JP2751193B2 - Isdn端末着呼優先権制御方法およびその装置 - Google Patents

Isdn端末着呼優先権制御方法およびその装置

Info

Publication number
JP2751193B2
JP2751193B2 JP63079475A JP7947588A JP2751193B2 JP 2751193 B2 JP2751193 B2 JP 2751193B2 JP 63079475 A JP63079475 A JP 63079475A JP 7947588 A JP7947588 A JP 7947588A JP 2751193 B2 JP2751193 B2 JP 2751193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
call
terminal
message
type information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63079475A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6427393A (en
Inventor
弘志 池田
初穂 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP63079475A priority Critical patent/JP2751193B2/ja
Publication of JPS6427393A publication Critical patent/JPS6427393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2751193B2 publication Critical patent/JP2751193B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CCITT(国際電話諮問委員会)のI.シリー
ズ勧告に準拠したインタフェースを有する通信端末の着
呼優先権制御方法およびその装置に関する。
〔従来の技術〕
CCITTはデジタル通信サービスを提供するネットワー
クをデジタル統合サービス網(ISDN)と名付け、1984年
末にその基本的事項に関してI.シリーズの勧告(Red bo
ok)を行なった。I.451勧告(CCITT Red bookVol.III,F
ascicle III.5)によれば、通信網からの着信メッセー
ジ(SETUP)に対して、通信端末が自分の属性の値と、
上記着信メッセージ内の着呼のサービス属性の値とを比
較して、上記通信端末がこの着信呼に応答するか否かを
決め、応答する場合のみ応答メッセージ(CONN)を通信
網に対して返すことになっている。
具体的には以下のような方法で行なわれる。
通信網から通信端末へ呼接続のため送られるメッセー
ジはSETUPメッセージと呼ばれ、このメッセージにはプ
ロトコル識別子,呼番号,メッセージ種別,伝達能力,
チャネル識別子,経過識別子,端末機能,表示,キーパ
ッド,シグナル,スイッチフック,発番号,発サブアド
レス,着番号,着サブアドレス,中継網選択,低位レイ
ヤ整合性,高位レイヤ整合性およびユーザ・ユーザ等の
各種情報要素が含まれている(CCITT Q.931)。これら
情報要素のうち、通信端末が自分に着信してもよいかど
うかのコンパチビリティチェックは伝達能力,低位レイ
ヤ整合性,高位レイヤ整合性,およびユーザ・ユーザが
使用される。なお、このうちの伝達能力以外は省略され
ることもありうる。通信端末は、上記情報要素の内容に
対して、自端末が着信させうるものの分類表とその項
目、すなわち属性とその値をあらかじめ保持しており、
この保持しているものと、新しく到着した着呼メッセー
ジ内の内容とを比較し、着信可能か否かを判定する。
第7図を参照すれば、いま、通信網10に収容されたあ
る宅内機器20はネットワーク・ターミネータ(NT)21を
介して接続されたポイント・マルチポイントバス22を備
え、このバス22に複数の通信端末(TE)23,24,25,……2
nが存在し、しかもこれら端末装置TE23,24,25,……2nは
1つの加入者番号を共有し、かつサブアドレスはもって
いないものとする。
I.451勧告による従来の着信応答方式の場合には、第
8図に示すように通信網10からこれらの通信端末23,24,
25……2nに対し放送形式でSETUPメッセージが送出され
ると、端末装置TE23〜2nのうちの複数個、例えば通信端
末23および25が着信呼に応答可能であると判断すれば、
それぞれが上記応答メッセージ(CONN)を通信網10に返
送する。通信網10側は最初に応答メッセージ(CONN)を
返送してきた端末装置TE23に対して応答確認メッセージ
を返送して正式に呼を着呼させ、他の端末装置TE25には
