JPH07192058A - 展示即売会支援システム - Google Patents

展示即売会支援システム

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JPH07192058A
JPH07192058A JP34683193A JP34683193A JPH07192058A JP H07192058 A JPH07192058 A JP H07192058A JP 34683193 A JP34683193 A JP 34683193A JP 34683193 A JP34683193 A JP 34683193A JP H07192058 A JPH07192058 A JP H07192058A
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JP
Japan
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product
customer
transaction
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JP34683193A
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English (en)
Inventor
Yuri Oki
由利 大木
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 展示即売会にて、少ない要員で多くの顧客に
対応でき、小さい会場での運営ができ、顧客も楽な購入
ができる展示即売会支援システムを提供する。 【構成】 展示品は全て見本とし、バーコードを付けた
顧客カードを顧客に配付し、バーコードを付けたオーダ
カードを展示品に付け、販売員はハンディ端末を携帯
し、オーダカードと顧客カードのバーコードを読み取っ
て注文を取り、商品取替券を渡す。全体を管理するホス
トコンピュータがあり、注文と同時に現物商品の保管場
所にある出庫端末に取引明細伝票の印刷指示を出し、出
庫担当は商品を出庫・梱包して商品受渡しカウンターヘ
送る。顧客は退場時に商品受渡しカウンターで商品と引
換えに代金支払いをPOS端末で行う。各種取引情報が
記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は展示即売会において販売
員の販売を支援する展示即売会支援システムに関し、特
に、来場した顧客は展示された商品見本で購入商品を選
び商品取替券を受け取り、退場時にその商品取替券で現
物の商品を一括して受け取る形態の展示即売会支援シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、展示即売会では会場内に実際に販
売する現物の商品を展示し、販売員が来場した顧客に対
して商品説明等を行い、購入が決まると購入商品を持っ
て顧客をレジまで導き、そこで代金決裁を行っていた。
あるいは、購入商品を顧客自身がレジまで持っていき、
そこでレジ係員により引決裁を行っていた。ところが、
代金決裁に販売員が関与せずレジ係員に任せる方法で
は、商品説明等の努力度合いを反映した各販売員毎の販
売実績が把握できず、その結果、各販売員の対面販売努
力を最大限に引き出しにくい。そこで、レジの代金決裁
も販売員が行う方法も取られてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような販売方法では次の様な問題があった。すなわち、
販売員及び顧客は売買の都度、展示会内に散在するレジ
と商品展示場所とを行き来しなければならず、時間及び
労力の無駄が発生する。特に、混雑した会場内を行き来
するのは厄介なことである。また、レジでの代金決裁に
先立ち、商品の梱包等に時間を消費し、またレジ台数が
少ないと代金決裁に係員及び顧客は待たされなければな
らない。この結果、顧客にとってみれば、商品購入後
に、次の購入商品を選定するには、その購入商品を持っ
て選定しなければならず、しかも購入商品のかさが大き
かったり、重かったりすると厄介な問題であり、商品選
定の邪魔になるものであった。一方、販売員にとってみ
れば、一回の取引毎に、レジへの行き来、商品梱包、代
金決裁等に時間を費やし、対応出来る顧客数が限られる
一因となっていた。
【0004】以上のように、展示即売会では購入意欲の
高い顧客が来場するにもかかわらず、限られた開催期間
を有効に使えないことは、購入機会の見えざる減少であ
り、顧客及び主催者の双方にとって大きな損失であっ
た。また、展示商品として実際に販売する商品を多数陳
列する方法では、その展示スペースを念頭に於いた広い
会場の確保が必要であることより、経費面、会場の選定
