JP2755862B2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP2755862B2 JP4083973A JP8397392A JP2755862B2 JP 2755862 B2 JP2755862 B2 JP 2755862B2 JP 4083973 A JP4083973 A JP 4083973A JP 8397392 A JP8397392 A JP 8397392A JP 2755862 B2 JP2755862 B2 JP 2755862B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機に関し、とりわ
け、画像の記録を行うシート体に対し、吸引ファンの回
転により負圧を発生させ、吸引して搬送する複写機に関
する。
【0002】
【従来の技術】単票の原稿を複数枚積み重ね、積み重ね
られた方向の上方側または下方側から原稿を1枚ずつ分
離して搬送し、原稿読取り後に積み重ねた位置に下方側
または上方側から戻す循環式自動原稿供給装置(RDH
装置)を備えた複写機では、前記原稿の供給装置や、予
め積み重ねられた記録紙を1枚ずつ分離して供給する給
紙装置などのシートの給送装置が用いられている。ま
た、各種印字装置や印画装置などにおいても、同様に予
め積み重ねられた記録紙を1枚ずつ分離して給送する装
置が用いられている。
【0003】このような給送装置では、積み重ねられた
状態のシートを1枚ずつ分離する必要があるため、空気
流による分離方式や、分離爪を用いる分離方式、また、
シートの搬送方向に対して逆回転するローラを用いてシ
ートを分離する方式などが知られている。
【0004】このうち、空気流を用いてシートを分離す
る本発明の前提となる技術は、以下のとおりである。図
2および図3は、本発明の前提となる給紙装置38の側
面図である。給紙装置38には、支持トレイ20に積み
重ねられた記録紙45が備えられ、当該記録紙45の上
方には一対のローラ160,161が配置され、この一
対のローラ160,161に張架され多数の透孔が形成
された給送用ベルト157が記録紙45に上方から臨む
位置に設けられる。各ローラ160,161の間には、
前記記録紙45に給送用ベルト157を介して臨む真空
吸引箱162が配置され、当該真空吸引箱162内には
ダンパ166が設けられ、相互に連通している真空吸引
箱162と吸引ファン47とを、プランジャ48によっ
て角変位駆動されるダンパ166により連通または遮断
する。
【0005】これにより、支持トレイ20上の記録紙4
5を給送用ベルト157に真空吸着して、給送用ベルト
157の走行駆動により搬送方向A3に沿って搬送し、
その後、記録紙45は搬送方向A3下流部に配置された
搬送ローラ50に挟まれて搬送される。また、給送用ベ
ルト157に記録紙45が吸着して搬送され、記録紙4
5の先端が搬送ローラ50に挟まれるまでの搬送領域B
1を設定する。前記真空吸着を行う場合、支持トレイ2
0上の記録紙45の重送を防止するため、記録紙45を
さばいて分離する目的のために、支持トレイ20より搬
送方向A3下流側下方にダクト部49と、ノズル51
a,51bとから成るノズル部材46を設ける。
【0006】当該ノズル部材46は吸引ファン47と連
通しており、真空吸引箱162の搬送方向A3下流側端
部付近に相当する給送用ベルト157に空気流を吹付け
るノズル51aと、搬送方向A3と平行であって記録紙
45の搬送方向A3下流側端部に空気流を吹付けるノズ
ル51bとが連通して構成されている。前記ノズル51
bからの空気流で、積み重ねられた記録紙45の最上部
付近の記録紙45を浮遊させる。またノズル51aは、
給送用ベルト157付近に浮遊している各記録紙45を
1枚毎に分離して、最上部の1枚のみを給送用ベルト1
57に吸着させ、搬送するようにしている。
【0007】次に、従来におけるエアー給紙制御の動作
手順について説明する。図9のフローチャートに示すよ
うに、先ずステップd1で複写開始キー3が操作された
ことが確認されると、ステップd2では吸引ファン47
を回転駆動させる。次にステップd3では、吸引ファン
47が規定の最大回転数になったことが確認されると、
ステップd4では、給紙動作を含むコピー動作を開始す
る。コピー動作の内容については、後述する実施例の中
で説明する内容と同様である。次に、ステップd5で給
紙動作とコピー動作との終了の確認がされると、ステッ
