JP2743859B2 - トラッキング誤差信号検出装置 - Google Patents

トラッキング誤差信号検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報記録光ディスク記録
再生装置のトラッキング誤差信号検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、トラッキング誤差信号検出装置
は、情報記録光ディスクの高密度化に伴い新たな技術発
明が要望されている。
【0003】従来のトラッキング誤差信号検出装置とし
ては、例えば特開昭61−206933号公報に示され
ている。
【0004】以下に、従来のトラッキング誤差信号検出
装置について説明する。図5はこの従来のトラッキング
誤差信号検出装置のブロック図を示すものである。図5
において、1は4分割受光素子を示し、直交する分割線
で4分割されており、4つの受光面1a、1b、1c、
1dを持つ。2及び3は加算器であって、4分割受光素
子1の受光面の対角対1aと1b及び1cと1dの出力
信号の和をとる。4及び5は比較器で、加算器2、3の
出力をそれぞれ入力しデジタル信号A、Bに変換する。
106は位相差検出部で、比較器4、5の出力するデジ
タル信号A、Bの位相差を検出し、位相差パルスP1及
び極性信号D1として出力する。107はパルス幅記憶
部であって、パルス幅記憶用のコンデンサ108を有
し、位相差パルスP1のパルス幅を記憶し遅延させて遅
延位相差パルスP2として出力する。109は無効位相
差判定部で、デジタル信号A及びBの変化状態から上記
位相差パルスP1がトラッキングエラーの指標として無
効であることを判定して無効信号C1を出力する。11
0は出力補正部を示し、極性信号D1、遅延位相差パル
スP2、無効信号C1を入力とし、トラッキングエラー
として有効なトラッキング誤差パルス信号A2及びB2
を出力する。111及び112はローパスフィルタで、
トラッキング誤差パルス信号A2及びB2の高域成分を
取り除く。113は減算器を示し、ローパスフィルタ1
11、112の各出力の差を取ってトラッキング誤差信
号TEを得るものである。
【0005】以上のように構成されたトラッキング誤差
信号検出装置について、以下その動作について、図を用
いて説明する。
【0006】図5において、照射手段(図示せず)から
照射されたレーザービームは光ディスク(図示せず)に
反射されて、4分割受光素子1に照射され、4つの受光
面1a〜1dへの照射量に応じた分の出力が出力され
る。加算器2は対角上にある受光面1a、1bの出力を
加算して、比較器4はその加算値をデジタル信号に変換
する。加算器3、比較器5も受光面1c,1dの出力に
対し、同様の処理を行う。
【0007】特開昭61−206933号公報に示され
ているように、対角する受光面1aと受光面1bによる
デジタル信号Aと、もう一つの対角する受光面1cと受
光面1dによるデジタル信号Bは、光ビームの情報記録
トラックに対する位置ずれの方向と量に依存する極性と
大きさを持った位相差を持ち、その位相差を信号として
取り出して高周波成分を除去することでトラッキング誤
差信号が得られることが知られている。
【0008】図6は上述したデジタル信号A、B、位相
差P1、遅延位相差P2、無効信号C1、極性信号D
1、トラッキング誤差パルス信号A2、B2の各信号
と、パルス幅記憶部のコンデンサ108の電位PMの変
化を、(1)から(4)の代表的な状態について模式的
に表わしたタイミングチャートである。
【0009】まず、状態(1)と(2)はある方向に比
較的大きな位置ずれを持っている場合であり、状態
(4)は逆の方向に小さな位置ずれを持っている場合で
ある。
【0010】極性信号D1は位置ずれの向きを検出して
状態(1)、(2)では[H]、状態(4)では[L]
として、又、位相差パルスP1はデジタル信号AとBの
位相差に等しいパルス幅のパルスとして位相差検出部1
06から出力される。
【0011】無効位相差判定部109は、デジタル信号
Aの変化に対応するデジタル信号Bの変化が存在するこ
とを確認して、無効信号C1に[L]を出力する。
