JP2747901B2 - 差動歯車駆動装置 - Google Patents
差動歯車駆動装置Info
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- JP2747901B2 JP2747901B2 JP8058279A JP5827996A JP2747901B2 JP 2747901 B2 JP2747901 B2 JP 2747901B2 JP 8058279 A JP8058279 A JP 8058279A JP 5827996 A JP5827996 A JP 5827996A JP 2747901 B2 JP2747901 B2 JP 2747901B2
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- differential gear
- gear
- axle
- differential
- gears
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/28—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
- F16H48/285—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動装置ハウジング内
に回転可能に支持されかつ外部から回転駆動し得る差動
歯車の支持装置と、該差動歯車の支持装置内に同軸的に
支持され、前後各車軸に一体回転可能に接続されかつ異
なるピツチ円直径からなる2つの車軸歯車と、前記差動
歯車の支持装置内で前記車軸歯車に対して平行に支持さ
れかつその歯が前記車軸歯車の一方の歯に係合する複数
の差動歯車およびその歯が、前記車軸歯車の他方の歯に
係合しかつそれらの歯の頭部によつて、前記差動歯車の
支持装置の軸方向孔内に摺動可能に支持されるさらに他
の差動歯車の少なくとも1つを有し、第1の差動歯車が
両方の車軸歯車の軸方向長さに及ぶ長さを有しかつ異な
るピツチ円直径を有する2つの異なる歯付き部分からな
り、その第1の歯付き部分が、より大きいピツチ円直径
を有する前記車軸歯車に係合しかつ第2の歯付き部分
が、前記さらに他の差動歯車の少なくとも1つに係合
し、そして前記第2の差動歯車が、より小さいピツチ円
直径を有する前記車軸歯車の軸方向長さに及ぶ長さを有
しかつその長さに沿って、前記第1差動歯車の少なくと
も1つ及び前記車軸歯車の両方に係合する、錠止作用を
有する差動歯車駆動装置に関するものである。
に回転可能に支持されかつ外部から回転駆動し得る差動
歯車の支持装置と、該差動歯車の支持装置内に同軸的に
支持され、前後各車軸に一体回転可能に接続されかつ異
なるピツチ円直径からなる2つの車軸歯車と、前記差動
歯車の支持装置内で前記車軸歯車に対して平行に支持さ
れかつその歯が前記車軸歯車の一方の歯に係合する複数
の差動歯車およびその歯が、前記車軸歯車の他方の歯に
係合しかつそれらの歯の頭部によつて、前記差動歯車の
支持装置の軸方向孔内に摺動可能に支持されるさらに他
の差動歯車の少なくとも1つを有し、第1の差動歯車が
両方の車軸歯車の軸方向長さに及ぶ長さを有しかつ異な
るピツチ円直径を有する2つの異なる歯付き部分からな
り、その第1の歯付き部分が、より大きいピツチ円直径
を有する前記車軸歯車に係合しかつ第2の歯付き部分
が、前記さらに他の差動歯車の少なくとも1つに係合
し、そして前記第2の差動歯車が、より小さいピツチ円
直径を有する前記車軸歯車の軸方向長さに及ぶ長さを有
しかつその長さに沿って、前記第1差動歯車の少なくと
も1つ及び前記車軸歯車の両方に係合する、錠止作用を
有する差動歯車駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この型の差動歯車駆動装置はドイツ特許
第4126866A1号から公知である。前記型の差動
歯車駆動装置は、規定通りに、前車軸と後車軸との間の
不均一のトルク配分を有するのが望ましい中央差動歯車
装置の形において自動車に使用される。それらの設計の
