JPH10112042A - 光学的情報再生装置 - Google Patents

光学的情報再生装置

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JPH10112042A
JPH10112042A JP26405596A JP26405596A JPH10112042A JP H10112042 A JPH10112042 A JP H10112042A JP 26405596 A JP26405596 A JP 26405596A JP 26405596 A JP26405596 A JP 26405596A JP H10112042 A JPH10112042 A JP H10112042A
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error signal
circuit
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outputs
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JP26405596A
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English (en)
Inventor
Koichiro Nishimura
孝一郎 西村
Junji Nakajima
順次 中島
Toshifumi Takeuchi
敏文 竹内
Koichi Hirose
幸一 広瀬
Makoto Furuhata
誠 降旗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
    • G11B7/0906Differential phase difference systems

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】4分割型受光セルの出力に遅延手段を具備する
位相差方式を用いた光学的情報再生装置で、記録媒体の
ピット深さに依存せず2つの位相補正手段でオフセット
のないトラッキング誤差信号を生成可能にする。 【解決手段】4分割型受光セル18の対角に配置した2
つのセルの出力を組とする2組の信号をそれぞれ外部よ
り制御できる回路接続切り替え手段2、3に入力し、そ
の出力を片方は外部より制御可能な遅延手段19、20
を通して、他方は直接、加算器21、22に入力する。
2つの出力信号は記録媒体のピットの深さにより位相関
係が変化するので、位相の進んでいる信号を遅延手段1
9、20に入力するように切替手段2、3を制御する。
これにより、ピットの深さに依存せず2つの信号の位相
差を解消でき、加算器21、22の信号の位相が等しく
することができ、トラッキング誤差信号のオフセットの
発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体から光学
的に情報を読み取る光学的情報再生装置、とくにそのト
ラッキング制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオディスクなどの記録媒体か
ら光学的に情報を読み取る光学的情報再生装置におい
て、記録媒体の高密度化が研究されている。前記の情報
は、一般に記録媒体上の微細な凹凸(以降これをピット
とする)により記録される。光学的情報再生装置では、
半導体レーザー等の光源からの光束をレンズ等を用いて
前記のピット上に微小な光スポットを形成し、その反射
光から情報を読み取る。該光学的情報再生装置では、光
スポットをピットの列(以降これをトラックとする)に
追従させるため、記録媒体の高密度化に伴ってより精密
なトラッキング制御を必要とする。そのため、光学的手
法を用いて精密なトラッキング誤差信号を生成する手法
が色々と提案されている。そのなかの一つとして、記録
媒体からの反射光を検出して電気的信号に変換する光検
出器部分の受光セルを4つに分割し、対角に配置された
2つの受光セルからの出力を組とする2組の信号におけ
る各組の和信号の位相差から、トラッキング誤差信号を
生成する手法(以降これを位相差方式と呼ぶ)が既に知
られている。
【0003】以下において、図を参照しながら上記の位
相差方式について説明する。
【0004】図2は位相差方式によるトラッキング誤差
信号生成の原理を示す回路ブロック図である。同図にお
いて、18は4つの受光セルa、b、c、dから構成さ
れる光検出器、21、22は加算器、23、24は波形
等化回路、25、26は波形整形回路である。27は位
相比較回路で、2つの入力信号の位相差と等しい幅を持
つパルス波を出力する。また、同ブロックで出力される
パルス波は、入力信号の位相関係により極性が変化す
る。28は低域通過フィルタで、入力信号の積分を行
う。
【0005】半導体レーザー等の光源より出射された光
束は対物レンズを介して記録媒体上に集光され、光スポ
ットを形成する(以上図示せず)。記録媒体の情報記録
面上で反射した光は、再び対物レンズを介して光検出器
18に入射し、光検出器の受光セル上に遠視野像を形成
する。光検出器18の受光セルa、cからの出力は加算
