JP6449947B1 - 精算システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外国人観光客等が簡単かつ安全に買い物をすることができる精算システムを提供する。
【解決手段】精算システム1は、入金部10aと、入金された外貨を現在の為替レートに基づいて内貨の金額に変換するレート変換部10bと、内貨の金額を含む顧客情報を認証コードCとして記録用紙Pに出力する認証コード出力部10dと、顧客情報及び顧客が設定した暗証番号を送信する送信部10eとを備える外貨入金機10と、外貨入金機10から送信された顧客情報及び暗証番号を記憶する記憶部20aを備える管理サーバ20と、認証コードCを読み取る認証コード読取部30aと、暗証番号を受け付ける暗証番号受付部30bとを備える店舗端末30とで構成される。店舗端末30は、暗証番号の一致が確認された場合に、買い物の決済を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、外国人観光客が海外で買い物をするための外貨入金機を用いた精算システムに関する。
外国人観光客が日本で買い物をする場合、まず、その国の貨幣(外貨)を内貨(例えば、日本円)に両替する必要がある。しかし、両替所はどこにでもあるものではないので、外国人観光客は、空港等で多めに両替をしておくか、クレジットカードやデビットカード等で買い物をするしかなかった。
また、クレジットカードやデビットカード等のカード決済よりも手軽な決済方法として、個人が所有する携帯電話やスマートフォン等の携帯端末を用いた決済が知られている。このような、いわゆるモバイル決済では、顧客はクレジットカードを携行していなくても、店で買い物をすることができる。
例えば、特許文献1に記載のクレジット決済方法では、携帯端末のアプリケーションソフトウェアが顧客にパスワードの入力を求め、入力されたパスワード及び携帯端末の固体番号を顧客情報として携帯キャリアサーバに送信する。携帯キャリアサーバには、携帯端末の所有者である顧客を認証するための顧客情報データベースが構築されており、携帯端末から受信した顧客情報を顧客情報データベースと照合して、その顧客を認証する。
携帯端末は、携帯キャリアサーバから受信したクレジットカード情報をQRコード(登録商標)にして液晶画面に表示する。そして、これを店舗端末のQRコードリーダで読み取ることでクレジット決済が行われ、最終的に顧客の携帯端末にクレジット利用情報が送信される(段落0020〜0026,図2,3)。
特開2012−083913号公報
しかしながら、各店舗に外貨両替機やクレジットカード等の情報を読み取るカードリーダを導入することは、外貨で購買処理が行われる頻度によっては店舗側の負担が大きい点が問題であった。また、携帯端末による物品の購入の際、店舗端末を介して顧客口座の残高を確認する方法は、大規模なシステムを使用することになるため、環境の構築が難しいという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、外国人観光客が簡単かつ安全に外国で買い物をすることができる精算システムを提供することを目的とする。
本発明の精算システムは、顧客が外貨を入金する外貨入金機と、該顧客の各種情報を管理する管理サーバと、各店舗に設けられた店舗端末とからなる精算システムであって、前記外貨入金機は、外貨が入金される入金部と、前記入金部から入金された外貨を、現在の為替レートに基づいて内貨の金額に変換するレート変換部と、前記レート変換部で変換された前記内貨の金額を含む顧客情報を認証コードとして記録用紙に出力する認証コード出力部と、前記管理サーバに対して、少なくとも前記顧客情報及び前記顧客が設定した暗証番号を送信する送信部と、を備え、前記管理サーバは、前記外貨入金機の前記送信部から送信された前記顧客情報及び前記暗証番号を記憶する記憶部を備え、前記店舗端末は、前記記録用紙に出力された前記認証コードを読み取る認証コード読取部と、前記顧客が買い物の際に入力する暗証番号を受け付ける暗証番号受付部と、を備え、前記店舗端末は、前記管理サーバの前記記憶部に記憶された暗証番号と前記暗証番号受付部が受け付けた暗証番号との一致が確認された場合に、買い物の決済を実行することを特徴とする。
本発明によれば、顧客が外貨により買い物をする場合、顧客は、予め外貨入金機の入金部に外貨を入金する。入金された外貨は、レート変換部で現在の為替レートに基づいて内貨の金額に変換され、認証コード出力部は、内貨の金額を含む顧客情報を認証コードとして記録用紙に出力する。また、顧客情報及び顧客が設定した暗証番号は、送信部から管理サーバに送信され、管理サーバの記憶部に記憶される。
その顧客が品を購入する場合、記録用紙の認証コードを各店舗の店舗端末で読み取らせる。また、顧客は暗証番号の入力を求められ、入力すると、暗証番号の照合が行われる。そして、暗証番号の一致が確認された場合に、店舗端末は、買い物の決済を実行する。これにより、顧客が簡単かつ安全に外国で買い物をすることができる。
