JP2758087B2 - 電子サイクルミシン - Google Patents

電子サイクルミシン

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JP2758087B2 JP3183545A JP18354591A JP2758087B2 JP 2758087 B2 JP2758087 B2 JP 2758087B2 JP 3183545 A JP3183545 A JP 3183545A JP 18354591 A JP18354591 A JP 18354591A JP 2758087 B2 JP2758087 B2 JP 2758087B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子サイクルミシ
、特にロータリカセットチェンジャ等の外部機器(周
辺装置)を接続して使用し得る電子サイクルミシンに関
する。
【0002】
【従来の技術】電子サイクルミシンは、電子サイクルマ
シンあるいは電子模様縫ミシンとも云われ、縫製素材
(布地等)を押え板あるいはカセットによって挾持し
て、予めフロッピディスク等に格納された縫製データ
(パターンデータ)を読み出してX−Y方向へ自在に移
動させ、複雑な縫線や刺しゅう等の各種模様の縫製を行
なえる工業用ミシンである。
【0003】そして、このような電子サイクルミシン
に、上記カセットの交換をロータリ方式で自動的に行な
うロータリカセットチェンジャや、縫製品を積み重ねて
排出するスタッカ装置、縫製素材に縫い付けるラベルを
自動的に供給するラベル自動供給装置等、種々の外部装
置を接続して使用することが多い。
【0004】その場合、従来はそれらの外部機器とのイ
ンタフェースとして、予め想定したI/Oポート(入出
力制御部)を設けておくか、あるいはユーザからの要求
により改造レベルのI/Oポートを設置し、電子サイク
ルミシン全体の制御プログラムを改造することによっ
て、上記I/Oポートを介して外部機器と通信を行なっ
てそれらを制御するようにしていた。また、ユーザによ
っては、ミシン本体より出力される所定の動作信号を利
用して、外部にてプログラマブルコントローラ等を用い
て制御するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子サ
イクルミシンに接続される外部機器は、想定可能なもの
の他にも多種多様であり、I/Oポートの数が変動する
ため改造レベルに達してしまう場合が多かった。
【0006】しかも、そこに接続する外部機器を制御す
るためには、それぞれの機器の仕様に対応する内部プロ
グラム(特定仕様向け制御プログラム)を作成するか、
あるいはユーザが要求する信号を外部へ出力するように
して、ユーザ側でプログラマブルコントローラ等を用い
て制御できるようにしなければならず、実現に大変な手
間と仕様のつめが必要とされた。また、メンテナンスが
個々のユーザに対して発生するという問題もあった。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、電子サイクルミシンに各種の外部機器を接続し
て使用する場合に、電子サイクルミシン自体の内部プロ
グラムを改造したり、プログラマブルコントローラ等を
用いることなく、ユーザが簡単にそれらの外部機器に対
する制御を電子サイクルミシンが行なえるようにするこ
とを可能にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、ミシンに予め備えているミシンモータや
X−Yテーブル等の内部機器を駆動制御する制御手段
と、この制御手段を作動させるプログラムを作成するプ
ログラミング機能を有する操作手段とを備えた電子サイ
クルミシンにおいて、この電子サイクルミシンに後付け
で接続する外部機器を上記制御手段と接続するための拡
張入出力モジュールと、この電子サイクルミシンの各種
動作状態をそれぞれイベント変数と対応させたイベント
変数テーブルと、上記拡張入出力モジュールの各入力ポ
ート及び出力ポートに対してそれぞれ入力変数及び出力
変数を対応させた入力変数テーブル及び出力変数テーブ
ルとを記憶した記憶手段とを設ける。 そして、この記憶
手段に記憶された上記イベント変数と拡張入出力モジュ
ールの各入力ポート及び出力ポートに対応する入力変数
及び出力変数とを関連付ける入出力制御プログラムを上
記操作手段のプログラミング機能によって作成可能であ
り、その作成された入出力制御プログラムにより、上記
制御手段が上記拡張入出力モジュールを介して接続され
