JP2835939B2 - ライフライン収容ボックス - Google Patents

ライフライン収容ボックス

Info

Publication number
JP2835939B2
JP2835939B2 JP7184152A JP18415295A JP2835939B2 JP 2835939 B2 JP2835939 B2 JP 2835939B2 JP 7184152 A JP7184152 A JP 7184152A JP 18415295 A JP18415295 A JP 18415295A JP 2835939 B2 JP2835939 B2 JP 2835939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifeline
pipe
storage box
groove
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7184152A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0932048A (ja
Inventor
勝一 倉茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7184152A priority Critical patent/JP2835939B2/ja
Publication of JPH0932048A publication Critical patent/JPH0932048A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2835939B2 publication Critical patent/JP2835939B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幹線ライフライン
設備と連繋したガス、水道、電気、電話、下水道、CA
TV、有線放送、パーキング及び/または街路灯等の供
給ライフライン設備を収容して、ここから複数の需要者
にライフラインを供給する街区単位のターミナルボック
スに関する。
【0002】
【従来の技術】ガス、水道、電気、電話および下水道等
のいわゆるライフライン設備は、幹線ライフライン設備
と供給ライフライン設備とに区分することができる。そ
して、このライフライン設備を収容するため、都市部に
おいては一部道路下に共同溝が設置されており、この共
同溝は図5に示したような幹線共同溝55と供給管共同
溝56とに区分することができる。
【0003】この幹線共同溝55は、内部に機械を搬入
して作業員がメンテナンスを行なえる大口径なボックス
カルバート(図5参照)やシールドトンネルを、幹線道
路50等の比較的幅の広い道路下に埋設して形成してい
る。そして、幹線共同溝55は、上記幹線ライフライン
設備の主要な基地間を連結する幹線ケーブルや幹線管を
収容し、主要な交差点において分岐して、それぞれ目的
の地域で供給管共同溝56等の供給施設に接続する。
【0004】また、供給管共同溝56は供給ライフライ
ン設備を収納して、家屋やビルなどにライフライン設備
を供給するため街区に面した生活道路、すなわち道幅2
〜10m程度の道路の地下に設けられる。しかし、供給
管共同溝56は都内でも現在5.3kmと限られているこ
とから各企業者の大部分のライフライン設備は独自に掘
削工事を行い、地中に直接埋設している。
【0005】さらに、供給管共同溝以外ではキャブシス
テムやC.C.Boxがあり、このキャブシステムは電力ケー
ブルや信号ケーブルを配設するためのものであり、C.C.
Boxも同様に電線類を配線するために蜂の巣状の孔が形
成されたブロックを連設して形成したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
供給管共同溝56は、限られた生活道路に巾4m深さ5
m以上も掘削し構築していること、また、幹線道路と交
差する主要な道路を通過する際にも連続して設けていた
ため、この生活道路の既設ライフラインを仮移設する場
合には、多大な手間と時間を要するという問題点が生じ
る。また、地中深く埋設された供給管共同溝から各ライ
フラインの需要者に配管や配線を行なうためには、ケー
ブルや配管を取替えたり、新設する必要があり、道路や
歩道を掘り起こすのに手間が掛かるという問題点があ
る。
【0007】さらに、上記供給管共同溝56を設けない
場合には、適宜、幹線ライフラインから分岐管を分岐さ