本発明の精算システムにおいて、前記管理サーバは、暗証番号の照合を行う暗証番号照合部をさらに備え、前記店舗端末は、前記管理サーバの前記暗証番号照合部に対して、前記暗証番号受付部が受け付けた暗証番号を送信する通信部をさらに備え、前記店舗端末の前記通信部は、前記暗証番号照合部での照合結果を受信することが好ましい。
この構成によれば、管理サーバに暗証番号照合部があり、店舗端末の暗証番号受付部が受け付けた暗証番号は暗証番号照合部に送信され、管理サーバの記憶部に記憶された暗証番号と照合される。そして、店舗端末の通信部は、暗証番号照合部での照合結果を受信して、その後の処理を行う。これにより、セキュリティの高い精算システムとすることができる。
また、本発明の精算システムにおいて、前記店舗端末は、前記認証コード読取部が読み取った認証コードの前記内貨の金額から、前記顧客が購入した品の購入金額を差し引いて釣り銭を算出する精算部をさらに備え、前記精算部で精算された前記釣り銭の情報は、前記顧客に内貨の金額で提供されることが好ましい。
この構成によれば、顧客が品を購入したとき、店舗端末の精算部は、認証コード読取部が読み取った認証コードの内貨の金額から、その品の購入金額を差し引いて釣り銭を算出する。そして、釣り銭の情報は、顧客に内貨の金額で提供される。これにより、顧客は、釣り銭情報をもとに釣り銭を得て、その後に買い物をすることができる。
また、本発明の精算システムにおいて、前記外貨入金機は、該外貨入金機を利用する顧客を撮像する撮像部をさらに備え、前記外貨入金機の前記送信部は、前記管理サーバに対して、前記撮像部により撮像された画像である顧客画像を送信し、前記管理サーバは、前記外貨入金機から送信された前記顧客画像を前記記憶部に記憶し、前記店舗端末は、前記管理サーバから前記顧客情報及び前記顧客画像を受信する受信部をさらに備え、前記顧客情報及び前記顧客画像が前記顧客の認証に用いられることが好ましい。
この構成によれば、外貨入金機の撮像部は、外貨入金機を利用する顧客の顔等を撮像して、送信部が顧客画像を管理サーバに送信する。そして、管理サーバの記憶部に顧客画像が記憶される。
店舗端末の受信部は、管理サーバから顧客情報及び顧客画像を受信することで、顧客をより正確に認証することができる。これにより、入金処理を行った顧客が記録用紙を紛失してしまった場合等にも、不正に買い物が行われることを防止することができる。
また、本発明の精算システムにおいて、前記認証コードは、前記外貨入金機の前記認証コード出力部から1回のみ出力されることが好ましい。
この構成によれば、認証コードは、外貨入金機の認証コード出力部から1回のみ出力され、再出力されない。記録用紙を紛失した場合には、顧客画像等から入金処理を行った正規の顧客か否かを判定することができるし、釣り銭の情報を再度、記録用紙に出力して買い物が行えるようにすると、管理サーバとリアルタイムの情報共有が必要となってシステムが大規模となるからである。これにより、簡単かつ安全な精算システムを実現することができる。
また、本発明の精算システムにおいて、前記認証コードは、前記外貨入金機の端末番号、処理日時、該処理日時における為替レート、前記入金部に入金された外貨金額のうちから選択される少なくとも1種さらに有することが好ましい。
この構成によれば、認証コードには、顧客情報の他、外貨入金機の端末番号や処理日時等が含まれる。これにより、入金処理を行った顧客が記録用紙を紛失してしまった場合等にも、管理サーバの記憶部に記憶されたこれらの情報を利用して、不正に買い物が行われることを防止することができる。
また、本発明の精算システムにおいて、前記記録用紙の裏面側に、所定の偽造対策が施されていることが好ましい。
本発明において、記録用紙は金券のような扱いになるので、記録用紙の裏面側に、広告に紛れて処理日時や入金額を記録する等の偽造対策を施す。これにより、記録用紙をコピーして複数回使用する等の不正を防止することができる。
また、本発明の精算システムにおいて、前記外貨入金機は、顧客のパスポートの情報を取り込む情報取込部と、前記情報取込部から取り込まれた前記パスポートの情報に基づいて免税書類を出力する免税書類出力部と、をさらに備えることが好ましい。
本発明では、情報取込部が顧客のパスポートの情報(姓名、国籍、生年月日等)を取り込む。そして、免税書類出力部は、取り込まれたパスポートの情報に基づいて免税書類を自動作成し、出力する。これにより、顧客は、免税店での買い物の利便性がより高まる。
本発明の精算システムの概要を説明する図。 外貨入金機の詳細を説明する図。 本発明の精算システムの全体構成図。 外貨入金機による入金処理を説明するフローチャート。 店舗端末による顧客認証処理を説明するフローチャート。 (a)外貨入金機の顧客側ディスプレイの表示例(レート表示)。(b)外貨入金機の顧客側ディスプレイの表示例(入金情報表示)。 店舗端末の2次元コードの読み取り時の表示例。 免税書類の詳細を説明する図。
