JP2018195007A - 料金精算装置 - Google Patents

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浩志 須藤
Hiroshi Sudo
浩志 須藤
孝 池田
Takashi Ikeda
孝 池田
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Abstract

【課題】本発明は、精算処理に関する顧客の申し立ての正否の確認が容易に行える料金精算装置を提供する。
【解決手段】料金精算装置2は顧客の操作によって取引が行われる際、手元カメラ14によって取引口23での取引媒体の受け渡しを撮影すると共に、正面カメラ19によって取引を行う顧客の正面画像を撮影する。そして、画像記録部12は、顧客の二次元コードよる識別コードに関連付けて、手元カメラ14及び正面カメラ19がそれぞれ撮影した画像を記録する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ホテルや旅館、店舗などに設置されて、顧客が現金での支払を行う料金精算装置に関する。
従来、店舗での料金精算装置としては、例えば、特許文献1に示されているような精算システムが知られている。このシステムは、顧客の購入商品の登録を行って売上金額をPOS(Point
Of Sale)レジスタで算出した精算金額を料金精算装置に通知し、料金精算装置は、顧客からの預かり金が投入されると識別及び計数を行って、顧客からの預かり金の総額から、POSレジスタから通知された売上金額を減じて釣銭額を算出し、釣銭を出金するように構成されている。
また、ホテルなどでの料金精算装置としては、例えば、特許文献2に示されているような精算システムが知られている。このシステムは、入力顧客情報確認端末とネットワークを介してデータの送受信が可能に接続されてなる料金精算装置とが設置されて、料金精算装置は、入力顧客情報確認端末から受信した請求情報に基づく代金の入金受付処理、釣銭返金処理、及び領収書発行処理によって構成される精算処理を行うように構成されている。
特開2013−175044号公報 特許第6091536号公報
しかしながら、料金精算装置は精算処理の自動化を目的として設置されるため、顧客が行う操作の過程を確認することはできない。そのため、顧客が故意または過失により、投入した金額と異なる金額が料金精算装置に表示された、或いは釣り銭が出ないとか不足している等の申し立てがあっても、顧客の主張の正否を容易には判断できない。
上記点から本発明は、精算処理に関する顧客の申し立ての正否の確認が容易に行える料金精算装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は、顧客の操作によって取引を行う料金精算装置において、前記顧客との間で取引媒体を受け渡しするための取引口と、前記取引口を撮影するよう配置される手元カメラと、前記顧客が前記取引口へ前記取引媒体を投入する際の画像又は前記取引口から前記取引媒体を排出する際の画像を撮影するよう前記手元カメラの作動を制御する制御部と、前記顧客別に前記手元カメラの撮影した画像を記録する画像記録部と、を備えたことを特徴としている。
さらに、本発明に係わる料金精算装置は、顧客の正面画像を撮影する正面カメラをさらに備えて、前記画像記録部は、前記顧客別に前記手元カメラの撮影画像と前記正面カメラの撮影画像とを関連付けて記録することを特徴としている。
前記制御部は、前記正面カメラが撮影する二次元コード画像をデコードする二次元コードリーダ部を備えるとよい。この場合に、前記制御部は、前記二次元コードリーダ部が前記識別コードを読み取った後に前記正面カメラによる前記正面画像の撮影を行うように制御することで二次元コード画像と書面画像の撮影を切り換えることができる。
そして、二次元コードが顧客毎の識別コードとすることで、識別コードに関連付けて、前記手元カメラ及び前記正面カメラのそれぞれの撮影画像を顧客別に記録することができる。
また、前記制御部は、前記手元カメラの撮影画像から顧客の手を認識する画像認識部を備えて、前記画像記録部は、前記画像認識部によって前記手が認識される前記撮影画像を記録することで、顧客が取引口で取引媒体の受け渡しをしているときの画像だけを記録することができる。
本発明による料金精算装置によれば、顧客による取引口を通しての取引媒体の受け渡しを記録するために、後の取引媒体の処理を巡るトラブルに際しての客観的に判断するための資料とすることができる。
