JP2745739B2 - クッションピン選択装置 - Google Patents
クッションピン選択装置Info
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- JP2745739B2 JP2745739B2 JP1290586A JP29058689A JP2745739B2 JP 2745739 B2 JP2745739 B2 JP 2745739B2 JP 1290586 A JP1290586 A JP 1290586A JP 29058689 A JP29058689 A JP 29058689A JP 2745739 B2 JP2745739 B2 JP 2745739B2
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- cushion
- bolster plate
- lifter
- cushion pin
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プレス機械に於けるクッションピン選択装
置に関するものである。
置に関するものである。
[従来の技術] 従来、第3図(イ)(ロ)に示されるように、プレス
機械41に於いては、ベッド1の内部にダイクッション2
を設置し、ベッド1上にプレス機械41外へ移動可能なキ
ャリア3を介してボルスタプレート4を、前記ダイクッ
ション2上方に位置するよう固定するとともに、前記キ
ャリア3に固着された支持部材5にピンプレート6を、
前記ダイクッション2及びボルスタプレート4間に位置
するよう取付け、前記ボルスタプレート4及びピンプレ
ート6には夫々、前記ダイクッション2の圧力を図示し
ない金型の中子等へ伝えるクッションピン7挿入用のピ
ン孔8を複数穿設してある。
機械41に於いては、ベッド1の内部にダイクッション2
を設置し、ベッド1上にプレス機械41外へ移動可能なキ
ャリア3を介してボルスタプレート4を、前記ダイクッ
ション2上方に位置するよう固定するとともに、前記キ
ャリア3に固着された支持部材5にピンプレート6を、
前記ダイクッション2及びボルスタプレート4間に位置
するよう取付け、前記ボルスタプレート4及びピンプレ
ート6には夫々、前記ダイクッション2の圧力を図示し
ない金型の中子等へ伝えるクッションピン7挿入用のピ
ン孔8を複数穿設してある。
前記ダイクッション2には、空気圧、油圧、ばね圧、
ゴム圧等を利用するものがあるが、第3図(イ)(ロ)
に示されるものは空気圧式のものであり、円筒状の固定
ブロック9に、中心部にガイドロッド10を有するシリン
ダ本体11を、気密を保持しながら摺動自在となるよう嵌
装し、該シリンダ本体11上面にパッド12を一体に取付
け、前記固定ブロック9及びシリンダ本体11によって形
成されるエア室13内へ、図示しないエア配管を介して空
気を供給、排出することにより、前記パッド12を昇降さ
せるようになっている。
ゴム圧等を利用するものがあるが、第3図(イ)(ロ)
に示されるものは空気圧式のものであり、円筒状の固定
ブロック9に、中心部にガイドロッド10を有するシリン
ダ本体11を、気密を保持しながら摺動自在となるよう嵌
装し、該シリンダ本体11上面にパッド12を一体に取付
け、前記固定ブロック9及びシリンダ本体11によって形
成されるエア室13内へ、図示しないエア配管を介して空
気を供給、排出することにより、前記パッド12を昇降さ
せるようになっている。
前記の如きプレス機械では、金型(図示せず)の交換
時には、キャリア3によってボルスタプレート4及びそ
れまで使っていた金型をプレス機械41外へ搬出し、該金
型をクレーン等によってボルスタプレート4上から吊り
上げて除去し、金型に応じた所要位置に於けるボルスタ
プレート4のピン孔8に対して作業員が複数のクッショ
ンピン7を一本ずつ挿入した後、新しい金型をボルスタ
プレート4上に載置しキャリア3によって第3図(ロ)
に示される状態となるようにプレス機械41内に搬入す
る。
時には、キャリア3によってボルスタプレート4及びそ
れまで使っていた金型をプレス機械41外へ搬出し、該金
型をクレーン等によってボルスタプレート4上から吊り
