JP2757325B2 - 磁気ヘッド支持機構 - Google Patents

磁気ヘッド支持機構

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JP2757325B2 JP34243292A JP34243292A JP2757325B2 JP 2757325 B2 JP2757325 B2 JP 2757325B2 JP 34243292 A JP34243292 A JP 34243292A JP 34243292 A JP34243292 A JP 34243292A JP 2757325 B2 JP2757325 B2 JP 2757325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオテープレコー
ダ、ディジタルオーディオテープレコーダなどの回転ヘ
ッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば特開昭63−19331
6号公報に示された従来の磁気ヘッド支持機構を示す平
面図であり、図16は正面図、また、図17はこの磁気
ヘッド支持機構を取り付けた回転ドラム装置の断面図で
ある。図17において、1は磁気テープ2を所定の角度
で適正な位置に保持するためのリードを有する下固定ド
ラム、3はくさび型の溝4を有し下固定ドラム1の中心
に下固定ドラム1に対して同軸状に取り付けられた軸、
5は中心にスリーブを有する上回転ドラムであり、この
スリーブと軸3との間には潤滑剤が注入されている。6
は固定ねじ7により上回転ドラム5に固定されたヘッド
ベース、8はヘッドベース6の所定の位置に固着された
磁気ヘッド、9は上回転ドラム5に同軸状に取り付けら
れたモータ、10は非接触に信号を伝達するロータリト
ランスである。
【0003】また、図15において、8aおよび8bは
ヘッドベース6の所定の位置に固着された磁気ヘッド、
11はヘッドベース6の磁気ヘッド取付部を2分するよ
うにヘッドベース6に形成されたスリット、6eおよび
6fはスリット11により2分され磁気ヘッド8aある
いは8bを高さ調整をするときに変形を生じさせるヘッ
ドベース6の板部である。また、図16において12a
と12bは磁気ヘッドの高さを変化させる高さ調整ねじ
である。
【0004】上記のような従来の磁気ヘッド支持機構に
ついて、まず、この磁気ヘッド支持機構が取り付けられ
た回転ヘッドドラム装置について説明する。モータ9を
駆動することによりこのモータ9が固定された上回転ド
ラム5が回転すると、この上回転ドラム5に形成された
スリーブと軸3に形成されたくさび形の溝4によるポン
ピング作用により潤滑剤に圧力が発生し、上回転ドラム
5は軸3と非接触で安定した回転をする。これにより、
上回転ドラム5に取り付けられたヘッドベース6に固着
された磁気ヘッド8が磁気テープ2に対して所定の角度
をもって通過し、このときロータリトランス10により
磁気ヘッド8に伝達された信号が磁気テープ2に記録あ
るいは再生される。
【0005】つぎに、従来の磁気ヘッド支持機構の動作
について説明する。図18に示したように、例えば磁気
ヘッド8aの高さに対して他方の磁気ヘッド8bの高さ
が所定の位置よりもずれており、図19中に斜線部で示
すようにオーバーラップする部分hがある場合、磁気テ
ープ2に書き込まれる信号は重ね書きされて図19に示
すようなものとなり、トラックの幅に差が生じてしまう
ことになる。この磁気テープ2を他の回転ドラム装置で
再生する場合に、磁気ヘッド8が記録トラックを正確に
トレースすることができないために出力が低下してしま
う。そこで、図20に示すように、高さ調整ねじ12b
により磁気ヘッド8bの高さを所定の高さに調整するこ
とにより、図21に示すように、磁気テープ2上に記録
される信号のトラック幅を等しくすることが必要となっ
ている。
【0006】ここで、小形の回転ドラム装置に搭載可能
なように、ヘッドベース6を上回転ドラム5に取り付け
るためのねじ穴をスリット側方に設けることにより、ヘ
ッドベース6の半径方向の長さを短くしている。
【0007】従来の磁気ヘッド支持機構では、このスリ
ット11の形状は、図15に示すように略L字形にし
て、固定ねじ7に対して磁気ヘッド8aあるいは8bを
取り付けた板部6eと6fの剛性を変えている。これに
より、例えば磁気ヘッド8bの高さ調整を行なった場合
に、隣接して取り付けられた磁気ヘッド8aの高さが受
ける影響を小さくすることで磁気ヘッド8aの高さ変化
を最小限とすることができ、磁気ヘッド8の高さ調整が
容易となると記載されている。
【0008】しかし、磁気ヘッド8付近に設置された高
さ調整ねじ12aあるいは12bと、ヘッドベース6を
