JPH08309755A - タイヤ加硫装置 - Google Patents

タイヤ加硫装置

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Publication number
JPH08309755A
JPH08309755A JP14542095A JP14542095A JPH08309755A JP H08309755 A JPH08309755 A JP H08309755A JP 14542095 A JP14542095 A JP 14542095A JP 14542095 A JP14542095 A JP 14542095A JP H08309755 A JPH08309755 A JP H08309755A
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JP
Japan
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post
ring
bladder
mold
hole
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Application number
JP14542095A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Nagabuchi
英一 永渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH08309755A publication Critical patent/JPH08309755A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上、下金型37、23を含む上、下側部材38、
24を高能率で容易に交換する。 【構成】 センターポスト 126を上、下ポスト88、 1
17に分割し、ブラダ71の下端を把持する支持体73にブラ
ダ71の上端を把持する上ポスト88を昇降可能に挿入する
とともに、この支持体73を下金型23に支持させたので、
上、下金型37、23の交換時、これら支持体73、ブラダ7
1、上ポスト88は上、下金型37、23と一体的に搬入出さ
れ、ブラダ71およびこれを把持している部材の取付け取
り外し作業が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上、下金型を高能率
で交換することができるタイヤ加硫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤ加硫装置としては、例えば
特開昭58ー122843号公報に記載されているよう
なものが知られている。このものは、ベースと、該ベー
ス上に着脱可能に取り付けられ、リング状の下金型を有
する下側部材と、下側部材の上方に設置され、前記下金
型と対をなすリング状の上金型を有する上側部材と、上
側部材が着脱可能に取り付けられ、上側部材を下側部材
に対して離隔あるいは接近させることにより、上、下金
型からなるタイヤ加硫金型を開閉する開閉手段と、下金
型によって外縁部が下方から支持され、ブラダの下端を
把持する下クランプリング、および上端部に前記下クラ
ンプリングとほぼ同径でブラダの上端を把持している上
クランプリングが設けられた昇降可能なセンターポスト
を有する中心機構とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のタイヤ加硫装置にあっては、下クランプリン
グが下金型に下方から支持されているため、下金型を取
出そうとすると、この下クランプリングおよび上クラン
プリングと下金型とが干渉するのである。このため、
上、下金型を含む上、下側部材を交換しようとする場合
には、上、下金型を開放した状態で、一旦作業者が上、
下クランプリングおよびブラダを中心機構から取り外
し、下金型、下側部材の交換後に再び、上、下クランプ
リング、ブラダを中心機構に取り付けるという作業が必
要となり、交換作業に多大の労力と時間が必要になると
いう問題点がある。
【0004】この発明は、上、下金型を含む上、下側部
材を高能率で容易に交換することができるタイヤ加硫装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、ベー
スと、該ベース上に着脱可能に取り付けられ、リング状
の下金型を有する下側部材と、下側部材の上方に設置さ
れ、前記下金型と対をなすリング状の上金型を有する上
側部材と、上側部材が着脱可能に取り付けられ、上側部
材を下側部材に対して離隔あるいは接近させることによ
り、上、下金型からなるタイヤ加硫金型を開閉する開閉
手段と、下金型によって外縁部が下方から支持され、ブ
ラダの下端を把持する支持体と、上下方向に延びるとと
もに支持体の中央に形成された貫通孔に昇降可能に挿入
され、上端部においてブラダの上端を把持する上ポスト
と、上ポストの直下にこれと同軸関係を保って設置さ