【0012】パルス幅記憶部107は、位相差パルスP
1の[H]期間でコンデンサ108に充電を行い、
[L]期間で充電時と同じ電流値で放電を行う。放電
は、コンデンサ108の電位PMが初期値に戻った時点
で終了するが、放電が行なわれている間遅延位相差パル
スP2を出力する。充電と放電の電流値が等しいので、
位相差パルスP1と遅延位相差パルスP2は同じパルス
幅となる。又、遅延位相差パルスP2が出力されるタイ
ミングは、無効位相差判定部109の判定が完了した後
となるように遅延されている。
【0013】出力部110は、位相差検出部106から
の極性信号D1に従って、遅延位相差パルスP2をトラ
ッキング誤差パルス信号A2もしくはB2に出力し、ロ
ーパスフィルタ111、112と減算器113を経て、
トラッキング誤差信号TEが出力される。
【0014】状態(3)は、デジタル信号Aの変化に対
応するデジタル信号Bの変化が存在せず、位相差がトラ
ッキング誤差信号として無効である場合である。
【0015】この場合、遅延位相差パルスP2及び極性
信号D1は、上述したプロセスと同様にして発生され、
P2はデジタル信号Aの[H]期間と同じパルス幅を持
っている。
【0016】無効位相差判定部109は、デジタル信号
Aの変化に対応するべきデジタル信号Bの変化が無いこ
とを検出して、無効信号C1を[H]にし、それを受け
た出力部110は、無効信号C1が[H]である間、パ
ルス幅記憶部107で遅延された遅延位相差パルスP2
をA2及びB2へ出力することを停止する。この処理に
よって、無効位相差信号がトラッキング誤差信号として
出力されることを防止し、トラッキング誤差信号のノイ
ズを減少させている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、デジタル出力AとBの位相差そのものを
パルスとして取り出している為に、光ビームの情報記録
トラックに対する位置ずれが小さく、デジタル出力Aと
Bの間の位相差が小さい時には、検出回路の動作速度の
限界の為に、トラッキング誤差検出が出来ない。又、位
相差パルス幅を一旦パルス幅記憶回路に記憶してから遅
延させて出力している為に、パルス幅記憶回路の精度の
限界により、特にパルス幅が小さい場合に、トラッキン
グ誤差信号の精度が劣化するという問題点を有してい
た。これらの問題点は、情報記録トラックの中央に光ビ
ームが位置する時に発生し、高精度のトラッキングサー
ボが必要な用途において、大きな障害となっていた。
【0018】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、光ビームの情報記録トラックに対する位置ずれが小
さい場合でも、高精度のトラッキング誤差信号を得るこ
とのできるトラッキング誤差信号検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のトラッキング誤差信号検出装置は、光ディス
クの情報トラック付近にレーザービームを照射する照射
手段と、直交する分割線で4分割された受光面で、レー
ザービーム反射光を受光する4分割受光素子と、4分割
受光素子の対角をなす受光素子の出力を加算する2つの
加算器と、1対の加算器の出力を各々2値化する1対の
比較器と、1対の比較器出力を入力とし処理結果を遅延
要素を経由することなく出力する1対の極性切換部と、
1対の比較器出力を入力とし1対の極性切換部の極性切
換を制御する極性制御部と、1対の比較器出力を入力と
しその位相差のトラッキングエラーとしての有効性を判
定して無効信号を出力する無効位相差判定部と、1対の
極性切換部の出力を遅延し1対の遅延位相差パルスとし
て出力する位相差記憶部と、位相差記憶部の出力を入力
とし無効位相差判定部の無効信号に従って1対の補正パ
ルスを出力する出力補正部と、1対の極性切換部の1対
の出力と出力補正部の1対の出力を加算する加算器と、
加算器の出力から高周波成分をそれぞれ除去する1対の
ローパスフイルタと、ローパスフイルタの1対の出力を
減算してトラッキング誤差信号を出力する減算器とを備
えた構成を有している。
【0020】
【作用】本発明は上述した構成により、回路の動作速度
に依存せずに、上記デジタル出力AとBの間の位相差情
報を、微小な位相差も除去すること無く、トラッキング
誤差パルス信号として出力することができ、特に光ビー
ムが情報記録トラックの中央付近に存在する場合でも、
高精度のトラッキング誤差信号を得ることができ、更に
無効な位相差信号に対してもトラッキング誤差信号のノ
イズレベルを最少に抑えることができる。
【0021】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0022】図1は本発明の実施例におけるトラッキン
グ誤差信号検出装置のブロック図を示すものである。図
1において、1〜5は前述した従来例と同様なものであ
る。6はパルスエッジ抽出部を示し、比較器4、5の出
力したデジタル信号A及びBを入力とし、そのエッジ部
分を抽出して位相差パルスA1及びB1を出力する。7
は位相差記憶部で、位相差パルスA1及びB1を入力と
し、その間の位相差を記憶して遅延位相差パルス信号X
1及びY1を出力する。8は無効位相差判定部で、デジ
タル信号A、Bを入力とし、それらの変化状態から無効
位相差の判定を行なって無効信号C1を出力する。9は
出力補正部であって、遅延位相差パルス信号X1、Y1
と無効信号C1を入力して補正パルスX2及びY2を出
力する。10、11は加算器を示し、位相差パルスA
1、B1と補正パルスX2、Y2を加算し、トラッキン
グ誤差パルス信号A2及びB2として出力する。12、
13はローパスフィルタで、入力したトラッキング誤差
パルス信号A2、B2の高周波成分を除去する。14は
減算器を示し、各ローパスフィルタ12、13の出力の
差を取ってトラッキング誤差信号TEとして出力するも
のである。
【0023】図2に上述したパルスエッジ抽出部6のブ
ロック図を示す。図2において、22及び23は入力し
たデジタル信号A及びBの極性を切換えて位相差パルス
A1及びB1として出力する極性切換部、21はデジタ
ル信号A、Bの状態を判定して極性切換部22及び23
の極性切換状態を制御する出力極性制御部である。
【0024】図3は位相差記憶部7の構成を示すブロッ
ク図であり、図3において31は位相差パルスA1及び
B1の位相差部分を抽出する論理ゲート部、32は論理
ゲート部31の出力の[H]期間でコンデンサ33の充
電、[L]期間でコンデンサ33の放電を行ない、放電
が行なわれている間パルスを出力する充放電制御部、3
4は入力信号A1とB1の間の位相差の極性を判定する
誤差極性制御部、35は充放電制御部32から出力され
るパルスを、誤差極性制御部34の出力にしたがって遅
延位相差パルス信号としてX1もしくはY1に出力する
スイッチである。
【0025】以上のように構成された本実施例のトラッ
キング誤差信号検出装置について、以下図面を用いて、
その動作について説明する。
【0026】従来例と同様に、光ディスク(図示せず)
に反射されたレーザービームによる4分割受光素子1か
らの出力を対角位置ごとで加算し(加算器2、3)、デ
ジタル変換(比較器4、5)する。
【0027】図4は上述したデジタル信号A、B、位相
差パルスA1、B1、遅延位相差パルスX1、Y1、無
効信号C1、補正パルスX2、Y2、トラッキング誤差
パルス信号A2、B2の各信号と、コンデンサ33の電
位PMの変化を、代表的な状態(1)〜(4)について
模式的に表わしたタイミングチャートである。
【0028】まず、図4における状態(1)について説
明する。入力AとBが共に[L]の状態であれば、極性
切換部22と23は、 A1=A , B1=B ・・・・・・・・・・・・・・・・・(a) の状態となっており、デジタル信号A及びBの変化に伴
って正論理の位相差パルスA1とB1を出力する。この
後デジタル信号A及びBが共に[H]になった時点で出
力極性制御部21は、極性切換部22と23の状態を、 A1=〜A , B1=〜B (ただし、〜は否定を意味)・・(b) となるように切換え、それにしたがって極性切換部22
と23が動作する結果、位相差パルスA1とB1は共に
[L]の状態となる。この極性切換動作に要する時間は
図4においてτで表わされている。
【0029】デジタル信号AとBの間の位相差をΔtと
すると、位相差パルスA1及びB1のパルス幅は、 T(A1)=Δt+τ , T(B1)=τ ・・・・・・・・(c) であり、位相差パルスA1とB1は回路の動作速度τに
依存することなく、パルス幅の差Δtを維持している。
又、この状態(1)は無効位相差の状態ではないので、
無効位相差判定部8の制御によって、出力補正部9の出
力する補正パルスX2とY2は共に[L]であり、トラ
ッキング誤差パルス信号A2、B2は位相差パルスA
1、B1に等しい信号となっており、ローパスフィルタ
12、13によってトラッキング誤差パルス信号A2、
B2の高周波成分を取り除き、減算器14によって減算
することにより、位相差Δtに完全に比例するトラッキ
ング誤差信号TEを得ることができる。
【0030】次に状態(2)について動作を説明する。
入力信号AとBが変化するまでは共に[H]であるの
で、極性切換部22と23は上記(b)式で示される状
態にある。デジタル信号A及びBが図4に示すタイミン
グで変化すると、位相差パルスA1及びB1はデジタル
信号A及びBを反転した信号となり、上記した状態
(1)と同じく正極性の位相差パルスが得られる。この
後デジタル信号A及びBが共に[L]になった時点で、
出力極性制御部21は極性切換部22と23の状態を上
記の(a)式で表わされる状態に切換え、その結果位相
差パルスA1とB1は再び共に[L]の状態となる。パ
ルス幅については上記の(c)式が成立する。以後は状
態(1)と同様である。
【0031】又、状態(4)についても、位相差Δtが
小さいだけで、状態(1)と同様である。
【0032】次に状態(3)について述べる。この状態
は無効位相差の一例である。図4に示されるようにデジ
タル信号Aのみが変化すると、パルスエッジ抽出部6は
A1に同じ信号を出力する。この信号はそのまま加算器
10、ローパスフィルタ12、減算器14を通って、ト
ラッキング誤差信号TEとして出力される。同時に、位
相差記憶部7では入力した位相差パルスA1とB1に従
い、A1が[H]の間充放電制御部32はコンデンサ3
3に一定電流で充電を行い、コンデンサ33の端子電圧
PMは図4に示すように上昇する。次に位相差パルスA
1が[L]になった時点から充放電制御部32はコンデ
ンサ33の電荷を充電時と同じ電流値で放電を開始し、
コンデンサ33の端子電圧PMが充電前の電圧に等しく
なった時点で放電を終了する。この放電が行なわれてい
る間充放電制御部はパルスを出力しており、そのパルス
は誤差極性制御部34の判定結果にしたがって、スイッ
チ35により遅延位相差パルス信号X1に出力される。
又、充放電が同じ電流値で行なわれる結果、遅延位相差
パルスX1のパルス幅は位相差パルスA1のパルス幅に
等しいものとなっている。なお、この間遅延位相差パル
スY1は[L]のままである。
【0033】無効位相差判定部8は、デジタル信号Aの
変化に伴うはずのBの変化がないことから、デジタル信
号Aの極性が[L]に戻った時点で無効位相差の判定を
行い、判定結果C1をアクティブにして出力補正部9に
送る。出力補正部9ではC1にしたがって遅延位相差パ
ルスX1を補正パルスY2に出力する。
【0034】これらの処理の結果、無効位相差が出力さ
れた直後に同じパルス幅の補正パルスが出力され、ロー
パスフィルタ12、13を経由して減算器14で減算さ
れる結果、トラッキング誤差信号TEにおける、無効位
相差によるノイズを消去している。
【0035】以上のように本発明は、光ディスクの情報
トラック付近にレーザービームを照射する照射手段と、
直交する分割線で4分割された受光面で、レーザービー
ム反射光を受光する4分割受光素子と、4分割受光素子
の対角をなす受光素子の出力を加算する2つの加算器
と、1対の加算器の出力を各々2値化する1対の比較器
と、1対の比較器出力を入力とし処理結果を遅延要素を
経由することなく出力する1対の極性切換部と、1対の
比較器出力を入力とし1対の極性切換部の極性切換を制
御する極性制御部と、1対の比較器出力を入力としその
位相差のトラッキングエラーとしての有効性を判定して
無効信号を出力する無効位相差判定部と、1対の極性切
換部の出力を遅延し1対の遅延位相差パルスとして出力
する位相差記憶部と、位相差記憶部の出力を入力とし無
効位相差判定部の無効信号に従って1対の補正パルスを
出力する出力補正部と、1対の極性切換部の1対の出力
と上記出力補正部の1対の出力を加算する加算器と、加
算器の出力から高周波成分をそれぞれ除去する1対の
ーパスフイルタと、ローパスフイルタの1対の出力を減
算してトラッキング誤差信号を出力する減算器とを備え
ることにより、回路の動作速度に依存せずに、上記Aと
Bの間の位相差情報を、微少な位相差も除去することな
く、トラッキング誤差パルス信号として出力することが
でき、特に光ビームが情報トラックの中央付近に存在す
る場合でも、高精度のトラッキング誤差信号を得る事が
でき、更に、無効な位相差信号に対してもトラッキング
誤差信号のノイズレベルを最小に抑えることができる優
れたトラッキング誤差信号検出装置を実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるトラッキング誤差信号
検出装置のブロック図
【図2】同、パルスエッジ抽出部のブロック図
【図3】同、位相差記憶部のブロック図
【図4】本発明の実施例の動作を示すタイミングチャー
【図5】従来のトラッキング誤差信号検出装置のブロッ
ク図
【図6】従来例の動作を示すタイミングチャート
【符号の説明】
1 4分割受光素子 2 加算器 3 加算器 4 比較器 5 比較器 6 パルスエッジ抽出部 7 位相差記憶部 8 無効位相差判定部 9 出力補正部 10 加算器 11 加算器 12 ローパスフィルタ 13 ローパスフィルタ 14 減算器 22 極性切換部 23 極性切換部 21 出力極性制御部 31 論理ゲート部 32 充放電制御部 33 コンデンサ 34 誤差極性制御部 35 スイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの情報トラック付近にレーザ
    ービームを照射する照射手段と、直交する分割線で4分
    割された受光面で、上記レーザービーム反射光を受光す
    る4分割受光素子と、上記4分割受光素子の対角をなす
    受光素子の出力を加算する2つの加算器と、上記1対の
    加算器の出力を各々2値化する1対の比較器と、上記1
    対の比較器出力を入力とし処理結果を遅延要素を経由す
    ることなく出力する1対の極性切換部と、上記1対の比
    較器出力を入力とし上記1対の極性切換部の極性切換を
    制御する極性制御部と、上記1対の比較器出力を入力と
    しその位相差のトラッキングエラーとしての有効性を判
    定して無効信号を出力する無効位相差判定部と、上記1
    対の極性切換部の出力を遅延し1対の遅延位相差パルス
    として出力する位相差記憶部と、上記位相差記憶部の出
    力を入力とし上記無効位相差判定部の無効信号に従って
    1対の補正パルスを出力する出力補正部と、上記1対の
    極性切換部の1対の出力と上記出力補正部の1対の出力
    を加算する加算器と、上記加算器の出力から高周波成分
    をそれぞれ除去する1対のローパスフイルタと、上記ロ
    ーパスフイルタの1対の出力を減算してトラッキング誤
    差信号を出力する減算器とからなるトラッキング誤差信
    号検出装置。
  2. 【請求項2】 位相差記憶部は、 1対の極性切換部の出
    力の極性が異なる期間にはコンデンサへ一定の電流値で
    充電を行い、逆に極性が等しい期間には上記コンデンサ
    から同じ電流値で初期電圧まで放電を行いながらパルス
    を出力する充放電制御部と、上記充放電制御部から出力
    されるパルスを、1対の遅延位相差パルスとして出力補
    正部に出力するスイッチ部と、上記1対の極性切換部の
    出力の位相を比較して上記スイッチ部の制御を行う誤差
    極性判定部とから構成されることを特徴とする請求項
    記載のトラッキング誤差信号検出装置。
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