器21で加算される。加算器21からの出力は波形等化
回路23により波形等化され、波形整形回路25により
方形波に整形され、位相比較回路27に入力される。同
様に受光セルb,dからの出力は加算器22で加算さ
れ、波形等化回路24により波形等化され、波形整形回
路26により方形波に整形され、位相比較回路27に入
力される。位相比較回路27では入力された2つの信号
の位相差に等しい幅をもつパルス波が出力される。該出
力パルス信号は低域通過フィルタ28により積分され、
トラッキング誤差信号となる。
【0006】図3〜6は光スポット46が記録媒体上の
ピット47の長径端にいる時の図で、各図において
(1)は記録媒体上のピットと光スポットの位置関係、
(2)は光検出器の受光セル上の遠視野像、(3)は受
光セル18からの出力信号、(4)は加算器21、22
からの出力信号を示す。
【0007】図3は光スポット46がトラック中心上を
移動している場合を示す。光スポット46とピット47
が同図(1)に示す関係にある時、ピットによる光の回
折により遠視野像48内に生ずる暗領域49、50は、
同図(2)に示すように光検出器18の4つの受光セル
a〜dに等しい面積で生じる。これより、同図(3)に
示すように受光セルa〜dの出力信号109〜112の
波形は等しくなり、加算器21、22の出力信号の位相
は同図(4)に示すように等しくなる。これはトラック
誤差がゼロの状態であり、トラッキング誤差信号は基準
所定値V0となる。
【0008】図4は、記録媒体上の光スポット46がト
ラック中心からY軸方向にΔyだけ変位した状態で移動
する場合を示す。光スポット46とピット47が同図
(1)に示す関係にある時、遠視野像48内に生じる暗
領域49、50は同図(2)のようになり、光検出器1
8の4つの受光セルa〜dに生ずる暗領域の面積に差が
生じる。これにより、受光セルa〜dの出力信号、およ
び図2の加算器21、22の出力信号113、114の
間に同図(3)、(4)に示すΔt1の位相差が生じ、
位相比較回路28からは、Δt1のパルス幅を持つパル
ス波が出力される。得られたパルス波は低域通過フィル
タにより積分され、トラック中心からの変位量Δyに応
じた出力値Δvとなる。よって、トラッキング誤差信号
は基準所定値V0からΔvだけ変化した出力値 V0+
Δvとなる 。
【0009】以上が位相差法によるトラッキング誤差信
号生成の原理である。このように図2に示す回路構成を
用いることにより、記録媒体上のピットに対する光スポ
ットの変位に応じたトラッキング誤差信号を得ることが
できる。しかし、図3のように記録媒体上の光スポット
がトラック中心上を移動する場合において、対物レンズ
がトラックに対して垂直な方向に変位した場合、受光セ
ル上の遠視野像の中心が受光セルの中心から変位するこ
とにより、トラッキング誤差信号が所定値V0と異なる
場合が発生する。該トラッキング誤差信号と所定値V0
の差Δvfが、トラッキング信号のオフセット成分とな
る。以下に該オフセットの発生する原理を説明する。
【0010】図5は、対物レンズがトラックに対して垂
直な方向に変位した場合の例を示す。記録媒体上の光ス
ポットは、同図(1)に示すように図3と同様にトラッ
ク中心に位置している。しかし受光セル上の遠視野像4
8は,対物レンズの変位に応じて同図(2)のようにY
軸方向に変位する。同図において暗領域49、50の光
量は等しいので、4つの受光セルの出力信号でトラック
方向を組みとする2組の信号109、112および11
0、111の時系列変化は同図(3)に示すように等し
くなる。これより加算器21、22の出力信号113、
114の位相は同図(4)に示すように等しくなり、図
3の場合と同様にトラッキング誤差信号は基準所定値V
0となるので、上記のオフセットは発生しない。
【0011】以上はピット47の位相深さdと光スポッ
トの光源波長λがd=λ/4の場合の例である。次にピ
ット深さdがd≠λ/4である場合について説明する。
【0012】図6は、記録媒体上のピットの位相深さd
が例えばd<λ/4の場合の例である。同図(1)に示
すように、記録媒体上の光スポットはトラック中心に位
置しているが、受光セル上の遠視野像48における暗領
域49、50の光量に差が生じ、トラック方向を組みと
する2組の信号109、112および110、111の
間に同図(3)に示すΔt2の位相差を生じる。これよ
り加算器21、22の出力信号113、114の間に同
図(4)に示すΔt21の位相差が生じ、位相比較器2
7から位相差Δt21のパルス幅を持つパルスが出力さ
れる。このパルスにより、低域通過フィルタ28を通し
て得られるΔt21のパルス幅に対応した出力値Δvf
を所定基準値V0に加算されたV0+Δvfがトラッキ
ング誤差信号として出力される。
【0013】このように、記録媒体上のピットの位相深
さdがd≠λ/4のときは、実際には光スポットはトラ
ック中心上にあるにもかかわらず、基準所定値V0と異
なる値のトラッキング誤差信号が出力される。これが位
相差方式を用いたトラッキング誤差信号生成回路におけ
る、オフセットとなる。
【0014】上記オフセットを解消するため、図7の様
