支払いをこのクレジットカードにより行えるようにする。
【0072】
また、購入した商品を運送業者等によって配達してもらうことを希望する場合、上記販売員は上記販売処理用コンピュータ装置2を介して上記制御装置20にアクセスし、この制御装置20を介して、その旨を運送業者メール受信端末21に送信する。この送信を受けた運送業者は、直ちに或いは一定時間後に上記センター或いは販売ブース等から配達すべき商品を受け取り、配達依頼とともに送信された購入者の自宅及び住所等の顧客データに基づいて配送する。尚、このような配送処理及び上述したようなクレジットカードでの支払いは、上記販売処理用コンピュータ装置2から上記顧客管理データベース装置19或いは管理用データベース装置8に送信し、上記顧客データベースを更新しておく。
【0073】
次に、上述した第二形態例に係るシステムを利用して、上記チケットと上記商品とをコンサート前に同時に購入する場合の例について説明する。
【0074】
この場合、該購入希望者は、先ず上記ウェブサーバ15にアクセスし(すなわち、センターのホームページを閲覧し)、該ウェブサーバ15に対してチケット及び商品の購入意思を送信する。これにより、上記ウェブサーバ15は、チケット販売管理データベース装置17及びグッズ販売管理データベース装置16にそれぞれ検索指示を出す。この指示により、チケット販売管理データベース装置17は、現在発売中で且つ完売していないチケットのリストを作成し、上記制御装置20に送信する。また、上記グッズ販売管理データベース装置16は、現在発売中で且つ完売していない商品のリストを作成し、上記制御装置20に送信する。この制御装置20は、送信されてきた各リストを表示可能なフォーマットに変換し、上記ウェブサーバ15を介して購入希望者のコンピュータ装置23に送信する。
【0075】
上記購入希望者の有するコンピュータ装置23は、上記各リストを受信しディスプレイに表示する。購入希望者は、表示されたリストの中から購入したいチケット及び商品を選択するとともに、当該購入希望者の住所(郵便番号を含む)、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、職業、チケットの種別(指定席のランク等)の他、趣味や好みのアーティストを記載して再度ウェブサーバ15に送信する。また、所望する商品の商品名も送信する。尚、インターネットを介在した商品の購入は、その支払いをクレジットカードで行うことが一般的である。本例においても、上記チケットの代金はクレジットカードで決済するものとしている。このため、上記商品の代金もチケット代金とともにクレジットカードで決済することが好ましいが、場合によっては上記商品の代金をコンサート会場で現金で支払いたいこともある。このような場合は、その旨を記載して送信する。
【0076】
上記ウェブサーバ15に送られたデータのうち、所望とするチケット(及びチケットの種別)とクレジットカード番号とに係るデータは、上記チケット販売管理データベース装置17に送られる。また、購入を希望する商品に係るデータは、上記グッズ販売管理データベース装置16及び上記バーコード管理データベース装置18にそれぞれ送られる。上記購入希望者の住所(郵便番号を含む)、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、職業、趣味や好みのアーティスト等は上記顧客管理データベース装置19に送られる。
【0077】
所望とするチケット(及びチケットの種別)とクレジットカード番号とに係るデータが送られてきた上記チケット販売管理データベース装置17は、入力を受けたチケットの販売枚数を1つ加算し、データベース情報を更新する。また、上記グッズ販売管理データベース装置16も同様にデータベースを更新する。更に、上記カード決済システム24に対して当該クレジットカード番号とチケット代金とを送信し、カード決済が行われるように指示を出す。そして、実際に販売処理を行ったコンサート情報及びチケット情報を、上記出力結果作成用コンピュータ装置に送信する。
【0078】