れ、上端が上ポストに連結可能で、上ポストに連結され
たとき、該上ポストと一体となってセンターポストを構
成する下ポストと、下ポストを昇降させる昇降手段と、
を備えることにより達成することができる。
【0006】
【作用】前述したタイヤ加硫装置を用いて加硫を行う場
合には、未加硫タイヤを下金型上に搬入して略円筒状を
呈しているブラダの外側にセットした後、開閉手段によ
って上側部材を下側部材に接近させるとともに、昇降手
段によって上、下ポストを下降させる。そして、上、下
金型が閉止されてタイヤ加硫金型内に未加硫タイヤが収
納されると、ブラダ内に加硫媒体を供給し未加硫タイヤ
に対し加硫を行う。そして、未加硫タイヤに対する加硫
が終了すると、開閉手段によって上側部材を下側部材か
ら離隔させ、上、下金型を開放すると共に、昇降手段に
よって上、下ポストを上昇させ、ブラダを略円筒状に変
形させる。次に、タイヤ加硫装置から加硫済みタイヤを
取り出す。
【0007】そして、このようなタイヤ加硫装置におい
て、上、下金型を含む上、下側部材を交換する場合に
は、上、下金型を閉止させた状態で上、下側部材を開閉
手段、ベースからそれぞれ取り外すとともに、下ポスト
を上ポストから切り離した後、昇降手段によって下降さ
せる。次に、上、下側部材をタイヤ加硫装置から搬出す
るが、このとき、下金型にはブラダの下端を把持してい
る支持体が支持され、また、この支持体には下ポストか
ら切り離されるとともにブラダの上端を把持している上
ポストが挿入されているので、支持体、上ポスト、ブラ
ダも上、下金型と一体となってタイヤ加硫装置から搬出
される。次に、所定種類の上、下金型を含む上、下側部
材および該下金型に支持されている支持体、上ポスト、
ブラダを一体としてタイヤ加硫装置に搬入した後、上、
下側部材を開閉手段、ベースにそれぞれ取付けるととも
に、下ポストを上昇させて上ポストに連結する。このよ
うに支持体、ブラダ、上ポストは上、下金型と一体とな
って搬入出されるので、上、下金型の交換の際にブラダ
を把持している部材を取り外したり取り付けたりする必
要がなくなり、上、下金型を含む上、下側部材を高能率
で容易に交換することができるのである。また、ブラダ
のみを交換するには、保管位置において上側部材を持ち
上げ上、下金型を開放した後、支持体、ブラダ、上ポス
トを下金型から取出して交換すればよく、交換作業が容
易となる。
【0008】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、内側ポスト体を、係止突起が外側ポスト体の段差に
当接し、さらに、外側ポスト体の当接突起が貫通孔の段
差に当接するまで外側ポスト体と共に上昇させること
で、ブラダが円筒状に変形するまで上ポストを大きく伸
長させることができるとともに、支持体、外側ポスト
体、内側ポスト体同士の重なり合い量が最大となる位置
まで外側、内側ポスト体を移動させることで、上ポスト
を上、下側部材の交換時にこれらから突出しない程度ま
で収縮させることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1、2において、10はタイヤ加硫装置のベ
ースであり、このベース10の上面上には中央部に上下に
延びる中央孔12が形成された下ボルスタ11が載置され、
この下ボルスタ11の中央孔12内には円筒状の昇降体13が
昇降可能に挿入されている。この昇降体13の上端部には
下ボルスタ11上に載置されたリング状の下プラテン14が
固定され、この下プラテン14の上面にはリング状の下モ
ールドリング15が固定されている。この下モールドリン
グ15より半径方向外側の下ボルスタ11上にはリング状を
したガイドリング16が固定され、このガイドリング16は
その内周に上方に向かって末広がりとなった截頭円錐面
17を有する。18はガイドリング16の半径方向内側に配置
された全体としてリング状を呈するサイドモールドリン
グであり、このサイドモールドリング18は円周方向に複
数、例えば9個に分割された弧状のセグメント19から構
成されている。各セグメント19は弧状のスライダ20を有
し、各スライダ20の外周には前記截頭円錐面17と同一勾
配でこれに摺動可能に係合する截頭円錐面21が設けられ
ている。そして、これらスライダ20と前記ガイドリング
16とは截頭円錐面17、21にそれぞれ設けられた図示して
いないありおよびあり溝により結合されている。前記ス
ライダ20の半径方向内側には弧状モールド22が固定され
ている。前述したスライダ20、弧状モールド22は全体と
して下モールドリング15に半径方向に移動可能に支持さ
れた前記セグメント19を構成し、これらのセグメント19
は、昇降体13の昇降によりガイドリング16の截頭円錐面
17に沿って上方あるいは下方に移動したとき、截頭円錐
面17、21の楔作用により半径方向外側あるいは半径方向
内側に移動する。そして、全部のセグメント19が半径方
向内側限まで移動したとき、これらセグメント19は連続
したリング状のサイドモールドリング18となる。前述し
