JP2760110B2 - シャンプー組成物 - Google Patents
シャンプー組成物Info
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- JP2760110B2 JP2760110B2 JP1322869A JP32286989A JP2760110B2 JP 2760110 B2 JP2760110 B2 JP 2760110B2 JP 1322869 A JP1322869 A JP 1322869A JP 32286989 A JP32286989 A JP 32286989A JP 2760110 B2 JP2760110 B2 JP 2760110B2
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- JP
- Japan
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- group
- carbon atoms
- methyl
- hydroxy
- pyridone
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、優れたカユミ防止効果を有すると共に、低
温での配合安定性の良好なシャンプー組成物に関する。
温での配合安定性の良好なシャンプー組成物に関する。
近年、シャンプーに求められる機能は多種多様とな
り、頭髪を清潔に洗い上げるだけでなく、頭皮のカユミ
を抑えることも重要な機能の一つとして求められてい
る。この頭皮のカユミの発生原因としては、頭皮常在微
生物や各種刺激物質、例えば光、空気酸化により生成さ
れた脂肪酸や過酸化物質等の刺激物質、シャンプーに含
まれる界面活性剤やヘアメイクの際に頭髪、頭皮に残留
する物質、及び生活環境から生ずる種々の刺激物質が関
与していると考えられている。
り、頭髪を清潔に洗い上げるだけでなく、頭皮のカユミ
を抑えることも重要な機能の一つとして求められてい
る。この頭皮のカユミの発生原因としては、頭皮常在微
生物や各種刺激物質、例えば光、空気酸化により生成さ
れた脂肪酸や過酸化物質等の刺激物質、シャンプーに含
まれる界面活性剤やヘアメイクの際に頭髪、頭皮に残留
する物質、及び生活環境から生ずる種々の刺激物質が関
与していると考えられている。
従って、頭皮のカユミを防止するためには、洗髪を十
分に行ない、刺激物質をよく取り除くことが必要であ
り、更には使用するシャンプー等は低刺激であることも
必要である。
分に行ない、刺激物質をよく取り除くことが必要であ
り、更には使用するシャンプー等は低刺激であることも
必要である。
一方、カユミを防止するため、従来よりシャンプー組
成物中に種々の殺菌剤、抗酸化剤を配合することが行な
われている。この殺菌剤、抗酸化剤としては一般にピロ
クトンオラミン、ジンクピリチオン、イオウ、二硫化セ
レン等が知られており、これらの中でも特にピロクトン
オラミンは優れた殺菌剤、抗菌剤で、シャンプー中に配
合して抗フケ剤として用いられている(特開昭58−1984
12号公報)。
成物中に種々の殺菌剤、抗酸化剤を配合することが行な
われている。この殺菌剤、抗酸化剤としては一般にピロ
クトンオラミン、ジンクピリチオン、イオウ、二硫化セ
レン等が知られており、これらの中でも特にピロクトン
オラミンは優れた殺菌剤、抗菌剤で、シャンプー中に配
合して抗フケ剤として用いられている(特開昭58−1984
12号公報)。
しかしながら、ピロクトンオラミンをシャンプーに配
合した場合、シャンプーはすすぎが必要であるため、洗
髪後ピロクトンオラミンが頭皮及び毛髪に残存しにく
く、このためカユミ防止効果については未だ満足される
ものではないという問題があった。
合した場合、シャンプーはすすぎが必要であるため、洗
髪後ピロクトンオラミンが頭皮及び毛髪に残存しにく
く、このためカユミ防止効果については未だ満足される
ものではないという問題があった。
この場合、リンスやコンディショナーのような組成物
にピロクトンオラミンを配合すると、すすぎ過程がある
もののピロクトンオラミンをよく頭皮や毛髪に残存させ
ることが可能である。これは、リンスやコンディショナ
ー中のカチオン性化合物やエステル油等の油分の頭皮及
び毛髪への吸着性が、シャンプー中のアニオン界面活性
剤等の吸着性よりも高いことに依存すると推測される。
にピロクトンオラミンを配合すると、すすぎ過程がある
もののピロクトンオラミンをよく頭皮や毛髪に残存させ
ることが可能である。これは、リンスやコンディショナ
ー中のカチオン性化合物やエステル油等の油分の頭皮及
び毛髪への吸着性が、シャンプー中のアニオン界面活性
剤等の吸着性よりも高いことに依存すると推測される。
しかし、ピロクトンオラミンの頭皮、毛髪への残存性
を高めるべく、これらリンス成分であるカチオン性化合
物や油分を単にシャンプー組成物に配合しても、安定配
合が達成されず、特に低温において分離が起きるなど、
外観の著しい変化が生じるため、低温での安定配合が難
しく、十分なシャンプー性能を得ることができないとい
う問題がある。
を高めるべく、これらリンス成分であるカチオン性化合
物や油分を単にシャンプー組成物に配合しても、安定配
合が達成されず、特に低温において分離が起きるなど、
外観の著しい変化が生じるため、低温での安定配合が難
しく、十分なシャンプー性能を得ることができないとい
う問題がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、優れたカユ
ミ防止効果を有すると共に、低温での安定性が良好なシ
ャンプー組成物を提供することを目的とする。
ミ防止効果を有すると共に、低温での安定性が良好なシ
ャンプー組成物を提供することを目的とする。
本発明者は上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた
結果、下記一般式(I)で表される1−ヒドロキシ−2
−ピリドン系化合物、アニオン界面活性剤、第4級窒素
含有カチオン性化合物及び特定の水難溶性油分を併用す
ることにより、これらの相乗作用でカユミ防止効果が著
しく改善されると共に、−5℃程度の低温でも分離が生
じず、低温安定性が良好なシャンプー組成物を得ること
ができることを見い出し、本発明をなすに至ったもので
ある。
結果、下記一般式(I)で表される1−ヒドロキシ−2
−ピリドン系化合物、アニオン界面活性剤、第4級窒素
含有カチオン性化合物及び特定の水難溶性油分を併用す
ることにより、これらの相乗作用でカユミ防止効果が著
しく改善されると共に、−5℃程度の低温でも分離が生
じず、低温安定性が良好なシャンプー組成物を得ること
ができることを見い出し、本発明をなすに至ったもので
ある。
〔式中、R1は1〜17個の炭素原子を有するアルキル基、
2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、5〜8個の
炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9個の炭素原
子を有するビシクロアルキル基、シクロアルキル基が5
〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜4個の炭
素原子を有するシクロアルキル−アルキル基(但しシク
ロアルキル基はその水素原子の1部が1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基によって置換されていてもよ
い)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、アリー
ル基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜
4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール基が6
〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が2〜4個の
炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリール基が
6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基がそれぞれ1
〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキルもし
くはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒドリル
基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェニル
スルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル基が
2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を表わ
す。但し、上述のアリール基はその水素原子の1部が1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素
原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はハ
ロゲンによって置換されていてもよい。R2は水素原子、
1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、2〜4個の炭
素原子を有するアルケニル基、2〜4個の炭素原子を有
するアルキニル基、ハロゲン原子、フェニル基、又はベ
ンジル基を表わす。Xは有機塩基、アルカリ金属イオ
ン、アンモニウムイオン、又は2〜4価の陽イオンを表
わす。〕 以下、本発明につき、更に詳しく説明する。
2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、5〜8個の
炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9個の炭素原
子を有するビシクロアルキル基、シクロアルキル基が5
〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜4個の炭
素原子を有するシクロアルキル−アルキル基(但しシク
ロアルキル基はその水素原子の1部が1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基によって置換されていてもよ
い)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、アリー
ル基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜
4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール基が6
〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が2〜4個の
炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリール基が
6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基がそれぞれ1
〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキルもし
くはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒドリル
基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェニル
スルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル基が
2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を表わ
す。但し、上述のアリール基はその水素原子の1部が1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素
原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はハ
ロゲンによって置換されていてもよい。R2は水素原子、
1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、2〜4個の炭
素原子を有するアルケニル基、2〜4個の炭素原子を有
するアルキニル基、ハロゲン原子、フェニル基、又はベ
ンジル基を表わす。Xは有機塩基、アルカリ金属イオ
ン、アンモニウムイオン、又は2〜4価の陽イオンを表
わす。〕 以下、本発明につき、更に詳しく説明する。
本発明の第1の必須成分は、下記一般式(I) で表わされる1−ヒドロキシ−2−ピリドン系化合物で
ある。
ある。
ここで、式(I)中R1は1〜17個の炭素原子を有する
アルキル基、2〜17個の炭素原子を有するアルケニル
基、5〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、7
〜9個の炭素原子を有するビシクロアルキル基、シクロ
アルキル基が5〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基
が1〜4個の炭素原子を有するシクロアルキル−アルキ
ル基(但しシクロアルキル基はその水素原子の1部が1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基によって置換され
ていてもよい)、6〜14個の炭素原子を有するアリール
基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキ
ル基が1〜4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリ
ール基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が
2〜4個の炭素原子を有するアリールアルケニル基、ア
リール基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基が
それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアリールオキシア
ルキルもしくはアリールメルカプトアルキル基、ベンズ
ヒドリル基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有する
フェニルスルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケ
ニル基が2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル
基である。なお、上述のアリール基はその水素原子の1
部が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個
の炭素原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基
又はハロゲンによって置換されていてもよい。
アルキル基、2〜17個の炭素原子を有するアルケニル
基、5〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、7
〜9個の炭素原子を有するビシクロアルキル基、シクロ
アルキル基が5〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基
が1〜4個の炭素原子を有するシクロアルキル−アルキ
ル基(但しシクロアルキル基はその水素原子の1部が1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基によって置換され
ていてもよい)、6〜14個の炭素原子を有するアリール