た外部機器を制御するようにしたものであるさらに、
その作成した入出力制御プログラムを対応する縫製デー
タと同じパターン番号で同一の記憶媒体に格納する手段
を有するとよい。
【0009】
【作用】この発明によれば、電子サイクルミシンに接続
する外部機器に応じた拡張入出力モジュールを装着する
ことができ、その各入力ポート及び出力ポートに対応す
る入力変数及び出力変数を(記憶手段にテーブルで記憶
させておく)を、予め記憶されている電子サイクルミシ
ンの各種動作状態に対応するイベント変数と関連付ける
入出力制御プログラムを、ユーザが操作手段のプログラ
ミング機能を用いて簡単に短時間で作成することができ
る。そして、その入出力制御プログラムを用いて、電子
サイクルミシンの制御手段が自己の動作状態に合わせて
外部機器を確実に制御することができる。
【0010】また、その作成した入出力制御プログラム
を対応する縫製データ同じパターン番号で同一の記憶
媒体に格納しておくことにより、そのパターン番号で縫
製データを指定すれば、自動的に入出力制御プログラム
も指定されることになり、縫製パターンに合わせて入出
力制御プログラムを指定する必要がなくなる。しかも、
記憶媒体を一元化できるのでプログラム管理が容易にな
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。まず、この発明による外部機器を接続
可能な電子サイクルミシンの一例を図2乃至図4によっ
て説明する。図2はその外観を示す斜視図であり、この
電子サイクルミシン1は、ミシンテーブル10上にミシ
ン頭部11,後述するカセットを保持する外押えアーム
12,カセット載置プレート13,非常停止スイッチ1
4,操作手段である操作ボックス15,糸立てポール1
6等を備え、テーブル10の下部に電源スイッチ17及
制御手段である電装ボックス18備えている。
【0012】さらに、操作者が足で操作できる位置に、
外押えスイツチ19とスタートスイッチ20が一体的に
配置されている。21はミシン頭部11内の主軸を回転
駆動するためのミシンモータである。この他にミシンテ
ーブル10内には、外押えアーム12をカセット載置プ
レート14に平行な面内で直交する二方向(X方向とY
方向)へX軸モータとY軸モータによって移動させるX
−Yテーブルと、外押えアーム12を昇降させるソレノ
イド等も備えている。
【0013】この電子サイクルミシン1では、縫製素材
(布地等)を挾持したカセットを外押えアーム12の枠
板12a,12b間に挿入し、外押えスイッチをONに
して外押えアーム12を下降させてそれをクランプした
後、スタートスイッチ20をONにすると、ミシンモー
タ21を駆動すると共に電装ボックス18に装填された
図示しないフロッピディスクに予め格納されている縫製
データ(パターンデータ)を読み出して、外押えアーム
12をX−Y方向へ自在に移動させながら複雑な縫線や
刺しゅう等の模様縫いを行なうことができる。
【0014】図3はこの電子サイクルミシン1の電装ボ
ックス18等による制御系の構成を示すブロック図であ
る。電装ボックス18内には、中央処理装置であるCP
U31,プログラムメモリであるROM32,及びデー
タメモリであるRAM33をバスライン(データバス,
アドレスバス,コントロールバスからなる)34を介し
て接続したマイクロコンピュータ30を内蔵している。
【0015】そして、このマイクロコンピュータ30に
図示を省略したI/O(入出力部)を介して、前述した
ミシンモータ21,X−YテーブルのX軸モータ22及
びY軸モータ23(いずれもパルスモータ)をそれぞれ
駆動するミシンモータ・ドライバ35,X軸モータ・ド
ライバ36,及びY軸モータ・ドライバ37と、フロッ
ピディスク39に対する読出し及び書き込みを行なうフ
ロッピディスク・ドライブ装置(以下「FDD」と略称
する)が接続されて、同じく電装ボックス18内に設け
られている。
【0016】さらに、このマイクロコンピュータ30の
バスライン34には、やはり図示を省略したI/Oを介
して、図2に示した外押えスイッチ19及びスタートス
イッチ20、主軸の回転位置センサを含む各種センサ2
4、常時上昇付勢された外押えアーム12を下降させる
ためのソレノイドを含む各種ソレノイド25、操作ボッ
クス15に設けられた図4に示すようなテンキー26a
を含むキーボード(K/B)26とディスプレイ27等
も接続されている。
【0017】また、この電装ボックス18には拡張入出
力モジュール2として、拡張入力モジュール2A,拡張
出力モジュール2B,……を着脱可能に装着でき、装着
時にはそれらがマイクロコンピュータ30のバスライン