ため、差動歯車装置はそれらの孔内の車軸歯車の歯の頭
部の摩擦に基づく自己禁止または部分錠止作用を有す
る。該錠止作用は歯の力の増加かつしたがつて差動歯車
と車軸歯車との間のそれぞれの反動力の増加により差動
歯車の支持装置でのトルクの結果として増加し、その反
動力はまた前記摩擦を決定する。車軸歯車間のトルク配
分は不均一であつてもまたは均一であつても良い。
第4126866A1号から公知である。前記型の差動
歯車駆動装置は、規定通りに、前車軸と後車軸との間の
不均一のトルク配分を有するのが望ましい中央差動歯車
装置の形において自動車に使用される。それらの設計の
ため、差動歯車装置はそれらの孔内の車軸歯車の歯の頭
部の摩擦に基づく自己禁止または部分錠止作用を有す
る。該錠止作用は歯の力の増加かつしたがつて差動歯車
と車軸歯車との間のそれぞれの反動力の増加により差動
歯車の支持装置でのトルクの結果として増加し、その反
動力はまた前記摩擦を決定する。車軸歯車間のトルク配
分は不均一であつてもまたは均一であつても良い。
【0003】上記刊行物は、車軸歯車が互いに直接軸方
向に隣接しかつ差動歯車がより小さいピツチ円直径を有
する車軸歯車の領域において互いに係合する、製造が容
易で安価であるとくに短い実施例を記載している。
向に隣接しかつ差動歯車がより小さいピツチ円直径を有
する車軸歯車の領域において互いに係合する、製造が容
易で安価であるとくに短い実施例を記載している。
【0004】また、図2は、中央筒状部分および2枚の
円板形状カバー、または一端で閉止されたハウジング部
分および単一の円板形状カバーから構成される従来の差
動歯車の支持装置を示すものである。差動歯車の支持装
置1は、その輪郭において、フランジ2および軸開口
5,6に関して同中心的に配置される軸受突起3および
4を有するように示される。軸受3,4は駆動装置ハウ
ジングの内部に差動歯車の支持装置1を回転可能に支持
するベアリング手段を取着するのに役立つ。差動歯車の
支持装置の内部には互いに直接軸方向に隣接するように
配置される異なる大きさの2つの車軸歯車7,8が示さ
れる。車軸歯車は車軸開口5,6を貫通する車軸をその
中に差し込むことができる内歯9,10からなる。図に
おいて、車軸歯車は特殊なベアリング手段を含まない
が、長手方向軸線Aに対して同軸的に延びる筒状孔内に
それらの歯の頭部が直接支持される。−下方の車軸歯車
7参照。第1のより大きい車軸歯車7は2つの歯付き部
分15および16からなる少なくとも1つの遊星歯車ま
たは差動歯車11に係合する。第1の歯付き部分15の
みが車軸歯車7に係合し、それらは相互に等しい長さか
らなる。差動歯車11の歯付き部分16は第2の車軸歯
車8により占有される軸方向領域内に延在する。車軸歯
車8は少なくとも1つの遊星歯車または差動歯車12に
係合する。差動機能を達成するために、各差動歯車12
は、その均一な歯付き領域17によつて、少なくとも1
つの差動歯車11の歯付き部分16に直接係合する。図
示された両方の差動歯車11および12はそれらのそれ
ぞれの直径に適合させられかつその中でそれらがそれら
の歯付き領域の歯の頭部によつて直接摺動する筒状孔1
3,14内に支持される。図2に示されるように筒状孔
13は、歯付き部分15,16用の2つの段付き筒状孔
部分13a,13bからなり、差動歯車11のの歯付き
部分15,16は異なるピツチ円直径でかつそれらの歯
高さが同一となった異なる主要直径を有している。
円板形状カバー、または一端で閉止されたハウジング部
分および単一の円板形状カバーから構成される従来の差
動歯車の支持装置を示すものである。差動歯車の支持装
置1は、その輪郭において、フランジ2および軸開口
5,6に関して同中心的に配置される軸受突起3および
4を有するように示される。軸受3,4は駆動装置ハウ
ジングの内部に差動歯車の支持装置1を回転可能に支持
するベアリング手段を取着するのに役立つ。差動歯車の
支持装置の内部には互いに直接軸方向に隣接するように
配置される異なる大きさの2つの車軸歯車7,8が示さ
れる。車軸歯車は車軸開口5,6を貫通する車軸をその
中に差し込むことができる内歯9,10からなる。図に