図1は、本発明の実施形態に係る精算システム1の概略を示している。
精算システム1は、外国人観光客(以下、顧客という)がドルや人民元等の外貨を入金する外貨入金機10と、顧客が入金を行った日時や入金額等の情報を管理する管理サーバ20と、各店舗に設けられた店舗端末30とで構成されている。また、オプションで顧客のパスポートの情報を取り込むパスポートリーダ40(本発明の「情報取込部」)を、外貨入金機10に取り付けることができる。外貨入金機10は、大型電気店、デパート、ショッピングモール等の顧客が多く訪れる場所に設置されている。
外貨入金機10は、外貨(例えば、ドル)が入金された場合に、内貨(例えば、日本円)で幾らの価値となるかを表示するため、為替レートを取得する必要がある。このため、外貨入金機10はインターネットに接続され、現在の為替レートがリモート配信されるようになっている。
管理サーバ20は、外貨入金機10とは離れた管理センターに設置されたサーバであり、CPU、ROM、RAM、I/O回路等で構成されている。外貨入金機10からの情報、又は後述する暗証番号や顧客画像は、管理サーバ20のRAMに一時記憶され、データベース化されている。
店舗端末30は、タッチパネル方式を採用したタブレット型PCであり、2次元バーコードを読み取るためのカメラを内蔵している。買い物の決済処理を開始する場合、店舗の店員は、まず、店舗端末30の買い物用のアプリケーションを起動して、顧客の認証を行う必要がある。なお、店舗端末30は、バーコードリーダを備えたPOSレジスタやノート型PCであってもよい。
パスポートリーダ40は、外貨入金機10に接続されて(例えば、USB接続)、少なくともパスポートの1ページが読み取り可能な小型スキャナである。顧客は、免税店で商品を購入し、免税扱いとする際には免税書類が必要となるが、外貨入金機10が設置されたカウンタのオペレータが顧客のパスポートを借りて、外貨入金機10により免税書類を作成することができる。なお、パスポートリーダ40は外付けのスキャナに限られず、外貨入金機10に内蔵されていてもよい。
次に、図2を参照して、精算システム1の外貨入金機10の詳細を説明する。
外貨入金機10は、外貨(紙幣)を挿入する外貨挿入孔11と、顧客に対して為替レートや換算額等を表示する顧客側ディスプレイ12と、店舗の店員が顧客の入力情報等を確認する店舗側ディスプレイ13と、レシート(本発明の「記録用紙」)が発行されるレシート排出孔14等を備えている。
外貨しか持っていない顧客が買い物をするとき、顧客は、まず、外貨入金機10が設置されたカウンタへ行く必要がある。カウンタにて、オペレータは顧客に対し、外貨入金機10の外貨挿入孔11から外貨を入金するよう指示する。
このとき、顧客側ディスプレイ12には、英語、中国語等の主要言語により、使用方法が表示されている。詳細は後述するが、顧客側ディスプレイ12はレートボードとして機能するため、複数の外貨の為替レートが表示され、顧客が指示に従うことで入金処理が行えるようになっている。
顧客側ディスプレイ12の上方には、顧客の姿を撮像することができるカメラ12aが内蔵されている。外貨入金機10は、入金処理の途中や後述する暗証番号の設定時に、カメラ12aにより顧客の姿を撮像する。カメラ12aの代わりに、顧客側ディスプレイ12にウェブカメラを取り付けてもよい。なお、撮像画像は、顧客の認証に用いられる。
店舗側ディスプレイ13は、カウンタのオペレータが顧客の入力情報や入金処理のプロセスを確認するために利用される。店舗側ディスプレイ13がタッチパネル方式、又は専用のキーボードを備えていることで、顧客の操作を手助けすることができるようになっていてもよい。そして、顧客が商品を購入するのに十分な額の外貨を入金すると入金処理が完了し、処理内容が表示されたレシートがレシート排出孔14から発行される。なお、上述した免税書類もレシート排出孔14から発行される。
詳細は後述するが、このレシートには、入金処理の処理日時や入金額等が文字で印刷され、併せてこれらの情報を含む2次元コード(本発明の「認証コード」)が印刷されている。なお、顧客用のレシートと同じ控えが、カウンタのオペレータ用に印刷される。
外貨入金機10の内部には、貨幣鑑定機15や外貨ボックス16の他、図示しない貨幣カウンタやレシート用プリンタが収納されている。貨幣鑑定機15は、外貨挿入孔11から挿入された貨幣の真贋を高精度で判定することができる。正規の貨幣と判定された場合に、外貨入金機10の入金処理が行われる。
貨幣鑑定機15を通過し、貨幣カウンタで合計金額が算出された外貨は、外貨ボックス16に収納される。外貨ボックス16が外貨で満たされた場合には、外貨入金機10の前面側の扉を扉キーで開けることで、空のスペアボックスに交換することができる。
