JPH08182140A - 電線類分配機能を有する歩道用コンクリートブロック敷設法 - Google Patents

電線類分配機能を有する歩道用コンクリートブロック敷設法

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JPH08182140A
JPH08182140A JP32097994A JP32097994A JPH08182140A JP H08182140 A JPH08182140 A JP H08182140A JP 32097994 A JP32097994 A JP 32097994A JP 32097994 A JP32097994 A JP 32097994A JP H08182140 A JPH08182140 A JP H08182140A
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JP
Japan
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sidewalk
lines
blocks
building
branch
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Pending
Application number
JP32097994A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Sugiura
充 杉浦
Hisayuki Matsuo
久幸 松尾
Teruhiro Saito
彰宏 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Concrete Industries Co Ltd
Original Assignee
Nippon Concrete Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Concrete Industries Co Ltd filed Critical Nippon Concrete Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩道用コンクリートブロックに各種支線の分
配機能を保有させて、一般の歩道用舗装ブロックと共に
歩道に敷設して該支線を建築物に分配する。 【構成】 歩道1の縁石2の近傍の地中に各種電線等の
幹線4,4…及び支線12,12…を内包した地中埋設
物を敷設する。更に、該地中埋設物と建築物との間の歩
道に歩道用コンクリートブロック13,13…及び1
5,15…を前記地中埋設物に対して直角又は平行又は
直角に敷設する。該歩道用コンクリートブロック13,
13…及び15,15…は一般の歩道用舗装ブロック1
4,14…と共に該歩道1に敷設され、且つ、下面の凹
溝内に前記分岐された支線12,12…を内含して各建
築物に該電線4,4…を分配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電線類分配機能を有す
る歩道用コンクリートブロックの敷設法に関するもので
あり、特に、歩道に敷設される一般の歩道用舗装ブロッ
クと共に歩道に敷設されて、地中埋設物の各種支線類を
各建築物へ分配することができるようにしたコンクリー
トブロックの敷設法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通信
線、信号線、配電線等の各種電線類を配設した地中埋設
物を歩道の縁石近傍の地中に埋設し、そして、該地中埋
設物から各建築物側へ該各種電線類を分配する施策が近
年講ぜられている。而して、従来は歩道の縁石近傍を掘
削し、該掘削孔に地中埋設物を施設し、且つ、建築物等
へ各種電線類を分配する場合、歩道用ブロック等を撤去
し、前記同様に施工を行っている。
【0003】そこで、歩道用コンクリートブロックに各
種電線類の分配機能を保有させて、一般の歩道用舗装ブ
ロックと共に歩道に敷設して該電線類を建築物へ分配す
ることができるようにするために解決せらるべき技術的
課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、歩道の縁石近傍
の地中に各種電線類の幹線及び支線を挿通した地中埋設
物を敷設し、該支線を建築物に分配するとき、該地中埋
設物と建築物との間の歩道に歩道用コンクリートブロッ
クを地中埋設物に対して直角、又は、平行及び直角に敷
設し、且つ、前記支線類を該歩道用コンクリートブロッ
クの下部に設けた凹溝内に挿通して、前記各種支線類を
各建築物へ分配することができるようにした電線類分配
機能を有する歩道用コンクリートブロックの敷設法を提
供するものである。
【0005】
【作用】道路の縁石近傍の歩道側の地中に各種電線類を
挿通した地中埋設物が埋設されている。該地中埋設物に