上げて除去し、金型に応じた所要位置に於けるボルスタ
プレート4のピン孔8に対して作業員が複数のクッショ
ンピン7を一本ずつ挿入した後、新しい金型をボルスタ
プレート4上に載置しキャリア3によって第3図(ロ)
に示される状態となるようにプレス機械41内に搬入す
る。
この状態から、第3図(イ)に示されるようにシリン
ダ本体11を上昇行程端位置まで上昇させクッションピン
7の上端部をボルスタプレート4より所要量突出させた
後、被加工素材(図示せず)のプレス加工を行うと、ダ
イクッション2の圧力即ちエア室13内の圧力が複数のク
ッションピン7を介して金型の中子等へ伝達されなが
ら、前記シリンダ本体11は、第3図(ロ)に示されるよ
うに下降行程端位置まで徐々に下降し、前記クッション
ピン7の上端部がボルスタプレート4内に完全に沈み込
んだ状態で、前記被加工素材のプレス加工が完了するよ
うになっている。
ダ本体11を上昇行程端位置まで上昇させクッションピン
7の上端部をボルスタプレート4より所要量突出させた
後、被加工素材(図示せず)のプレス加工を行うと、ダ
イクッション2の圧力即ちエア室13内の圧力が複数のク
ッションピン7を介して金型の中子等へ伝達されなが
ら、前記シリンダ本体11は、第3図(ロ)に示されるよ
うに下降行程端位置まで徐々に下降し、前記クッション
ピン7の上端部がボルスタプレート4内に完全に沈み込
んだ状態で、前記被加工素材のプレス加工が完了するよ
うになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の如く、金型を交換する度毎に作
業員がクッションピン7を必要なピン孔8に挿入するの
では、作業効率が極めて悪く、しかも、誤った位置にク
ッションピン7を挿入してしまう可能性があった。
業員がクッションピン7を必要なピン孔8に挿入するの
では、作業効率が極めて悪く、しかも、誤った位置にク
ッションピン7を挿入してしまう可能性があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、作業効率の向上を図る
ことができ且つ人為的ミスを防止し得るクッションピン
選択装置を提供しようとするものである。
ことができ且つ人為的ミスを防止し得るクッションピン
選択装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、プレス機械のボルスタプレートに穿設され
た各ピン孔上端開口部内周面に係合凹部を設け、各クッ
ションピン上端部に前記係合凹部に係合可能なストッパ
ピンをその先端部がクッションピン外周面より半径方向
に突出、引込み自在となるよう設け、クッションピン軸
心部に下面側からロックピンを昇降自在に嵌入すると共
に、該ロックピン上端部外周面に、その昇降によって前
記ストッパピン基端部と係脱可能なカム部を形成し、ボ
ルスタプレート下方に昇降可能なピンリフタを設け、該
ピンリフタ上面に、前記クッションピンを載置し得且つ
前記ロックピンを昇降せしめ得る伸縮装置を設けたこと
を特徴とするものである。
た各ピン孔上端開口部内周面に係合凹部を設け、各クッ
ションピン上端部に前記係合凹部に係合可能なストッパ
ピンをその先端部がクッションピン外周面より半径方向
に突出、引込み自在となるよう設け、クッションピン軸
心部に下面側からロックピンを昇降自在に嵌入すると共
に、該ロックピン上端部外周面に、その昇降によって前
記ストッパピン基端部と係脱可能なカム部を形成し、ボ
ルスタプレート下方に昇降可能なピンリフタを設け、該
ピンリフタ上面に、前記クッションピンを載置し得且つ
前記ロックピンを昇降せしめ得る伸縮装置を設けたこと
を特徴とするものである。
[作用] 従ってピンリフタを上昇せしめ、伸縮装置上に載置さ
れたクッションピン上端部を各ピン孔に挿入した状態
で、クッションピンを必要とするピン孔に対応する位置
の伸縮装置のみを作動せしめロックピンを昇降せしめる
と、ロックピンのカム部に対するストッパピン基端部の
係脱により、ストッパピン先端部がクッションピン上端
部外周面から突出してピン孔の係合凹部と係合するの
で、この状態でピンリフタを下降せしめると、クッショ
