JP2735494B2 - ケーブル埋設用ブロック - Google Patents

ケーブル埋設用ブロック

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JP2735494B2
JP2735494B2 JP6291871A JP29187194A JP2735494B2 JP 2735494 B2 JP2735494 B2 JP 2735494B2 JP 6291871 A JP6291871 A JP 6291871A JP 29187194 A JP29187194 A JP 29187194A JP 2735494 B2 JP2735494 B2 JP 2735494B2
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忠美 池田
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Chiba Ceramic Industry Inc
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はケーブル埋設用ブロッ
クに関し、特に電力や通信用ケーブル等を共に地下に埋
設するためのプレキャストコンクリートブロックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、電力や通信用ケーブルを空中に走
らせて架設することは環境美化や電柱が交通障害となる
等の観点から、電力や通信ケーブル等の地下埋設化が進
んでいる。従来、電力や通信用ケーブル等を地下に埋設
するには地下埋設管を用いるのが一般であるが、地下埋
設管は共同溝のように現場打ちコンクリートの場合もあ
るが、通例、プレキャストコンクリートからなる。
【0003】プレキャストコンクリートの地下埋設管
は、ヒューム管のような一般的なものと、例えば、所定
長さで断面方形のブロックに長手方向で断面円形等の透
孔を穿設したものを工場生産し、この必要な複数個を現
場まで運搬して所要長に連設して敷設する。そして、電
力や通信用ケーブルを分岐して配線するために、側壁に
孔を穿設した箱形のブロックを要所々々に介在させる専
門的なものとがある。
【0004】しかして、電力用ケーブルと通信用ケーブ
ルを共に収納することは、通信用ケーブルに誘電を生じ
させて外乱となり、通信の妨げとなる等の問題があるの
で好ましくなく、したがって、これらはそれぞれ別個に
分離して収納しなければならない。
【0005】さらには、通信用ケーブルにあっても、近
時は電話回線のほかに有線テレビ(CATV)などのケ
ーブルがあるため、保守点検等の観点から、これらも分
離して収納することが必要になる。
【0006】そこで、電力や通信ケーブルを地下に埋設
するには、電力会社や通信会社が単独でそれぞれ地下埋
設管を敷設しているのが現状であり、したがって、道路
や市街地では各社の敷設工事がしばしば前後して行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各社が
単独で地下埋設管をそのため、交通障害を生じさせるほ
か、地下埋設管が錯綜していて適切な敷設工事ができな
い状態にある。そのため、共同溝のような地下埋設物を
構築したりすることがあるが、共同溝は比較的大きな工
事のし易い市街路等に敷設され、狭い市街路等では工事
がし難くて敷設するのは困難である。
【0008】そこで、この発明は上記事情に鑑みて、電
力用ケーブルと通信用ケーブルを隔離して弊害を生じる
ことのないように共に収納できるケーブル埋設用ブロッ
クを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるケーブ
ル埋設用ブロックは、地中に開削した溝底に載置固定さ
れる本体ブロックと、該本体ブロックに形成された第1
のケーブル収納部と、該本体ブロックの左右両側にそれ
ぞれ載置される側壁ブロックと、本体ブロックと側壁ブ
ロックとの間に形成される第2のケーブル収納部と、前
