JP2745156C - - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、原画フィルム上のコマ番号に対応するバーコードを読取るコマ番号
読取装置に係わり、写真焼付装置或はネガ検定装置等に適用されるコマ番号読取
装置に関するものである。 〔発明の背景〕 135フィルムの側端部にはバーコードによってDXコードとコマ番号とが付され
ている。コマ番号バーコードはフィルムに予め潜像化されているコマ番号毎にそ
のコマ番号をコード化したもので、第7図にこのバーコードを潜像化した写真フ
ィルムの例を示す。この写真フィルム1は135フィルムであり、フルサイズの画
像コマが一定間隔で直列に焼付けられている。写真フィルム1の両端側には一定
間隔でパーフォレーション2、3が多数形成されている。写真フィルム1側端 とパーフォレーション3との間にはフィルム製造時にフィルム種別(メーカー名
、タイプ、感度等)がコード化したDXコードが定間隔で多数形成されている。 写真フィルム1の外側部とパーフォレーション2との間にハーフサイズの画像
コマが形成されるピッチと同ピッチに主コマ番号5と副コマ番号6とが交互に製
造時にフィルム長手方向に同位置に形成されている。写真フィルム1の幅方向両
側にある主コマ番号5は写真フィルム1の片側から順に「00」から始まる整数が
表示される。副コマ番号6は写真フィルム1の幅方向左側に「A」を付して表示
している。 これらの主コマ番号5、副コマ番号6に対応してバーコード8A,8Bがその右側
に離れた場所にフィルム製造段階で形成されている。これらのバーコード8A,8B
を読取ることにより主コマ番号5、副コマ番号6の数字を検出可能となっている
。 このようなバーコードを読取るには、ステッピングモータ等によりフィルムを
搬送させながら、発光ダイオード等の光源からフィルムのバーコードトラックに
光を照射し、その透過光をホトセンサで受光して、電気信号に変換することによ
って行われる。 ステッピングモータに同期して、フィルムのバーコードを読取る方法として、
一般的に考えられる方式は、サンプリングモータを多値化して、バーコードのコ
ード部分と空白部分とを識別するやり方であり、これによりバーコードのビット
パターンを求める方法がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、バーコードを読取ろうとする実際のフィルムでは、バーコード部分を
含めて画像ムラ、かぶり、褐色ネガ等でフィルムベース部の濃度が一様でない場
合がある。このようにフィルムベース濃度が一様でない場合、フレームナンバー
コードは画像フィルム1本分を通じて同じ値を持つものではなく、すべてのコー
ドがお互いに異なる値を持っているため、あるフレームナンバーコードの読取り
に失敗した場合、その値は全く不明になってしまい後処理工程においてその値を
利用することができなるなるという重大な欠点があった。 上述の問題点を解決するため従来は、現在露光および裏印字しようとしている
対象の画面のFCが読取れなかった場合は、対象画面の直前の画面のFCから推定 して、対象画面のFCを決定していた。(便宜上、前FC推定と呼ぶ) または、露光および裏印字しようとしている対象の画面のFCが読取れなかった
場合は、対象画面の以降の読取れた画面のFCから推定して、対象画面のFCを決定
していた。(便宜上、後FC推定と呼ぶ) 後FC推定方法では、読取るべき画面の後ろに画面が無かったら推定のしようが
ない。(第8図(a)参照) 前FC推定方法でも、読取れなかった画面の直前の画面が12A,24A(読取れた画
面)の場合は、その直後の画面を13,25と推定するか、「E」と推定するかは決定
出来ない。(第8図(b)参照)ここで、「E」は、使用中のフィルムが何枚取りの
フィルムかを特定するために、現在フィルムに使用されている。 従来の後FC推定方法では、前FC推定方法のいずれの方法でも、読取れなかった
画面がフィルムの最後の画面であって、直前のFCが12A,24Aの場合は、読取れな
かった画面のFCを推定出来ないという問題点があった。 本発明は、上記に鑑み創作されたものであり、本発明の目的は、現像ムラ、か
ぶり、褐色等によりフィルムベース濃度に異常のあるフィルムのフレームナンバ
ーコードを検出できなかった場合、それを見逃してしまうことがないよう、適切
な処理を行えるようにしたコマ番号読取装置を提供することを目的とする。 〔発明の構成〕 上記目的は、原画フィルム上のコマ番号に対応するバーコードを検出する検出
手段と、前記原画フィルムに形成された画像コマの位置を決定する決定手段と、