せて直接需要者に引き込んでいた。しかし、このような
方法で、埋設するとその都度道路を掘り起こさなければ
ならず、既設の配管及び配線の調査・維持管理を含めて
手間が掛かり、不経済なものとなるばかりか、地震や設
備の老朽化に伴う損傷時には復旧に手間が掛かるという
問題点がある。
【0008】更にまた、キャブシステムやC.C.Boxは、
いずれも電線類を収容するためのものであり、ガス、水
道および下水道は考慮されておらず、総合的にライフラ
インを設備することができず、上記調査、維持管理およ
び地震時の被害や老朽時の復旧に関する問題点は残され
たままであった。
【0009】本発明は前記問題点を解決せんとしたもの
であり、その目的は、ライフライン設備から各需要者へ
の配管や配線の新設・取替え、既設配管及び配線の調査
・維持管理、および地震時点検や老朽時復旧作業に、そ
の都度道路を掘り起こさなくても良く、容易に作業が行
なえる分岐ターミナル、すなわちライフライン収容ボッ
クスを提供することにある。
【0010】また本発明の別の目的は、地震時にも各供
給ライフライン設備の保護設備としての役割を果たすこ
とができるライフライン収容ボックスを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的に鑑
みてなされたものであり、その要旨は、ガス、水道、電
気、電話、下水道、CATV及び有線放送の管及び/ま
たはケーブルのうちの一種類以上を備えた幹線ライフラ
イン設備と連繋した供給ライフライン設備としての前記
管及び/またはケーブルを収納するためのターミナルで
あって、自転車道、歩道及び/または生活道路に断続的
に溝を形成し、この溝に地上に面した開閉自在の蓋を設
け、前記供給ライフライン設備を収容して、ここから街
区に建つビル、住宅、商店ならびに道路で使われるパー
キング及び/または街路灯に前記供給ライフライン設備
の管及び/またはケーブルを供給することを特徴とする
ライフライン収容ボックスにある。
【0012】本発明のライフライン収容ボックスにおい
て、前記溝の壁面を形成する部材に予め薄肉部を形成
し、所定の薄肉部を壊して貫通孔を設け、この貫通孔を
通すように前記管及び/またはケーブルを配設しても良
い。
【0013】また本発明のライフライン収容ボックスに
おいて、前記溝を形成するため所定長の単位溝を複数連
設し、該単位溝は二枚の側壁部材と、一枚の底面部材
と、梁部材とを備え、該底面部材においては前記側壁部
材と当接する箇所に凸部または凹部を設け、該側壁部材
においては前記底面部材の凸部または凹部に嵌合する相
補な形状の凹部または凸部を設けても良い。
【0014】さらに本発明のライフライン収容ボックス
において、生活道路は、道幅が2〜10m程度で、街区
が整備された地域の幹線道路に対する裏通りや、この裏
通りの歩道を含み、また、街区が整備されていない地域
では幹線道路以外の道路を含む。
【0015】本発明のライフライン収容ボックスにおい
て、前記溝は、U字形状断面を有するプレキャストコン
クリートを地中に埋設して形成するか、あるいは現場打
ちコンクリートを地中に打設してU字形状断面を有する
ように形成しても良く、もしくは底面部材と側面部材と
を組み立てて形成しても良い。
【0016】
【作用】本発明では、ガス、水道、電気、電話または下
水道等の幹線ライフラインと連繋が取られていて、街区
に沿って設けられた自転車道や歩道に断続的に溝を形成
し、この溝に地上に面した開閉自在の蓋を設け、この溝
の中に供給管及び/または供給線を配設するライフライ
ン収容ボックスを形成し、さらに、この供給管及び/ま
たは供給線と幹線ライフラインとを連繋管及び/または
連繋線で連繋し、各需要者と分岐管及び/または分岐線
で接続する。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明のライフライン収容ボ
ックスの配置を示す平面図、図2はライフライン収容ボ
ックスの蓋のデザインを示す説明図、図3(a)はライフ
ライン収容ボックスから需要者への接続例を示す水平断
面図、図3(b)は図3(a)の垂直断面図、図4(a)は幹線
ライフライン設備からライフライン収容ボックスへの接
続例を示す水平断面図、図4(b)は図4(a)の垂直断面図
である。
【0018】図1において、幹線道路30を挟む両側に
は歩道33と複数ブロックの建物群とが設けられ、また
各ブロック間には幹線道路30に交差する主要道路31
が通り、さらにA,Bブロックの各建物群20A,20
Aおよび20B,20Bの間には幹線道路30に交差す