なお、外貨ボックス16は店舗側では開けられないようになっており、管理会社側にある専用の鍵で開けて外貨を取り出すことができる。管理会社は、外貨ボックス16を回収する際、入金の履歴が記録された精査伝票を受け取る。管理会社は、外貨ボックス16から外貨を取り出して、精査伝票も参照して円換算し、各通貨の買い取り手数料を差し引いた金額を店舗に振り込む。
次に、図3の精算システム1の全体構成図を参照して、データ及び金銭の流れについて説明する。
顧客は、日本において、商品(例えば、21,600円)を購入したいと考えた場合、まず、ショッピングモール内のカウンタ(又は、所定の店舗内)に設置された外貨入金機10から外貨を入金する必要がある。
カウンタのオペレータは、顧客に対して外貨入金機10により外貨の入金が可能である旨、又は外貨入金機10の使用方法を説明する。入金処理を行う場合、顧客は、外貨入金機10の入金部10a(外貨挿入孔11)から購入金額を上回る紙幣(外貨)を挿入する。これにより、入金額(A)が外貨入金機10のレート変換部10bに送信される。
レート変換部10bは、インターネット回線50を経由して現在の為替レートの情報を取得している。そして、入金額(A)と為替レートの乗算により、換算額(B)を算出する。
入金額(A)、換算額(B)の他、外貨入金機10の端末番号、処理日時、処理日時における為替レート等を含む顧客情報(X)は、外貨入金機10の認証コード出力部10dに送信される。認証コード出力部10dでは、顧客情報(X)をレシートRに印刷して出力する。また、顧客情報(X)を2次元コードCに変換してレシートRに印刷する。なお、顧客情報(X)が格納可能であれば、2次元コードの代わりバーコード等の他のコードを用いてもよい。
精算システム1において、レシートRは金券の扱いとなるため、裏面側に偽造対策が施されていることが好ましい。レシートRに紙幣のような透かしやホログラムを入れるのはコストがかかり過ぎるため、外貨入金機10の端末番号や処理日時を、広告に紛れた状態で印刷しておくとよい。これにより、コピー機で複製したレシートを使用しようとした場合は、不正と判断することができる。
顧客情報(X)は、外貨入金機10の記憶部10cに記憶された後、送信部10eに送信され、さらに、管理サーバ20の記憶部20aに送信される。
また、外貨入金機10では、顧客が顧客側ディスプレイ12の画面上に表示されたキーボードを使用して、顧客認証用の6ケタの暗証番号を設定する。顧客が設定した暗証番号(C)は、外貨入金機10の記憶部10cに記憶された後、送信部10eに送信され、さらに、管理サーバ20の記憶部20aに送信される。
また、外貨入金機10の撮像部10f(カメラ12a)では、顧客画像(D)が生成される。顧客画像(D)についても、外貨入金機10の記憶部10cに記憶された後、送信部10eに送信され、さらに、管理サーバ20の記憶部20aに送信される。
顧客情報(X)、暗証番号(C)及び顧客画像(D)は、管理サーバ20に送信された後、管理サーバ20の記憶部20aに記憶される。さらに、暗証番号(C)は、暗証番号照合部20bに送信され、後述する暗証番号の照合の際に用いられる。なお、記憶部20aの各種情報はデータベース化されているため、管理部20cによりデータをソートしたり、抽出したりすることができる。
顧客が店舗で商品を購入する場合、その店舗の店員にレシートRを提示する必要がある。このとき、店舗の店員は、店舗端末30の買い物用のアプリケーションを起動して、認証コード読取部30aにより、レシートRの2次元コードCを読み取る。そして、2次元コードCの読み取りが完了すると、換算額(B)が精算部30dに送信される。
店舗端末30の精算部30dには、顧客が購入する商品の購入金額(E)が入力されるので、精算部30dは、換算額(B)から購入金額(E)を差し引いて、釣り銭額(F)を算出する。
精算システム1では、レジスタから釣り銭を払い出す前に、今回、商品を購入する顧客が外貨入金機10で入金処理を行った顧客と一致するか否かを認証する。そこで、店舗端末30は、顧客に暗証番号の入力を求める。そして、顧客が入力した暗証番号(C’)は暗証番号受付部30bで受け付けられ、通信部30cに送信される。
さらに、通信部30cは、暗証番号(C’)を管理サーバ20に送信する。そして、管理サーバ20の暗証番号照合部20bは、暗証番号(C)と暗証番号(C’)とを照合して、その結果を店舗端末30の通信部30cに送信する。
両暗証番号が一致した場合には、今回、商品を購入する顧客は、外貨入金機10で入金処理を行った顧客と同じ人物であるから、店舗端末30は顧客認証処理を終了して、決済処理に進む。一方、両暗証番号が一致しなかった場合には、レシートRが盗まれたり、拾得されたりしたものである可能性があるから、決済処理に進まないようにする。