前記検出手段で検出したバーコード情報を演算し、前記決定手段によって決定さ
れた位置の画像コマに対して該コマ画像の中心からの主番号及び副番号までの距
離の算定に基づいて画像コマ番号を付与する演算手段と、当該原画フィルムを搬
送せしめる搬送手段とを有するコマ番号読取装置において、前記演算手段により
画像コマ番号を付与できたかどうかを判別する判別手段と、判別できなかった時
に、オペレータに失敗を伝えるために警告を発生する警告手段を備えることを特
徴とするコマ番号読取装置により達成される。 ここで前記コマ番号読取装置として好ましくは、当該画像コマに対応するコマ
番号の決定に失敗した場合、前記警告手段は前記搬送手段に対し、フィルム搬送 を中断させるものであり、また前記演算手段は、前記検出手段により検出された
前後のバーコード情報に所定の演算を施して当該画像コマのコマ番号を推定する
ことを特徴とするコマ番号読取装置である。 〔実施例〕 本発明のコマ番号読取装置は単独でも使用されるが、多くは写真焼付装置やネ
ガ検定装置等へ適用して用いられるので、本発明のコマ番号読取装置を適用した
写真焼付装置について説明する。(写真焼付装置) 第1図はフィルムの画面焼付を行う写真焼付装置の一実施例を示す構成図であ
る。 ペーパマガジン11より引き出されたロール状印画紙は露光部12でネガ画像の焼
付けが行われる。印画紙の露光部12の直後には印画紙へのコマ番号印字装置13が
あり、焼付けられた印画が対応するフィルムのコマ番号が読取られて印画紙裏面
に印字される。図示したコマ番号印字装置13は7ピンのヘッド移動型のドットプ
リンタである。もとよりこの印字は印画紙裏面とは限らず表面縁部やまたは画像
上などでも良い。なおこの読取られたコマ番号印字はコマ番号のデータを磁気テ
ープ等の記録媒体に記録しておき、他に設けられた印字装置により前記記憶媒体
を利用してコマ番号の印字を行うことも可能である。コマ番号印字装置13を通っ
た印画紙はペーパ巻取りマガジン14内を巻取られる。 一方、ネガマガジン15にはネガフィルムNF(以後単にネガともいう)を複数本
プライスして接続したネガロールをセットし、引出されたネガNFはアキューム16
を介してネガキャリア17へ送られる。アキューム16はネガフィルムNFを送出すネ
ガマガジン15の回転速度とネガNFを露光ステージに送るネガ搬送手段の送り速度
の違いを吸収するもので、現在蓄積されているネガNFの量を上下移動するアキュ
ーム制御子18の位置に換算して光学センサ(図示せず)で読取り、その位置関係に
より双方のネガNFの搬送を制御している。 ネガキャリア17において、露光位置にネガNFの画像コマをセットし、露光部12
にある印画紙に露光を行う。露光後のネガNFは第2のアキューム19を介してネガ
巻取り20へ巻取られる。アキューム19は前記のアキューム16と同様で、ネガキャ
リア17の送出し速度とネガ巻取り20の巻取り回転速度の違いを吸収す るものである。 なお、上記実施例ではネガNFをスプライスにより複数本接続してプリント処理
を行っているが、フィルムを1本単位で順次ネガキャリア部17に導入して処理を
行うことも可能である。 磁気テープ読取装置21は本写真焼付装置1による焼付処理以前に行われるフィ
ルムの検定作業の結果を記録した磁気テープの読取装置で、読出したデータを用
いて露光作業を行う。また前記したように読取られたコマ番号データを他の印字
装置へ媒介するための記録装置としても用いることができる。22はオペレータの
入力用に用いられるキーボードでテンキー等が設けられている。(焼付動作) 次にネガキャリア部17での焼付動作について説明する。第2図はネガキャリア
部浮17の外観斜視図で、第3図はネガ搬送路およびネガマスク部を示すもので、
第3図(a)は平面図、第3図(b)は側断面図を示す。ネガNFはネガフィルム
導入部23よりネガ搬送基台30に設けられたネガ搬送路31とネガ圧着ガイド32の間
を搬送される。ネガ搬送路31の両側はネガNFの搬送をガイドするガイド壁31a,31
bとなっている。ネガ圧着ガイド32はヒンジ部34を支軸として開閉可能となって
いる。 ネガ搬送路31およびネガ圧着ガイド32には第1および第2のノッチ検出用セン
サ40a,40b、スプライス検出用センサ41、DXコード検出器42a、コマ番号バーコー
ド検出器42bが設けられている。また43は画面検出素子である。第1のノッチ検
出用センサ40aは、プレジャッジ用に用いられ、第2のノッチ検出用センサ40bは
焼付露光部45で画面の位置出し用に用いられる。何れもフィルムエッジのノッチ