るようにそれぞれ生活道路、すなわち道幅2〜10m程
度の小路32が設けられている。そして、幹線道路30
には幹線共同溝(図示せず)が設けられ、この幹線共同
溝には各幹線ライフライン設備すなわちガス本管11、
水道本管12、電気本線13、電話本線14および下水
道本管15が配置されている。図1においてライフライ
ン収容ボックス10は、かような幹線道路30に沿った
歩道33に断続的に形成された溝10aと、この溝10
aに地上に面するように設けられた開閉自在の蓋10b
と、溝10aに収納された供給ライフライン設備とを主
要部として備える。
【0019】前記ライフライン収容ボックス10は、図
1のA,Bブロックに示したように、幹線ライフライン
設備の埋設されていない小路32を横切るように形成し
ても良く、あるいはCブロックのように、いかなる小路
も横切らずに歩道及び/または自転車道のみに形成して
も良い。なお、Cブロックのように形成すれば、ライフ
ライン収容ボックス10の蓋10bを開いて行なう作
業、例えば、各需要者への分岐管や分岐線の新設・取替
え作業等を、より一層容易に行なうことができると共に
道路を掘り起こして交通渋滞を招くといった問題も生じ
ない。
【0020】前記溝10aは、図3(b)に示したような
U字形状断面を有するプレキャストコンクリートボック
スを歩道33に埋設して形成し、図4(a)(b)に示したよ
うに幹線ライフライン設備に接続する箇所では、幹線道
路側に向かって突出すると共に下方に突出した凹部を形
成し、この凹部を介して供給ライフライン設備から幹線
ライフラインに延びる連繋管を配設する。また、前記蓋
10bはプレストレスコンクリート平板によって、溝1
0aの地上開口を封止するような形状に形成する。な
お、図示はしないが蓋10bの地上側表面には凹部を設
け、この凹部に収納自在な吊り金具を設けても良い。か
ような吊り金具に吊り鉤を掛けて蓋10bの開閉作業を
行なえば、開閉作業を容易に行なうことができる。ま
た、蓋10bを150〜200cm程度の長さの平板に形
成し、これを複数用いて溝10aを封止しても良く、蓋
10bの開閉作業は小型揚重機の使用で容易に行うこと
ができる。さらに、蓋10bは歩道、自転車道または生
活道路等の人目につくような場所に設けることから、そ
の表面に図2(a)〜(c)に示したような模様、花の絵(図
示せず)、星座の絵(図示せず)あるいは季節の絵(図
示せず)を描けば、夢のある歩道、自転車道または生活
道路を作ることができる。
【0021】また前記溝10aは、図7及び図8に示し
たように、複数のプレキャストコンクリート板からなる
構成としても良い。すなわち、側壁部材としての二枚の
側板82と、底面部材としての一枚の底板84と、梁部
材としての二本の梁83とで所定長の単位溝を形成し、
この単位溝を止水シール材等(図示せず)を介して所定
数だけ連設して溝10aを構成し、それぞれの単位溝に
蓋81を載置する。この時、単位溝の連設部の下には枕
木85を敷設し、連接する側板82どうしは着脱防止用
金具86で係止する。以上の単位溝の内法寸法は、プレ
キャストコンクリート板を使用する場合、およびU字断
面形状で一体に形成されたプレキャストコンクリートボ
ックスを使用する場合の何れにおいても、例えば、深さ
を1〜3m程度、巾を1〜3m程度及び長さを1.5〜
2.5m程度にすることができる。
【0022】ここで、前記側板82は矩形に形成し、そ
の下辺の中央に所定長の凹部すなわち切欠き82aを設
け、上辺に沿って複数の薄肉部82bを形成する。な
お、この薄肉部82bは、土圧によって容易に壊れない
程度の強度、かつ、作業員がハンマー等によって容易に
打ち壊せる程度の強度にするため、鉄筋等の補強筋を配
筋せずにコンクリートのみで所定の厚さに形成する。以
上のような側板82を用いて溝10aを形成する場合、
所定の薄肉部82bを打ち壊して貫通孔を形成し、この
貫通孔に管体86,87を貫通させる。そして、管体8
6,87の内部に、それぞれ連繋線(管)や分岐線(管)等
を配備する。また前記底板84は矩形に形成し、その対
向する二辺に凸部84aを設ける。この凸部84aは、
前記切欠き82aに嵌合するような位置で、切欠き82
aと相補な形状に形成する。さらに梁83の両端には、
側板82の厚さと同じ長さの切欠き83aを形成し、こ
の切欠き83aによって土圧が作用する側板82を支持
する。
【0023】前記供給ライフライン設備とは、例えば、
図3及び図4に示したようにガス供給管11c、水道供
給管12c、下水道供給管15c、電気供給線13cお