34に接続されるようになっている。すなわち、図5に
示すように電装ボックス18の例えば背面にスロット1
8aが設けられ、そこに複数枚の拡張入出力モジュール
2を個々に案内するガイド部材18bと図示しないコネ
クタとを設けている。
【0018】拡張入出力モジュール2は、それぞれフォ
トカプラや信号判別回路等を登載したプリント回路基板
からなり、各6〜12点ほどのポート(入力ポートはセ
ンサ入力用、出力ポートはオープンコレクタ,リレー出
力,サイリスタ出力等)を持ち、前端部に電装ボックス
18内のコネクタに挿着されコネクタ端子2aを、後端
部に後述する各種外部(周辺)機器の信号線を接続する
コネクタ2bを備えている。
【0019】この電装ボックス18はでは、マイクロコ
ンピュータ30がROM32に格納されているミシン制
御プログラムによって動作し、前述のようにスタートス
イッチ20のONによって縫製を開始すると、ミシンモ
ータ・ドライバ35によってミシンモータ21を駆動さ
せると共に、フロッピディスク39に格納されている各
種の縫製データのいずれかをキーボード26からの選択
指示に応じて選択してFDD38によって読み出し、そ
の縫製データに応じてX軸モータ・ドライバ36及びY
軸モータドライバを介してX−YテーブルのX軸モータ
22及びY軸モータ23を駆動制御し、図2の外押えア
ーム12及びセット13を介して縫製素材をX−Y方向
に移動させながら所定の模様を縫製する。
【0020】その際、拡張入出力モジュール2を介して
外部装置を接続して使用する場合には、予め操作ボック
ス15のキーボード26を用いて後述する入出力制御プ
ログラムを作成しておくことにより、マイクロコンピュ
ータ30がその入出力制御プログラムに従って、拡張入
出力モジュール2を介して接続された外部機器を電子サ
イクルミシン1の動作状態に合わせて制御することがで
きる。また、一度作成した入出力制御プログラムは、そ
れに対応する縫製データと同じパターン番号で同一の記
憶媒体であるフロッピディスク39に格納して、その縫
製データによる縫製時には何時でも使用することができ
る。
【0021】この電子サイクルミシンに接続される外部
機器としては、例えばつぎのようなものがある。 (1)ロータリカセットチェンジャ(「RCC」と略称
する) (2)スタッカ装置 (3)ラベル自動供給装置 (4)位置決め用追加シリンダ (5)ミーリング装置(押え板に縫製パターンに応じた
溝を切る装置) (6)穴あけ装置(ベルト穴用,ハトメ穴用等)
【0022】以下、図2に示した電子サイクルミシン1
にRCCを接続して使用する場合の例について説明す
る。図6はその接続状態を示す斜視図であり、電子サイ
クルミシン1の前側にRCC4を配置し、その入力信号
線及び出力信号線をそれぞれ接続した拡張入力モジュー
ル2Aと拡張出力モジュール2Bを、電子サイクルミシ
ン1の図5に示した電装ボックス18のスロット18a
に挿着する。
【0023】このRCC3は、回転盤40に90°間隔
で4本のカセット保持腕41が設けられており、図示し
ない縫製素材を挾んでこのカセット保持腕41に装着さ
れる各カセット3(種類が異なるものでもよい)を、回
転盤40の回動によって電子サイクルミシン1のカセッ
ト挿着位置へ順次供給する。縫製作業開始後は、次のカ
セット3の供給に先立って、ミシン頭部11に対向する
位置に待機する空のカセット保持腕41に、外押えアー
ム12の移動により縫製済みのカセット3を受け取っ
て、回転盤40の回動により縫製素材交換位置へ搬送す
る。
【0024】このように、電子サイクルミシン1とRC
C4とは連携動作をする必要があるため、例えば図7に
示すような信号等のやり取りを図3に示した拡張入力モ
ジュール2A及び拡張入力モジュール2Bを介して行な
う。この図3に示す各信号等について簡単に説明する。
ここでは電子サイクルミシンを単にミシンと云う。
【0025】 準備完了…ミシンが縫製データを読み込み、準備キー
(操作ボックス15にある) が押され、縫製
状態にあることを示す。 縫製終了…ミシンの縫製が終了し、外押え12が上昇し
ている状態(RCC4によるカセット交換が可能な状
態)を示す。 エラー信号…ミシンが糸切れ等により途中停止している
状態を示す。 スタート信号…ミシンに対して外押え12を下降して縫
製を開始させる信号 パターンNO…縫製データと入出力制御プログラムを指
定するパターン番号
【0026】ところで、この発明によれば、外部機器を
制御するための入出力制御プログラムの作成を容易にす
るために、予め電子サイクルミシンの各種動作状態(内
部で発生する信号に判別する)をそれぞれイベント変数
と対応させた、表1に示すようなイベント変数テーブル
を、図3に示した記憶手段であるROM32に記憶させ
ておく。この例では、変数として3桁の番号(NO)を
使用し、それぞれ信号名と対応させている。Rは読み出
しのみ、R/Wは読み出しと書き込みを示す。
【027】
【表1】
【0028】また、図3に示した拡張入出力モジュール
2についても、各入力ポートに対して入力変数を対応さ
せた表2に示すような入力変数テーブル、及び各出力ポ
ートに対して出力変数を対応させた表3に示すような出
力変数テーブルを、記憶手段であるROM32に記憶さ
せておく。この入力変数及び出力変数は使用し得る入力
ポート及び出力ポートの最大数を想定して決めるが、実
際には挿着された拡張入出力モジュール2によって使用
可能な入出力ポート数(したがって入力変数及び出力変
数)が制限されるのは勿論である。
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】そして、接続した外部機器(図6の例では
RCC4)及びそのための拡張入力モジュール2Aと拡
張出力モジュール2Bに応じて、電子サイクルミシン1
プログラミング機能を有する操作ボックス15の図4
に示したデイスプレイ27を見ながらキーボード26
を操作することによって、ユーザが予めその入出力制御
プログラムを容易に作成することができる。その場合の
プログラム命令には次のようなものがある。なお、XX
Xは変数の番号を、YYYは時間の数値示す。
【0032】 IN XXX 変数の内容をレジスタに入れる OUT XXX レジスタの内容を変数に入れる AND XXX レジスタと変数の論理積をとって
レジスタに代入する OR XXX レジスタと変数の論理和をとって
レジスタに代入する XOR XXX レジスタと変数の排他的論理和を
とってレジスタに代入する NOT XXX レジスタ又は変数の内容を反転す
る WAIT YYY 時間YYYだけ待つ その他、ADD(加算),SUB(減算),MUL(乗
算)、DIV(除算)等がある。
【0033】また、図7に示した各信号等に対して、次
の出力変数及び入力変数を割り当てる。 [出力] 準備完了 200 [入力] エラー信号 100 縫製終了 201 パターンNO 101 エラー信号 202 (4bit) 〜104
【0034】そして、作成した入出力制御プログラムの
一例を次に示す。 10 IN 100 スタート命令 20 OUT 000 30 IN 101〜4 パターンNO 40 OUT 014 50 IN 010 縫製中 60 OUT 201 70 IN 005 準備中 80 OUT 200 90 IN 002 エラー発生 100 OUT 202 110 END
【0035】ミシン動作時には、このプログラムの10
行から100行までが繰り返し実行される。なお、これ
は簡単な入出力制御プログラムの例を示したが、実際に
はもっと長いプログラムになることが多い。この入出力
制御プログラムに従って、電装ボックス18内のマイク
ロコンピュータ30が、拡張入力モジュール2A及び拡
張出力モジュール2Bを介して、外部機器であるRCC
4を電子サイクルミシン1の動作状態に合わせて制御す
ることができる。
【0036】すなわち、この実施例によれば、電子サイ
クルミシン1の内部のセンサ群,モータ群,操作スイッ
チ群,付属機器等を制御するためのミシン制御プログラ
ム5と、拡張入力モジュール2A及び拡張出力モジュー
ル2Bを介してRCC4等の外部機器を制御する入出力
制御プログラム6とが、イベント変数と入力変数及び出
力変数によって関連付けられているので、ミシン制御プ
ログラム5を変更することなく、入出力制御プログラム
6を接続する外部機器に応じて作成すれば、その外部機
器を電子サイクルミシン1の動作と連携して制御するこ
とができる。
【0037】その入出力制御プログラムは、上述のよう
に操作ボックス15のプログラミング機能を用いて簡単
なシーケンスプログラムを組む要領で、プログラム命令
とイベント変数又は入出力変数あるいは時間とを結合す
ることにより容易に作成することができる。したがっ
て、電子サイクルミシンの汎用性が高まり、種々のシス
テム構成に柔軟に対応できる。
【0038】そして、その作成した入出力制御プログラ
ムを対応する縫製データと同じパターンNOで同じフロ
ッピディスクに格納しておけば、そのパターンNOで縫
製データを指定すれば、自動的に入出力制御プログラム
も指定されることになり、縫製パターンに合わせて入出
力制御プログラムを指定する必要がなくなる。しかも、