ンピンを必要とするピン孔内にのみクッションピンが挿
入されたまま残留し、それ以外のピン孔に対応する位置
のクッションピンは伸縮装置上に載置されたままピンリ
フタと共にボルスタプレート下方へ下降する。
れたクッションピン上端部を各ピン孔に挿入した状態
で、クッションピンを必要とするピン孔に対応する位置
の伸縮装置のみを作動せしめロックピンを昇降せしめる
と、ロックピンのカム部に対するストッパピン基端部の
係脱により、ストッパピン先端部がクッションピン上端
部外周面から突出してピン孔の係合凹部と係合するの
で、この状態でピンリフタを下降せしめると、クッショ
ンピンを必要とするピン孔内にのみクッションピンが挿
入されたまま残留し、それ以外のピン孔に対応する位置
のクッションピンは伸縮装置上に載置されたままピンリ
フタと共にボルスタプレート下方へ下降する。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
尚、第1図及び第2図(イ)(ロ)中、第3図(イ)
(ロ)と同一符号を付した部分は同一物を表わしてい
る。
(ロ)と同一符号を付した部分は同一物を表わしてい
る。
第1図及び第2図(イ)(ロ)は本発明の一実施例で
あり、ボルスタプレート4に穿設したピン孔8上端開口
部内周面に係合凹部14をそれぞれ設ける一方、第2図
(イ)(ロ)に示す如く、各クッションピン7の軸心部
にロックピン15を、その上部がクッションピン7内部に
形成された嵌入穴16に、又その下部がクッションピン7
下面に開口する嵌入孔17にそれぞれ摺動自在に嵌合する
よう嵌入し、該ロックピン15が、クッションピン7軸線
方向に少なくとも所要ストロークS分だけ昇降自在とな
るようにすると共に、各クッションピン7の上端部に前
記係合凹部14に係合可能なストッパピン21をクッション
ピン7外周面より半径方向に突出、引込み自在となるよ
う配設する。
あり、ボルスタプレート4に穿設したピン孔8上端開口
部内周面に係合凹部14をそれぞれ設ける一方、第2図
(イ)(ロ)に示す如く、各クッションピン7の軸心部
にロックピン15を、その上部がクッションピン7内部に
形成された嵌入穴16に、又その下部がクッションピン7
下面に開口する嵌入孔17にそれぞれ摺動自在に嵌合する
よう嵌入し、該ロックピン15が、クッションピン7軸線
方向に少なくとも所要ストロークS分だけ昇降自在とな
るようにすると共に、各クッションピン7の上端部に前
記係合凹部14に係合可能なストッパピン21をクッション
ピン7外周面より半径方向に突出、引込み自在となるよ
う配設する。
前記ロックピン15は、その上端部外周面に前記ストッ
パピン21基端部が係脱可能なテーパ状の凹部からなるカ
ム部22が形成されており、クッションピン7内部の前記
嵌入穴16に配設された圧縮ばね23によって下方に付勢さ
れている。
パピン21基端部が係脱可能なテーパ状の凹部からなるカ
ム部22が形成されており、クッションピン7内部の前記
嵌入穴16に配設された圧縮ばね23によって下方に付勢さ
れている。
前記ストッパピン21は、クッションピン7外周面から
前記嵌入穴16へ貫通する装入孔24内に収容され、該装入
孔24の外周側開口部に固定され軸受部材25に対しクッシ
ョンピン7半径方向へ摺動自在に嵌合され、軸受部材25
とストッパピン21基端部のフランジ部26との間に装入さ
れた圧縮ばね27によってクッションピン7半径方向軸心
側へ付勢されている。
前記嵌入穴16へ貫通する装入孔24内に収容され、該装入
孔24の外周側開口部に固定され軸受部材25に対しクッシ
ョンピン7半径方向へ摺動自在に嵌合され、軸受部材25
とストッパピン21基端部のフランジ部26との間に装入さ
れた圧縮ばね27によってクッションピン7半径方向軸心
側へ付勢されている。
一方、第1図に示す如く、プレス機械外部所要位置に
於けるキャリア3移動面28下方に、垂直方向に配したガ
イドバー18及びシリンダ20が下面に連結されたピンリフ
タ19を昇降可能に設け、該ピンリフタ19上面に、前記ク
ッションピン7を載置可能且つ該クッションピン7内部
のロックピン15(第2図参照)を昇降せしめ得るマグネ
ットシリンダ等の伸縮装置29を配設する。
