JP2760109B2 - シャンプー組成物 - Google Patents
シャンプー組成物Info
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- JP2760109B2 JP2760109B2 JP1322868A JP32286889A JP2760109B2 JP 2760109 B2 JP2760109 B2 JP 2760109B2 JP 1322868 A JP1322868 A JP 1322868A JP 32286889 A JP32286889 A JP 32286889A JP 2760109 B2 JP2760109 B2 JP 2760109B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗浄効果と仕上げ効果とを併せ持つシャン
プー組成物に関する。
プー組成物に関する。
近年、いわゆる朝シャンとよばれ、朝、通勤,通学前
に洗髪することが流行している。このため、これまで洗
髪する際は洗浄剤(シャンプー)と仕上げ剤(リンス)
とを順次別個に使用するものであったが、かかる消費者
の洗髪動向を反映して、短時間に洗髪する目的で洗浄効
果と仕上げ効果とを併せ持つシャンプー組成物が開発さ
れるに至っている。
に洗髪することが流行している。このため、これまで洗
髪する際は洗浄剤(シャンプー)と仕上げ剤(リンス)
とを順次別個に使用するものであったが、かかる消費者
の洗髪動向を反映して、短時間に洗髪する目的で洗浄効
果と仕上げ効果とを併せ持つシャンプー組成物が開発さ
れるに至っている。
その提案の多くは、洗浄剤に仕上げ効果を有する特定
の成分を配合することにより、洗浄効果と仕上げ効果の
両方を得ようとするものであり、このような仕上げ効果
を有する成分として、シリコーン油(特開昭61−210022
号公報)、第4級アンモニウム塩(特開昭53−133206号
公報)、両性界面活性剤(特開昭50−23407号公報)、
特定のアニオン界面活性剤(特開昭52−35203号公
報)、特定のカチオン界面活性剤(特公昭47−47845号
公報)等が知られており、また、陽イオン性セルロース
樹脂であるポリマーJR樹脂を配合したシャンプー組成物
がシャンプーとリンスの両方の望ましい特性を有するこ
とも知られている(米国特許第3472840号明細書)。
の成分を配合することにより、洗浄効果と仕上げ効果の
両方を得ようとするものであり、このような仕上げ効果
を有する成分として、シリコーン油(特開昭61−210022
号公報)、第4級アンモニウム塩(特開昭53−133206号
公報)、両性界面活性剤(特開昭50−23407号公報)、
特定のアニオン界面活性剤(特開昭52−35203号公
報)、特定のカチオン界面活性剤(特公昭47−47845号
公報)等が知られており、また、陽イオン性セルロース
樹脂であるポリマーJR樹脂を配合したシャンプー組成物
がシャンプーとリンスの両方の望ましい特性を有するこ
とも知られている(米国特許第3472840号明細書)。
しかし、本発明者らの検討によれば、上述のような仕
上げ効果を有する成分を配合したシャンプー組成物は、
1度の洗髪で十分満足し得る仕上り効果が得られないば
かりでなく、洗浄剤で洗浄を行なった後、仕上げ剤で仕
上げをするという2度の洗髪を行なう従来の洗髪過程に
比較して洗髪回数が少ないため、洗髪後、経時とともに
頭皮のカユミが発生するという問題点が生ずることを知
見した。
上げ効果を有する成分を配合したシャンプー組成物は、
1度の洗髪で十分満足し得る仕上り効果が得られないば
かりでなく、洗浄剤で洗浄を行なった後、仕上げ剤で仕
上げをするという2度の洗髪を行なう従来の洗髪過程に
比較して洗髪回数が少ないため、洗髪後、経時とともに
頭皮のカユミが発生するという問題点が生ずることを知
見した。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、1度の洗髪
で十分満足し得る仕上り性能を有すると共に、洗髪後の
カユミ防止効果に優れ、良好な洗浄効果と仕上げ効果と
を併せ持つシャンプー組成物を提供することを目的とす
る。
で十分満足し得る仕上り性能を有すると共に、洗髪後の
カユミ防止効果に優れ、良好な洗浄効果と仕上げ効果と
を併せ持つシャンプー組成物を提供することを目的とす
る。
本発明者は上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた
結果、仕上り性能を付与する添加剤として後述する式
(I)で表わされるジメチルポリシロキサン(シリコー
ン油)と、後述する式(II)で表わされる1−ヒドロキ
シ−2−ピリドン系化合物及び/又は後述する式(II
I)で表わされるピリチオン系化合物と、水溶性の陽イ
オン性高分子化合物及び/又は水溶性のアクリル系高分
子化合物との3成分を併用することが有効であることを
知見した。即ち、これら3成分をそれぞれ単独で使用し
たり、或いはその2成分を併用しても十分なカユミ防止
効果がなく、またジメチルポリシロキサンやピリチンオ
ン系化合物を用いた場合、分散安定性が悪いものである
が、上記3成分を併用した場合、1度の洗髪で十分満足
し得る仕上り性能を有すると共に、洗髪後のカユミ防止
効果に優れ、しかも分散安定性が良好である上、これら
の性能が一般的にシャンプー組成物に用いられる成分を
上記3成分に加えて配合しても十分発揮し、実用上満足
できるシャンプー組成物が得られることを見い出し、本
発明をなすに至ったものである。
結果、仕上り性能を付与する添加剤として後述する式
(I)で表わされるジメチルポリシロキサン(シリコー
ン油)と、後述する式(II)で表わされる1−ヒドロキ
シ−2−ピリドン系化合物及び/又は後述する式(II
I)で表わされるピリチオン系化合物と、水溶性の陽イ
オン性高分子化合物及び/又は水溶性のアクリル系高分
子化合物との3成分を併用することが有効であることを
知見した。即ち、これら3成分をそれぞれ単独で使用し
たり、或いはその2成分を併用しても十分なカユミ防止
効果がなく、またジメチルポリシロキサンやピリチンオ
ン系化合物を用いた場合、分散安定性が悪いものである
が、上記3成分を併用した場合、1度の洗髪で十分満足
し得る仕上り性能を有すると共に、洗髪後のカユミ防止
効果に優れ、しかも分散安定性が良好である上、これら
の性能が一般的にシャンプー組成物に用いられる成分を
上記3成分に加えて配合しても十分発揮し、実用上満足
できるシャンプー組成物が得られることを見い出し、本
発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は (イ) 下記式(I) (但し、nは3〜2500の数である。) で表わされるジメチルポリシロキサン、 (ロ) 下記式(II) 〔但し、R1は1〜17個の炭素原子を有するアルキル基、
2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、5〜8個の
炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9個の炭素原
子を有するビシクロアルキル基、シクロアルキル基が5
〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜4個の炭
素原子を有するシクロアルキル−アルキル基(但しシク
ロアルキル基はその水素原子の1部が1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基によって置換されていてもよ
い)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、アリー
ル基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜
4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール基が6
〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が2〜4個の
炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリール基が
6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基がそれぞれ1
〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキルもし
くはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒドリル
基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェニル
スルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル基が
2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を表わ
す。但し、上述のアリール基はその水素原子の1部が1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素
原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はハ
ロゲンによって置換されていてもよい。R2は水素原子、
1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、2〜4個の炭
素原子を有するアルケニル基、2〜4個の炭素原子を有
するアルキニル基、ハロゲン原子、フェニル基、又はベ
ンジル基を表わす。Xは有機塩基、アルカリ金属イオ
ン、アンモニウムイオン、又は2〜4価の陽イオンを表
わす。〕で表わされる1−ヒドロキシ−2−ピリドン系
化合物及び/又は下記一般式(III) (但し、Mは多価金属原子を表わし、mはMの原子価を
示す。) で表わされるピリチオン系化合物、 (ハ) 水溶性の陽イオン性高分子化合物及び/又は水
溶性のアクリル系高分子化合物 を含有することを特徴とするシャンプー組成物を提供す
る。
2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、5〜8個の
炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9個の炭素原
子を有するビシクロアルキル基、シクロアルキル基が5
〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜4個の炭
素原子を有するシクロアルキル−アルキル基(但しシク
ロアルキル基はその水素原子の1部が1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基によって置換されていてもよ
い)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、アリー
ル基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜
4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール基が6
〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が2〜4個の
炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリール基が
6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基がそれぞれ1
〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキルもし
くはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒドリル
基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェニル
スルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル基が
2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を表わ
す。但し、上述のアリール基はその水素原子の1部が1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素
原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はハ
ロゲンによって置換されていてもよい。R2は水素原子、
1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、2〜4個の炭
素原子を有するアルケニル基、2〜4個の炭素原子を有
するアルキニル基、ハロゲン原子、フェニル基、又はベ
ンジル基を表わす。Xは有機塩基、アルカリ金属イオ
ン、アンモニウムイオン、又は2〜4価の陽イオンを表
わす。〕で表わされる1−ヒドロキシ−2−ピリドン系
化合物及び/又は下記一般式(III) (但し、Mは多価金属原子を表わし、mはMの原子価を
示す。) で表わされるピリチオン系化合物、 (ハ) 水溶性の陽イオン性高分子化合物及び/又は水
溶性のアクリル系高分子化合物 を含有することを特徴とするシャンプー組成物を提供す
る。
以下、本発明につき、更に詳しく説明する。
本発明のシャンプー組成物は、上述したように(I)
式のアルガノポリシロキサン、(II)式及び/又は(II
I)式の化合物、及び水溶性の陽イオン性高分子化合物
及び/又は水溶性のアクリル系高分子化合物の3成分を
含有するものである。
式のアルガノポリシロキサン、(II)式及び/又は(II
I)式の化合物、及び水溶性の陽イオン性高分子化合物
及び/又は水溶性のアクリル系高分子化合物の3成分を
含有するものである。
ここで、本発明の第1の必須成分は下記式(I) (但し、n=3〜2500の数である。) で表わされるジメチルポリシロキサンで、仕上り性能を
付与するシリコーン油である。
付与するシリコーン油である。
上記(I)式のシリコーン油として、具体的には例え
ばトーレ・シリコーン(株)製のSH200(0.65cs〜1,00
0,000cs,25℃)を用いることができる。
ばトーレ・シリコーン(株)製のSH200(0.65cs〜1,00
0,000cs,25℃)を用いることができる。
(I)式のシリコーン油の配合量はシャンプー組成物
全体の0.01〜10%(重量%、以下同じ)、特に0.1〜5
%とすることが好ましい。0.01%未満では毛髪のしなや
かさ、滑らかさ等の仕上り性能が充分に発揮されないこ
とがあり、また10%を超えると多量のシリコーン油のた
めに、毛髪のまとまり性が劣化するばかりでなく、分散
性も悪化することがある。
全体の0.01〜10%(重量%、以下同じ)、特に0.1〜5
%とすることが好ましい。0.01%未満では毛髪のしなや
かさ、滑らかさ等の仕上り性能が充分に発揮されないこ
とがあり、また10%を超えると多量のシリコーン油のた
めに、毛髪のまとまり性が劣化するばかりでなく、分散
性も悪化することがある。
本発明のシャンプー組成物の第2の必須成分のうちの
1つは下記式(II) で表わされる1−ヒドロキシー2−ピリドン系化合物で
ある。
1つは下記式(II) で表わされる1−ヒドロキシー2−ピリドン系化合物で
ある。
上記(II)式中、R1は1〜17個の炭素原子を有するア
ルキル基、2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、
5〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9
