JP2536083B2 - クッションピン選択装置 - Google Patents

クッションピン選択装置

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JP2536083B2 JP63192236A JP19223688A JP2536083B2 JP 2536083 B2 JP2536083 B2 JP 2536083B2 JP 63192236 A JP63192236 A JP 63192236A JP 19223688 A JP19223688 A JP 19223688A JP 2536083 B2 JP2536083 B2 JP 2536083B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プレス機械に於けるクッションピン選択装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来、プレス機械に於いては、第13図及び第14図に示
されるように、ベッド1の内部にダイクッション2を設
置し、ベッド1上にプレス機械外へ移動可能なキャリア
3を介してボルスタプレート4を、前記ダイクッション
2上方に位置するよう固定すると共に、前記キャリア3
に固着された支持部材5にピンプレート6を、前記ダイ
クッション2及びボルスタプレート4間に位置するよう
取付け、前記ボルスタプレート4及びピンプレート6に
は夫々、前記ダイクッション2の圧力を図示しないしわ
押え等へ伝えるクッションピン7挿入用のピン孔8を複
数穿設してある。
前記ダイクッション2には、空気圧、油圧、ばね圧、
ゴム圧等を利用するものがあるが、第13図及び第14図に
示されるものは空気圧式のものであり、円筒状の固定ブ
ロック9に、中心部にガイドロッド10を有するシリンダ
本体11を、気密を保持しながら摺動自在となるよう嵌装
し、該シリンダ本体11上面にパッド12を一体に取付け、
前記固定ブロック9及びシリンダ本体11によって形成さ
れるエア室13内へ、図示しないエア配管を介して空気を
供給、排出することにより、前記パッド12を昇降させる
ようになっている。
前記の如きプレス機械では、金型(図示せず)の交換
時には、第13図に示されるようにシリンダ本体11を上昇
行程端位置まで上昇させた状態で、金型に応じた所要位
置に於けるボルスタプレート4のピン孔8に対し、作業
員が複数のクッションピン7を一本ずつ、その上端部が
前記ボルスタプレート4より所要量突出するよう挿入す
る。
この状態から、被加工素材(図示せず)のプレス加工
を行うと、ダイクッション2の圧力即ちエア室13内の圧
力が複数のクッションピン7を介してしわ押え等へ伝達
されながら、前記シリンダ本体11は、第14図に示される
ように下降行程端位置まで徐々に下降し、前記クッショ
ンピン7の上端部がボルスタプレート4内に完全に沈み
込んだ状態で、前記被加工素材のプレス加工が完了する
ようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の如く、金型を交換する度毎に作
業員がクッションピン7を必要なピン孔8に挿入するの
では、作業効率が極めて悪く、しかも、誤まった位置に
クッションピン7を挿入してしまう可能性もあった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、作業効率の向上を図る
ことができ且つ人為的ミスを防止し得るクッションピン
選択装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の第1の発明は、プレス機械のボルスタプレー
トに穿設されたピン孔に対応するピン孔を鉛直に穿設し
たピンキャリアをボルスタプレート上面に載置可能に設
け、該ピンキャリアの各ピン孔に挿入されたクッション
ピンを吸着保持し得る電磁マグネットを設けるととも
に、ボルスタプレート下方にピンキャリアからボルスタ
プレートに挿入されたクッションピンの下端部と当接し
得るようにしたピンプレートを昇降可能に設けた構成を
備えている。
本発明の第2の発明はプレス機械のボルスタプレート
に穿設されたピン孔のうちクッションピンを挿入しよう
とするピン孔に対応するピン孔を鉛直に穿設したパター
ンプレートをボルスタプレート上面に載置可能に設け、
ボルスタプレートのピン孔に対応するピン孔を鉛直に穿
設したピンキャリアを前記パターンプレート上面に載置
可能に設け、ピンキャリアの各ピン孔に挿入されたクッ
ションピンを吸着保持し得る電磁マグネットを設けると
ともに、ボルスタプレート下方にピンキャリアからボル
