JP2734900B2 - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JP2734900B2
JP2734900B2 JP25342592A JP25342592A JP2734900B2 JP 2734900 B2 JP2734900 B2 JP 2734900B2 JP 25342592 A JP25342592 A JP 25342592A JP 25342592 A JP25342592 A JP 25342592A JP 2734900 B2 JP2734900 B2 JP 2734900B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は立体駐車装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4の立面図及び図5の平面図に示され
るような、駐車室が複数層に設けられた立体駐車装置が
広く知られている。かかる従来の立体駐車装置にあって
は、各層(図ではA,Bの二層)の駐車室11は台車1
2の走行路13の片側または両側(図示の例では両側)
に設けられ、各層の走行路13には一台の台車が設けら
れていた。そして、自動車の入庫時には、入口から各層
の台車13までは搬入用の昇降装置14により自動車を
搬送し、次に台車13によって所定の駐車室11まで自
動車を搬送し入庫する。そして、出庫時には上記入庫時
と逆の工程のもとに行われるが、昇降装置については搬
出用の昇降装置15を用いる場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ごとくの従来の立体駐車装置にあっては、各層の走行路
には台車が一台しか設置されていないので、その処理能
力は低い。駐車室の数が増えて、入口/出口から駐車室
までの距離が長くなると、台車の走行距離すなわち走行
時間が増加する。その結果、連続入庫/出庫の処理に必
要な累積時間及び総入替時間は駐車室の数の増加につれ
て急激に増大する。しかし、法令によって収容台数は、
一定時間内に処理可能な台数で規定されており、駐車装
置の能力について限度が生じ、それ以上駐車室の数を増
やせない。
【0004】本発明は、従来装置が有していたかかる問
題を解決し、駐車装置の処理能力の向上、ひいては駐車
室の数を増大できる立体駐車装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、各層に複数の駐車室が設けられた複数層を貫通し
て昇降する昇降装置と、昇降装置と各層における任意の
駐車室との間を移動して両者間で自動車の受渡しを可能
とする台車とを備える立体駐車装置において、昇降装置
は少なくとも二基設けられ、各層には自動車を一時的に
収容するための少なくとも一つの中継室が設けられ、台
車は各層に少なくとも二台配設され、台車は少なくとも
二台がそれぞれに対応する昇降装置の位置と該各台車が
他の台車と共有する少なくとも一つの中継室の位置とを
含む範囲で移動可能となっていることにより達成され
る。
【0006】
【作用】かかる構成の本発明にあっては、入庫/出庫は
次の要領で行われる。
【0007】入庫に際し、入口から搬入用の昇降装置
によって指定の駐車室の存在する層まで自動車を搬送す
る。
【0008】上記昇降装置を移動範囲としている台車
に自動車が昇降装置から受渡され、指定の駐車室が上記
移動範囲にあれば直接該駐車室に入庫する。また、指定
の駐車室が上記台車の移動範囲にないときには、自動車
は一旦中継室に移載される。
【0009】しかる後、指定の駐車室を移動範囲とす
る台車の該移動範囲にある中継室まで他の台車により次
々と中継して移載される。そして、最終的に上記指定駐
車室を移動範囲とする台車によって最後の中継室から指
定の駐車室に格納される。
【0010】出庫は上記工程の逆に行われるが、昇降
装置については出庫用のものが用いられる。また、上記
一台の自動車についての〜工程と並行して次の自動
車について〜の工程が行われる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面の図1ないし図3にもとづき
本発明の実施例を説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例装置の概略構成を
示す立面図、図2は図1装置の平面図である。
【0013】本実施例装置はA,Bの二つの層に形成さ
れている。各層には複数の駐車室1が台車2の走行路3
の両側に設けられている。
【0014】昇降装置は入口(図示せず)に通じる入庫
用昇降装置3と出口(図示せず)に通じる出庫用昇降装
置4の二基が設けられている。この二基の昇降装置3,
4の中間位置には自動車を一時的に格納するための中継
室5が設けられている。台車2は2a,2bの二台が設
置されており、一方の台車2aが中継室5を含みこれよ
りも右方の範囲aを、そして他方の台車2bが中継室5
を含みこれよりも左方の範囲bを移動可能となってい
る。
【0015】かかる本実施例装置において、入庫/出庫
は次の要領で行われる。
【0016】〈単独入庫〉自動車は入口で入庫用の昇降
装置3に載せられ、目的の層まで移動する。その後、上
記昇降装置3から台車2aに移載される。指定された駐
車室1が台車2aの移動範囲aであれば、指定の駐車室
1へ自動車を移載して入庫動作は完了し、該台車2aは
次の動作に移る。
【0017】指定された駐車室1が他の台車2bの移動
範囲bであれば、台車2aは自動車を一旦、中継室5に
一時的に移載し、次の動作に移る。台車2bは中継室5
より自動車を受け取り、指定の駐車室1へ移載して入庫
動作を完了する。
【0018】〈単独出庫〉出庫すべき自動車が台車2a
の移動範囲aの駐車室1にある場合には、台車2aが駐