個の炭素原子を有するビシクロアルキル基、シクロアル
キル基が5〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基が1
〜4個の炭素原子を有するシクロアルキル−アルキル基
(但しシクロアルキル基はその水素原子の1部が1〜4
個の炭素原子を有するアルキル基によって置換されてい
てもよい)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、
アリール基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基
が1〜4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール
基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が2〜
4個の炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリー
ル基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基がそれ
ぞれ1〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキ
ルもしくはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒド
リル基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェ
ニルスルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル
基が2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を
表わす。但し、上述のアリール基はその水素原子の1部
が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の
炭素原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又
はハロゲンによって置換されていてもよい。
ルキル基、2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、
5〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9
個の炭素原子を有するビシクロアルキル基、シクロアル
キル基が5〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基が1
〜4個の炭素原子を有するシクロアルキル−アルキル基
(但しシクロアルキル基はその水素原子の1部が1〜4
個の炭素原子を有するアルキル基によって置換されてい
てもよい)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、
アリール基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基
が1〜4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール
基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が2〜
4個の炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリー
ル基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基がそれ
ぞれ1〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキ
ルもしくはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒド
リル基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェ
ニルスルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル
基が2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を
表わす。但し、上述のアリール基はその水素原子の1部
が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の
炭素原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又
はハロゲンによって置換されていてもよい。
また、R2は水素原子、1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基、2〜4個の炭素原子を有するアルケニル基、
2〜4個の炭素原子を有するアルキニル基、ハロゲン原
子、フェニル基、又はベンジル基である。
ルキル基、2〜4個の炭素原子を有するアルケニル基、
2〜4個の炭素原子を有するアルキニル基、ハロゲン原
子、フェニル基、又はベンジル基である。
更に、Xは有機塩基、アルカリ金属イオン、アンモニ
ウムイオン、又は2〜4価の陽イオンである。
ウムイオン、又は2〜4価の陽イオンである。
上記式(II)で表わされる1−ヒドロキシ−2−ピリ
ドン系化合物の具体例としては、下記に示す化合物の塩
を挙げることができる。
ドン系化合物の具体例としては、下記に示す化合物の塩
を挙げることができる。
1−ヒドロキシ−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−6−メチル
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4,6−ジメチル−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ヘプチ
ル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−
(1−エチルペンチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキ
シ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ウ
ンデシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−プロペニル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−オクテニル−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−(2,2−ジブチル−ビニル)−
2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(シ
クロヘキセニリデン−メチル)−2−ピリドン、1−ヒ
ドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシル−2−ピリ
ドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(メチル−シ
クロヘキシル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−(2−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−〔2−
(ジメチルシクロヘキシル)−プロピル〕−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−メチル−
フェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチ
ル−6−(3−メチル−フェニル)−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−第3ブチル−フ
ェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−(3−メチル−4−クロル−フェニル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(3,5−ジ
クロル−フェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−(3−ブロム−4−クロル−フェニ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6
−(4−メトキシスチリル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−〔1−(4−ニトロフェノキ
シ)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−(4−シアノフェノキシメチル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フェニル
スルホニルメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−〔1−(4−クロルフェニルスルホニ
ル)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−ベンジル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ
−4−メチル−6−(2,4−ジメチルベンジル)−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(第3ブ
チル−ベンジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−(2−クロル−ベンジル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−クロルベ
ンジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−(2,5−ジクロル−ベンジル)−2−ピリドン、
1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−ブロム−ベン
ジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(フェノキシメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−(3−メチルフェノキシ−メチ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6
−(4−第2ブチルフェノキシ−メチル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,5−トリ
クロルフェノキシ−メチル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−(4−ブロムフェノキシ−メ
チル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(4−クロルフェニルメルカプト−メチル)−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−メ
チルフェニルメルカプト−メチル)−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−ナフチル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ベンズ
ヒドリル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−フリル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メ
チル−6−(フリルビニル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−スチリル−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フェニルブタジエニ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−フェニル−
6−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4,6−ジ
フェニル−2−ピリドン等。
−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−6−メチル
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4,6−ジメチル−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ヘプチ
ル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−
(1−エチルペンチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキ
シ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ウ
ンデシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−プロペニル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−オクテニル−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−(2,2−ジブチル−ビニル)−
2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(シ
クロヘキセニリデン−メチル)−2−ピリドン、1−ヒ
ドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシル−2−ピリ
ドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(メチル−シ
クロヘキシル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−(2−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−〔2−
(ジメチルシクロヘキシル)−プロピル〕−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−メチル−
フェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチ
ル−6−(3−メチル−フェニル)−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−第3ブチル−フ
ェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−(3−メチル−4−クロル−フェニル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(3,5−ジ
クロル−フェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−(3−ブロム−4−クロル−フェニ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6
−(4−メトキシスチリル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−〔1−(4−ニトロフェノキ