よび電話供給線14cとがあり、これ以外にも、信号ケ
ーブル、CATVケーブル、路上駐車メーターのケーブ
ルまたは街路灯のケーブルを含めて、本発明のライフラ
イン収容ボックス10に収納しても良い。上記それぞれ
の供給管や供給線は、ライフライン収容ボックスの溝1
0aの全長に渡るように配設する。
【0024】ここで、供給ライフライン設備と幹線ライ
フライン設備とは、連繋ボックスや連繋管を介して適宜
接続することができ、特に、複数の連繋ボックスや連繋
管を設けて複数箇所で連結しても良い。すなわち、水道
供給管12cによって例示すれば、水道本管12の適当
な箇所に連繋ボックス12aを設け、連繋管12bの一
端を連繋ボックス12aに連通し、他端を歩道方向に延
設して水道供給管12cに接続する。なお、水道以外の
供給ライフライン設備と幹線ライフライン設備も、同様
にして接続できる。以上のような構成のライフライン収
容ボックス10からビル35等の需要者に配線や配管を
行なう場合には、図3(a)に示したように、それぞれの
分岐管11d、12d,13d,14d,15dを溝1
0aの側面から各需要者まで地中に延設して行なう。
【0025】なお、ライフライン収容ボックス10に設
置した水道供給管12cは、図1に示したように、地中
に埋設した連通管16によって隣接するライフライン収
容ボックスの水道供給管12cと連結し、水道管の管路
に端部を生じないようにする。すなわち、水道管の管路
に端部を形成すると、水道水はその端部に留まって腐敗
してしまうので、これを防止するために、水道供給管1
2cどうしを連通管16で連結し、水道管の管路で生じ
る水圧の変化により、水道水が適宜移動できるようにす
る。また、上記水道供給管12c以外の供給ライフライ
ン設備も、水道供給管12cと同様に、適宜、隣接する
ライフライン収容ボックス間に連通管や連通線を埋設し
て連結しても良い。このような連結により、地震等で前
記連繋ボックスや前記連繋管が分断しても、隣接する供
給ライフライン設備からライフラインの供給を受けるこ
とができる。
【0026】さらに、安全対策面における街区単位での
必要性に応じて、ガスや水道の供給ライフライン設備、
連繋ボックス、連繋管(連繋線)または分岐管(分岐
線)の何れかの箇所にバルブや自動停止装置を設けれ
ば、万一の災害時にも、管や線の分断による被害の拡大
を防止できると共に、故障範囲を明確にできるので復旧
作業が容易であるという利点がある。
【0027】次に、ライフライン収容ボックスの図1と
は異なる配置例を図6の平面図によって説明する。図6
において、幹線道路60を挟む両側には歩道と複数ブロ
ックの建物群65,66とが設けられ、複数ブロックの
建物群65,66と64との間には幹線道路60に並行
するように、それぞれ生活道路、すなわち道幅2〜10
m程度の小路61,61が通り、さらに、複数ブロック
の建物群65と66との間には幹線道路62や小路63
が設けられている。また、幹線道路60には幹線共同溝
(図示せず)が設けられ、この幹線共同溝には上記と同
様な各幹線ライフライン設備73(図示の簡略化のため
一本の実線73にて示した)が配置されている。
【0028】以上のような街区において、ライフライン
収容ボックス70は、幹線道路60に沿った両側の歩道
に断続的に配置したり、または小路61,61に配置
し、上記と同様に内部に供給ライフライン設備としての
各供給管や供給線(図示せず)を設置して、隣接するラ
イフライン収容ボックス70間を連通管や連通線71で
連結する。そして、幹線道路60に沿ったライフライン
収容ボックス70の供給管や供給線には、上記と同様
に、幹線ライフライン設備73から連繋ボックス(図示
せず)を介して連繋管や連繋線(図示せず)で適宜接続
し、一方、小路61に設置したライフライン収容ボック
ス70の供給管や供給線には、幹線ライフライン設備7
3から連繋ボックスを介して連繋管や連繋線72で適宜
接続する。
【0029】各需要者への供給は、上記ライフライン収
容ボックス10と同様にそれぞれの分岐管や分岐線を介
して行う。
【0030】
【発明の効果】本発明のライフライン収容ボックスは、
幹線道路と交差する主要道路には極力設けず、街区に面
した生活道路、自転車道及び/または歩行車道に断続的
に溝を形成して分岐管及び分岐線を配設する構成を採用
したので、ライフライン収容ボックス構築時に、主要な
道路に埋設された幹線ライフラインの影響を受けて地中
深くまで掘削する必要が無く、簡単に形成することがで
きる。
【0031】また、本発明のライフライン収容ボックス