に光検出器18の受光セルa〜dのうちcとdからの出
力と加算器21、22の間に、外部からの制御信号によ
り遅延量を調節できる可変遅延回路19、20を設け
る。
【0015】図8は、図6の場合において受光セルc、
dからの出力信号に該可変遅延回路19、20を用いて
Δt21の遅延を加えたときの、各受光セルおよび加算
器の信号の時系列変化である。同図(1)に示すよう
に、受光セルdからの出力信号112の位相は、可変遅
延回路20によりΔt21の遅延を加えられることで、
受光セルaからの出力信号109の位相と等しくなる。
同様に受光セルcからの出力信号111の位相は、可変
遅延回路19によりΔt21の遅延を加えられることに
より、受光セルbからの出力信号110の位相と等しく
なる。これより、同図(2)に示すように加算器21、
22の出力信号113、114の位相は等しくなり、位
相比較器27の出力にパルス波は現れない。よって、低
域通過フィルタ28を通して得られるトラッキング誤差
信号にオフセットは発生しない。
【0016】このように図7の回路構成を用いれば、対
物レンズがトラックと垂直方向に変位した場合において
も、オフセットを有しないトラッキング誤差信号を得る
ことができる。
【0017】なお、以上に述べたような装置について
は、特開昭62−165737に詳述されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す従来の構成
によるトラッキング誤差信号生成回路では、対角に配置
された2つの受光セルからの出力信号の片側に、可変遅
延回路が固定的に配置される。該配置において、受光セ
ルからの出力信号が図6(3)に示すような位相関係の
場合は、信号111、112に遅延を加えて出力信号間
の位相を揃えることによりトラッキング誤差信号のオフ
セットを低減することができる。しかし、トラック方向
を組とする2組のセルの各組における出力109と11
2、および110と111の間の位相関係が上記図6と
逆の場合、信号111、112に遅延を加えても出力信
号間の位相を揃えることができず、オフセットを低減す
ることができない。
【0019】図9は、記録媒体上のピットの位相深さd
がd>λ/4の場合である。同図(2)に示すように受
光セル上の遠視野像48内の暗領域49、50の光量バ
ランスは図6(2)と異なり、上記の2組の信号10
9、112および110、111の間の位相関係は図9
(3)に示すように図6(3)と逆になる。
【0020】このように、受光セルからの出力信号の位
相関係は記録媒体上のピットの位相深さで決まる。した
がって、従来例に示す回路構成によるトラッキング誤差
信号生成回路では、ピットの位相深さdが光源波長λに
対してd<λ/4およびd>λ/4両方のどちらかの場
合しかトラッキング誤差信号のオフセットを低減させる
ことができず、信頼性の高い情報再生を行うことができ
ないという問題点を有していた。
【0021】本発明は、記録媒体の情報トラックのピッ
トの位相深さdが光源波長λに対してd<λ/4および
d>λ/4両方の場合において、トラッキング誤差信号
のオフセット発生を抑えることができる、トラッキング
誤差生成回路および光学的情報再生装置を提供する。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題点に
対して、以下に述べる2つの解決手段を提案する。
【0023】第1の解決手段の回路構成は、4分割受光
セルの対角に配置された2つのセルの出力を組とする2
組の出力で、各組の片方の出力に外部から制御可能な可
変遅延回路を具備する、位相差方式を用いたトラッキン
グ誤差信号生成回路(これを回路構成1とする)におい
て、前記受光セルと可変遅延回路および加算器の間に、
上記の各組内の接続を変更できる回路接続切り替え手段
を具備するものである。
【0024】上記回路構成では、記録媒体のピット深さ
dと光源波長λとの関係がd<λ/4およびd>λ/4
の各場合に応じて、上記の各組で位相の進んでいる出力
を可変遅延回路に入力するように回路接続切り替え手段
を制御して回路接続を決定する。これにより、ピット深
さdがd<λ/4あるいはd>λ/4のいずれの場合に
おいても受光セルからの出力信号間の位相差を解消する
ことができ、対物レンズのトラック方向と垂直な方向の
変位により発生するトラッキング誤差信号のオフセット
を低減できる。
【0025】第2の解決手段の回路構成は、上記回路構
成1の回路において、可変遅延回路の代わりに外部から
制御可能な可変利得増幅回路を設け、4分割受光セルの
対角に配置された2つのセルからの出力を入力とする振
幅レベル比較回路を具備するものである。
【0026】上記の回路では、4分割受光セルの対角に
配置された2つのセルを組とする2組の出力において、
各組の信号振幅レベルをレベル比較器により比較し、各
組内の2つの信号の振幅レベルが等しくなるように、可
変利得増幅回路の利得を調節する。このように対角に配
置された2つのセルからの出力信号の振幅レベルを等し
くすることにより、後段の2つの加算器の出力信号の位
相を等しくし、対物レンズのトラック方向と垂直な方向
の変位により発生するトラッキング誤差信号のオフセッ