着呼させない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のISDN端末は、同じポイント・マルチポ
イントバス22に複数台接続されていると、一番最初に応
答(CONNECT)メッセージを返した端末に着呼すること
になっているので、ISDN端末の使用者が希望しているIS
DN端末への着呼の優先順位とは必ずしも一致しない。
他方、交換機が各ISDN端末を区別し着呼の優先順位に
したがって順次ISDN端末をサブアドレスを指定して着呼
を試みる方法や宅内に特別なネットワーク・ターミネー
タNT21を設置して上述の交換機と同様の機能を持たせる
方法も提案されているが、加入者側のISDN端末が単独に
優先順位づけを自由にかつ簡単にできないという欠点が
ある。
したがって、通信端末のなかに他の通信端末に比較し
て応答メッセージを返送するのが常に早い通信端末があ
ると常にこの通信端末に着呼し、他の通信端末と通信し
たい場合に何度発呼を繰り返しても希望の相手通信端末
と通信できないことがあるという問題点がある。
また、ISDN端末が複合端末であり同じ複数の通信サー
ビス機能をこれらのISDN複合端末が持っておりISDN端末
ごとにそれぞれの機能の充実度が異なる場合、1つの通
信サービス機能(たとえばFAX)に対して必要な優先順
位づけと、別の通信サービス機能(たとえばパケット通
信)に対して必要な優先順位づけを異なるように設定し
たくても、ISDN端末としての一通りの優先順位づけしか
できないという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のISDN端末着呼優先権制御装置は、ポイント・
マルチポイントバスに接続されるISDN端末において、下
記の手段を備えることを特徴とする。
(1)起動信号を受信して計時を開始し、時間間隔情報
を受信すると当該時間間隔の計時が終了したときに計時
終了情報を出力するタイマー (2)予め定めた発信加入者番号を含む呼種別情報と当
該呼種別情報に対応させて予め定めた時間間隔情報を記
憶し、受信した呼設定(SETUP)メッセージに含まれる
呼種別情報を入力して記憶している呼種別情報と比較
し、一致した呼種別情報がある場合は、当該呼種別情報
に対応して記憶している時間間隔情報を前記タイマーに
出力し、一致した呼種別情報が無い場合は、不一致情報
を出力する優先順位設定手段 (3)SETUPメッセージを受信すると、タイマーに起動
信号を出力し、当該SETUPメッセージに含まれる呼種別
情報を抽出して優先順位設定手段に出力し、当該SETUP
メッセージで接続要求される呼を自端末が着呼可能であ
るとき前記タイマーが出力する計時終了情報および優先
順位設定手段が出力する不一致情報のいずれかを受信す
ると応答メッセージ(CONN)を出力するシグナリング部 また、本発明のISDN端末着呼優先権制御方法は、以下
のステップを含むことを特徴とする。
ポイント・マルチポイントバスに接続され、発信加入
者番号を含む呼種別情報に対応させて応答遅延時間を記
憶したISDN端末に着呼があると、 (a)当該呼の呼設定(SETUP)メッセージを受信
し、計時を開始する第1のステップ (b)受信した前記SETUPメッセージに含まれる発信
加入者番号を含む呼種別情報を自ISDN端末が記憶してい
る情報と比較する第2のステップ (c)前記第2のステップの結果、一致する情報があ
る場合、当該一致情報に対応して記憶されている応答遅
延時間を出力する第3のステップ (d)前記第2のステップの結果、一致する情報が無
い場合、不一致情報を出力する第4のステップ (e)前記第1のステップで開始した計時が、前記第
3のステップで出力した応答遅延時間に達したとき、計
時終了情報を出力する第5のステップ (f)受信した前記SETUPメッセージで接続要求され
る呼を自端末が着呼可能であるとき、前記第4のステッ
プで出力する不一致情報及び前記第5のステップで出力
する計時終了情報のいずれかを受信すると応答メッセー
ジ(CONN)を出力する第6のステップ 〔作用〕 この発明は呼の種類別あるいは発信者加入者番号別の
優先順位の高いISDN端末から順に実際に着呼させること
ができる。
〔実施例〕
第1図を参照すれば本発明が適用される端末装置(T
E)30は物理的接続のためのインタフェースを合せると
ともにビット伝送のための電気的な制御を行なうレイヤ
1コントローラおよびリンクが正常に使用できるかどう
かを制御、例えば誤り検出,パリティチェック等を行な
うレイヤ2コントローラを含む第1の処理部31,発呼,
応答,切断等の状態表示情報処理およびダイヤル可,経
過表示ダイヤル数字,通信クラス等の選択制御情報処理
等のレイヤ3の処理を行なう第2の処理部32,詳細は後
述する着信応答付加処理部33,およびユーザー・アプリ
ケーション,オペレーション/メンテナンス・アプリケ