その後、釣り銭額(F)に応じた釣り銭情報(内貨)が顧客に提供される。また、店舗の店員は、決済が正常に完了したことを顧客に伝え、顧客に購入した商品と、釣り銭情報に基づいた釣り銭を渡す。以上により、顧客は簡単かつ安全に商品を購入することができ、釣り銭(現金)により新たな買い物をすることもできる。
また、上記の決済処理により新たなレシートを発行してもよいが、今回は、2次元コードCを印刷しない。釣り銭情報を2次元コードとして記憶するには、再び管理サーバ20と通信して、リアルタイムで情報共有する処理が生じるからである。
ここで、外貨入金機10で入金処理を行った顧客がレシートRを紛失してしまった場合の処理を説明する。基本的には、購入処理の前に暗証番号の照合があるので、第三者がレシートRを用いて、商品を購入することはできない。
一方、精算システム1では、入金処理を行った顧客がレシートRを紛失した場合にも、本人であることが認証されれば、商品の購入が行えるようになっている。上述したように、外貨入金機10の入金処理の際、撮像部10fで撮像された顧客画像(D)は、管理サーバ20の記憶部20aに記憶されている。
店舗の店員は、レシートRを所持していない顧客が商品を購入しようとする場合、入金額や処理日時等の情報を顧客から聞き出す。これらの情報も管理サーバ20の記憶部20aに記憶されているため、店舗端末30のから管理サーバ20に問い合わせて、顧客情報(X)と顧客画像(D)とを取得する。顧客情報(X)、顧客画像(D)は、店舗端末30の通信部30cに一時記憶され、店舗の店員が確認することができる。
店舗の店員は、顧客の顔や服装が顧客画像(D)と一致し、聞き出した入金額や処理日時も管理サーバ20から取得した顧客情報(X)と一致していれば、決済処理に進む。このように、精算システム1は、セキュリティが高く、他人に不正利用され難いばかりでなく、本人であることが確認できれば、決済が行える柔軟なシステムとなっている。
また、外貨入金機10の免税書類出力部10gには、パスポートリーダ40により取り込んだ顧客のパスポートの情報が送信される。免税書類出力部10gは、取り込まれた顧客のパスポートの情報に基づいて免税書類を作成して、出力する。なお、免税書類の詳細については、後述する。
次に、図4を参照して、外貨入金機10による入金処理のフローチャートを説明する。また、併せて図6を参照して、顧客側ディスプレイ12の表示例を説明する。
まず、外貨入金機10により外貨の入金の行う顧客は、顧客側ディスプレイ12のメニュー画面から「Deposit」を選択する(ステップS11)。その後、ステップS12へ進む。
ステップS12では、顧客側ディスプレイ12に為替レートが表示される。図6(a)に示されるように、顧客側ディスプレイ12は、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、人民元(CNY)、ウォン(KRW)、ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、台湾ドル(TWD)、香港ドル(HKD)、フィリピンペソ(PHP)、インドネシアルピア(IDR)及びシンガポールドル(SGD)の11種類の為替レートと円(JPY)が表示されるレートボードとして機能する。その後、ステップS13へ進む。
ステップS13では、顧客側ディスプレイ12に注意事項が表示される。注意事項としては、紙幣挿入後には処理のキャンセルができないことや、この機械で両替はしないこと等を表示する。また、このとき、顧客が入金処理のガイドをする言語を選択できるようになっている。
図6(a)に示されるように、顧客側ディスプレイ12には、日本語、英語の他にも2カ国語(例えば、中国語と韓国語)の表示がなされている。日本語で「ご希望の言語ボタンを押してください。」との表示があるが、顧客は画面下段の「取引開始」ボタンを押すことで、以下の表示及び音声は日本語で行われるようになる。英語を選択する場合には、「TRANSACTION」を押せばよいが、以下では英語が選択されたものとして説明する。その後、ステップS14へ進む。
ステップS14では、顧客が「承認ボタン」を操作する。これにより、実際に外貨を入金する手続きが開始する。その後、ステップS15へ進む。
ステップS15では、顧客が外貨を入金する。例えば、顧客が米ドルとユーロを外貨入金機10の外貨挿入孔11から挿入すると、紙幣が1枚ずつ受け付けられる。その後、ステップS16へ進む。
ステップS16では、顧客側ディスプレイ12に入金情報が表示される。図6(b)に示されるように、受け付けられた外貨の総額、現在の為替レート(取引レート)、円換算した小計及び合計が表示される。その後、ステップS17へ進む。
ステップS17では、外貨入金機10のカメラ12a(撮像部10f)により、顧客の姿が撮像される。具体的には、顧客が入金額や換算額を確認して、エンターキーを操作したとき、撮像が行われる。その後、ステップS18へ進む。