面等の問題もあった。
【0005】そこで、本発明はこのような従来の展示即
売会の問題点を解決するものであり、来場した顧客は展
示された商品見本で購入商品を選び商品取替券を受け取
り、退場時にその商品取替券で現物の商品を一括して受
け取る即売会方法として、これに即した一連の物品及び
設備を用いて販売を支援をする展示即売会支援システム
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の展示即売会支援システムは、展示即売会に
おいて商品見本の展示をし、販売員は携帯する携帯端末
によって来場した顧客の商品オーダーを受けて商品取替
券を発行し、顧客はその商品取替券によって後で現物の
商品の受取りと代金支払いをする形態の展示即売会支援
システムであって、顧客毎に配付され顧客が携帯使用す
る、顧客識別コードが付与された顧客カード、展示され
る各商品見本毎に添付される、商品識別コードが付与さ
れたオーダカード、オーダした商品の受取り用に顧客に
渡される、取引識別コードが付与された商品取替券、前
記オーダした商品の出庫指示、商品受渡し確認等に使用
する前記取引識別コードと同一の内容を意味する取引識
別コードが付与された取引明細伝票、及び、次の各装置
からなる支援設備、より構成した展示即売会支援システ
ムとするものである。 (A)販売員が携帯し、商品購入を希望する顧客の顧客カ
ードに付与された顧客識別コード及び購入希望の商品見
本のオーダーカードに付与された商品識別コードを機械
読み取りして、管理装置へ伝送して取引要求をし、当該
商品の在庫が不足の場合は在庫不足情報を表示し、在庫
が足りる場合は商品取替券を発行する携帯端末。 (B) 現物の商品の保管場所にて、商品取替券が発行され
た場合に管理装置からの指示により、取引明細伝票を発
行する出庫端末。 (C) 商品を受渡しする場所で、前記商品取替券の提示を
顧客から受けて該当商品の引渡と代金支払いを受けると
共に、前記取引明細伝票に付与された取引識別コードを
機械読み取りして管理装置に伝送し、当該取引の取引情
報を照会要求し、管理装置から当該取引情報を受けて自
己装置内に登録するPOS(Poit of Sale)端末。 (D) 上記各端末を集中管理する管理装置であって、携帯
端末からの取引要求に応じて、要求取引数を満足する在
庫数の確認を、展示される各商品見本毎に少なくとも商
品名、単価、在庫数及び商品識別コードが予め登録され
た商品データベースで調べ、在庫数が要求取引数に不足
の時は在庫不足情報を、在庫数が要求取引数に足りる時
は当該取引の取引識別コードを付与して当該取引に係る
取引識別コード、顧客識別コード、商品識別コード、商
品名、単価、販売数量、合計金額等の取引情報を取引デ
ータベースに登録し、携帯端末に前記取引情報に対応し
た情報を伝送し、あわせて出庫端末にも前記取引情報に
対応した情報を伝送して取引明細伝票の発行を指示し、
POS端末からの取引情報の照会要求に応じて、対応す
る取引情報を取引データベースからPOS端末に伝送す
る管理装置。
【0007】また、前記管理装置が、顧客識別コードに
対応した個人情報を有する来場者データベースも保有
し、携帯端末、出庫端末、POS端末との交信時に前記
個人情報の少なくとも一部を伝送することとした展示即
売会支援システムとするものでもある。
【0008】
【作用】従って、本発明の展示即売会支援システムによ
れば、顧客が購入希望する商品を決めれば、その場で販
売員が携帯端末で顧客カードの顧客識別コードと該当商
品のオーダーカードの商品識別コードを読み取って取引
を登録し、商品取替券を発行して顧客に渡す。顧客は、
販売員へ希望商品をオーダする毎に商品取替券を受け取
る。これとあわせて、現物の商品の保管場所では取引明
細伝票が発行されるので、出庫担当者は商品の出庫・梱
包を行い取引明細伝票を添えて商品を受渡し場所へ送
る。顧客は、希望商品をオーダーした後、商品の受渡し
場所で、一括して現物の商品を受け取り代金支払いを済
ますことができる。また、販売員は常に商品展示場所に
いて顧客との対面販売に専念ができ、より多くの顧客と
接することが出来ることとなる。一方、見本品のみの展
示のため、展示会場のスペースもコンパクトですむ。
【0009】
【実施例】以下、本発明の展示即売会支援システムの一
実施例について図を用いて具体的に説明する。図1は本
発明の展示即売会支援システムを示すブロック図であ
る。同図において、1は展示即売会支援システムであ
り、11は展示即売会支援システム1の構成要素の中で
主として装置類から構成される支援設備、2は来場した
顧客毎に配付され顧客が携帯する顧客カード、21は顧
客カード2に付与された機械読み取り可能な顧客識別コ
ード、3は展示される各商品見本毎に添付されるオーダ
ーカード、31はオーダカード3に付与された機械読み