プd6で吸引ファン47を完全に停止させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
吸引ファン47は完全に駆動を停止した状態から、複写
開始キー3が操作された時点で回転駆動を始めるため、
最大回転数の回転になるまでに例として約3秒もの時間
を必要とし、1枚目の原稿の給紙動作を行うまでに時間
がかかるため、コピー作業全体の時間が長くなってい
た。
【0009】本発明の目的は、複写動作を行う際に、第
1枚目のシート体を複写するのに要する時間を短縮し
て、複写作業効率を向上することができる複写機を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複写開始キー
を備える複写機において、搬送すべきシート体が乗載さ
れる乗載部材と、乗載部材に設けられ、シート体の有無
を検知するシート体検知手段と、前記乗載部材上のシー
ト体に臨んで配置され、シート体を真空吸引して搬送す
る吸引搬送手段と、回転駆動して前記吸引搬送手段に負
圧を供給する吸引ファンと、前記シート体検知手段の検
知出力に対応して、前記吸引ファンを最大回転数未満の
予め定める予備回転数まで回転駆動させ、前記複写開始
キーの操作に対応して、吸引ファンを前記最大回転数ま
で回転させる制御手段とを含むことを特徴とする複写機
である。
【0011】また本発明は、複写開始キーを含む複数の
操作キーを有する複写機において、搬送すべきシート体
が乗載される乗載部材と、前記乗載部材上のシート体に
臨んで配置され、シート体を真空吸引して搬送する吸引
搬送手段と、回転駆動して前記吸引搬送手段に負圧を供
給する吸引ファンと、前記複写開始キー以外の操作キー
の操作を検知するキー操作検知手段と、前記キー操作検
知手段の検知出力に対応して、前記吸引ファンを最大回
転数未満の予め定める予備回転数まで回転駆動させ、前
記複写開始キーの操作に対応して、吸引ファンを前記最
大回転数まで回転させる制御手段とを含むことを特徴と
する複写機である。
【0012】また本発明は、吸引ファンの前記予備回転
数への回転開始時から予め定める時間内に、前記複写開
始キーの操作が検知されない場合に、前記制御手段は吸
引ファンの回転を停止するようにしたことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明に従えば、シート体検知手段によってシ
ート体が乗載部材に乗載されたことが検知されると、そ
の検知出力に対応して制御手段は吸引ファンを最大回転
数未満の予め定める予備回転数まで回転駆動させ、その
後、複写開始キーが操作されると、制御手段により吸引
ファンを最大回転数まで回転させて吸引搬送手段に所定
の負圧を発生させ、吸引搬送手段によりシート体を真空
吸引して搬送する。
【0014】また、キー操作検知手段によって、前記複
写開始キー以外の操作キーの入力が成されたことが検知
されると、その検知出力に対応して吸引ファンを最大回
転数未満の予め定める予備回転数まで回転駆動させ、そ
の後、複写開始キーが操作されると、制御手段により吸
引ファンを最大回転数まで回転させて吸引搬送手段に負
圧を発生させ、吸引搬送手段によりシート体を真空吸引
して搬送する。
【0015】また本発明によれば、吸引ファンの前記予
備回転数への回転開始時から予め定める時間内に、前記
複写開始キーの操作が検知されない場合、前記制御手段
によって吸引ファンの予備回転を停止する。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例の給紙装置38が用
いられている複写機22の断面図であり、図2はその給
紙装置38の断面を示す側面図であり、図3は前記給紙
装置38のノズル部材46の断面を示す側面図である。
複写機22は、循環式自動原稿供給装置(RDH装置と
略す)23と、本体24とを備える。RDH装置23
は、いわゆる上取り下戻し方式の原稿供給装置25を備
え、取出された原稿は搬送路を搬送されつつ、光源27
による露光領域28へ露光されて、原稿供給装置25に
戻される。原稿供給装置25は、原稿の載置板29と供
給装置30とを備える。
【0017】本体24は、内部に前記光源27を備え、
光源27によるRDH装置23の露光領域28と、本体
24の露光領域32とが設定される。各露光領域28,
32からの原稿反射光は、光学系33を経て感光ドラム
34上で結像する。感光ドラム34の周囲には、帯電装
置35、現像装置36および転写装置37などが配置さ
れ、各種寸法の記録紙45がたとえば3種の給紙装置3
8,39,40から、転写装置37と感光ドラム34と