ステップS18では、顧客側ディスプレイ12にキーボードが表示される。キーボードは、顧客が暗証番号を設定するために用いられる。数字のみの短い暗証番号であれば、テンキーを表示するようにしてもよい。その後、ステップS19へ進む。
ステップS19では、顧客が暗証番号を設定する。本実施形態では、顧客が6ケタの暗証番号を設定し、決定する。その後、ステップS20へ進む。
ステップS20では、外貨入金機10(送信部10e)が入金額、換算額、暗証番号、顧客画像等のデータを管理サーバ20に送信する。その後、ステップS21へ進む。
最後に、ステップS21では、外貨入金機10のレシート排出孔14(認証コード出力部10d)からレシートRが発行される。レシートRには、外貨入金機10の端末番号、入金処理の処理日時、通貨名、入金額、為替レート、換算額及び2次元コードCが印刷されている(図3参照)。その後、入金処理を終了する。
本実施形態の外貨入金機10は、入金処理以外の処理があるものとして、ステップS11で「Deposit」を選択するようにした。しかし、入金処理専用機であれば、待機時の顧客側ディスプレイ12に、為替レートを表示するようにしてもよい。
入金処理以外の処理としては、内貨(円)を外貨に戻す両替処理が挙げられる。これは、入国時に内貨に両替をした外国人観光客が、帰国の際に残った内貨を外貨に両替する(戻す)ことができる処理である。
この両替処理において、手数料が5%である場合、顧客側ディスプレイ12に「1円→0.95円」と表示する。すわなち、1円当たりの手数料は、0.05円であるから、1,000円を米ドル(USD)やユーロ(EUR)に両替する際、手数料50円を差し引いた額で外貨に両替する。
なお、アプリケーションとして内貨から外貨の両替モードを作成して、顧客側ディスプレイ12に、Buyingレートに加えて、Sellingレートを表示するようにしてもよい。
また、上述の両替処理に加えて、外貨パックを取り扱うことができる外貨販売処理があってもよい。外貨パックの販売(両替)とは、例えば、内貨(円)から米ドルに交換する際に、複数の券種(20ドル紙幣、20ドル紙幣、5ドル紙幣等)を組み合わせたパックで販売することである。この機能により、通常、両替所や銀行の窓口を訪れて行う処理を外貨入金機10で簡単に行うことができる。
また、入金処理以外の処理として、収納代行処理があってもよい。これは、例えば、顧客である債務者が内貨の紙幣(1,000円又は10,000円)を入金すると、外貨入金機10内に収納され、手数料なしで入金される。
そして、入金された金額から、例えば、消費者金融への返済や賃貸料の支払いが行われる。この際、金融業者や家主から手数料として、例えば、1円当たり0.05円を頂く。もちろん、顧客が入金した外貨から換算した内貨により、支払いが行われるようにしてもよい。
また、収納代行処理においても、手数料が5%であることが分かり易いように、顧客側ディスプレイ12に「1円→0.95円」と表示するとよい。なお、以上のように内貨(円)を処理する機能を持たせる場合には、紙幣(円)の真贋を高精度で判定する貨幣鑑定機を内蔵している必要がある。
このように、外貨入金機10は小型ではあるが、日本円を含めて12種類の貨幣を受け付けることができ、かつオンラインで内部の残高を常時把握することができる。仮想通貨であるBitcoin(登録商標)を受け付けて、内貨に両替できるようにしてもよい。外貨入金機10は、為替レートの配信もリモートのリアルタイム処理が可能で、ローコストで導入することができ、かつ取扱量の少ない地方都市でもインバウンドの外貨両替等のニーズに対応することができる。
次に、図5を参照して、店舗端末30による顧客認証処理のフローチャートを説明する。また、併せて図7を参照して、店舗端末30のディスプレイの表示例を説明する。
まず、店舗の店員は、レシートRを所持する顧客が商品を購入する場合に、買い物用のアプリケーションを起動する(ステップS31)。その後、ステップS32へ進む。
ステップS32では、店舗の店員は、「顧客認証」を選択する。買い物用のアプリケーションには「決済」や「履歴確認」等の選択項目があるが、「決済」は、「顧客認証」の完了後に選択可能となる。その後、ステップS33へ進む。
ステップS33では、店舗の店員は、レシートRから2次元コードCの読み取りを行う。図7に示されるように、店舗端末30のカメラを用いて、2次元コードCを読み取る。その後、ステップS34へ進む。
ステップS34では、店舗端末30のディスプレイに顧客情報が表示される。店舗の店員は、この時点で顧客の入金額、換算額等の情報をディスプレイ上で確認できるので、レシートRを顧客に返却する。その後、ステップS35へ進む。