本発明に係わる料金精算装置を備えるチェックイン・チェックアウトシステム構成のブロック図を示す。 本発明に係わる料金精算装置の外観説明図を示す。 本発明に係わる料金精算装置の電気的な構成をブロック図で示す。 料金精算装置のタッチ操作ディスプレイの画面に表示される宿泊者情報の入力画面の説明図を示す。 料金精算装置のタッチ操作ディスプレイの画面に表示される署名の入力画面の説明図を示す。 サーバ装置のデータベースに格納されるデータ構成の模式的な説明図を示す。 チェックイン・チェックアウトシステムにおける予約とチェックインにおける処理手順をタイミングチャートで示す。 チェックイン・チェックアウトシステムのチェックアウトにおける処理手順をタイミングチャートで示す。 料金精算装置の精算処理の動作を説明するフローチャートを示す。 画像記録部から読み出した画像の模式的な説明図を示す。 料金精算装置のタッチ操作ディスプレイの初期画面の説明図を示す。
以下、本発明を実施する好ましい形態の料金精算装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係わる料金精算装置2を備えたホテルや旅館等の宿泊施設におけるチェックイン・チェックアウトシステム1での一実施形態を概略的に示すブロック図である。
チェックイン・チェックアウトシステム1は、料金精算装置2とサーバ装置3とを相互にデータの送受信が可能にLAN(Local Area Network)4で接続して構成される。そして、サーバ装置3は、インターネット、電話回線、移動体通信網等による通信ネットワーク5を介して、ホテルを利用する顧客が所持するユーザー端末装置6とデータの送受信が可能に接続される。ユーザー端末装置6はノート型のPC(パーソナルコンピュータ)、タブレットPC、スマートフォン、携帯電話機等、他の携帯端末装置であるのが好適である。
ホテルを利用する顧客は、料金精算装置2でチェックイン・チェックアウトの操作を行うと共に、それによって示される宿泊料金等の代金の支払いを行う。
図2は料金精算装置2の外観図を示しており、正面パネルの上部の傾斜面には、表示パネルと、顧客が指示などを入力するタッチパネル入力部とが一体化されているタッチ操作ディスプレイ13が配置されている。また、正面パネルのこの傾斜面には、タッチ操作ディスプレイ13と正対する顧客の正面画像を撮影する正面カメラ19が配置されている。正面カメラ19は二次元コード画像の撮影にも使用される。本例では、二次元コードとしてQR(Quick Response)コード(登録商標)を用いている。
そして、正面パネルの下部には、クレジットカード挿入口22、紙幣の投入口及び釣札紙幣の受取口を兼用する紙幣投入受取口23、硬貨投入口24、釣銭払出口25、カードキー発行・受取口26等が配置されている。紙幣投入受取口23には、紙幣の投入及び受け取り時の顧客の手を撮影可能な位置に手元カメラ14(図3を参照)が配置されている。したがって、本例においては、取引媒体である紙幣を顧客と受け渡しする紙幣投入受取口23が取引口となる。また、クレジットカード挿入口22は、レシートの発行口も兼ねている。
図3は、料金精算装置1を構成する各部の電気的接続をブロック図で示し、料金精算装置1は、プログラム等を記憶する図示しないROM、このROMから読み出したプログラムや各種データを一時記憶するRAM、プログラムを実行する図示しないプロセッサから構成される制御部10を有している。制御部10には、ハードディスク又はフラッシュメモリ等による画像記録部12と、タッチ操作ディスプレイ13と、手元カメラ14と、クレジット決済を行うクレジットカード読取端末15と、硬貨処理装置16と、紙幣処理装置17と、カード型のキーによるルームキー(以下、「カードキー」という)の貸し出し及び返却の受付を行うカードキー処理ユニット18と、正面カメラ19と、レシートプリンタ20と、通信部21と、が接続されている。クレジットカード読取端末15は、外部の決済センター9とも通信ネットワーク5で直接繋がっており、読み取ったクレジットカードの情報を決済センター9との通信により信用照会の問合せを行う。
制御部10は、プログラム制御により料金精算装置1の全体を制御するもので、予約確認手段10a、宿泊者情報取得手段10b、署名情報取得手段10c、精算制御手段10d、画像記録制御手段10e、ルームキー管理手段10fの各機能を実現する。以下、この各機能について説明する。
