JP2741143B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP2741143B2 JP31521292A JP31521292A JP2741143B2 JP 2741143 B2 JP2741143 B2 JP 2741143B2 JP 31521292 A JP31521292 A JP 31521292A JP 31521292 A JP31521292 A JP 31521292A JP 2741143 B2 JP2741143 B2 JP 2741143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は皮膚外用剤、更に詳しく
は角質層の水分保持能力を高め、肌荒れを予防及び改善
する皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、肌にうるおいを与え、柔軟性を
維持するには、角質層中に含まれる水分が重要であるこ
とが知られている。また、当該水分の保持には、角質層
中に含有される水溶性成分、すなわち、遊離アミノ酸、
有機酸、尿素又は無機イオン等が寄与していることも知
られており、従来、これらの水溶性成分を単独で又は組
み合わせて配合した薬用皮膚外用剤や化粧料が肌荒れの
改善又は予防の目的で使用されている。
【0003】また、これらの角質層中に含まれる水溶性
成分とは別に、水との親和性の高い様々な保湿性物質が
開発されており、同様の目的で使用されている。
【0004】しかしながら、従来の水溶性成分や保湿性
物質を皮膚に適用した場合、その作用は皮膚角質上にあ
って水分を角質に供給するというもので、その効果は一
時的であり、根本的に角質層の水分保持能力を改善し、
肌荒れを本質的に予防又は治癒させるというものではな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、根本的に角質
層の水分保持能力を改善し、肌荒れを本質的に予防及び
治癒し得る皮膚外用剤の開発が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本出願人は角質
層の水分保持能力を根本的に改善する化合物を求めるべ
く検討してきたところ、下記の一般式(2′)
【0007】
【化3】
【0008】〔式中、R9 は炭素数10〜26の直鎖又
は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、R10
炭素数9〜25の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭
化水素基を示す〕で表わされるアミド誘導体を保湿剤と
して用いれば角質層の水分保持能力を改善できることを
見出し、先に出願した(特許第1557842号)。
【0009】しかし、近年更なる肌荒れ改善効果の向上
が望まれており、本発明者らは種々の化合物について検
討を行ったところ、後記一般式(1)で表わされるアミ
ン誘導体又はその酸付加塩と後記一般式(2)で表わさ
れるアミド誘導体とを組み合わせて用いれば、更に角質
層の水分保持能力を向上し、極めて優れた肌荒れの予防
及び改善効果を有する皮膚外用剤が得られることを見出
し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、本発明は次の成分(A)及び
(B) (A)次の一般式(1)
【0011】
【化4】
【0012】〔式中、R1 は水酸基で置換されていても
よい炭素数4〜40の直鎖、分岐鎖又は環状の炭化水素
基を示し、R2、R3、R4、R5 及びR6 はそれぞれ水
素原子又は1若しくは2以上の水酸基で置換されていて
もよい炭素数1〜10の炭化水素基を示し、Xは−O−
又は−CO−O−(但し、カルボニル基はR1 と結合す
る)を示す〕で表わされるアミン誘導体及びその酸付加
塩から選ばれる一種又は二種以上 (B)次の一般式(2)
【0013】
【化5】
【0014】〔式中、R7 は炭素数10〜26の直鎖又
は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、R8
炭素数9〜25の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭
化水素基を示し、Y及びZはそれぞれ水素原子又は−
(CH2n−OH(ここでnは1〜3の数を示す)を示
し、Aは単結合又は−O−CH2−(但し、酸素原子は
3と結合する)を示す〕で表わされるアミド誘導体か
ら選ばれる一種又は二種以上を含有することを特徴とす
る皮膚外用剤を提供するものである。
【0015】本発明に用いられる(A)成分である一般
式(1)で表わされるアミン誘導体において、R1 は水
酸基で置換されていてもよい炭素数4〜40の直鎖、分
岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示すが、
その具体例としては、ブチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ペンタデ