ーション等のユーザー・アプリケーション部34を備えて
いる。
第2図を参照すれば前記着信応答付加処理部33はシグ
ナリング部41,優先順位設定部42およびタイマー部43を
有する。
シグナリング部41はシグナリング入出力端子SG(SGI,
SGO)を介して通信網のデジタルアクセスシグナリング
システムのシグナリングに接続され、またアプリケーシ
ョン端子AP(AP1,AP2)を介して通信端末内のユーザー
・アプリケーション部34(第1図)に接続される。さら
にカウント終了端子SCUを介してタイマー部43のカウン
ト終了端子TCUに接続される。タイマー部43はカウント
開始端子TCSを介してシグナリング部41のカウント開始
端子SCSに接続され、さらに、制御入力端子CIを介して
優先順位設定部42の制御出力端子COに接続される。優先
順位設定部42は待時間入力端子WTを介してユーザー・ア
プリケーション部34に接続され、また呼タイプ情報入力
端子PADを介してシグナリング部41の番号情報出力端子S
ADに接続される。
以下に各ブロックの内容をさらに詳細に説明する。
シグナリング部41内のシグナリング入力端子SGIに
は、SETUPメッセージ内容照合部411が接続され、その結
果がカウント開始端子SCSから出力される。また、シグ
ナリング入力端子SGIには発呼番号,属性抽出部412が接
続され、その出力が、呼タイプ情報出力端子SADから出
力される。さらにシグナリング入力端子SGIはアプリケ
ーション端子AP1に接続される。他方、シグナリング部4
1内ではカウント終了端子SCUにCONNメッセージ送信遅延
部413の入力端子Cが接続される。また、CONNメッセー
ジ送信遅延部413の入力端子Aがアプリケーション端子A
P2に、出力端子Bがシグナリング出力端子SGOへ、また
入力端子Dが端子SUOへつながれる。
優先順位設定部42は記憶部421と待時間登録指示部422
とを含む。呼タイプ情報入力端子RADは、記憶部421の入
力MIに接続され、待時間入力端子WTは待時間登録指示部
422の入力端子WRIへと接続される。この待時間登録指示
部422の出力端子WROは、記憶部421の制御入力端子MCへ
と接続される。またこの記憶部421の出力端子MOは優先
順位設定部42の出力端子COへとつながる。また記憶部42
1の出力端子MU同様に出力端子PUOへ接続される。
次に第1図〜第3図を参照して本発明のISDN端末着呼
優先権制御動作について説明する。
第3図を参照すれば時刻t0において、通信網10の交換
機(図示せず)から着信を示す呼設定(SETUP)メッセ
ージがポイント・マルチポイントバス22につながる全て
の端末装置TE23〜2nへ送られる。シグナリング部41はこ
のSETUPメッセージが入力されると、このSETUPメッセー
ジの内容を調べるとともにタイマー部43を起動する。そ
して、各端末装置TE23〜2nでは、自端末装置が着信して
もよいかどうかのコンパチビリティチェックを行なう。
それぞれの端末装置TE23〜2n内の優先順位設定部42は、
前記SETUPメッセージの内容に従ってあらかじめ設定し
ている時間をタイマー部43に指示する。タイマー部43は
前記シグナリング部41に指定された一定時間経過後タイ
ムアップ信号を通知する。
なお、前記タイマー部43は起動後一定時間後にリセッ
トされる。
ここで端末装置TE23〜TE2nのうちの例えばTE23および
TE25〜2nの各シグナリング部がそれぞれ前記時間終了通
知を受けたときは、これら各端末装置TE23およびTE25〜
2nは時刻t1,t2,t3に呼接続(CONN)メッセージを通信網
10へ送出する。なお端末装置TE24からはコンパチビリテ
ィチェック通知を受けないのでCONNメッセージは送出さ
れない。
こうして、各端末装置TE23および25〜2nは、それぞれ
通信網10の図示せぬ交換機に対して前記優先順位設定手
段42に設定された時間T1,T2,T3にメッセージを送出する
ことになる。
こうすると、交換機は、各端末装置TE23および25〜2n
から送信されてきたCONNメッセージのうち最初に交換機
に到着したものに対応する端末TE23に対してCONN ACK
を返送し実際に呼接続を行ない、他の端末TE25〜TE2nに
対しては、呼切断(DISC)メッセージを送出して解放さ
せることになる。
次に第2図に第3図〜第5図を併せ参照して1通信端
末の着信応答動作をさらに詳細に説明する。なお他の通
信端末も全く同様の動作を実行する。
通信網からのSETUPメッセージは通信端末のシグナリ
ング入力端子SGIから、シグナリング部41に入力され
る。そのメッセージ内容はアプリケーション端子AP1か
ら、該通信端末内のユーザー・アプリケーション部34
(第1図)に通知される。同時に、シグナリング部41
は、SETUPメッセージ内容照合部411により、SETUPメッ
セージを受信したと判断したら、カウント開始端子SCS