取り可能な商品識別コード、4は販売員が携帯して顧客
からの注文処理に使用する携帯端末、5は展示即売会支
援システムを集中管理処理する管理装置、51は管理装
置5のホストコンピュータ、52は管理装置5の記憶部
が有す、顧客カード2の顧客識別コードと対応した個人
情報が記録されている来場者データベース、53は同じ
く管理装置5の記憶部が有す、展示商品見本の商品情報
が記録されている商品データベース、54は同じく管理
装置5の記憶部が有す、顧客からの注文による取引情報
を記録する取引データベース、6は販売員が顧客の注文
に対して携帯端末4によって発行する商品取替券、61
は商品取替券6毎に、すなわち各取引毎に発行され付与
された取引識別コード、7は現物の商品の保管場所で、
注文された商品の取引情報を含んだ取引明細伝票を発行
することで、出庫指示・梱包指示を出す出庫端末、8は
その取引明細伝票、81は取引明細伝票8に付与された
機械読み取り可能な取引識別コード、9は顧客が現物の
注文商品を受け取った後、支払いを決裁するPOS端末
である。
【0010】本発明の展示即売会支援システム1で使用
する顧客カード2は、来場した顧客の夫々に配付される
ものであり、紙、プラスチック等の媒体に顧客識別コー
ド21が付与されているものである。この顧客識別コー
ド21は管理装置5の来場者データベース51の各顧客
毎の個人情報に対応している。顧客カード2には顧客識
別コード21以外に必要に応じて顧客名等が記載され
る。顧客識別コード21は例えばバーコード表示による
一連の顧客番号である。顧客識別コード21は機械読み
取り可能なものであればバーコードに特に限定されるも
のではなく、OCR、OMR等の印刷表示情報、あるい
は磁気カード、ICカード、光カード等の機械読み取り
可能な他の記録方式の媒体による情報でも良い。
【0011】また、オーダーカード3は展示商品見本毎
に取り付けられており、紙、プラスチック等の媒体に商
品識別コード31が付与されているものである。この商
品識別コード31は管理装置5の商品データベース52
の各商品見本毎の商品情報に対応している。オーダーカ
ード3には商品識別コード31以外に、商品名、単価等
が記載されている。商品識別コード31は、例えばバー
コード表示による一連の商品番号である。商品識別コー
ド31は、機械読み取り可能なものであれば、バーコー
ドに特に限定されるものではなく、OCR、OMR等の
他の方式によるものでも良い。
【0012】次に、展示会場内で販売員が携帯使用する
携帯端末4は、公知の携帯型のハンディターミナルであ
り、これには顧客カード2及びオーダカード3に付与さ
れている識別コード、これは通常はバーコードであり、
これを読み取るバーコードリーダが付属し、また管理装
置5と無線交信にて取引に関する情報の送受信を行う機
能が付属し、さらに商品取替券6を発行する印刷機能が
付属しているものである。
【0013】商品取替券6は販売員が顧客の注文を受け
た時に、該当する現物の商品の引換え用に携帯端末6に
よりプリントして顧客に渡すものである。商品取替券6
には、少なくとも取引識別コート61が付与されてい
る。この取引識別コードは、機械読み取り可能である必
要はなく、例えばアラビア数字の連番等で目視判別可能
であれば良い。図2に商品取替券6の一例を示す。商品
取替券6には、通常、取引識別コード61としての商品
取引番号が記載され、更に該当する取引内容について、
商品名、数量、金額、さらに必要に応じ顧客名等の取引
情報が記載されている。
【0014】取引明細伝票8は、取引成立時に携帯端末
4により商品取替券6が発行されて顧客に渡されると共
に、直ちに管理装置5からの指令により出庫端末7に付
属の印刷装置により発行されるものである。取引明細伝
票8には機械読み取り可能な取引識別コード81が付与
されており、商品名、数量、単価、合計金額等の取引情
報が記載された売上伝票、納品伝票、出庫伝票等であ
り、少なくとも出庫担当者が出庫すべき内容を確認で
き、また後で購入顧客が現物の商品の受取時に購入内容
を確認できるものが一枚必要であるが、出庫側、販売
側、顧客側等に対応する伝票種類は適宜決めれば良い。
取引識別コード81は、例えばバーコード表示による一
連の商品番号である。取引識別コード81は、機械読み
取り可能なものであれば、バーコードに特に限定される
ものではなく、OCR、OMR等の他の方式によるもの
でも良い。なお、この取引識別コード81と商品取替券
6の取引識別コード61は同一のコードを意味するもの
である。
【0015】次に、本発明の展示即売会支援システム1
による販売処理の流れを図3及び図4を参照しながら説
明する。図3は展示即売会支援システム1のシステム構
成とステップ数Snによる販売処理の流れとの関係を示
した図である。また、図4は販売処理の全体的な流れを