た下モールドリング15、サイドモールドリング18は全体
としてリング状の下金型23を構成し、また、前記下ボル
スタ11、昇降体13、下プラテン14、ガイドリング16、下
金型23は全体として下側部材24を構成する。
【0010】27はベース10の上端に固定された複数のブ
ラケットであり、各ブラケット27にはシリンダ28が取り
付けられている。前記シリンダ28のピストンロッド29の
先端にはコの字形をした挟持体30が固定され、これらの
挟持体30は、シリンダ28のピストンロッド29が突出した
とき、ベース10の上端部と下ボスルタ11の下端部とを両
側から挟持し、一方、シリンダ28のピストンロッド29が
引っ込んだとき、ベース10、下ボルスタ11から離脱する
ことにより、上側部材24をベース10上に着脱可能に取り
付ける。前述したシリンダ28、挟持体30は全体として、
上側部材24をベース10上に着脱可能に取り付ける着脱機
構31を構成する。
【0011】前記下ボルスタ11の上方にはリング状をし
た上ボルスタ35が設置され、この上ボルスタ35の下端部
にはリング状の上プラテン36が、また、これら上プラテ
ン36、上ボルスタ35の下面には前記下金型23と対をなす
リング状の上金型37(上モールドリング)が取り付けら
れている。前述した上ボルスタ35、上プラテン36、上金
型37は全体として、下側部材24の上方に設置され、前記
下金型23と対をなす上金型37を有する上側部材38を構成
し、また、前述した下、上金型23、37は全体としてタイ
ヤ加硫金型39を構成する。
【0012】43は下側部材24、詳しくはガイドリング16
の上端部外周に設けられた周方向に延びる複数の下弧状
突起であり、これら下弧状突起43は周方向に等距離離れ
て配置されるとともに、その下面に円周方向一側に向か
うに従い上方に傾斜した平坦な下傾斜面を有する。45は
円筒状の締付けリングであり、この締付けリング45の上
端部内周には連続リング状の係止フランジ46が形成され
ている。48は上ボルスタ35の下端部外周に設けられた連
続リング状の支持フランジであり、この支持フランジ48
の上面には上ボルスタ35の外側に嵌合された前記締付け
リング45の係止フランジ46の下面が面接触している。こ
の結果、前記締付けリング45は上側部材38の下端部に垂
直軸Z回りに回転できるよう取り付けられることにな
る。また、前記締付けリング45の下端部は、前記上、下
金型37、23が閉止しているとき、図1に示すように下弧
状突起43より下方まで延び、その下端部内周には周方向
に延びる複数の上弧状突起47が設けられている。これら
上弧状突起47は周方向に等距離離れて配置されるととも
に、その周方向長は隣接する2個の下弧状突起43間の周
方向距離より僅かに短い。また、これら上弧状突起47は
上面に平坦な上傾斜面を有し、これら上傾斜面は円周方
向一側に向かうに従い上方に、前記下傾斜面と同一角度
で傾斜している。そして、前記上、下金型37、23が閉止
しているとき、締付けリング45が円周方向他側に回転す
ると、上弧状突起47の上傾斜面は下弧状突起43の下傾斜
面に押圧状態で面接触し、これにより、上、下金型37、
23に締付け力が付与される。また、前記締付けリング45
の上面には上下方向に延びる複数のピン49が固定され、
これらのピン49は周方向に等距離離れて配置されてい
る。
【0013】52は水平円板状の移動台であり、この移動
台52は図示していない移動機構により三次元的に移動さ
れる。この移動台52の外周には付与リング53が回転可能
に支持され、この付与リング53にはピン49より大径の貫
通した係止孔54が複数個形成されている。そして、前記
ピン49が係止孔54内にそれぞれ遊嵌されているとき、付
与リング53が図示していないシリンダから駆動力を受け
て回転すると、この回転はピン49を介して締付けリング
45に伝達され、締付けリング45を円周方向他側あるいは
円周方向一側に回転させる。60は上ボスルタ35の上面に
形成された上下方向に延びる複数の長円孔であり、これ
らの長円孔60は断面が長円形で周方向に等距離離れて配
置されている。これら長円孔60の底面は上ボルスタ35内
に形成されたロック孔61に接続されており、これらのロ
ック孔61の直径は前記長円孔60の長軸に等しい。62は前
記移動台52の上面に取り付けられた複数のロータリーア
クチュエータであり、これらのロータリーアクチュエー
タ62は周方向に等距離離れて配置されている。これらロ
ータリーアクチュエータ62のロッド63は移動台52に形成
された垂直孔64内を貫通し、その先端部(下端部)が移
動台52から下方に突出している。前記ロッド63の先端に
は前記長円孔60と相似形でこれより若干小型のロック体
65が固定されている。そして、前述した移動台52が上ボ
ルスタ35の上面に接触しているとき、ロータリーアクチ
ュエータ62を作動して長円孔60、ロック孔61内に挿入さ
れているロッド63およびロック体65を90度だけ回転させ
て該ロック体65の長軸を長円孔60の短軸に合致させる
