JP2737695B2 - スキャンテスト回路およびそれを含む半導体集積回路装置 - Google Patents

スキャンテスト回路およびそれを含む半導体集積回路装置

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JP2737695B2 JP7124893A JP12489395A JP2737695B2 JP 2737695 B2 JP2737695 B2 JP 2737695B2 JP 7124893 A JP7124893 A JP 7124893A JP 12489395 A JP12489395 A JP 12489395A JP 2737695 B2 JP2737695 B2 JP 2737695B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスキャンテスト回路およ
びそれを含む半導体集積回路装置に関し、特にシフトレ
ジスタから成りスキャンテストにより回路の論理動作を
テストするスキャンテスト回路およびそれを含む半導体
集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIは高集積化が進展し、これ
にともなって、効率的に機能試験を行うためLSIにス
キャンテスト回路を内蔵しこれを用いて論理動作のテス
トを行うことが多くなっている。このスキャンテスト回
路を用いるスキャンテスト法は、シフトレジスタ機能を
有するレジスタ回路が1本のシフトレジスタバスに接続
され、テスト動作時にチップ外部からテストパターンが
シリアルに入力されて所定のデータが各レジスタに設定
される。これらのレジスタのデータ出力端子には論理回
路が接続されていて、所望論理信号がこれら論理回路に
供給される。各論理回路はその論理信号に応じて動作
し、その結果がレジスタのパラレル入力端子からそのレ
ジスタ内にパラレルに取込まれる。その後、レジスタ設
定データがシリアルにチップ外部に出力され、その出力
を観測することによって大規模な論理回路網の回路動作
の可観測性および可制御性を向上できる。
【0003】一方、LSIは、高速化が進み、タイミン
グ設計におけるマージンが狭くなってきており、従来あ
まり問題とならなかったスルーレート等の遅延特性の設
計値との偏差や変動などが問題となってきた。しかし、
従来のスキャンテスト回路は、LSIの高集積化にとも
なうスキャンビット数の増加によるテストパターン数の
増加や、テスト時間の増加を抑制するものが改良の主流
であった。
【0004】シフトレジスタから成る一般的な従来の第
1のスキャンテスト回路を回路図で示す図7を参照する
と、この従来の第1のスキャンテスト回路は、シフトレ
ジスタを構成し入力信号fiとクロックck,バーck
の供給を受け出力端子SO,DOに出力信号so,do
を出力するフリップフロップ回路1と、端子SMを経由
して供給されるシフトモード信号sm,バーsmの供給
に応答してデータ信号di,シリアル信号siを切替え
フリップフロップ回路1の入力fiを出力するセレクタ
回路5と、シフトモード信号smを反転して反転シフト
モード信号バーsmを発生するインバータI2と、クロ
ックckを反転して反転クロックバーckを発生するイ
ンバータI3とを備える。
【0005】フリップフロップ回路1は、直列接続され
各々信号fl,foを出力するラッチ11,12と、イ
ンバータI15,I16とを備える。
【0006】ラッチ11はインバータI11,I2,I
17と、CMOS回路から成るトランスファゲートT1
1,T12とから成り、トランスファゲートT11のN
チャネルゲートおよびトランスファゲートT12のPチ
ャネルゲートにクロックckが、トランスファゲートT
11のPチャネルゲートおよびトランスファゲートT1
2のNチャネルゲートにクロックバーckがそれぞれ供
給される。インバータI17の入力端に信号fiが入力
し出力端がトランスファゲートT12の入力端に接続さ
れる。トランスファゲートT12の出力端すなわちラッ
チ11の出力端はインバータI12の入力端およびトラ
ンスフアゲートT11の出力端およびラッチ12の入力
端すなわちトランスファゲートT14の入力端にそれぞ
れ接続する。インバータI12の出力端はインバータI
11の入力端に接続し、インバータI11の出力端はト
ランスファゲートT11の入力端に接続する。
【0007】ラッチ12はインバータI13,I4と、
CMOSトランスファゲートT13,T14とから成
り、トランスファゲートT14のNチャネルゲートおよ
びトランスファゲートT13のPチャネルゲートにクロ
ックckが、トランスファゲートT14のPチャネルゲ
ートおよびトランスファゲートT13のNチャネルゲー
トにクロックバーckがそれぞれ供給される。トランス
ファゲートT14の入力端は上述のようにラッチ11の
出力端であるトランスファゲートT12の出力端に、出
力端はインバータI14〜I16の各々の入力端とトラ
ンスファゲートT13の出力端にそれぞれ接続する。イ
ンバータI14の出力端はインバータI13の入力端に
接続する。インバータI13の出力端はトランスファゲ
ートT13の入力端に接続する。インバータI15,I
16の各々の出力端から出力端子SO,DOの各々に信
号so,doをそれぞれ出力する。
【0008】セレクタ回路5は、シフトモード信号s
m,バーsmで制御され各々の入力端に入力データ信号
di,シリアル信号siがそれぞれ入力し出力端が共通
接続されて信号fiを出力するCMOSトランファゲー
トT51,T52を備える。
【0009】トランスファゲートT51のPチャネルゲ
ート,T52のNチャネルゲートの各々にシフトモード
信号smが、トランスファゲートT51のNチャネルゲ
ート,T52のPチャネルゲートの各々にシフトモード
信号バーsmがそれぞれ供給される。
【0010】次に、図7を参照して、従来の第1のスキ
ャンテスト回路の動作について説明すると、まず、セレ
クタ回路5はシフトモード信号smがLレベルのときは
トランスファゲートT51が導通状態,T52が遮断状
態となるので入力データ信号DIを選択して出力信号f
iとして出力する。シフトモード信号smがHレベルの