基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキ
ル基が1〜4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリ
ール基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が
2〜4個の炭素原子を有するアリールアルケニル基、ア
リール基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基が
それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアリールオキシア
ルキルもしくはアリールメルカプトアルキル基、ベンズ
ヒドリル基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有する
フェニルスルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケ
ニル基が2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル
基である。なお、上述のアリール基はその水素原子の1
部が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個
の炭素原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基
又はハロゲンによって置換されていてもよい。
また、R2は水素原子、1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基、2〜4個の炭素原子を有するアルケニル基、
2〜4個の炭素原子を有するアルキニル基、ハロゲン原
子、フェニル基、又はベンジル基である。
ルキル基、2〜4個の炭素原子を有するアルケニル基、
2〜4個の炭素原子を有するアルキニル基、ハロゲン原
子、フェニル基、又はベンジル基である。
更に、Xは有機塩基、アルカリ金属イオン、アンモニ
ウムイオン、又は2〜4価の陽イオンである。
ウムイオン、又は2〜4価の陽イオンである。
上記式(I)で表わされる化合物の具体例として、下
記の化合物及びその塩を挙げることができる。
記の化合物及びその塩を挙げることができる。
1−ヒドロキシ−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−6−メチル
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4,6−ジメチル−2
−ピリドン、1−ヒドロキ−4−メチル−6−ヘプチル
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−
(1−エチルペンチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキ
シ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ウ
ンデシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−プロペニル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−オクテニル−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−(2,2−ジブチル−ビニル)−
2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(シ
クロヘキセニリデン−メチル)−2−ピリドン、1−ヒ
ドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシル−2−ピリ
ドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(メチル−シ
クロヘキシル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−(2−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−〔2−
(ジメチルシクロヘキシル)−プロピル〕−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−メチル−
フェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチ
ル−6−(3−メチル−フェニル)−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−第3ブチル−フ
ェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−(3−メチル−4−クロル−フェニル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(3,5−ジ
クロル−フェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−(3−ブロム−4−クロル−フェニ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6
−(4−メトキシスチリル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−〔1−(4−ニトロフェノキ
シ)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−(4−シアノフェノキシメチル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フェニル
スルホニルメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−〔1−(4−クロルフェニルスルホニ
ル)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−ベンジル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ
−4−メチル−6−(2,4−ジメチルベンジル)−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(第3ブ
チル−ベンジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−(2−クロル−ベンジル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−クロルベ
ンジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−(2,5−ジクロル−ベンジル)−2−ピリドン、
1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−ブロム−ベン
ジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(フェノキシメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−(3−メチルフェノキシ−メチ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6
−(4−第2ブチルフェノキシ−メチル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,5−トリ
クロルフェノキシ−メチル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−(4−ブロムフェノキシ−メ
チル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(4−クロルフェニルメルカプト−メチル)−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−メ