と、上側部材38は移動台52に取り付けられる。前述した
ロータリーアクチュエータ62、ロック体65は全体として
着脱機構66を構成し、この着脱機構66は上側部材38を移
動台52に着脱可能に取り付ける。そして、このような着
脱機構66によって上側部材38が移動台52に取り付けられ
ているとき、該移動台52を移動機構によって、例えば上
方に移動すると、上側部材38は移動台52と一体となって
下側部材24から離隔退避し、下金型23の上方が開放す
る。前述した移動台52、移動機構、付与リング53、シリ
ンダは全体として、上側部材38が着脱可能に取り付けら
れ、上側部材38を下側部材24に対して離隔あるいは接近
させることにより、上、下金型37、24からなるタイヤ加
硫金型39を開閉する開閉手段68を構成する。
【0014】図1、2、3において、70は下側部材24の
内部に収納された中心ブロックであり、この中心ブロッ
ク70の上端部にはブラダ71の下端を把持する下クランプ
リング72が固定されている。この下クランプリング72の
外縁部は前記下金型23、詳しくは下モールドリング15の
半径方向内端部によって下方から支持されており、この
結果、前記下モールドリング15が昇降体13と共に昇降す
ると、前記中心ブロック70および下クランプリング72か
らなる支持体73もこれらと一体となって昇降する。前記
中心ブロック70の中央には上下方向に延びる貫通孔75が
形成され、この貫通孔75は下側が上側より若干大径で、
これら上、下側の境界には段差76が形成されている。
【0015】77は貫通孔75内に遊嵌された上下方向に延
びる円柱状の内側ポスト体であり、この内側ポスト体77
は軸方向長さが中心ブロック70の上下方向高さより長い
が、上、下金型37、23が閉止しているときの下ボスルタ
11の下面から上ボルスタ35の上面までの距離より短く、
その下端外周にはリング状の係止突起78が形成されてい
る。また、この内側ポスト体77の下端には連結部として
の断面円形をした連結穴79が形成され、この連結穴79の
内周面には断面半円状の環状溝80が形成されている。82
は中心ブロック70と内側ポスト体77との間に介装された
円筒状の外側ポスト体であり、この外側ポスト体82はそ
の外周が前記貫通孔75の上側内周に、また、その内周が
前記内側ポスト体77の外周に摺動可能に係合している。
前記外側ポスト体82の下端部の内径は中央部および上端
部の内径より若干大径であり、この結果、下端部と中央
部との境界には段差83が形成されている。そして、この
外側ポスト体82内を内側ポスト体77が昇降するとき、係
止突起78は外側ポスト体82の若干大径である下端部内を
移動するが、このような移動時(上昇時)に係止突起78
が段差83に当接すると、外側ポスト体82は内側ポスト体
77に押され一体となって上昇する。また、外側ポスト体
82の下端には半径方向内端部が外側ポスト体82の内周か
ら半径方向内側に突出したストッパーリング84が固定さ
れており、このストッパーリング84に係止突起78が当接
すると、内側ポスト体77の下降は該ストッパーリング84
によって規制される。前記外側ポスト体82の下端外周に
は前記段差76に当接可能なリング状の当接突起85が形成
され、この当接突起85が外側ポスト体82の上昇によって
段差76に当接すると、該外側ポスト体82の上昇はこの段
差76によって規制される。また、外側ポスト体82の上端
外周にもストッパーリング86が固定され、このストッパ
ーリング86が外側ポスト体82の下降によって中心ブロッ
ク70の上面に当接すると、該外側ポスト体82の下降が規
制される。ここで、外側ポスト体82の軸方向長さは内側
ポスト体77の軸方向長さより短く、かつ、中心ブロック
70の上下方向高さより長いが、下降限に位置している中
心ブロック70の上面から下ボスルタ11の下面までの距離
より若干短い。この結果、外側ポスト体82が下降限に位
置しているとき、その下端は(内側ポスト体77の下端
も)下ボルスタ11の下面より上側に引っ込んでいる。前
述した内側ポスト体77の上端部には前記ブラダ71の上端
を把持する上クランプリング87が固定されている。前述
した内側ポスト体77、外側ポスト体82、上クランプリン
グ87は全体として、支持体73の貫通孔75に摺動可能に挿
入された上下方向に延びる上ポスト88を構成する。
【0016】90は下ボスルタ11の直下に配置された上下
方向に延びる接続シリンダであり、この接続シリンダ90
のピストンロッド91の先端(下端)は前記ベース10の下
端に連結されている。92は接続シリンダ90のヘッド端に
ヘッド端が固定された上下方向に延びる拡開シリンダで
あり、この拡開シリンダ92のピストンロッド93の先端
(上端)には昇降台94が連結されている。95は上端が昇
降台94に固定された上下方向に延びる案内ロッドであ
り、この案内ロッド95はベース10の中央部に固定された
ガイドブッシュ96内に摺動可能に挿入されている。
【0017】この昇降台94には前記垂直軸Zと同軸の略
円筒状をした連結部材98の下端が連結され、この連結部