は所々に分岐ハンドホールが設けられてメイン管路中の
各種電線類等の幹線から各種支線に分岐される。
【0006】更に、該地中埋設物と建築物との間の歩道
には地中埋設物に対して直角、又は平行及び直角に歩道
用コンクリートブロックが一般の歩道用舗装ブロックと
共に敷設される。
【0007】而して、該コンクリートブロックはその下
面が側方へ開放した凹溝が設けられており、従って、該
凹溝内に前記分岐ハンドホールより分岐された各種支線
類を挿通する。然るときは、該コンクリートブロックは
前記地中埋設物に対して直角、又は平行及び直角に配設
されているので、該歩道に隣接するすべての建築物へ該
各種支線類を分配することができる。このとき、該コン
クリートブロックは一般の歩道用舗装ブロックの機能を
有することは当然であり、而も、該支線類は該歩道用コ
ンクリートブロックによって保護されているので、該歩
道の往来中によって該支線が損傷を受けることはない。
又、該歩道用コンクリートブロックは一般の歩道用舗装
ブロックと同様に敷設作業も極めて容易である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図6に従
って詳述する。図1に於て1は歩道である。該歩道1は
車道との境界線に沿って縁石2が敷設されている。更
に、該歩道1側であって、且つ、該縁石2,2…近傍の
地中にメイン管路3が敷設される。該メイン管路3は図
6に示す如く、上下に二分割された長方形状のコンクリ
ートブロック3a,3aにて構成されると共に、その合
接面の長手方向に夫々半円形の溝3b,3bを設け、上
下の溝3b,3b及び3b,3bが合接したとき円形の
挿通孔3cを形成し、該挿通孔3c,3c…に信号線、
通信線、配電線その他各種電線等の幹線4,4…を挿通
するものとする。又、該コンクリートブロック3a,3
a…を地中に埋設するときは、上下をボルト5,5…に
て夫々結合して一体化する。更に、隣接のコンクリート
ブロック3a,3a及び3a,3aとの間は別製のパイ
プ3d,3d…を双方の前記挿通孔3c,3c…に夫々
挿通し、そして、前記幹線4,4…は該パイプ3d,3
d…を介して隣接する相互のコンクリートブロック3
a,3a…内に挿通されてメイン管路3を形成し、該メ
イン管路3の上面には長手方向両側面に複数個のノック
アウト6,6…を設けたU字溝7が重合されて一体化さ
れ、その上面開口部には蓋7aが蓋装されて地中埋設物
9を形成している。又、該地中埋設物9はU字溝内の下
部に幹線4,4…を配設し、該U字溝内の上部に後述の
支線12,12…を配設したものを用いてもよい。
【0009】而して、前記地中埋設物9には分岐ハンド
ホール10,10…が所々に設けられる。該分岐ハンド
ホール10は略U字状のコンクリートブロックにて形成
されて上面に蓋体10aが蓋装されている。そして、前
記U字溝7には分岐ハンドホール10で幹線4,4…か
ら分岐された各種電線等の支線12,12を挿通するも
のである。更に、該分岐ハンドホール10に近接して図
5に示す下面に十字状の凹溝13aを有する歩道用コン
クリートブロック13を敷設する。そこで、図2に於
て、該歩道用コンクリートブロック13の下面の前記凹
溝13aには左側に隣接している前記分岐ハンドホール
10で幹線4,4から分岐した支線12,12を引き込
み、そして、右側の建築物8へ該支線12,12…を分
配すると同時に、図に於て上下方向にも分配する。この
とき、該歩道用コンクリートブロック13の如く、支線
12,12…を四方に直角に分岐して歩道用舗装ブロッ
ク14,14…の一部を構成する外、直線上にて前記支
線12,12…を分配するための歩道用コンクリートブ
ロック15,15…も前記歩道用舗装ブロック14,1
4…と同時に敷設されて該歩道用舗装ブロックの一部を
構成する。而して、該歩道用コンクリートブロック15
は下面中央に直線状の凹溝15aが形成されており、該
凹溝15a内に前記支線12,12…が挿入される。
【0010】而して、双方の歩道用コンクリートブロッ
ク13及び15の前記凹溝13a,15aに前記支線1
2,12…を挿通する際には、該支線12,12…はプ
ラスチックにて成形したケーブルウエイ16に内装さ
れ、そして、該ケーブルウエイ16を前記各凹溝13
a,13a…及び15a,15a…に夫々挿通するもの
とする。
【0011】又、該歩道用コンクリートブロック13及
び15を歩道に敷設する際は、地盤上に小砂利又は砂等
を撒布し、そして、その上に支線12,12…を内含す
る前記歩道用コンクリートブロック13及び15を前記
地中埋設物9に対して直角、又は平行及び直角に順次敷
設して建築物8,8…に夫々該支線12,12…を分配
するのである。
【0012】尚、該歩道用コンクリートブロック13及
び15の表面に配色又は模様P,P…を形成することに
より、支線12,12…を内含している該歩道用コンク
リートブロック13及び15の所在が明らかとなり、且