ときは、逆にトランスファゲートT51が非導通状態,
T52が導通状態となるのでシリアル信号siを選択し
出力信号fiとして出力し、フリップフロップ回路1に
供給する。
【0011】フリップフロップ回路1は、クロックck
のLレベルのときラッチ11,12の各々のトランスフ
ァゲートT12,T13がそれぞれ導通状態、トランス
ファゲートT11,T14がそれぞれ遮断状態となる。
したがって、セレクタ回路1から供給された信号fiは
ラッチ11に入力され、ラッチ12はデータ保持状態、
すなわちフリップフロップ回路1の出力は保持状態とな
る。クロックckのHレベルのときラッチ11,12の
各々のトランスファゲートT12,T13がそれぞれ遮
断状態、トランスファゲートT11,T14がそれぞれ
導通状態となり、ラッチ11はデータ保持状態、ラッチ
12はラッチ11のデータflを出力す。このように、
クロックckのLレベルからHレベルへの変化にともな
い、フリップフロップ回路1の出力も変化する。
【0012】図7に示したスキャンテスト回路をシフト
レジスタとして用いた従来の第1の半導体集積回路装置
のチップ(以下チップ)をブロックで示す図8を参照す
ると、この図に示すチップは、2つのテスト対象の回路
ブロックCB1,CB2と、6個のスキャンテスト回路
SR1〜SR6を備える。
【0013】回路ブロックCB1の入力端子J1,J2
にそれぞれスキャンテスト回路SR1,SR2の出力端
子DOを接続し、回路ブロックCB1の出力端子O1,
O2にそれぞれスキャンテスト回路SR4,SR3の入
力端子DIを接続する。スキャンテスト回路SR4,S
R3の各々の出力端子DOは回路ブロックCB2の入力
端子J1,J2を接続し、回路ブロックCB2の出力端
子O1,O2にそれぞれスキャンテスト回路SR5,S
R6の入力端子DIを接続する。
【0014】チップのシリアルデータ入力端子SIN,
シリアルデータ出力端子SOTの間にスキャンテスト回
路SR1〜SR6をそれぞれの入力端子SI,出力端子
SOを経由して接続し、スキャンパスを構成する。チッ
プのクロック入力端子CKTに、スキャンテスト回路S
R1〜SR6のクロック入力端子CKを接続し、クロッ
クckを与える。チップのシフトモード入力端子SFT
に、スキャンテスト回路SR1〜SR6の入力端子SM
を接続し、シフトモード信号smを与える。
【0015】動作について説明すると、まず、通常動作
時はシフトモード信号smをLレベルに設定する。する
と、上述したように、スキャンテスト回路SR1〜SR
6の各々は、それぞれのセレクタ回路5によりデータ信
号diを入力として選択し、クロックckの供給に応答
してデータ信号diを取込み、出力信号doを端子DO
に出力するフリップフロップ回路として動作する。
【0016】次にテスト動作は、スキャン動作とブロッ
クテスト動作とがあり、スキャン動作は、さらにスキャ
ンイン動作とスキャンアウト動作とを含む。ただし、こ
れらスキャンイン動作とスキャンアウト動作は同時に実
行できる。
【0017】まず、スキャン動作時はシフトモード信号
smをHレベルに設定する。するとスキャンテスト回路
SR1〜SR6の各々はシリアル信号siを入力として
選択し、クロックckの供給に応答して端子SIに入力
されたシリアル信号siを取込み、出力端子SOに出力
信号soを出力するフリップフロップ回路として動作
し、チップのシリアルデータ入力端子SINから、回路
ブロックCB1,CB2のテストデータをスキャンテス
ト回路に与えるスキャンイン動作を行う。また、スキャ
ンテスト回路SR4〜SR6に取込まれた回路ブロック
CB1,CB2の出力データo1,o2をチップのシリ
アルデータ出力端子SOTに取出すスキャンアウト動作
も同時に実行できる。
【0018】次に、ブロックテスト動作時はシフトモー
ド信号smを通常動作と同様に、Lレベルに設定する。
この時スキャンテスト回路SR1〜SR4には、予めス
キャンイン動作により回路ブロックCB1,CB2のテ
ストデータを取込んでおき、各々の入力端子J1,J2
にそれぞれ入力する。その後、クロックckを1度供給
することにより、スキャンテスト回路SR3〜SR6は
回路ブロックCB1,CB2のテスト結果を取込む。こ
の後、スキャンアウト動作を行うことにより所望のテス
ト結果を取出せる。このスキャン動作とブロックテスト
動作をテストパターンの1パターン毎に交互に反復して
行い、所要の全てのテストパターンを行うことにより、
これら回路ブロックCB1,CB2のテストを達成でき
る。 この従来の第1のスキャンテスト回路では、スキ
ャン動作によりスキャンテスト回路SRに取込んだデー
タsiが出力端子DOに直ちに出力されるのに対し、入
力側は、シフトモード信号smの分配等の条件のため、
通常動作の入力信号としてdiが選択される前に、回路
ブロックのテスト結果が端子DIに与えられてしまう可
能性が高い。
【0019】次に特開平3−218483号公報記載の
従来の第2のスキャンテスト回路をブロックで示す図9
を参照すると、この図に示す従来の第2のスキャンテス
ト回路の上述の第1のスキャンテスト回路との相違点
は、データ信号di,シリアル信号Siの各々の代りに
データ信号d1,シリアル信号s1の各々を、データ/
テスト共通のクロックckの代りにデータ取込用,デー
タ保持用,データ出力用,試験制御用の各々の専用クロ
ックtd,t2,t3,t1を、シフトモード信号sm
の代りに信号tss,リセット信号rssを用いること
により、これら制御用信号のフオーマットに適合するよ
うフリップフロップ1,セレクタ5から成る2つのラッ
チ回路の代りに、4つのラッチ回路6〜9と、インバー
タI101〜I104と、信号tssとlsとの否定論
理和演算を行い信号nrを出力するNORゲートG10
1とを備えることである。
【0020】インバータI101,I102の各々は端
子D1,S1からの入力信号d1,s1をそれぞれ反転
して信号バーd1,バーs1を生成し、ラッチ回路6に
供給する。インバータI103,I104の各々は、ラ
ッチ回路7,8の各々の出力バーdo,バーsoをそれ
ぞれ反転し出力do,soを生成する。