ステップS35では、店舗端末30のディスプレイにキーボードが表示される。これは、顧客に暗証番号を入力してもらうためである。入金処理時に選択した言語の情報も2次元コードCに含めることで、ディスプレイに「暗証番号を入力してください。」という旨の所定の言語による表示を行ってもよい。その後、ステップS36へ進む。
ステップS36では、顧客が店舗端末30を用いて暗証番号を入力する。顧客は、店舗端末30のディスプレイに表示されたキーボードから入金処理時に設定した暗証番号を入力する。その後、ステップS37へ進む。
ステップS37では、暗証番号が照合される。具体的には、店舗端末30(通信部30c)が、ステップS36で入力された暗証番号(C’)を管理サーバ20に送信して、管理サーバ20の暗証番号照合部20bにて、暗証番号(C)と一致するか否かが確認される。その後、照合結果が店舗端末30に送信される。その後、ステップS38へ進む。
最後に、ステップS38では、店舗端末30のディスプレイに認証確認が表示される。具体的には、暗証番号が一致した場合、ディスプレイに「認証がとれました。」という旨が、所定の言語により表示される。これで、顧客認証処理が終了し、その後の決済処理に進む。
このように、精算システム1では、外貨入金機10での入金処理時に、顧客が設定した暗証番号が管理サーバ20の記憶部20aに記憶される。その顧客が商品を購入する際、店舗端末30から暗証番号を入力すると、入力した暗証番号が管理サーバ20に送信され、暗証番号照合部20bで照合される。そして、照合がとれた場合に決済を許可するので、顧客は簡単かつ安全に買い物をすることができる。
最後に、図8を参照して、外貨入金機10により作成される免税書類の詳細を説明する。
外貨入金機10による入金処理が完了すると、カウンタのオペレータは、その顧客が免税店で買い物をする予定があるか否かを確認する。顧客が免税店で買い物をする予定がある場合、オペレータは、外貨入金機10の免税書類の作成機能について説明する。
顧客が免税書類の作成を希望した場合、オペレータは顧客のパスポートを預かる。そして、外貨入金機10を免税書類作成モードに切り替え、パスポートリーダ40を起動して、顧客のパスポートの内容を読み込ませる。なお、パスポートリーダ40は、リーダ(スキャナ)カバーを被せると自動的に読み取り作業が開始する。
パスポートリーダ40は、顧客のパスポートの姓名、国籍、生年月日(年齢)、性別等の情報を読み取る。外貨入金機10は、これらの情報と外貨入金機10の設置された管轄税務署名等が印字された免税書類T(幅58mmの用紙)を出力する。なお、免税書類Tは、パスポート添付用(図8参照)と店舗控用の2枚がある。
顧客は、パスポート添付用の免税書類Tをパスポート内に収納して常時携帯しておくことで、免税店で簡単に免税品を購入することができる。なお、免税書類Tの末尾には署名欄があり、顧客が免税書類Tを利用する際には、顧客が署名する必要がある。
このように、外貨入金機10の免税書類作成モードを利用することで、従来、免税カウンタでオペレータが行っていた作業が簡単に行えるようになる。これにより、顧客の免税店での買い物の利便性がより高まる。
上記の説明は、本発明の一実施形態であり、これ以外にも種々な実施形態が考えられる。例えば、外貨入金機10は、記憶部10cに顧客情報(X)、暗証番号(C)及び顧客画像(D)を一時記憶しているが(図3参照)、外貨入金機10内に記憶することなく、これら情報の情報を送信部10eから管理サーバ20に送信するようにしてもよい。
また、暗証番号の照合は管理サーバ20の暗証番号照合部20bで行われるが(図3参照)、店舗端末30が管理サーバ20に記憶された暗証番号を受信して、買い物用のアプリケーションの中で照合を行ってもよい。
顧客が商品の支払いをした際の釣り銭は、内貨の現金で返却されることが好ましい。
また、上記の説明では、顧客画像(D)は、顧客がレシートRを紛失した場合の認証手段であったが、レシートRを所持する通常の顧客の認証に利用してもよい。すなわち、店舗端末30でレシートRの2次元コードCを読み取ったとき、管理サーバ20に記憶された顧客画像(D)を要求して、店舗の店員が顧客画像(D)を確認できるようにする。これにより、より確実に顧客の認証を行うことができる。
外貨入金機10の追加機能として、プリペイド型のクレジットカード又はデビッドカードを発行する機能を持たせてもよい。例えば、外貨入金機10に外貨(又は内貨)を入金すると、内貨がチャージされたカードが外貨入金機10のカード発行部から発行される。
また、顧客がSuicaやPASMO(何れも登録商標)等の交通系カードや、WAONやnanacо(何れも登録商標)等の流通系カードを所有している場合には、外貨入金機10のカード読取部にそのカードを挿入する。そして、外貨入金機10に外貨(又は内貨)を入金すると、そのカードに内貨の金額でチャージされる。