部分を検出することによってなされる。 DXコード検出器42a、コマ番号バーコード検出器42bはともにネガ搬送路31の上
または下位置に配置されている。どちらが上位置であっても差支えない。それぞ
れLED等を用いた光源部421とグラスファイバ422、受光センサ423により構成され
、フィルム面を両側から挟む形で同軸対向している。光源部421を受光させてフ
ィルムのバーコード部分からの透過光をグラスファイバ422を介して受光センサ4
23に導き、透過光を光電交換した出力信号をアンプに入力する。DX コード検出器42aについては、そのコードの性質上受光センサ423を2つの部分に
分け、それぞれクロックトラックとデータトラックの透過光を検出し、別々のア
ンプに入力する。DXコード検出器42a、コマ番号バーコード検出器42bについては
、図示のように透過光を検出するタイプのものばかりでなく、フィルム面からの
反射光を検出する構成であっても良い。 ネガ搬送路31の中央部にはネガ像を透視できる透明板44がある。またネガ搬送
路31にはネガ搬送用のドライブローラ46a,46bがあってステッピングモータ47に
よって駆動される。ステッピングモータ47はモータ駆動部から送出されるパルス
信号によって1パルス当たりモータが回転しフィルムを0.25mmだけ搬送する。こ
のフィルム搬送系ではフィルムの巻取り側への駆動だけではなく巻戻し側への駆
動も行われる。 画面検出器43は画面検出に用いられる。画面検出には画面検出器43,アンプ,A/
D変換器,画面検出処理部から構成され、ステッピングモータ47により搬送され
フィルムの画像部分の透過光を読取り、画像コマの始端および終端を検出する。
それにより画像コマ位置の決定がなされる。 フィルムはコマ位置決定がなされ、画面の位置出しがなされてフィルムは搬送
され、焼付露光部45において、圧着ソレノイド45aが作動してネガ位置を固定し
焼付けがなされる。(制御系) 以上説明した写真焼付装置100の制御系を示すブロック図が第4図である。制
御部はバーコード情報読取系のA/D変換器およびステッピングモータ駆動部に同
一周波長のクロック信号を送出し、フィルムの搬送速度とバーコード読取りのサ
ンプリング周波数とを同期させる。 制御系は画面位置決定系、バーコード情報検出系とデータのやりとりをし、内
蔵されたRAM上に画像コマごとの位置を表す情報、画像コマごとのコマ番号を示
す情報等を一時的に記憶する。記録手段によってコマ番号は各コマの露光の際に
印画紙にコマ番号印字装置13によって記録する。 本発明のコマ番号読取装置を適用した写真焼付装置は、コマ番号バーコード検
出器によってフィルムのコマ番号を読取り、印画紙上にコマ番号を記録する焼付
装置であるが、コマ番号の読取りまたは推定によるコマ番号の確定ができなかっ たときは、当該コマの露光前に警告を発し、焼付を中断するようにしたものであ
る。 第5図は本発明を適用した写真焼付装置のフローチャートを示したものである
。 まずスプライスされたフィルムの先端がセットされてスタートする。ステッピ
ングモータは正回転してフィルム搬送が行われ(S−1)、フィルム搬送と同期し
てコマ番号バーコードのサンプリグ(読取り)が行われる(S−2)。読取られた
データは多値化(例えば3値化)して精度よくバーコードの検出処理が行われる
(S−3)。また画像コマの検出処理も同時に行われる(S−4)。上記のコマ番号
バーコードの読取りと並行して上流側コマ番号推定(S−5)と下流側コマ番号
推定(S−6)とがなされる。 上流側コマ番号推定(S−5)は第6図(a)に示すフローチャートによって
コマ番号が読取れなかったときは之を推定し登録する。即ち先ず、コマ番号バー
コード検出器がコマ番号コードを読取れたかをチェックする(S−51)。バーコー
ド検出器がコマ番号コードを読取ったときは、その前にコマ番号コードが読取れ
ないので、読跳ばした数(前推定可能数)を算出する(S−52)。先(S−51)に
読取ったコマ番号コード位置情報からコマ番号文字位置情報に交換する(S−53)
。コマ番号情報を登録コードと比較し、異常の有無をチェックする。 読跳ばしたコマ番号コードが0のとき(S−55)は、今検出したコマ番号およ
びコマ番号位置情報とバッファ登録する(S−58)。 また、読跳ばしたコマ番号コードが有るとき(S−55)は、今検出したコマ番
号、コマ番号位置情報をもとに読取れなかったコマ番号を推定(S−56)し、推
定コマ番号、推定コマ番号位置情報、推定マーク(コマ番号を推定によってつけ
たときのみつける。)をバッファ登録(S−57)し、今検出したコマ番号および
コマ番号位置情報をバッファ登録する(S−58)。 下流側コマ番号推定(S−6)も第6図(b)のフローチャートによって並行
し行われる。即ち、読取登録されたコマ番号コードがバッファに貯えられる管理
域(例えば6コマ分)の上流端に達したか否かのチェックがなされる(S−61)。上
流端に達したのが読取登録されたコマ番号コードであるときは(S−61)、後側で
読跳ばしたコマ番号コード数の算出を行う(S−62)。読跳ばしたコマ番号 コードが有るとき(S−63)は、管理域上流端のコマ番号、コマ番号位置情報を
基に後推定(S−64)し、推定コマ番号、推定コマ番号位置情報、推定マーク(
コマ番号を推定によってつけたときのみつける)をバッファ登録(S−65)する
。 ついで、画像コマ位置と露光停止位置が合致しているかをチェック(S−7)
し、一致していればコマ番号確定を行う(S−8)。また画像コマ位置と停止位置
が合致していないときはさらにネガフィルム(NF)を搬送し、次のバーコードの
読取りを開始する。 コマ番号確定(S−8)は第6図(c)のフローチャートによってなされる。
先ず画像コマサイズであるかハーフサイズであるかの判断がなされる(S−81)。
フルサイズの場合は画像コマ中心とコマ番号位置の距離を算定する(S−82)。そ
の算定に基づいてコマ主番号を記録するかコマ副番号を記録するかを確定する(
S−83)。またハーフサイズと判断されたとき(S−81)は、ハーフサイズ画面
についての画像コマ中心とコマ番号位置の距離算定を行う(S−84)。その算定に
基づいてコマ番号を1文字で表示するか2文字で表示するかの確定を行う(S−8
5)。 ここでコマ番号の確定に成功したか否かのチェックがなされる(S−9)。コマ
番号の確定に成功しなかったときは、ブザーや警告ランプの点滅等による警告を
発し(S−10)フィルム搬送を停止する(S−11)。 オペレータは停止位置のフィルムコマのコマ番号をキーボード22からマニュア
ルによって入力し(S−12)、コマ番号の記録がなされる(S−13)。ここでオーダ
ー分のフィルムについて画像のコマ位置とコマ番号が総て確定したか否かのチェ
ックがなされ(S−14)、終了していればENDとなる。終了していないときは元に
もどされる。 〔発明の効果〕 以上、本発明のコマ番号読取装置を写真焼付装置に適用したケースである。こ
の写真焼付装置ではコマ番号を読取りながら印画紙に焼付を行い、そのコマ番号
を印字するようにしたものであるが、そのコマ番号が読取れずまた推定による確
定もできなかったときは、当該コマの露光前に警告を発し、焼付を中断するよう
にしたものである。従ってこの際はオペレータがコマ番号のマニュアル入力を行 うことによって、焼付けられた印画紙には必ずコマ番号が記録されることとなっ
た。またこのことによってオペレータは焼付けられた印画紙についてコマ番号の
有無を全部チェックしていたのがその必要がなくなったので省力化に大いに寄与
することとなった。 またネガ検定装置に適用した場合も同様で、コマ番号が読取れずにまた推定に
よるコマ番号の確定ができなかったときは、警告を発してフィルム搬送を停止し
、ノッチを穿設して露光条件を決定したりするネガ検定を中止するようにした。
警告に基づいてオペレータがマニュアルによってコマ番号を入力するときは、磁
気テープ等の記録媒体には、コマ番号と当該コマのネガ検定結果がもれなく総て
記録されることとなり、オペレータを不必要に煩わすことがなくなった。
読取装置に係わり、写真焼付装置或はネガ検定装置等に適用されるコマ番号読取
装置に関するものである。 〔発明の背景〕 135フィルムの側端部にはバーコードによってDXコードとコマ番号とが付され
ている。コマ番号バーコードはフィルムに予め潜像化されているコマ番号毎にそ
のコマ番号をコード化したもので、第7図にこのバーコードを潜像化した写真フ
ィルムの例を示す。この写真フィルム1は135フィルムであり、フルサイズの画
像コマが一定間隔で直列に焼付けられている。写真フィルム1の両端側には一定
間隔でパーフォレーション2、3が多数形成されている。写真フィルム1側端 とパーフォレーション3との間にはフィルム製造時にフィルム種別(メーカー名
、タイプ、感度等)がコード化したDXコードが定間隔で多数形成されている。 写真フィルム1の外側部とパーフォレーション2との間にハーフサイズの画像
コマが形成されるピッチと同ピッチに主コマ番号5と副コマ番号6とが交互に製
造時にフィルム長手方向に同位置に形成されている。写真フィルム1の幅方向両
側にある主コマ番号5は写真フィルム1の片側から順に「00」から始まる整数が
表示される。副コマ番号6は写真フィルム1の幅方向左側に「A」を付して表示
している。 これらの主コマ番号5、副コマ番号6に対応してバーコード8A,8Bがその右側
に離れた場所にフィルム製造段階で形成されている。これらのバーコード8A,8B
を読取ることにより主コマ番号5、副コマ番号6の数字を検出可能となっている
。 このようなバーコードを読取るには、ステッピングモータ等によりフィルムを
搬送させながら、発光ダイオード等の光源からフィルムのバーコードトラックに
光を照射し、その透過光をホトセンサで受光して、電気信号に変換することによ
って行われる。 ステッピングモータに同期して、フィルムのバーコードを読取る方法として、
一般的に考えられる方式は、サンプリングモータを多値化して、バーコードのコ
ード部分と空白部分とを識別するやり方であり、これによりバーコードのビット
パターンを求める方法がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、バーコードを読取ろうとする実際のフィルムでは、バーコード部分を
含めて画像ムラ、かぶり、褐色ネガ等でフィルムベース部の濃度が一様でない場
合がある。このようにフィルムベース濃度が一様でない場合、フレームナンバー
コードは画像フィルム1本分を通じて同じ値を持つものではなく、すべてのコー
ドがお互いに異なる値を持っているため、あるフレームナンバーコードの読取り
に失敗した場合、その値は全く不明になってしまい後処理工程においてその値を
利用することができなるなるという重大な欠点があった。 上述の問題点を解決するため従来は、現在露光および裏印字しようとしている
対象の画面のFCが読取れなかった場合は、対象画面の直前の画面のFCから推定 して、対象画面のFCを決定していた。(便宜上、前FC推定と呼ぶ) または、露光および裏印字しようとしている対象の画面のFCが読取れなかった
場合は、対象画面の以降の読取れた画面のFCから推定して、対象画面のFCを決定
していた。(便宜上、後FC推定と呼ぶ) 後FC推定方法では、読取るべき画面の後ろに画面が無かったら推定のしようが
ない。(第8図(a)参照) 前FC推定方法でも、読取れなかった画面の直前の画面が12A,24A(読取れた画
面)の場合は、その直後の画面を13,25と推定するか、「E」と推定するかは決定
出来ない。(第8図(b)参照)ここで、「E」は、使用中のフィルムが何枚取りの
フィルムかを特定するために、現在フィルムに使用されている。 従来の後FC推定方法では、前FC推定方法のいずれの方法でも、読取れなかった
画面がフィルムの最後の画面であって、直前のFCが12A,24Aの場合は、読取れな
かった画面のFCを推定出来ないという問題点があった。 本発明は、上記に鑑み創作されたものであり、本発明の目的は、現像ムラ、か
ぶり、褐色等によりフィルムベース濃度に異常のあるフィルムのフレームナンバ
ーコードを検出できなかった場合、それを見逃してしまうことがないよう、適切
な処理を行えるようにしたコマ番号読取装置を提供することを目的とする。 〔発明の構成〕 上記目的は、原画フィルム上のコマ番号に対応するバーコードを検出する検出
手段と、前記原画フィルムに形成された画像コマの位置を決定する決定手段と、
前記検出手段で検出したバーコード情報を演算し、前記決定手段によって決定さ
れた位置の画像コマに対して該コマ画像の中心からの主番号及び副番号までの距
離の算定に基づいて画像コマ番号を付与する演算手段と、当該原画フィルムを搬
送せしめる搬送手段とを有するコマ番号読取装置において、前記演算手段により
画像コマ番号を付与できたかどうかを判別する判別手段と、判別できなかった時
に、オペレータに失敗を伝えるために警告を発生する警告手段を備えることを特
徴とするコマ番号読取装置により達成される。 ここで前記コマ番号読取装置として好ましくは、当該画像コマに対応するコマ
番号の決定に失敗した場合、前記警告手段は前記搬送手段に対し、フィルム搬送 を中断させるものであり、また前記演算手段は、前記検出手段により検出された
前後のバーコード情報に所定の演算を施して当該画像コマのコマ番号を推定する
ことを特徴とするコマ番号読取装置である。 〔実施例〕 本発明のコマ番号読取装置は単独でも使用されるが、多くは写真焼付装置やネ
ガ検定装置等へ適用して用いられるので、本発明のコマ番号読取装置を適用した
写真焼付装置について説明する。(写真焼付装置) 第1図はフィルムの画面焼付を行う写真焼付装置の一実施例を示す構成図であ
る。 ペーパマガジン11より引き出されたロール状印画紙は露光部12でネガ画像の焼
付けが行われる。印画紙の露光部12の直後には印画紙へのコマ番号印字装置13が
あり、焼付けられた印画が対応するフィルムのコマ番号が読取られて印画紙裏面
に印字される。図示したコマ番号印字装置13は7ピンのヘッド移動型のドットプ
リンタである。もとよりこの印字は印画紙裏面とは限らず表面縁部やまたは画像
上などでも良い。なおこの読取られたコマ番号印字はコマ番号のデータを磁気テ
ープ等の記録媒体に記録しておき、他に設けられた印字装置により前記記憶媒体
を利用してコマ番号の印字を行うことも可能である。コマ番号印字装置13を通っ
た印画紙はペーパ巻取りマガジン14内を巻取られる。 一方、ネガマガジン15にはネガフィルムNF(以後単にネガともいう)を複数本
プライスして接続したネガロールをセットし、引出されたネガNFはアキューム16
を介してネガキャリア17へ送られる。アキューム16はネガフィルムNFを送出すネ
ガマガジン15の回転速度とネガNFを露光ステージに送るネガ搬送手段の送り速度
の違いを吸収するもので、現在蓄積されているネガNFの量を上下移動するアキュ
ーム制御子18の位置に換算して光学センサ(図示せず)で読取り、その位置関係に
より双方のネガNFの搬送を制御している。 ネガキャリア17において、露光位置にネガNFの画像コマをセットし、露光部12
にある印画紙に露光を行う。露光後のネガNFは第2のアキューム19を介してネガ
巻取り20へ巻取られる。アキューム19は前記のアキューム16と同様で、ネガキャ
リア17の送出し速度とネガ巻取り20の巻取り回転速度の違いを吸収す るものである。 なお、上記実施例ではネガNFをスプライスにより複数本接続してプリント処理
を行っているが、フィルムを1本単位で順次ネガキャリア部17に導入して処理を
行うことも可能である。 磁気テープ読取装置21は本写真焼付装置1による焼付処理以前に行われるフィ
ルムの検定作業の結果を記録した磁気テープの読取装置で、読出したデータを用
いて露光作業を行う。また前記したように読取られたコマ番号データを他の印字
装置へ媒介するための記録装置としても用いることができる。22はオペレータの
入力用に用いられるキーボードでテンキー等が設けられている。(焼付動作) 次にネガキャリア部17での焼付動作について説明する。第2図はネガキャリア
部浮17の外観斜視図で、第3図はネガ搬送路およびネガマスク部を示すもので、
第3図(a)は平面図、第3図(b)は側断面図を示す。ネガNFはネガフィルム
導入部23よりネガ搬送基台30に設けられたネガ搬送路31とネガ圧着ガイド32の間
を搬送される。ネガ搬送路31の両側はネガNFの搬送をガイドするガイド壁31a,31
bとなっている。ネガ圧着ガイド32はヒンジ部34を支軸として開閉可能となって
いる。 ネガ搬送路31およびネガ圧着ガイド32には第1および第2のノッチ検出用セン
サ40a,40b、スプライス検出用センサ41、DXコード検出器42a、コマ番号バーコー
ド検出器42bが設けられている。また43は画面検出素子である。第1のノッチ検
出用センサ40aは、プレジャッジ用に用いられ、第2のノッチ検出用センサ40bは
焼付露光部45で画面の位置出し用に用いられる。何れもフィルムエッジのノッチ
部分を検出することによってなされる。 DXコード検出器42a、コマ番号バーコード検出器42bはともにネガ搬送路31の上
または下位置に配置されている。どちらが上位置であっても差支えない。それぞ
れLED等を用いた光源部421とグラスファイバ422、受光センサ423により構成され
、フィルム面を両側から挟む形で同軸対向している。光源部421を受光させてフ
ィルムのバーコード部分からの透過光をグラスファイバ422を介して受光センサ4
23に導き、透過光を光電交換した出力信号をアンプに入力する。DX コード検出器42aについては、そのコードの性質上受光センサ423を2つの部分に
分け、それぞれクロックトラックとデータトラックの透過光を検出し、別々のア
ンプに入力する。DXコード検出器42a、コマ番号バーコード検出器42bについては
、図示のように透過光を検出するタイプのものばかりでなく、フィルム面からの
反射光を検出する構成であっても良い。 ネガ搬送路31の中央部にはネガ像を透視できる透明板44がある。またネガ搬送
路31にはネガ搬送用のドライブローラ46a,46bがあってステッピングモータ47に
よって駆動される。ステッピングモータ47はモータ駆動部から送出されるパルス
信号によって1パルス当たりモータが回転しフィルムを0.25mmだけ搬送する。こ
のフィルム搬送系ではフィルムの巻取り側への駆動だけではなく巻戻し側への駆
動も行われる。 画面検出器43は画面検出に用いられる。画面検出には画面検出器43,アンプ,A/
D変換器,画面検出処理部から構成され、ステッピングモータ47により搬送され
フィルムの画像部分の透過光を読取り、画像コマの始端および終端を検出する。
それにより画像コマ位置の決定がなされる。 フィルムはコマ位置決定がなされ、画面の位置出しがなされてフィルムは搬送
され、焼付露光部45において、圧着ソレノイド45aが作動してネガ位置を固定し
焼付けがなされる。(制御系) 以上説明した写真焼付装置100の制御系を示すブロック図が第4図である。制
御部はバーコード情報読取系のA/D変換器およびステッピングモータ駆動部に同
一周波長のクロック信号を送出し、フィルムの搬送速度とバーコード読取りのサ
ンプリング周波数とを同期させる。 制御系は画面位置決定系、バーコード情報検出系とデータのやりとりをし、内
蔵されたRAM上に画像コマごとの位置を表す情報、画像コマごとのコマ番号を示
す情報等を一時的に記憶する。記録手段によってコマ番号は各コマの露光の際に
印画紙にコマ番号印字装置13によって記録する。 本発明のコマ番号読取装置を適用した写真焼付装置は、コマ番号バーコード検
出器によってフィルムのコマ番号を読取り、印画紙上にコマ番号を記録する焼付
装置であるが、コマ番号の読取りまたは推定によるコマ番号の確定ができなかっ たときは、当該コマの露光前に警告を発し、焼付を中断するようにしたものであ
る。 第5図は本発明を適用した写真焼付装置のフローチャートを示したものである
。 まずスプライスされたフィルムの先端がセットされてスタートする。ステッピ
ングモータは正回転してフィルム搬送が行われ(S−1)、フィルム搬送と同期し
てコマ番号バーコードのサンプリグ(読取り)が行われる(S−2)。読取られた
データは多値化(例えば3値化)して精度よくバーコードの検出処理が行われる
(S−3)。また画像コマの検出処理も同時に行われる(S−4)。上記のコマ番号
バーコードの読取りと並行して上流側コマ番号推定(S−5)と下流側コマ番号
推定(S−6)とがなされる。 上流側コマ番号推定(S−5)は第6図(a)に示すフローチャートによって
コマ番号が読取れなかったときは之を推定し登録する。即ち先ず、コマ番号バー
コード検出器がコマ番号コードを読取れたかをチェックする(S−51)。バーコー
ド検出器がコマ番号コードを読取ったときは、その前にコマ番号コードが読取れ
ないので、読跳ばした数(前推定可能数)を算出する(S−52)。先(S−51)に
読取ったコマ番号コード位置情報からコマ番号文字位置情報に交換する(S−53)
。コマ番号情報を登録コードと比較し、異常の有無をチェックする。 読跳ばしたコマ番号コードが0のとき(S−55)は、今検出したコマ番号およ
びコマ番号位置情報とバッファ登録する(S−58)。 また、読跳ばしたコマ番号コードが有るとき(S−55)は、今検出したコマ番
号、コマ番号位置情報をもとに読取れなかったコマ番号を推定(S−56)し、推
定コマ番号、推定コマ番号位置情報、推定マーク(コマ番号を推定によってつけ
たときのみつける。)をバッファ登録(S−57)し、今検出したコマ番号および
コマ番号位置情報をバッファ登録する(S−58)。 下流側コマ番号推定(S−6)も第6図(b)のフローチャートによって並行
し行われる。即ち、読取登録されたコマ番号コードがバッファに貯えられる管理
域(例えば6コマ分)の上流端に達したか否かのチェックがなされる(S−61)。上
流端に達したのが読取登録されたコマ番号コードであるときは(S−61)、後側で
読跳ばしたコマ番号コード数の算出を行う(S−62)。読跳ばしたコマ番号 コードが有るとき(S−63)は、管理域上流端のコマ番号、コマ番号位置情報を
基に後推定(S−64)し、推定コマ番号、推定コマ番号位置情報、推定マーク(
コマ番号を推定によってつけたときのみつける)をバッファ登録(S−65)する
。 ついで、画像コマ位置と露光停止位置が合致しているかをチェック(S−7)
し、一致していればコマ番号確定を行う(S−8)。また画像コマ位置と停止位置
が合致していないときはさらにネガフィルム(NF)を搬送し、次のバーコードの
読取りを開始する。 コマ番号確定(S−8)は第6図(c)のフローチャートによってなされる。
先ず画像コマサイズであるかハーフサイズであるかの判断がなされる(S−81)。
フルサイズの場合は画像コマ中心とコマ番号位置の距離を算定する(S−82)。そ
の算定に基づいてコマ主番号を記録するかコマ副番号を記録するかを確定する(
S−83)。またハーフサイズと判断されたとき(S−81)は、ハーフサイズ画面
についての画像コマ中心とコマ番号位置の距離算定を行う(S−84)。その算定に
基づいてコマ番号を1文字で表示するか2文字で表示するかの確定を行う(S−8
5)。 ここでコマ番号の確定に成功したか否かのチェックがなされる(S−9)。コマ
番号の確定に成功しなかったときは、ブザーや警告ランプの点滅等による警告を
発し(S−10)フィルム搬送を停止する(S−11)。 オペレータは停止位置のフィルムコマのコマ番号をキーボード22からマニュア
ルによって入力し(S−12)、コマ番号の記録がなされる(S−13)。ここでオーダ
ー分のフィルムについて画像のコマ位置とコマ番号が総て確定したか否かのチェ
ックがなされ(S−14)、終了していればENDとなる。終了していないときは元に
もどされる。 〔発明の効果〕 以上、本発明のコマ番号読取装置を写真焼付装置に適用したケースである。こ
の写真焼付装置ではコマ番号を読取りながら印画紙に焼付を行い、そのコマ番号
を印字するようにしたものであるが、そのコマ番号が読取れずまた推定による確
定もできなかったときは、当該コマの露光前に警告を発し、焼付を中断するよう
にしたものである。従ってこの際はオペレータがコマ番号のマニュアル入力を行 うことによって、焼付けられた印画紙には必ずコマ番号が記録されることとなっ
た。またこのことによってオペレータは焼付けられた印画紙についてコマ番号の
有無を全部チェックしていたのがその必要がなくなったので省力化に大いに寄与
することとなった。 またネガ検定装置に適用した場合も同様で、コマ番号が読取れずにまた推定に
よるコマ番号の確定ができなかったときは、警告を発してフィルム搬送を停止し
、ノッチを穿設して露光条件を決定したりするネガ検定を中止するようにした。
警告に基づいてオペレータがマニュアルによってコマ番号を入力するときは、磁
気テープ等の記録媒体には、コマ番号と当該コマのネガ検定結果がもれなく総て
記録されることとなり、オペレータを不必要に煩わすことがなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すコマ番号読取装置を備えた写真焼付装置の構成
図、第2図はネガキャリア部の外観斜視図、第3図(a),(b)はネガ搬送路およ
びネガマスク部を示すもので、第3図(a)は平面図、第3図(b)は側断面図
を示す。第4図は第1図に示す写真焼付装置の制御系を示すブロック図、第5図
,第6図(a),(b),(c)は本発明のフローチャート図である。第7図は135フィ
ルムの拡大図、第8図(a),(b)は読取った135フィルムの説明図を示す。 40……ノッチ検出器41……スプライス検出器42a……DXコード検出器42b……コマ
番号コード検出器43……画面検出器
図、第2図はネガキャリア部の外観斜視図、第3図(a),(b)はネガ搬送路およ
びネガマスク部を示すもので、第3図(a)は平面図、第3図(b)は側断面図
を示す。第4図は第1図に示す写真焼付装置の制御系を示すブロック図、第5図
,第6図(a),(b),(c)は本発明のフローチャート図である。第7図は135フィ
ルムの拡大図、第8図(a),(b)は読取った135フィルムの説明図を示す。 40……ノッチ検出器41……スプライス検出器42a……DXコード検出器42b……コマ
番号コード検出器43……画面検出器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】原画フィルム上のコマ番号に対応するバーコードを検出する検出手
段と、前記原画フィルムに形成された画像コマの位置を決定する決定手段と、前
記検出手段で検出したバーコード情報を演算し、前記決定手段によって決定され
た位置の画像コマに対して該コマ画像の中心からの主番号及び副番号までの距離
の算定に基づいて画像コマ番号を付与する演算手段と、当該原画フィルムを搬送
せしめる搬送手段とを有するコマ番号読取装置において、前記演算手段により画
像コマ番号を付与できたかどうかを判別する判別手段と、判別できなかった時に
、オペレータに失敗を伝えるために警告を発生する警告手段を備えることを特徴
とするコマ番号読取装置。 【請求項2】当該画像コマに対応するコマ番号の決定に失敗した場合、前記警告
手段は前記搬送手段に対し、フィルム搬送を中断させることを特徴とする特許請
求の範囲1記載のコマ番号読取装置。 【請求項3】前記演算手段は、前記検出手段により検出された前後のバーコード
情報に所定の演算を施して当該画像コマのコマ番号を推定することを特徴とする
特許請求の範囲1記載のコマ番号読取装置。
Family
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