【0021】ラッチ回路6は、インバータI61,I6
2と、NチャネルMOSトランジスタから成るトランス
ファゲートT61〜T64とを含む。
【0022】インバータI61の入力端,出力端はそれ
ぞれインバータI62の出力端,入力端とリング状に共
通接続されレジスタを構成する。インバータI102の
出力端は直列接続されたトランスファゲートT62,T
61を接続し、トランスファゲートT61の出力端をイ
ンバータI61の入力端に接続する。
【0023】トランスファゲートT61のゲートに入力
端子TDからクロックtdを、トランスファゲートT6
2のゲートにラッチ回路9の出力信号lsを供給する。
トランスファゲートT63,T64は入力出力の各端で
並列接続され、出力端はインバータI61の入力端に接
続する。トランスファゲートT63のゲートに端子T1
からのクロックt1を、トランスファゲートT64のゲ
ートにNORゲートG101の出力信号nrをそれぞれ
供給する。このラッチ回路L6の出力loはラッチ回路
7〜9に供給する。
【0024】ラッチ回路7はインバータI61,I62
と同様に各々の入力端と出力端同志をリング状に接続し
レジスタを成すインバータI71,I72と、入力端,
出力端のそれぞれを並列接続し入力端をラッチ6の出力
端すなわちインバータI61の出力端に出力端をインバ
ータI71の入力端に接続したトランスファゲートT7
1,T72とを含む。
【0025】トランスファゲートT71のゲートに端子
T2からのクロックt2を、トランスファゲートT72
のゲートに信号nrをそれぞれ供給する。ラッチ回路7
の出力バーsoはインバータI104で反転され信号s
oとして出力端子SOに出力する。
【0026】ラッチ回路8はインバータI61,I62
と同様に各々の入力端と出力端同志をリング状に接続し
レジスタを成すインバータI81,I82と、直列接続
されたトランスファゲートT81,T82とを備える。
【0027】トランスファゲートT81のゲートに端子
T3からのクロックt3を、トランスファゲートT82
のゲートに信号lsをそれぞれ供給する。ラッチ回路7
の出力バーdoはインバータI103で反転され信号d
oとして出力端子DOに出力する。
【0028】ラッチ回路9はインバータI61,I62
と同様に各々の入力端と出力端同志をリング状に接続し
レジスタを成すインバータI91,I92と、ゲートに
クロックtssの入力端に入力信号loのそれぞれの供
給を受け出力端をインバータI91の入力端を接続する
トランスファゲートT91と、ゲートにリセット信号r
ssの供給を受けトランスファゲートT91の出力端に
接続されたプルダウン回路PD91とを備える。インバ
ータI91は出力信号lsを出力しNORゲートG10
1に供給する。
【0029】この従来の第2のスキャンテト回路では、
ラッチ6〜8は従来の第1のスキャンテスト回路におけ
るフリップフロップ1と同様のスキャンラッチとして動
作し、ラッチ9はスキャンテスト回路選択用の選択ラッ
チとして動作する。
【0030】従来の第2のスキャンテト回路SRL1〜
SRL6をシフトレジスタとして用いた従来の第2の半
導体集積回路装置のチップ(以下チップ)をブロックで
示す図10を併せて参照してこの従来の第2のスキャン
テスト回路の動作について説明すると、チップには、各
スキャンテスト回路SRL1〜SRL6のクロック入力
端子TSS,リセット端子RSSの各々にそれぞれにク
ロックtss,リセット信号rssを共給するクロック
端子TTS,リセット端子TRSを備える。チップのク
ロック入力端子T3a,T3bの各々にはスキャンテス
ト回路SRL1の入力端子T3,SRL2〜SRL4の
端子T3がそれぞれ接続され、チップの端子TDにはス
キャンテスト回路SRL3〜SRL6の端子TDが接続
される。
【0031】通常動作時には、クロックt1,t2,t
ssをLレベル、信号t3,td,rssをHレベルに
設定する。リセット信号rssのHレベルに応答してラ
ッチ9のプルダウン回路PD91が導通し、ラッチ回路
9がリセットする。その結果、インバータI91の出力
信号lsがHレベルとなり、これに応答してトランスフ
ァゲートT62,T82が導通状態となる。NORゲー
トG101の出力信号nrがLレベルとなるので、トラ
ンスファゲートT64,T72は遮断状態となる。信号
t3,tdのHレベルに応答してトランスファゲートT
61,T81は導通状態となり、したがって、ラッチ
6,8はデータスルー状態、すなわち端子D1〜DOが
データスルー状態となる。一方、信号t1,t2のLレ
ベルに応答してトランスファゲートT63,T71は遮
断状態となり、ラッチ7はデータ保持状態となるので、
シリアル信号s1の入力は抑制される。
【0032】テスト動作においては、上述の第1のスキ
ャンテスト回路と同様のスキャン動作とブロックテスト
動作に加えてテスト対象の回路ブロックのみ選択するス
キャンテスト回路選択動作がある。テスト時には、まず
スキャンテスト回路選択動作により所要のテスト対象回
路ブロック対応のスキャンテスト回路のみを有効とし、
その他の不要なスキャンテスト回路をデータスルー状態
に設定する。その後、第1のスキャンテスト回路と同様
のスキャン動作,ブロックテスト動作を実行する。
【0033】スキャンテスト回路選択動作は、ラッチ回
路9の出力lsがLレベルのときに非選択信号、Hレベ
ルのときは選択信号となる。ラッチ回路9はラッチ回路
6の出力信号loをラッチするため、シフトレジスタ選
択信号としてシフト入力する信号s1のH,Lの各レベ
ルはそれぞれ非選択,選択各信号となる。
【0034】回路ブロックCB1のテスト時には、スキ
ャンテスト回路SRL1〜SRL4を有効に、SRL
5、SRL6をデータスルー状態にするため、選択信号
s1対応のチップ入力シリアル信号sinのパターン
を”H,H,L,L,L,L”と設定する。この信号s
inをクロックt1,t2によりスキャンインし、その
後クロックtssによりラッチ回路9に取込む。
【0035】同様に、回路ブロックCB2のテスト時に
は、スキャンテスト回路SRL3〜SRL6を有効に、
SRL1,SRL2をデータスルー状態にするため、信
号sinのパターンを”L,L,L,L,H,H”と設
定する。
【0036】所望の回路ブロックのテストパターンの長
さおよびそのテストパターンを選択スキャンテスト回路
に設定するための所要スキャンクロック数は、選択動作
により有効にされたシフトレジスタ数分だけである。例
えば、回路ブロックCB1のテストには、所要のスキャ
ンテスト回路SRL1〜SRL4は4つであるので、所
要のスキャンパターン長4ビット、スキャンクロック周
期数4となる。このテスト入力パターンを入力端子SI
Nにスキャンクロックt1,t2の各々に同期して供給
し、出力端子SOTから出力されるテスト結果を基準テ
スト出力パターンと比較することによりスキャン動作を
行う。
【0037】ブロックテスト動作について説明すると、
回路ブロックCB1のテスト時には、予めスキャン動作
によりこの回路ブロックCB1のテスト入力パターンを
スキャンテスト回路SRL1,SRL2に取込み、クロ
ックt3によりこれらSRL1,SRL2の出力端子D
Oに上記テストパターンを出力することにより回路ブロ
ックCB1の入力端子I1,I2に上記テストパターン
を供給する。次に、クロックtdにより、回路ブロック
CB1のテスト結果をスキャンテスト回路SRL3,S
RL4に取込む。この後、スキャンアウト動作を行え
ば、所望の結果を取出せる。
【0038】この従来の第2のスキャンテスト回路は、
テスト対象の回路ブロック対応のスキャンテスト回路の
みを動作させることにより、テスト対象外のブロック対
応のスキャンテスト回路をバイパスするので、テスト実
行のスキャンパスの段数を実質的に削減でき、したがっ
て、テスト時間を短縮することができる。
【0039】この従来の第2のスキャンテスト回路も、
スキャンクロックt1とデータ取込用クロックtdおよ
びデータ出力用クロックt3との相互間の位相差を各ス
キャンテスト回路で同一となるように設定するのは困難
であるため、クリティカルパスの遅延ではなく、出力側
のテスト回路へのデータ出力信号t3と入力側のテスト
回路へのデータ取込クロックtdとの位相差が小さい方
のパスの遅延を測定することになってしまう。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスキャ
ンテスト回路およびそれを含む半導体集積回路装置は、
通常動作とテスト動作とを切替る動作切替信号の遅延や
スキューなどが考慮されておらず、また、通常動作時の
クロック供給時にテスト動作状態から通常動作状態への
切替の完了を保証するための時間的余裕を必要とするた
め、上記動作切替信号が回路動作時間上のクリティカル
パスとなり、テストのサイクルタイムが非常に遅くなる
ため、特に大規模なLSIでは、テスト対象回路の遅延
測定や実際に使用する動作サイクルでのテストが不可能
であるという欠点があった。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明のスキャンテスト
回路およびそれを含む半導体集積回路装置は、1ビット
の第1のデータの入力用の第1の入力端子と、予め定め
たスキャンテストデータを含む直列データである第2の
データの入力用の第2の入力端子と、スキャン動作と通
常動作を決定する動作切替信号の入力用の第3の入力端
子と、前記動作切替信号の供給に応答して前記第1およ
び第2のデータのいずれか一方を選択して選択データを
出力する入力セレクタ手段と、前記選択データを保持デ
ータとして保持しシフトレジスタ機能を有するレジスタ
手段と、前記第1のデータ対応の第1の出力データの出
力用の第1の出力端子と、前記第2のデータ対応の第2
の出力データの出力用の第2の出力端子とを備え、通常
動作時に複数の前記レジスタ手段を独立に動作させ、テ
スト時には前記複数のレジスタ手段を直列接続してこの
直列接続の最初段のレジスタ手段に前記第2のデータを
供給し前記複数のレジスタ手段の各々に所定のテストデ
ータを設定してテスト対象回路に前記テストデータを供
給し前記直列接続の最終段のレジスタ手段の出力端子か
前記テスト対象回路が出力する前記テストデータ動作
結果からなる前記第2のデータ対応の試験結果を出力す
るスキャン動作を行うことにより前記テスト対象回路を
試験するスキャンテスト回路において、前記動作切替信
号をラッチして動作切替ラッチ信号を発生するラッチ手
段を備え、前記入力セレクタ手段が、前記動作切替信号
と前記動作切替ラッチ信号との供給に応答して前記第1
および第2のデータのいずれか1つを選択して前記選択
データを出力するセレクタ制御手段を備えて構成されて
いる。
【0042】
【実施例】次に、本発明の実施例を図7と共通の構成要
素には共通の参照文字/数字を付して同様に回路図で示
す図1を参照すると、この図に示す本実施例のスキャン
テスト回路は、インバータI14の出力端から出力信号
Qnと同一極性の信号aを出力する他は従来と共通のフ
リップフロップ1Aと、クロックckの供給に応答して
動作するラッチ回路2と、信号aと1ビットのデータ入
力信号diとシリアルデータ信号siとをシフトモード
信号smとラッチ回路2の出力sfによりセレクトして
フリップフロップ回路1に供給する信号fiを生成する
セレクタ回路3と、信号Qnの反転信号バーQnを生成
するインバータI1と、信号smの反転信号バーsmを
生成するインバータI2と、信号Qn,バーQnを信号
sfにより選択しレジスタ出力doを出力するセレクタ
回路4とを備える。
【0043】ラッチ回路2は、インバータI21〜I2
4と、CMOSトランスファゲートT21,T22とか
ら構成され、インバータI24の入力端に信号smが入
力し出力端がトランスファゲートT21の入力端に接続
される。トランスファゲートT22の出力端はインバー
タI22の入力端およびトランスフアゲートT21の出
力端にそれぞれ接続する。インバータI22の出力端は
インバータI21の入力端に接続し、インバータI21
の出力端はトランスファゲートT21の入力端に接続す
る。トランスファゲートT21のNチャネルゲートおよ
びトランスファゲートT22のPチャネルゲートにクロ
ックckが、トランスファゲートT21のPチャネルゲ
ートおよびトランスファゲートT22のNチャネルゲー
トにクロックバーckがそれぞれ供給される。
【0044】セレクタ回路3は、インバータI31〜I
33と、出力端が共通接続され信号fiを出力するCM
OSトランスファゲートT31〜T33と、NANDゲ
ートG31,G32とから構成され、NANDゲートG
32,インバータI32はインバータI2による信号s
mの反転信号バーsmとインバータI33による信号s
fの反転信号との否定論理積,およびその反転信号を出
力しこれら出力信号によりトランスファゲートT31の
入力信号diの導通遮断の制御をする。同様にNAND
ゲートG31,インバータI31は信号バーsm,sf
の否定論理積,およびその反転信号を出力しこれら出力
信号によりトランスファゲートT32の入力信号aの導
通遮断を制御する。P,N各チャネルゲートへの信号バ
ーsm,smの供給に応答してトランスファゲートT3
3は入力信号diの導通遮断を制御する。
【0045】セレクタ回路4は、信号sfを反転して信
号バーsfを生成するインバータI41と、信号sf,
バーsfで制御され各々の入力端にフリップフロップ1
の出力データ信号Qn,バーQnがそれぞれ入力し出力
端が共通接続されて出力信号doを出力するCMOSト
ランファゲートT41,T42を備える。
【0046】
【表1】
【0047】次に、図1および各信号の真理値を示す表
1を参照して本実施例の動作について説明すると、この
回路の動作は、表1に示すように、シフトモード信号s
mとラッチ回路2の出力信号sfとの各々の値により、
第1〜第4の4つの状態に分けられる。ラッチ回路2
は、シフトモード信号smの供給を受けクロックckに
同期して出力信号sfの値を変化させるため、第2,第
4の各状態は信号smの変化直後の1サイクルだけであ
る。すなわち、第2の状態は信号smを’0’から’
1’へすなわちLレベルからHレベルに、第4の状態は
逆に信号smを’1’から’0’へすなわちHレベルか
らLレベルにそれぞれ変化させた直後のサイクルのみで
ある。
【0048】次に、個々の状態における動作を説明する
と、まず、第1の状態、すなわち、信号sm,sfの値
(以下sm,sf)が共に’0’の場合は、セレクタ3
ではNANDゲートG31,G32の各々の出力はそれ
ぞれHレベル,LレベルとなりトランスファゲートT3
1,T32,T33の各々はそれぞれ導通状態,遮断状
態,遮断状態となり、入力信号diを選択して出力信号
fiとしてフリップフロップ回路1に供給する。セレク
タ4では、トランスファゲートT41,T42がそれぞ
れ導通状態,遮断状態となり、フリップフロップ回路1
の出力信号Qnを選択してこの回路の出力doとする。
【0049】次に、第2の状態、すなわち、信号sm
が’1’、信号sfが’0’の場合は、セレクタ3で
は、NANDゲートG31,G32の出力は共にHレベ
ルとなりトランスファゲートT31,T32が遮断状
態、トランスファゲートT33が導通状態となり、シリ
アル入力信号siを選択して信号fiとしてフリップフ
ロップ回路1に出力供給する。セレクタ4は、信号sf
のみにより制御されるので第1の状態と同一となり、信
号Qnを選択してこの回路の出力doとする。
【0050】次に、第3の状態、すなわち信号sm,s
fが共に’1’の場合は、セレクタ3は、NANDゲー
トG31,G32の出力は共にHレベルとなりトランス
ファゲートT31,T32が遮断状態,トランスファゲ
ートT33が導通状態となり、シリアル入力信号siを
信号fiとして選択してフリップフロップ回路1に出力
し、セレクタ4は、トランスファゲートT41,T42
はそれぞれ遮断状態,導通状態となり、信号バーQnを
選択してこの回路の出力doとする。
【0051】最後に、第4の状態、すなわち、信号s
m,sfがそれぞれ’0’,’1’の場合は、セレクタ
3は、NANDゲートG31,G32の出力はそれぞれ
Lレベル,Hレベルとなり、トランスファゲートT3
1,T33が遮断状態,トランスファゲートT32が導
通状態となり、フリップフロップ回路1の出力信号Qn
対応の信号aを信号fiとして選択してフリップフロッ
プ回路1に出力し、セレクタ4は、第3の状態と同様に
トランスファゲートT41,T42はそれぞれ遮断状
態,導通状態となり、信号バーQnを選択してこの回路
の出力doとする。
【0052】なお、出力端子SOには、第1〜第4のど
の状態においてもフリップフロップ回路1の保持信号Q
nが出力信号soとして出力される。
【0053】次に、第1の実施例のスキャンテスト回路
をシフトレジスタSP1〜SP6として用い従来と同様
の2つのテスト対象回路ブロックCB1,CB2を備え
る本発明の第2の実施例の半導体集積回路装置のチップ
(以下チップ)をブロックで示す図2および各信号波形
のタイムチャートを示す図3を参照して、本実施例の半
導体集積回路装置の動作について説明すると、まず、通
常時の動作は、チップのシフトモード信号sftすなわ
ち各テスト回路SP1〜SP6に供給するシフトモード
信号smをLレベルに保持する。これらスキャンテスト
回路SP1〜SP6の各々は信号smの供給に応答して
第1の状態を保持し、フリップフロップ回路単体と同一
動作をする。すなわち、チップのクロックcktに同期
して、各スキャンテスト回路SP1〜SP6は端子DI
の入力データdiを取込み出力データdoを端子DOに
出力する。このとき、スキャンテスト回路SP1,SP
2の各々の出力doを回路ブロックCB1の入力J1,
J2にそれぞれ供給し、スキャンテスト回路SP3,S
P4の各々の入力端子DIに回路ブロックCB1の出力
o2,o1を信号diとして供給し、スキャンテスト回
路SP3,SP4の各々の出力doを回路ブロックCB
2の入力J2,J1にそれぞれ供給し、スキャンテスト
回路SP5,SP6の各々の入力端子DIに、信号di
として栄回路ブロックCB2の出力o1,o2をそれぞ
れ供給して同期型のチップを形成する。
【0054】次にテスト動作は、従来と同様にスキャン
動作とブロックテスト動作に分かれ、スキャン動作は、
さらにスキャンイン動作とスキャンアウト動作に分かれ
る。ただし、スキャンイン動作とスキャンアウト動作は
同時に行れる。
【0055】まず、スキャン動作について説明すると、
シフトモード信号sftをHレベルに設定する。すると
スキャンテスト回路SP1〜SP6は第2または第3の
状態になり、入力としてシリアル信号sinを選択し、
クロックckに同期して端子SIに入力されたシリアル
データsiを取込み端子SOに信号soを出力するフリ
ップフロップ回路として動作し、チップのシリアルデー
タ入力端子SINから各回路ブロックCB1,CB2の
テストデータを取込むスキャンイン動作を行う。また、
スキャンテスト回路に取込んだ回路ブロックCB1,C
B2の出力データをチップのシリアルデータ出力端子S
OTに出力するスキャンアウト動作も同時に行う。
【0056】次に、ブロックテスト動作は、スキャン動
作直後の2周期分の時間で行う。スキャン動作でHレベ
ルに設定したシフトモード信号sftをLレベルに設定
することにより、スキャン動作直後の最初の周期でスキ
ャンテスト回路SP1〜SP6を第4の状態、その次の
周期で第1の状態になる。すなわち、最初の周期におい
てはクロックckによりスキャンテスト回路の内容は変
化せず、その出力が反転信号バーQnから信号Qnに変
化するのみであり、また、その信号の変化により、始め
て目的のテストパターンが回路ブロックCB1,CB2
に供給される。次の周期においては、スキャンテスト回
路SP1〜SP6は第4の状態、すなわち通常動作時と
同一状態になり、回路ブロックCB1,CB2は前周期
に与えられたテストパターン対応のテストの結果を出力
している。このテスト結果をスキャンテスト回路SP1
〜SP6にクロックckを1度供給することにより取込
む。この後、スキャンアウト動作を行えば、所望の結果
を出力できる。このブロック動作時の2周期対応のクロ
ックck相互間の時間間隔(以下クロック間隔)により
回路ブロックCB1またはCB2の遅延を測定できる。
すなわち、クロック間隔が狭すぎると回路ブロックCB
1,CB2において、最初のクロックにより与えられた
テストパターン対応のテスト結果を未だ出力できないう
ちに次のクロックが供給されることになり、スキャンテ
スト回路SP3〜SP6は正しいテスト結果を取込め
ず、テスト結果は不合格となる。この、テスト結果が不
合格,合格の各々対応のクロック間隔の境界を見つける
ことにより、回路ブロックCB1またはCB2の遅延時
間を測定できる。これらスキャン動作とブロックテスト
動作をテストパターンの1パターン毎に交互に反復して
行い、所要のテストパターンを全て実行することによ
り、回路ブロックCB1,CB2のテストを達成する。
【0057】本発明の第3の実施例を図1,図7と共通
の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様に回
路図で示す図4を参照すると、この図に示す本実施例の
スキャンテスト回路の前述の第1の実施例との相違点
は、セレクタ回路3,4の代りに従来の第1のスキャン
テスト回路と共通の入力側のセレクタ回路5と、シフト
モード信号smと信号sfとのORを取り信号smfを
セレクタ5の制御信号と出力するORゲートG1とを備
えることである。
【0058】
【表2】
【0059】図4および真理値表を示す表2を参照して
本実施例の動作について説明すると、第1の実施例と同
様に、シフトモード信号smとラッチ回路2の出力信号
sfとの各々の値(以下信号sm,sf)に対応して第
1〜第4の4つの状態となる。
【0060】第1の状態、すなわち信号sm,sfが共
に’0’の場合は、ORゲートG1の出力がLレベルと
なるためセレクタ回路5のトランスファゲートT51が
導通状態、トランスファゲートT52が遮断状態とな
り、入力信号diを信号fiとして選択してフリップフ
ロップ回路1に出力する。
【0061】次に、第1の状態以外の第2〜第4の各状
態、すなわち、信号sm,sfが’1’,’0’、’
1’,’1’、’0’,’1’の各場合は、ORゲート
G1の出力はLレベルとなるためセレクタ回路5のトラ
ンスファゲートT51が遮断状態、トランスファゲート
T52が導通状態となり、シリアル信号siを選択して
フリップフロップ回路1の保持内容Qnを出力する。
【0062】動作波形のタイムチャートを示す図5を併
せて参照して本実施例のスキャンテスト回路を図3のシ
フトレジスタSP1〜SP6として用いた場合の動作に
ついて説明すると、まず、通常動作は第1の実施例と同
一であり、相違点はない。次に、テスト動作の前述の第
2の実施例との相違点は、ブロックテスト動作におい
て、スキャン動作直後の最初の周期でクロックckによ
り1ビット分だけスキャンを行なうことと、このスキャ
ンによりスキャンテスト回路の内容とその出力が信号Q
n−1から信号Qnに変化することと、およびスキャン
イン動作においてストパターンをテスト対象対応の1つ
の手前のスキャンテスト回路までで留めて置くこととで
ある。
【0063】上述した第1および第3の実施例のスキャ
ンテスト回路は、どちらもテスト対象回路ブロックの論
理に依存して遅延時間の測定が不可能な場合がある。例
えば、第1の実施例のスキャンテスト回路は、テスト対
象回路ブロックが排他的論理和の場合、その入力ビット
数が偶数であれば反転信号から正信号に変わっても出力
に変化が生じない。また、第2の実施例のスキャンテス
ト回路は、テスト対象回路ブロックの論理がAND・O
Rであり後のスキャン順序のテスト回路対応のパスがク
リティカルパスである場合、前のスキャン順序のテスト
回路対応のパスによる出力の変化の方が先に起きてしま
うか、または前の周期と結果が変化しないということが
生じる。このため、上述のクロック間隔による遅延測定
では実際よりも速い値を示したり、ずっと合格状態とな
るため測定不可能ということになる。
【0064】上記の対策として、テスト対象回路ブロッ
クの論理に依存して第1,第2の実施例のスキャンテス
ト回路を使い分ける本発明の第4の実施例の半導体集積
回路装置(チップ)を図3と共通の構成要素には共通の
参照文字/数字を付して同様にブロックで示す図6を参
照すると、この図に示す本実施例のチップは、テスト対
象の論理回路が第3の実施例の回路ではテスト不可能な