シ)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−(4−シアノフェノキシメチル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フェニル
スルホニルメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−〔1−(4−クロルフェニルスルホニ
ル)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−
メチル−6−ベンジル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ
−4−メチル−6−(2,4−ジメチルベンジル)−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(第3ブ
チル−ベンジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−(2−クロル−ベンジル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−クロルベ
ンジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−(2,5−ジクロル−ベンジル)−2−ピリドン、
1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−ブロム−ベン
ジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(フェノキシメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−(3−メチルフェノキシ−メチ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6
−(4−第2ブチルフェノキシ−メチル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,5−トリ
クロルフェノキシ−メチル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−(4−ブロムフェノキシ−メ
チル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(4−クロルフェニルメルカプト−メチル)−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−メ
チルフェニルメルカプト−メチル)−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−ナフチル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ベンズ
ヒドリル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−フリル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メ
チル−6−(フリルビニル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−スチリル−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フェニルブタジエニ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−フェニル−
6−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4,6−ジ
フェニル−2−ピリドン等。
上記した化合物は塩として用いられ、例えば有機アミ
ンとの塩として使用することができる。具体的には、エ
タノールアミン、ジエタノールアミン、N−エチルエタ
ノールアミン、N−メチル−ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、ジエチルアミノ−エタノール、2−
アミノ−2−メチル−n−プロパノール、ジメチルアミ
ノプロパノール、2−アミノ−2−メチル−プロパンジ
オール、トリ−イソプロパノールアミン、エチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、モルホリン、ピペリジ
ン、シクロヘキシルアミン、トリブチルアミン、ドデシ
ルアミン、N,N−ジメチル−ドデシルアミン、ステアリ
ルアミン、オレイルアミン、ベンジルアミン、ジベンジ
ルアミン、N−エチルベンジルアミン、ジメチルステア
リルアミン、N−メチル−モルホリン、N−メチルピペ
ラジン、4−メチルシクロヘキシルアミン、N−ヒドロ
キシエチル−モルホリンが挙げられる。
ンとの塩として使用することができる。具体的には、エ
タノールアミン、ジエタノールアミン、N−エチルエタ
ノールアミン、N−メチル−ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、ジエチルアミノ−エタノール、2−
アミノ−2−メチル−n−プロパノール、ジメチルアミ
ノプロパノール、2−アミノ−2−メチル−プロパンジ
オール、トリ−イソプロパノールアミン、エチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、モルホリン、ピペリジ
ン、シクロヘキシルアミン、トリブチルアミン、ドデシ
ルアミン、N,N−ジメチル−ドデシルアミン、ステアリ
ルアミン、オレイルアミン、ベンジルアミン、ジベンジ
ルアミン、N−エチルベンジルアミン、ジメチルステア
リルアミン、N−メチル−モルホリン、N−メチルピペ
ラジン、4−メチルシクロヘキシルアミン、N−ヒドロ
キシエチル−モルホリンが挙げられる。
また、本発明に用いられる1−ヒドロキシ−2−ピリ
ドン系化合物は無機イオンとの塩であってもよい。例え
ばナトリウム塩もしくはカリウム塩のようなアルカリ金
属塩、アンモニウム塩、又はマグネシウム塩やカルシウ
ム塩のようなアルカリ土類金属塩を用いることができ
る。さらに、亜鉛塩、アルミニウム塩、又はジルコニウ
ム塩のような2〜4価の陽イオンとの塩も用いることが
できる。
ドン系化合物は無機イオンとの塩であってもよい。例え
ばナトリウム塩もしくはカリウム塩のようなアルカリ金
属塩、アンモニウム塩、又はマグネシウム塩やカルシウ
ム塩のようなアルカリ土類金属塩を用いることができ
る。さらに、亜鉛塩、アルミニウム塩、又はジルコニウ
ム塩のような2〜4価の陽イオンとの塩も用いることが
できる。
また、第2の必須成分のうちの他の1つは下記式(II
I) (但し、Mは多価金属原子を表わし、mはMの原子価を
示す。) で表わされるピリチオン系化合物である。
I) (但し、Mは多価金属原子を表わし、mはMの原子価を
示す。) で表わされるピリチオン系化合物である。
ここで、上記式(III)中のMとしては、マグネシウ
ム、バリウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミウム、ス
ズ、ジルコニウム等を挙げることができるが、この中
で、下記式 で表わされる2−メルカプトピリジン−N−オキシドの
亜鉛塩を好適に用いることができる。
ム、バリウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミウム、ス
ズ、ジルコニウム等を挙げることができるが、この中
で、下記式 で表わされる2−メルカプトピリジン−N−オキシドの
亜鉛塩を好適に用いることができる。
本発明のシャンプー組成物では、上記式(II)で表さ
れる1−ヒドロキシ−2−ピリドン系化合物及び式(II
I)で表わされるピリチオン系化合物の1種を単独で使
用しても2種以上を併用してもよい。なお、その配合量
