JPH10276459A - 通信システム、回線変換アダプタ及び集線装置 - Google Patents

通信システム、回線変換アダプタ及び集線装置

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JPH10276459A
JPH10276459A JP7957497A JP7957497A JPH10276459A JP H10276459 A JPH10276459 A JP H10276459A JP 7957497 A JP7957497 A JP 7957497A JP 7957497 A JP7957497 A JP 7957497A JP H10276459 A JPH10276459 A JP H10276459A
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call
emergency call
line port
digital
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Tsutomu Kusaki
務 草木
Sachiko Takeda
幸子 武田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】集線区間を一部に含む加入者回線に接続される
加入者端末とPSTNに接続される警察、消防等の緊急
呼着信先との間での、緊急呼終了直後の再呼出及び再接
続可能な通信システム、回線変換アダプタ及び集線装置
の提供。 【解決手段】加入者回線の一部が集線化されている通信
システムおいて、加入者端末400−警察・消防500
間での緊急呼終了直後、集線区間(デジタル加入者回線
250)の回線だけは保持しておき、警察・消防500
からの再呼出が行われた際、端末個別に割り当てられて
いる回線150、350および保持していた回線250
を利用して緊急呼通話を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加入者交換局−加入
者端末間のアナログ加入者回線の一部区間にデジタル回
線等の集線区間が含まれる通信ネットワークシステムに
おける、緊急呼接続時の再呼出を可能とする通信システ
ム、回線接続アダプタ及び集線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のアナログ加入者回線で
は、加入者交換局から固定電話機を見た場合、回線と端
末が一対一に対応している。このような端末がアナログ
加入者回線を介して接続されている場合、加入者端末か
ら警察や消防に対しての緊急呼は、加入者交換局を介し
て接続され通話が行われる。
【0003】ところで、緊急呼時の処理は、その重要性
から一旦、発信者(加入者)がオンフックしても、着信
側から発信側を再呼出することを許容し、また、発信者
(加入者)がオンフックした直後にオフフックすると、
通話が再開することを許容するのが一般的である。具体
的には以下のようにになる。
【0004】緊急呼の通話が加入者端末のオンフックに
よって終了された直後、直前まで通話を行っていた警
察、消防等の緊急呼着信先から同加入者端末に対して再
呼出が行われる場合、同加入者交換局から同加入者端末
に対して、呼出信号が送出され、再び加入者端末(加入
者)が呼び出される。この呼出に加入者が応答すると、
応答信号が加入者交換局に伝達され、加入者端末−緊急
呼着信先(警察、消防等)との通話が再開される(従来
技術1)。
【0005】また、緊急呼の通話が加入者端末のオンフ
ックによって終了された直後、加入者が再びオフフック
を行い、加入者端末−加入者交換局間の回線が再び接続
され、加入者交換局−緊急呼着信先間の回線が、回線保
留機能により切断されていなかった場合、加入者端末−
緊急呼着信先(警察、消防等)との通話が再開される
(従来技術2)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、移動通信システ
ムの無線技術を用いて、従来の加入者回線の一部を無線
集線化し、回線敷設時間の短縮、敷設コストの低減を目
的としたワイヤレスローカルループシステム(WLLシ
ステム)の開発が行われている。WLLシステムの一例
としては、既存のPSTN(公衆交換通信網)の加入者
交換局にWLLシステムに対応する無線基地局、もしく
は、基地局からの回線を集線する集線装置が接続され、
同無線基地局に無線回線を介して、WLLシステムに対
応する加入者端末が接続される。このことから、加入者
交換局と加入者端末の関係は、従来の加入者回線で接続
された加入者交換局と加入者端末と同様になる。上記例
からもWLLシステムは回線の一部が無線化・集線化さ
れたシステムであり、加入者には既存のアナログ加入者
回線のみかならるシステムとの違いを意識させることな
くことが望ましい。そのためには、従来のアナログ加入
者回線のみのシステムと同等のサービス、機能を提供し
なければならない。
【0007】ところで、従来の加入者交換機側から加入
者端末側を見た場合、当該交換機の加入者回線以下に接
続されるWLLシステムは、集線により複数の端末が収
容されていたとしても、加入者線の数に応じただけの加
入者端末が収容されているようにしか見えない。かかる
場合に、緊急呼が加入者側から切断された場合には、交
換機は切断後も緊急呼に使用された回線を保留するが、
その保留も交換機に直接接続された既存のアナログ回線
の部分までしか保留することができないという第1の課
題がある。
【0008】また、上述の場合に集線部分の保留がなさ
れないため緊急呼の再接続ができないのだが、その原因
を詳述すれば、回線と加入者端末が一対一に対応付けら
れていた従来の加入者回線では、緊急呼の再呼出の際、
加入者端末−加入者交換局間の回線が切断解放されてい
ても、加入者交換局から特定回線に呼出を行うことで、
特定加入者端末を呼び出すことが可能であった。ところ
が、WLLシステムでは、加入者回線の一部にデジタル
集線区間が存在するため、この区間で加入者のオンフッ
クと同時に回線(チャネル)を解放してしまうと、再呼
出までに他の呼に同回線(チャネル)が使用されてしま
い、トラヒックが高い場合は、空き回線がなくなり、再
呼出(再着信)を行っても、回線の確保が不可能となる
ことが生じる(再呼出、再着信が不可能となる)という
第2の課題がある。
【0009】また、加入者端末のオンフック直後のオフ
フックによる通話再開に関しても同様に、集線区間が他
の呼に利用されてしまうと、通話再開が不可能であると
いう第3の課題がある。
【0010】そこで、本発明の目的は上述の課題を解決
すべく、WLLシステム等の加入者回線の一部が集線化
されたシステムにおいて、緊急呼通話終了時に、緊急呼
を再接続するための回線を確保することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、警察・消防等
の緊急呼着信先からの再呼出を、従来加入者回線と同様
に加入者端末に伝達し通話の再開を実現する通信システ
ム、集線装置及び回線変換アダプタを提供することにあ