一方、バーコード管理データベース装置18は、上記商品名に係るデータが送信されることにより、新規に一のバーコード番号を発行するとともに、このバーコード番号を上記制御装置20及び顧客管理データベース装置19に送信する。上記顧客管理データベース装置19は、上記顧客情報とバーコード番号とが送信されることにより、先ず上記購入希望者の住所、氏名を検索し、この購入希望者が過去に当該システムを利用してチケット若しくは商品を購入したことがあるか否かを調べる。過去に購入した履歴がある場合には、この購入希望者の履歴情報を更新し、過去に購入した履歴がない場合には、この購入希望者を追加処理して購入したチケット若しくは商品に係るデータをこのデータベースに追加する。する。更に、上記バーコード番号を保存した上で、上記住所、氏名を制御装置20に送信する。
【0079】
上記制御装置20は、上記チケット販売管理データベース装置17、バーコード管理データベース装置18、顧客管理データベース装置19からのデータを全て受け取った段階で、これらデータを上述したように購入希望者のコンピュータ装置23に表示可能な状態にフォーマット変換した後、上記ウェブサーバ15に該変換後のデータを送出し、更に上記コンピュータ装置23に送り、これを表示させる。更に、上記チケット販売システム5に対して当該チケット販売業者に、図15に示すように、目的の(所望の)チケットに指定する番号(上記バーコード番号)を付して上記購入希望者に郵送等の手段を用いて送付する旨を指示する。
【0080】
上述したようにして上記チケットを手にした購入者は、コンサートが行われる日時に当該コンサート会場に赴き、該チケットを示すことによりコンサート会場に入場する。このコンサート会場には、前述した第一形態例と同様、販売員が前記販売処理用コンピュータ装置2を携帯した状態で会場内を巡回している。この販売処理用コンピュータ装置2には、上記顧客管理データベース装置19から、例えば前記通信ユニット6を介して顧客情報が事前に記録された状態となっている。また、上記購入希望者が購入予約した商品及び購入希望者に係る情報は、前記管理用データベース装置8に入力されているとともに、この管理用データベース装置8から上記販売処理用コンピュータ装置2に送信されている。
【0081】
上記購入希望者は、上記チケットの半券(図15に示すチケットの左半分)を、この販売員に見せるか或いは前記販売ブースに持ち込む。上記購入希望者が巡回している販売員にチケットを提示するのは、購入希望商品の支払いをクレジットカードではなく現金で支払いたい場合等である。クレジットカードでの支払いを希望する場合には、前述したように上記チケットの代金支払いと同様にするか、或いは上述したようにする。
【0082】
上記販売員或いは販売ブースの従業員が、バーコードリーダによって上記チケットに付されたバーコードを読み取ることにより、当該商品が特定され、購入希望者にこの商品を引き渡し可能となる。この後、商品購入者に関する各種データを所定のコンピュータ装置2、10やデータベース装置8、16、17、18、19、26に送信するのは上述した第一形態例或いは第二形態例と同様である。
【0083】
尚、上述した第二形態例の構造において、電子メールを利用して広告や案内を行なう場合の作用について説明する。上記顧客管理データベース装置19或いは管理用データベース装置8若しくはファンクラブメンバー管理データベース装置6には、上記チケットや商品を購入した顧客に関するデータベースが構築されている。これらデータベースを解析することにより、個々の顧客の好みのアーティストを調べ、当該アーティストのコンサート情報やCD発売情報等を定期的に電子メールで配布するようにすることができる。また、本形態例に係るシステムを利用して所定回数以上チケットや商品を購入した者を検索し、これらの者に購入代金の割引やプレゼントを行い、売上の向上を図ることも可能である。また、上記メールにアーティストのファンクラブ加入のお知らせやアーティストのホームページのURL等を記載し、多角的に本形態例に係るシステムの利用者の囲い込みを図ることもできる。
【0084】