トを低減する。本手段でのオフセット抑制動作は受光セ
ルからの出力信号の振幅を調整するので、信号間の位相
差および記録媒体のピット深さには依存しない。このこ
とから、記録媒体上のピットの位相深さdと光源波長λ
の関係がd<λ/4あるいはd>λ/4のいずれの場合
においてもトラッキング誤差信号のオフセットを抑制で
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0028】図1に本発明の第1の実施例のブロック図
を示す。同図において、図2におけるブロックと同一機
能を持つブロックについては図2と同一符号を付してあ
り、ここでは説明は省略する。
【0029】2、3は回路接続切り替えスイッチであ
り、2系統の入力x1、x2およびx3、x4と2系統
の出力y1、y2およびy3、y4の接続を外部からの
制御信号により切り替える。4はマイクロコンピュータ
であり、回路切り替えスイッチ2、3、および可変遅延
回路19、20等を制御する。5はディジタルシグナル
プロセッサであり、トラッキング誤差信号の基準所定値
との差に応じて4のマイクロプロセッサに制御信号を送
る。
【0030】以上により構成される光学的情報再生装置
のトラッキング誤差信号生成回路のオフセット抑制動作
を、図を参照しながら説明する。
【0031】従来例と同様に、図1の光検出器18上に
は、光源からの出射される光束が記録媒体により反射さ
れるこにより遠視野像ができる。光検出器18の受光セ
ルaおよびcからの出力は第1の回路接続切り替えスイ
ッチ2に入力される。同様に受光セルbおよびdからの
出力は第2の回路接続切り替えスイッチ3に入力され
る。
【0032】記録媒体上の光スポットとピットの位置関
係が図6に示す場合は、前述した従来例のように、トラ
ッキング誤差信号には基準所定値V0に対してΔvfだ
け変化した量V0+Δvfが出力され、ディジタルシグ
ナルプロセッサにより変化量Δvfの符号および変化量
に応じた命令がマイクロコンピュータ4に送られる。変
化量Δvfの符号が正である場合は、回路切り替えスイ
ッチ2は入力x1が出力y1に、入力x2が出力y2に
接続するように設定される。同様に回路切り替えスイッ
チ2は入力x3が出力y3に、入力x4が出力y4に接
続するように設定される。以上のように接続することに
より従来例と同様に受光セルからの出力信号111、1
12に遅延を加えてトラック方向を組とする2つの受光
セルからの出力信号109と112、および110と1
11の位相を等しくし、従来例と同様の動作でトラッキ
ング誤差信号のオフセットを抑制する。
【0033】次に、記録媒体上のピットの位相深さdが
光源波長λに対してd>λ/4の場合は、受光セル上の
遠視野像内の暗領域49、50の光量の大小関係が図9
(2)に示すように図6と逆になり、トラック方向を組
とする受光セルからの出力信号の各組での位相関係、お
よび加算器からの出力信号の位相関係は図9(3)、
(4)に示すように図6と逆になる。位相比較回路27
で出力されるパルス波は入力信号の位相関係により極性
が変化するので、トラッキング誤差信号には基準所定値
V0に対して同図(4)の位相差−Δt3に応じた出力
値−Δvgを加えた量V0−Δvgが出力される。上記
と同様にディジタルシグナルプロセッサにより変化量−
Δvgの符号および変化量に応じた命令がマイクロコン
ピュータ4に送られる。変化量−Δvgの符号は負であ
るので、回路切り替えスイッチ2、3の接続が切り替え
られ、回路切り替えスイッチ2は入力x1が出力y2
に、入力x2が出力y1に、回路切り替えスイッチ3は
入力x3が出力y4に、入力x4が出力y3に接続する
ように設定される。以上の設定により、受光セルからの
出力信号109、110に遅延を加えてトラック方向を
組とする2つの受光セルからの出力信号109と11
2、および110と111の位相を等しくする。これよ
り加算器21、22の出力信号113、114の位相が
等しくなり、位相比較回路27からパルス波が出力され
ず、トラッキング誤差信号にオフセットは生じない。
【0034】このように、本実施例の回路構成を用いる
ことにより、記録媒体上のピットの位相深さdと光源波
長λの関係がd<λ/4あるいはd>λ/4のいずれの
場合においてもトラッキング誤差信号のオフセットを低
減できる。
【0035】このように、本実施例では記録媒体のピッ
ト深さに応じて選択的に遅延補正を行うことができるの
で、ピットの位相が光源波長の4分の1よりも浅い場合
も深い場合においてもトラッキング誤差信号のオフセッ
ト発生を低減させることができる。
【0036】本実施例の回路構成では、可変遅延回路に
て設定する遅延量は記録媒体のピットの位相深さに依存
する。よって本実施例を用いた情報再生装置では、例え
ば記録媒体装着時にオフセットが発生しないように上記
遅延量を決定するような初期動作が必要となる。前記の
初期動作の例としては、トラッキング制御を行わない状
態で対物レンズを複数回変位させて、各変位時にトラッ
キング誤差信号のオフセットが最も小さくなる遅延量を
可変遅延回路の遅延量として設定することなどが考えら
れる。なお、可変遅延回路の遅延量の決定方法は他にも
考えられ、上記の方法に限定されるものではない。ま