於けるキャリア3移動面28下方に、垂直方向に配したガ
イドバー18及びシリンダ20が下面に連結されたピンリフ
タ19を昇降可能に設け、該ピンリフタ19上面に、前記ク
ッションピン7を載置可能且つ該クッションピン7内部
のロックピン15(第2図参照)を昇降せしめ得るマグネ
ットシリンダ等の伸縮装置29を配設する。
本実施例に於いては、伸縮装置29にマグネットシリン
ダを用いた場合を示しており、第2図(イ)(ロ)に示
す如く、ピンリフタ19上面にボルト30によって固定され
たケーシング31内部に、コイル32を設け、該コイル32中
心部に、固定コア36と、該固定コア36上に圧縮ばね37を
介して昇降自在に配される可動コア38とを設け、該可動
コア38上面に、該可動コア38の上昇を制限するフランジ
39を介して、先端部がケーシング31上面より外部へ突出
する作動ピン40を固着し、前記コイル32を励磁していな
い場合には第2図(イ)に示す如く作動ピン40先端部が
圧縮ばね37の付勢力によってケーシング31上面より外部
へ突出した状態で保持され、コイル32を励磁した場合に
は、第2図(ロ)に示す如く、可動コア38が圧縮ばね37
の付勢力に抗して下降し作動ピン40先端部がケーシング
31内に引き込まれるようにしてある。
ダを用いた場合を示しており、第2図(イ)(ロ)に示
す如く、ピンリフタ19上面にボルト30によって固定され
たケーシング31内部に、コイル32を設け、該コイル32中
心部に、固定コア36と、該固定コア36上に圧縮ばね37を
介して昇降自在に配される可動コア38とを設け、該可動
コア38上面に、該可動コア38の上昇を制限するフランジ
39を介して、先端部がケーシング31上面より外部へ突出
する作動ピン40を固着し、前記コイル32を励磁していな
い場合には第2図(イ)に示す如く作動ピン40先端部が
圧縮ばね37の付勢力によってケーシング31上面より外部
へ突出した状態で保持され、コイル32を励磁した場合に
は、第2図(ロ)に示す如く、可動コア38が圧縮ばね37
の付勢力に抗して下降し作動ピン40先端部がケーシング
31内に引き込まれるようにしてある。
又、前記圧縮ばね37の付勢力は、ロックピン15を下方
へ付勢する圧縮ばね23の付勢力により大きく設定し、コ
イル32非励磁状態に於いて伸縮装置29上に載置されるク
ッションピン7のロックピン15が、クッションピン7下
面に開口する嵌入孔17内に挿入される作動ピン40によっ
て第2図(イ)の如く上昇させられ、圧縮ばね27によっ
てクッションピン7半径方向軸心側へ付勢されるストッ
パピン21基端部が凹状のカム部22に係合し、ストッパピ
ン21先端部がクッションピン7外周面より引き込まれる
ようにしてあり、更に、前記圧縮ばね23の付勢力は、コ
イル32励磁状態(或はクッションピン7が伸縮装置29上
に載置されていない状態)に於いてロックピン15を圧縮
ばね27によるストッパピン21基端部とカム部22との係合
状態が解除されるよう下降せしめ、第2図(ロ)の如く
ストッパピン21先端部をクッションピン7外周面より突
出状態に保持し得るように設定してある。
へ付勢する圧縮ばね23の付勢力により大きく設定し、コ
イル32非励磁状態に於いて伸縮装置29上に載置されるク
ッションピン7のロックピン15が、クッションピン7下
面に開口する嵌入孔17内に挿入される作動ピン40によっ
て第2図(イ)の如く上昇させられ、圧縮ばね27によっ
てクッションピン7半径方向軸心側へ付勢されるストッ
パピン21基端部が凹状のカム部22に係合し、ストッパピ
ン21先端部がクッションピン7外周面より引き込まれる
ようにしてあり、更に、前記圧縮ばね23の付勢力は、コ
イル32励磁状態(或はクッションピン7が伸縮装置29上
に載置されていない状態)に於いてロックピン15を圧縮
ばね27によるストッパピン21基端部とカム部22との係合
状態が解除されるよう下降せしめ、第2図(ロ)の如く
ストッパピン21先端部をクッションピン7外周面より突
出状態に保持し得るように設定してある。
更に、第1図に示す如く、前記ピンリフタ19上方の所
定の位置にボルスタプレート4のピン孔8に対応するピ
ン孔33を鉛直方向に穿設したカバープレート34を設ける