予約確認手段10aは、正面カメラ19の撮影画像を認識して画像内にQRコードが含まれているかを判別して、QRコードが含まれていれば、それをデコードしてテキストデータによる予約番号に変換するQRコードリーダ部101を含む。そして、予約確認手段10aは、QRコードリーダ部101が解読した予約番号を通信部21からサーバ装置3に送信して予約を確認する。これに応答して、サーバ装置3から当該予約番号に対応する予約情報が送られてくると予約の確認が得られて、料金精算装置2は顧客によるチェックインの手続きを可能とする。
宿泊者情報取得手段10bは、タッチ操作ディスプレイ13に顧客がホテル側に提示すべき情報である宿泊者情報を顧客に入力させる入力画面13aを表示して、入力された宿泊者情報を取得する。図4はこの入力画面例を示しており、氏名・電話番号・住所・同伴者氏名等の宿泊者情報を入力するための入力欄が表示される。宿泊者情報取得手段10bは、入力欄のボックスがタッチされると、文字入力用のキーパッドを表示させ、電話番号のテキストボックスがタッチされると、テンキーパッドを表示させる。図4は電話番号の入力時を示すものであるためテンキーパッド13bが表示されている。
このとき、宿泊者情報取得手段10bは、操作画面131内に予約内容確認欄13cも併せて表示する。この予約内容確認欄13cには、予約確認手段10aが予約番号を問い合わせることで、サーバ装置3から送信されて来た予約情報が表示される。
署名情報取得手段10cは、入力画面13aの「ご署名・お支払い」の選択ボタン13dがタッチされると、図5に示すように手書き入力部である署名欄13eを重ねて表示すると共に顧客が署名欄13eの枠内に署名するときに描く文字を表示する。そして、署名欄13eの「OK」ボタンが顧客によってタッチされると、署名情報取得手段10cは、署名欄13eの文字画像を含めたタッチ操作ディスプレイ13の画面、すなわち手書き文字による署名文字画像を一時的に記憶する。署名は料金精算装置2本体に備え付けのタッチペンにより手書き入力されるが、このタッチペンは上記の宿泊者情報の入力時にも使用されてもよい。
精算制御手段10dは、署名欄13eの「OK」ボタンがタッチされと、サーバ装置3から送られてきた予約情報に基づき演算した前払い金額をタッチ操作ディスプレイ13上に表示して、顧客は現金またはクレジットカードの何れかの支払い法を選択することになる。この前払い金額はサーバ装置3において予約情報に基づき演算されて、精算制御手段10dに送られてくる構成であってもよい。或いは、予約情報に係らず予め設定している金額(預り金)を前払い金額としてもよい。
そして、精算制御手段10dは、選択される支払方法に応じて、クレジットカード読取端末15或いは硬貨処理装置16や紙幣処理装置17を制御して前払い金の精算処理を行う。また、精算制御手段10dは、サーバ装置3で管理されているチェックイン後から発生する追加精算金額の精算処理も行う。この場合、前述の預り金を前払い金額とする場合には、チェックイン後から発生する追加精算金額を含めた総支払金額から預り金額を引いた残額が最終的な追加精算金額となる。
画像記録制御手段10eは、手元カメラ14の撮影する紙幣投入受取口23の画像に顧客の手が含まれているかを認識する画像認識部102を含み、画像認識部102が画像の中に顧客の手を認識したとき、正面カメラ19が撮影した顧客の正面画像と共に画像記録部12に当該顧客の予約番号に関連付けて記憶する。したがって、本実施形態においては予約番号が顧客毎の識別コードとなるが、顧客を識別できる他の識別子でもよく、例えば、ホテルの会員番号やチェックイン時に顧客に割り付けた整理番号などがある。
ルームキー管理手段10fは、前払いの精算終了後、予約番号を問い合わせたとき、サーバ装置3か受け取る予約情報に含まれているルームナンバー情報に基づいて、カードキー処理ユニット18にカードキーを発行させる。カードキーはその裏面に磁気記録部を備えており、カードキー処理ユニット18は、ルームキー管理手段10fから送られてくるルームナンバー情報を磁気記録部に書き込みカードキーを作成してカードキー発行・受け取り口26から発行する。
よって、上述の精算制御手段10dは、チェックアウトの時には、顧客によってカードキー発行・受け取り口26から返却されたカードキーからカードキー処理ユニット18で読み取られたルームナンバー情報によってサーバ装置3に追加精算金額を問い合わせて、追加精算金額があればその精算処理を行う。
次にサーバ装置3について図1を参照して説明する。サーバ装置3は、ホテルの客室の空き情報を通信ネットワーク5上に提供し、空き情報に基づいたユーザー端末装置6からの予約申込み情報を受け付けるWebサーバ31と、この予約申込み情報を受け付けたとき、当該ユーザー端末装置6に受付確認メールを送信するメールサーバ32と、ホテル内の業務を管理する管理サーバ33とを備える。
管理サーバ33は、LAN4で料金精算装置2やホテル内に設置されている例えば、館内のレストランでの飲食料金データを管理するレストラン端末機などの各端末装置30(図示の例はレストラン端末機)と繋がっており、予約管理手段33aと、宿泊情報管理手段33bと、宿泊代金の料金管理手段33cと、データベース33dとを有している。
予約管理手段33aは、客室の空き情報をWebサーバ31へ送付し、Webサーバ31は空き情報をブラウザ上で閲覧可能なようWebページを作成する。Webサーバ31は、顧客が予約申込みに必要な事項を入力するための予約画面情報のWebページを予め作成している。よって、顧客がWebサーバ31にアクセスしたとき、ユーザー端末装置6の画面には空き室情報が表示されて、空き室のある日にちが選択されると、画面は予約画面に切り換わり、顧客により必要事項が記入されてWebサーバ31へ送信される。図示しないが、この予約画面には、宿泊日及び宿泊人数と朝食付き等の宿泊プランとメールアドレスが顧客によって入力されることになる。
これにより、予約管理手段33aは、当該予約受付に対する予約番号を採番して、予約番号に対応付けて予約画面に記入された予約情報を図6に示すようにデータベース33dに格納する。加えて、予約管理手段33aは、客室を決定して予約番号に対応付けて、このルームナンバーをデータベース33dに格納すると共に、更新した空き室情報をWebサーバ31に送付する。そして、メールサーバ32は、このテキストデータの予約番号をQRコードに変換して、予約情報に含まれているメールアドレスにメール送信する。よって、顧客はメールの受信により予約が成立したことを確認することができる。
宿泊情報管理手段33bは、料金精算装置2から正面カメラ19で撮影されたQRコードが示す予約番号が送信されてくると、データベース33dに格納されている予約番号と照合して予約の有無を確認する。予約があれば、この予約番号に対応付けてデータベース33dに格納しているルームナンバーを料金精算装置2に送信することで、宿泊者情報取得手段10bによるチェックインの処理を許可する。
そして、宿泊情報管理手段33bは、チェックイン手続により宿泊者情報取得手段10bが取得した宿泊者情報及び署名情報取得手段10cが取得した署名文字画像のイメージファイルIMGを予約番号に対応付けてデータベース33dに格納する。よって、データベース33dは宿泊カードを電子ファイルで保存することになる。
料金管理手段33cは、料金精算装置2からQRコードに基づく予約番号が送信されると、この予約内容に基づく前払い金額を演算して、この前払い金額を料金精算装置2に送信する。チェックイン後に顧客がホテル内の各設備や施設の利用で発生する代金情報、例えばレストランでの飲食代はレストラン端末機30から顧客のルームナンバー情報と共に料金管理手段33cに送られてくる。したがって、料金管理手段33cは、チェックアウト時には、この顧客のルームナンバーで送られてきているチェックイン後に発生する代金情報から追加精算金額を演算して、この追加精算金額を料金精算装置2へ送信する。
上記構成のチェックイン・チェックアウトシステム1の処理手順について、図7乃至図9のフローチャートを参照して詳細に説明する。
先ず、ユーザー端末装置6がサーバ装置3のWebサーバ31が開設しているウェブサイトにアクセスすると(ステップS01)、ホテルの客室の空き情報のウェブページが送られて、ユーザー端末装置6に表示される(ステップS02)。
顧客は空き室状況をチェックして、宿泊予定日に空き室があればこの日を指定する(ステップS03)。宿泊日の指定により、ユーザー端末装置6にはWebサーバ31から予約画面のWebページが送られてきて表示される(ステップS04)。そして、顧客によって宿泊数及び宿泊人数と宿泊プランとメールアドレス等の予約情報が入力されて送信される(ステップS05)。
Webサーバ31に予約情報が送られてくると、管理サーバ33の予約管理手段33aは予約番号を採番し、この予約情報と共にデータベース33dに格納する(ステップS06)。このとき、予約管理手段33aはこの顧客に提供する客室を決定し、このルームナンバーも併せて予約情報に対応付けてデータベース33dに格納する。
そして、メールサーバ32は、この予約番号を表わすQRコードを、入力された予約情報の中に含まれているメールアドレスにメールで送信する(ステップS07)。そして、ユーザー端末装置6でQRコードが保存される(ステップS08)一方、予約管理手段33aは空き室情報を更新して宿泊予約が完了する(ステップS09)。
料金精算装置2は待機時においては、図11に示すように、タッチ操作ディスプレイ13の操作画面にチェックイン及びチェックアウトの何れかの処理を選択するための初期画面を表示している。そして、チェックインの処理が選択されたときの処理を説明する。
顧客が料金精算装置2のタッチ操作ディスプレイ13の初期画面から「チェックイン」を選択すると、料金精算装置2はチェックインの処理となる。
チェックイン処理で、料金精算装置2は、正面カメラ19に顧客に対しメールで送信しているQRコードがかざされると(ステップS10)、予約確認手段10aはQRコードをデコードして予約番号に変換し、この予約番号を管理サーバ33に問い合わせる(ステップS11)。
管理サーバ33はこの問い合わせに対し予約管理手段33aがデータベース33dから該当する予約番号を検索し(ステップS12)、検索した予約番号に関連付けて格納されているルームナンバーと予約情報とを問合せのあった料金精算装置2へ送信する(ステップS13)。
料金精算装置2は、これらの情報を受信すると、宿泊者情報取得手段10bがタッチ操作ディスプレイ13に宿泊者情報の入力画面13aを表示して、顧客が入力する宿泊情報を取得する(ステップS14)。続いて、料金精算装置2の署名情報取得手段10cが署名欄13cの枠内に描かれる文字を表示して、顧客による署名欄13e内への署名が行われる。そして、署名欄13eの「OK」ボタンが顧客によってタッチされると、署名情報取得手段10cは、署名欄13eに描かれた手書き文字を含むタッチ操作ディスプレイ13に表示された画面を、署名文字画像として一時的に記憶する(ステップS15)。
宿泊者情報及び署名の受付を終了すると、料金精算装置2は、精算制御手段10dによって、顧客から前払い金を徴収するための精算処理となる(ステップS16)。
図9は、ステップS16の精算処理の動作を説明するフローチャートであり、精算制御手段10dは精算金額を表示する(ステップS161)。この場合の精算金額は、チェックイン時に徴収する前払い金額であるから、精算制御手段10dは、予約管理手段33aから送られてきている予約情報に示されている宿泊数及び人数と宿泊プランから前払い金額を演算し、タッチ操作ディスプレイ13の画面にこの前払い金額を表示する。そして、精算制御手段10dは、顧客によって現金支払い又はクレジットカード払いの何れかを選択する画面を表示する(ステップS162)。ここでクレジットカード払いが選択された場合は、クレジットカード読取端末15による決済処理となる。
現金払いが選択されると(ステップS163の「YES」)、画像記録制御手段10eは、正面カメラ19及び手元カメラ14を作動する(ステップS164)。正面カメラ19は顧客の正面からの顔画像を静止画で撮影するが、動画であっても良い。動画のときは、予め定めた時間撮影しても良いし、何らかの処理が終了するまで撮影を継続しても良い。一方、手元カメラ14は、紙幣投入受取口23の入口を動画で撮影する。
画像記録制御手段10eは、正面カメラ19が撮影した顔画像を画像記録部12に記録すると共に、手元カメラ14が撮影する画像については、画像認識処理で手が撮影されている場合には、この撮影画像を画像記録部12に記録する(ステップS165)。したがって、手元カメラ14が撮影する一連の動画の中から画像認識部102によって手を認識したとき、画像記録制御手段10eは顧客による紙幣投入受取口23に紙幣を投入する状況の画像が画像記録部12に記録されることになる。これに対して、画像認識部102によって手が認識されない場合は、紙幣投入受取口23に紙幣を投入されていないため手元カメラ14の撮影画像が画像記録部12に記録されることはない。そして、画像記録制御手段10eは、これら画像をハードディスクに記録するとき、予約番号に関連付けて記録する。
顧客が前払い金の支払いで紙幣投入受取口23へ紙幣を投入する場合に、紙幣投入受取口23へは投入する複数枚の紙幣を重ねて一括して投入することができ、紙幣処理装置17では1枚ずつ紙幣の真贋を判別しながら投入紙幣額を演算して、精算制御手段10dへ送る。また、硬貨投入口24から投入される硬貨は硬貨処理装置16へ導入されて、硬貨処理装置16では硬貨の真贋を判別しながら投入硬貨額を演算して、精算制御手段10dへ送る。
精算制御手段10dは、紙幣処理装置17や硬貨処理装置16から送られてくる投入紙幣額や投入硬貨額から投入金額の合計を演算し(ステップS166)、投入金額合計が精算金額を超過していることを判別すると(ステップS167の「YES」)、釣銭の払い出しを制御する(ステップS168)。精算制御手段10dは、釣銭の金種構成に応じて紙幣処理装置17と硬貨処理装置16の何れか一方又は両方に払い出し金種を指示して、釣銭が払い出される。
釣銭払い出しで精算制御手段10dが紙幣処理装置に釣札の払い出しを指示している場合には(ステップS169の「YES」)、画像記録制御手段10eは手元カメラ14を作動する(ステップS170)。よって、手元カメラ14は、紙幣投入受取口23から顧客が釣札を受け取る画像を撮影して、画像記録制御手段10eはこの画像を画像記録部12に予約番号に関連付けて記録し(ステップS171)、精算処理が終了する。
図7のフローチャートに戻って、ステップS6での前払い金の精算処理が終了すると、精算制御手段10dは、宿泊者情報取得手段10bや署名情報取得手段10cによってそれぞれ取得された宿泊者情報及び署名文字画像を管理サーバ33へ送信する(ステップS17)。そして、宿泊情報管理手段33bは、宿泊者情報及び署名情報取得手段10cが取得した署名文字画像を予約番号に対応付けてデータベース33dに格納する(ステップS18)。
そして、料金精算装置2は、ルームキー管理手段10fによってカードキー処理ユニット18を制御してルームキーを発行するよう制御する(ステップS19)。ルームキー管理手段10fは、管理サーバ33から送られてきている予約番号に関連付けられているルームナンバー情報をカードキー処理ユニット18に出力し、カードキー処理ユニット18はルームナンバー情報をカードキーの磁気記録部に記録して、カードキー発行・受け取り口26から発行(送出)する。そして、カードキーの発行により料金精算装置2のチェックイン処理が終了する。
チェックイン後、管理サーバ33は料金管理手段33cによって、顧客がホテル内の各施設の利用で発生する追加精算金額を演算してデータベース33dでルームナンバーに対応付けて格納している。例えば、レストランでの飲食代金は、レストラン端末機30からルームナンバー情報と共に管理サーバ33へ送られて、追加精算金額として料金管理手段33cで演算されている。
そして、顧客が料金精算装置2の初期画面13aから「チェックアウト」を選択したとき、料金精算装置2は、図8のフローチャートで示すチェックアウトの処理となる。
チェックアウトでは、顧客はカードキーをカードキー発行・受け取り口26へ挿入する(ステップS20)。よって、カードキー処理ユニット18が返却されたカードキーの磁気記録部に記録されているルームナンバーを読み取って、このルームナンバー情報を精算制御手段10dへ送る。よって、精算制御手段10dはこのルームナンバー情報を管理サーバ33へ送信して追加精算金額を問合せる(ステップS21)。
管理サーバ33では、料金管理手段33cが受信したルームナンバーに対応する追加精算金額及び予約番号をデータベース33dから読み出して料金精算装置2へ送信する(ステップS22)。これにより、追加精算金額を受け取った料金精算装置2は、ルームキー管理手段10fによって返却されたカードキーの磁気記録部に記録されているルームナンバー情報を消去するようカードキー処理ユニット18を制御する(ステップS23)。そして、精算制御手段10dは、追加精算金額の精算処理を行ってチェックアウトを終了する(ステップS24)。
このステップS24での精算処理は、図9のフローチャートで説明した手順で行われる。但し、チェックアウトの場合は、ステップS161で表示する精算金額は管理サーバ33から送られてくる追加の精算金額となる。したがって、追加精算金額の場合も、正面カメラ19が撮影した顧客の正面からの顔画像を静止画で撮影し、手元カメラ14は紙幣投入受取口23の入口周辺を動画で撮影されて、撮影された画像は画像記録制御手段10eによって、画像記録部12に予約番号に関連付けてそれぞれ記録される。このときも手元カメラ14の画像は顧客の手が撮影されている場合にのみ画像記録部12に記録され、釣銭に釣札があるときの手元カメラ14の撮影画像も記録される。