ANDゲートから成り入力端子J2からのパスがクリテ
ィカルパスとなる回路ブロックCB3と、テスト対象の
論理回路が第1の実施例の回路ではテスト不可能な排他
的論理和から成る回路ブロックCB4と、回路ブロック
CB3のテスト用の第1の実施例のスキャンテスト回路
SP1,SP2と、回路ブロックCB4のテスト用の第
3の実施例のスキャンテスト回路SQ1〜SQ4と、
イプが異なるスキャンテスト回路SP2の出力とスキャ
ンテスト回路SQ1の入力との間のインタフエース調整
を行うインタフエース用のシフトレジスタDSR1とを
備える。
【0065】シフトレジスタDSR1は、スキャンパス
上の第3の実施例のスキャンテスト回路SQ1〜SQ4
から成るシフトレジスタ群の前におかれ、クロックck
に同期して入力端子SIに供給されるシリアルデータs
iを取り込み、出力端子SOに出力する。こうすること
により、シフトモード信号smが’1’から’0’に変
化した後の回路ブロックCB3と回路ブロックCB4と
で動作が異なっていてもテスト用のスキャンデータを正
しくスキャンテスト回路にセットできる。すなわち、前
段のスキャンテスト回路SP1,SP2は、上記状態に
おいてホールド動作であるのに対し、後段のスキャンテ
スト回路SQ1〜SQ4はシフト動作であるので、その
まま両者を接続すると、シフトイン対象のデータがスキ
ャンテスト回路SP2,SQ1でたまたま同一でない限
りはどちらかが異なるデータとなってしまうことが回避
できる。その他の動作については第2の実施例の回路と
同様である。
【0066】第1〜第3の実施例では、テスト対象回路
ブロックの論理に依存して、テスト信号入力用のスキャ
ンテスト回路のタイプを分ける必要があったが、本実施
例では、上述のように、スキャンパス上の第3の実施例
のスキャンテスト回路群の前にインタフエース用のシフ
トレジスタを配置することにより、異なるタイプのスキ
ャンテスト回路相互間のインタフエースを調整できるの
で、これら異なるタイプのスキャンテスト回路を混在さ
せることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスキャン
テスト回路およびそれを含む半導体集積回路装置は、動
作切替ラッチ信号を発生するラッチ手段を備え、入力セ
レクタ手段が動作切替信号と動作切替ラッチ信号との供
給に応答して1ビットデータと直列データのいずれかを
選択するセレクタ制御手段を備えるので、スキャンテス
ト動作から切替直後の2クロック分の間隔でブロックテ
ストを実施できるので、スキャンパスを用いた遅延測定
およびブロックテスト動作中の上記2クロック分の間隔
を実使用対象装置のクロックサイクルと一致させること
により、実サイクル試験を簡易にまた確実に行うことが
できるので、実装後の装置全体の試験前の部品の段階で
特性不良品を除去できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスキャンテスト回路を
示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例の半導体集積回路装置を
示すブロック図である。
【図3】本実施例の動作の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図4】本発明の第3の実施例のスキャンテスト回路を
示す回路図である。
【図5】本実施例の動作の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図6】本発明の第4の実施例の半導体集積回路装置を
示すブロック図である。
【図7】従来の第1のスキャンテスト回路の一例を示す
回路図である。
【図8】図7の回路を含む従来の半導体集積回路装置を
示すブロック図である。
【図9】従来の第2のスキャンテスト回路の一例を示す
回路図である。
【図10】図9の回路を含む従来の半導体集積回路装置
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 フリップフロップ 2,6〜9 ラッチ回路 3〜5 セレクタ回路 11,12 ラッチ G1,G31,G32,G101 ゲート I1〜I3,I11〜I17,I21〜I23,I31
〜I33,I41,I61,I62,I71,I72,
I81,I82,I91,I92,I101〜I104
インバータ T11〜T14,T21,T22,T31〜T33,T
41,T42,T51,T52,T61〜T64,T7
1,T81,T82,T91 トランスファゲート PD91 プルダウン回路 CB1〜CB4 回路ブロック SP1〜SP6,SQ1〜SQ4,SR1〜SR6,S
RL1〜SRL6スキャンテスト回路 DSR1 シフトレジスタ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ビットの第1のデータの入力用の第1
    の入力端子と、予め定めたスキャンテストデータを含む
    直列データである第2のデータの入力用の第2の入力端
    子と、スキャン動作と通常動作を決定する動作切替信号
    の入力用の第3の入力端子と、前記動作切替信号の供給
    に応答して前記第1および第2のデータのいずれか一方
    を選択して選択データを出力する入力セレクタ手段と、
    前記選択データを保持データとして保持しシフトレジス
    タ機能を有するレジスタ手段と、前記第1のデータ対応
    の第1の出力データの出力用の第1の出力端子と、前記
    第2のデータ対応の第2の出力データの出力用の第2の
    出力端子とを備え、通常動作時に複数の前記レジスタ手
    を独立に動作させ、テスト時には前記複数のレジスタ
    手段を直列接続してこの直列接続の最初段のレジスタ手
    段に前記第2のデータを供給し前記複数のレジスタ手段
    の各々に所定のテストデータを設定してテスト対象回路
    に前記テストデータを供給し前記直列接続の最終段の
    ジスタ手段の出力端子から前記テスト対象回路が出力す
    る前記テストデータ動作結果からなる前記第2のデータ
    対応の試験結果を出力するスキャン動作を行うことによ