おいて、車軸歯車は特殊なベアリング手段を含まない
が、長手方向軸線Aに対して同軸的に延びる筒状孔内に
それらの歯の頭部が直接支持される。−下方の車軸歯車
7参照。第1のより大きい車軸歯車7は2つの歯付き部
分15および16からなる少なくとも1つの遊星歯車ま
たは差動歯車11に係合する。第1の歯付き部分15の
みが車軸歯車7に係合し、それらは相互に等しい長さか
らなる。差動歯車11の歯付き部分16は第2の車軸歯
車8により占有される軸方向領域内に延在する。車軸歯
車8は少なくとも1つの遊星歯車または差動歯車12に
係合する。差動機能を達成するために、各差動歯車12
は、その均一な歯付き領域17によつて、少なくとも1
つの差動歯車11の歯付き部分16に直接係合する。図
示された両方の差動歯車11および12はそれらのそれ
ぞれの直径に適合させられかつその中でそれらがそれら
の歯付き領域の歯の頭部によつて直接摺動する筒状孔1
3,14内に支持される。図2に示されるように筒状孔
13は、歯付き部分15,16用の2つの段付き筒状孔
部分13a,13bからなり、差動歯車11のの歯付き
部分15,16は異なるピツチ円直径でかつそれらの歯
高さが同一となった異なる主要直径を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
として構成およびその製造を簡単化した差動歯車駆動装
置を提供することにある。
として構成およびその製造を簡単化した差動歯車駆動装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明に依
れば、前記第1差動歯車の両歯付き部分の歯先円の直径
が互いに同一であり、そして前記第1差動歯車が、一定
の直径からなりかつ前記差動歯車の長さ全体に沿って延
びる孔内に支持されることを特徴とする差動歯車駆動装
置を提供することにより達成される。
れば、前記第1差動歯車の両歯付き部分の歯先円の直径
が互いに同一であり、そして前記第1差動歯車が、一定
の直径からなりかつ前記差動歯車の長さ全体に沿って延
びる孔内に支持されることを特徴とする差動歯車駆動装
置を提供することにより達成される。
【0007】また、上記目的は、上記装置において、前
記差動歯車の支持装置が、カバー部分を有する円板状ハ
ウジングからなり、前記差動歯車用の前記孔が、前記ハ
ウジング部分の盲孔を構成することによっても達成され
る。
記差動歯車の支持装置が、カバー部分を有する円板状ハ
ウジングからなり、前記差動歯車用の前記孔が、前記ハ
ウジング部分の盲孔を構成することによっても達成され
る。
【0008】さらに、上記目的は、上記装置において、
前記差動歯車の支持装置が、筒状ハウジング部分および
2つのカバー部分からなり、前記差動歯車用の前記孔
が、前記筒状ハウジング部分の貫通孔であることによっ
ても達成される。
前記差動歯車の支持装置が、筒状ハウジング部分および
2つのカバー部分からなり、前記差動歯車用の前記孔
が、前記筒状ハウジング部分の貫通孔であることによっ
ても達成される。
【0009】この方法において、本発明による差動歯車
駆動装置の差動歯車の支持装置の製造かつとくに車軸歯
車および差動歯車用の孔の機械加工作業をかなり簡単化
することができ、この機械加工作業は製造に最も重要な
工程段階である。異なる歯先円の直径の2つの歯付き部
分を有する第1差動歯車用の段付き孔のため、従来の差
動歯車駆動装置は2つの孔部分に使用されるような異な
る工具を必要とし、穿孔またはスピンドルの使用を伴う
方法以外の方法が適する。本発明による差動歯車駆動装
置によれば、第1差動歯車用の貫通開口がブローチ加工
の使用を許容することにより製造が簡単化され;いずれ
の場合においても、個々の工程段階の間中1つの単一の
工具により内孔全体を機械加工することができ、そして
同一の製造方法が、従来技術から知られるように、第2
差動歯車がより大きい車軸歯車に軸方向に支持されると
き第2差動歯車の開口用に使用され得る。
駆動装置の差動歯車の支持装置の製造かつとくに車軸歯
車および差動歯車用の孔の機械加工作業をかなり簡単化
することができ、この機械加工作業は製造に最も重要な
工程段階である。異なる歯先円の直径の2つの歯付き部
分を有する第1差動歯車用の段付き孔のため、従来の差
動歯車駆動装置は2つの孔部分に使用されるような異な
る工具を必要とし、穿孔またはスピンドルの使用を伴う
方法以外の方法が適する。本発明による差動歯車駆動装
置によれば、第1差動歯車用の貫通開口がブローチ加工
の使用を許容することにより製造が簡単化され;いずれ
の場合においても、個々の工程段階の間中1つの単一の
工具により内孔全体を機械加工することができ、そして
同一の製造方法が、従来技術から知られるように、第2
差動歯車がより大きい車軸歯車に軸方向に支持されると
き第2差動歯車の開口用に使用され得る。
【0010】車軸歯車および差動歯車での有効ピツチ円
の大きさの比に依存して、車軸歯車間の本発明による差
動歯車装置のトルク配分はまた不均一であつても均一で
あつても良い。
の大きさの比に依存して、車軸歯車間の本発明による差
動歯車装置のトルク配分はまた不均一であつても均一で
あつても良い。
【0011】
【実施態様】以下に、本発明の好適な実施態様を添付図
面に基づき説明する。点線において、図は個々の部分、
とくに中央筒状部分および2枚の円板形状カバー、また
は一端で閉止されたハウジング部分および単一の円板形
状カバーから構成される差動歯車の支持装置を示す。差
動歯車の支持装置1は、その輪郭において、フランジ2
および軸開口5,6に関して同心的に配置される軸受突
起3および4を有するように示される。軸受3,4は駆
動装置ハウジングの内部に差動歯車の支持装置1を回転
可能に支持するベアリング手段を取着するのに役立つ。
差動歯車の支持装置の内部には互いに直接軸方向に隣接
するように配置される異なる大きさの2つの車軸歯車
7,8が示される。車軸歯車は車軸開口5,6を貫通す
る車軸をその中に差し込むことができる内歯9,10か
らなる。図示実施例において、車軸歯車は特殊なベアリ
ング手段を含まないが、長手方向軸線Aに対して同軸的
に延びる筒状孔内にそれらの歯の頭部が直接支持され
る。−下方の車軸歯車7参照。第1のより大きい車軸歯
車7は2つの歯付き部分15および16からなる少なく
とも1つの遊星歯車または差動歯車11に係合する。第
1の歯付き部分15のみが車軸歯車7に係合し、それら
は両方とも等しい長さからなる。差動歯車11の歯付き
部分16は第2の車軸歯車8により占有される軸方向領
域内に延在する。車軸歯車8は少なくとも1つの遊星歯
車または差動歯車12に係合する。差動機能を達成する
ために、各差動歯車12は、その均一な歯付き領域17
によつて、少なくとも1つの差動歯車11の歯付き部分
16に直接係合する。図示された両方の差動歯車11お
よび12はそれらのそれぞれの直径に適合させられかつ
その中でそれらがそれらの歯付き領域の歯の頭部によつ
て直接摺動する筒状孔13,14内に支持される。
面に基づき説明する。点線において、図は個々の部分、
とくに中央筒状部分および2枚の円板形状カバー、また
は一端で閉止されたハウジング部分および単一の円板形
状カバーから構成される差動歯車の支持装置を示す。差
動歯車の支持装置1は、その輪郭において、フランジ2
および軸開口5,6に関して同心的に配置される軸受突
起3および4を有するように示される。軸受3,4は駆
動装置ハウジングの内部に差動歯車の支持装置1を回転
可能に支持するベアリング手段を取着するのに役立つ。
差動歯車の支持装置の内部には互いに直接軸方向に隣接
するように配置される異なる大きさの2つの車軸歯車
7,8が示される。車軸歯車は車軸開口5,6を貫通す
る車軸をその中に差し込むことができる内歯9,10か
らなる。図示実施例において、車軸歯車は特殊なベアリ
ング手段を含まないが、長手方向軸線Aに対して同軸的
に延びる筒状孔内にそれらの歯の頭部が直接支持され
る。−下方の車軸歯車7参照。第1のより大きい車軸歯
車7は2つの歯付き部分15および16からなる少なく
とも1つの遊星歯車または差動歯車11に係合する。第
1の歯付き部分15のみが車軸歯車7に係合し、それら
は両方とも等しい長さからなる。差動歯車11の歯付き
部分16は第2の車軸歯車8により占有される軸方向領
域内に延在する。車軸歯車8は少なくとも1つの遊星歯
車または差動歯車12に係合する。差動機能を達成する
ために、各差動歯車12は、その均一な歯付き領域17
によつて、少なくとも1つの差動歯車11の歯付き部分
16に直接係合する。図示された両方の差動歯車11お
よび12はそれらのそれぞれの直径に適合させられかつ
その中でそれらがそれらの歯付き領域の歯の頭部によつ
て直接摺動する筒状孔13,14内に支持される。
【0012】図1に示されるごとき筒状孔13は同一直
径を有し、それは、差動歯車11の歯付き部分15,1
6が異なるピツチ円直径を有するけれども、それらが同
一の歯先円直径からなることを意味する。
径を有し、それは、差動歯車11の歯付き部分15,1
6が異なるピツチ円直径を有するけれども、それらが同
一の歯先円直径からなることを意味する。
【0013】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、駆動装置ハウ
ジング内に回転可能に支持されかつ外部から回転駆動し
得る差動歯車の支持装置と、該差動歯車の支持装置内に
同軸的に支持され、前後各車軸に一体回転可能に接続さ
れかつ異なるピツチ円直径からなる2つの車軸歯車と、
前記差動歯車の支持装置内で前記車軸歯車に対して平行
に支持されかつその歯が前記車軸歯車の一方の歯に係合
する複数の差動歯車およびその歯が、前記車軸歯車の他
方の歯に係合しかつそれらの歯の頭部によつて、前記差
動歯車の支持装置の軸方向孔内に摺動可能に支持される
さらに他の差動歯車の少なくとも1つを有し、第1の差
動歯車が、両方の車軸歯車の軸方向長さに及ぶ長さを有
しかつ異なるピツチ円直径を有する2つの異なる歯付き
部分からなり、その第1の歯付き部分が、より大きいピ
ツチ円直径を有する前記車軸歯車に係合しかつ第2の歯
付き部分が、前記さらに他の差動歯車の少なくとも1つ
に係合しそして前記第2の差動歯車が、より小さいピツ
チ円直径を有する前記車軸歯車の軸方向長さに及ぶ長さ
を有しかつその長さに沿って、前記第1差動歯車の少な
くとも1つ及び前記車軸歯車の両方に係合する、錠止作
用を有する、差動歯車駆動装置において、前記第1差動
歯車の両歯付き部分の歯先円の直径が、互いに同一であ
り、そして前記第1差動歯車が、一定の直径からなりか
つ前記差動歯車の長さ全体に沿って延びる孔内に支持さ
れる構成としたので、単一の工具で内孔全体を機械加工
することができかつしたがつて従来装置に比してより簡
単化し得る差動歯車駆動装置を提供することができる。
ジング内に回転可能に支持されかつ外部から回転駆動し
得る差動歯車の支持装置と、該差動歯車の支持装置内に
同軸的に支持され、前後各車軸に一体回転可能に接続さ
れかつ異なるピツチ円直径からなる2つの車軸歯車と、
前記差動歯車の支持装置内で前記車軸歯車に対して平行
に支持されかつその歯が前記車軸歯車の一方の歯に係合
する複数の差動歯車およびその歯が、前記車軸歯車の他
方の歯に係合しかつそれらの歯の頭部によつて、前記差
動歯車の支持装置の軸方向孔内に摺動可能に支持される
さらに他の差動歯車の少なくとも1つを有し、第1の差
動歯車が、両方の車軸歯車の軸方向長さに及ぶ長さを有
しかつ異なるピツチ円直径を有する2つの異なる歯付き
部分からなり、その第1の歯付き部分が、より大きいピ
ツチ円直径を有する前記車軸歯車に係合しかつ第2の歯
付き部分が、前記さらに他の差動歯車の少なくとも1つ
に係合しそして前記第2の差動歯車が、より小さいピツ
チ円直径を有する前記車軸歯車の軸方向長さに及ぶ長さ
を有しかつその長さに沿って、前記第1差動歯車の少な
くとも1つ及び前記車軸歯車の両方に係合する、錠止作
用を有する、差動歯車駆動装置において、前記第1差動
歯車の両歯付き部分の歯先円の直径が、互いに同一であ
り、そして前記第1差動歯車が、一定の直径からなりか
つ前記差動歯車の長さ全体に沿って延びる孔内に支持さ
れる構成としたので、単一の工具で内孔全体を機械加工
することができかつしたがつて従来装置に比してより簡
単化し得る差動歯車駆動装置を提供することができる。
【図1】本発明による差動歯車駆動装置の差動歯車の支
持装置を示す長手方向断面図である。
持装置を示す長手方向断面図である。
【図2】従来技術による差動歯車の支持装置を示す長手
方向断面図である。
方向断面図である。
1 差動歯車の支持装置 2 フランジ 3 軸受突起 4 軸受突起 7 車軸歯車(第1のより大きな車軸歯車) 8 車軸歯車(第2の車軸歯車) 9 内歯 10 内歯 11 差動歯車(遊星歯車) 12 差動歯車(遊星歯車) 13 筒状孔 14 筒状孔 15 歯付き部分 16 歯付き部分
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動装置ハウジング内に回転可能に支持
されかつ外部から回転駆動し得る差動歯車の支持装置
(1)と、該差動歯車の支持装置(1)内に同軸的に支
持され、前後各車軸に一体回転可能に接続されかつ異な
るピツチ円直径からなる2つの車軸歯車(7,8)と、
前記差動歯車の支持装置(1)内で前記車軸歯車に対し
て平行に支持されかつその歯が前記車軸歯車(7,8)
の一方の歯に係合する複数の差動歯車(11,12)お
よびその歯が、前記車軸歯車(7,8)の他方の歯に係
合しかつそれらの歯の頭部によつて、前記差動歯車の支
持装置(1)の軸方向孔(13,14)内に摺動可能に
支持されるさらに他の差動歯車の少なくとも1つを有
し、第1の差動歯車(11)が両方の車軸歯車(7,
8)の軸方向長さに及ぶ長さを有しかつ異なるピツチ円
直径を有する2つの異なる歯付き部分(15,16)か
らなり、その第1の歯付き部分(15)が、より大きい
ピツチ円直径を有する前記車軸歯車(7)に係合しかつ
第2の歯付き部分(16)が、前記さらに他の差動歯車
(12)の少なくとも1つに係合し、そして前記第2の
差動歯車(12)が、より小さいピツチ円直径を有する
前記車軸歯車(8)の軸方向長さに及ぶ長さを有しかつ
その長さに沿って、前記第1差動歯車(11)の少なく
とも1つ及び前記車軸歯車(8)の両方に係合する、錠
止作用を有する、差動歯車駆動装置において、 前記第1差動歯車(11)の両歯付き部分(15,1
6)の歯先円の直径が、互いに同一であり、そして前記
第1差動歯車(11)が、一定の直径からなりかつ前記
差動歯車(11)の長さ全体に沿って延びる孔(13)
内に支持されることを特徴とする差動歯車駆動装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE195-06-068-7 | 1995-02-22 | ||
DE19506068A DE19506068C1 (de) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | Differentialgetriebe mit Sperrwirkung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08247253A JPH08247253A (ja) | 1996-09-24 |
JP2747901B2 true JP2747901B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=7754694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8058279A Expired - Lifetime JP2747901B2 (ja) | 1995-02-22 | 1996-02-22 | 差動歯車駆動装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5637050A (ja) |
JP (1) | JP2747901B2 (ja) |
DE (1) | DE19506068C1 (ja) |
FR (1) | FR2730781B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
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