シル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ドコシル
基、ドトリアコンチル基、メチル分岐イソステアリル
基、2−エチルヘキシル基、2−ヘプチルウンデシル
基、5,7,7−トリメチル−2−(1,3,3−トリ
メチルブチル)−オクチル基等のアルキル基;9−オク
タデセニル、9,12−オクタデカジエニル基等のアル
ケニル基;シクロヘキシル基等の脂環式炭化水素基;フ
ェニル基、ベンジル基等の芳香族炭化水素基;コレステ
リル基等の炭化水素基が挙げられる。また、R2、R3
4、R5 及びR6 はそれぞれ水素原子又は1若しくは
2以上の水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜10
の炭化水素基を示すが、その具体例としては、水素原子
及びメチル基、エチル基、ブチル基、ヘキシル基、フェ
ニル基、ベンジル基、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシ
エチル基、1,2−ジヒドロキシエチル基、1,2,3
−トリヒドロキシプロピル基、1,2,3,4−テトラ
ヒドロキシブチル基、1,2,3,4,5−ペンタヒド
ロキシペンチル基等の炭化水素基が挙げられる。また、
Xは−O−又は−CO−O−(但し、カルボニル基はR
1 と結合する)を示す。
【0016】かかる本発明におけるアミン誘導体(1)
のうち、Xが−O−であり、かつR 2、R3、R4、R5
及びR6 が水素原子であるものは、そのN−アシル体で
あるアミド誘導体〔前記一般式(2′)〕の製造中間体
として公知の化合物である(特開昭62−228048
号公報)。しかし、それ自身の皮膚に対する作用につい
ては全く知られていなかった。
【0017】本発明に使用されるアミン誘導体(1)
は、公知の種々の方法により合成される。例えば、下記
反応式に従って、グリシジルエーテル又はエステル誘導
体(3)にアミン誘導体(4)を付加させることにより
合成される。
【0018】
【化6】
【0019】〔式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6
及びXは前記と同じ意味を有する〕
【0020】このようにして得られるアミン誘導体
(1)は、更に、必要に応じて、常法により塩酸、硫
酸、硝酸、リン酸等の無機酸塩又はコハク酸、フマル
酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、乳酸、グリコー
ル酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸等の有機酸塩とする
ことができる。
【0021】本発明において(A)成分のアミン誘導体
及びその酸付加塩は一種を単独で、又は二種以上を組み
合わせて用いることができ、その配合量は特に制限され
ないが、全組成中に0.0001〜10重量%(以下、
単に%で示す)、特に0.001〜2%が好ましい。配
合量が0.0001%未満では本発明の効果が充分達成
されず、10%を超えてもそれ以上の効果の向上は認め
られない。
【0022】また、本発明に用いられる(B)成分であ
る一般式(2)で表わされるアミド誘導体において、R
7 は炭素数10〜26の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽
和の炭化水素基を示すが、その具体例としては、デシル
基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラ
デシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、オクタデ
シル基、エイコシル基、ドコシル基、テトラコシル基、
ペンタコシル基、ヘキサコシル基、2−エチルオクチル
基、3−エチルオクチル基等のアルキル基;オレイル
基、リノレイル基等のアルケニル基;アントラセニル基
等の脂環式炭化水素基;ジフェニルメチル基、ナフチル
基等の芳香族炭化水素基が挙げられる。また、一般式
(2)中、R8 は炭素数9〜25の直鎖又は分岐鎖の飽
和又は不飽和の炭化水素基を示すが、その具体例として
は、ノニル基、2−メチルオクチル基等のアルキル基;
メシチル基等の芳香族炭化水素基;及び前記の炭化水素
基のうち、炭素数25までのものが挙げられる。
【0023】かかるアミド誘導体(2)は、公知の方法
〔例えば、ポリッシュ・ジャーナル・オブ・ケミストリ
ー(Pol.J.Chem.)52,1059(197
8);同52,1283(1978);特開昭54−1
17421号、同54−144308号、同54−14
7937号公報〕に準じて製造することができる。すな
わち、次に示される反応式に従って、グリシジルエーテ
ル(5)とアルカノールアミン(6)から得られる化合
物(7)をアシル化し、次いでエステル基を選択的に加
水分解することによって製造することができる。
【0024】
【化7】
【0025】〔式中、R7、R8、Y及びZは前記と同じ
意味を有し、Z′はZが−(CH2n−OHの場合はZ