スタプレートに挿入されたクッションピンの下端部と当
接し得るようにしたピンプレートを昇降可能に設けた構
成を備えている。
本発明の第3の発明はプレス機械のボルスタプレート
上にピン孔を有する下金型を載置し、ボルスタプレート
に穿設された各ピン孔内周面に周方向に延びる溝を設け
るとともに、各クッションピン外周面に前記溝に嵌合可
能なストッパをクッションピン外周面より退避し得且つ
ストッパ嵌合時にクッションピン上端部がボルスタプレ
ート上面より突出し得るように設け、プレス機械外の所
要の位置に垂直方向に昇降可能なピンリフタを設け、該
ピンリフタ上面に前記ボルスタプレートのピン孔に対応
するようにクッションピンを挿入可能なクッションピン
ガイドを垂直に設け、各クッションピンガイド内に圧縮
弾性体を配設し、前記ピンリフタ上面にクッションピン
を把持可能なクランプを設けた構成を備えている。
[作用] 本発明の第1の発明では、電磁マグネットを励磁して
ピンキャリアのピン孔に挿入したクッションピンを吸着
保持し、ボルスタプレート上にピンキャリアを載置した
後、必要とするクッションピンを吸着保持している電磁
マグネットを消磁する。
電磁マグネットが消磁されると、必要とするクッショ
ンピンは自重によってピンキャリアのピン孔から落下
し、ボルスタプレートのピン孔に挿入される。
クッションピンをボルスタプレートより抜き出す際に
は、ボルスタプレート上にピンキャリアを載置した後、
ピンプレートを上昇させてクッションピンをボルスタプ
レートより抜き出すとともに、該クッションピンをピン
キャリアのピン孔に挿入させ、該ピン孔の電磁マグネッ
トを励磁しクッションピンをピンキャリアに吸着保持す
る。
本発明の第2の発明では、電磁マグネットを励磁して
ピンキャリアのピン孔に挿入したクッションピンを吸着
保持し、ボルスタプレート上にパターンドプレートを介
してピンキャリアを載置した後、クッションピンを吸着
保持している電磁マグネットを消磁する。
電磁マグネッドが消磁されると、必要とするクッショ
ンピンは自重によってピンキャリアのピン孔から落下
し、パターンプレートのピン孔を介してボルスタプレー
トのピン孔に挿入される。
クッションピンをボルスタプレートより抜き出す際に
は、ボルスタプレート上にパターンプレートを介してピ
ンキャリアを載置した後、ピンプレートを上昇させてク
ッションピンをボルスタプレートより抜き出すととも
に、該クッションピンをピンキャリアのピン孔に挿入さ
せ、該ピン孔の電磁マグネットを励磁しクッションピン
をピンキャリアに吸着保持する。
本発明の第3の発明では、クッションピンガイドにク
ッションピンを挿入し、プレス機械外に下金型を載置し
たまま搬出したボルスタプレートをピンリフタ上に位置
させ、ピンリフタを上昇させてクッションピンをボルス
タプレートのピン孔に挿入する。
ボルスタプレートに挿入されたクッションピンのう
ち、下金型のピン孔と合致するボルスタプレートのピン
孔に挿入されたクッションピンは該クッションピン上端
部が下金型のピン孔に進入するとともに、ストッパが溝
に嵌合してボルスタプレートに保持される。
また、下金型のピン孔と合致しないボルスタプレート
のピン孔に挿入されたクッションピンは該クッションピ
ン上端部が下金型下面と当接して、ストッパが溝に嵌合
せず、ピンリフタを下降させると自重によってボルスタ
プレートのピン孔より落下するので、下金型のピン孔と
合致するボルスタプレートのピン孔に挿入されたクッシ
ョンピンのみがボルスタプレートに残留する。
クッションピンをボルスタプレートより抜き出す際に
は、ピンリフタを上昇させ、クランプによってクッショ
ンピンを把持固定した後、ピンリフタとともにクランプ
を下降させクッションピンをボルスタプレートより抜き
出す。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
なお、第1図から第12図中、第13図及び第14図と同一
の符号を付した部分は同一物を表わしている。
第1図から第3図は本発明のうち、第1の発明の一実
施例を示すもので、プレス機械外の所要の位置にボルス
タプレート4のピン孔8に対応するピン孔14を鉛直に穿
設したピンキャリア15をボルスタプレート4上面に載置
可能に続け、ピンキャリア15のピン孔14にそれぞれ電磁
マグネット16を設け、該各電磁マグネット16を電源装置
17に対して並列に接続するとともに、各電磁マグネット
16毎にスイッチ18を設け、クッションピン選択装置19を
形成する。
上述の構成によれば、クッションピン7をボルスタプ
レート4に配設する際には、ピンキャリア15のピン孔14
に予めクッションピン7をピンキャリア15下面より所要
の長さだけ突出するように挿入しておくとともに、各電
磁マグネット16を電源装置17によって励磁して、ピン孔
14に挿入したクッションピン7を吸着保持しておく。
キャリア3によってプレス機械外に引き出されたボル
スタプレート4上に前記クッションピン7を吸着保持し
たクッションピン選択装置19を、ボルスタプレート4の
各ピン孔8に各クッションピン7が挿入されるように載
置し、ボルスタプレート4のピン孔8に挿入しようとす
るクッションピン7を吸着保持している電磁マグネット
16のスイッチ18を開放し、電磁マグネット16を消磁す
る。
電磁マグネット16が消磁されると、クッションピン7
は自重によってボルスタプレート4のピン孔8の中を落
下し、必要とするクッションピン7だけがピンプレート
6上面に当接する。
必要とするクッションピン7がピンプレート6上面に
当接したならばボルスタプレート4上からクッションピ
ン選択装置19を移動させ、ボルスタプレート4上に金型
(図示せず)を載置した後、キャリア3によってボルス
タプレート4及び金型をプレス機械内に搬入する。
クッションピン7をボルスタプレート4より抜き出す
際には、ボルスタプレート4上にクッションピン選択装
置19を、ボルスタプレート4のピン孔8とピンキャリア
15のピン孔14とがそれぞれ対応するように載置するとと
もに、ピンプレート押上げ装置(図示せず)によってピ
ンプレート6を上昇させて、ボルスタプレート4のピン
孔8に配設されたクッションピン7をピンキャリア15の
ピン孔14内へ押上げ、電源装置17によって電磁マグネッ
ト16を励磁し、ピンキャリア15に押上げられたクッショ
ンピン7を吸着保持する。
第4図から第6図は本発明のうち、第2の発明の一実
施例を示すもので、プレス機械外の所要の位置にボルス
タプレート4のピン孔8のうちクッションピン7を挿入
しようとするピン孔8に対応するピン孔20を鉛直に穿設
したパターンプレート21をボルスタプレート4上面に載
置可能に設けるとともに、前記パターンプレート21上面
に第1図から第3図に示したクッションピン選択装置19
を載置可能に配設する。
なお、電磁マグネット16、電源装置17、スイッチ18は
第5図のように接続してある。
上述の構成によれば、クッションピン7をボルスタプ
レート4に配設する際には、ピンキャリア15のピン孔14
に予めクッションピン7をピンキャリア15下面より突出
しないように挿入しておくとともに、各電磁マグネット
16を電源装置17によって励磁し、ピン孔14に挿入したク
ッションピン7を吸着保持しておく。
キャリア3によってプレス機械外に引き出されたボル
スタプレート4上面にパターンプレート21をクッション
ピン7を挿入しようとするボルスタプレート4のピン孔
8とパターンプレート21のピン孔20とが対応するように
載置し、更にパターンプレート21上面にクッションピン
選択装置19をピン孔8とピン孔20とが対応するように載
置し、クッションピン7を吸着保持している電磁マグネ
ット16のスイッチ18を開放し、電磁マグネット16を消磁
する。
このとき、全ての電磁マグネット16が消磁され、ピン
孔20に対応するピンキャリア15のピン孔14に挿入された
クッションピン7のみが自重によってボルスタプレート
4のピン孔8に落下し、必要とするクッションピン7だ
けがボルスタプレート4のピン孔8に挿入されてピンプ
レート6に当接し、その他のクッションピン7はパター
ンプレート21に当接しているため、ピン孔8に落下しな
い。
必要とするクッションピン7がボルスタプレート4の
ピン孔8に挿入されたならば、スイッチ18を投入して各
電磁マグネット16を励磁し、ピンキャリア15に残ったク
ッションピン7を吸着保持するとともに、ボルスタプレ
ート4上からクッションピン選択装置19とパターンプレ
ート21を移動させ、ボルスタプレート4上に金型(図示
せず)を載置した後、キャリア3によってボルスタプレ
ート4及び金型プレス機械内に搬入する。
クッションピン7をボルスタプレート4より抜き出す
際には、前記第1図から第3図に示した装置と同様にピ
ンプレート6によってクッションピン7をピンキャリア
15に押上げ、吸着保持する。
第7図から第12図は本発明のうち、第3の発明の一実
施例を示すもので、ボルスタプレート4に鉛直に穿設し
たピン孔8に周方向に延びる溝22をそれぞれ設け、各ク
ッションピン7に前記溝22に嵌合可能な爪23を有するス
トッパ24をクッションピン7外周面より退避し得、且つ
嵌合時にクッションピン7上端部がボルスタプレート4
上面より突出し得るように設ける。
溝22の上下端部はピン孔8の軸心上下方向に向って窄