た、前記の実施例ではディジタルシグナルプロセッサと
マイクロコンピュータにより可変遅延回路の制御を行っ
ているが、これについても上記の方法に限定されるもの
ではない。
【0037】次に図10に本発明の第2の実施例のブロ
ック図を示す。同図において、図2におけるブロックと
同一機能を持つブロックについては図2と同一符号を付
してあり、ここでは説明は省略する。図10が図2と異
なる点は、可変遅延回路19、20の替わりに外部から
の制御信号により利得を調節できる可変利得増幅回路3
0、31および信号の振幅をレベルを比較する信号レベ
ル比較回路32、33を設けた点である。
【0038】以上により構成された光学的情報再生装置
のトラッキング誤差信号生成回路の動作を、図を参照し
ながら説明する。
【0039】前記実施例と同様に記録媒体上の光スポッ
トとピットの関係が図6に示す場合、4分割された受光
セルの対角に配置された2つの信号109、111の振
幅レベルがレベル比較回路32により比較され、該2つ
の信号の振幅レベルが等しくなるように可変利得回路3
0が制御されて信号111が増幅される。同様に2つの
信号110、112の振幅レベルがレベル比較回路33
により比較され、2信号の振幅レベルが等しくなるよう
に可変利得増幅回路31が制御され、信号112の振幅
レベルを減少させる。これより受光セルからの信号は図
11(1)に示すようになり、同図(2)に示すように
加算器21、22の出力信号113、114に位相差は
生じない。この結果位相比較回路27からパルス波が出
力されず、トラッキング誤差信号のオフセットは生じな
い。
【0040】本実施例では、受光セルからの信号の振幅
レベルを揃えることによりオフセットを低減するので、
図9に示す記録媒体上のピットの位相深さdと光源波長
λがd>λ/4である場合においても、上記と同様の動
作でオフセットを低減できる。
【0041】次に記録媒体上の光スポットがトラック中
心を移動し、対物レンズがY軸上で図6と反対の方向に
変位する場合、受光セル上の遠視野像48は図12
(2)に示すようにY軸上で図6と反対の方向に変位
し、4つの受光セルからの出力信号は同図(3)に示す
ようになる。ここで、4分割された受光セルの対角に配
置された2つの信号109、111の振幅レベルをレベ
ル比較回路32により比較し、2信号の振幅が等しくな
るように可変利得増幅回路30を制御して信号111の
振幅レベルを減少させる。同様に2つの信号110、1
12の振幅レベルをレベル比較回路33により比較し、
2信号の振幅が等しくなるように可変利得増幅回路31
を制御して信号112を増幅する。これより受光セルか
らの信号は図13(1)に示すようになり、同図(2)
に示すように加算器21、22の出力信号113、11
4に位相差は生じない。この結果位相比較回路27から
パルス波が出力されず、トラッキング誤差信号のオフセ
ットは生じない。
【0042】このように、受光セル上の遠視野像がY方
向の正負方向どちらに変位しても、トラッキング信号の
オフセットを抑制することができる。
【0043】本実施例では、前記可変利得増幅回路の利
得設定値は対物レンズの変位に依存する。トラッキング
制御を行っている時は、トラックの偏心などに伴い対物
レンズの変位量も変化する。そのため、本実施例を用い
た光学的情報再生装置では、記録媒体からの情報再生時
に対物レンズの変位量の変化に伴って、可変利得回路の
利得を逐次的に変化させるものとする。したがって、本
実施例の回路構成を用いた情報再生装置では第1の実施
例のような初期設定動作は必要としない。
【0044】上記の第2の実施例では、対角に配置され
た受光セルからの2つの出力の振幅レベルを等しくする
ときに、常に可変利得増幅回路を介しない出力信号の振
幅に揃えられるので、回路系のノイズが大きいシステム
で上記の出力信号振幅が減少した場合、S/Nが問題と
なる。そこで、2つの出力のうち信号振幅の小さい方を
可変利得増幅回路に入力するようにするとS/Nが向上
し、より信頼性の高いトラッキング誤差信号が得られ
る。
【0045】図14に上記の点を考慮した本発明の第3
の実施例のブロック図を示す。同図において、図10に
おけるブロックと同一機能を持つブロックについては図
10と同一符号を付してあり、ここでは説明は省略す
る。2、3は2系統の入力x1、x2およびx3、x4
と2系統の出力y1、y2およびy3、y4の接続を外
部からの制御信号により切り替える回路接続切り替えス
イッチであり、動作開始時は入力x1が出力y1に入力
x2が出力y2に接続され、各可変利得増幅回路の利得
を1とする。
【0046】以上により構成された光学的情報再生装置
のトラッキング誤差信号生成回路の動作を、図を参照し
ながら説明する。
【0047】第2の実施例と同様に、図14の光検出器
18上には、光源から出射される光束の記録媒体での反
射光による遠視野像が形成される。光検出器18の受光
セルa、cの出力は回路接続切り替えスイッチ2に入力
される。該スイッチは、レベル比較回路32により2信
号が比較される際の符号により制御され、振幅レベルの
小さい信号が信号が可変利得増幅回路30に入力される
ように回路が接続される。例えば図6の場合では、信号
109と信号111がレベル比較回路32により比較さ
れる。このとき、信号109の振幅V109と111の
振幅V111においてV109−V111を符号出力と
すると、レベル比較回路32の符号出力は正となり、信
号111の振幅レベルが信号109の振幅レベルと比較
して小さいことが検出される。よって回路接続切り替え
スイッチ2で入力x1が出力y1に入力x2が出力y2
に接続され、上記の振幅の差分に応じて可変利得増幅回
路32により信号111が増幅される。回路接続切り替
えスイッチ3の動作も前記スイッチ2と同様であり、例
えば図6の場合、信号110と信号112がレベル比較
回路33により比較され、V112−V110を符号出
力とすると出力は正となる。これより、信号110の振
幅レベルが信号112の振幅レベルと比較して小さいこ
とが検出され、回路接続切り替えスイッチ3で入力x3
は出力y4に入力x4は出力y3に接続されて可変利得
回路33により信号110が増幅される。これより受光
セルからの信号の振幅は図15(1)に示すように等し
くなり、加算器21、22からは同図(2)113、1
14のように位相の等しい信号が得られる。以降の動作
は前記の第2の実施例の場合と同様であり、トラッキン
グ誤差信号のオフセットは生じない。
【0048】次に図12に示すように対物レンズの変位
量がY軸上で上記図6と逆の場合、4つの受光セルから
の出力信号は図12(3)に示すようになる。このとき
はレベル比較回路32においてV109−V111<0
となり、レベル比較回路32の符号出力は負となる。こ
れにより信号109の振幅レベルが信号111の振幅レ
ベルと比較して小さいことが検出され、回路接続切り替
えスイッチ2で入力x1が出力y2に入力x2が出力y
1に接続され信号109が増幅される。同様にレベル比
較回路33において符号出力V112−V110は負と
なり、信号112の振幅レベルが信号110の振幅レベ
ルと比較して小さいことが検出され、回路接続切り替え
スイッチ3で入力x3は出力y3に入力x4は出力y4
に接続され信号112が増幅される。これより、受光セ
ルからの信号の振幅は図15(1)に示すように等しく
なり、加算器21、22からは同図(2)113、11
4のように位相の等しい信号が得られる。以降の動作は
前記実施例の場合と同様であり、トラッキング誤差信号
のオフセットは生じない。
【0049】このように本実施例によれば受光セルから
の信号振幅は常に振幅の大きい信号に揃えられることに
より、第2の実施例と比較して受光セルからの信号のS
/Nを高くすることができ、トラッキング誤差信号の信
頼性が向上する。
【0050】
【発明の効果】本発明の情報再生装置では、位相差方式
において2つの遅延補正回路を備えたトラッキング誤差
信号生成回路において、新たに遅延補正回路の前段に回
路接続切り替え手段を設けることにより、記録媒体のピ
ット深さに応じて選択的に遅延補正を行うことができる
ので、ピットの位相が光源波長の4分の1よりも浅い場
合も深い場合においてもトラッキング誤差信号のオフセ
ット発生を低減させることができ、安定したトラッキン
グ誤差信号生成装置を持つ光学的情報再生装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すトラッキング誤差
信号生成回路の回路ブロック図
【図2】従来法のトラッキング誤差信号生成回路の回路
ブロック図
【図3】光スポットがトラック中心を移動するときの
(1)記録媒体上のピットと光スポットとの位置関係を
示す平面図、(2)光検出器と遠視野像の位置関係を示
す平面図、(3)光検出器の各受光セルからの出力波形
を示すグラフ(4)加算器からの出力波形を示すグラ
フ。
【図4】光スポットがトラック中心からずれて移動する
ときの(1)記録媒体上のピットと光スポットとの位置
関係を示す平面図、(2)光検出器と遠視野像の位置関
係を示す平面図、(3)光検出器の各受光セルからの出
力波形を示すグラフ(4)加算器からの出力波形を示す
グラフ。
【図5】図3において対物レンズがトラックと垂直方向
に変位するときの(1)記録媒体上のピットと光スポッ
トとの位置関係を示す平面図、(2)光検出器と遠視野
像の位置関係を示す平面図、(3)光検出器の各受光セ
ルからの出力波形を示すグラフ(4)加算器からの出力
波形を示すグラフ。
【図6】図4においてピットの深さdと光源波長λがd
<λ/4のときの(1)記録媒体上のピットと光スポッ
トとの位置関係を示す平面図、(2)光検出器と遠視野
像の位置関係を示す平面図、(3)光検出器の各受光セ
ルからの出力波形を示すグラフ(4)加算器からの出力
波形を示すグラフ。
【図7】図2において可変遅延回路を設けた回路ブロッ
ク図。
【図8】図6において図2回路により出力オフセットキ
ャンセルを行ったときの(1)光検出器の各受光セルか
らの出力波形を示すグラフ(2)加算器からの出力波形
を示すグラフ。
【図9】図4においてピットの深さdと光源波長λがd
>λ/4のときの(1)記録媒体上のピットと光スポッ
トとの位置関係を示す平面図、(2)光検出器と遠視野
像の位置関係を示す平面図、(3)光検出器の各受光セ
ルからの出力波形を示すグラフ(4)加算器からの出力