    り前記テスト対象回路を試験するスキャンテスト回路に
    おいて、 前記動作切替信号をラッチして動作切替ラッチ信号を発
    生するラッチ手段を備え、 前記入力セレクタ手段が、前記動作切替信号と前記動作
    切替ラッチ信号との供給に応答して前記第1および第2
    のデータのいずれか1つを選択して前記選択データを出
    力するセレクタ制御手段を備えることを特徴とするスキ
    ャンテスト回路。
  2. 【請求項2】 1ビットの第1のデータの入力用の第1
    の入力端子と、予め定めたスキャンテストデータを含む
    直列データである第2のデータの入力用の第2の入力端
    子と、スキャン動作と通常動作を決定する動作切替信号
    の入力用の第3の入力端子と、前記動作切替信号の供給
    に応答して前記第1および第2のデータのいずれか一方
    を選択して選択データを出力する入力セレクタ手段と、
    前記選択データを保持データとして保持しシフトレジス
    タ機能を有するレジスタ手段と、前記第1のデータ対応
    の第1の出力データの出力用の第1の出力端子と、前記
    第2のデータ対応の第2の出力データの出力用の第2の
    出力端子とを備え、通常動作時に複数の前記レジスタ手
    段を独立に動作させ、テスト時には前記複数のレジスタ
    手段を直列接続してこの直列接続の最初段のレジスタ手
    段に前記第2のデータを供給し前記複数のレジスタ手段
    の各々に所定のテストデータを設定してテスト対象回路
    に前記テストデータを供給し前記直列接続の最終段のレ
    ジスタ手段の出力端子から前記テスト対象回路が出力す
    る前記テストデータ動作結果からなる前記第2のデータ
    対応の試験結果を出力するスキャン動作を行うことによ
    り前記テスト対象回路を試験するスキャンテスト回路に
    おいて、 前記動作切替信号をラッチして動作切替ラッチ信号を発
    生するラッチ手段と、前記動作切替ラッチ信号の供給に
    応答して前記保持データとこの保持データの反転信号と
    のいずれか一方を選択的に前記第1の出力データとして
    出力する出力セレクタ手段を備え、 前記セレクタ制御手段が前記動作切替信号と動作切替
    ラッチ信号の各々の値の組合せに応答して第1〜第4の
    制御状態対応の第1〜第4の制御信号を発生する第1の
    制御信号発生回路と、 前記第1〜第4の制御信号の各々の供給に応答して前記
    第1,第2および前記保持データのいずれか1つを選択
    して前記選択データを出力する第1〜第3のスイッチ回
    路とを備えることを特徴とするスキャンテスト回路。
  3. 【請求項3】 前記セレクタ制御手段が前記動作切替
    信号と動作切替ラッチ信号の各々の値の組合せに応答し
    て第の制御状態およびこの第の制御状態以外の第
    の制御状態対応の第,第の制御信号を発生する制
    信号発生回路と、 前記第,第の制御信号の各々の供給に応答して前記
    第1および第2のデータのいずれか1つを選択して前記
    選択データを出力する第,第のスイッチ回路とを備
    えることを特徴とする請求項1記載のスキャンテスト回
    路。
  4. 【請求項4】 第1,第2のテスト対象回路ブロックを
    含む少なくとも2つの前記テスト対象回路ブロックと、前記第1のテスト対象回路ブロックの入力端子に接続し
    た第1のスキャンテスト回路と、前記第1のテスト対象
    回路ブロックの出力端子と前記第2のテスト対 象回路ブ
    ロックの入力端子とに接続した第2のスキャンテスト回
    路と、前記第2のテスト対象回路ブロックの出力端子に
    接続した第3のスキャンテスト回路とを含む 少なくとも
    3個の請求項2記載のスキャンテスト回路とを有する
    導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 第1,第2のテスト対象回路ブロックを
    含む少なくとも2つの前記テスト対象回路ブロックと、前記第1のテスト対象回路ブロックの入力端子に接続し
    た第1のスキャンテスト回路と、前記第1のテスト対象
    回路ブロックの出力端子と前記第2のテスト対象回路ブ
    ロックの入力端子とに接続した第2のスキャンテスト回
    路と、前記第2のテスト対象回路ブロックの出力端子に
    接続した第3のスキャンテスト回路とを含む 少なくとも
    3個の請求項3記載のスキャンテスト回路とを有する
    導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 第1,第2のテスト対象回路ブロックを
    含む少なくとも2つの前記テスト対象回路ブロックと、前記第1のテスト対象回路ブロックの入力端子に接続し
    た第1のスキャンテスト回路と、前記第1のテスト対象
    回路ブロックの出力端子と前記第2のテスト対象回路ブ
    ロックの入力端子とに接続した第2のスキャンテスト回
    路と、前記第2のテスト対象回路ブロックの出力端子に
    接続した第3のスキャンテスト回路とを含む少なくとも
    3個のスキャンテスト回路を有し、 前記少なくとも3個のスキャンテスト回路が、 請求項2
    記載の第1のタイプのスキャンテスト回路と請求項3記
    載の第2のタイプのスキャンテスト回路との両方を含む
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のタイプのスキャンテスト回路
    と前記第2のタイプのスキャンテスト回路の相互間のシ
    フトパスに前段のスキャンテスト回路の出力データを入
    力し後段のスキャンテスト回路の入力信号を生成する
    ンタフエース調整用のシフトレジスタをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路装置。
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