る。
【0012】また、本発明の他の目的は、緊急呼通話終
了時に、加入者端末が再度、オフフックを行った場合
に、着信先との通話の再開を実現する通信システム、集
線装置及び回線変換アダプタを提供することにある。
【0013】またさらには、上記通話を再開するにあた
り、効率よく加入者回線を利用するための通信方式を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の通信システムでは、加入者端末の識別番号によっ
て識別され発呼時に通話相手先号を送信する加入者端末
と、n(nは自然数)台の前記加入者端末を収容する第
1のアナログ回線ポートとk(kは自然数かつn>k)
本のデジタル回線を接続する第1のデジタル回線ポート
と前記加入者端末から発呼があると通話に用いられてい
ない第1のデジタル回線ポートを該発呼した加入者端末
に割り当てる回線割当手段とをそなえる集線装置と、前
記集線装置に備えられる前記第1のデジタル回線ポート
と対を成すm(mは自然数かつn>m)本の第2のデジ
タル回線ポートと複数の第2のアナログ回線ポートと該
第2のデジタル回線ポートに入力される情報を該第2の
アナログ回線ポートへと変換し出力する回線変換アダプ
タとからなる通信システムにおいて、前記集線装置は、
さらに、発呼の際に発呼加入者端末の識別番号を検出し
該発呼加入者端末の識別番号を含む発呼要求信号を生成
し前記第1のデジタル回線ポートに出力する第1の呼制
御手段を備え、前記回線変換アダプタは、さらに、前記
第2のデジタル回線ポートで前記発呼要求信号を受信す
ると該発呼要求信号を受信した第2デジタル回線ポート
の番号と該発呼要求信号に含まれる発呼加入者端末の識
別番号及び該第2のデジタル回線ポートの使用状態とを
組として記憶する回線管理テーブルと、前記回線管理テ
ーブルに記憶される第2のデジタル回線ポートの使用状
態が緊急呼保留期間である場合に前記第2のデジタル回
線ポートを保留する保留手段とを備えることを特徴とす
る。
【0015】また上記課題を解決すべく本発明の通信シ
ステムは、前記第2のデジタル回線が保留されている間
に前記第2のアナログ回線ポートから緊急呼再呼出信号
を受信すると、前記保留手段により保留されている前記
第2のデジタル回線ポートを介して前記緊急呼に係る発
呼加入者端末を呼び出すことを特徴とする。
【0016】また上記課題を解決すべく本発明の通信シ
ステムは、前記第2のデジタル回線が保留されている間
に前記緊急呼に係る前記第1のアナログ回線ポートから
発呼信号を受信すると、前記緊急呼の発呼の際に使用さ
れた前記第1のデジタル回線ポート及び前記保留手段に
より保留されている前記第2のデジタル回線ポートを介
して緊急呼を再接続することを特徴とする。
【0017】また上記課題を解決すべく本発明の回線変
換アダプタは、m(mは自然数)本のデジタル回線を収
容するデジタル回線ポートと、k(kは自然数かつk>
m)本のアナログ回線を収容し前記デジタル回線ポート
からの情報を伝送するアナログ回線ポートと、前記デジ
タル回線ポートの制御情報を伝送する制御回線ポート
と、前記制御回線ポートを介して受信される制御信号に
基づいて制御信号により指定される前記デジタル回線ポ
ートを何れかの前記アナログ回線ポートに割当て制御す
る呼制御手段と、前記呼制御手段により割当てられた前
記デジタル回線ポートと前記アナログ回線ポート及び該
デジタル回線ポートの使用状態を記憶する回線管理テー
ブルと、前記制御信号として緊急呼の発呼を要求する信
号が伝送されてきた場合に該緊急呼の切断後に該緊急呼
に係るデジタル回線ポートを保留する保留手段とを備
え、前記保留手段により緊急呼に係る前記デジタル回線
ポートが保留されている間前記回線管理テーブルのデジ
タル回線ポートの使用状態として緊急呼保留中である旨
を記憶することを特徴とする。
【0018】また上記課題を解決すべく本発明の回線変
換アダプタは、前記保留手段により前記デジタル回線ポ
ートが保留されている間に前記呼制御手段が前記アナロ
グ回線ポートから呼出信号を受信すると、前記呼制御手
段は、前記呼出信号を受信したアナログ回線ポートに基
づいて前記回線管理テーブルを検索し該アナログ回線ポ
ートに対応するデジタル回線ポートの使用状態が緊急呼
保留中である場合に前記制御回線ポートに緊急呼再呼出
信号を制御信号として出力することを特徴とする。
【0019】また上記課題を解決すべく本発明の回線変
換アダプタは、前記保留手段により前記デジタル回線ポ
ートが保留されている間に前記呼制御手段が前記制御回
線回線ポートから緊急呼再応答信号を受信すると、前記
呼制御手段は、前記緊急呼再応答信号に係るデジタル回
線ポートに基づいて前記回線管理テーブルを検索し該デ
ジタル回線ポートの使用状態が緊急呼保留中である場合
に該デジタル回線に対応する前記アナログ回線ポートを
接続し該アナログ回線ポートを開くことを特徴とする。
【0020】また上記課題を解決すべく本発明の集線装
置は、n(nは自然数)台の加入者端末を収容するアナ
ログ回線ポートと、m(mは自然数かつn>m)本の網
側のデジタル回線を接続し前記アナログ回線ポートから
の情報を伝送するデジタル回線ポートと、前記デジタル
回線ポートの制御情報を伝送する制御回線ポートと、前
記アナログ回線ポートの何れかから発呼があると通話に
用いられていないデジタル回線ポートを発呼のあった該
アナログ回線ポートに割り当てる呼制御手段と、を備
え、前記発呼が緊急呼である場合に前記制御手段は、緊
急呼に係るアナログ回線ポートから緊急呼の切断を検出
すると前記制御回線ポートに緊急呼切断信号を出力する
ことを特徴とする。
【0021】また上記課題を解決すべく本発明の集線装
置は、前記呼制御手段は、前記制御回線ポートを介して
緊急呼再呼出信号を受けると該緊急呼再呼出信号基づい
て呼び出すべき加入者端末を前記第2のアナログ回線ポ
ートを介して呼び出すことを特徴とする。
【0022】また上記課題を解決すべく本発明の集線装
置は、前記呼制御手段は、前記緊急呼に係るアナログ回
線ポートを介して応答信号を受けると前記制御回線ポー
トを介して緊急呼再応答信号を送出し前記緊急呼の通話
の際に使用した前記デジタル回線ポートを介して緊急呼
を再接続することを特徴とする。
【0023】また、上記課題を解決すべく、本発明にお
ける通信システムは、例えば、加入者交換局と、同交換
局の配下に収容する加入者数と同数の回線で接続される
アダプタ装置と、同アダプタ装置配下に集線区間を介し
て接続される集線装置と、同集線装置配下に各回線毎に
接続される加入者端末とを含む通信ネットワークシステ
ムにおいて、アダプタ装置は、集線装置から伝達される
緊急呼切断信号(加入者端末−同ノード間の回線が、緊
急呼通話中の状態から、加入者により切断されたことを
伝達する信号)を受信すると、あらかじめ定められた時
間だけ起動するタイマを有し、同タイマ起動中は、配下
の集線装置との間で、それまで緊急呼通話に利用してい
た回線を保持し、他の呼の利用を規制する手段と、同タ
イマ起動中に、加入者交換局から呼出信号(再呼出信
号)を受信すると、配下の集線装置に緊急呼再呼出信号