更に、この形態例に係るシステムを利用して、キャンセルとなったチケットの販売も行うことができる。すなわち、図16に示すように、キャンセル待ちをしているチケット購入希望者は、その旨を上記ウェブサーバ15に送信する。ウェブサーバ15は上述したチケットの販売と同様、上記チケット販売管理データベース装置17にキャンセルされたチケットを検索させ、そのリストを作成させる。このリストを上記ウェブサーバ15を介して購入希望者のコンピュータ装置23に送信し表示させる。この際、コンサートの開演に近いほど価格は安くなるが、その価格設定は、上記センターの従業員が適宜定める。また、キャンセルがあったチケットは、その顧客情報等を削除して当該チケットが購入されなかった状態に戻しておく。この作業は手動で行なう他、上記制御装置20を介しての指示により自動的に行うようにすることもできる。同様の処理は、カード決済システム24においても行なう。
【0085】
更に、このようなキャンセルとなったチケットは、そのコンサート日時が間じかに迫っていることが多い。このようにチケットの販売日がコンサート日に近く、購入者のもとへ郵送等した場合には当該購入者のもとに該チケットが上記コンサート日までに届かない虞がある場合には、上記購入者を特定するバーコードを上記購入者に電子メールによって送付する。或いは、直接当該購入者のコンピュータ装置23上に表示させる。上記購入者は、このバーコード記載部分を上記コンピュータ装置23に接続されたプリンタ装置(図示せず)により打ち出す。そして、この打ち出したバーコード表示部分を当該コンサート会場入口で係員に提示する。上記入口には、バーコードリーダが設置されており、このバーコードリーダによって上記提示されたバーコード表示部分を読み込めば、上述したような各種データベース装置に記憶された当該購入者に係る記録が参照され、購入者本人であるか否かを認証可能である。この際、予め例えば任意のパスワードを購入者に伝えておき、このパスワードの入力を義務付けておけばほぼ万全である。尚、このような例は、キャンセルとなったチケットのみならず、販売日がコンサート日に近く、購入者のもとへ郵送等した場合には当該購入者のもとにチケットが上記コンサート日までに届かない虞がある場合に適用できる。尚、このようにチケットが郵送等によってはコンサート日までに届かない期間が、特許請求の範囲に記載した入場券の販売された日から一定期間に相当する。
【0086】
その他の構成並びに作用は、上述したチケットの販売及び管理と同様である。
【0087】
上述した例のように、この第二形態例を利用してキャンセルのあったチケットを販売すようにすれば、所謂ダフ屋を締め出すことができ、公序を維持できるとともにセンター側の売上の増大を見込める。また、キャンセルされたチケットの売りさばきに要する労力も低減できる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1乃至請求項4に記載の発明にあっては、限られた時間内に商品の購入を希望する者が殺到する虞のある販売所において該商品を販売する場合でも、円滑な販売が行なえ、購入者にとっては買いそびれることがなくなり、販売者にとっては売上の増大を期待できるとともに客の殺到に伴うつり銭の間違い等の各種過ちがなくなる。特に、請求項3に記載の発明にあっては、上記限られた時間内以外の時間帯に、少なくとも前記引換券を発券自在な発券装置を有する販売員が購入を希望する者のもとに赴くようにしているため、購入を希望するものはその商品を確実に購入できるようになる。
【0089】
また、請求項5乃至請求項8及び請求項23に記載の発明にあっては、商品の販売が別途設けた集計用コンピュータ装置に連動して販売に係る情報の集計及び加工並びに保存自在として商品の販売に係る管理自在としたため、商品の販売とその販売管理とを一元化でき、販売者側の負担の軽減と正確な販売管理が可能となる。
【0090】
また、請求項9乃至請求項22及び請求項24に記載の発明にあっては、会場内で販売されている商品を、この会場に入場するための入場券を利用して予約購入自在とした商品販売システムであって、上記入場券には、少なくとも該入場券の購入者を特定する符号が記されており、上記商品を販売する販売所には、上記符号を読み取り自在な読取装置が備えられており、この読取装置によって上記符号を読み取ることにより上記購入者を特定し、上記入場券の少なくとも上記符号を記した部分と予約購入した商品とを引き換えるようにしているため、上記商品の購入が容易になるとともに販売者にとっても顧客管理が一元化でき、正確な販売管理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第一形態例に係る商品販売管理システムの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】同じく販売処理用コンピュータ装置の登録マスタを更新する場合を説明しており、(A)はその前段階を、(B)はその後段階を、それぞれ示すフローチャートである。
