JP2749716B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、連続用紙とこれから分離した単票用紙とを
間歇的に送る用紙搬送装置に関する。
[従来の技術] 連続用紙およびこの連続用紙上に一定ピッチ間隔で設
けられたミシン目を分離することによって作成された単
票用紙を間歇的に送る用紙搬送装置が知られており、例
えば搭乗券発行機に組込まれて使用されている。
かかる用紙搬送装置は、第4図に示す如き構造とされ
ているのが一般的である。
第4図において、1Uは例えば連続用紙Pcの収納ボック
ス(図示省略)から分離部SPRまでの上流側用紙搬送経
路RUを形成する用紙ガイドである。また、1Dは分離部SP
Rから印字部等(図示省略)までの下流側用紙搬送経路R
Dを形成する用紙ガイドである。これら用紙ガイド1U,1D
の間隙は、用紙円滑搬送のため用紙厚さよりも相当程度
大きく選定されている。
ここで、連続用紙Pcは、上流側搬送ローラ11U,12U
(上流側モータ10U)で上流側用紙搬送経路RUに送ら
れ、かつ下流側搬送ローラ11D,12D(下流側モータ10D)
によってその先端Poが所定位置PST(用紙先端検出セン
サ25で確認される。)に到達されるまで下流側用紙搬送
経路RD内を送られる。
また、20は、分離刃21をZ方向に往復移動して連続用
紙Pc上のミシン目を分離する分離手段であり,当該分離
刃21を往復移動させるための連続回転モータ,クラッ
チ,カムおよびソレノイド等から構成されている。な
お、分離刃21によって連続用紙Pcが分離されたか否か
は,分離部SPRに配設された確認センサ23でチェックさ
れる。
しかして、単票用紙Psを1枚づつX方向の印字部等へ
搬送する指令があると、まず上流および下流側モータ10
U,10Dを回転駆動して連続用紙Pcを用紙搬送経路RL,RDへ
送り、その先端Poが所定位置PSTに到達するとつまり用
紙先端検出センサ25で検知されると、両モータ10U,10D
が停止される。これにより、連続用紙Pc上のミシン目が
分離部SPRに位置付けされる。しかる後に、分離刃21を
Z方向に1往復移動させてミシン目を分離する。分離さ
れると確認センサ23が作動し、分離部SPRから所定位置P
STまでの長さを持ついわゆる単票用紙Psを下流側モータ
10D(下流側搬送ローラ11D,12D,13D)を回転させてX方
向に搬送する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来構造によると、上流側搬送ロ
ーラ11U,12Uと下流側搬送ローラ11D,12Dとを回転停止し
て連続用紙Pc上のミシン目を分離部SPRに位置付けした
際に、第4図に示す如く、連続用紙Pcは各搬送ローラ11
U,12U,11D,12Dとの間のスベリ等によって用紙搬送経路R
U,RD内で弛んだ状態で停止されることがある。
しかして、連続用紙Pcが弛んだ状態で分離刃21を分離
動作させると,当該用紙Pcは分離刃21によって引きづら
れ,第5図に示す如く,当該分離刃21が下降した長さ分
だけミシン目部分も下降してしまい分離されないことが
ある。かかる分離失敗の確率は連続用紙Pcの弛み量が大
きくなるほど高くなる。
ところで、連続用紙Pcの分離に失敗した場合にも、分
離刃21は所定長さ分だけ下降するので、確認センサ23は
分離完了と判断してしまい、その後の搬送制御等がその
まま続行されるという自体を招来し、結果として作業能
率が悪くその復旧にも多大な労力を費す。
特に、上記した用紙搬送装置が搭乗券発行機の一部を
構成するように利用された場合には、単に用紙搬送装置
の動作不良という問題にとどまらず搭乗業務全体を妨げ
るという社会的不都合を引起こす。
本発明の目的は、連続用紙を弛みを除去した状態で円
滑に分離して単票用紙を作成し,かつ当該単票用紙を一
方向に搬送することができる用紙搬送装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上流側搬送ローラと下流側搬送ローラとを
回転停止した後に両搬送ローラ間に配設された分離刃に
よって連続用紙を分離し、しかる後に分離された単票用
紙を一方向に搬送するように構成された用紙搬送装置に