は特に制限されないが、シャンプー組成物全体の0.01〜
2%、特に0.1〜1%の範囲とすることが好ましい。
れる1−ヒドロキシ−2−ピリドン系化合物及び式(II
I)で表わされるピリチオン系化合物の1種を単独で使
用しても2種以上を併用してもよい。なお、その配合量
は特に制限されないが、シャンプー組成物全体の0.01〜
2%、特に0.1〜1%の範囲とすることが好ましい。
本発明のシャンプー組成物の第3の必須成分の1つは
水溶性の陽イオン性高分子化合物であり、他の1つは水
溶性のアクリル系高分子化合物である。
水溶性の陽イオン性高分子化合物であり、他の1つは水
溶性のアクリル系高分子化合物である。
ここで、陽イオン性高分子化合物としては、例えば第
4級窒素含有セルロースエーテル、第4級窒素含有スタ
ーチ、第4級窒素含有ポリ(トリアルキルアミノエチル
メタクリレート)、第4級窒素含有ポリビニルピロリド
ン等の第4級窒素含有水溶性ポリマーを有効に使用し得
る。この場合、これら第4級窒素含有水溶性ポリマーと
しては、分子量2000〜3000000、窒素含有率0.2〜5%の
ものを用いることが望ましい。なお、第4級窒素含有水
溶性ポリマーは水溶性ポリマーと第4級窒素導入剤とを
反応させることにより製造することができる。この場
合、水溶性ポリマーとしてはセルロースエーテル、スタ
ーチ、ポリビニルピロリドン、トリアルキルアミノエチ
ルメタクリレートポリマー等を挙げることができ、第4
級窒素導入剤としてはグリシジルトリメチルアンモニウ
ムハライドや3−ハロゲノ−2−ヒドロキシプロピルト
リアルキルアンモニウムハライド等を挙げることができ
る。
4級窒素含有セルロースエーテル、第4級窒素含有スタ
ーチ、第4級窒素含有ポリ(トリアルキルアミノエチル
メタクリレート)、第4級窒素含有ポリビニルピロリド
ン等の第4級窒素含有水溶性ポリマーを有効に使用し得
る。この場合、これら第4級窒素含有水溶性ポリマーと
しては、分子量2000〜3000000、窒素含有率0.2〜5%の
ものを用いることが望ましい。なお、第4級窒素含有水
溶性ポリマーは水溶性ポリマーと第4級窒素導入剤とを
反応させることにより製造することができる。この場
合、水溶性ポリマーとしてはセルロースエーテル、スタ
ーチ、ポリビニルピロリドン、トリアルキルアミノエチ
ルメタクリレートポリマー等を挙げることができ、第4
級窒素導入剤としてはグリシジルトリメチルアンモニウ
ムハライドや3−ハロゲノ−2−ヒドロキシプロピルト
リアルキルアンモニウムハライド等を挙げることができ
る。
また、本発明において、陽イオン性高分子化合物とし
て、下記式(IV)もしくは(V)で示されるポリ(ジメ
チルジアリルアンモニウムハライド)型陽イオン性高分
子化合物、下記式(VI)もしくは(VII)で示されるジ
メチルジアリルアンモニウムハライドとアクリルアミド
とのコポリマー型陽イオン性高分子化合物を有効に使用
することもできる。
て、下記式(IV)もしくは(V)で示されるポリ(ジメ
チルジアリルアンモニウムハライド)型陽イオン性高分
子化合物、下記式(VI)もしくは(VII)で示されるジ
メチルジアリルアンモニウムハライドとアクリルアミド
とのコポリマー型陽イオン性高分子化合物を有効に使用
することもできる。
(但し、R3及びR4はそれぞれ水素原子又はメチル基、X
はハロゲン原子、pは150〜6200の整数である。) (但し、R3、R4、X及びpは上記と同様の意味を表わ
す。) (但し、R3、R4及びXは上記と同様の意味を表わし、q
+rは150〜9000の整数である。) (但し、R3、R4、X及びq+rは上記と同様の意味を表
わす。) 他方、アクリル系高分子化合物としては、次の2種類
を挙げることができる。
はハロゲン原子、pは150〜6200の整数である。) (但し、R3、R4、X及びpは上記と同様の意味を表わ
す。) (但し、R3、R4及びXは上記と同様の意味を表わし、q
+rは150〜9000の整数である。) (但し、R3、R4、X及びq+rは上記と同様の意味を表
わす。) 他方、アクリル系高分子化合物としては、次の2種類
を挙げることができる。
1つは、下記式(VIII)及び(IX)の重合体、式
(X)のランダム共重合体、即ち、 (但し、式中Z及びYはそれぞれ水素原子、アルカリ金
属原子、アンモニウム基、アルカノールアミン残基又は
炭素数1〜4のアルキル基、a=100〜20000、b=100
〜20000である。) で表わされるものの1種又は2種以上である。この場
合、上記式(VIII)〜(X)において、Zは水素原子又
は炭素数1〜4のアルキル基、Yは水素原子、アルカリ
金属原子又はアルカノールアミン残基、a=1000〜2000
0、b=1000〜20000であることが特に好ましい。
(X)のランダム共重合体、即ち、 (但し、式中Z及びYはそれぞれ水素原子、アルカリ金
属原子、アンモニウム基、アルカノールアミン残基又は
炭素数1〜4のアルキル基、a=100〜20000、b=100
〜20000である。) で表わされるものの1種又は2種以上である。この場
合、上記式(VIII)〜(X)において、Zは水素原子又
は炭素数1〜4のアルキル基、Yは水素原子、アルカリ
金属原子又はアルカノールアミン残基、a=1000〜2000
0、b=1000〜20000であることが特に好ましい。
上記アクリル樹脂の具体例としては、例えばアクリル
酸エチルエステルとメタクリル酸ナトリウムとの共重合
体又はアクリル酸エチルエステルとメタクリル酸トリエ
タノールアミンとの共重合体であって、上記(X)式の
a:bが70:30の構造をもつもの等が好適に使用される。
酸エチルエステルとメタクリル酸ナトリウムとの共重合
体又はアクリル酸エチルエステルとメタクリル酸トリエ
タノールアミンとの共重合体であって、上記(X)式の
a:bが70:30の構造をもつもの等が好適に使用される。
他の1つは、下記式(XI)、即ち、 (式中R5及びR7はそれぞれ水素原子又はメチル基、R6は
炭素数1〜18、好ましくは1〜10のアルキル基、R8及び
R10はそれぞれ炭素数1〜4、好ましくは1〜2のアル
キレン基、R9は水素原子、メチル基又はエチル基、c/d
はモル比として1/9〜8/2である。) で表わされる平均分子量2万〜100万、好ましくは2万
〜50万のものであり、アクリル酸エステル又はメタクリ
ル酸エステル(以下A成分と称す)と、アクリル酸エス
テル又はメタクリル酸エステルのベタイン型両性化合物
(以下B成分と称す)とからなる共重合物である。
炭素数1〜18、好ましくは1〜10のアルキル基、R8及び
R10はそれぞれ炭素数1〜4、好ましくは1〜2のアル
キレン基、R9は水素原子、メチル基又はエチル基、c/d
はモル比として1/9〜8/2である。) で表わされる平均分子量2万〜100万、好ましくは2万
〜50万のものであり、アクリル酸エステル又はメタクリ
ル酸エステル(以下A成分と称す)と、アクリル酸エス
テル又はメタクリル酸エステルのベタイン型両性化合物
(以下B成分と称す)とからなる共重合物である。
上記式(XI)で表わされる共重合物中のA成分とB成
分のモル比は、1/9〜8/2、特に2/8〜7/3の範囲とするこ
とが好ましく、A成分のモル比が多いと高分子化合物が
水溶性となり、一方B成分のモル比が多いと弱電解質が
共存している場合に高分子化合物が縮退凝集し、いずれ
も本発明の効果を発揮し得ない場合がある。
分のモル比は、1/9〜8/2、特に2/8〜7/3の範囲とするこ
とが好ましく、A成分のモル比が多いと高分子化合物が
水溶性となり、一方B成分のモル比が多いと弱電解質が
共存している場合に高分子化合物が縮退凝集し、いずれ
も本発明の効果を発揮し得ない場合がある。
これら水溶性高分子化合物の配合量は、その1種を単
独で又は2種以上を併用してシャンプー組成物全体の0.
01〜10%、特に0.1〜4%とすることが好ましい。
独で又は2種以上を併用してシャンプー組成物全体の0.