材98は昇降台94に取り付けられたシリンダ99から駆動力
を受けて前記垂直軸Z回りに旋回することができる。前
記連結部材98の上端外周には周方向に延びる複数の外側
弧状突起 100が設けられ、これらの外側弧状突起 100は
周方向に等距離離れて配置されている。一方、昇降体13
の下端内周には周方向に延びる複数の内側弧状突起 101
が設けられ、これら内側弧状突起 101も周方向に等距離
離れて配置されるとともに、その周方向長は隣接する2
個の外側弧状突起 100間の周方向距離より僅かに短い。
また、外側弧状突起 100より内側弧状突起 101の厚さ分
だけ下方の連結部材98の外周には連続リング状の支持リ
ング 102が設けられている。そして、内側弧状突起 101
が支持リング 102に当接するとともに、外側弧状突起 1
00が内側弧状突起 101間に位置しているとき、シリンダ
99によって連結部材98が垂直軸Zを中心として所定角度
だけ旋回すると、内側弧状突起 101は外側弧状突起 100
と支持リング 102とによって上下から挟持され、昇降台
94、連結部材98と昇降体13、下金型23とが連結される。
【0018】前記昇降台94には上下方向に延びる連結体
104を介して水平な取付けプレート105が固定され、こ
の取付けプレート 105には上方に向かって突出するセン
タリングピン 106および加硫媒体を供給する配管 108が
取り付けられている。そして、前記昇降台94が上昇した
とき、センタリングピン 106は中心ブロック70の下面に
固定された円筒状のガイド筒 107内に挿入され、一方、
配管 108は中心ブロック70内に形成された媒体通路 109
に接続される。そして、未加硫タイヤGの加硫時、これ
ら配管 108、媒体通路 109を通じてブラダ71内に高温、
高圧の加硫媒体が供給される。 110は連結体 104の上面
に固定された複数のロータリーアクチュエータであり、
各ロータリーアクチュエータ 110の出力軸 111の先端に
は長円形のロック体 112が固定されている。 113はロー
タリーアクチュエータ 110の直上に位置する中心ブロッ
ク70の下端部に形成された上下に貫通している複数の長
円孔であり、各長円孔 113内を前記ロック体 112が通過
して上方に現出した後、ロータリーアクチュエータ 110
が作動してロック体 112の長軸が長円孔 113の短軸に重
なるまで90度だけ回動すると、中心ブロック70と取付け
プレート 105は強固に連結され、前記加硫媒体の接続部
における漏洩が阻止される。
【0019】前記昇降台94の中央部には昇降シリンダ 1
15が取り付けられ、この昇降シリンダ 115のピストンロ
ッド 116の先端には上ポスト88の直下にこれと同軸関係
を保って配置された下ポスト 117の下端が固定されてい
る。この下ポスト 117の上端部でその内部にはシリンダ
室 118が形成され、このシリンダ室 118内には外周に環
状溝 119が形成されたピストン 120が摺動可能に収納さ
れている。このピストン 120とシリンダ室 118の上面と
の間にはピストン 120を下方に向かって付勢するスプリ
ング 121が介装され、また、このシリンダ室 118の下面
には下ポスト 117内に形成されたエア通路 122の一端が
開口している。このエア通路 122の他端は下ポスト 117
の下端部に開口するとともに、エア配管 123を介してエ
ア源に接続されている。 124はシリンダ室 118の内周面
から下ポスト 117の外周面まで延びる複数の半径方向孔
125内にそれぞれ挿入された連結ボールであり、これら
連結ボール 124の直径はシリンダ室 118の内周面から下
ポスト 117の外周面までの肉厚より大きい。そして、ピ
ストン 120がスプリング 121に付勢されて下面に当接す
るまで移動し、連結ボール 124がこのピストン 120によ
って半径方向外側に押し出されると、該連結ボール 124
の一部が下ポスト 117の外周面から突出しながら環状溝
80内に挿入されて下ポスト 117と上ポスト88の内側ポス
ト体77とが連結され、一方、エア通路 122からシリンダ
室 118にエアが供給されてピストン 120が上方に移動す
ると、連結ボール 124は半径方向内側に移動してその一
部が環状溝 119に落込み、これにより、下ポスト 117と
上ポスト88との連結が解除される。このように下ポスト
117はその上端が上ポスト88に連結可能であり、これら
上、下ポスト88、 117同士が連結されたとき、これら
上、下ポスト88、 117は一体となってセンターポスト 1
26を構成する。前述した接続シリンダ90、拡開シリンダ
92、昇降シリンダ 115は全体として、下ポスト 117を昇
降させる昇降手段 127を構成する。
【0020】次に、この発明の一実施例の作用について
説明する。今、開閉手段68に保持された上側部材38は、
図4に示すように、例えば上方に移動して下側部材24か
ら離隔し、これにより、上、下金型37、23が開放してい