は供給管及び/または供給線を収納するための溝に、地
上に面した開閉自在の蓋を設けて形成したので、ライフ
ライン設備から各需要者への配管や配線の新設・取替
え、既設配管及び配線の調査・維持管理、および地震や
老朽時の復旧作業時に、その都度道路を掘り起こさなく
ても良く、容易に作業を行なうことができる。
【0032】さらに、本発明のライフライン収容ボック
スは、建物群に沿った歩道や自転車道に所定長の溝を断
続的に設け、分岐管をこの所定長の溝に延設するように
設けたので、この分岐管の何れの箇所からも容易に、し
かも最短距離で引込み管を延設することができる。
【0033】更にまた、本発明のライフライン収容ボッ
クスは街区単位で設けるため、従来の供給管共同溝に比
べて設備断面を小さくすることができ、建設費を大巾に
コストダウンできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のライフライン収容ボックスの配置例を
示す平面図である。
【図2】本発明のライフライン収容ボックスの蓋のデザ
イン例を示す説明図である。
【図3】(a)はライフライン収容ボックスから需要者へ
の接続例を示す水平方向断面図であり、(b)は(a)の垂直
方向断面図である。
【図4】(a)は幹線ライフラインからライフライン収容
ボックスへの接続例を示す水平方向断面図であり、(b)
は(a)の垂直方向断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】ライフライン収容ボックスの図1とは異なる配
置例を示す平面図である。
【図7】ライフライン収容ボックスの溝および蓋を形成
する部材の斜視図である。
【図8】(a)は図7の部材で形成したライフライン収容
ボックスの側面図であり、(b)は(a)の一点鎖線VIIIb−V
IIIbに沿った断面図である。
【符号の説明】
10 ライフライン収容ボックス 10a 溝 10b 蓋 11,12,13,14,15 幹線ライフライン 11c,12c,15c 供給管 13c,14c 供給線 33 歩道 81 蓋 82 側板(側壁部材) 82a 凹部 82b 薄肉部 83 梁(梁部材) 84 底板(底面部材) 84a 凸部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス、水道、電気、電話、下水道、CA
    TV及び有線放送の管及び/またはケーブルのうちの一
    種類以上を備えた幹線ライフライン設備と連繋した供給
    ライフライン設備としての前記管及び/またはケーブル
    を収納するためのターミナルであって、 自転車道、歩道及び/または生活道路に断続的に溝を形
    成し、この溝に地上に面した開閉自在の蓋を設け、前記
    供給ライフライン設備を収容して、ここから街区に建つ
    ビル、住宅、商店ならびに道路で使われるパーキング及
    び/または街路灯に前記供給ライフライン設備の管及び
    /またはケーブルを供給することを特徴とするライフラ
    イン収容ボックス。
  2. 【請求項2】 前記溝の壁面を形成する部材に予め薄肉
    部を形成し、所定の薄肉部を壊して貫通孔を設け、この
    貫通孔を通すように前記管及び/またはケーブルを配設
    することを特徴とする請求項1記載のライフライン収容
    ボックス。
  3. 【請求項3】 前記溝を形成するため所定長の単位溝を
    複数連設し、該単位溝は二枚の側壁部材と、一枚の底面
    部材と、梁部材とを備え、 該底面部材においては前記側壁部材と当接する箇所に凸
    部または凹部を設け、 該側壁部材においては前記底面部材の凸部または凹部に
    嵌合する相補な形状の凹部または凸部を設けることを特
    徴とする請求項2記載のライフライン収容ボックス。
JP7184152A 1995-07-20 1995-07-20 ライフライン収容ボックス Expired - Fee Related JP2835939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7184152A JP2835939B2 (ja) 1995-07-20 1995-07-20 ライフライン収容ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7184152A JP2835939B2 (ja) 1995-07-20 1995-07-20 ライフライン収容ボックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0932048A JPH0932048A (ja) 1997-02-04