チルフェニルメルカプト−メチル)−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−ナフチル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ベンズ
ヒドリル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−フリル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メ
チル−6−(フリルビニル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−スチリル−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フェニルブタジエニ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−フェニル−
6−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4,6−ジ
フェニル−2−ピリドン等。
−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−6−メチル
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4,6−ジメチル−2
−ピリドン、1−ヒドロキ−4−メチル−6−ヘプチル
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−
(1−エチルペンチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキ
シ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ウ
ンデシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−プロペニル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−オクテニル−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−(2,2−ジブチル−ビニル)−
2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(シ
クロヘキセニリデン−メチル)−2−ピリドン、1−ヒ
ドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシル−2−ピリ
ドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(メチル−シ
クロヘキシル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−(2−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−〔2−
(ジメチルシクロヘキシル)−プロピル〕−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−メチル−
フェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチ
ル−6−(3−メチル−フェニル)−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−第3ブチル−フ
ェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−(3−メチル−4−クロル−フェニル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(3,5−ジ
クロル−フェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−(3−ブロム−4−クロル−フェニ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6
−(4−メトキシスチリル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−〔1−(4−ニトロフェノキ
シ)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−(4−シアノフェノキシメチル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フェニル
スルホニルメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−〔1−(4−クロルフェニルスルホニ
ル)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−ベンジル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ
−4−メチル−6−(2,4−ジメチルベンジル)−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(第3ブ
チル−ベンジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−(2−クロル−ベンジル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−クロルベ
ンジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−(2,5−ジクロル−ベンジル)−2−ピリドン、
1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−ブロム−ベン
ジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(フェノキシメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−(3−メチルフェノキシ−メチ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6
−(4−第2ブチルフェノキシ−メチル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,5−トリ
クロルフェノキシ−メチル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−(4−ブロムフェノキシ−メ
チル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(4−クロルフェニルメルカプト−メチル)−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−メ
チルフェニルメルカプト−メチル)−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−ナフチル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ベンズ
ヒドリル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−フリル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メ
チル−6−(フリルビニル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−スチリル−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フェニルブタジエニ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−フェニル−