から水素原子を除いたアニオン基を示し、Zが水素原子
の場合は単結合を示す〕
【0026】かかるアミド誘導体のうち特に好ましいも
のとしては次の一般式(2−a)及び一般式(2−b)
で表わされるものである。
【0027】
【化8】
【0028】〔式中、R7 及びR8 は前記と同じ意味を
有する〕本発明において(B)成分のアミド誘導体は一
種を単独で、又は二種以上を組み合わせて用いることが
でき、その配合量は特に制限されないが、全組成中に
0.001〜50%、特に0.1〜20%が好ましい。
配合量が0.01%未満では本発明の効果が充分達成さ
れず、20%を超えてもそれ以上の効果の向上は認めら
れない。
【0029】本発明の皮膚外用剤はその使用形態によ
り、薬用皮膚外用剤と化粧料に大別される。
【0030】薬用皮膚外用剤としては、例えば薬効成分
を含有する各種軟膏剤を挙げることができる。ここで、
軟膏剤としては、油性基剤をベースとするもの、油/
水、水/油型の乳化系基剤をベースとするもののいずれ
であってもよい。また、油性基剤としては、特に制限は
なく、例えば植物油、動物油、合成油、脂肪酸及び天然
又は合成のグリセライド等が挙げられる。更に、薬効成
分としては、特に制限はなく、例えば鎮痛消炎剤、鎮痒
剤、殺菌消毒剤、収斂剤、皮膚軟化剤、ホルモン剤等を
必要に応じて適宜使用することができる。
【0031】また、化粧料としては、種々の形態、例え
ば水/油、油/水型乳化化粧料、クリーム、化粧乳液、
化粧水、油性化粧料、パック剤、口紅、ファウンデーシ
ョン、皮膚洗浄剤、ヘアートニック、整髪剤、養毛剤、
育毛剤等の皮膚化粧料とすることができる。
【0032】本発明の皮膚外用剤を化粧料として使用す
る場合、必須成分の他に化粧料成分として一般に使用さ
れている油分、保湿剤、紫外線吸収剤、アルコール類、
キレート剤、pH調整剤、防腐剤、増粘剤、色素、香料等
を任意に組み合わせて配合することができる。
【0033】本発明の皮膚外用剤は、上述の必須成分で
ある(A)成分及び(B)成分並びに他の油相成分を加
温して溶解したものに、必要に応じて水相成分を加えて
混合することにより製造するのが好ましい。
【0034】
【発明の効果】本発明の皮膚外用剤は、(A)成分のア
ミン誘導体又はその酸付加塩と(B)成分のアミド誘導
体とを併用することにより、相乗的な角質水分保持能力
の向上効果を奏し、極めて優れた肌荒れの予防及び治癒
効果を有するものである。
【0035】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらによって何ら限定されるもので
はない。尚、本実施例における肌荒れ改善効果について
の評価方法を以下に示す。
【0036】(試験方法)冬期に頬部に肌荒れを起こし
ている20〜50才の女性10名を被験者とし、左右の
頬に異なる皮膚外用剤を2週間塗布する。2週間の塗布
が終了した翌日に、次の項目につき試験を行った。 (1)皮膚コンダクタンス 37℃の温水にて洗顔後、温度20℃、湿度40%の部
屋で20分間安静にした後、角質層の水分含有量を皮膚
コンダクタンスメーター(IBS社製)にて測定した。
皮膚コンダクタンス値は値が小さいほど肌荒れが生じて
いて、5以下ではひどい肌荒れが生じていることを示
す。一方、皮膚コンダクタンス値が20以上であれば、
肌荒れはほとんど生じていない。 (2)肌荒れスコア 肌荒れを肉眼で観察し、下記表1に示す基準により判定
した。スコアは平均値±標準偏差で示した。
【0037】
【表1】
【0038】実施例1 次に示す組成のW/O型クリームを調製し、それぞれに
ついて連続塗布による肌荒れ改善効果の評価を行った。
使用したアミン誘導体の構造と配合量を表3に示し、ア
ミド誘導体の構造と配合量を表4に示し、肌荒れ改善効
果の評価結果を表5に示す。
【0039】
【表2】 (組成) (%) (1)アミン誘導体(表3) 表3 (2)アミド誘導体(表4) 表4 (3)コレステロール 0.5 (4)コレステリルイソステアレート 1.0 (5)ポリエーテル変性シリコーン*1 1.5 (6)環状シリコーン*2 20.0 (7)メチルフェニルポリシロキサン*3 2.0 (8)メチルポリシロキサン*4 2.0 (9)硫酸マグネシウム 0.5 (10)55%エタノール 5.0 (11)精製水 残量 (12)防腐剤 適量 (13)香料 適量
【0040】 *1:シリコーンKF−6015,信越化学工業(株)
製 *2:シリコーンSH−244、SH−245又はSH
−244とSH−245の3:2(重量比)混合物,東
レダウコーニング・シリコーン(株)製 *3:シリコーンSF−557,東レダウコーニング・
シリコーン(株)製 *4:シリコーンKF−96A(6cs),信越化学工業
(株)製
【0041】(製法)油相成分〔(1)〜(5)、
(7)、(8)〕を80℃で加熱溶解したものに、攪拌
しながら80℃に加熱した水相成分〔(9)、(1
1)、(12)〕を加えて乳化した後、50℃まで攪拌
冷却後、(6)、(10)、(13)を加え、更に攪拌
しながら室温まで冷却し、W/Oクリームを調製した。
【0042】
【表3】
【0043】
【表4】