から、タイマー部43のカウント開始端子TCSへカウント
の開始を指示する(第5図ステップ1)。
これが第4図での時刻AすなわちSETUPメッセージ受
信時刻である。また、シグナリング部41は発呼番号,属
性抽出部412により上記SETUPメッセージ内から、発信者
の番号,呼の属性値を取り出し、呼タイプ情報出力端子
SADから優先順位設定部42の呼タイプ情報入力端子RADに
出力する。
通信端末装置30内の該ユーザー・アプリケーション部
34は、上記SETUPメッセージの内容を解析し、コンパチ
ビリティチェック、すなわち「伝達能力」および必要に
応じて、「低位レイヤ整合性」「高レイヤ整合性」,
「ユーザ・ユーザ」の情報要素の内容を自端末のものと
比較する(ステップ2)。ユーザー・アプリケーション
部34は着信可能な呼であると判断したら(ステップ
3)、シグナリング部41のAP2に対し、応答を指示す
る。
他方、優先順位設定部42の記憶部421は、前記発呼番
号,属性抽出部412で抽出された今回の着呼メッセージ
内の発信者の加入者番号,呼の属性値を端子MIから入力
し、該発信者の加入者番号あるいは該属性値が記憶部42
1に登録されているかどうかチェックする(ステップ
4)。
該チェックの結果、登録が行なわれていた場合にの
み、上記登録時に端子MCより入力され記憶部421に記憶
されている、該発信者の加入者番号あるいは、該属性値
に対応した待時間の設定信号nを前記出力端子MOから前
記制御出力端子COを介して前記タイマー部43の端子CIへ
供給する。
一方、前記優先順位設定部42の記憶部412に登録され
ていなければ端子MUから端子PUO,SUOを介してただちに
前記シグナリング部41のCONNメッセージ送信遅延部413
の入力端子Dへ出力する。
前記シグナリング部41のCONNメッセージ送信遅延部41
3は端子Aに端末装置30内の前記ユーザー・アプリケー
ション部34からの応答信号を前記端子AP2から受け、ま
た、前記入力端子Cに前記タイマー部43からのカウント
終了信号を端子SCUを介して受けた時点であるいは入力
端子Dへ信号を受けた時点で、出力端子Bからシグナリ
ング出力端子SGOを介して通信網側へ応答メッセージCON
Nを返送する(ステップ6)。第4図に示す時刻Bが最
短応答可能時刻であり、時刻Aから時刻Bまでの時間が
最短応答時間TMINである。また通信網で決っている最長
応答時間をTMAXで示す。
次に前記優先順位設定手段42の記憶部421から待ち時
間設定信号nが前記タイマー部43のCIに供給されたとす
る。
前記タイマー部43は、上述のように、SETUPメッセー
ジ到着時にカウントを開始しているので、該待時間設定
信号nと該カウント値を比較し、該カウント値が該待時
間設定信号の値nと等しいかあるいはそれより大きくな
るまで、すなわち、第6図に示すカウント開始時刻Aか
らの時間が待時間TW後の例えば時刻D以降、前記カウン
ト終了端子TCUからカウント終了信号を前記シグナリン
グ部41の端子SCUへ出力する。このシグナリング部41のC
ONNメッセージ送信遅延部413は入力端子Aに端末装置30
内のユーザー・アプリケーション部34からの応答指示お
よび入力端子Cにタイミング部43からのカウント終了信
号がそろって入力された時点において、出力端子Bから
通信網側に対して、シグナリング出力端子SGCを介し
て、応答メッセージCONNを返送する(ステップ6)。
これにより、呼を着呼させる場合、各端末装置TE23〜
2n(第7図)は、それぞれの記憶部にあらかじめ登録し
てある待時間TWだけ待ったあと応答メッセージを返すこ
とになる。各端末の待時間TWをあらかじめ少しづつ変え
て設定しておくと、通信網10側では、最初に応答メッセ
ージを送信してきた端末にのみ着呼させることになるの
で、実際に応答メッセージを送信してきた端末のうち待
時間TWの一番小さかったものに着呼する。
電源がOFFになっていたり、現在使用中の端末は応答
メッセージは送信しないので、これに着呼することはな
い。
したがって端末の優先順位に従って、優先順位の高い
方から順に、小さな待時間値TWを割りあて、優先順位の
低いものに大きな待時間値TWを割りあてる。
次に、前記優先順位設定手段42への待時間値TWの登録
について説明する。
まず、発信者番号または、および属性によって、同じ
ポイント・マルチポイントバス22に接続される端末装置
TE23〜2nに対してどのような優先順位づけをするか、決
める。
例として、TE23,24および25は共にファクシミリの機
能とパケット通信端末の機能をあわせ持っているとす
る。ファクシミリとしての着呼についてはTE23,24,25の
順に優先順位をつけ、パケット通信端末としての着呼に
ついてはTE25,24,23の順に優先順位をつけるとする。各
端末TE23,24,25に対応した待時間TW23,TW24,TW25につい