このような機能によっても、顧客は、手軽に公共交通機関を利用したり、買い物をしたりすることができる。また、外貨入金機10のカード読取部に内貨がチャージされた各種カードを挿入して、チャージされた内貨を外貨(又は内貨のまま)に戻せるようにしてもよい。このとき、外貨入金機10のカード発行部から発行されたカードは回収されるようにしてもよい。
1 精算システム
10 外貨入金機
10a 入金部
10b レート変換部
10c 記憶部
10d 認証コード出力部
10e 送信部
10f 撮像部
10g 免税書類出力部
11 外貨挿入孔
12 顧客側ディスプレイ
12a カメラ
13 店舗側ディスプレイ
14 レシート排出孔
15 貨幣鑑定機
16 外貨ボックス
20 管理サーバ
20a 記憶部
20b 暗証番号照合部
20c 管理部
30 店舗端末
30a 認証コード読取部
30b 暗証番号受付部
30c 通信部
30d 精算部
40 パスポートリーダ
50 インターネット回線
C 2次元コード
R レシート
T 免税書類

Claims (8)

  1. 顧客が外貨を入金する外貨入金機と、該顧客の各種情報を管理する管理サーバと、各店舗に設けられた店舗端末とからなる精算システムであって、
    前記外貨入金機は、
    外貨が入金される入金部と、
    前記入金部から入金された外貨を、現在の為替レートに基づいて内貨の金額に変換するレート変換部と、
    前記レート変換部で変換された前記内貨の金額を含む顧客情報を認証コードとして記録用紙に出力する認証コード出力部と、
    前記管理サーバに対して、少なくとも前記顧客情報及び前記顧客が設定した暗証番号を送信する送信部と、を備え、
    前記管理サーバは、
    前記外貨入金機の前記送信部から送信された前記顧客情報及び前記暗証番号を記憶する記憶部を備え、
    前記店舗端末は、
    前記記録用紙に出力された前記認証コードを読み取る認証コード読取部と、
    前記顧客が買い物の際に入力する暗証番号を受け付ける暗証番号受付部と、を備え、
    前記店舗端末は、前記管理サーバの前記記憶部に記憶された暗証番号と前記暗証番号受付部が受け付けた暗証番号との一致が確認された場合に、買い物の決済を実行することを特徴とする精算システム。
  2. 前記管理サーバは、暗証番号の照合を行う暗証番号照合部をさらに備え、
    前記店舗端末は、前記管理サーバの前記暗証番号照合部に対して、前記暗証番号受付部が受け付けた暗証番号を送信する通信部をさらに備え、
    前記店舗端末の前記通信部は、前記暗証番号照合部での照合結果を受信することを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
  3. 前記店舗端末は、前記認証コード読取部が読み取った認証コードの前記内貨の金額から、前記顧客が購入した品の購入金額を差し引いて釣り銭を算出する精算部をさらに備え、
    前記精算部で精算された前記釣り銭の情報は、前記顧客に内貨の金額で提供されることを特徴とする請求項1又は2に記載の精算システム。
  4. 前記外貨入金機は、該外貨入金機を利用する顧客を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記外貨入金機の前記送信部は、前記管理サーバに対して、前記撮像部により撮像された画像である顧客画像を送信し、
    前記管理サーバは、前記外貨入金機から送信された前記顧客画像を前記記憶部に記憶し、
    前記店舗端末の前記通信部は、前記管理サーバの前記記憶部から前記顧客情報及び前記顧客画像を受信し、
    前記顧客情報及び前記顧客画像が前記顧客の認証に用いられることを特徴とする請求項2に記載の精算システム。
  5. 前記認証コードは、前記外貨入金機の前記認証コード出力部から1回のみ出力されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の精算システム。
  6. 前記認証コードは、前記外貨入金機の端末番号、処理日時、該処理日時における為替レート、前記入金部に入金された外貨金額のうちから選択される少なくとも1種をさらに有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の精算システム。
  7. 前記記録用紙の裏面側に、所定の偽造対策が施されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の精算システム。
  8. 前記外貨入金機は、
    顧客のパスポートの情報を取り込む情報取込部と、
    前記情報取込部から取り込まれた前記パスポートの情報に基づいて免税書類を出力する免税書類出力部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の精算システム。
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