【0044】
【表5】
【0045】実施例2 以下に示す組成のO/Wクリームを調製した。これは角
質層の水分保持能力を改善し、肌荒れを予防及び治癒す
る効果に優れるものであった。
【0046】
【表6】 (組成) (%) (1)ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0 (2)モノステアリン酸ソルビタン 0.5 (3)ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.5 (4)セトステアリルアルコール 2.0 (5)ステアリン酸 1.8 (6)アミン誘導体*5 0.3 (7)アミド誘導体*6 3.0 (8)コレステロール 1.5 (9)コレステリルイソステアレート 1.0 (10)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 8.0 (11)メチルポリシロキサン*7 5.0 (12)グリセリン 5.0 (13)1,3−ブチレングリコール 3.0 (14)防腐剤 適量 (15)精製水 残量 (16)香料 適量
【0047】
【化9】
【0048】(製法)油相成分〔(1)〜(11)〕を
80℃で加熱溶解したものに、攪拌しながら80℃に加
熱した水相成分〔(12)〜(15)〕を加えて乳化し
た後、50℃まで攪拌冷却し、次いで(16)を加え、
更に攪拌しながら室温まで冷却し、O/Wクリームを調
製した。
【0049】実施例3 以下に示す組成の軟膏を調製した。これは角質層の水分
保持能力を改善し、肌荒れを予防及び治癒する効果に優
れるものであった。
【0050】
【表7】 (組成) (%) (1)アミン誘導体*8 1.0 (2)アミド誘導体*9 6.0 (3)白色ワセリン 残量 (4)コレステリルイソステアレート 3.0 (5)流動パラフィン 10.0 (6)グリセリルエーテル*10 1.0 (7)グリセリン 10.0
【0051】
【化10】
【0052】(製法)(1)〜(7)を加温して溶解し
た後、冷却して軟膏を調製した。
【0053】実施例4 以下に示す組成のO/Wクリームを調製した。これは角
質層の水分保持能力を改善し、肌荒れを予防及び治癒す
る効果に優れるものであった。
【0054】
【表8】 (組成) (%) (1)ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0 (2)モノステアリン酸ソルビタン 0.5 (3)ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.5 (4)セトステアリルアルコール 2.0 (5)ステアリン酸 1.8 (6)アミン誘導体*11 0.3 (7)アミド誘導体*12 3.0 (8)コレステロール 1.5 (9)コレステリルイソステアレート 1.0 (10)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 8.0 (11)メチルポリシロキサン*13 5.0 (12)グリセリン 5.0 (13)1,3−ブチレングリコール 3.0 (14)防腐剤 適量 (15)精製水 残量 (16)香料 適量
【0055】
【化11】
【0056】(製法)油相成分〔(1)〜(11)〕を
80℃で加熱溶解したものに、攪拌しながら80℃に加
熱した水相成分〔(12)〜(15)〕を加えて乳化し
た後、50℃まで攪拌冷却し、次いで(16)を加え、
更に攪拌しながら室温まで冷却し、O/Wクリームを調
製した。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B) (A)次の一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 は水酸基で置換されていてもよい炭素数4
    〜40の直鎖、分岐鎖又は環状の炭化水素基を示し、R
    2、R3、R4、R5 及びR6 はそれぞれ水素原子又は1
    若しくは2以上の水酸基で置換されていてもよい炭素数
    1〜10の炭化水素基を示し、Xは−O−又は−CO−
    O−(但し、カルボニル基はR1 と結合する)を示す〕
    で表わされるアミン誘導体及びその酸付加塩から選ばれ
    る一種又は二種以上 (B)次の一般式(2) 【化2】 〔式中、R7 は炭素数10〜26の直鎖又は分岐鎖の飽
    和又は不飽和の炭化水素基を示し、R8 は炭素数9〜2
    5の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を示
    し、Y及びZはそれぞれ水素原子又は−(CH2n−O
    H(ここでnは1〜3の数を示す)を示し、Aは単結合
    又は−O−CH2−(但し、酸素原子はR3と結合する)
    を示す〕で表わされるアミド誘導体から選ばれる一種又
    は二種以上を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
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