6−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4,6−ジ
フェニル−2−ピリドン等。
上記化合物の塩としては、例えば有機アミン塩を使用
することができる。具体的には、エタノールアミン、シ
エタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−
メチル−ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
ジエチルアミノ−エタノール、2−アミノ−2−メチル
−n−プロパノール、ジメチルアミノプロパノール、2
−アミノ−2−メチル−プロパンジオール、トリ−イソ
プロパノールアミン、エチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、モルホリン、ピペリジン、シクロヘキシル
アミン、トリブチルアミン、ドデシルアミン、N,N−ジ
メチル−ドデシルアミン、ステアリルアミン、オレイル
アミン、ベンジルアミン、ジベンジルアミン、N−エチ
ルベンジルアミン、ジメチルステアリルアミン、N−メ
チル−モルホリン、N−メチルピペラジン、4−メチル
シクロヘキシルアミン、N−ヒドロキシエチル−モルホ
リンが挙げられる。
することができる。具体的には、エタノールアミン、シ
エタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−
メチル−ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
ジエチルアミノ−エタノール、2−アミノ−2−メチル
−n−プロパノール、ジメチルアミノプロパノール、2
−アミノ−2−メチル−プロパンジオール、トリ−イソ
プロパノールアミン、エチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、モルホリン、ピペリジン、シクロヘキシル
アミン、トリブチルアミン、ドデシルアミン、N,N−ジ
メチル−ドデシルアミン、ステアリルアミン、オレイル
アミン、ベンジルアミン、ジベンジルアミン、N−エチ
ルベンジルアミン、ジメチルステアリルアミン、N−メ
チル−モルホリン、N−メチルピペラジン、4−メチル
シクロヘキシルアミン、N−ヒドロキシエチル−モルホ
リンが挙げられる。
また、本発明に用いられる1−ヒドロキシ−2−ピリ
ドン系化合物は無機塩であってもよい。例えばナトリウ
ム塩もしくはカリウム塩のようなアルカリ金属塩、アン
モニウム塩、又はマグネシウム塩やカルシウム塩のよう
なアルカリ土類金属塩を用いることができる。さらに、
亜鉛塩、アルミニウム塩、又はジルコニウム塩のような
2〜4価の陽イオンとの塩も用いることができる。
ドン系化合物は無機塩であってもよい。例えばナトリウ
ム塩もしくはカリウム塩のようなアルカリ金属塩、アン
モニウム塩、又はマグネシウム塩やカルシウム塩のよう
なアルカリ土類金属塩を用いることができる。さらに、
亜鉛塩、アルミニウム塩、又はジルコニウム塩のような
2〜4価の陽イオンとの塩も用いることができる。
1−ヒドロキシ−2−ピリドン系化合物の配合量は特
に制限されないが、これら化合物の1種を単独で又は2
種以上を併用してシャンプー組成物全体の0.01〜2%
(重量%、以下同じ)、特に0.5〜1%とすることが好
ましい。
に制限されないが、これら化合物の1種を単独で又は2
種以上を併用してシャンプー組成物全体の0.01〜2%
(重量%、以下同じ)、特に0.5〜1%とすることが好
ましい。
本発明の第2の必須成分であるアニオン界面活性剤と
しては、通常シャンプー組成物で使用されているもので
あればいずれのものも使用できるが、下記(A)〜
(F)に示すアニオン界面活性剤を用いることが好まし
く、とりわけ(A)のパラフィンスルホネートが望まし
い。
しては、通常シャンプー組成物で使用されているもので
あればいずれのものも使用できるが、下記(A)〜
(F)に示すアニオン界面活性剤を用いることが好まし
く、とりわけ(A)のパラフィンスルホネートが望まし
い。
(A) 下記式(II) PS−M1 …(II) (但し、PSは炭素数10〜18の直鎖又は分枝鎖アルキル基
スルホネートの酸基、M1はアルカリ金属又はアルカリ土
類金属イオンを示す。) で表わされるパラフィンスルホネート。
スルホネートの酸基、M1はアルカリ金属又はアルカリ土
類金属イオンを示す。) で表わされるパラフィンスルホネート。
(B) 下記式(1) R3SO3M2 …(1) (式中、R3は炭素原子数12〜16のα−オレフィン、炭素
原子数12〜16のビニリテン型オレフィン、炭素原子数12
〜16のインナーオレフィン、炭素原子数12〜16のヒドロ
キシアルキル基又は炭素原子数10〜18の直鎖もしくは分
枝鎖のパラフィンであり、M2はアルカリ金属、アルキル
置換アンモニウム又はヒドロキシアルキル置換アンモニ
ウムである。) で表わされるスルホン酸塩。
原子数12〜16のビニリテン型オレフィン、炭素原子数12
〜16のインナーオレフィン、炭素原子数12〜16のヒドロ
キシアルキル基又は炭素原子数10〜18の直鎖もしくは分
枝鎖のパラフィンであり、M2はアルカリ金属、アルキル
置換アンモニウム又はヒドロキシアルキル置換アンモニ
ウムである。) で表わされるスルホン酸塩。
上記(1)式の化合物として、具体的には、例えばα
−オレフィンスルホネート(AOS塩)などが挙げられ
る。
−オレフィンスルホネート(AOS塩)などが挙げられ
る。
(C) 下記式(2) R4R5OmOSO3M3 …(2) 〔式中、R4は炭素原子数8〜18のアルキル基又は炭素原
子数5〜15のアルキル基を有するアルキルフェニル基、
R5は炭素原子数2〜3のアルキル基、mは平均値として
0〜6、M3はアルカリ金属,アルカリ土類金属,アルキ
ル置換アンモニウム又はヒドロキシアルキル置換アンモ
ニウムである。〕 で表わされる硫酸塩。
子数5〜15のアルキル基を有するアルキルフェニル基、
R5は炭素原子数2〜3のアルキル基、mは平均値として
0〜6、M3はアルカリ金属,アルカリ土類金属,アルキ
ル置換アンモニウム又はヒドロキシアルキル置換アンモ
ニウムである。〕 で表わされる硫酸塩。
上記(2)式の化合物として、具体的には、例えば天
然ラウリルアルコールポリオキシエチレン(m=3)硫
酸エステル、C11〜C15脂肪族アルコールポリオキシエチ
レン(m=3)硫酸エステル、C12〜C13脂肪族アルコー
ルオキシエチレン硫酸エステル、C12〜C13脂肪族アルコ
ール硫酸エステル及びこれらの硫酸エステル部分が硫酸
のナトリウム、カリウム塩又はアルカノールアミン塩と
なったものなどを挙げることができる。これらの中で
は、ポリオキシエチレン(m=3)ラウリルエーテル硫
酸ナトリウムが特に好ましい。
然ラウリルアルコールポリオキシエチレン(m=3)硫
酸エステル、C11〜C15脂肪族アルコールポリオキシエチ
レン(m=3)硫酸エステル、C12〜C13脂肪族アルコー
ルオキシエチレン硫酸エステル、C12〜C13脂肪族アルコ
ール硫酸エステル及びこれらの硫酸エステル部分が硫酸
のナトリウム、カリウム塩又はアルカノールアミン塩と
なったものなどを挙げることができる。これらの中で
は、ポリオキシエチレン(m=3)ラウリルエーテル硫
酸ナトリウムが特に好ましい。
(D) 下記式(3) (式中、R6は平均炭素原子数9〜17の非芳香族炭化水素
基、M4及びM5はそれぞれアンモニウムイオン、アルカノ
ールアミンイオン、低級アルキルアミンイオン、塩基性
アミノ酸の陽イオン、ナトリウム、カリウム、アルカリ
土類金属又は水素原子である。) で表わされるN−アシルグルタミン酸又はその誘導体。
基、M4及びM5はそれぞれアンモニウムイオン、アルカノ
ールアミンイオン、低級アルキルアミンイオン、塩基性
アミノ酸の陽イオン、ナトリウム、カリウム、アルカリ
土類金属又は水素原子である。) で表わされるN−アシルグルタミン酸又はその誘導体。
上記(3)式の化合物又はその誘導体として具体的に
は、例えば、N−ラウロイルグルタミン酸;N−ミリスト