(加入者交換局から再呼出要求を受けていることを配下
のノードに伝達する信号)を送信する手段と、同タイマ
起動中に緊急呼再応答信号(加入者端末−配下のノード
間の回線が、空き状態から接続状態(通話可能状態)に
移行したことを伝達する信号)を受信し、同タイマを停
止し、加入者交換局に応答信号もしくは発呼信号を送信
する手段とが設けられることを特徴とする。
【0024】以上のような手段を有する通信ネットワー
クシステムによれば、緊急呼通話終了直後の、緊急呼接
続先からの再呼出、もしくは加入者端末のオフフックに
よって、従来の加入者交換局−加入者端末間が直接、接
続される場合に、呼接続先−加入者交換局−加入者端末
間で通話が再開できるのと同様に、緊急呼接続先−加入
者交換局−アダプタ装置−集線装置−加入者端末間に通
話路を再設定し、通話の再開を行うことができることに
なる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0026】図1は、本発明を適応する通信ネットワー
クシステムの概略的構成を示す。
【0027】このネットワークは、複数の加入者端末4
00を収容する。ノード3(300)は複数のアナログ
加入者回線350を介して、それぞれ加入者端末400
と接続される。このアナログ加入者回線350は、加入
者端末400と1対1で接続される。ノード2(20
0)は複数のデジタル加入者回線250を介して、ノー
ド3(300)と接続される。このデジタル加入者回線
250は1つもしくは複数チャネルを有する。ノード1
(100)は複数のアナログ加入者回線150を介し
て、ノード2(200)と接続される。このアナログ加
入者回線150は接続されるノード2(200)配下に
収容される加入者端末400の総数と同数もしくはそれ
以下の回線数を有する。また、ノード1(100)は加
入者端末400をアナログ加入者回線160を介して接
続もされる。さらにノード1(100)は加入者回線も
しくは専用線550を介して、またはさらにPSTN内
回線を介して警察・消防500と接続される。具体的に
は加入者回線もしくは専用線550は、警察・消防50
0に設置される端末に接続される。また、ノード1(1
00)はPSTN(公衆交換通信網)1000の中の1
つノードである。
【0028】上記構成においては、アナログ加入者回線
150の合計回線数k、アナログ加入者回線350の合
計回線数n、デジタル加入者回線250合計チャネル数
mの関係は、n≧k>mとなり、n=kの場合、デジタ
ル加入者回線部が集線区間、アナログ加入者回線区間が
非集線区間となる。
【0029】加入者端末400から発呼は、ノード3
(300)、ノード2(200)、ノード3(30
0)、PSTN1000もしくはPSTN1000と接
続される他網を介して、着側端末へ伝達され接続要求が
行われ、通信が開始される。また、加入者端末400へ
の着呼は、PSTN1000収容される発側端末もしく
はPSTN1000と接続される他網に収容される発側
端末から接続要求がノード1(100)に伝達され、さ
らにノード2(200)、ノード3(300)に伝達さ
れ、加入者端末400に着信が行われ、通信が開始され
る。加入者端末400からの警察・消防500への発呼
は上記発呼における着信先が警察・消防500となる場
合である。
【0030】図2は、ノード2(200)の内部構成を
示す。
【0031】ノード2(200)は、ノード1(10
0)向けのインタフェース制御を行うアナログ回線イン
タフェース制御装置212、ノード3(300)向けの
インタフェース制御を行うデジタル回線インタフェース
制御装置213、回線交換を行うスイッチ211、回線
交換制御、各装置制御を行う回線制御装置215、それ
ぞれの装置間の信号、データの転送を行うバス214か
ら構成される。さらに回線制御装置215は各処理、演
算を行うCPU216と各処理プログラム(緊急呼処理
プログラムも含まれる)、情報、データを保持するメモ
リ220から構成される。さらにメモリ220には、緊
急呼処理実行する緊急呼処理プログラム222、緊急呼
処理以外の一般呼の処理を行う一般呼処理プログラム2
21と、ノード2(200)内部の各装置の制御行う装
置制御プログラム224が格納されており、また、回線
接続に必要となる加入者情報、回線空塞情報、回線接続
情報を保持するチャネル管理テーブル225領域からな
る。緊急呼処理プログラム222は、緊急呼の接続処理
を行う部位223と、緊急呼の再呼出処理を行う部位2
30から構成される。
【0032】ノード2(200)が配下に複数のノード
3(300)を収容し、アナログ加入者線150の各々
が、ノード2(200)配下に収容される全ての加入者
端末400に1対1対応している場合、メモリ220内
部のチャネル管理テーブル225に、加入者端末400
の加入者情報(例えば、電話番号)と収容先であるノー
ド3(300)の情報(例えば装置番号もしくは接続さ
れる回線番号)及び、対応する各アナログ回線の情報
(例えば、回線番号もしくはポート番号)とを関連付け
て保持する。また、アナログ回線インタフェース制御装
置212は、ノード2(200)に対しては、固定電話
400が接続されているのと同様にその機能を示す。
【0033】加入者端末400からの発信の際、デジタ
ル加入者回線250を介して伝達された発加入者情報
(例えば、発番号)をもとに、メモリ220内部の情報
を読み出し、接続先のアナログ回線150を選択する制
御を回線制御部216で行う。また、着信の際は、着信
の行われたアナログ加入者回線情報をもとにメモリ22
0内部の情報を読み出し、接続先のデジタル加入者回線
250(ノード3)を選択する。
【0034】図3は、ノード3(300)の内部構成を
示す。
【0035】ノード3(300)は、加入者端末向けの
インタフェース制御を行うアナログ回線インタフェース
制御装置323、ノード2(200)向けのインタフェ
ース制御を行うデジタル回線インタフェース制御装置3
22、アナログ回線350をデジタル加入者回線250
に集線するための集線用スイッチ321、各装置制御を
行う回線制御装置327、それぞれの装置間の信号、デ
ータの転送を行うバス324から構成される。さらに回
線制御装置327は各処理、演算を行うCPU326と
各処理プログラム、情報、データを保持するメモリ32
8から構成される。アナログ回線インタフェース制御装
置323は、加入者端末400に対しては、ノード1
(100)が接続されているのと同様にその機能を示
す。またノード2と3はそれぞれ回線を制御するための
情報を相互に伝送しあう。この伝送には制御チャネルを
使用する。例えば、ノード2とノード3を結ぶデジタル
回線がISDN(サービス総合デジタル網)であれば制
御チャネルとしてDチャネルを使用する。このノード3
は集線機能を果たすものであり、CPUは発呼があると
発呼のあったアナログ回線の番号から加入者端末の識別
番号を把握し、それを制御チャネルを介して、発呼要求
信号としてノード2に対し伝送する。また、CPUは緊
急呼の発呼を検出すると、緊急呼を監視し、緊急呼の切
断を検出すると、制御チャネルを介して緊急呼切断信号