記本体ブロック及び両側壁ブロックの上部に冠する蓋ブ
ロックとからなり、前記第1のケーブル収納部は前記本
体ブロックの底板部に一対の支持部を立設してそれらの
間に溝形を形成してなるとともに、前記第2のケーブル
収納部は前記支持部の外面に段階状に複数の溝を形成
し、該溝に対応する複数の溝を支持部に対面する側壁ブ
ロックに形成してなり、かつ、前記支持部の内面に複数
の段部をそれぞれ形成し、該段部に棚を載置して前記第
1のケーブル収納部を上下方向へ複数に区分可能とした
ことを特徴とする。
【0010】さらに、地中に開削した溝底に載置固定さ
れる底板ブロックと、該底板ブロックの上に載置固定さ
れて第1のケーブル収納部を有する中ブロックと、該中
ブロックの左右両側にそれぞれ載置される側壁ブロック
と、前記中ブロックと側壁ブロックとの間に形成される
第2のケーブル収納部と、前記中ブロック及び両側壁ブ
ロックの上部に冠する蓋ブロックとからなり、前記第1
のケーブル収納部は前記中ブロックを一対の支持部を断
面略U字形に形成してそれらの間に溝形を形成してなる
とともに、前記第2のケーブル収納部は前記側壁ブロッ
クと対面する支持部の外面に段階状に複数の溝を形成
し、該溝に対応する複数の溝を前記支持部と対面する側
壁ブロックに形成してなり、かつ、前記底板ブロックと
中ブロックの接合部にそれぞれ合致する溝を形成して第
3のケーブル収納部を形成し、さらに、前記支持部の内
面に複数の段部をそれぞれ形成し、該段部に棚を載置し
て前記ケーブル収納部を上下方向へ複数に区分可能とし
たことを特徴とする。
【0011】さらに、前記本体ブロックの左右いずれか
の側部で支持部の外面に当接する一対の端壁と、該端壁
を両端部に固定した底板と、該底板と前記端壁を結んで
ノックアウト部が形成された側壁とからなる2面開放の
箱体である分岐ブロックと、該分岐ブロックの上部に冠
する蓋ブロックとからなることを特徴とする。
【0012】
【作用】道路等に開削した溝の内底部に本体ブロックを
その底板部が接するように載置固定し、該底板部の上で
支持部の外面に接してそれぞれ側壁ブロックを載置固定
し、最後に本体ブロック及び両側壁ブロックの上に蓋ブ
ロックを冠してケーブル埋設用ブロックを形成し、これ
を繰返して所要長さとし、複数のケーブル収納部に電力
用ケーブルと通信用ケーブルとを分別収納すれば共に地
下埋設できる。
【0013】そして、ユーザーへの分岐ケーブルは分岐
ブロックのノックアウト部を打ち破り窓孔を形成してそ
こから引き出すことができる。
【0014】
【実施例】以下この発明を図示の実施例に基づき説明す
る。図1(A)に示すように、端面又は断面方形で所定
長さのプレキャストコンクリートからなるケーブル埋設
用ブロック1は、本体ブロック2と、本体ブロック2の
左右両側に配置する一対の側壁ブロック3,3と本体ブ
ロック2及び側壁ブロック3の上部を覆う蓋ブロック4
とからなる。そして、図1(B)に示すように、前記本
体ブロック2を中ブロック5と底板ブロック6とに分割
構成し、また、図1(C)に示すように、一方の側壁ブ
ロック3の代わりに分岐ブロック7を付設できるように
してある。
【0015】それぞれのケーブル埋設用ブロック1に
は、本体ブロック2内に溝形からなるケーブル収納部8
が形成され、また、本体ブロック2と側壁ブロック3と
で円孔からなるケーブル収納部9が形成され、ケーブル
収納部8に棚12を介して電力用ケーブルを、また、ケ
ーブル収納部9に通信用ケーブルを、分けて収納するこ
とができる。電力用ケーブルは本体ブロック2の肉厚に
よって電界を遮断し、ケーブル収納部9内の通信用ケー
ブルに誘電を生じさせることによる外乱を発生すること
がないように隔離される。そして、ケーブル収納部8,
9に収納された電力ケーブルや通信用ケーブルをユーザ
ー等に配線するために、分岐ブロック7のノックアウト
部10から分岐ケーブルを引き出すのである。
【0016】そこで各部を詳細に説明すると、本体ブロ
ック2は、図2に示すように、前記断面方形の底辺を形
成する底板部20に、略中央部で互いに離間する一対の