と共に、前記ピンリフタ19上面に所定の高さを有する支
持部材35をピンリフタ19が所定の高さまで上昇した時に
前記カバープレート34下面に当接し得るように設ける。
定の位置にボルスタプレート4のピン孔8に対応するピ
ン孔33を鉛直方向に穿設したカバープレート34を設ける
と共に、前記ピンリフタ19上面に所定の高さを有する支
持部材35をピンリフタ19が所定の高さまで上昇した時に
前記カバープレート34下面に当接し得るように設ける。
前述の如く構成したので、図示しない金型交換時に於
いてクッションピン7をボルスタプレート4に配設する
際には、キャリア3によってボルスタプレート4をプレ
ス機械外に搬出すると共に、ボルスタプレート4のピン
孔8とカバープレート34のピン孔33とが対応するように
前記キャリア3を位置させる。
いてクッションピン7をボルスタプレート4に配設する
際には、キャリア3によってボルスタプレート4をプレ
ス機械外に搬出すると共に、ボルスタプレート4のピン
孔8とカバープレート34のピン孔33とが対応するように
前記キャリア3を位置させる。
このとき、シリンダ20は収縮しており、ピンリフタ19
は下降位置にある。
は下降位置にある。
又、クッションピン7はそれぞれ非励磁状態の伸縮装
置29上に載置されている。
置29上に載置されている。
ピン孔8とピン孔33とが対応するようにキャリア3を
位置させたならば、シリンダ20を伸長させてピンリフタ
19を上昇させる。
位置させたならば、シリンダ20を伸長させてピンリフタ
19を上昇させる。
ピンリフタ19はガイドバー18によって水平を保ちつつ
上昇し、ピンリフタ19が上昇すると、クッションピン7
はカバープレート34のピン孔33内を摺動しながら垂直を
保ちつつ上昇する。
上昇し、ピンリフタ19が上昇すると、クッションピン7
はカバープレート34のピン孔33内を摺動しながら垂直を
保ちつつ上昇する。
クッションピン7の過半がカバープレート34上面より
突出し、クッションピン7の上端部がボルスタプレート
4のピン孔8に進入すると、ピンリフタ19の上昇に伴っ
て支持部材35がカバープレート34下面に当接し、該カバ
ープレート34は垂直に上昇する。
突出し、クッションピン7の上端部がボルスタプレート
4のピン孔8に進入すると、ピンリフタ19の上昇に伴っ
て支持部材35がカバープレート34下面に当接し、該カバ
ープレート34は垂直に上昇する。
クッションピン7上端面とボルスタプレート4上面と
が同一平面となるまでクッションピン7が上昇すると、
ピンリフタ19は停止し、必要とするクッションピン7を
載置している伸縮装置29のコイル32が励磁される。
が同一平面となるまでクッションピン7が上昇すると、
ピンリフタ19は停止し、必要とするクッションピン7を
載置している伸縮装置29のコイル32が励磁される。
コイル32が励磁されると、第2図(ロ)に示すよう
に、可動コア38が圧縮ばね37の付勢力に抗して下降し、
作動ピン40がケーシング31内に引き込まれ、ロックピン
15は圧縮ばね23の付勢力によって下方へ押し下げられ、
ストッパピン21基端部がカム部22から離脱し、ストッパ
ピン21先端部が圧縮ばね27の付勢力に抗してクッション
ピン7外周面より突出し前記ボルスタプレート4の係合
凹部14に係合する。
に、可動コア38が圧縮ばね37の付勢力に抗して下降し、
作動ピン40がケーシング31内に引き込まれ、ロックピン
15は圧縮ばね23の付勢力によって下方へ押し下げられ、
ストッパピン21基端部がカム部22から離脱し、ストッパ
ピン21先端部が圧縮ばね27の付勢力に抗してクッション
ピン7外周面より突出し前記ボルスタプレート4の係合
凹部14に係合する。
この状態でシリンダ20を収縮させてピンリフタ19を下
降させると、コイル32が励磁されていない伸縮装置29上
に載置されているクッションピン7はピンリフタ19と共
に下降してボルスタプレート4のピン孔8より抜き出さ
れ、必要とするクッションピン7のみがボルスタプレー
ト4に残留する。
降させると、コイル32が励磁されていない伸縮装置29上
に載置されているクッションピン7はピンリフタ19と共
に下降してボルスタプレート4のピン孔8より抜き出さ