波形を示すグラフ。
【図10】本発明の第2の実施例を示すトラッキング誤
差信号生成回路の回路ブロック図。
【図11】図6において図10回路により出力オフセッ
トキャンセルを行ったときの(1)光検出器の各受光セ
ルからの出力波形を示すグラフ(2)加算器からの出力
波形を示すグラフ。
【図12】図5において対物レンズの変位方向が180
度異なるときの(1)記録媒体上のピットと光スポット
との位置関係を示す平面図、(2)光検出器と遠視野像
の位置関係を示す平面図、(3)光検出器の各受光セル
からの出力波形を示すグラフ(4)加算器からの出力波
形を示すグラフ。
【図13】図12において図10回路により出力オフセ
ットキャンセルを行ったときの(1)光検出器の各受光
セルからの出力波形を示すグラフ(2)加算器からの出
力波形を示すグラフ。
【図14】本発明の第3の実施例を示すトラッキング誤
差信号生成回路の回路ブロック図
【図15】図6、12において図14回路により出力オ
フセットキャンセルを行ったときの(1)光検出器の各
受光セルからの出力波形を示すグラフ(2)加算器から
の出力波形を示すグラフ。
【符号の説明】
2、3 回路接続切り替えスイッチ 4 マイクロコンピュータ 5 ディジタルシグナルプロセッサ 18 光検出器 19、20 可変遅延回路 21、22 加算器 23、24 波形等価回路 25、26 波形整形回路 27 位相比較回路 28 低域通過フィルタ 30、31 可変利得増幅回路 32、33 レベル比較回路 46 光スポット 47 ピット 109〜112 受光セル出力信号 113、114 加算器出力信号
フロントページの続き (72)発明者 竹内 敏文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 広瀬 幸一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 降旗 誠 群馬県高崎市西横手町111番地株式会社日 立製作所半導体事業部内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹凸等により情報が記録された記録媒体上
    に光ビームを照射して光スポットを形成し、該スポット
    の反射光により記録媒体のトラック方向に略平行な線お
    よび略垂直な線により複数領域に分割された光検出手段
    に遠視野像が形成される光学系を備える光学的情報再生
    装置において、前記光検出手段は少なくとも4つの領域
    に分割されており、該光検出手段の4つの出力に応じて
    トラッキング制御を行うためのトラッキング誤差信号を
    生成するトラッキング誤差信号生成手段を有し、該トラ
    ッキング誤差信号生成手段は、前記光検出手段の4つの
    出力の接続を任意に切り替え可能な回路接続切り替え手
    段を少なくとも2つと、4つの分割領域の対角に配置さ
    れた2つの受光領域から前記接続切り替え手段を経た2
    つの出力のうち、少なくとも1つの出力の位相を変化さ
    せることが可能な位相補正手段を少なくとも2つと、前
    記2つの出力を加算する加算手段を少なくとも2つ具備
    し、前記2つの加算手段の出力信号の間の位相差に応じ
    た信号をトラッキング誤差信号として生成することを特
    徴とする光学的情報再生装置。
  2. 【請求項2】位相差方式を用いたトラッキング誤差信号
    生成回路において、光検出器の4つの領域からの出力の
    うち、選択的に少なくとも2つの出力の位相を変化させ
    てトラッキング誤差信号に発生するオフセットを抑制す
    るための回路接続切り替え手段を、少なくとも2つ具備
    するトラッキング誤差信号生成手段によりトラッキング
    制御を行うことを特徴とする光学的情報再生装置。
  3. 【請求項3】凹凸等により情報が記録された記録媒体上
    に光ビームを照射して光スポットを形成し、該スポット
    の反射光により記録媒体のトラック方向に略平行な線お
    よび略垂直な線により複数領域に分割された光検出手段
    に遠視野像が形成される光学系を備える光学的情報再生
    装置において、複数に分割された光検出手段の複数の出
    力と、該光検出手段の出力に応じてトラッキング制御を
    行うためのトラッキング誤差信号を生成するトラッキン
    グ誤差信号生成手段の複数の入力の間に、前記光検出手
    段の複数の出力とトラッキング誤差信号生成手段の複数
    の入力の間の回路接続を任意に切り替えることのできる
    回路接続切り替え手段を備えることを特徴とする光学的
    情報再生装置。
  4. 【請求項4】凹凸等により情報が記録された記録媒体上
    に光ビームを照射して光スポットを形成し、該スポット
    の反射光により記録媒体のトラック方向に略平行な線お
    よび略垂直な線により複数領域に分割された光検出手段
    に遠視野像が形成される光学系を備える光学的情報再生
    装置において、前記光検出手段は少なくとも4つの領域
    に分割されており、該光検出手段の4つの出力に応じて