支持部21,21を略U字形断面の溝形を形成するよう
に立設してケーブル収納部8を形成し、このケーブル収
納部8に対面する支持部21の内側面22にはそれぞれ
複数の段部23が形成され、また、外側面24にはそれ
ぞれ複数のケーブル収納部9を形成するための断面半円
形の溝25が所定間隔で上下方向へ形成されてなる一体
成形品である。段部23は各段が互いに等レベルに位置
して各段にはそれぞれ棚12を載置することができる。
なお、底板部20には連結用ピン11を挿入するための
穴27が少なくとも長手方向の両端部(短尺側)に開設
されている。溝25は断面半円形に限定するものではな
い(以下同様)。
【0017】中ブロック5は、図3に示すように、上記
本体ブロック2から支持部21,21が断面略U字形に
なるように底板部20から切り取り、かつ、その切断面
たる底辺部50にケーブル収納部9を形成するための半
円形の溝51及び下部コーナー部に略4分の1の円弧切
欠部52を長手方向へ形成してなる形状であり、また、
底板ブロック6は、図4に示すように、切り取られた底
板部20の切断面に溝50と合致する半円形の溝60を
長手方向へ形成してなる形状であり、したがって、中ブ
ロック5と底板ブロック6とはそれぞれ別個に型成形さ
れる。なお、両者を連結するための連結用ピン11を挿
入するための穴53が中ブロック5の底面50に、ま
た、これに対応する穴61が底板ブロック6の上面にそ
れぞれ少なくとも長手方向の両端部付近に形成されてい
る。
【0018】側壁ブロック3は、図5(A),(B)に
示すように、前記支持部21の外側面24に密接して同
じ高さになる内面30を有し、その内面30には前記溝
25に合致して断面円形の孔を形成する複数の断面半円
形の溝31が所定間隔で上下方向へ形成され、本体ブロ
ック2の底板部20に載置する底面32には連結用ピン
11を挿入するための穴33が少なくとも長手方向の両
端部付近に形成されている。外面34の上端部には係合
段部35が形成されている。そして、この外面には周縁
部36に囲まれた内部に凹部37を形成して肉盗みを形
成してもよい。
【0019】なお、中ブロック5と底板ブロック6との
組み合わせにかかる側壁ブロック3は、図5(C),
(D)に示すように、内面30と底面32の交叉部に略
4分の1の円弧切欠部38が形成され、この円弧切欠部
38は中ブロック5の円弧切欠部52及び底板ブロック
6の溝61と共にケーブル収納部9を形成できる。
【0020】蓋ブロック4は前記断面方形の天辺を形成
する壁体であって、図6に示すように、長尺側の両端部
に前記側壁ブロック3の上端部に形成した係合段部36
に載置する係合部40を形成し、一対の係合段部36間
には溝41を形成して上面を平坦面とした断面凹字形体
である。
【0021】分岐ブロック7は、図7に示すように、本
体ブロック2又は中ブロック5の溝25に合致してケー
ブル収納部9を形成する半円形の溝70を形成して本体
ブロック2又は中ブロック5に当接する端面71を有す
る端壁72を両端部に有し、本体ブロック2又は中ブロ
ック5と同じ長さとなる底板73及び側壁74を一体形
成した2面開放の箱形をしたプレキャストコンクリート
からなる。側壁74にはノックアウト部10として適宜
配置及び形状の凹部75が形成されている。凹部75の
内底部は打撃すれば破れるようにして分岐ケーブルを取
り出す窓孔を形成できる。
【0022】また端壁72は本体ブロック2又は底板ブ
ロック6の上に載置できるように底板73から突出して
張り出して形成され、さらに、端壁72の上部は蓋ブロ
ック4の係合部40に半部が係合する係合部76が形成
されるとともに、端壁74の上部には係合段部77が形
成されている。係合段部77と係合部76の半部とは分
岐ブロック7の上部を覆う蓋ブロック78の係合部を係
合する。
【0023】そこで、上記ケーブル埋設用ブロック1の
施工例を説明すると、道路等に開削した溝の内底部に本
体ブロック2をその底板部20が接するように載置固定
し、底板部20の穴27にそれぞれ連結ピンを挿入し、
ついでその連結ピンに穴37が嵌合するように両支持部
21,21に沿って側壁ブロック3,3を底板部20の
上に載置固定し、最後にそれらの上に蓋ブロック4を冠
して係合部40を係合段部36と合わせることにより、
図1(A)に示すような閉鎖されたケーブル埋設用ブロ
ック1が形成され、これを長手方向に繰り返して所要の
長さに連設すればよい。
【0024】なお、中ブロック5と底板ブロック6との
組み合わせの場合には、底板ブロック6を道路等に開削
した溝の内底部に載置固定し、その上に連結ピンを介し
て中ブロック5を載置し、両支持部21,21に沿って
側壁ブロック3,3を底板ブロック6の上に連結ピンを
介して載置固定し、最後にそれらの上に蓋ブロック4を
冠して係合部40を係合段部36と合わせることによ
り、図1(B)に示すような閉鎖されたケーブル埋設用
ブロック1が形成される。
【0025】そして、複数個のケーブル埋設用ブロック
1を長手方向へ連設するに際しては、各ブロック1の上
下及び左右の位置ずれを防止するため、図8に示すよう
に、各ブロック1の連設方向(矢示イ)に対して側壁ブ
ロック3を所定寸法Sにて長手方向へずらせて移動する
こととする。すなわち、ケーブル埋設用ブロック1の連
設工事の進捗側が、所定の距離Sにて引っ込むように後
方へ移動させ、その引っ込んだ移動距離S側に新設した
ケーブル埋設用ブロック1の側壁ブロック3を嵌合して
隣接するケーブル埋設用ブロック1が互いに入り組むよ
うに配置して連結する。
【0026】さらに、かくして連設したケーブル埋設用
ブロック1の要所々々に、図9に示すように、分岐ブロ
ック7を片側若しくは両側に付設し、ノックアウト部1
0の凹部75を打撃して打ち破り窓孔を穿設してユーザ
ーへの分岐ケーブルを取り出すことができるようにす
る。なお、分岐ブロック7は分岐ケーブルの取り出し用
途のみならず、ケーブルの保守点検修理等の用途をも有
する。
【0027】かくして連設された所望長さのケーブル収
納部8には主として電力用ケーブルを、また、ケーブル
収納部9には通信用ケーブルを収納する。さらには、ケ
ーブル収納部8には段部23に棚を載置して上部、中部
及び下部の3段階に区分して収納できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、電力用
ケーブルと通信用ケーブルとを隔壁を介し分けて収納す
るケーブル埋設用ブロックであるから、地下埋設ケーブ
ルの共同収納化が達成され、したがって、個々の会社が
単独で市街路等を掘り返す土木工事が減少し、交通障害
や各社が単独で埋設する地下埋設管が錯綜することなく
して公共的見地から極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)(C)はそれぞれこの発明の実
施例を示す要部斜視図
【図2】この発明にかかるケーブル埋設用ブロックの構
成部品の端面図(A)及びその平面図(B)
【図3】この発明にかかるケーブル埋設用ブロックの構
成部品の端面図(A)及びその平面図(B)
【図4】この発明にかかるケーブル埋設用ブロックの構
成部品の端面図(A)及びその平面図(B)
【図5】この発明にかかるケーブル埋設用ブロックの構
成部品の端面図(A),(C)及びその正面図(B),
(D)
【図6】この発明にかかるケーブル埋設用ブロックの構
成部品の端面図(A)及びその側面図(B)
【図7】この発明にかかるケーブル埋設用ブロックの構
成部品の側面図(A)、背面図(B)、平面図(C)及
び正面図(D)
【図8】この発明にかかるケーブル埋設用ブロックの施
工例を示す平面図(A)及び側面図(B)
【図9】この発明にかかるケーブル埋設用ブロックの施
工例を示す平面図
【符号の説明】
1…ケーブル埋設用ブロック 2…本体ブロック 3…側壁ブロック 4…蓋ブロック 5…中ブロック 6…底板ブロック 7…分岐ブロック 8,9…ケーブル収納部 10…ノックアウト部 11…連結用ピン 12…棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−135635(JP,A) 特開 昭60−200721(JP,A) 特開 昭61−42213(JP,A) 特開 昭61−76011(JP,A) 特開 平1−226980(JP,A) 特開 平2−123909(JP,A) 実開 昭50−115711(JP,U) 実開 昭55−15915(JP,U) 実開 昭61−54049(JP,U) 実開 平2−30227(JP,U) 登録実用新案3015676(JP,U) 登録実用新案3019742(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に開削した溝底に載置固定される本
    体ブロックと、該本体ブロックに形成された第1のケー
    ブル収納部と、該本体ブロックの左右両側にそれぞれ載
    置される側壁ブロックと、本体ブロックと側壁ブロック
    との間に形成される第2のケーブル収納部と、前記本体
    ブロック及び両側壁ブロックの上部に冠する蓋ブロック
    とからなることを特徴とするケーブル埋設用ブロック。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1のケーブル
    収納部は前記本体ブロックの底板部に一対の支持部を立
    設してそれらの間に溝形を形成してなるとともに、前記
    第2のケーブル収納部は前記支持部の外面に段階状に複
    数の溝を形成し、該溝に対応する複数の溝を支持部に対
    面する側壁ブロックに形成してなることを特徴とするケ
    ーブル埋設用ブロック。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記支持部の内面に
    複数の段部をそれぞれ形成し、該段部に棚を載置して前
    記第1のケーブル収納部を上下方向へ複数に区分可能と
    したことを特徴とするケーブル埋設用ブロック。
  4. 【請求項4】 地中に開削した溝底に載置固定される底
    板ブロックと、第1のケーブル収納部を有して該底板ブ
    ロック上に載置される中ブロックと、該中ブロックの左
    右両側にそれぞれ載置される側壁ブロックと、前記中ブ
    ロックと側壁ブロックとの間に形成される第2のケーブ
    ル収納部と、前記中ブロック及び両側壁ブロックの上部
    に冠する蓋ブロックとからなることを特徴とするケーブ
    ル埋設用ブロック。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第1のケーブル
    収納部は前記中ブロックを一対の支持部を断面略U字形
    に形成してそれらの間に溝形を形成してなるとともに、
    前記第2の収納部は前記側壁ブロックと対面する支持部
    の外面に段階状に複数の溝を形成し、該溝に対応する複
    数の溝を前記支持部と対面する側壁ブロックに形成して
    なることを特徴とするケーブル埋設用ブロック。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、前記底板ブロ
    ックと中ブロックの接合部にそれぞれ合致する溝を形成
    して第3のケーブル収納部を形成したことを特徴とする
    ケーブル埋設用ブロック。
  7. 【請求項7】 請求項4,5又は6において、前記支持
    部の内面に複数の段部をそれぞれ形成し、該段部に棚を
    載置して前記ケーブル収納部を上下方向へ複数に区分可
    能としたことを特徴とするケーブル埋設用ブロック。
  8. 【請求項8】 請求項1−7のいずれかにおいて、さら
    に、前記本体ブロックの左右いずれかの側部で支持部の
    外面端に当接する一対の端壁と、該端壁を両端部に固定
    した底板と、該底板と前記端壁を結んでノックアウト部
    が形成された側壁とからなる2面開放の箱体である分岐
    ブロックと、該分岐ブロックの上部に冠する蓋ブロック
    とからなることを特徴とするケーブル埋設用ブロック。
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