をノード2に通知する。
【0036】図4は、ノード2(200)における緊急
呼再呼出処理230の手順を示し、本発明の最も特徴的
な箇所である。
【0037】ノード3(300)、ノード2(20
0)、ノード1(100)、PSTN1000を介して
回線接続される加入者端末400と警察・消防500が
通話中であるとき、すなわち緊急呼接続されていると
き、ノード2(200)の状態も通話中231である。
このとき、デジタル加入者回線250側からの緊急呼切
断信号の受信有無を常時、監視を行い(232)、受信
が行われると、すなわち、加入者端末400(加入者)
がオンフックにより、アナログ加入者回線350を回線
切断されたことが、ノード3(300)、デジタル加入
者回線250を介して伝達されると、それまで緊急呼通
話用に接続されていたアナログ加入者回線150の回線
切断を行う(233)。アナログ加入者回線が2線式の
場合は、直流ループを開とすることが同処理233に相
当する。次にデジタル加入者回線保留タイマ850の起
動を行い(234)、それまで緊急呼通話用に接続され
ていたデジタル加入者回線250(同回線中の1チャネ
ル)を切断することなく、また、他の呼に利用されるこ
となく回線(チャネル)を保留する。これにより、集線
区間(デジタル加入者回線区間)で、特定特定加入者に
よる特定回線の保持が実現され、以後の再呼出時に同回
線を専用に利用することが可能となる。
【0038】デジタル回線保留タイマ850があらかじ
め定められたタイムアウト値に達する前に、上記アナロ
グ回線切断処理(233)において切断されたアナログ
回線から呼出信号を受信した場合(235)、すなわ
ち、警察・消防からの再呼出要求を受けた場合、上記に
おいて緊急呼切断を行った加入者端末400に対する緊
急呼再呼出信号を送信する(240)。本信号は警察・
消防からの再呼出の要求が行われていることを加入者端
末400(加入者)に伝達するための信号である。緊急
呼再呼出信号の送信後、同デジタル加入者回線側から緊
急呼再応答信号を受信し(241)、デジタル回線保留
タイマ850を停止し(239)、デジタル回線側は通
話可能状態へ移行する。その後、上記において呼出信号
を受信したアナログ加入者回線に対して、応答信号を送
信する(242)。緊急呼再応答信号は、緊急呼再呼出
信号による加入者端末400(加入者)への再呼出要求
に加入者が応答したことを伝達するための信号である。
応答信号の送信処理(242)により、加入者端末40
0からの切断により一旦、切断された通話が再開される
(231)。これにより、従来のアナログ加入者回線で
実現されていた呼切断終了直後の再呼出および再応答を
同時に実現する。
【0039】デジタル回線保留タイマ850があらかじ
め定められたタイムアウト値に達する前に、上記アナロ
グ回線切断処理(233)において切断されたアナログ
回線からの呼出信号を受信することなく(235)、上
記保留中のデジタル回線(チャネル)に対する緊急呼再
応答信号をデジタル回線側から受信した場合(23
6)、すなわち、加入者端末400(加入者)が通話再
開要求によるオフフックによって、アナログ加入者回線
350が通話可能状態に移行したことと、通話再開要求
が加入者から行われていることが、ノード3(30
0)、デジタル加入者回線250を介して伝達された場
合、デジタル回線保留タイマ850を停止し(24
3)、デジタル回線側は通話可能状態へ移行する。その
後、上記において回線切断のされたアナログ加入者回線
に対して、応答信号を送信する(244)。応答信号の
送信処理(244)により、加入者端末400からの切
断により一旦、切断された通話が再開される(23
1)。これにより、従来のアナログ加入者回線で実現さ
れていた呼切断終了直後の加入者端末のオフフックによ
る通話再開と同様のことを実現する。
【0040】デジタル回線保留タイマ850があらかじ
め定められたタイムアウト値に達する前に、上記アナロ
グ回線切断処理(233)において切断されたアナログ
回線からの呼出信号を受信することなく(235)、上
記保留中のデジタル回線(チャネル)に対する緊急呼再
応答信号をデジタル回線側から受信することもなく(2
36)、同タイマ850がタイムアウトした場合(23
7)、保留中であったデジタル回線(チャネル)の切断
解放処理を行い(238)、緊急呼再呼出処理230を
終了する(249)。
【0041】上記各処理は図5、図6、図7のノード2
(200)の処理として、各インタフェースの信号と関
連付けて具体的に記載される。
【0042】図5は、警察・消防からの再呼出に対し
て、加入者が応答し、通話が再開するまでの処理シーケ
ンスを示す。
【0043】加入者端末400からの緊急呼発信によ
り、ノード3、ノード2、ノード1およびPSTNを介
して、加入者端末400−警察・消防500間が通話中
990となる。
【0044】緊急呼通話中の加入者端末400が、ユー
ザによってオンフックされた場合、加入者端末400
は、通常の通話の終了と同様に切断信号903をノード
3(300)へ送信する。切断信号903は、アナログ
加入者回線350が2線式アナログ加入者線の場合、直
流ループ開により伝達される。
【0045】緊急呼通話中に切断信号903を受信した
ノード3(300)は、ノード2(200)に対して緊
急呼切断信号803を送信する。緊急呼切断信号はデジ
タル加入者回線の信号線上を信号メッセージもしくは信
号メッセージ内部の情報要素として伝達され、緊急呼通
話中に、アナログ加入者回線350側が切断されたこと
をノード2(200)へ伝達する。
【0046】緊急呼再呼出処理230が起動中のノード
2(200)は緊急呼通話中231に緊急呼切断信号8
03を受信すると(232)、ノード1(100)に対
して切断信号703を送信し、ノード1(100)との
回線接続を切断解放する。なお、切断信号703は、切
断信号903と同様の信号である。また、ノード2(2
00)は、デジタル回線保留タイマ850を起動し、そ
れまで、緊急呼通話に利用されていたデジタル加入者回
線(チャネル)350を切断解放することなく保持し、
他の呼に、同回線(チャネル)が利用されることを防ぐ
ことを開始する(234)。
【0047】切断信号703を受信したノード1(10
0)は、警察・消防500に対してビジー音611を送
出し、緊急発信し、それまで通話を行っていた加入者か
ら切断が行われたことを伝達する。
【0048】警察・消防500が、切断を行った加入者
に対して、再呼出を行う際、保留再信号601をノード
1(100)へ送信する。
【0049】保留再信号601を受信したノード1(1
00)は、緊急呼を切断した加入者に対する呼出信号7
01を送信する。この際、ノード1(100)の送出す
る呼出信号701は、ノード1(100)に直収された
加入者端末400に対して送出される呼出信号と同様の
信号が送出される。
【0050】デジタル回線保留タイマ850が起動中
に、ノード1(100)からの呼出信号701を受信し
たノード2(200)は、保留していたデジタル加入者
回線250の信号線(チャネル)上に緊急呼再呼出信号