車室1より中継室5に自動車を一時的に移載し、次の動
作に移る。他の台車2bは中継室5から自動車を受け取
り、出庫用の昇降装置4へ移載させる。昇降装置4によ
り出庫のための出口に移動し出庫動作は完了する。ま
た、出庫すべき自動車が台車2bの移動範囲bの駐車室
1にある場合には、台車2bは駐車室1から自動車を出
庫用の昇降装置4へ移載し、その後昇降装置4が出口ま
で移動して出庫動作を完了する。
【0019】〈連続入庫〉二つの指定された駐車室に連
続してそれぞれの自動車の入庫を行う場合、台車2aは
一方の駐車室に入庫する自動車を中継室5に移載した
後、即時他方の駐車室に入庫する自動車を受け取りに入
庫用昇降装置3に移動開始する。その間に、他の台車2
bは台車2aが中継室5に自動車を置いた後即時中継室
5に移動して自動車を受け取り一方の駐車室に移動す
る。よって台車一台当たりの一回の走行時間が短くか
つ、台車2aの他方の駐車室への入庫処理時間の一部と
台車2bの一方の駐車室への入庫処理時間の一部が重複
されて全体の処理時間を短縮することが可能となり、ひ
いては規定時間内に処理できる自動車の数を増すことが
できることとなる。
【0020】本実施例装置では、二層で昇降装置を入庫
用と出庫用の二基有し、台車が二台そして中継室が一つ
の場合について説明したが、層数、昇降装置数、台車数
そして中継室数は例示した数以上であればよい。その場
合、少なくとも二台の台車の一方が一つの中継室と入庫
用昇降装置を、そして他方が他の一つの中継室出庫用昇
降装置を含んだ移動範囲を有し、上記二台以外の台車の
それぞれは順次共有する中継室を一室づつずらすように
して隣接する二つの中継室の範囲を移動可能になってい
ればよい。
【0021】なお、本発明の中継室が長期間使用の予定
がない場合には駐車室として使用できることは勿論であ
る。
【0022】次に図3にもとづき本発明の他の実施例を
説明する。
【0023】本実施例ではA,B,C,Dの四層で入庫
用そして出庫用にそれぞれ二基づつ昇降装置3a,3b
そして4a,4bを備えている。そして、昇降装置3
a,4aは層A,B専用に、昇降装置3b,4bは層
C,D専用となっている。こうすることにより、昇降装
置が指定駐車室の層へアプローチする際に待機時間を短
くできる。その際、どちらの昇降装置がどの層を分担す
るかはその都度変更してもよい。
【0024】本発明装置による総入替処理を行った場合
の単位時間当りの自動車の処理数を従来のものと比較す
ると次のごとくである。
【0025】 本発明装置 従来装置 層数 4 4 昇降装置数 4 2 一層についての台車数 2 1 処理台数比率 1.69 1.00 このように、本発明装置によれば一段と処理台数を増加
させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明は中継室をバッフ
ァとして設け、該中継室を介して台車間で自動車の受け
渡しができることとし、各層の一本の走行路上に台車を
複数設け、中継室を介して上記受け渡しを行うようにし
て各台車の移動範囲を干渉しないように設定できるの
で、各台車は独立に動作できる。したがって台車間での
干渉による無駄な時間が発生しない。また、一本の走行
路上で同時に複数の自動車を搬送できるので、同時処理
により全体としての処理時間を全体として処理時間を短
縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の概要構成を示す立面図
である。
【図2】図1装置の平面図である。
【図3】本発明の他の実施例装置の概要構成を示す立面
図である。
【図4】従来装置の概要構成を示す立面図である。
【図5】図4装置の平面図である。
【符号の説明】
1 駐車室 2(2a,2b) 台車 3(3a,3b),(4a,4b) 昇降装置 5 中継室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 福次 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 本橋 憲二 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−302447(JP,A) 特開 平4−237777(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各層に複数の駐車室が設けられた複数層
    を貫通して昇降する昇降装置と、昇降装置と各層におけ
    る任意の駐車室との間を移動して両者間で自動車の受渡
    しを可能とする台車とを備える立体駐車装置において、
    昇降装置は少なくとも二基設けられ、各層には自動車を
    一時的に収容するための少なくとも一つの中継室が設け
    られ、台車は各層に少なくとも二台配設され、台車は少
    なくとも二台がそれぞれに対応する昇降装置の位置と該
    各台車が他の台車と共有する少なくとも一つの中継室の
    位置とを含む範囲で移動可能となっていることを特徴と
    する立体駐車装置。
  2. 【請求項2】 台車は二台設けられていることとする請
    求項1に記載の立体駐車装置。
  3. 【請求項3】 台車の数は、二以上で(昇降装置の数/
    層数)×2以下の範囲の整数値であることとする請求項
    1に記載の立体駐車装置。
  4. 【請求項4】 昇降装置の数が層数と同一であることと
    する請求項1ないし請求項3のうちの一つに記載の立体
    駐車装置。
  5. 【請求項5】 各層に中継室を(台車の数−1)個設け
    ることとする請求項1ないし請求項4のうちの一つに記
    載の立体駐車装置。
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