01〜10%、特に0.1〜4%とすることが好ましい。
本発明のシャンプー組成物には、適度な泡性能を得る
ため界面活性剤を配合することができるが、この界面活
性剤の種類、配合量に特に限定はなく、シャンプー組成
物に一般的に使用されているものを用いることができ
る。例えば、アルキル硫酸塩,α−オレフィンスルホネ
ート,ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩,ア
ミノ酸系アニオン界面活性剤,パラフィンスルホネート
等のアニオン界面活性剤、イミダゾリウム型,アミドプ
ロピルベタイン,ポリオキシエチレン高級アルコールリ
ン酸エステル又はその塩,ポリオキシエチレン高級脂肪
酸エステル又はその塩等の両性界面活性剤、あるいは非
イオン界面活性剤などを通常の使用量で用いることがで
きる。
ため界面活性剤を配合することができるが、この界面活
性剤の種類、配合量に特に限定はなく、シャンプー組成
物に一般的に使用されているものを用いることができ
る。例えば、アルキル硫酸塩,α−オレフィンスルホネ
ート,ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩,ア
ミノ酸系アニオン界面活性剤,パラフィンスルホネート
等のアニオン界面活性剤、イミダゾリウム型,アミドプ
ロピルベタイン,ポリオキシエチレン高級アルコールリ
ン酸エステル又はその塩,ポリオキシエチレン高級脂肪
酸エステル又はその塩等の両性界面活性剤、あるいは非
イオン界面活性剤などを通常の使用量で用いることがで
きる。
また、本発明のシャンプー組成物には、必要に応じて
通常使用されている補助添加剤を添加することができ
る。このような添加剤としては、例えば食塩、芒硝、可
溶化剤、BHT、α−トコフェロール等の酸化防止剤、紫
外線吸収剤、タンパク誘導体、アミノ酸、油分、動植物
抽出エキス、防腐剤、殺菌剤、真珠光沢剤、乳濁剤、ト
ニック剤、pH調整剤、色素、香料等を挙げることができ
る。
通常使用されている補助添加剤を添加することができ
る。このような添加剤としては、例えば食塩、芒硝、可
溶化剤、BHT、α−トコフェロール等の酸化防止剤、紫
外線吸収剤、タンパク誘導体、アミノ酸、油分、動植物
抽出エキス、防腐剤、殺菌剤、真珠光沢剤、乳濁剤、ト
ニック剤、pH調整剤、色素、香料等を挙げることができ
る。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明のシャンプー組成物は洗
浄効果と仕上げ効果を併せ持ち、1回の洗髪で充分な仕
上り効果を有すると共に、優れたカユミ防止効果をも有
し、しかも分散安定性が良好なものである。
浄効果と仕上げ効果を併せ持ち、1回の洗髪で充分な仕
上り効果を有すると共に、優れたカユミ防止効果をも有
し、しかも分散安定性が良好なものである。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説
明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではな
い。なお、以下の例において%は全て重量%である。
明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではな
い。なお、以下の例において%は全て重量%である。
まず、各例に先立ち、各例で採用した評価方法を示
す。
す。
〔評価方法〕 カユミ防止効果 下記標準試料で洗髪し、翌日再び標準試料6gを施して
洗髪した2日後及び6日後のカユミ防止効果と、同様に
標準試料で洗髪し、翌日第1〜3表に示す試験試料6gを
施して洗髪した2日後及び6日後のカユミ防止効果との
比較を被験者10名の申告により行なった。その際の評点
は次の通りである。
洗髪した2日後及び6日後のカユミ防止効果と、同様に
標準試料で洗髪し、翌日第1〜3表に示す試験試料6gを
施して洗髪した2日後及び6日後のカユミ防止効果との
比較を被験者10名の申告により行なった。その際の評点
は次の通りである。
標準試料 ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
(:3) 10% ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3 無水硫酸ナトリウム 1 水 残 計 100% 評 点 5点:標準試料に比較してカユミ防止効果が 非常にある。
(:3) 10% ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3 無水硫酸ナトリウム 1 水 残 計 100% 評 点 5点:標準試料に比較してカユミ防止効果が 非常にある。
4点: 〃 ある 3点: 〃 ややある 2点: 〃 同等 1点: 〃 悪い 判定は被験者10名の評点の合計を算出し、以下の基準
により評価した。
により評価した。
基 準 評点の合計 50点〜40点:◎ 39点〜30点:○ 29点〜20点:△ 19点〜10点:× 配合組成の分散安定性評価 試験試料を50ml入りガラス容器に充填し、室温にて1
日間保存したものについて、分離等の外観を視覚で観察
し、また油性成分の合一の有無を顕微鏡で観察し、下記
の基準に従って評価した。
日間保存したものについて、分離等の外観を視覚で観察
し、また油性成分の合一の有無を顕微鏡で観察し、下記
の基準に従って評価した。
基 準 ○:分離及び合一がなく、配合直後と比較して著しい
変化が認められない。
変化が認められない。
△:分離等外観の変化が認められた。
×:分離等の外観の変化に加えて油性成分の合一も認
められた。
められた。
〔実施例1〜13、比較例1〜17〕 第1〜2表に示す組成の30種のシャンプー組成物を調
製し、上述の方法に従ってその性能評価を行なった。
製し、上述の方法に従ってその性能評価を行なった。
結果を同表に併記する。
*1)ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリ
ウム(:3) *2)α−オレフィンスルホン酸ナトリウム *3)N−アシルサルコシン酸トリエタノールアミン *4)パラフィンスルホン酸ナトリウム *5)イミダゾリニウム型両性界面活性剤(アルキル
基:ココイル) *6)アミドプロピルベタイン(アルキル基:ココイ
ル) *7)アルキルジメチルアミノヒドロキシプロピルスル
ホベタイン *8) *9) *10) *11)第4級窒素含有セルロースエーテル(窒素含有率
2.0%,平均分子量10万) *12)ジメチルジアリルアンモニウムクロライド−アク
リロアマイド共重合体(平均分子量120万) *13) *14) 第1、2表の結果から明らかなように、(I)式のジ
メチルポリシロキサンと(II)式の1−ヒドロキシ−2
−ピリドン系化合物及び/又は(III)式のピリチオン
系化合物と水溶性の陽イオン性高分子化合物及び/又は
水溶性のアクリル系高分子化合物を含有する本発明のシ
ャンプー組成物(実施例1〜14)は、カユミ防止効果に
優れていると共に分散安定性が良好であることが認めら
れる。
ウム(:3) *2)α−オレフィンスルホン酸ナトリウム *3)N−アシルサルコシン酸トリエタノールアミン *4)パラフィンスルホン酸ナトリウム *5)イミダゾリニウム型両性界面活性剤(アルキル
基:ココイル) *6)アミドプロピルベタイン(アルキル基:ココイ
ル) *7)アルキルジメチルアミノヒドロキシプロピルスル
ホベタイン *8) *9) *10) *11)第4級窒素含有セルロースエーテル(窒素含有率
2.0%,平均分子量10万) *12)ジメチルジアリルアンモニウムクロライド−アク
