JP2751172B2 - 音声/モデム切替え型適応差分pcm信号伝送方法及びその復号化装置 - Google Patents

音声/モデム切替え型適応差分pcm信号伝送方法及びその復号化装置

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JP2751172B2
JP2751172B2 JP63000625A JP62588A JP2751172B2 JP 2751172 B2 JP2751172 B2 JP 2751172B2 JP 63000625 A JP63000625 A JP 63000625A JP 62588 A JP62588 A JP 62588A JP 2751172 B2 JP2751172 B2 JP 2751172B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音声/モデム切替え型適応差分(以下ADと略
す)PCM信号伝送方法及びその復号化装置に関する。
〔従来の技術〕
電話信号の高能率な符号化方式としてADPCM方式があ
り,通常の音声やモデム信号などの電話信号を32kbps程
度の伝送速度で伝送することが可能である。しかし音声
信号とモデム信号とでは信号の性質が大きく異なるた
め,これらの信号を高品質に符号化するためには,音声
信号とモデム信号とで,ADPCMで用いるパラメータ等を信
号に応じて切替えて符号化する必要がある。このような
音声/モデム切替え型ADPCM方式として,従来は第4図
に示すように送信側ではADPCM信号符号化器410よりの局
部符号化信号431をモデム信号検出器430に入力して入力
信号がモデムか否かを検出して,音声/モデム切替え制
御信号432によりADPCM信号符号化器410の符号化の切替
えを行い,受信側でも復号化信号44を送信側と同様なモ
デム信号検出器441に入力し,ADPCM信号復号化器420の音
声/モデム復号化の切替えを行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら,従来の方式は前述のように送信側と受
信側の双方で同様なモデム検出器を必要とした。この検
出器はハードウェアで実現すると回路も大きくなりコス
トもかかり,又、ソフトウェアで実現するにしてもソフ
トウェア量が多くなりコスト高になるという問題点があ
る。
本発明は従来技術のこのような問題点を解決しようと
するもので,受信側のコストを大幅に削減できる音声/
モデム切替え型ADPCM信号伝送方法及びその復号化装置
を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明によると、送信側においてはモデム信号及
び音声信号からなる電話信号を受けて、該電話信号に対
して遅延を行うと共に、該電話信号がモデム信号である
かどうかを検出し、前記遅延を受けた前記電話信号に対
して、無音区間及び有音区間では音声用符号化を行い、
前記モデム信号が検出された場合に、音声用符号化から
モデム用符号化へと符号化を切替えると共に、ADPCM信
号符号化コードのうち符号化には用いられない予め定め
られたコードを切替え用符号として対向する受信側の復
号化装置へ送信し、前記遅延を受けた前記モデム信号に
モデム用符号化を行い送信し、前記受信側においては前
記送信側において符号化された信号を入力されて、該入
力された信号中に前記切替え用符号が検出された時に音
声用復号化からモデム復号化へと復号化方式を切替えて
復号化し、復号信号が予め定められたスレッショールド
レベルを一旦越え、その後再びそのレベル以下になると
モデム用復号化から音声用復号化へと復号化方式を切替
えて復号化することを特徴とする音声/モデム切替え型
ADPCM信号伝送方法が得られる。
更に、第2の発明によると、入力信号が切替え用符号
であるか否かのみを判定する切替え符号検出器と、前記
入力信号を入力とし前記切替え符号検出器が前記切替え
用符号を検出した場合に音声信号用ADPCM信号復号化か
らモデム信号用ADPCM信号復号化に切替えて復号化する
音声/モデム切替え型ADPCM信号復号化器と、該音声/
モデム切替え型ADPCM復号化器の復号信号を入力とし、
前記復号信号のパワーを検出して予め定められたスレッ
ショールドレベルを一旦越え再びそのレベル以下となる
と前記切替え符号検出器における前記判定をリセットす
るためのリセット信号を出力するパワー検出器とを含む
ことを特徴とする音声/モデム切替え型ADPCM信号復号
化装置が得られる。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図(a)は,本発明の音声/モデム切
替え型ADPCM信号伝送方式に使用するそれぞれ復号化装
置及び符号化装置の一実施例を示すブロック図である。
なお,説明の都合上,まず第2図(a)に示す切替え型
ADPCM信号符号化装置について説明する。図において,
入力端子210は音声信号やモデム信号等の電話信号の入
力端子である。入力信号はシフトレジスタ等で構成され
る遅延回路220によって,予め定められた時間だけ遅延
させられる。この遅延時間はモデム信号検出器230で検
出に要する時間を考慮して設定する。モデム信号検出器
230でモデム信号が検出されると,ADPCM信号符号化器240
を音声用からモデム用に切り換え,又,セレクタ250を
「切替え符号」側に設定して,予め定めたADPCM信号符
号化に関係のないコードを切替え符号として伝送路に送
信する。
第2図(a)の信号線221及び信号線222でのデータ波
形をそれぞれ第2図(b)の(2),(1)に示す。こ
こに表わされる。遅延時間内において,セレクタ250に
より切替え符号が挿入される。この切替え符号の使用に
より,音声或いはモデム信号に対するADPCM信号符号化
の符号化レベルが1レベル減り,若干の品質劣化が生じ
るが,実用上は問題とはならない。
又、音声/モデム切替え型ADPCM信号符号化器240及び
モデム信号検出器230の個々のものについては,例えば1
985年12月22日に発行された電子通信学会技術研究報告,
Vol.85,No.112,pp13−18に述べているものを用いること