イルグルタミン酸;N−パルミトイルグルタミン酸;N−ア
シルグルタミン酸;及びこれらのN−アシルグルタミン
酸の混合物、並びにこれらのN−アシルグルタミン酸の
モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリ
エタノールアミン塩、ナトリウム塩及びカリウム塩など
を挙げることができる。これらは、光学活性体又はラセ
ミ体として使用できる。
は、例えば、N−ラウロイルグルタミン酸;N−ミリスト
イルグルタミン酸;N−パルミトイルグルタミン酸;N−ア
シルグルタミン酸;及びこれらのN−アシルグルタミン
酸の混合物、並びにこれらのN−アシルグルタミン酸の
モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリ
エタノールアミン塩、ナトリウム塩及びカリウム塩など
を挙げることができる。これらは、光学活性体又はラセ
ミ体として使用できる。
(E) 下記式(4) (式中、R7は平均炭素原子数9〜17の非芳香族炭化水素
基、R8は水素原子、炭素原子数1〜4の直鎖又は分枝鎖
のアルキル基であり、M6はアンモニウムイオン、アルカ
ノールアミンイオン、低級アルキルアミンイオン、塩基
性アミノ酸の陽イオン、ナトリウム、カリウム、アルカ
リ土類金属又は水素であり、pは1又は2である。) で表わされるN−アシル−N−アルキルアミノ酸又はそ
の塩。
基、R8は水素原子、炭素原子数1〜4の直鎖又は分枝鎖
のアルキル基であり、M6はアンモニウムイオン、アルカ
ノールアミンイオン、低級アルキルアミンイオン、塩基
性アミノ酸の陽イオン、ナトリウム、カリウム、アルカ
リ土類金属又は水素であり、pは1又は2である。) で表わされるN−アシル−N−アルキルアミノ酸又はそ
の塩。
上記(4)式の化合物又はその塩として具体的に、例
えば、N−ラウロイル−N−エチルグリシン、N−ラウ
ロイル−N−イソプロピルグリシン、N−ラウロイルザ
ルコシン、N−ミリストイルザルコシン、N−パルミト
イルザルコシン、N−ラウロイル−N−メチル−β−ア
ラニン、N−ラウロイル−N−エチル−β−アラニン、
N−ミリストイル−β−アラニン、N−パルミトイル−
β−アラニン及びこれらの混合物、並びにこれらのモノ
エタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタ
ノールアミン塩、ナトリウム塩及びカリウム塩などを挙
げることができる。
えば、N−ラウロイル−N−エチルグリシン、N−ラウ
ロイル−N−イソプロピルグリシン、N−ラウロイルザ
ルコシン、N−ミリストイルザルコシン、N−パルミト
イルザルコシン、N−ラウロイル−N−メチル−β−ア
ラニン、N−ラウロイル−N−エチル−β−アラニン、
N−ミリストイル−β−アラニン、N−パルミトイル−
β−アラニン及びこれらの混合物、並びにこれらのモノ
エタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタ
ノールアミン塩、ナトリウム塩及びカリウム塩などを挙
げることができる。
(F) 下記式(5) 〔式中、R9は平均炭素原子数11〜18のアルキル基又はア
ルケニル基、M7はナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウムイオンであ
る。〕 で表わされるアシルメチルタウリン。
ルケニル基、M7はナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属、アルカリ土類金属、又はアンモニウムイオンであ
る。〕 で表わされるアシルメチルタウリン。
上記(5)式の化合物として具体的には、ナトリウム
N−ココイルメチルラウリンなどが挙げられる。
N−ココイルメチルラウリンなどが挙げられる。
本発明においては、上記アニオン界面活性剤の1種又
は2種以上を使用することができるが、その配合量はシ
ャンプー組成物全体の5〜30%、特に10〜25%とするこ
とが好ましい。5%未満では良好な洗浄力を得ることが
できず、30%を超えると界面活性剤による可溶化力が強
すぎるため、洗浄時に流されてしまい、充分な仕上り効
果を発揮することができない場合がある。
は2種以上を使用することができるが、その配合量はシ
ャンプー組成物全体の5〜30%、特に10〜25%とするこ
とが好ましい。5%未満では良好な洗浄力を得ることが
できず、30%を超えると界面活性剤による可溶化力が強
すぎるため、洗浄時に流されてしまい、充分な仕上り効
果を発揮することができない場合がある。
本発明の第3の必須成分である第4級窒素含有カチオ
ン性化合物は、下記式(6) (但し、R10,R11,R12及びR13はいずれもアルキル基、ヒ
ドロキシアルキル基、アルケニル基、ポリアルキレンオ
キシド基、又はベンジル基を示し、そのうちの1個又は
2個は炭素数10〜24の直鎖アルキル基、ヒドロキシアル
キル基又はアルケニル基であり、残りはメチル基、エチ
ル基、ベンジル基又は式−(C2H4O)n−Hもしくは−
(C3H6O)l−H(ただしn,lはそれぞれ1〜5の整数)
で表わされるポリアルキレンオキシド基であるが、これ
らは互いに同一であっても異ってもよい。また、Y-は陰
イオンを示す。) で示される第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤
が挙げられる。
ン性化合物は、下記式(6) (但し、R10,R11,R12及びR13はいずれもアルキル基、ヒ
ドロキシアルキル基、アルケニル基、ポリアルキレンオ
キシド基、又はベンジル基を示し、そのうちの1個又は
2個は炭素数10〜24の直鎖アルキル基、ヒドロキシアル
キル基又はアルケニル基であり、残りはメチル基、エチ
ル基、ベンジル基又は式−(C2H4O)n−Hもしくは−
(C3H6O)l−H(ただしn,lはそれぞれ1〜5の整数)
で表わされるポリアルキレンオキシド基であるが、これ
らは互いに同一であっても異ってもよい。また、Y-は陰
イオンを示す。) で示される第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤
が挙げられる。
この場合、第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性
剤の具体例としては、例えば、ステアリルトリメチルア
ンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウム
クロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジ
セチルジメチルアンモニウムクロライド、ジベヘニルジ
メチルアンモニウムクロライド等がある。
剤の具体例としては、例えば、ステアリルトリメチルア
ンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウム
クロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジ
セチルジメチルアンモニウムクロライド、ジベヘニルジ
メチルアンモニウムクロライド等がある。
上記カチオン性化合物の配合量は、これらのカチオン
性化合物の1種を単独で又は2種以上を併用し、シャン
プー組成物全体の0.1〜10%、特に0.3〜5%とすること
が好ましい。0.1%より少ないと仕上りが不充分であ
り、10%を越えると泡立ちが劣化し、液安定性が悪くな
る場合がある。
性化合物の1種を単独で又は2種以上を併用し、シャン
プー組成物全体の0.1〜10%、特に0.3〜5%とすること
が好ましい。0.1%より少ないと仕上りが不充分であ
り、10%を越えると泡立ちが劣化し、液安定性が悪くな
る場合がある。
また、第4級窒素含有カチオン性化合物として、第4
級窒素カチオン性水溶性ポリマーを使用することもでき
る。この第4級窒素含有カチオン性水溶性ポリマーとし
ては、第4級窒素含有セルロースエーテル、第4級窒素
含有スターチ、第4級窒素含有ポリトリアルキルアミノ
エチルメタクリレート、第4級窒素含有ポリビニルピロ