JP2835939B2 true JP2835939B2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=16148282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7184152A Expired - Fee Related JP2835939B2 (ja) 1995-07-20 1995-07-20 ライフライン収容ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2835939B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6167916B1 (en) * 1999-04-12 2001-01-02 Thomas F. Gustafson, Jr. Multi-purpose underground utility conduit system
JP4652711B2 (ja) * 2004-03-30 2011-03-16 大阪瓦斯株式会社 配管導設路に敷設した配管の固定構造
JP6680505B2 (ja) * 2015-10-14 2020-04-15 株式会社大林組 シールドトンネルにおけるケーブル配管類の埋設構造及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0932048A (ja) 1997-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2835939B2 (ja) ライフライン収容ボックス
KR100876150B1 (ko) 침하방지대가 구비된 송배전용 전력맨홀
KR102170561B1 (ko) 관로보호 pc암거를 이용한 친환경 개착식 전력관로 하천횡단공법
JPH08265948A (ja) H型鋼を利用した地中ケーブル管路
JP2002233019A (ja) 電線類管路
KR100430400B1 (ko) 조립식 매설관로 유닛
JPH0849285A (ja) 側溝用ダクト
JPH11178186A (ja) 水路用ブロック
JP3005619B2 (ja) 電線共同溝
AU667441B2 (en) Joint trenching
AU2020103734A4 (en) An underground work bay
JP2019203261A (ja) 共同溝用埋設部材、および、共同側溝ユニット
JPS61294042A (ja) 複合機能管路
JPS62268429A (ja) 複合機能管路
JPH01226980A (ja) キャプシステム用枠およびその構築方法
JP2997734B2 (ja) 地中配線用管路ブロックの耐震継手構造
JPH108446A (ja) 電線類埋設用共同溝
JP2005261079A (ja) ケーブル敷設構造
JP2022105912A (ja) 地下構造物用蓋装置、および地下構造物用蓋装置を用いた道路構造
JP2003274546A (ja) コンクリート製ボックスの組み立て方法およびプレハブユニット
JPH08182140A (ja) 電線類分配機能を有する歩道用コンクリートブロック敷設法
KR20230068626A (ko) 도로변 국선보호강관의 매설 구조
JP2021078344A (ja) コンクリート製品と蓋体の連結構造
KR200175656Y1 (ko) 배선용도로경계블록
JPH1014073A (ja) 地中配線用管路における電力機器塔の載置枡

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071009

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091009

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101009

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101009

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111009

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees