JPH0637734A - 音声伝送方式 - Google Patents

音声伝送方式

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JPH0637734A
JPH0637734A JP18931892A JP18931892A JPH0637734A JP H0637734 A JPH0637734 A JP H0637734A JP 18931892 A JP18931892 A JP 18931892A JP 18931892 A JP18931892 A JP 18931892A JP H0637734 A JPH0637734 A JP H0637734A
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JP
Japan
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voice
signal
pattern
decoder
output signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18931892A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kurihara
秀明 栗原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声データの開始及び終了に伴ってそれぞ
れ、プレ・パターン及びポスト・パターンを送信して、
音声の送受信を制御する音声伝送方式に関し、プレ・パ
ターンが検出できない場合においても、正確に音声信号
と背景雑音との切換制御を行い音声情報の喪失を無くす
ことを目的とする。 【構成】 音声情報抽出部4を設け、回線エラーにより
プレ・パターン又はポスト・パターンが検出できなかっ
た場合でも、音声情報抽出部4によりピッチ周期等の音
声情報を抽出して有音又は無音を判定し、有音判定時に
は音声復号化データを切換選択するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声伝送方式に関し、特
に音声データの開始及び終了に伴ってそれぞれ、プレ・
パターン及びポスト・パターンを送信して、音声の送受
信を制御する音声伝送方式に関するものである。
【0002】音声データの開始及び終了時点を区切るた
めにそれぞれ、プレ・パターン及びポスト・パターンを
用いることは無音時の情報圧縮が可能となるため、企業
内通信システム・ディジタル移動無線システム等におい
て、効率的に情報量削減を実現する方式として期待され
ている。
【0003】
【従来の技術】図5は音声データの開始及び終了に伴っ
てそれぞれ、プレ・パターン及びポスト・パターンを送
信して音声データの送受信を制御する従来から知られた
音声伝送方式の構成例を示したものである。同図(1) は
符号器側の構成を示しており、6は音声入力信号(アナ
ログ信号)をディジタル音声信号に変換するA/D(ア
ナログ・ディジタル)変換器であり、このA/D変換器
6からの該ディジタル音声信号を音声符号器7で符号化
(圧縮)して、切換器10に送出する。また、A/D変
換器6の出力信号は音声検出器8にも加えられピッチ周
期の検出を行って有音判定部9に送出する。
【0004】有音判定部9は音声検出器8で検出された
ピッチ周期に基づいて有音又は無音を判定し、その判定
結果を切換制御信号として切換器10に与える。
【0005】切換器10では、有音判定部9からの切換
制御信号が無音から有音に変わることを示している時は
音声符号器7からの音声符号化データの開始を示すの
で、プレ・パターン生成器11で絶えず生成されている
プレ・パターンを短時間選択送出してから音声符号化デ
ータを選択送出する。また切換制御信号が有音から無音
に変わることを示している時は音声符号化データの終了
を示すので、ポスト・パターン生成器12で絶えず生成
されているポスト・パターンを短時間選択送出する。
【0006】このようにして復号器側に伝送されるプレ
・パターン、音声データ及びポスト・パターンの時間的
経過が図6に示されている。
【0007】一方、図5(2) に示す復号器側では、回線
受信データを音声復号器1に加えディジタル音声信号に
復号化して切換器10に送出する。また、回線受信デー
タはプレ/ポスト・パターン検出器13にも加えられ、
プレ・パターン又はポスト・パターンが検出される。
【0008】このプレ/ポスト・パターン検出器13は
プレ・パターンを検出すると音声復号器1からのディジ
タル音声信号を、ポスト・パターンを検出すると背景雑
音生成器14で絶えず生成されている背景雑音を選択す
るように切換器15に対して切換制御信号を与える。
【0009】そして、切換器15の出力信号をD/A変
換器5によりアナログ信号に変換し、アナログ音声信号
を出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の音
声伝送方式の受信側においては、プレ・パターン又はポ
スト・パターンによって音声信号又は背景雑音の切換制
御を行っているため、回線エラーが発生し、特にプレ・
パターンがビットエラーにより検出できなかった場合に
は、無音から有音になっても依然背景雑音が送出され続
けてしまい音声情報が喪失するという問題があった。
【0011】そこで本発明は、音声データの開始及び終
了に伴ってそれぞれ、プレ・パターン及びポスト・パタ
ーンを送信して音声データの送受信を制御する音声伝送
方式の受信側において、プレ・パターンが検出できない
場合においても、正確に音声信号と背景雑音との切換制