の間の転写領域41に供給されて、前記原稿反射光に基
づく原稿像がトナー像として転写され記録される。転写
後の記録紙45は定着装置42で定着され、締結装置4
3で所定枚数毎に綴じられ、排紙トレイ44に収納され
る。前記給送装置21には、複写された記録紙45が矢
符A1方向に沿って搬入され、矢符A2方向に沿って搬
送される。
【0018】複写機22の上面には、たとえば図4に示
すような操作部1に、テンキー2や複写開始キー3や複
写倍率設定キー4などの入力キー群が設定されている。
使用者は、複写開始前に複写枚数を設定するためのテン
キー2を操作し、あるいは複写倍率を設定するために複
写倍率設定キー4を操作した後、複写開始キー3を操作
して複写動作を開始する。
【0019】図5は、複写機22の電気的構成を示すブ
ロック図である。前記複写機22は、たとえばマイクロ
プロセッサを含んで構成される中央処理装置(CPUと
略す)132を備えており、CPU132はROM(リ
ードオンリメモリ)133に予め記録されている制御用
プログラムに従って制御を行う。RAM(ランダムアク
セスメモリ)134は、バッファ用メモリや複写制御な
どに必要となるフラグその他の入力設定データなどに関
する演算用領域として使用される。前記操作部1や各種
センサ類を含んだ構成として実現される信号入力装置1
35は、インタフェイス回路136を介して前記マイク
ロコンピュータ132へ信号を伝送している。すなわ
ち、複写機22本体においては、記録紙45の搬送位置
の検知信号、感光体の位置検知の信号などがインタフェ
イス回路136を介してマイクロコンピュータ132に
送られる。
【0020】また、入力キー群から入力された信号は、
マイクロコンピュータ132のメモリ14上に記憶さ
れ、複写動作の各段階において必要に応じて取出され
る。RDH装置23においては、乗載板29に関して原
稿が乗載板29上に乗載されたときに、その乗載状態を
検知するセンサ15が設けられ、原稿の検出信号はマイ
クロコンピュータ132に伝送される。前記マイクロコ
ンピュータ132には、複写倍率の表示やその他の表示
を行う回路および複写機22本体のモータ138やプラ
ンジャ139などの各負荷を制御するドライバアレイ1
40がインタフェイス回路137を介して接続される。
モータ138は、吸引ファン47を回転駆動する。イン
タフェイス回路137を介してマイクロコンピュータ1
32からの制御信号が、ドライバアレイ140に伝送さ
れる。これらの各要素がマイクロコンピュータ132に
よって互いに関連して駆動制御され、複写機22本体が
駆動される。
【0021】次に、記録紙45を搬送するに当たっての
動作内容について説明する。先ず、ノズル部材46から
空気流を積み重ねられた記録紙45の搬送方向A3下流
側端部に吹付けて、記録紙45を上方に舞い上がらせて
さばく一方で、吸引ファン47は常時回転駆動され、真
空吸引箱162内を負圧にする。真空吸引箱162内に
はダンパ166が設けられ、吸引ファン47と真空吸引
箱162とを連通または遮断する。積み重ねられた記録
紙45の先端への空気流吹付け時には、ダンパ166は
プランジャ48によって駆動され、吸引ファン47と真
空吸引箱162とを連通し、給送用ベルト157に記録
紙45が吸着される。その後、ローラ160,161が
回転駆動され、ベルト157が走行して記録紙45を搬
送方向A3方向へ搬送する。前記搬送された記録紙45
は、一対の搬送ローラ50によって挟まれて感光ドラム
34側へ搬送される。例として、記録紙45が搬送ロー
ラ50に挟まれると、プランジャ48の動作によりダン
パ166が動作し、ノズル部材46と真空吸引箱162
とが吸引ファン47に対して遮断される。
【0022】図6は、本発明の一実施例のフローチャー
トである。先ず、ステップa1でRDH装置23に原稿
がセットされたことをセンサ15が検知し、検知信号を
発生させると、ステップa2ではモータ138を起動
し、吸引ファン47を予備回転(たとえば、給紙動作時
の最大回転数の半分の回転数)の状態にし、ステップa
3では後述する時間t3をタイマ13に設定する。そし
てステップa4では、複写開始キー3が操作されたかど
うかの確認が行われ、複写開始キー3が操作されていた
場合、ステップa5では吸引ファン47を最大回転数の
状態である規定の回転数になるまで回転数を上げる。ス
テップa6では、吸引ファン47の回転数が確認され、
規定の最大回転数になっていた場合、給紙動作を開始す
る。
【0023】この給紙動作としては、先ずステップa7
ではプランジャ48が動作することによりダンパ166
が作動し、真空吸引箱162と吸引ファン47とが連通
して真空吸引箱162内部が負圧になり、記録紙45の
吸引が開始される。同時に記録紙45の寸法や厚みに応
じて予め定められた、記録紙45が給送用ベルト157
に吸着されるまでに要する時間t1をタイマ11に設定
する。次にステップa8では、タイマ11が吸引時間t
1を経過したかどうかの確認が行われ、経過していた場
合、記録紙45の給送用ベルト157への吸着が完了し
たことになる。
【0024】次にステップa9では、原稿の先端が搬送
領域B1を通過して搬送ローラ50に挟まれるまでに要
する時間t2をタイマ12に設定するとともに、給送用
ベルト157の走行と搬送ローラ50の駆動とが開始さ
れ、原稿の搬送が行われる。ステップa10では、タイ
マ12が搬送時間t2を経過したかどうかの確認が行わ
れ、搬送時間t2を経過していた場合、ここで述べてい
る給紙装置38の吸引領域B1の搬送が完了したことに
なり、ステップa11ではプランジャ48が動作してダ
ンパ166を作動させ、真空吸引箱162と吸引ファン
47とを遮断し、吸引を停止する。また、給送用ベルト
157の走行や搬送ローラ50の駆動も停止させる。次
にステップa12では、給紙動作の終了の確認が行わ
れ、終了していた場合、ステップa13では吸引ファン
47の回転駆動を停止する。
【0025】ステップa4において、複写開始キー3が
操作されていなかった場合、処理はステップa14に移
り、タイマ13が予備回転が開始されてから、複写開始
キー3が操作されるまでの予め定められた時間t3を経
過したかどうかの確認が行われる。時間t3を経過して
いた場合、規定時間t3を経過しても複写開始キー3が
操作されておらず、吸引ファン47は予備回転を行った
ままであるため、ステップa15で吸引ファン47の予
備回転を停止させる。またこの後、複写開始キー3が押
された場合は、従来どおり吸引ファン47を停止状態か
ら最大回転数まで上げてから給紙動作が開始される。
【0026】以上の制御を行うことにより、複写開始キ
ー3が操作された後、吸引を開始するための規定回転数
になるまでの時間が短縮でき、したがって、第1枚目の
記録紙45の複写動作に要する時間の短縮が可能とな
る。そのため、原稿のセット以降、全ての複写動作終了
までの時間を短縮でき、複写効率の向上を図ることがで
きる。また、予備回転を行ってから、一定時間内に複写
開始キー3を操作しなければ予備回転を停止させること
により、無駄な予備回転を防いで消費電力の削減を図る
ことができ、吸引ファン駆動モータ138の寿命を延ば
すことができる。
【0027】図7は、本発明の第2の実施例についての
フローチャートである。前述の実施例と異なる点は、ス
テップb1で示すように、複写機22の操作部1の複写
開始キー3以外の入力キー群から、複写枚数や複写倍率
の設定などのための、テンキー2や複写倍率設定キー3
を操作するなどの何等かのキー入力があったかどうかの
確認がなされ、キー入力があった場合、その入力に対応
してステップb2でモータ138すなわち吸引ファン4
7を前記予備回転の状態にする点であり、後のステップ
b3からb15の処理については前記a2からa15の
処理と同じである。また、入力されたキーが複写開始キ
ーであった場合の処理は、予備回転数への回転駆動なし
で直ちに最大回転数まで回転数を増大させる従来どおり
の内容となる。以上の制御を行うことにより、第1の実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0028】次に図8は、本発明の第3の実施例につい
てのフローチャートである。本実施例は第1の実施例お
よび第2の実施例のそれぞれの特徴とする予備回転を行
う方法のいずれであっても予備回転を行うことを特徴と
している。ステップc11,c12の部分である。先
ず、ステップc1で原稿がRDH装置23の乗載板29
上に乗載されず、センサ15が検知信号を発生させなか
った場合、次のステップc2では操作部1の複写開始キ
ー3以外の入力キー群から前述したような複写枚数や複
写倍率の設定などのためのテンキー2や、複写倍率設定
キー3を操作するような何等かのキー入力があったかど
うかの確認が成され、キー入力があった場合と、前述の
ステップc1で原稿が前記RDH装置23の乗載板29
上に乗載されていた場合とは次のステップc3では、吸
入ファン47を予備回転の状態にし、ステップc4では
予備回転が開始されてから複写開始キー3が操作される