まるテーパに形成されており、爪23の上下端部も溝22に
合致するテーパに形成されている。
ストッパ24はクッションピン7外周面より軸心に向っ
て水平に貫通する各ストッパガイド25内に2個ずつ水平
方向に移動し得るよう挿入されており、ストッパガイド
25内中央部に配設した圧縮ばね26によって爪23がクッシ
ョンピン7外周面より突出し得るように押出されてい
る。
プレス機械外部の所要の位置に垂直方向に移動可能な
ピンリフタ27を配設するとともに、該ピンリフタ27下方
に設けた垂直方向に伸縮可能なシリンダ28とピンリフタ
27とを連結する。
ピンリフタ27上面に垂直方向に延びる筒状のクッショ
ンピンガイド29をボルスタプレート4のピン孔8に対応
するように設け、各クッションピンガイド29内に圧縮ば
ね30を配設し、更に前記ピンリフタ27にクランプ31を前
記クッションピンガイド29上方に位置し得るように設け
る。
クランプ31は水平方向に延びる2本1対の把持部材32
を水平方向に伸縮可能なシリンダ33を介して近接離反し
得るように連結したもので、前記把持部材32の互いに近
接する側の側面はクッションピン7外周面と嵌合可能に
形成されている。
なお、図中34は下金型、35はピン孔を示す。
上述の構成によれば、クッションピン7をボルスタプ
レート4に配設する際には、予めシリンダ28を縮少させ
ておき、クッションピンガイド29にクッションピン7を
挿入しておく。
次に、キャリア3によってボルスタプレート4をプレ
ス機械外に搬出するとともに、ボルスタプレート4のピ
ン孔8とクッションピン7先端部とが対応するように前
記キャリア3を位置させる。
このとき、下金型34はボルスタプレート4上に載置し
たままにしておく。
ピン孔8とクッションピン7先端部とが対応するよう
になったならば、シリンダ28を伸張させピンリフタ27を
上昇させる。
ピンリフタ27の上昇に伴ってクッションピン7の上端
部はピン孔8に進入し、ストッパ24の爪23がボルスタプ
レート4下面に当接するとクッションピン7の上昇が一
時停止して、圧縮ばね30は圧縮される。
圧縮ばね30が所定量まで圧縮されると該圧縮ばね30の
反発力によってクッションピン7は上方へ持ち上げられ
ようとするので、ストッパ24の爪23はピン孔8内壁によ
ってクッションピン7外周面よりストッパガイド25内に
退避し、クッションピン7は再びピン孔8内を上昇す
る。
各ピン孔8内を上昇するクッションピン7のうち、ボ
ルスタプレート4上面に載置された下金型34によって上
端部を閉塞されたピン孔8内を上昇するものは、やがて
クッションピン7上端部が下金型34下面に当接して停止
する。
また、クッションピン7のうち、下金型34に穿設され
たピン孔35と対応するピン孔8内を上昇するものは、ク
ッションピン7上端部が下金型34のピン孔8内に進入す
るとともに、ストッパ24の爪23が溝22の位置まで進行す
ると、圧縮ばね26の反発力によって爪23が溝22に嵌合
し、ボルスタプレート4に保持固定される。
このようにして、下金型34のピン孔35に対応するクッ
ションピン7がボルスタプレート4に保持固定されたな
らば、シリンダ28を縮少させてピンリフタ27を下降させ
る。
ピンリフタ27が下降すると、クッションピン7のうち
上端部が下金型34下面に当接して停止したものは、スト
ッパ24の爪23が溝22に嵌合していないので、ピンリフタ
27の下降に伴って自重によってピンリフタ27とともに下
降し、ボルスタプレート4のピン孔8より抜き出て、下
金型34のピン孔35に対応するクッションピン7のみがボ
ルスタプレート4に残留する。
クッションピン7がボルスタプレート4より抜き出す
際には、予めシリンダ33を伸張させ、クランプ31を解放
状態にしておいてからピンリフタ27を上昇させ、ピンリ
フタ27が所定の位置まで上昇したならばシリンダ33を縮
少させてボルスタプレート4に保持されているクッショ
ンピン7を把持部材32によって把持固定する。
クッションピン7を把持固定したならばピンリフタ27
を下降させる。
ピンリフタ27が下降すると、クランプ31に把持固定さ
れたクッションピン7は下方へ移動し、ストッパ24の爪
23は第10図に示すようにボルスタプレート4のピン孔8
内周面によってストッパガイド25に押込まれ、ボルスタ
プレート4によるクッションピン7の保持が解除され、
該クッションピン7はピンリフタ27の下降に伴ってボル
スタプレート4より抜き出される。
尚、本発明のクッションピン選択装置は、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のクッションピン選択装