801を信号メッセージ、もしくは信号メッセージ内の
情報要素として伝達する。緊急呼再呼出信号801は、
警察・消防500からそれまで緊急呼通話を行っていた
加入者に対して、再呼出が行われていることを伝達する
ための信号である。
【0051】緊急呼再呼出信号801を受信したノード
3(300)は、加入者端末400に対して、呼出信号
901を送信し、加入者に対して再呼出を行う。なお、
呼出信号901は呼出信号701と同様の信号である。
【0052】呼出信号901を受信した加入者端末40
0は、リンガを鳴動しユーザに対して呼出があることを
伝える。ユーザがオフフックすると、加入者端末400
は、ノード3(300)に対して応答信号902を送信
する。応答信号902は、アナログ加入者回線350が
2線式アナログ加入者線の場合、直流ループ閉により伝
達される。
【0053】応答信号902を受信したノード3(30
0)は、ノード2(200)に対して緊急呼再応答信号
802を送信する。緊急呼再応答信号はデジタル加入者
回線の信号線上を信号メッセージもしくは信号メッセー
ジ内部の情報要素として伝達され、アナログ加入者回線
350側が接続されたことをノード2(200)へ伝達
する。
【0054】緊急呼再応答信号802を受信すると(2
41)、デジタル回線保留タイマ850を停止し(23
9)、ノード1(100)に対して応答信号702を送
信し、ノード1(100)との回線接続を行う。なお、
応答信号702は、応答信号902と同様の信号であ
る。
【0055】応答信号702を受信したノード1(10
0)は、警察・消防500に対して応答信号602を送
出し、再呼出要求を行った加入者との緊急呼通話990
を再開する。
【0056】図6は、緊急呼通話を一旦、終了した加入
者が、直後に通話を再開するまでの処理シーケンスを示
す。
【0057】加入者端末400におけるオンフックから
警察・消防500にビジー音が伝達されるまでのシーケ
ンスは、図5記載および図5に関連する上記のシーケン
スと同様である。
【0058】ユーザが上記オンフック直後に、オフフッ
クを行うと、加入者端末400はノード3(300)に
対して、発呼信号904を送信し、ノード3(300)
との回線接続を行う。発呼信号904は、アナログ加入
者回線350が2線式アナログ加入者線の場合、直流ル
ープ閉により伝達される。なお、電気的は発呼信号90
4は、応答信号902と同様である。
【0059】緊急呼切断信号803送信直後に、発呼信
号904を加入者端末400から受信したノード3(3
00)は、ノード2(200)に対して緊急呼再応答信
号802を送信する。
【0060】デジタル回線保留タイマ850が起動中
に、緊急呼再応答信号802を受信したノード2(20
0)は、同タイマを停止し(243)、ノード1(10
0)に対して、発呼信号704を送信し、ノード1(1
00)との回線接続を行う。なお、発呼信号704は、
発呼信号904と同様の信号である。
【0061】以上により、加入者端末400から警察・
消防500までの回線が再接続され、緊急呼通話990
が再開される。
【0062】図7は、緊急呼再呼出のために保留されて
いた回線を切断解放する処理シーケンスを示す。
【0063】加入者端末400におけるオンフックから
警察・消防500にビジー音が伝達されるまでのシーケ
ンスは、図5記載および図5に関連する上記のシーケン
スと同様である。
【0064】緊急呼再呼出処理230の起動中のノード
2(200)において、デジタル回線保留タイマ850
が、タイムアウトした場合(237)、ノード3(30
0)との切断メッセージ(821)、解放メッセージ
(822)、解放完了メッセージ(823)の送受を行
うことで、それまで保留していたデジタル加入者回線
(チャネル)350の切断解放を行う。同処理が終了す
ることにより、本システムにおける1加入者端末400
−警察・消防500間の緊急呼処理は全て終了する。
【0065】図8は、上記図5、図6、図7の処理シー
ケンスにおいて、ノード3(300)からノード2(2
00)へ送信される緊急呼切断信号803の信号(メッ
セージ)フォーマットを示す。
【0066】緊急呼切断信号803は、送受が行われて
も、ノード2(200)、ノード3(300)のインタ
フェース状態は変化しないため(「通話中」を継続)、
ISDNのUNIメッセージを用いる場合、付加情報メ
ッセージを緊急呼切断信号803伝達に用いる。
【0067】緊急呼切断信号803伝達に用いる付加情
報メッセージの内部構成は、標準勧告で定められるプロ
トコル識別子851、呼番号852、メッセージ種別8
53と、緊急呼切断信号803伝達を示す(指示する)
緊急呼切断情報要素854からなる。緊急呼切断情報要
素854は、それ自体で緊急呼切断信号803の伝達を
示すため、情報要素識別子861のみから構成される。
【0068】図9は、上記図5の処理シーケンスにおい
て、ノード2(200)からノード3(300)へ送信
される緊急呼再呼出信号801の信号(メッセージ)フ
ォーマットを示す。
【0069】緊急呼再呼出信号801は、送受が行われ
ても、ノード2(200)、ノード3(300)のイン
タフェース状態は変化しないため(「通話中」を継
続)、ISDNのUNIメッセージを用いる場合、付加
情報メッセージを緊急呼再呼出信号801伝達に用い
る。
【0070】緊急呼再呼出信号801伝達に用いる付加
情報メッセージの内部構成は、標準勧告で定められるプ
ロトコル識別子851、呼番号852、メッセージ種別
853と、緊急呼再呼出信号801伝達を示す(指示す
る)緊急呼再呼出情報要素855からなる。緊急呼再呼
出情報要素855は、それ自体で緊急呼再呼出信号80
1の伝達を示すため、情報要素識別子861のみから構
成される。
【0071】図10は、上記図5、図6の処理シーケン
スにおいて、ノード3(300)からノード2(20
0)へ送信される緊急呼再応答信号802の信号(メッ
セージ)フォーマットを示す。
【0072】緊急呼再応答信号802は、送受が行われ
ても、ノード2(200)、ノード3(300)のイン
タフェース状態は変化しないため(「通話中」を継
続)、ISDNのUNIメッセージを用いる場合、付加
情報メッセージを緊急呼再応答信号802伝達に用い
る。
【0073】緊急呼再応答信号802伝達に用いる付加
情報メッセージの内部構成は、標準勧告で定められるプ
ロトコル識別子851、呼番号852、メッセージ種別
853と、緊急呼再応答信号802伝達を示す(指示す
る)緊急呼再応答情報要素856からなる。緊急呼再応
答情報要素856は、緊急呼再応答信号802の伝達を
示すための情報要素識別子861、アナログ加入者回線
150においての緊急呼再応答信号の形態(極性反転に
よる伝達等)を示す再応答信号種別863、再応答信号
種別863の情報長を示す内容長862から構成され
る。
【0074】図11は、図1記載の通信ネットワークシ
ステムの具体的な構成を示す。
【0075】このネットワークは、複数の固定電話機4
01を収容する。固定電話機401は図1記載の固定端
末400の一例である。無線加入者装置320はアナロ