上記の料金精算装置2は、顧客の操作によって取引が行われる際、取引口での手の画像を撮影して画像記録部12にジャーナル保管するものである。したがって、画像記録部12に記録された顧客の正面画像と顧客の手元画像は、予約番号でアクセスすることにより画像記録部12から読み出されて、図10に示すようにタッチ操作ディスプレイ13の操作画面131又は管理サーバ33の画面に表示することができる。これにより、顧客が故意又は過失で紙幣投入受取口23への投入紙幣の金種と異なる投入金額が画面に表示されている或いは釣札が払い出されない又は不足しているなどの申し立てがあったときに、それが妥当であるかをホテル側が判断するための材料となる。このような手元カメラ14を硬貨投入口にも配置して、投入硬貨や釣銭硬貨の画像による確認に用いてもよい。
以上、図示されている実施形態を参照して、本発明を説明したが、図示されているこれら実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態の料金精算装置2はチェックイン時の宿泊者情報及び署名文字画像の登録も行っているが、料金精算装置2は受付機能を有さなくてもよい。この場合、顧客はチェックインカウンターで受付を行った後、チェックインカウンターと近接した場所に配置された料金精算装置2で精算処理を行うようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、手元カメラ14を紙幣投入受取口23や硬貨投入口24の入口側に配置しているが、商品券、ギフトカード、図書券などその他諸々の有価証券やクーポン券の類が投入可能な料金精算装置であれば、これら取引媒体を受け渡しする取引口に配置される。
2 料金精算装置
10 制御部
12 画像記録部
14 手元カメラ
19 正面カメラ
23 紙幣投入受取口(取引口)
101 QRコードリーダ部(二次元コードリーダ部)
102 画像認識部

Claims (7)

  1. 顧客の操作によって取引を行う料金精算装置において、
    前記顧客との間で取引媒体を受け渡しするための取引口と、
    前記取引口を撮影するよう配置される手元カメラと、
    前記顧客が前記取引口へ前記取引媒体を投入する際の画像又は前記取引口から前記取引媒体を排出する際の画像を撮影するよう前記手元カメラの作動を制御する制御部と、
    前記顧客別に前記手元カメラの撮影した画像を記録する画像記録部と、
    を備えたことを特徴とする料金精算装置。
  2. 顧客の正面画像を撮影する正面カメラをさらに備えて、
    前記画像記録部は、前記顧客別に前記手元カメラの撮影画像と前記正面カメラの撮影画像とを関連付けて記録することを特徴とする請求項1に記載の料金精算装置。
  3. 前記制御部は、前記正面カメラが撮影する二次元コード画像をデコードする二次元コードリーダ部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の料金精算装置。
  4. 前記二次元コードは、顧客毎の識別コードであることを特徴とする請求項3に記載の料金精算装置。
  5. 前記画像記録部は、前記識別コードで関連付けて、前記手元カメラ及び前記正面カメラのそれぞれの撮影画像を記録することを特徴とする請求項4に記載の料金精算装置。
  6. 前記制御部は、前記二次元コードリーダ部が前記識別コードを読み取った後に前記正面カメラによる前記正面画像の撮影を制御することを特徴とする請求項3に記載の料金精算装置。
  7. 前記制御部は、前記手元カメラの撮影画像から顧客の手を認識する画像認識部を備えて、
    前記画像記録部は、前記画像認識部によって前記手が認識される前記撮影画像を記録することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の料金精算装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020140409A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 株式会社ロイヤルホテル 施設における料金の決済システム及び決済方法

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