置によれば、クッションピンの選択を機械的に行うので
作業効率の向上を図ることできるとともに、人為的ミス
によるクッションピンの配設の誤りを防止できる優れた
効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のうち第1の発明の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図に示す装置の回路図、第3図は第1
図に示す装置をボルスタプレート上に載置した状態を示
す図、第4図は本発明のうち第2の発明の一実施例を示
す斜視図、第5図は第4図に示す装置の回路図、第6図
は第4図に示す装置をボルスタプレート上に載置した状
態を示す図、第7図は本発明のうち第3の発明の一実施
例を示す説明図、第8図は第7図のピンリフタを上昇さ
せた状態を示す図、第9図は第7図のIX−IX矢視図、第
10図は第9図の爪が退避した状態を示す図、第11図は第
7図のXI−XI矢視図、第12図は第11図のシリンダを縮少
させた状態を示す図、第13図は従来より用いられている
プレス装置を示す断面図、第14図は第13図のダイクッシ
ョンを下降させた状態を示す図である。 図中、6はピンプレート、7はクッションピン、14はピ
ン孔、15はピンキャリア、16は電磁マグネット、17は電
源装置、20はピン孔、21はパターンプレート、22は溝、
24はストッパ、27はピンリフタ、29はクッションピンガ
イド、30は圧縮ばね、34は下金型、35はピン孔を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野木 勝之 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社横浜第二工場 内 (72)発明者 森 義雄 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社横浜第二工場 内 (72)発明者 蟻川 隆正 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社横浜第二工場 内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機械のボルスタプレートに穿設され
    たピン孔に対応するピン孔を鉛直に穿設したピンキャリ
    アをボルスタプレート上面に載置可能に設け、該ピンキ
    ャリアの各ピン孔に挿入されたクッションピンを吸着保
    持し得る電磁マグネットを設けるとともに、ボルスタプ
    レート下方にピンキャリアからボルスタプレートに挿入
    されたクッションピンの下端部と当接し得るようにした
    ピンプレートを昇降可能に設けたことを特徴とするクッ
    ションピン選択装置。
  2. 【請求項2】プレス機械のボルスタプレートに穿設され
    たピン孔のうちクッションピンを挿入しようとするピン
    孔に対応するピン孔を鉛直に穿設したパターンプレート
    をボルスタプレート上面に載置可能に設け、ボルスタプ
    レートのピン孔に対応するピン孔を鉛直に穿設したピン
    キャリアを前記パターンプレート上面に載置可能に設
    け、ピンキャリアの各ピン孔に挿入されたクッションピ
    ンを吸着保持し得る電磁マグネットを設けるとともに、
    ボルスタプレート下方にピンキャリアからボルスタプレ
    ートに挿入されたクッションピンの下端部と当接し得る
    ようにしたピンプレートを昇降可能に設けたことを特徴
    とするクッションピン選択装置。
  3. 【請求項3】プレス機械のボルスタプレート上にピン孔
    を有する下金型を載置し、ボルスタプレートに穿設され
    た各ピン孔内周面に、周方向に延びる溝を設けるととも
    に、各クッションピン外周面に前記溝に嵌合可能なスト
    ッパをクッションピン外周面より退避し得且つストッパ
    嵌合時にクッションピン上端部がボルスタプレート上面
    より突出し得るように設け、プレス機械外の所要の位置
    に垂直方向に昇降可能なピンリフタを設け、該ピンリフ
    タ上面に、前記ボルスタプレートのピン孔に対応するよ
    うにクッションピンを挿入可能なクッションピンガイド
    を垂直に設け、各クッションピンガイド内に圧縮弾性体
    を配設し、前記ピンリフタ上面にクッションピンを把持
    可能なクランプを設けたことを特徴とするクッションピ
    ン選択装置。
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