グ加入者回線351を介して1つもしくは複数の固定電
話機401と接続される。無線加入者装置320は図1
記載のノード3(300)の一例である。無線基地局3
10は無線デジタル加入者回線253を介して1つもし
くは複数の無線加入者装置320と接続される。デジタ
ル−アナログ回線変換アダプタ201はデジタル加入者
回線251を介して1つもしくは複数の無線基地局31
0と接続される。デジタル−アナログ回線変換アダプタ
201は図1記載のノード2(200)の一例である。
さらに、デジタル−アナログ回線変換アダプタ201は
具体的には、例えば、加入者交換機、MSC(移動通信
交換機)、PBX、BSC(基地局制御装置)といった
交換機能を有する装置である。デジタル加入者回線25
1、無線デジタル加入者回線253は無線基地局310
を含めて、図1記載のデジタル加入者回線250の一例
である。加入者交換局101は加入者回線151を介し
て1つもしくは複数のデジタル−アナログ回線変換アダ
プタ201と接続される。加入者交換局101は図1記
載のノード1(100)の一例である。加入者回線15
1は図1記載のアナログ加入者回線150の一例であ
る。集線装置330はアナログ加入者回線352を介し
て1つもしくは複数の固定電話機401と接続される。
集線装置330は図1記載のノード3(300)の一例
である。さらに、集線装置330は具体的には、例え
ば、PBXといった交換/集線機能を有する装置であ
る。この集線装置330はデジタル加入者回線252を
介してデジタル−アナログ回線変換アダプタ201に接
続される。また、固定電話機401がアナログ加入者回
線161を介して加入者交換局101に接続される既存
の接続形態もある。
【0076】図12は、図2記載のノード2(200)
内部のメモり220内に構成されるチャネル管理テーブ
ル225を示す。
【0077】このチャネル管理テーブル225は、回線
接続時に、使用中のアナログ加入者回線150とこれに
接続されるデジタル加入者回線250のチャネルの関係
を管理し、また、デジタル加入者回線250のチャネル
の利用状況(状態)を管理するテーブルである。
【0078】例えば、加入者端末400からの発信の場
合、呼接続を要求するメッセージと共に加入者端末40
0の加入者識別番号(例えば電話番号)が、制御チャネ
ルを介してノード2へ伝達され、同番号に対応するアナ
ログ加入者回線150が、チャネル管理テーブル225
を参照することで選択される。そして、選択されたアナ
ログ加入者回線150と、呼接続を要求するメッセージ
に含まれる指示もしくはノード2の判断により選択され
たデジタル加入者回線の特定チャネルとを接続すること
で通話路が設定される。このノード2又はノード3が行
う選択は、主に使用されていてないデジタル回線を選択
的に割当てるものである。この際、同アナログ加入者回
線150の回線番号、加入者識別番号に対応させて、選
択されたデジタル加入者回線のチャネル番号とデジタル
加入者回線のチャネル状態が、チャネル管理テーブル2
25に記憶される。このように使用する回線をテーブル
管理することが、緊急呼の再呼出や応答時に有益とな
る。デジタル回線のチャネル状態とは、通常呼もしくは
緊急呼として同チャネルが利用されている状態の「通話
中」、全く利用されていない状態の「空き」、図4記載
の緊急呼再呼出処理230によって、緊急呼が保留され
ている(回線が保留されている)状態の「緊急呼保留
中」の3状態がある。場合によっては更に状態を詳細に
区別して登録しても良い。緊急呼保留中の状態から、再
びアナログ加入者回線150側を接続する際(緊急呼再
応答信号802受信時)は、同チャネル管理テーブル2
25上において、再応答のあったデジタル回線の番号を
検索した結果、緊急呼保留中のデジタル回線番号であれ
ば、それと組になってテーブルに登録されているアナロ
グ加入者回線番号を抽出できるため、一意に再接続先の
アナログ加入者回線150を選択できる。
【0079】図13は、図4記載のノード2においける
緊急呼再呼出処理230フローにおいて、図12記載の
チャネル管理テーブル225へのアクセス処理の1つで
ある緊急呼切断信号受信時チャネル管理テーブル処理を
示す。
【0080】本処理は緊急呼再呼出処理230内におい
て、緊急呼切断信号803を受信した際(232)に起
動される。緊急呼切断信号803を受信すると、同信号
に関連するデジタル回線中のチャネル番号を認識する
(261)。同チャネル番号と一致する番号を、チャネ
ル管理テーブル225上の「デジタル回線チャネル番
号」欄で検索し、同番号を含む列を抽出する。同列に含
まれる「デジタル回線チャネル状態」値を「通話中」か
ら「緊急呼保留中」に書き換える(262)。同様に同
列に属する「アナログ加入者回線番号」を抽出する(2
63)。同抽出されたアナログ加入者回線番号を持つア
ナログ回線のループを開き、同アナログ加入者回線を切
断する(233)。
【0081】上記緊急呼切断信号受信時チャネル管理テ
ーブル処理により、デジタル回線チャネル250は保留
しつつ、対応するアナログ加入者回線150は開放され
る。図14は、図4記載のノード2においける緊急呼再
呼出処理230フローにおいて、図12記載のチャネル
管理テーブル225へのアクセス処理の1つである呼出
信号受信時チャネル管理テーブル処理を示す。
【0082】本処理は緊急呼再呼出処理230内におい
て、呼出信号701を受信した際(235)に起動され
る。切断信号701を受信すると、同信号を受信したア
ナログ加入者回線の番号を認識する(264)。同回線
番号と一致する番号を、チャネル管理テーブル225上
の「アナログ加入者回線番号」欄で検索し、同回線番号
を含む列を抽出する。同列に含まれる「デジタル回線チ
ャネル状態」値を確認する(265)。デジタル回線チ
ャネル状態値が「通話中」の場合は、通常の着信処理
(267)が起動される。デジタル回線チャネル状態値
が「緊急呼保留中」の場合は、上記同様に同列に属する
「デジタル回線チャネル番号」を抽出する(266)。
同抽出されたデジタル回線チャネル番号を持つデジタル
回線チャネルに対する緊急呼再呼出信号801を送信す
る(240)。
【0083】上記呼出信号受信時チャネル管理テーブル
処理により、アナログ加入者回線150側から受信した
呼出信号701をデジタル回線250を介して、ノード
3に伝達が可能になる。
【0084】図15は、図4記載のノード2においける
緊急呼再呼出処理230フローにおいて、図12記載の
チャネル管理テーブル225へのアクセス処理の1つで
ある緊急呼再応答信号受信時チャネル管理テーブル処理
を示す。
【0085】本処理は緊急呼再応答処理230内におい
て、緊急呼再応答信号802を受信し(241)、デジ
タル回線保留タイマ停止(239)後に起動される。緊
急呼再応答信号801を受信すると、同信号に関連する
デジタル回線中のチャネル番号を認識する(267)。
同チャネル番号と一致する番号を、チャネル管理テーブ
ル225上の「デジタル回線チャネル番号」欄で検索
し、同番号を含む列を抽出する。同列に含まれる「アナ
ログ加入者回線番号」を抽出する(268)。同抽出さ
れたアナログ加入者回線番号を持つアナログ回線のルー
プを閉じ、応答信号702を送信する(242)。
【0086】上記緊急呼再応答信号受信時チャネル管理
テーブル処理により、加入者端末400からノード3介
して受信された応答信号(緊急呼再応答信号)は、アナ
ログ加入者回線150を介してノード1に伝達され、呼
の再接続が実現される。
【0087】図16は、図8記載の緊急呼切断信号情報
要素854の具体的なビットコーディングを示す。
【0088】緊急呼切断信号情報要素854をITU−
T(インターナショナル・テレコミュニケーション・ユ
ニオン)勧告Q.931で規定される情報要素と同様の
ビットコーディング規則に従い記載される場合、緊急呼
切断信号情報要素854の情報要素識別子(第1オクテ
ット)のフィールドは、本情報要素が単オクテット情報
要素であることからビット8は”1”とし、他の7ビッ
トで本情報要素を特定するビットが割り当てられる。他
に情報の付加が必要の場合は、第2オクテット以降で規
定されることになる。ただし、この場合、第1オクテッ
トのビット8は”0”となる。
【0089】また、緊急呼切断信号情報要素854はI
TU−T勧告は規定されていないので、コード群0(I
TU−T Q.931情報要素)では使用できず、その
他のコード群、例えば、コード群6情報要素(公衆網も
しくは私設網特有情報要素)として利用する。
【0090】図17は、図9記載の再呼出信号情報要素
855の具体的なビットコーディングを示す。
【0091】再呼出信号情報要素855をITU−T勧
告Q.931で規定される情報要素と同様のビットコー
ディング規則に従い記載される場合、再呼出信号情報要
素855の情報要素識別子(第1オクテット)のフィー
ルドは、本情報要素が複数オクテット情報要素であるこ
とからビット8は”0”とし、他の7ビットで本情報要
素を特定するビットが割り当てられる。第2オクテット
は、本情報要素の内容長を示すフィールドで、本情報要
素の場合、具体的には第3オクテット以下の内容長は1
であるのでビットコーディングは”00000001”
となる。第3オクテットは、再呼出信号種別を示すフィ
ールドであり、再呼出を行う保留中の呼の種別を示す。
具体的には「一般呼保留時再呼出」と「緊急呼保留再呼
出」が選択可能である。緊急呼再呼出メッセージに本情
報要素が含まれて使用される場合は、本オクテットは
「緊急呼保留再呼出」”00000001”として使用
される。
【0092】図18は、図10記載の再応答信号情報要
素856の具体的なビットコーディングを示す。
【0093】再応答信号情報要素856をITU−T勧
告Q.931で規定される情報要素と同様のビットコー
ディング規則に従い記載される場合、再応答信号情報要
素856の情報要素識別子(第1オクテット)のフィー
ルドは、本情報要素が複数オクテット情報要素であるこ
とからビット8は”0”とし、他の7ビットで本情報要
素を特定するビットが割り当てられる。第2オクテット
は、本情報要素の内容長を示すフィールドで、本情報要
素の場合、具体的には第3オクテット以下の内容長は1
であるのでビットコーディングは”00000001”
となる。第3オクテットは、再応答信号種別を示すフィ
ールドであり、本信号を2線式アナログ加入者回線で伝
達時する場合の電気的状態を示す。具体的にはビット1
を”0”とした場合は、「ノーマル」(デフォルトの極
性)とし、”1”とした場合は、「リバース」(極性反
転)とする。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、WLLシステムに代表
される加入者交換局−加入者端末間の回線と加入者端末
が1対1対応するアナログ加入者回線の一部をデジタル
集線化や無線集線化をおこなった通信ネットワークシス
テムにおいて、従来の加入者交換局−加入者端末間アナ
ログ加入者回線において提供されていた緊急呼終了直後
の、緊急呼着信先(警察や消防等)からの再呼出、それ
に対する再応答が、加入者回線の一部に集線区間のある
場合にも、加入者を特定して行え、かつ、必ず実行が可
能となる。
【0095】そして、同緊急呼終了直後の、加入者端末
のオフフックにおいても、緊急呼着信先との通話の再開
を実現することで、従来の緊急呼処理と同等のサービ
ス、機能を提供することが可能となる。また、加入者端
末および加入者に対しては、加入者回線の集線をいっさ
い意識させないことが可能となる。
【0096】さらには、緊急呼専用の回線を設けないた
め、通常呼トラヒックへの圧迫を回避することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適応される通信ネットワークシステム
の概略を示す図である。
【図2】本発明が適応される通信ネットワークシステム
の具体的構成を示す図である。
【図3】デジタル−アナログ回線変換アダプタの内部構
成の概略を示す図である。
【図4】無線加入者装置の内部構成の概略を示す図であ
る。
【図5】ノード2(デジタル−アナログ回線変換アダプ
タ)における緊急呼再呼出処理手順を示したフローチャ
ートを示す図である。
【図6】緊急呼終了後の警察・消防からの緊急呼再呼出
時の回線再接続手順シーケンスを示す図である。
【図7】緊急呼終了直後の加入者端末のオフフックによ
る通話再開手順シーケンスを示す図である。
【図8】緊急呼終了後の保留回線の切断解放手順シーケ
ンスを示す図である。
【図9】緊急呼切断信号の信号内部構成を示す図であ
る。
【図10】緊急呼再呼出信号の信号内部構成を示す図で
ある。
【図11】緊急呼再応答信号の信号内部構成を示す図で
ある。
【図12】ノード2のメモリ220内部のチャネル管理
テーブルの構成を示す図である。
【図13】緊急呼切断信号受信時のチャネル管理テーブ
ル処理ローチャートを示す図である。
【図14】呼出信号受信時のチャネル管理テーブル処理
フローチャートを示す図である。
【図15】緊急呼再応答信号受信時のチャネル管理テー
ブル処理フローチャートを示す図である。
【図16】緊急呼切断信号情報要素のビットコーディン
グを示す図である。
【図17】再呼出信号情報要素のビットコーディングを
示す図である。
【図18】緊急呼再応答信号情報要素のビットコーディ
ングを示す図である。
【符号の説明】
100…ノード1、101…加入者交換局、150…ア
ナログ加入者回線、151…加入者回線、200…ノー
ド2、201…デジタル−アナログ回線変換アダプタ、
230…ノード2緊急呼再呼出処理、250…デジタル
加入者回線、251、252…デジタル加入者回線、2
53…無線デジタル加入者回線、225…チャネル管理
テーブル、300…ノード3、310…無線基地局、3
20…無線加入者装置、330…集線装置、350…ア
ナログ加入者回線、351、352…アナログ加入者回
線、400…加入者端末、401…固定電話機、500
…警察・消防、550…専用線、1000…PSTN

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】識別番号によって識別される加入者端末