れ、必要とするクッションピン7のみがボルスタプレー
ト4に残留する。
ピンリフタ19の下降に伴って、カバープレート34が所
定の位置まで下降し、伸縮装置29上に載置されているク
ッションピン7上端面とカバープレート34上面とが同一
平面となるまでクッションピン7が下降したならば、ボ
ルスタプレート4に金型(図示せず)を載置し、キャリ
ア3によってボルスタプレート4及び金型をプレス機械
内に搬入する。
定の位置まで下降し、伸縮装置29上に載置されているク
ッションピン7上端面とカバープレート34上面とが同一
平面となるまでクッションピン7が下降したならば、ボ
ルスタプレート4に金型(図示せず)を載置し、キャリ
ア3によってボルスタプレート4及び金型をプレス機械
内に搬入する。
一方、クッションピン7をボルスタプレート4より抜
き出す際には、前記ボルスタプレート4にクッションピ
ン7を配設したときと同様に、キャリア3をボルスタプ
レート4のピン孔8とカバープレート34のピン孔33とが
対応するように位置させ、シリンダ20を伸長させてピン
リフタ19を上昇させる。
き出す際には、前記ボルスタプレート4にクッションピ
ン7を配設したときと同様に、キャリア3をボルスタプ
レート4のピン孔8とカバープレート34のピン孔33とが
対応するように位置させ、シリンダ20を伸長させてピン
リフタ19を上昇させる。
このときボルスタプレート4に保持されているクッシ
ョンピン7下方の伸縮装置29は、コイル32を励磁してお
くことにより、作動ピン40をケーシング31内に引き込ま
せた状態にしておく。
ョンピン7下方の伸縮装置29は、コイル32を励磁してお
くことにより、作動ピン40をケーシング31内に引き込ま
せた状態にしておく。
ピンリフタ19を所定の位置まで上昇させ第2図(ロ)
の如く、ボルスタプレート4に保持されているクッショ
ンピン7を伸縮装置29上に載置せしめた状態で、該伸縮
装置29のコイル32を消磁すると、圧縮ばね37の付勢力に
よって第2図(イ)の如く可動コア38が上昇し、作動ピ
ン40によってロックピン15が押し上げられ、圧縮ばね27
によってクッションピン7半径方向軸心側へ付勢される
ストッパピン21基端部がカム部22に係合し、ストッパピ
ン21先端部がクッションピン7外周面から内部へ引き込
まれる。
の如く、ボルスタプレート4に保持されているクッショ
ンピン7を伸縮装置29上に載置せしめた状態で、該伸縮
装置29のコイル32を消磁すると、圧縮ばね37の付勢力に
よって第2図(イ)の如く可動コア38が上昇し、作動ピ
ン40によってロックピン15が押し上げられ、圧縮ばね27
によってクッションピン7半径方向軸心側へ付勢される
ストッパピン21基端部がカム部22に係合し、ストッパピ
ン21先端部がクッションピン7外周面から内部へ引き込
まれる。
この状態でシリンダ20を収縮させ、ピンリフタ19を下
降させれば、クッションピン7はピンリフタ19の下降に
伴ってボルスタプレート4より引き抜かれることにな
る。
降させれば、クッションピン7はピンリフタ19の下降に
伴ってボルスタプレート4より引き抜かれることにな
る。
こうして、クッションピン7をボルスタプレート4の
必要個所に容易且つ確実にセットすることが可能とな
り、作業効率の向上並びに人為的ミスの防止に役立てる
ことができる。
必要個所に容易且つ確実にセットすることが可能とな
り、作業効率の向上並びに人為的ミスの防止に役立てる
ことができる。
尚、本発明のクッションピン選択装置は、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のクッションピン選択装
置によれば、クッションピンの選択を機械的に行うので
作業効率の向上を図ることができると共に、人為的ミス
によるクッションピンの配設の誤りを防止できるという
優れた効果を奏し得る。
置によれば、クッションピンの選択を機械的に行うので
作業効率の向上を図ることができると共に、人為的ミス
によるクッションピンの配設の誤りを防止できるという
優れた効果を奏し得る。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図(イ)