上固定ドラム5に取り付けるための固定ねじ7は、ドラ
ムの半径方向に対して一直線上にはなく、ずれた位置に
あるため、高さ調整ねじ12aあるいは12bにより磁
気ヘッド8を高さ調整すると、ヘッドベース6の磁気ヘ
ッド8を取り付けた板部6eあるいは6fにねじれを生
じさせるモーメントが加わり、この板部6eあるいは6
fにねじれが生じてしまう。図22および図23は構造
解析プログラムによる変形の斜視図および等高線図の解
析結果であり、図22は磁気ヘッド8bの高さ調整を行
なった場合であり、図23は磁気ヘッド8aの高さ調整
を行なった場合である。これらの結果から、2つの固定
ねじを結ぶ方向に対して等高線が角度を持っており、板
部6eあるいは6fが上回転ドラム5のヘッドベース6
の取付面に対してねじれて変形していることが分かる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の磁
気ヘッド支持機構は、例えば磁気ヘッド8b付近に設置
された高さ調整ねじ12bにより磁気ヘッド8bの高さ
調整をすると、隣接した磁気ヘッド8aの高さへの影響
は防止できるが、図24に示すように磁気ヘッド8bを
取り付けた板部6fが上回転ドラム5のヘッドベース6
の取付面に対してねじれてしまうために、図25に示す
ようにθ0であったアジマス角がθ1となり、誤差△θ
(=θ1−θ0)が生じてしまう。したがって、この回転
ドラム装置で記録された磁気テープ2を他の回転ドラム
ヘッド装置で再生すると、アジマス角に△θの誤差が生
じるために信号出力が低下してしまうという問題があっ
た。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、磁気ヘッドの高さ調整時に、
磁気ヘッドのアジマス角の誤差を生じさせる上回転ドラ
ムのヘッドベース取付面に対する磁気ヘッドを取り付け
たヘッドベースの板部のねじれを小さくする磁気ヘッド
支持機構を得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁気ヘッ
ド支持機構は、2つの磁気ヘッドの中間部のヘッドベー
スに回転ドラムの回転中心方向にスリットを形成すると
共に、2つの磁気ヘッド取付位置の両側部に突出した形
状の延在部を設け、この延在部を高さ調整ねじで押圧し
て高さ調整するようにしたものである。
【0012】また、ヘッドベースに2つの磁気ヘッドの
取付位置付近の間隙部と、これより幅広寸法に形成され
た幅広部とからなる形状を有し、磁気ヘッド取付位置の
両側部に突出した延在部を設け、この延在部を高さ調整
ねじで押圧して高さ調整するようにしたものである。
【0013】
【作用】この発明によれば、2つの磁気ヘッドの中間部
のヘッドベースに、回転ドラムの回転中心方向にスリッ
トを形成すると共に、上記2つの磁気ヘッド取付位置の
両側部に突出した形状の延在部を設け、この延在部を上
記高さ調整ねじにて押圧して磁気ヘッドの高さ調整を行
うと、ヘッドベースの板部のねじれが少なくなり、高さ
調整時に生じるアジマス角の誤差が小さくなる。
【0014】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す平面図、図
2はその正面図、この実施例の磁気ヘッド支持機構を取
り付けた回転ドラム装置の断面図は、図17と同じであ
る。図1および図2において、図15〜図17と同一符
号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を省略す
る。図1において、スリット11は磁気ヘッド8a,8
bの間に形成された間隙部11aとこの間隔部11aに
つづいて幅wの幅広部11bとから構成されたL字形の
形状となっており、ヘッドベース6は幅が狭くなった狭
部6a,6bの磁気ヘッド8a,8b取付部の両側部に
は、突出した延在部6c,6dがそれぞれ形成され、こ
の延在部6c,6dを高さ調整ねじ12a,12bが押
圧するように構成されている。
【0015】つぎに、動作について説明する。高さ調整
ねじ12aおよび12bをヘッドベース6に設けられた
延在部6c,6dに対向する部分に配置し、ヘッドベー
ス6の延在部6cまたは6dをこの高さ調整ねじ12a
または12bで押圧することにより、磁気ヘッド8aま
たは8bの高さ調整をした場合のヘッドベース6の変形
の構造解析を行ったので詳しく説明する。
【0016】図3中に示すA〜E点は、高さ調整ねじ1
2の位置を順次移動させた個所を示している。図4は図
3に示した位置でそれぞれ構造解析プログラムにより構
造解析を行なった結果を用いて、高さ調整ねじ12bの
位置とそのときの磁気ヘッド取り付け部のねじれ角の関
係を示したものである。この図に示すように、A,B,