【図3】同じく商品の販売に係る作用を説明するためのフローチャートである。
【図4】同じく販売処理用コンピュータ装置の作用を説明するためのフローチャートである。
【図5】同じく集計処理用コンピュータ装置の作用を説明するためのフローチャートである。
【図6】同じくコンサートデータ登録画面の一例を示す略図である。
【図7】同じくコンサートスケジュールを示す画面の一例を示す略図である。
【図8】同じくレシートに印刷するコメント設定画面の一例を示す略図である。
【図9】同じく販売員が会場で商品を販売する際における販売サブメニュー画面の一例を示す略図である。
【図10】同じく販売集計表を示す画面の一例を示す略図である。
【図11】同じく販売数・残数予測画面の一例を示す略図である。
【図12】同じくデータ転送画面の一例を示す略図である。
【図13】同じくファイル操作サブメニュー画面の一例を示す略図である。
【図14】この発明の実施の第二形態例に係る商品販売管理システムの概略的な構成を説明するためのブロック図である。
【図15】同じくチケットに付されたバーコードを説明するための略図である。
【図16】同じくキャンセルされたチケットを販売する例を説明するための略図である。
【符号の説明】
1 バーコードリーダ
2 販売処理用コンピュータ装置
6 通信ユニット
8 管理用データベース装置
10 集計用コンピュータ装置
11 プリンタ装置
13 入力端末装置(コンピュータ装置)
15 ウェブサーバ
16 グッズ販売管理データベース装置
17 チケット販売管理データベース装置
18 バーコード管理データベース装置
19 顧客管理データベース装置
20 制御装置
23 出力端末装置(コンピュータ装置)
26 ファンクラブメンバー管理データベース装置

Claims (1)

  1. 商品を販売し、更に前記商品の販売に係る情報を管理する商品販売システムであって、
    商品を販売する者が操作可能な位置に配置され、少なくとも販売する商品の名称とその在庫数とを含む商品情報を記憶する販売処理用コンピュータ装置と、
    販売された商品に係る販売情報を記憶し、前記販売情報を管理する管理用データベース装置と、
    前記管理用データベース装置に接続し、前記販売情報を集計し加工する集計用コンピュータ装置と、
    前記販売処理用コンピュータ装置と前記管理用データベース装置と前記集計用コンピュータ装置とを互いにデータ通信自在とする通信ユニットとを備えており、
    前記販売処理用コンピュータ装置には光学読取装置が接続されており、
    商品販売時に前記光学読取装置により商品を特定する符号が読み取られ、
    商品を特定する符号の内容が前記通信ユニットを介して前記管理用データベース装置に送信され、
    商品を販売する者は、購入希望者に対し、前記販売処理用コンピュータ装置によって商品の在庫を確認し、商品を販売した後に前記販売処理用コンピュータ装置及び前記通信ユニットを介して前記管理用データベース装置に前記販売情報を送信し、前記集計用コンピュータ装置は、前記管理用データベース装置に送信された前記販売情報を適宜加工して前記管理用データベース装置に記憶させるとともに、前記通信ユニットを介して前記販売処理用コンピュータに新たな商品情報を送信するものとしたことを特徴とする商品販売システムであって、
    前記商品の販売開始に先立ち販売対象の商品の販売情報が前記販売処理用コンピュータ装置及び前記管理用データベース装置に登録され、コンサート会場等で用いられることを特徴とする商品販売システム。
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