て、属性「ファクシミリ」についてはTW23<TW24<TW25
になるように、前記ユーザーアプリケーション部34を介
して、前記優先順位設定手段42の待時間入力端子WTよ
り、該当する待時間設定値n23,n24,n25を各々の端末に
別々に入力する。同様にして、属性「パケット通信」に
ついては、TW23>TW24>TW25になるようにして待時間を
設定する。
発信者の加入者番号についても同様であり、特定の発
信者からの着呼についてのみ、例としてTE24,TE25,TE23
と優先順位をつける場合には、TW24<TW25<TW23となる
ような待時間設定値n24,n25,n23を該発信者加入者番号
とともに前記優先順位設定部42に登録する。
発信者加入者番号と属性とを組合せた優先順位づけも
同様にして前記優先順位設定部42に登録する。
第6図に前記優先順位設定部42の記憶部421の内容例
を示す。
記憶部421は発信者番号および、または属性値を書込
むフィールド4211とこれに対応した待時間設定信号値n
を書込むフィールド4212を一組として、これを複数組持
っている。待時間登録指示部422は、待時間入力端子WT
から入ってくる制御情報にもとづきMEM421上にフィール
ド4211と4212の組を追加,削除したり、フィールド4212
の内容を修正したりする。
〔発明の効果〕
以上のように、加入者が宅内のISDN端末の優先順位を
各ISDN端末および呼の種類ごとに設定することにより、
着呼に対して呼の種類ごとに優先順位の高い端末から実
際に着呼させることができ、多種多様のISDN複合端末が
同じ宅内バスに接続されている時でも効率よくこれらの
ISDN端末を使用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例の詳細を示すブロック図、第3図は本
発明の一実施例におけるメッセージ授受を示すシーケン
ス図、第4図は応答タイミング図、第5図は本発明の一
実施例における着呼時の処理を示すフローチャート、第
6図はレジスタ部記憶部内のフィールド例を示す図、第
7図は本発明が適用されるシステム構成の一例を示す
図、第8図は通信網と通信端末との間の一般的なメッセ
ージ授受を示すシーケンス図である。 30……端末、32……第2の処理装置、33……着信応答付
加処理部、34……ユーザー・アプリケーション部、41…
…シグナリング部、42……優先順位設定部、43……タイ
マー部、411……SETUPメッセージ内容照合部、412……
発呼番号,属性抽出部、413……CONNメッセージ送信遅
延部、421……記憶部、422……待時間登録指示部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポイント・マルチポイントバスに接続され
    るISDN端末において、 起動信号を受信して計時を開始し、時間間隔情報を受信
    すると当該時間間隔の計時が終了したときに計時終了情
    報を出力するタイマーと、 予め定めた発信加入者番号を含む呼種別情報と当該呼種
    別情報に対応させて予め定めた時間間隔情報を記憶し、
    受信した呼設定(SETUP)メッセージに含まれる呼種別
    情報を入力して前記記憶している呼種別情報と比較し、
    一致した呼種別情報がある場合は、当該呼種別情報に対
    応して記憶している時間間隔情報を前記タイマーに出力
    し、一致した呼種別情報が無い場合は、不一致情報を出
    力する優先順位設定手段と、 SETUPメッセージを受信すると、前記タイマーに起動信
    号を出力し、当該SETUPメッセージに含まれる呼種別情
    報を抽出して前記優先順位設定手段に出力し、当該SETU
    Pメッセージで接続要求される呼を自端末が着呼可能で
    あるとき前記タイマーが出力する計時終了情報及び前記
    優先順位設定手段が出力する不一致情報のいずれかを受
    信すると応答メッセージ(CONN)を出力するシグナリン
    グ部と を備えたことを特徴とするISDN端末着呼優先権制御装
    置。
  2. 【請求項2】ポイント・マルチポイントバスに接続さ
    れ、発信加入者番号を含む呼種別情報に対応させて応答
    遅延時間を記憶したISDN端末に着呼があると、 (a)当該呼の呼設定(SETUP)メッセージを受信し、
    計時を開始する第1のステップと、 (b)受信した前記SETUPメッセージに含まれる発信加
    入者番号を含む呼種別情報を自ISDN端末が記憶している
    情報と比較する第2のステップと、 (c)前記第2のステップの結果、一致する情報がある
    場合、当該一致情報に対応して記憶されている応答遅延
    時間を出力する第3のステップと、 (d)前記第2のステップの結果、一致する情報が無い
    場合、不一致情報を出力する第4のステップと、 (e)前記第1のステップで開始した計時が、前記第3