C点を押圧したときは、磁気ヘッド8bは図2に示すよ
うに時計方向に傾いた状態となり、逆にE点を加圧する
と反時計方向に傾いた状態となる。そしてD点を加圧し
たときは磁気ヘッド取付部のねじれがゼロとなることが
わかる。すなわち、D点の位置付近に高さ調整ねじ12
bを配置することにより、アジマス角の誤差を最小とす
ることができる。
【0017】また、図5はD点の位置に高さ調整ねじ1
2bを配置したときのヘッドベース6の解析プログラム
による変形の斜視図および等高線図の解析結果であり、
図6は高さ調整ねじ12aにより磁気ヘッド8aを高さ
調整したときの解析結果である。これらの結果より、ヘ
ッドベース6の磁気ヘッド8a,8bを取り付けた付近
の等高線が固定ねじ7を結ぶ直線に対してほぼ平行とな
っており、アジマス角の誤差が小さいことがわかる。
【0018】次に、具体的に数値を入れた場合の計算結
果を示す。図1に示すような寸法の磁気ヘッド支持機構
において、略L字形のスリット11の深さdを3mmと
し、幅wを変化させて磁気ヘッド8bの高さ調整を行っ
たときの磁気ヘッド8aが受ける高さ方向の影響を図7
に示した。○印は解析結果、実線は最小2乗法による近
似曲線である。この図に示すように、スリット幅wが小
さい場合には磁気ヘッド8a,8bを高さ調整をしたと
きの隣接した磁気ヘッド8b,8aへ及ぼす影響は大き
く、調整が困難になってしまうため、適当なスリット幅
wが必要であることがわかる。
【0019】実際の磁気ヘッド高さ調整では、磁気ヘッ
ド8の選択使用等によりその調整量は5〜10(μm)程
度である。よって、ヘッド高さ調整精度を±1(μm)程
度とすれば、隣接ヘッドの影響度が1割程度で容易な調
整が可能となる。
【0020】図8は、磁気ヘッド8の隣接ヘッドへの影
響度が1割以下程度となるときの、スリット深さdとス
リット幅wの関係を構造解析プログラムによって求めた
ものであり、○印は解析結果、実線は最小2乗法による
近似曲線である。この近似曲線より上の領域すなわち、 w≧-0.354 2 +0.635d+3.134 (単位mm) で表わされる領域にスリット深さdとスリット幅wを設
定することにより、高さ調整時における隣接ヘッドへの
影響が1割以下程度となり、磁気ヘッド8aおよび8b
の高さ調整を容易にすることができる。
【0021】また、図9は、この関係を満たしたスリッ
ト深さdとスリット幅wをもつヘッドベース6について
構造解析プログラムにより解析を行ない、高さ調整量と
調整側の磁気ヘッド8b(○印)を調整したときの変位
量と隣接した磁気ヘッド8a(□印)の変位量を求めた
ものであり、高さ調整を行なった磁気ヘッド8aおよび
隣接した磁気ヘッド8bともに高さ調整量に比例して変
位し、また、隣接ヘッドへの影響も1割程度となる。
【0022】実施例2.上記実施例1では、スリット1
1を略L字形としたが、図10に示したようにスリット
11は略T字形でも実施例1と同様の作用を得ることが
できる。図10において、図1と同一符号はそれぞれ同
一または相当部分を示しており、スリット11は深さd
の間隙部11aと、幅w1の幅広部11bからなる略T
字形状をなしている。
【0023】つぎに、動作を説明する。図11は高さ調
整ねじ12bにより磁気ヘッド8bの高さを調整したと
きの構造解析プログラムによる変形の斜視図および等高
線図の解析結果である。この図からヘッドベース6の磁
気ヘッド8bを取り付ける部分において、2つの固定ね
じ7を結ぶ直線の方向に対して等高線はほぼ平行となっ
ており、この部分のねじれは小さくなっている。このた
め磁気ヘッド8aまたは8bのアジマス誤差は小さくな
り、この磁気ヘッド支持機構を取り付けた回転ドラム装
置で記録した磁気テープ2を他の回転ドラム装置で再生
した場合にも適正な信号出力を得ることができる。
【0024】また、スリット11形状を図10に示した
ように略T字形状にすることは、上記のアジマス角の誤
差が少なくなるという作用以外に、下記に示した効果を
得ることができる。すなわち、ヘッドベースは、一般に
は数μmの平面度を要するため、平面研磨の加工が施さ
れる。このとき、狭部6a,6bの剛性が低いとこの部
分で破壊が起こる恐れがあるが、スリット11を略T字
形状にすることにより略L字形状にしたときと変位の影
響度が同等となるようにした場合に、狭部6a,6b幅
を広くすることにより剛性を高くすることが可能で、こ
のような破壊の不具合を軽減することができる。
【0025】実施例3.図12に示す本実施例3は、ス
リット11を略三角形としたものであり、図13はこの
ヘッドベース6を上回転ドラム5に取り付けたときの平
面図である。また、図14は高さ調整ねじ12bにより