ができ,例えばモデム検出器230として,第3図のブロ
ック図に示すような,9600モデム用トレーニング信号検
出器を用いることができる。このトレーニング信号は1.
7kHzと2.9kHzの純粋な正弦波であり、それをフィルタ31
0,320,350で検出し積分器330,360でパワーを検出する。
これらの出力と全帯域入力の積分器340で求めたパワー
とを比較器370で比較し,等しければ入力はトレーニン
グ信号であると判定する。
次に,このような切替え型ADPCM信号符号化方式によ
り送信されたADPCM信号を入力とする復号化器の実施例
を第1図のブロック図により説明する。入力信号から音
声/モデム切替え符号検出器110により切替え符号を検
出すると,復号化器120をモデム用復号化に切替えてパ
ワー検出器130により復号器出力のパワーを監視し,そ
れが予め定められたスレッショルドレベルを一旦越え,
再びそのレベル以下になると,もはやモデム信号の伝送
は終了したと判断して切替え符号検出器110をリセット
して復号化器を音声用復号化方式に切り戻す。この切替
え符号検出器110は比較器1個程度で実現でき,またパ
ワー検出器も第3図におけるパワー検出器340の1個で
実現できるため,第4図の従来例の受信側モデム検出部
が格段に簡略化されてコストの大幅な削減になる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように,本発明によれば,送信側から送
られてきた切替え用符号を検出して音声/モデム復号化
切替えを行うため、受信側では従来例のような送信側と
同じ複雑なモデム信号検出器を置く必要がなくなり,音
声/モデム切替えに要するハードウェア,もしくはソフ
トウェア量が大幅に縮小され,大幅なコスト削減を達成
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の音声/モデム切替え型ADPCM信号伝送
方式に使用する復号化装置の一実施例のブロック図,第
2図(a)は第2図(b)に対する符号化装置の一実施
例のブロック図,第2図(b)は第1図(a)の切替え
方式を説明するための信号波形図,第3図はモデム信号
検出器の一例であるトレーニング信号検出器の一例の構
成図,第4図は従来の音声/モデム切替え型ADPCM信号
符号化伝送方式のブロック図である。 110:切替え符号検出器,120:音声/モデム切替え型ADPCM
信号復号化器,130:パワー検出器,220:遅延回路,230:モ
デム信号検出器,240:音声/モデム切替え型ADPCM信号符
号化器,250:セレクタ,310:バンドパスフィルタ,320:PLL
フィルタ,330:積分器,340:全帯域積分器,350:バンドパ
スフィルタ,360:積分器,370:比較器,410:音声/モデム
切替え型ADPCM信号符号化器,420:音声/モデム切替え型
ADPCM信号復号化器,430,440:モデム信号検出器。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−250930(JP,A) 特開 昭62−30434(JP,A) 特開 昭63−285059(JP,A) 特開 昭63−26044(JP,A) 特開 昭63−169838(JP,A) 特開 平1−147933(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側においてはモデム信号及び音声信号
    からなる電話信号を受けて、該電話信号に対して遅延を
    行うと共に、該電話信号がモデム信号であるかどうかを
    検出し、前記遅延を受けた前記電話信号に対して、無音
    区間及び有音区間では音声用符号化を行い、前記モデム
    信号が検出された場合に、音声用符号化からモデム用符
    号化へと符号化を切替えると共に、適応差分PCM信号符
    号化コードのうち符号化には用いられない予め定められ
    たコードを切替え用符号として対向する受信側の復号化
    装置へ送信し、前記遅延を受けた前記モデム信号にモデ
    ム用符号化を行い送信し、前記受信側においては前記送
    信側において符号化された信号を入力されて、該入力さ
    れた信号中に前記切替え用符号が検出された時に音声用
    復号化からモデム復号化へと復号化方式を切替えて復号
    化し、復号信号が予め定められたスレッショールドレベ
    ルを一旦越え、その後再びそのレベル以下になるとモデ
    ム用復号化から音声用復号化へと復号化方式を切替えて
    復号化することを特徴とする音声/モデム切替え型適応
    差分PCM信号伝送方法。
  2. 【請求項2】入力信号が切替え用符号であるか否かのみ
    を判定する切替え符号検出器と、前記入力信号を入力と
    し前記切替え符号検出器が前記切替え用符号を検出した
    場合に音声信号用適応差分PCM信号復号化からモデム信
    号用適応差分PCM信号復号化に切替えて復号化する音声
    /モデム切替え型適応差分PCM信号復号化器と、該音声
    /モデム切替え型適応差分PCM復号化器の復号信号を入
    力とし、前記復号信号のパワーを検出して予め定められ
    たスレッショールドレベルを一旦越え再びそのレベル以
    下となると前記切替え符号検出器における前記判定をリ
    セットするためのリセット信号を出力するパワー検出器
    とを含むことを特徴とする音声/モデム切替え型適応差
    分PCM信号復号化装置。
JP63000625A 1988-01-07 1988-01-07 音声/モデム切替え型適応差分pcm信号伝送方法及びその復号化装置 Expired - Lifetime JP2751172B2 (ja)

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JPS6230434A (ja) * 1985-08-01 1987-02-09 Fujitsu Ltd 適応差分符号化装置

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