るとする。このとき、昇降体13、下プラテン14、下金型
23、中心ブロック70は拡開シリンダ92のピストンロッド
93の突出により連結部材98を介して上昇限まで押し上げ
られているため、サイドモールドリング18の各セグメン
ト19は半径方向外側限まで移動拡開しており、また、昇
降シリンダ 115のピストンロッド 116の突出により下ポ
スト 117が上昇しているため、該下ポスト 117に連結さ
れている上ポスト88、即ち内側ポスト体77および外側ポ
スト体82は、係止突起78が段差83に、当接突起85が段差
76に当接する伸長限までそれぞれ上方に突出している。
この結果、ブラダ71は略円筒状を呈している。
【0021】次に、このようなタイヤ加硫装置を用いて
未加硫タイヤGの加硫を行う場合には、図示していない
未加硫タイヤ搬入手段により未加硫タイヤGをタイヤ加
硫装置に搬入し、横置きの状態で下金型23上に載置しな
がらブラダ71の外側にセットする。次に、拡開シリンダ
92のピストンロッド93を引っ込め、昇降台94、連結部材
98を介して昇降体13、下プラテン14、下金型23、中心ブ
ロック70、センターポスト 126を下降限、即ち下プラテ
ン14が下ボルスタ11に当接するまで下降させる。このよ
うな下降時、サイドモールドリング18の各セグメント19
は截頭円錐面17、21の楔作用により半径方向内側に移動
し、下降限まで下降したとき、全セグメント19は連続し
てリング状のサイドモールドリング18となる。また、前
述のような下降時、昇降シリンダ 115のピストンロッド
116を引っ込めることにより、下ポスト 117および上ポ
スト88を下降させて内側ポスト体77、外側ポスト体82を
中心ブロック70内に挿入し、上ポスト88を収縮させる。
この結果、上クランプリング87が下クランプリング72に
接近する。さらに、前述のような下降時、上側部材38を
保持している開閉手段68を該上側部材38とともに下降さ
せ、下側部材24に接近させる。このとき、締付けリング
45の上弧状突起47は下弧状突起43間を通過しながら下降
する。そして、このような移動台52、上側部材38の下側
部材24への接近は上、下金型37、23同士が当接して閉止
したとき停止するが、このとき、上金型37は半径方向内
側限まで移動した弧状モールド22および下降限まで下降
した上クランプリング87に接触する。このようにして未
加硫タイヤGはタイヤ加硫金型39の加硫空間内に収納さ
れる。
【0022】次に、図示していないシリンダを作動して
付与リング53を円周方向他側に回転させると、締付けリ
ング45にはピン49を介して付与リング53の回転力が付与
され、これにより、締付けリング45は円周方向他側に回
転する。この結果、上弧状突起47が下弧状突起43の下方
に侵入して傾斜面同士が押圧状態で面接触し、上、下金
型37、23が後述する加硫時の内圧反発力に対抗するよう
締付けられる。次に、配管 108、媒体通路 109を通じて
ブラダ71内に高温、高圧の加硫媒体を供給することによ
りブラダ71を膨張させ、未加硫タイヤGの加硫を行う。
このとき、ロック体 112はその長軸が長円孔 113の短軸
に重なる位置で停止しているので、中心ブロック70と取
付けプレート 105は強固に連結され、前記加硫媒体の接
続部における漏洩が阻止される。次に、ロータリーアク
チュエータ62のロッド63を回転させることにより、ロッ
ク体65の長軸と長円孔60の長軸とを合致させて上側部材
38を開閉手段68の移動台52から解放する。次に、開閉手
段68を上昇させて上側部材38から取り外し退避させる
が、このような退避によりピン49は係止孔54から抜け出
し、ロック体65はロック孔61、長円孔60から抜け出す。
そして、このように加硫している間、開閉手段68を他の
タイヤ加硫装置に移動し、該他のタイヤ加硫装置におい
て使用してもよい。
【0023】そして、未加硫タイヤGの加硫が終了する
と、ブラダ71に対する加硫媒体の供給を停止するととも
に、開閉手段68を上ボルスタ35まで移動させた後、ロー
タリーアクチュエータ62を作動してロック孔61に挿入さ
れたロック体65をその長軸が長円孔60の短軸に合致する
まで90度だけ回転させ、上側部材38を開閉手段68の移動
台52に取り付ける。次に、付与リング53からピン49を介
して締付けリング45に円周方向一側に向かう回転力を付
与し、該締付けリング45を上弧状突起47が下弧状突起43
間に移動するまで回転させる。これにより、上、下金型
37、23は締付けから解放される。次に、開閉手段68、上
側部材38を一体的に上昇させて下側部材24から離隔退避
させる。このとき、昇降シリンダ 115によって下ポスト
117を上昇させることにより、該下ポスト 117に連結さ
れている上ポスト88、即ち内側ポスト体77および外側ポ
スト体82を、係止突起78が段差83に、当接突起85が段差
76に当接する伸長限まで上方に突出させ、これにより、
ブラダ71を略円筒状を変形させる。このように上ポスト
88を軸方向に相対的に移動可能な内側ポスト体77と外側