おいて、 前記上流側搬送ローラの逆転送り量を設定する逆転送
り量設定手段と、 前記上流側搬送ローラと下流側搬送ローラとを回転停
止した後でかつ前記分離刃を分離動作させる前に前記上
流側搬送ローラを前記逆転送り量設定手段で設定した送
り量だけ逆転制御する逆転制御手段とを設けたことを特
徴とする。
[作 用] 本発明では、上流側搬送ローラと下流側搬送ローラと
を回転停止して連続用紙上の分離箇所(例えばミシン
目)が分離刃と対向するように位置付けした際、分離刃
を分離動作させる前に逆転制御手段を用いて上流側搬送
ローラを逆転送り量設定手段で設定した送り量だけ逆転
制御する。これにより、連続用紙は、下流側搬送ローラ
に拘束された状態で上流側搬送ローラによって引っ張ら
れ弛みが除去される。
したがって、分離刃を分離動作させても連続用紙が当
該分離刃に引きづられ過ぎるようなことはなく円滑分離
することがでできる。
その結果、連続用紙を弛みを除去した状態で円滑分離
して単票用紙を作成し,かつ当該単票用紙を一方向に搬
送することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
本用紙搬送装置は、第1図および第2図に示す如く,
逆転送り量設定手段(35)と逆転制御手段(31)とを設
け,この逆転制御手段(31)によって上流側搬送ローラ
11U,12Uを上流側モータ10Uを介して逆転制御することに
より連続用紙Pcを引っ張って弛みを除去した状態で分離
させる構成とされている。
なお、第2図に示す用紙ガイド1U,1D、上流および下
流側モータ10U,10D、上流および下流側搬送ローラ11U,1
2U,11D,12D,13D、分離手段20、用紙先端検出センサ25等
は、前出第4図に示した搭乗券発行機に供した場合の従
来例と同一としたので、各個の説明は省略する。
ここで、逆転送り量設定手段と逆転制御手段とは、こ
の搭乗券発行機全体を駆動制御する駆動制御装置30の一
部機能を利用して構成されている。
したがって、駆動制御装置30をはじめに説明すると、
この駆動制御装置30は、演算,判別,実行等機能を有す
るCPU31と、第3図に示す用紙搬送プログラム等を格納
するROM32と、各種データを一時記憶するRAM33と、キー
ボード34,表示ユニット37,入出力ポート38等から形成さ
れており、用紙先端検出センサ25、上流および下流側モ
ータ10U,10D、分離手段20はもとより他のエンジン(プ
リンタ部,スタツカー部,リボン部等)100を適時に駆
動制御する。なお、本実施例では、両モータ10U,10D
は、ステッピングモータから形成されている。
ここに、逆転送り量設定手段は、上流側搬送ローラ11
U,12Uを逆転制御する際の逆転送り量を設定するもので
あり、本実施例ではキーボード34の特定のスイッチ35か
らなる。この逆転送り量は、上流側搬送ローラ11U,12U
と下流側搬送ローラ11D,12Dとを回転停止して連続用紙P
cの分離箇所(本実施例ではミシン目)を分離部SPRに位
置付けした際に当該用紙Pcの搬送ローラ12U,11D間の弛
み量を除去できるように選定されている。なお、設定し
た送り量はRAM33に記憶される。
また、逆転制御手段は、上流側搬送ローラ11U,12Uと
下流側搬送ローラ11D,12Dとを回転停止した後でかつ分
離刃21を分離動作させる前に上流側搬送ローラ11U,12U
を逆転送り量設定手段(35)で設定した送り量だけ逆転
制御するもので、本実施例では主にCPU31をもって構成
されている。
次に、この実施例の作用を第3図に示すフローチャー
トに基づき説明する。
搭乗券発行指示があると、CPU31はROM32に格納された
用紙搬送プログラムにしたがって、ステップST10で上流
および下流側搬送ローラ11U,12U,11D,12D,13D(上流お
よび下流側モータ10U,10D)を正回転させる。すると、
連続用紙Pcは両用紙ガイド1U,1Dが形成する第2図の用
紙搬送経路RU,RDに沿って送られる。相当時間経過後に
連続用紙Pcの先端Poは所定位置PSTに到達する。
この場合に、用紙先端検出センサ25が働き検出信号S1
を出力する(ST12)。この信号S1に基づきCPU31は上流