御を行い音声情報の喪失を無くすことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明に係る音声伝送方式の受信側においては、図1
に原理的に示すように、符号化された音声データを復号
化する音声復号器1と、無音時用の背景雑音を生成する
背景雑音生成器2と、該音声復号器1の出力信号又は該
背景雑音生成器2の出力信号を選択する切換器3と、該
音声復号器1の入力信号及び出力信号を入力し、該音声
復号器1の出力信号から音声情報を抽出して有音・無音
を判定し、有音判定時には該入力信号に基づく該プレ・
パターン検出時と同様に該音声復号器1の出力信号を選
択し、無音判定時には該入力信号に基づく該ポスト・パ
ターン検出時と同様に該背景雑音生成器2の出力信号を
選択するように該切換器3に切換制御信号を与える音声
情報抽出部4とを備えている。
【0013】また本発明では、音声情報抽出部4の入力
信号として、音声復号器1の出力信号の代わりに、音声
復号器1の入力信号を用いて該音声情報を抽出してもよ
い。
【0014】更に本発明では、該音声情報としてピッチ
周期を用いることができる。
【0015】
【作用】図1に示す本発明に係る音声伝送方式では受信
側において、受信データを音声復号器1で復号化して得
られるディジタル音声信号を切換器3へ出力する。背景
雑音生成器2は、背景雑音を生成して同じく絶えず切換
器3へ出力している。
【0016】音声情報抽出部4は音声復号器1の出力信
号からプレ・パターン又はポスト・パターンを検出した
時には、従来と同様にそれぞれ音声復号器1の出力信号
又は背景雑音生成器2からの背景雑音が選択出力される
ように切換器3に対して切換制御信号を送る。しかしな
がら、回線障害等によりプレ・パターン又はポスト・パ
ターンが検出できなかった時には、音声情報抽出部4は
音声復号器1の出力信号又は入力信号より例えばピッチ
周期等の音声情報を抽出し、有音又は無音の判定を行っ
て切換制御信号を切換器3に送る。切換器3は、判定結
果が有音の場合にはプレ・パターンを検出した時と同様
に該音声復号器1からのディジタル音声信号を選択出力
し、無音の場合には該背景雑音を選択出力する。
【0017】これにより、特にプレ・パターンが検出で
きなかった時の音声情報の喪失防止を図っている。
【0018】
【実施例】図2は、図1に示した本発明に係る音声伝送
方式の一実施例を示したものである。この実施例は、音
声の符号化側で、回線受信データにピッチ周期が送信さ
れない場合を示しており、図1に示した音声情報抽出部
4は、音声復号器1の入力信号、即ち受信データからプ
レ・パターン又はポスト・パターンを検出するプレ/ポ
スト・パターン検出器4−1と、音声復号器1の出力信
号から音声情報としてのピッチ周期を検出する音声検出
器4−2と、両検出器4−1及び4−2の検出結果から
有音又は無音を判定し、切換器3を切換制御する切換制
御信号を発生する有音判定部4−3とで構成されてい
る。尚、5は切換器3の出力データをアナログ信号に変
換するD/A変換器であり、その他の構成は図1に示し
たものと同じである。
【0019】次に図2の実施例の動作を、図3に示した
有音判定部4−3の一実施例に沿って説明する。
【0020】まず、プレ/ポスト・パターン検出器4−
1はプレ・パターン又はポスト・パターンを検出する
が、この検出器4−1の出力信号により有音判定部4−
3は、プレ/ポスト・パターンが検出できたか否かを判
定する(ステップS1,ステップS2)。この結果、プ
レ・パターンが検出された場合は音声復号器1の出力信
号を選択し(ステップS6)、ポスト・パターンが検出
された場合には背景雑音生成器2の出力信号を選択する
(ステップS7)よう切換器3に対して切換制御信号を
与える。
【0021】しかしながら、上記のステップS1及びス
テップS2でそれぞれプレ・パターン及びポスト・パタ
ーンのいずれも検出されなかった場合には、有音判定部
4−3は音声検出器4−2で例えば自己相関法により算
出された音声のピッチ周期を入力する(ステップS
3)。
【0022】次に、有音判定部4─3では該ピッチ周期
と人間のピッチ周期を示す閾値Th1とを比較し(ステ
ップS4)、該算出されたピッチ周期が閾値Th1内に
有り、更に音声検出器4−2が音声復号器1の出力信号
から検出した信号レベルが有音判別のためのレベル閾値
Th2以上であるか否かを判定し(ステップS5)、該
閾値Th2以上の場合を有音と判定し、音声復号器1の
出力信号を選択する(ステップS6)よう切換器3を制
御するが、それ以外の場合は無音と判定し、背景雑音生
成器2で生成した背景雑音を選択する(ステップS7)
よう切換器3を制御して終了する。
【0023】図4は本発明に係る音声伝送方式の他の実
施例を示したものであり、この実施例では、分析合成系
の音声符号化側等においてピッチ周期を符号化してい
る。このため、この実施例では音声情報抽出部4は、図
2の実施例の如く音声検出器4−2を用いて音声復号器
1の出力信号からピッチ周期を検出するのではなく、音
声復号器1の入力信号、即ち受信データからパラメータ
抽出部4−4で伝送されて来た音声パラメータとしての
ピッチ周期を検出している。
【0024】即ち、この実施例の動作において、有音判
定部4−3は、図3のステップS3の代わりにパラメー
タ抽出部4−4からのピッチ周期を入力すればよく、本
実施例においても上記の実施例と同様にプレ・パターン
及びポスト・パターンが検出できなかった場合でも、音
声情報の喪失防止を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る音声伝
送方式によれば、音声情報抽出部を設け、回線エラーに
よりプレ・パターン又はポスト・パターンが検出できな
かった場合でも、該音声情報抽出部によりピッチ周期等