記憶媒体を一元化できるのでプログラム管理が容易にな
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、電子サイクルミシンに各種の外部機器を接続して
使用する場合に、その外部機器に対する入出力制御プロ
グラムを、ユーザが簡単に短時間で作成することができ
る。そして、その入出力制御プログラムを用いて、電子
サイクルミシンの制御手段が自己の動作状態に合わせて
外部機器を確実に制御することができる。したがって、
電子サイクルミシンに種々の外部機器を組み合わせて使
用するシステム構成に柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図7に示したこの発明の実施例による
ミシン制御プログラムと入出力制御プログラムとの関係
を示す説明図である。
【図2】この発明による外部機器制御方式を実施する電
子サイクルミシンの一例を外観斜視図である。
【図3】図1の電子サイクルミシン1における電装ボッ
クス18等による制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】同じくその操作ボックス15の正面図である。
【図5】同じく電装ボックス18を背面側から拡張入出
力モジュール2と共に見た斜視図である。
【図6】図1の電子サイクルミシンにロータリカセット
チェンジャ(RCC)を接続して使用する状態を示す斜
視図である。
【図7】同じくその電子サイクルミシンとロータリカセ
ットチェンジャ間での信号等のやり取りを示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 電子サイクルミシン 2 拡張入出力モジ
ュール 2A 拡張入力モジュール 2B 拡張出力モジ
ュール 3 カセット 4 ロータリカセットチ
ェンジャ(RCC) 5 ミシン制御プログラム 6 入出力制御プロ
グラム 10 ミシンテーブル 11 ミシン頭部 12 外押えアーム 13 カセット載置
プレート 15 操作ボックス 17 電源スイッチ 18 電装ボックス 19 外押えスイッ
チ 20 スタートスイッチ 21 ミシンモータ 22 X軸モータ 23 Y軸モータ 24 センサ 25 ソレノイド 26 キーボード 27 ディスプレイ 30 マイクロコンピュータ 31 CPU 32 ROM 33 RAM 34 バスライン 35 ミシンモータ
・ドライバ 36 X軸モータ・ドライバ 37 Y軸モータ・
ドライバ 38 フロッピディスク・ドライブ装置(FDD) 39 フロッピディスク 40 回転盤 41 カセット保持腕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 1/00 - 83/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンに予め備えているミシンモータや
    X−Yテーブル等の内部機器を駆動制御する制御手段
    と、この制御手段を作動させるプログラムを作成するプ
    ログラミング機能を有する操作手段とを備えた電子サイ
    クルミシンにおいて、 該電子サイクルミシンに後付けで接続する外部機器を前
    記制御手段と接続するための拡張入出力モジュールと、 該電子サイクルミシンの各種動作状態をそれぞれイベン
    ト変数と対応させたイベント変数テーブルと、前記拡張
    入出力モジュールの各入力ポート及び出力ポートに対し
    てそれぞれ入力変数及び出力変数を対応させた入力変数
    テーブル及び出力変数テーブルとを記憶した記憶手段と
    を設け、 該記憶手段に記憶された前記イベント変数と前記拡張入
    出力モジュールの各入力ポート及び出力ポートに対応す
    る入力変数及び出力変数とを関連付ける入出力制御プロ
    グラムを前記操作手段のプログラミング機能によって作
    成可能であり、その作成された入出力制御プログラムに
    より、前記制御手段が前記拡張入出力モジュールを介し
    て接続された外部機器を制御するようにした ことを特徴
    とする電子サイクルミシン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子サイクルミシンにお
    いて、前記作成した入出力制御プログラムを対応する縫
    製データと同じパターン番号で同一の記憶媒体に格納す
    手段を有することを特徴とする電子サイクルミシン。
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