    トラッキング制御を行うためのトラッキング誤差信号を
    生成するトラッキング誤差信号生成手段を有し、該トラ
    ッキング誤差信号生成手段は、前記光検出手段の4つの
    分割領域で対角に配置された2つの受光領域からの2つ
    の出力の振幅を比較するレベル比較手段を少なくとも2
    つ、前記レベル比較手段の制御により前記2つの出力の
    うち1つの出力の信号レベルを制御することのできるレ
    ベル制御手段を少なくとも2つ、前記2つの出力を加算
    する加算手段を少なくとも2つ具備し、前記2つの加算
    手段の出力信号の間の位相差に応じた信号をトラッキン
    グ誤差信号として生成することを特徴とする光学的情報
    再生装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載において、前記光検出手段の
    4つの分割領域の出力と、前記トラッキング誤差信号生
    成手段の複数の入力の間に、前記の光検出手段の4つの
    分割領域の出力とトラッキング誤差信号生成手段の複数
    の入力の間の回路接続を任意に切り替えることのできる
    回路接続切り替え手段を備えることを特徴とする光学的
    情報再生装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載において、前記位相補正手段
    は外部からの制御信号に応じて制御される可変遅延回路
    により構成されることを特徴とする光学的情報再生装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載において、前記可変遅延回路
    は少なくとも1つの抵抗と複数のコンデンサにより構成
    され、外部からの制御信号によりコンデンサの接続を切
    り替えることを特徴とする光学的情報再生装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載において、前記可変遅延回路
    は複数の抵抗と少なくとも1つのコンデンサにより構成
    され、外部からの制御信号により抵抗の接続を切り替え
    ることを特徴とする光学的情報再生装置。
  9. 【請求項9】請求項4または5記載において、前記レベ
    ル比較手段は、入力信号の信号レベルに応じたレベル検
    出信号を発生するレベル検出手段を少なくとも2つ、前
    記レベル検出信号の比較を行う比較手段を少なくとも1
    つ具備することを特徴とする光学的情報再生装置。
  10. 【請求項10】請求項4、5記載において、前記レベル
    制御手段として前記レベル比較手段のレベル比較信号に
    応じた利得で入力信号を増幅する可変利得増幅回路を具
    備することを特徴とする光学的情報再生装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載において、前記レベル制
    御手段は前記加算手段の入力抵抗に直列接続されかつ前
    記レベル比較信号に応じて抵抗値が変化する可変抵抗回
    路を具備することを特徴とする光学的情報再生装置。
  12. 【請求項12】位相差方式を用い、複数の遅延補正手段
    を具備したトラッキング誤差信号生成手段において、遅
    延補正回路に入力する信号を切り替えスイッチにより選
    択的に切り替えることにより、記録媒体のピット深さに
    応じて遅延補正を行うことを特徴とするトラッキング誤
    差信号生成方法。
  13. 【請求項13】請求項1記載において、前記トラッキン
    グ誤差信号生成回路の出力もしくはその低域周波数成分
    を参照し、該参照値を用いて位相補正手段および回路接
    続切り替え手段の設定をおこなうことを特徴とするトラ
    ッキング誤差信号生成方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1001411A1 (en) * 1998-11-13 2000-05-17 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Apparatus for reading from and/or writing to optical recording media
KR100480584B1 (ko) * 1998-05-13 2005-06-08 삼성전자주식회사 피트 깊이 오차 보상 방법 및 장치
KR100497346B1 (ko) * 1998-06-25 2005-09-09 삼성전자주식회사 트래킹 오차 신호 발생장치
KR100524902B1 (ko) * 1998-06-12 2005-12-21 삼성전자주식회사 불량 파형 검출 기능을 갖는 트래킹 에러 검출장치
JP2008021392A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Sony Corp 位相差検出装置、位相差検出方法、再生装置、トラッキング制御方法

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