ポスト体82との二重構造から構成したので、これら内
側、外側ポスト体77、82の双方を上昇させると、上ポス
ト88はかなりの長さ伸長することができ、これにより、
ブラダ71がトロイダル状から円筒状まで変形する際の
上、下クランプリング87、72間の距離の拡大を容易に吸
収することができる。前記伸長と同時に拡開シリンダ92
により昇降体13、下プラテン14、下金型23、中心ブロッ
ク70を上昇限まで上昇させ、サイドモールドリング18の
各セグメント19を半径方向外側限まで移動させ拡開させ
る。次に、加硫済みタイヤを図示していないタイヤ搬出
手段によってタイヤ加硫装置から搬出する。以上が加硫
作業の1サイクルであり、以後このサイクルが繰り返さ
れて未加硫タイヤGが次々と加硫される。
【0024】次に、このようなタイヤ加硫装置における
上、下金型37、23を含む上、下側部材38、24の交換作業
を前述した初期状態を開始点として説明する。この場合
には、まず、拡開シリンダ92により昇降体13、下金型23
等を下降限まで下降させ、各セグメント19を半径方向内
側に移動させて連続リング状のサイドモールドリング18
とする。このとき、昇降シリンダ 115により、下ポスト
117、上ポスト88(内側、外側ポスト体77、82)の双方
をストッパーリング86が中心ブロック70の上面に当接す
るまで下降させるが、このような下降により、支持体73
の中心ブロック70と外側ポスト体82との重なり合い量が
最大となり、しかも、外側ポスト82と内側ポスト体77と
の重なり合い量が最大となる。この結果、上ポスト88は
最大限に収縮し、上ポスト88を上、下側部材38、24の
上、下面から突出しない程度まで短縮化することができ
る。また、このとき、開閉手段68により上側部材38を下
降させて下側部材24に接近させ、上、下金型37、23を閉
止させる。次に、ロータリーアクチュエータ62のロッド
63を回転させることにより、ロック体65の長軸と長円孔
60の長軸とを合致させて上側部材38を開閉手段68による
保持から開放した後、開閉手段68を上方に移動させ上側
部材38を該開閉手段68から取り外す。このとき、シリン
ダ28のピストンロッド29を引っ込めて挟持体30をベース
10、下ボルスタ11から外側に離脱退避させることによ
り、下側部材24をベース10から取り外す。次に、エア配
管 123、エア通路 122を通じてシリンダ室 118にエアを
供給してピストン 120をスプリング 121に対抗して上方
に移動させ、環状溝 119を連結ボール 124の半径方向内
側まで移動させる。この結果、連結ボール 124は半径方
向内側に移動してその一部が環状溝 119に落込み、下ポ
スト 117が上ポスト88から切り離される。このとき、ロ
ータリーアクチュエータ 110を作動してロック体 112の
長軸が長円孔 113の長軸に重なるまで90度だけ回動させ
るとともに、シリンダ99を作動して連結部材98を垂直軸
Zを中心として所定角度だけ旋回させることにより、外
側弧状突起 100を内側弧状突起 101間に位置させ、昇降
台94、連結部材98と昇降体13、下金型23との連結を解除
する。次に、接続シリンダ90のピストンロッド91を引っ
込め、昇降台94、連結部材98、昇降シリンダ 115、下ポ
スト 117を一体的に下降させる。これにより、センタリ
ングピン 106がガイド筒 107から抜き出されるととも
に、配管 108が媒体通路 109から切り離され、また、下
ポスト 117は上ポスト88の連結穴79から抜き出されて下
方に離隔するとともに、外側弧状突起 100は内側弧状突
起 101間を移動しながら通過し、さらに、ロック体 112
は長円孔 113内を移動しながら通過する。このとき、連
結部材98、下ポスト 117は図1に仮想線で示すようにそ
の上端が下ボスルタ11の下面より下方まで移動するた
め、後述するように上、下側部材38、24を横スライドに
よって搬入出するときにも、これら連結部材98、下ポス
ト 117が上、下側部材38、24の邪魔をするようなことは
ない。
【0025】次に、上下に積み重なった上、下側部材3
8、24を図示していない搬入出手段により横スライドさ
せながらタイヤ加硫装置から搬出するが、このとき、下
金型23にはブラダ71の下端を把持している支持体73の下
クランプリング72が支持され、また、この支持体73には
下ポスト 117から切り離され上端部に設けられた上クラ
ンプリング87がブラダ71の上端を把持している上ポスト
88が挿入されているので、支持体73(下クランプリング
72)、上ポスト88(上クランプリング87)、ブラダ71も
上、下金型37、23と共にタイヤ加硫装置から搬出され
る。また、このとき、前述のように上ポスト88は上、下
側部材38、24から突出しない程度まで収縮しているの
で、搬出作業に何等の悪影響も及ぼすことはない。
【0026】次に、所定種類の上、下金型37、23を含む
上、下側部材38、24および下金型23に支持された支持体