リドン、第4級窒素含有分解ケラチン、第4級窒素含有
キチン又はキトサンなどを挙げることができる。
級窒素カチオン性水溶性ポリマーを使用することもでき
る。この第4級窒素含有カチオン性水溶性ポリマーとし
ては、第4級窒素含有セルロースエーテル、第4級窒素
含有スターチ、第4級窒素含有ポリトリアルキルアミノ
エチルメタクリレート、第4級窒素含有ポリビニルピロ
リドン、第4級窒素含有分解ケラチン、第4級窒素含有
キチン又はキトサンなどを挙げることができる。
これら第4級窒素含有カチオン性水溶性ポリマーの分
子量は2,000〜3,000,000が好ましく、また窒素含有率は
0.2〜5%が好ましい。
子量は2,000〜3,000,000が好ましく、また窒素含有率は
0.2〜5%が好ましい。
上記第4級窒素含有カチオン性水溶性ポリマーは、例
えば水溶性ポリマーと第4級窒素導入剤とを反応させる
ことにより得ることができる。ここで水溶性ポリマーと
してはセルロースエーテル、スターチ、ポリビニルピロ
リドン、トリアルキルアミノエチルメタクリレートポリ
マーなどを挙げることができる。また、第4級窒素導入
剤としては、グリシジルトリメチルアンモニウムハライ
ド、3−ハロ−2−ヒドロキシプロピルトリアルキルア
ンモニウムハライドなどがある。
えば水溶性ポリマーと第4級窒素導入剤とを反応させる
ことにより得ることができる。ここで水溶性ポリマーと
してはセルロースエーテル、スターチ、ポリビニルピロ
リドン、トリアルキルアミノエチルメタクリレートポリ
マーなどを挙げることができる。また、第4級窒素導入
剤としては、グリシジルトリメチルアンモニウムハライ
ド、3−ハロ−2−ヒドロキシプロピルトリアルキルア
ンモニウムハライドなどがある。
これら第4級窒素含有カチオン性水溶性ポリマーの配
合量は特に限定するものではないが、実用の面から上記
第4級窒素含有カチオン性水溶性ポリマーの1種を単独
で又は2種以上を併用し、シャンプー組成物全体の0.05
%以上、特に0.1〜2%配合することが好ましい。0.05
%より少ないときは効果が十分発揮されないことがあ
る。
合量は特に限定するものではないが、実用の面から上記
第4級窒素含有カチオン性水溶性ポリマーの1種を単独
で又は2種以上を併用し、シャンプー組成物全体の0.05
%以上、特に0.1〜2%配合することが好ましい。0.05
%より少ないときは効果が十分発揮されないことがあ
る。
本発明の第4の必須成分として使用される水難溶性油
分は、下記式(III)で表されるポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油、下記式(IV)で表されるオクタン酸セチ
ル、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、イソステ
アリルアルコール、イソステアリン酸イソプロピル、ミ
リスチン酸ヘキシルデシル、例えばホホバ油,ヒマシ
油,ミンク油等の動植物抽出油である。
分は、下記式(III)で表されるポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油、下記式(IV)で表されるオクタン酸セチ
ル、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、イソステ
アリルアルコール、イソステアリン酸イソプロピル、ミ
リスチン酸ヘキシルデシル、例えばホホバ油,ヒマシ
油,ミンク油等の動植物抽出油である。
これらの中でも、とりわけポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、オクタン酸セチルが特に好適に用いられ、この
場合、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のHLBは、3〜1
7、特に6〜17の範囲が好ましい。
マシ油、オクタン酸セチルが特に好適に用いられ、この
場合、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のHLBは、3〜1
7、特に6〜17の範囲が好ましい。
これら水難溶性油分の配合量も特に限定されないが、
上記水難溶性油分の1種を単独で又は2種以上を併用
し、シャンプー組成物全体の0.01〜10%、特に0.1〜5
%とすることが好ましい。0.01%未満では配合による十
分な効果が得られず、一方10%を超えると、シャンプー
の基本性能である泡立ちを劣化させるだけでなく、安定
配合がなされない場合がある。
上記水難溶性油分の1種を単独で又は2種以上を併用
し、シャンプー組成物全体の0.01〜10%、特に0.1〜5
%とすることが好ましい。0.01%未満では配合による十
分な効果が得られず、一方10%を超えると、シャンプー
の基本性能である泡立ちを劣化させるだけでなく、安定
配合がなされない場合がある。
本発明のシャンプー組成物には、以上の4成分に加
え、必要によりその種類や使用目的等に応じた成分を適
宜添加することができる。例えば、ノニオン界面活性
剤、両性界面活性剤、上記第4級アンモニウム塩型以外
のカチオン界面活性剤を配合することができる。さらに
低温安定化剤、水溶性高分子化合物、粘度調節剤、pH調
整剤、酸化防止剤、乳濁剤、保湿剤、油分、可溶化剤、
香料、蛋白誘導体、動植物エキス、殺菌剤、色素等を添
加することができる。
え、必要によりその種類や使用目的等に応じた成分を適
宜添加することができる。例えば、ノニオン界面活性
剤、両性界面活性剤、上記第4級アンモニウム塩型以外
のカチオン界面活性剤を配合することができる。さらに
低温安定化剤、水溶性高分子化合物、粘度調節剤、pH調
整剤、酸化防止剤、乳濁剤、保湿剤、油分、可溶化剤、
香料、蛋白誘導体、動植物エキス、殺菌剤、色素等を添
加することができる。
本発明のシャンプー組成物は、優れたカユミ防止効果
を有すると共に、低温での安定性に優れたものである。
を有すると共に、低温での安定性に優れたものである。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説
明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではな
い。
明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではな
い。
なお、各例に先立ち、各例において採用した評価方法
を下記に示す。
を下記に示す。
カユミ防止効果 下記標準試料で洗髪し、翌日再び標準試料6gを施して
洗髪した2日後及び6日後のそれぞれのカユミ防止効果
と、同様に標準試料で洗髪し、翌日第1表及び第2表に
示す試験試料6gを施して洗髪した2日後及び6日後のそ
れぞれのカユミ防止効果との比較を10名の被験者の申告
により行った。その際の評点は次の通りである。
洗髪した2日後及び6日後のそれぞれのカユミ防止効果
と、同様に標準試料で洗髪し、翌日第1表及び第2表に
示す試験試料6gを施して洗髪した2日後及び6日後のそ
れぞれのカユミ防止効果との比較を10名の被験者の申告
により行った。その際の評点は次の通りである。
標準試料 1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメ
チルペンチル)−2−ピリドン 0.5% ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
(:3) 10 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3 無水硫酸ナトリウム 1 水 残 計 100% 評 点 +3点:標準試料に比較してカユミ防止効果が 非常にある。
チルペンチル)−2−ピリドン 0.5% ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
(:3) 10 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3 無水硫酸ナトリウム 1 水 残 計 100% 評 点 +3点:標準試料に比較してカユミ防止効果が 非常にある。