までの予め定められた時間t3をタイマ13に設定す
る。
【0029】次にステップc5では、複写開始キー3が
操作されたかどうかの確認が行われ、複写開始キー3が
操作されていた場合、ステップc6では吸引ファン47
を最大回転数の状態である規定の回転数になるまで回転
数を上げる。ステップc5で複写開始キーが操作されて
いなかった場合、処理はステップc11に移り、タイマ
13が規定時間t3を経過したかどうかの確認が行われ
る。時間t3を経過していた場合、規定時間t3を経過
しても複写開始キー3が操作されておらず、吸引ファン
47は予備回転を行ったままであるため、ステップc1
2で吸引ファン47の予備回転を停止させる。以下のス
テップc3からc12の処理については、前記a2から
a15の処理と同様である。以上の制御動作により、第
1の実施例と同様の効果があげられる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸引ファ
ンを完全に停止させた状態から最大回転数まで回転させ
るのではなく、予め定めた最大回転数未満の回転数で予
備回転を行っておき、複写開始キーが操作された時点で
最大回転数まで上昇させるため、最初の原稿の複写に要
していた吸引ファンが稼働可能になるまでの時間が短縮
される。したがって、複写作業効率を向上させることが
できる。また予備回転を開始してから、予め定められた
時間内に複写開始キーが操作されなければ、予備回転を
停止させることにより消費電力を削減し、吸引ファンの
駆動源であるモータの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の複写機22の断面図であ
る。
【図2】本発明の前提となる給紙装置38の断面図であ
る。
【図3】本発明の前提となるノズル部材46の断面図で
ある。
【図4】複写機22の操作部1の平面図である。
【図5】複写機22の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例のフローチャートである。
【図8】本発明のさらに他の実施例のフローチャートで
ある。
【図9】従来例のフローチャートである。
【符号の説明】
3 複写開始キー 15 センサ 20 支持トレイ 22 複写機 45 記録紙 47 吸引ファン 132 CPU 157 給送用ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 510 - 534 B65H 29/24 B65H 3/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写開始キーを備える複写機において、 搬送すべきシート体が乗載される乗載部材と、 乗載部材に設けられ、シート体の有無を検知するシート
    体検知手段と、 前記乗載部材上のシート体に臨んで配置され、シート体
    を真空吸引して搬送する吸引搬送手段と、 回転駆動して前記吸引搬送手段に負圧を供給する吸引フ
    ァンと、 前記シート体検知手段の検知出力に対応して、前記吸引
    ファンを最大回転数未満の予め定める予備回転数まで回
    転駆動させ、前記複写開始キーの操作に対応して、吸引
    ファンを前記最大回転数まで回転させる制御手段とを含
    むことを特徴とする複写機。
  2. 【請求項2】 複写開始キーを含む複数の操作キーを有
    する複写機において、 搬送すべきシート体が乗載される乗載部材と、 前記乗載部材上のシート体に臨んで配置され、シート体
    を真空吸引して搬送する吸引搬送手段と、 回転駆動して前記吸引搬送手段に負圧を供給する吸引フ
    ァンと、 前記複写開始キー以外の操作キーの操作を検知するキー
    操作検知手段と、 前記キー操作検知手段の検知出力に対応して、前記吸引
    ファンを最大回転数未満の予め定める予備回転数まで回
    転駆動させ、前記複写開始キーの操作に対応して、吸引
    ファンを前記最大回転数まで回転させる制御手段とを含
    むことを特徴とする複写機。
  3. 【請求項3】 吸引ファンの前記予備回転数への回転開
    始時から予め定める時間内に、前記複写開始キーの操作
    が検知されない場合に、前記制御手段は吸引ファンの回
    転を停止するようにしたことを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載の複写機。
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