および下流側モータ10U,10Dの回転を停止する(ST1
4)。この場合に、連続用紙Pc上のミシン目が分離部SPR
に位置付けされる。
次に、CPU31は、下流側モータ10Dをホールドして(ST
16)連続用紙Pcを下流側搬送ローラ11D,12Dを介して拘
束する。次に、ステップST18に入り逆転制御手段(CPU3
1)は、上流側モータ10Uを逆転送り量設定手段(35)で
設定した送り量だけ逆転制御して,上流および下流側搬
送ローラ12U,11D間の連続用紙Pc部分を当該下流側搬送
ローラ11Dから遠ざかる方向に引っ張る。これにより、
連続用紙Pcの弛みは除去される。
こうして、連続用紙Pcの弛みが除去されたところで、
上流側モータ10Uをホールドする(ST20)。これによ
り、連続用紙Pcは、ミシン目が分離部SPRに位置付けさ
れかつ一定の張力をもって張られた状態となる。
その状態で、CPU31は、分離手段20を駆動して分離刃2
1を降下させて分離動作させる(ST22)。この際、連続
用紙Pcは、一定の張力をもって張られているので,分離
刃21に引きづられ過ぎるようなことはなく円滑にミシン
目を分離することができる。分離刃21によって連続用紙
Pcのミシン目が分離されたところで、当該分離刃21を上
昇させて分離動作を終了させる(ST24)。
こうして、連続用紙Pcが分離され,分離部SPRから所
定位置PST間での長さを持つ単票用紙Psが作成されたと
ころで、下流側モータ10Dを正回転させて当該単票用紙P
sを一方向に搬送する(ST26)。
しかして、この実施例によれば、逆転送り量設定手段
(35)と、上流側搬送ローラ11U,12Uは逆転送り量設定
手段(35)で設定した送り量だけ逆転制御する逆転制御
手段(CPU31)とを設けた構成としたので、連続用紙Pc
を弛みを除去した状態で円滑に分離して単票用紙Psを作
成し,かつ当該単票用紙Psを一方向に搬送することがで
きる。
また、逆転送り量設定手段はキーボード34の特定のス
イッチ35をもって構成されているので、逆転送り量の選
択設定が容易であるから適用性が広い。
[発明の効果] 本発明によれば、逆転送り量設定手段と、上流側搬送
ローラと下流側搬送ローラとを回転停止した後でかつ分
離刃を分離作動させる前に上流側搬送ローラを逆転送り
量設定手段で設定した送り量だけ逆転制御する逆転制御
手段とを設けた構成であるので、連続用紙を弛みを除去
した状態で円滑に分離して単票用紙を作成し,かつ当該
単票用紙を一方向に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
は全体構成図,第2図は機械的構成を説明するための
図,第3図は動作を説明するためのフローチャートであ
る。第4図および第5図は従来例を説明するための図で
ある。 11U,12U……上流側搬送ローラ、 11D,12D,13D……下流側搬送ローラ、 21……分離刃、 31……CPU(逆転制御手段)、 35……キーボードの特定スイッチ(逆転送り量設定手
段)、 Pc……連続用紙、 Ps……単票用紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/66 - 11/70 B41J 11/42 B26D 7/01 B26D 7/08 B26F 3/02 B41J 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流側搬送ローラと下流側搬送ローラとを
    回転停止した後に両搬送ローラ間に配設された分離刃に
    よって連続用紙を分離し、しかる後に分離された単票用
    紙を一方向に搬送するように構成された用紙搬送装置に
    おいて、 前記上流側搬送ローラの逆転送り量を設定する逆転送り
    量設定手段と、 前記上流側搬送ローラと下流側搬送ローラとを回転停止
    した後でかつ前記分離刃を分離動作させる前に前記上流
    側搬送ローラを前記逆転送り量設定手段で設定した送り
    量だけ逆転制御する逆転制御手段とを設けたことを特徴
    とする用紙搬送装置。
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