示すフローチャートである。
【0016】先ず、図4のフローチャートでは図示しな
いが、展示即売会に来場した顧客は受付で顧客カード2
を配付される。この際、所定の受付登録用紙等を用意し
ておき、顧客カード2の配付と引換えに来場者の住所、
氏名、年齢、性別等の個人情報を入手する事が今後の営
業活動を有意義なものとする点で好ましい。なぜなら
ば、展示即売会への来場者は展示品への強い興味、強い
購買意欲を持っている重要な顧客だからである。入手し
た個人情報は、図1のブロック図では図示しない管理装
置5に接続した来場登録端末により管理装置5が有する
来場者データベース52に登録される。展示即売会開催
中の登録は、取り合えず顧客識別コードのみ、あるいは
それに氏名のみでも構わない。それ以上の個人情報は展
示即売会の終了後に一括して登録すれば良い。
【0017】以上のように、展示即売会当日に顧客カー
ド2を配付し、それに対応した来場者データベース52
を登録する方法以外に、予め選別した顧客リストにより
招待者に顧客カード2と共に招待状を配付して、顧客リ
ストに対応した顧客データベースを登録しておいてもよ
い。この場合は、顧客データベースが来場者データベー
ス52ともなりうる。このようにして、来場者データベ
ース52には実際の販売員が行う売買取引の前に予め必
要に応じた個人情報が登録されている。また、顧客カー
ド2を配付し、個人名がプリントアウトされた商品引換
券6を渡すことは、来場者を一個人としての顧客として
尊重している一つの表現であり、顧客に対して購買意欲
を掻き立てる心理的作用をもたらす。また、例えば商品
受渡しカウンターにおいて、顧客が係員に商品取替券を
渡した後、係員が当該商品をピックアップする為、多少
の時間を要することがあり、同時に数名の顧客が待たさ
れているケースがあり得る。この時、顧客毎に氏名で呼
び、商品の受渡しを行うことにより、取り違えのトラブ
ルが避けられ、主催者側と顧客との親密度もアップす
る。
【0018】そして、展示即売会の展示品は全て見本品
であり、各々の商品見本毎に機械読み取り可能な商品識
別コード31が付与されたオーダカード3が取り付けら
れている。オーダーカード3には商品名、単価等が記載
されている。そして、S(ステップ)1として、顧客が
購入を希望する商品について、販売員は携帯する携帯端
末4としてのハンディターミナルに付属のバーコードリ
ーダ等の読取り装置で、顧客カード2の顧客識別コード
21と、オーダカード3の商品識別コード31を読み取
る。
【0019】次いでS2として、携帯端末4は入力した
顧客識別コード21と商品識別コード31の情報、及び
必要に応じ取引数量を付属する無線交信機能により管理
装置5に伝送して取引要求を出す。取引数量は例えば2
以上の場合のみ、携帯端末4のキーボードから入力指
示、伝送するのも良い。管理装置5のホストコンピュー
タ51は図示しない付属する受信装置にて、上記識別コ
ード情報を伴った取引要求を受信する。
【0020】S3として、管理装置5では、商品データ
ベース53を検索して該当商品の要求取引数量を満足す
る在庫の有無を調べる。なお、在庫が不足している場合
は、ゼロを含む在庫数等からなる在庫不足情報を携帯端
末5に送信して応答する。
【0021】S4として、在庫が要求取引数量を満足す
る場合は、商品データベース53の在庫数を更新すると
共に、連番の取引番号等の取引識別コードを発生し、取
引識別コードと共に該当商品の商品名、単価、等の商品
情報と販売数量等からなる取引情報を取引データベース
54に登録する。また、必要に応じで、来場者データベ
ース52も検索し、該当取引の顧客の氏名等の個人情報
も取引データベース54に取引情報として登録する。
【0022】S5として、前記取引識別コード、顧客識
別コード、商品識別コード、商品名、単価、販売数量、
合計金額等の取引情報、さらに必要に応じて個人情報を
携帯端末5に無線伝送する。
【0023】S6として、前記取引情報、さらに必要に
応じて個人情報を受信した携帯端末5は、取引成立であ
るから、商品取替券6を付属のプリンタから発行する。
販売員は、それを顧客に渡すことで、販売員としての販
売処理は終了する。従って、販売員は常に展示商品の側
を離れる必要がなく対面販売に専念できることになる。
【0024】一方、S7として、管理装置5側では、現
物の商品が保管された場所に設置されている出庫端末7
に対して取引情報、個人情報等を伝送して該当商品の出
庫・梱包の指示を出す。そしてS8として、出庫端末7
は付属の印刷装置により、取引明細伝票8を発行する。
この取引明細伝票8には商品取替券6に付与された取引
識別コード61と同一内容を意味する機械読み取り可能
な取引識別コード81が付与される。そしてS9とし
て、出庫担当者は出力された取引明細伝票8に従って、