    と、n(nは自然数)台の前記加入者端末を収容する第
    1のアナログ回線ポートとk(kは自然数かつn>k)
    本のデジタル回線を接続する第1のデジタル回線ポート
    と前記加入者端末から発呼があると通話に用いられてい
    ない第1のデジタル回線ポートを該発呼加入者端末に割
    り当てる回線割当手段とからなる集線装置と、前記集線
    装置に備えられる前記第1のデジタル回線ポートと対を
    成すm(mは自然数かつn>m)本の第2のデジタル回
    線ポートと複数の第2のアナログ回線ポートと該第2の
    デジタル回線ポートに入力される情報を該第2のアナロ
    グ回線ポートへと変換し出力する回線変換アダプタとか
    らなる通信システムにおいて、 前記集線装置は、さらに、 発呼の際に発呼加入者端末の識別番号を検出し該発呼加
    入者端末の識別番号を含む発呼要求信号を生成し前記第
    1のデジタル回線ポートに出力する第1の呼制御手段を
    備え、 前記回線変換アダプタは、さらに、 前記第2のデジタル回線ポートで前記発呼要求信号を受
    信すると該発呼要求信号を受信した第2デジタル回線ポ
    ートの番号と該発呼要求信号に含まれる発呼加入者端末
    の識別番号及び該第2のデジタル回線ポートの使用状態
    とを組として記憶する回線管理テーブルと、 前記回線管理テーブルに記憶される第2のデジタル回線
    ポートの使用状態が緊急呼保留期間である場合に前記第
    2のデジタル回線ポートを保留する保留手段と、を備え
    ることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の通信システムにおいて前記
    第2のデジタル回線が保留されている間に前記第2のア
    ナログ回線ポートから緊急呼再呼出信号を受信すると、
    前記保留手段により保留されている前記第2のデジタル
    回線ポートを介して前記緊急呼に係る発呼加入者端末を
    呼び出すことを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の通信システムにおいて、 前記第2のデジタル回線が保留されている間に前記緊急
    呼に係る前記第1のアナログ回線ポートから発呼信号を
    受信すると、前記緊急呼の発呼の際に使用された前記第
    1のデジタル回線ポート及び前記保留手段により保留さ
    れている前記第2のデジタル回線ポートを介して緊急呼
    を再接続することを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】m(mは自然数)本のデジタル回線を収容
    するデジタル回線ポートと、 k(kは自然数かつk>m)本のアナログ回線を収容し
    前記デジタル回線ポートからの情報を伝送するアナログ
    回線ポートと、 前記デジタル回線ポートの制御情報を伝送する制御回線
    ポートと、 前記制御回線ポートを介して受信される制御信号に基づ
    いて制御信号により指定される前記デジタル回線ポート
    を何れかの前記アナログ回線ポートに割当て制御する呼
    制御手段と、 前記呼制御手段により割当てられた前記デジタル回線ポ
    ートと前記アナログ回線ポート及び該デジタル回線ポー
    トの使用状態を記憶する回線管理テーブルと、 前記制御信号として緊急呼の発呼を要求する信号が伝送
    されてきた場合に該緊急呼の切断後に該緊急呼に係るデ
    ジタル回線ポートを保留する保留手段と、を備え、 前記保留手段により緊急呼に係る前記デジタル回線ポー
    トが保留されている間前記回線管理テーブルのデジタル
    回線ポートの使用状態として緊急呼保留中である旨を記
    憶することを特徴とする回線変換アダプタ。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の回線変換アダプタにおい
    て、 前記保留手段により前記デジタル回線ポートが保留され
    ている間に前記呼制御手段が前記アナログ回線ポートか
    ら呼出信号を受信すると、 前記呼制御手段は、前記呼出信号を受信したアナログ回
    線ポートに基づいて前記回線管理テーブルを検索し該ア
    ナログ回線ポートに対応するデジタル回線ポートの使用
    状態が緊急呼保留中である場合に前記制御回線ポートに
    緊急呼再呼出信号を制御信号として出力することを特徴
    とする回線変換アダプタ。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の回線変換アダプタにおい
    て、 前記保留手段により前記デジタル回線ポートが保留され
    ている間に前記呼制御手段が前記制御回線回線ポートか
    ら緊急呼再応答信号を受信すると、 前記呼制御手段は、前記緊急呼再応答信号に係るデジタ
    ル回線ポートに基づいて前記回線管理テーブルを検索し
    該デジタル回線ポートの使用状態が緊急呼保留中である
    場合に該デジタル回線に対応する前記アナログ回線ポー
    トを接続し該アナログ回線ポートを開くことを特徴とす
    る回線変換アダプタ。
  7. 【請求項7】n(nは自然数)台の加入者端末を収容す
    るアナログ回線ポートと、 m(mは自然数かつn>m)本の網側のデジタル回線を
    接続し前記アナログ回線ポートからの情報を伝送するデ
    ジタル回線ポートと、 前記デジタル回線ポートの制御情報を伝送する制御回線
    ポートと、 前記アナログ回線ポートの何れかから発呼があると通話
    に用いられていないデジタル回線ポートを発呼のあった
    該アナログ回線ポートに割り当てる呼制御手段と、を備
    え、 前記発呼が緊急呼である場合に前記制御手段は、緊急呼
    に係るアナログ回線ポートから緊急呼の切断を検出する
    と前記制御回線ポートに緊急呼切断信号を出力すること
    を特徴とする集線装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の集線装置において、 前記呼制御手段は、前記制御回線ポートを介して緊急呼
    再呼出信号を受けると該緊急呼再呼出信号基づいて呼び
    出すべき加入者端末を前記第2のアナログ回線ポートを
    介して呼び出すことを特徴とする集線装置。
  9. 【請求項9】請求項7記載の集線装置において、 前記呼制御手段は、前記緊急呼に係るアナログ回線ポー
    トを介して応答信号を受けると前記制御回線ポートを介
    して緊急呼再応答信号を送出し前記緊急呼の通話の際に
    使用した前記デジタル回線ポートを介して緊急呼を再接
    続することを特徴とする集線装置。
JP7957497A 1997-03-31 1997-03-31 通信システム、回線変換アダプタ及び集線装置 Pending JPH10276459A (ja)

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