つ、敷設された該歩道用コンクリートブロック13及び
15は簡単に取り替えることができるので、メインテナ
ンスが極めて容易となる。又、該歩道用コンクリートブ
ロック13及び15の敷設状態は原則として地中埋設物
9に対して直角又は平行及び直角に敷設されるが、道路
の状況に応じて斜設されてもよい。
【0013】更に、前記歩道用コンクリートブロック1
3及び15の外、前記凹溝をT字形又はL字形に形成
し、そして、之を現況に応じて任意に敷設してもよい。
本実施例では分岐ハンドホール10,10で分岐した各
種支線12,12を該分岐ハンドホール10,10から
直接取り出し、歩道用ブロック13,15の裏面に添せ
て配設し、各建築物に分配する電線類分配機能を有する
歩道用コンクリートブロックの敷設法について説明した
が、分岐ハンドホール以外の地中埋設物9の途中で、該
地中埋設物9のU字溝7のノックアウト6から分岐され
た支線12,12を取り出し、前記と同様歩道用ブロッ
ク13,15及び15のみの裏面に添って配設し各建築
物に分配することも可能である。
【0014】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記一実施例にて詳述せる如
く、歩道の縁石に沿って各種電線類を挿通したメイン管
路が敷設され、而も、このメイン管路の所々に分岐ハン
ドホールを設け、該分岐ハンドホールと建築物との間の
歩道に一般の歩道用舗装ブロックと共に前記各種電線類
を分岐して内含している歩道用コンクリートブロックを
敷設しているので、配線上、特別に地上の空間を必要と
せず、且つ、敷設及び取り替えの作業性も極めて良好で
あって、電線類の分配も効率良く行われ、更に、該歩道
用コンクリートブロック表面に配色又は模様を施すこと
により、該歩道用コンクリートブロックの配置状態も一
見して直ちに認識できて、メインテナンスが一層容易と
なると共に歩道の装飾にも寄与する等、正に諸種の効果
を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、歩道用コンクリート
ブロックの敷設状態の解説図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】(a)直線上に敷設される本発明の一実施例の
歩道用コンクリートブロックの平面図。 (b)図4(a)のC−C線断面図。
【図5】(a)分岐ハンドホールに近接して敷設される
本発明の一実施例の歩道用コンクリートブロックの平面
図。 (b)図5(a)のD−D線断面図。 (c)図5(a)のE−E線断面図。
【図6】地中埋設物の斜面図。
【符号の説明】
1 歩道 2 縁石 3 メイン管路 4 幹線 8 建築物 9 地中埋設物 12 支線 13(15) 歩道用コンクリートブロック 13a(15a) 凹溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩道の縁石近傍の地中に各種電線類の幹
    線及び支線を挿通した地中埋設物を敷設し、該支線を建
    築物に分配するとき、該地中埋設物と建築物との間の歩
    道に歩道用コンクリートブロックを地中埋設物に対して
    直角、又は、平行及び直角に敷設し、且つ、前記支線類
    を該歩道用コンクリートブロックの下部に設けた凹溝内
    に挿通して、前記各種支線類を各建築物へ分配すること
    ができるようにしたことを特徴とする電線類分配機能を
    有する歩道用コンクリートブロックの敷設法。
JP32097994A 1994-12-22 1994-12-22 電線類分配機能を有する歩道用コンクリートブロック敷設法 Pending JPH08182140A (ja)

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JP32097994A JPH08182140A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 電線類分配機能を有する歩道用コンクリートブロック敷設法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1024226C2 (nl) * 2003-09-05 2005-03-08 Fdn Holding B V Kabelgoot, die is opgebouwd uit op elkaar aansluitende betonnen elementen.
CN103015291A (zh) * 2012-12-30 2013-04-03 宁波市鄞州云帆工程咨询有限公司 斜角双向锁固式人行道地砖
KR102305348B1 (ko) * 2021-01-27 2021-09-28 주식회사 빌트이엔씨 저영향개발(lid) 투수블록

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