(ロ)は第1図に示す装置のクッションピン及び伸縮装
置の側断面詳細図、第3図(イ)(ロ)は従来のプレス
機械を示す側断面図である。 3はキャリア、4はボルスタプレート、7はクッション
ピン、8はピン孔、14は係合凹部、15はロックピン、19
はピンリフタ、20はシリンダ、21はストッパピン、22は
カム部、29は伸縮装置、41はプレス機械を示す。
(ロ)は第1図に示す装置のクッションピン及び伸縮装
置の側断面詳細図、第3図(イ)(ロ)は従来のプレス
機械を示す側断面図である。 3はキャリア、4はボルスタプレート、7はクッション
ピン、8はピン孔、14は係合凹部、15はロックピン、19
はピンリフタ、20はシリンダ、21はストッパピン、22は
カム部、29は伸縮装置、41はプレス機械を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】プレス機械のボルスタプレートに穿設され
た各ピン孔上端開口部内周面に係合凹部を設け、各クッ
ションピン上端部に前記係合凹部に係合可能なストッパ
ピンをその先端部がクッションピン外周面より半径方向
に突出、引込み自在となるよう設け、クッションピン軸
心部に下面側からロックピンを昇降自在に嵌入すると共
に、該ロックピン上端部外周面に、その昇降によって前
記ストッパピン基端部と係脱可能なカム部を形成し、ボ
ルスタプレート下方に昇降可能なピンリフタを設け、該
ピンリフタ上面に、前記クッションピンを載置し得且つ
前記ロックピンを昇降せしめ得る伸縮装置を設けたこと
を特徴とするクッションピン選択装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1290586A JP2745739B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | クッションピン選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1290586A JP2745739B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | クッションピン選択装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03151198A JPH03151198A (ja) | 1991-06-27 |
JP2745739B2 true JP2745739B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17757937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1290586A Expired - Lifetime JP2745739B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | クッションピン選択装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745739B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3010647B1 (fr) * | 2013-09-13 | 2016-02-19 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Tige de poussee d'outillage d'emboutissage |
CN108613608B (zh) * | 2018-06-22 | 2023-11-07 | 江苏润模汽车检测装备有限公司 | 一种汽车钣金零件的自动化销孔检测装置及方法 |
-
1989
- 1989-11-08 JP JP1290586A patent/JP2745739B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03151198A (ja) | 1991-06-27 |
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