+2点: 〃 ある +1点: 〃 ややある 0点: 〃 同等 −1点: 〃 やや悪い −2点:標準試料に比較してカユミ防止効果が 悪い −3点: 〃 非常に悪い 判定は被験者10名の評点の合計を算出し、以下の基準
により評価した。
により評価した。
配合組成の低温安定性評価 試験試料を50ml入りガラス容器に充填し、−5℃にお
いて1週間保存したものについて、外観を視覚により観
察し、下記標準により評価した。
いて1週間保存したものについて、外観を視覚により観
察し、下記標準により評価した。
○:配合直後と比較してほとんど変化が認められな
い。
い。
△:微濁等外観に若干の変化が認められる。
×:分離等外観の著しい変化が認められる。
〔実施例1〜7、比較例1〜6〕 第1表に示す組成の13種のシャンプー組成物を調製
し、上記方法に従って各評価を行なった。結果を同表に
併記する。
し、上記方法に従って各評価を行なった。結果を同表に
併記する。
第1表の結果より、式(I)で示される1−ヒドロキ
シ−2−ピリドン系化合物、アニオン界面活性剤、第4
級窒素含有化合物及び水難溶性油分としてポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油(HLB9),流動パラフィン又はオク
タン酸セチルを併用した本発明のシャンプー組成物は、
いずれもカユミ防止効果が著しく向上し、かつ上記水難
溶性油分の分散安定性が良好であることが認められた。
シ−2−ピリドン系化合物、アニオン界面活性剤、第4
級窒素含有化合物及び水難溶性油分としてポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油(HLB9),流動パラフィン又はオク
タン酸セチルを併用した本発明のシャンプー組成物は、
いずれもカユミ防止効果が著しく向上し、かつ上記水難
溶性油分の分散安定性が良好であることが認められた。
これに対し、比較例1、2は共に本発明の第1の必須
成分を含有していないためカユミ防止効果が劣り、比較
例3は本発明の第4の必須成分、比較例4は本発明の第
3の必須成分を配合していないためそれぞれ目的とする
性能を満足できないものであった。
成分を含有していないためカユミ防止効果が劣り、比較
例3は本発明の第4の必須成分、比較例4は本発明の第
3の必須成分を配合していないためそれぞれ目的とする
性能を満足できないものであった。
〔実施例8〜10〕 第2表に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、上記の方
法で評価を行なった。
法で評価を行なった。
結果を第2表に併記する。
第2表の結果より、本発明のシャンプー組成物は、他
の成分を必須成分と共に配合しても、カユミ防止効果、
低温安定性が損なわれず、良好な性能を保持するもので
あることが認められる。
の成分を必須成分と共に配合しても、カユミ防止効果、
低温安定性が損なわれず、良好な性能を保持するもので
あることが認められる。
Claims (2)
- 【請求項1】下記一般式(I)で表わされる1−ヒドロ
キシ−2−ピリドン系化合物、アニオン界面活性剤、第
4級窒素含有カチオン性化合物及びポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油、オクタン酸セチル、流動パラフィン、ス
クワラン、ワセリン、イソステアリルアルコール、イソ
ステアリル酸イソプロピル、ミリスチン酸ヘキシルデシ
ル及び動植物抽出油からなる群から選ばれる1種又は2
種以上の水難溶性油分を含有することを特徴とするシャ
ンプー組成物。 〔式中、R1は1〜17個の炭素原子を有するアルキル基、
2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、5〜8個の
炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9個の炭素原
子を有するビシクロアルキル基、シクロアルキル基が5
〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜4個の炭
素原子を有するシクロアルキル−アルキル基(但しシク
ロアルキル基はその水素原子の1部が1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基によって置換されていてもよ
い)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、アリー
ル基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜
4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール基が6
〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が2〜4個の
炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリール基が
6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基がそれぞれ1
〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキルもし
くはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒドリル
基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェニル
スルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル基が
2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を表わ
す。但し、上述のアリール基はその水素原子の一部が1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素
原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はハ
ロゲンによって置換されていてもよい。R2は水素原子、
1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、2〜4個の炭
素原子を有するアルケニル基、2〜4個の炭素原子を有
するアルキニル基、ハロゲン原子、フェニル基、又はベ
ンジル基を表わす。Xは有機塩基、アルカリ金属イオ
ン、アンモニウムイオン、又は2〜4価の陽イオンを表
わす。〕 - 【請求項2】アニオン界面活性剤として、下記式(II)
で表わされるパラフィンスルホネートを配合した請求項
1記載のシャンプー組成物。 PS−M1 …(II) (但し、PSは炭素数10〜18の直鎖又は分枝鎖アルキル基
スルホネートの酸基、M1はアルカリ金属又はアルカリ土
類金属イオンを示す。)
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Family Applications (1)
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JP1322869A Expired - Lifetime JP2760110B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | シャンプー組成物 |
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-
1989
- 1989-12-13 JP JP1322869A patent/JP2760110B2/ja not_active Expired - Lifetime
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