の音声情報を抽出して有音又は無音を判定し、有音判定
時には音声復号化データを切換選択するように構成した
ので、音声情報を喪失することなく安全確実に音声を伝
送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声伝送方式の受信側を原理的に
示したブロック図である。
【図2】本発明に係る音声伝送方式の受信側の一実施例
を示したブロック図である。
【図3】本発明に係る音声伝送方式に用いる有音判定部
の一実施例を示したフローチャート図である。
【図4】本発明に係る音声伝送方式の受信側の他の実施
例を示したブロック図である。
【図5】従来の構成例を示したブロック図である。
【図6】本発明に係る音声伝送方式のプレ・パターンと
音声データとポスト・パターンの関係を時間経過により
示した波形図である。
【符号の説明】
1 音声復号器 2 背景雑音生成器 3 切換器 4 音声情報抽出部 4−1 プレ/ポスト・パターン検出器 4−2 音声検出器 4−3 有音判定部 4−4 パラメータ抽出部 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データの開始及び終了に伴ってそれ
    ぞれ、プレ・パターン及びポスト・パターンを送信して
    音声データの送受信を制御する音声伝送方式の受信側に
    おいて、 符号化された音声データを復号化する音声復号器(1)
    と、 無音時用の背景雑音を生成する背景雑音生成器(2) と、 該音声復号器(1) の出力信号又は該背景雑音生成器(2)
    の出力信号を選択する切換器(3) と、 該音声復号器(1) の入力信号及び出力信号を入力し、該
    音声復号器(1) の出力信号から音声情報を抽出して有音
    ・無音を判定し、有音判定時には該入力信号に基づく該
    プレ・パターン検出時と同様に該音声復号器(1) の出力
    信号を選択し、無音判定時には該入力信号に基づく該ポ
    スト・パターン検出時と同様に該背景雑音生成器(2) の
    出力信号を選択するように該切換器(3) に切換制御信号
    を与える音声情報抽出部(4) と、 を備えていることを特徴とする音声伝送方式。
  2. 【請求項2】 該音声情報抽出部(4) の入力信号とし
    て、該音声復号器(1)の出力信号の代わりに、該音声信
    号復号器(1) の入力信号を用いて該音声情報を抽出する
    ことを特徴とした請求項1に記載の音声伝送方式。
  3. 【請求項3】 該音声情報がピッチ周期であることを特
    徴とした請求項1又は2に記載の音声伝送方式。
JP18931892A 1992-07-16 1992-07-16 音声伝送方式 Withdrawn JPH0637734A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18931892A JPH0637734A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 音声伝送方式

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JP18931892A JPH0637734A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 音声伝送方式

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JPH0637734A true JPH0637734A (ja) 1994-02-10

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ID=16239359

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JP18931892A Withdrawn JPH0637734A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 音声伝送方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2760285A1 (fr) * 1997-03-01 1998-09-04 Motorola Ltd Procede et dispositif de generation d'un signal de bruit pour la sortie non vocale d'un signal decode de la parole
KR100329876B1 (ko) * 1994-03-11 2002-08-13 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 의사주기신호용전송시스템
KR100361235B1 (ko) * 1994-03-16 2003-04-07 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 신호소스특성화시스템

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FR2760285A1 (fr) * 1997-03-01 1998-09-04 Motorola Ltd Procede et dispositif de generation d'un signal de bruit pour la sortie non vocale d'un signal decode de la parole

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005