73、上ポスト88、ブラダ71を搬入出手段によりタイヤ加
硫装置に横スライドさせながら搬入した後、接続シリン
ダ90により昇降台94等を上昇させ、センタリングピン 1
06をガイド筒 107に挿入するとともに、配管 108を媒体
通路 109に接続し、また、下ポスト 117の上端部を内側
ポスト体77の連結穴79内に挿入する。また、このとき、
外側弧状突起 100は内側弧状突起 101間を通過するとと
もに支持リング 102は内側弧状突起 101に当接し、ま
た、ロック体 112は長円孔 113内を通過して上方に現出
する。次に、シリンダ99により連結部材98を旋回させて
内側弧状突起 101を外側弧状突起 100と支持リング 102
とにより挟持し、昇降台94、連結部材98と昇降体13、下
金型23とを連結するとともに、ロータリーアクチュエー
タ 110によりロック体 112をその長軸が長円孔 113の短
軸に重なるまで90度だけ回動させる。このとき、シリン
ダ室 118へのエアの供給を停止すると、ピストン 120が
スプリング 121に付勢されて下方に移動するため、連結
ボール 124がピストン 120の外周に押されて半径方向外
側に移動し、その一部が環状溝80に落込む。これによ
り、下ポスト 117の上端部が上ポスト88の内側ポスト体
77に連結される。次に、開閉手段68を上側部材38まで移
動させた後、ロータリーアクチュエータ62を作動してロ
ック体65をその長軸と長円孔60の長軸とが合致するまで
回動させ、上側部材38を開閉手段68に取り付けるととも
に、シリンダ28を作動して挟持体30によりベース10、下
ボルスタ11を外側から挟持し、下側部材24をベース10に
取り付ける。このように支持体73、ブラダ71は上、下金
型37、23と一体となってタイヤ加硫装置に搬入出される
ので、上、下金型37、23の交換の際に上、下クランプリ
ング87、72、ブラダ71を取り外したり取り付けたりする
必要はなく、この結果、上、下金型37、23を含む上、下
側部材38、24を高能率で容易に交換することができる。
また、ブラダ71のみを交換するには、保管位置において
上側部材38を持ち上げ上、下金型37、23を開放した後、
支持体73、ブラダ71、上ポスト88を下金型23から取出し
て交換すればよく、その交換作業は容易である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、上、下金型を含む上、下側部材を高能率で容易に交
換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面断面図である。
【図2】上、下側部材近傍の正面断面図である。
【図3】支持体、上ポスト近傍の正面断面図である。
【図4】作用を説明する正面断面図である。
【符号の説明】
10…ベース 23…下金型 24…下側部材 37…上金型 38…上側部材 39…タイヤ加硫金型 68…開閉手段 71…ブラダ 73…支持体 75…貫通孔 76…段差 77…内側ポスト体 78…係止突起 82…外側ポスト体 83…段差 85…当接突起 88…上ポスト 117…下ポスト 126…センターポスト 127…昇降手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、該ベース上に着脱可能に取り付
    けられ、リング状の下金型を有する下側部材と、下側部
    材の上方に設置され、前記下金型と対をなすリング状の
    上金型を有する上側部材と、上側部材が着脱可能に取り
    付けられ、上側部材を下側部材に対して離隔あるいは接
    近させることにより、上、下金型からなるタイヤ加硫金
    型を開閉する開閉手段と、下金型によって外縁部が下方
    から支持され、ブラダの下端を把持する支持体と、上下
    方向に延びるとともに支持体の中央に形成された貫通孔
    に昇降可能に挿入され、上端部においてブラダの上端を
    把持する上ポストと、上ポストの直下にこれと同軸関係
    を保って設置され、上端が上ポストに連結可能で、上ポ
    ストに連結されたとき、該上ポストと一体となってセン
    ターポストを構成する下ポストと、下ポストを昇降させ
    る昇降手段と、を備えたことを特徴とするタイヤ加硫装
    置。
  2. 【請求項2】前記上ポストは、下端に前記下ポストに連
    結される連結部を有するとともに、下端外周に係止突起
    を有する内側ポスト体と、内側ポスト体と支持体との間
    に摺動可能に介装され、内周に内側ポスト体が上昇した
    とき係止突起が当接する段差を有するとともに、下端外
    周に前記貫通孔に形成された段差に当接可能な当接突起
    を有する円筒状の外側ポスト体とを備え、外側ポスト体
    が上昇したとき、当接突起が貫通孔の段差に当接して外
    側ポスト体の上昇が規制されるようにした請求項1記載
    のタイヤ加硫装置。
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