    のステップで出力した応答遅延時間に達したとき、計時
    終了情報を出力する第5のステップと、 (f)受信した前記SETUPメッセージで接続要求される
    呼を自端末が着呼可能であるとき、前記第4のステップ
    で出力する不一致情報及び前記第5のステップで出力す
    る計時終了情報のいずれかを受信すると応答メッセージ
    (CONN)を出力する第6のステップと を含むことを特徴とするISDN端末着呼優先権制御方法。
JP63079475A 1987-04-08 1988-03-30 Isdn端末着呼優先権制御方法およびその装置 Expired - Lifetime JP2751193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63079475A JP2751193B2 (ja) 1987-04-08 1988-03-30 Isdn端末着呼優先権制御方法およびその装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-84877 1987-04-08
JP8487787 1987-04-08
JP63079475A JP2751193B2 (ja) 1987-04-08 1988-03-30 Isdn端末着呼優先権制御方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6427393A JPS6427393A (en) 1989-01-30
JP2751193B2 true JP2751193B2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=26420500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63079475A Expired - Lifetime JP2751193B2 (ja) 1987-04-08 1988-03-30 Isdn端末着呼優先権制御方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2751193B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61212939A (ja) * 1985-03-18 1986-09-20 Nec Corp デ−タ送受信方法
JPS61244136A (ja) * 1985-04-23 1986-10-30 Oki Electric Ind Co Ltd 呼出し応答方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6427393A (en) 1989-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4958153A (en) Method and apparatus for priority control of incoming calls at ISDN terminals
US4741026A (en) Message signaling arrangement between a switching system and user terminals
JP2792563B2 (ja) ファクシミリ装置間の管理情報通信方法
US5365517A (en) ISDN Terminal equipment
JP2751193B2 (ja) Isdn端末着呼優先権制御方法およびその装置
JPH0683297B2 (ja) デイジタル電話機
JP2646386B2 (ja) Isdnの端末通信方式
JP2731961B2 (ja) 交換システム
JP3240962B2 (ja) Isdn通信装置
JP2756984B2 (ja) データ端末装置の制御方法
JPH11127216A (ja) Isdnプロトコル変換装置
JPH04291860A (ja) 通信システムの予約管理方式
JP3252760B2 (ja) Cug呼制御方法
JPH05199320A (ja) Isdn端末装置
JP3149262B2 (ja) Isdn端末装置の通信方法
JPH10276459A (ja) 通信システム、回線変換アダプタ及び集線装置
JP2928300B2 (ja) Isdn端末装置の伝送制御方法
JPH06261119A (ja) 構内交換機
JPH07264378A (ja) ファクシミリ装置
JPH0362756A (ja) 通信端末
JPH0687571B2 (ja) 通信端末着信応答方式
JP2001358798A (ja) Isdn通信制御装置、通信制御方法および記録媒体
JPH0817426B2 (ja) 通信システム
JPH0425257A (ja) フアクシミリ蓄積交換装置
JPS62137955A (ja) 送信方式