リロアマイド共重合体(平均分子量120万) *13) *14) 第1、2表の結果から明らかなように、(I)式のジ
メチルポリシロキサンと(II)式の1−ヒドロキシ−2
−ピリドン系化合物及び/又は(III)式のピリチオン
系化合物と水溶性の陽イオン性高分子化合物及び/又は
水溶性のアクリル系高分子化合物を含有する本発明のシ
ャンプー組成物(実施例1〜14)は、カユミ防止効果に
優れていると共に分散安定性が良好であることが認めら
れる。
これに対し、(I)式のジメチルポリシロキサンを配
合していないシャンプー組成物(比較例3〜10)、(I
I)式の1−ヒドロキシ−2−ピリドン系化合物及び(I
II)式のピリチオン系化合物を配合していない組成物
(比較例1〜2、7〜10、14〜17)、水溶性の陽イオン
性高分子化合物及びアクリル系高分子化合物を配合して
いないシャンプー組成物(比較例1〜6、11〜13)はい
ずれもカユミ防止効果及び分散安定性に劣ることが認め
られる。
合していないシャンプー組成物(比較例3〜10)、(I
I)式の1−ヒドロキシ−2−ピリドン系化合物及び(I
II)式のピリチオン系化合物を配合していない組成物
(比較例1〜2、7〜10、14〜17)、水溶性の陽イオン
性高分子化合物及びアクリル系高分子化合物を配合して
いないシャンプー組成物(比較例1〜6、11〜13)はい
ずれもカユミ防止効果及び分散安定性に劣ることが認め
られる。
〔実施例14〜17〕 第3表に示す組成のシャンプー組成物を調製し、上記
方法で評価を行なった。
方法で評価を行なった。
結果を第3表に併記する。
第3表の結果より、本発明のシャンプー組成物は、必
須成分以外の成分を必須成分と共に配合しても、カユミ
防止効果及び配合安定性が損なわれず、良好な性能を保
持するものであることが認められる。
須成分以外の成分を必須成分と共に配合しても、カユミ
防止効果及び配合安定性が損なわれず、良好な性能を保
持するものであることが認められる。
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)下記式(I)で表わされるジメチル
ポリシロキサン、 (ロ)下記式(II)で表わされる1−ヒドロキシ−2−
ピリドン系化合物及び/又は下記式(III)で表わされ
るピリチオン系化合物、 (ハ)水溶性の陽イオン性高分子化合物及び/又は水溶
性のアクリル系高分子化合物 を含有することを特徴とするシャンプー組成物。 (但し、nは3〜2500の数である。) 〔但し、R1は1〜17個の炭素原子を有するアルキル基、
2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、5〜8個の
炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9個の炭素原
子を有するビシクロアルキル基、シクロアルキル基が5
〜8個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜4個の炭
素原子を有するシクロアルキル−アルキル基(但しシク
ロアルキル基はその水素原子の1部が1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基によって置換されていてもよ
い)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、アリー
ル基が6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基が1〜
4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール基が6
〜14個の炭素原子を有しかつアルケニル基が2〜4個の
炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリール基が
6〜14個の炭素原子を有しかつアルキル基がそれぞれ1
〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキルもし
くはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒドリル
基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェニル
スルホニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル基が
2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を表わ
す。但し、上述のアリール基はその水素原子の一部が1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素
原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はハ
ロゲンによって置換されていてもよい。R2は水素原子、
1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、2〜4個の炭
素原子を有するアルケニル基、2〜4個の炭素原子を有
するアルキニル基、ハロゲン原子、フェニル基、又はベ
ンジル基を表わす。Xは有機塩基、アルカリ金属イオ
ン、アンモニウムイオン、又は2〜4価の陽イオンを表
わす。〕 (但し、Mは多価金属原子を表わし、mはMの原子価を
示す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1322868A JP2760109B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | シャンプー組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1322868A JP2760109B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | シャンプー組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03184907A JPH03184907A (ja) | 1991-08-12 |
JP2760109B2 true JP2760109B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=18148511
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1322868A Expired - Lifetime JP2760109B2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | シャンプー組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2760109B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR880012209A (ko) * | 1987-04-01 | 1988-11-26 | 원본미기재 | 샴푸 조성물 |
-
1989
- 1989-12-13 JP JP1322868A patent/JP2760109B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03184907A (ja) | 1991-08-12 |
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