該当商品を出庫・梱包して、その商品に取引明細伝票8
の内、商品引渡に必要な部分を添付して商品受渡しカウ
ンターまで送付する。
【0025】一方、会場で必要な購入商品をオーダし終
わった顧客は、S10として、取引毎に受け取った商品
取替券6を商品受渡しカウンターに提示する。次いで、
S11として、商品受渡し担当者は、商品取替券6に付
与された目視判別可能な取引識別コード61に従って、
該当商品を取り出し、商品に添付されている取引明細伝
票8に印刷された、顧客名、商品名、数量、金額等の取
引情報を顧客に確認してもらった後、商品を渡す。
【0026】次いで、代金の支払いを受けて売上登録を
POS端末8により行って代金決裁が完了する。それ
は、先ず、S12として、POS端末9に付属の例えば
バーコードリーダ等の識別コード読み取り装置で、取引
明細伝票8の取引識別コード81を読み取り、取引識別
コードを管理装置5に伝送し、その取引情報の照会要求
をする。そして、S13として、管理装置5では前記取
引識別コードで取引データベース54を検索する。次い
で、S14として、管理装置5はこうして得た前記取引
識別コードに対応する取引情報をPOS端末9に伝送す
る。また、それと同時に必要に応じて取引データベース
の当該情報を確定取引情報とする。そして、S15とし
て、POS端末5は管理装置5から伝送された取引情報
を自己の記憶部に登録することで、代金決裁は完了す
る。
【0027】以上のようにして本発明の展示即売会支援
システムは、見本品の展示と、識別コードの付与された
顧客カード、オーダカード、商品取替券、取引明細伝票
等の一連の物品と、管理装置を中心とした、販売員が携
帯する携帯端末、出庫端末、POS端末等からなる支援
設備とを有機的に結合するこにより、従来にない効率的
な即売会としてそれを実現するシステムとなる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の展示即売会支
援システムにおいては、展示即売会に来場した顧客は、
会場内では商品オーダのみを行い、会場を後にする時
に、まとめて商品の受け取りと代金支払いを行えば良い
ので、重い荷物や嵩張る荷物を持って会場内を歩く必要
が無くなる。従って、より商品購入・選定に専念でき、
また、購入商品を持っていない心理的効果もあり、より
多くの商品販売につながる。一方、主催者側としては、
販売員は商品梱包、代金決裁等のために展示商品の側か
ら離れることなく商品オーダのみに専念できるので、よ
り多くの顧客に接触できるので、より少ない販売員で対
応できる。顧客、販売員双方が商品購入の都度、商品陳
列場所とレジとの間を行き来する必要がなく、また顧客
は購入商品を持ち歩く必要がないので、会場内の混雑緩
和に役立つ。また、展示する商品は見本品のみのため、
展示スペースが少なくて済むことからも会場内の混雑緩
和に役立ち、しいては、比較的小さいスペースでも展示
即売会が有効に開催できる。また、顧客カードの発行と
同時に来場者データベースとして個人情報を登録し、さ
らに取引情報も顧客識別コードで個人情報と関連付けら
れるので、個人毎の取引履歴が取得でき、今後の営業活
動に役立てる顧客情報、取引情報とし活用できる。以上
の結果、比較的少ない要員で展示即売会を開催でき、主
催者及び来場した顧客の双方にとって販売・購入が容
易、且つ迅速に行え、顧客サービス向上にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の展示即売会支援システムの一実施例の
ブロック図
【図2】本発明で使用する商品取替券の一例を示す図
【図3】本発明の展示即売会支援システムの一実施例の
構成と処理の流れとの関係を示す図
【図4】本発明の展示即売会支援システムの一実施例の
処理の流れを説明するフローチャート
【符号の説明】
1 展示即売会支援システム 11 支援設備 2 顧客カード 21 顧客識別コード 3 オーダカード 31 商品識別コード 4 携帯端末 5 管理装置 51 ホストコンピュータ 52 来場者データベース 53 商品データベース 54 取引データベース 6 商品取替券 61 取引識別コード 7 出庫端末 8 取引明細伝票 81 取引識別コード 9 POS端末

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展示即売会において商品見本の展示を
    し、販売員は携帯する携帯端末によって来場した顧客の
    商品オーダーを受けて商品取替券を発行し、顧客はその
    商品取替券によって後で現物の商品の受取りと代金支払
    いをする形態の展示即売会支援システムであって、 顧客毎に配付され顧客が携帯使用する、顧客識別コード
    が付与された顧客カード、 展示される各商品見本毎に添付される、商品識別コード
    が付与されたオーダカード、 オーダした商品の受取り用に顧客に渡される、取引識別
    コードが付与された商品取替券、 前記オーダした商品の出庫指示、商品受渡し確認等に使
    用する前記取引識別コードと同一の内容を意味する取引
    識別コードが付与された取引明細伝票、 及び、次の各装置からなる支援設備、より構成されるこ
    とを特徴とする展示即売会支援システム。 (A)販売員が携帯し、商品購入を希望する顧客の顧客カ
    ードに付与された顧客識別コード及び購入希望の商品見
    本のオーダーカードに付与された商品識別コードを機械
    読み取りして、管理装置へ伝送して取引要求をし、当該
    商品の在庫が不足の場合は在庫不足情報を表示し、在庫
    が足りる場合は商品取替券を発行する携帯端末。 (B) 現物の商品の保管場所にて、商品取替券が発行され
    た場合に管理装置からの指示により、取引明細伝票を発
    行する出庫端末。 (C) 商品を受渡しする場所で、前記商品取替券の提示を
    顧客から受けて該当商品の引渡と代金支払いを受けると
    共に、前記取引明細伝票に付与された取引識別コードを
    機械読み取りして管理装置に伝送し、当該取引の取引情
    報を照会要求し、管理装置から当該取引情報を受けて自
    己装置内に登録するPOS(Poit of Sale)端末。 (D) 上記各端末を集中管理する管理装置であって、 携帯端末からの取引要求に応じて、要求取引数を満足す
    る在庫数の確認を、展示される各商品見本毎に少なくと
    も商品名、単価、在庫数及び商品識別コードが予め登録
    された商品データベースで調べ、在庫数が要求取引数に
    不足の時は在庫不足情報を、在庫数が要求取引数に足り
    る時は当該取引の取引識別コードを付与して当該取引に
    係る取引識別コード、顧客識別コード、商品識別コー
    ド、商品名、単価、販売数量、合計金額等の取引情報を
    取引データベースに登録し、携帯端末に前記取引情報に
    対応した情報を伝送し、あわせて出庫端末にも前記取引
    情報に対応した情報を伝送して取引明細伝票の発行を指
    示し、 POS端末からの取引情報の照会要求に応じて、対応す
    る取引情報を取引データベースからPOS端末に伝送す
    る管理装置。
  2. 【請求項2】 前記管理装置が、顧客識別コードに対応
    した個人情報を有する来場者データベースも保有し、携
    帯端末、出庫端末、POS端末との交信時に前記個人情
    報の少なくとも一部を伝送することを特徴とする請求項
    1記載の展示即売会支援システム。
JP34683193A 1993-12-27 1993-12-27 展示即売会支援システム Pending JPH07192058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34683193A JPH07192058A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 展示即売会支援システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34683193A JPH07192058A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 展示即売会支援システム

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020018910A (ko) * 2000-09-04 2002-03-09 신종훈 구매대행인터넷시스템과 이를 이용한 상품판매방식의비즈니스모델
JP2002236771A (ja) * 2001-02-13 2002-08-23 Four T Vision:Kk 商品販売システム
US6654651B2 (en) 2001-02-01 2003-11-25 Fujitsu Limited Information providing method, print system and event system
JP2008083945A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Dainippon Printing Co Ltd 商品発注処理システム、商品情報提供装置、商品情報提供処理プログラム、及び商品発注処理方法
JP2019061446A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 大日本印刷株式会社 物品販売装置

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