磁気ヘッド8bの高さを調整したときの構造解析プログ
ラムによる変形の斜視図および等高線図の解析結果であ
る。この図14に示すように、スリット11形状を略三
角形とした場合でも磁気ヘッド取り付け部のねじれ角が
小さくなり、アジマス角の誤差が小さく、互換再生時に
おいても適正な信号出力を得る磁気ヘッド支持機構を得
ることができる。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、高さ調整ねじをヘッドベースの延在部に
対向して配置し、この高さ調整ねじによりヘッドベース
の延在部を加圧して磁気ヘッドの高さ調整を行うことに
より、ヘッドベースのスリットにより2分され磁気ヘッ
ドを固着したヘッドベースの板部のねじれが小さくな
り、アジマス角の誤差を小さくできるので、互換再生時
においても適正な信号出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の磁気ヘッド支持機構の平
面図である。
【図2】実施例1の正面図である。
【図3】実施例1の高さ調整ねじの配置位置を示す平面
図である。
【図4】実施例1の調整ねじの位置とねじれ角の関係を
示す図である。
【図5】実施例1の磁気ヘッド支持機構の解析結果を示
す図である。
【図6】実施例1の磁気ヘッド支持機構の解析結果を示
す図である。
【図7】実施例1のヘッドベースのスリット幅と隣接磁
気ヘッドへの影響度を示す図である。
【図8】実施例1のヘッドベースのスリット深さと幅に
よる隣接磁気ヘッドへの影響を示す図である。
【図9】実施例1の高さ調整ねじの調整量と磁気ヘッド
の高さ方向の変位量を示す図である。
【図10】この発明の実施例2の磁気ヘッド支持機構の
平面図である。
【図11】実施例2の磁気ヘッド支持機構の解析結果を
示す図である。
【図12】この発明の実施例3の磁気ヘッド支持機構の
平面図である。
【図13】実施例3の上回転ドラムの平面図である。
【図14】実施例3の磁気ヘッド支持機構の解析結果を
示す図である。
【図15】従来の磁気ヘッド支持機構の平面図である。
【図16】従来の磁気ヘッド支持機構を示す正面図であ
る。
【図17】従来の磁気ヘッド支持機構を搭載した回転ド
ラム装置の断面側面図である。
【図18】従来の磁気ヘッド支持機構の磁気ヘッド高さ
ずれがある場合を示す正面図である。
【図19】従来の磁気ヘッド支持機構の磁気ヘッド高さ
ずれがある場合の記録トラックのパターン図である。
【図20】従来の磁気ヘッド支持機構の磁気ヘッド高さ
ずれ調整後を示す正面図である。
【図21】従来の磁気ヘッド支持機構の磁気ヘッド高さ
ずれ調整後の記録トラックのパターン図である。
【図22】従来の磁気ヘッド支持機構の解析結果を示す
図である。
【図23】従来の磁気ヘッド支持機構の解析結果を示す
図である。
【図24】従来の磁気ヘッド支持機構の磁気ヘッド高さ
調整によりねじれが生じた状態を示す正面図である。
【図25】従来の磁気ヘッド支持機構の磁気ヘッド高さ
調整中の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 固定ドラム 2 磁気テープ 3 軸 5 上回転ドラム 6 ヘッドベース 8 磁気ヘッド 9 モータ 11 スリット 12 高さ調整ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/53 103

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープが巻装されて回転する上回転
    ドラムに取り付けられるヘッドベースに並べて配設され
    た2つの磁気ヘッドの高さを、上記ヘッドベースを高さ
    調整ねじで押圧して調整するように構成された磁気ヘッ
    ド支持機構において、上記ヘッドベースに、上記2つの
    磁気ヘッドの中間を通るスリットが形成されると共に、
    上記2つの磁気ヘッド取付位置の両側部に突出した形状
    の延在部とが設けられており、この延在部を上記高さ調
    整ねじにて押圧することにより磁気ヘッド高さ調整を行
    う構成としたことを特徴とする磁気ヘッド支持機構。
  2. 【請求項2】 ヘッドベースに形成されたスリットが、
    2つの磁気ヘッドの中間を通る間隙部と、これにより広
    い幅に形成された幅広部とからなる形状に形成されてお
    り、上記磁気ヘッドの取付位置の両側部に突出した延在
    部を高さ調整ねじにて押圧することにより磁気ヘッド高
    さ調整を行う構成としたことを特徴とする請求項第1項
    記載の磁気ヘッド支持機構。
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