JP2734782B2 - スタッフ多重化装置のクロック平滑回路 - Google Patents

スタッフ多重化装置のクロック平滑回路

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JP2734782B2
JP2734782B2 JP3023886A JP2388691A JP2734782B2 JP 2734782 B2 JP2734782 B2 JP 2734782B2 JP 3023886 A JP3023886 A JP 3023886A JP 2388691 A JP2388691 A JP 2388691A JP 2734782 B2 JP2734782 B2 JP 2734782B2
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秀仁 青柳
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータを生成するクロッ
クとは独立したクロックで動作するデジタル通信路を利
用してデータ通信を可能とするスタッフ多重化装置のク
ロック平滑回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスタッフ多重化装置のク
ロック平滑回路は、受信回路で得られる通信路クロッ
ク、すなわち1クロックの時間内でクロック位相が 360
°進み又は遅れることがあるクロックを、電圧制御型発
振器を使用したフェーズロック回路を通すことにより平
滑化する、いわゆるアナログ型のものとして構成されて
いる。尚、スタッフ多重化装置の受信回路から出力され
るクロックの位相は、通信データが1ビット付加の際に
360°進み、また1ビット削除の際に 360°遅れるもの
であり、出力データもこのクロック位相に従属してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
スタッフ多重化装置のクロック平滑回路は、電圧制御型
発振器を使用したアナログ型のものであるため、このア
ナログ回路を構成するためのアナログ部品の組立や回路
の調整に多くの時間を必要とし、更に部品の周囲温度ま
たは経年変化等によって回路の特性が変化し易いという
問題があった。本発明の目的は、製造が容易でかつ調整
が不要であると共に、部品の周囲温度又は経年変化等に
より回路の特性が変化しないデジタル型のスタッフ多重
化装置のクロック平滑回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック平滑回
路は、通信路クロックを計数して一定周期毎にパルスを
出力する第1のカウンタと、第1のカウンタから出力さ
れるパルスを計数してその計数値をアドレス信号として
出力する第2のカウンタと、通信路クロックの1周期分
の波形を一時的に記憶するシフトレジスタと、シフトレ
ジスタの動作クロックを発生する発振器と、第2のカウ
ンタから出力されるアドレス信号に従ってシフトレジス
タの各段出力から一つを選択して出力するセレクタとを
備えている。
【0005】
【作用】本発明によれば、スタッフ多重化装置の受信回
路から出力されるクロックの急激なクロック位相の変化
を緩やかな変化に平滑するクロック平滑回路本来の機能
をデジタル回路で実現することが可能となる。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。スタッフ多重化装置の受信回路から出力される通
信路クロック101は第1のカウンタ1とシフトレジス
タ4に与えられる。第1のカウンタ1は通信路クロック
101を計数し一定周期毎にパルス102を出力する。
第2のカウンタ2はパルス102を計数し、その計数値
をアドレス信号103として出力する。第2のカウンタ
2はアップダウンカウンタとなっており、制御信号10
4によりアップカウント動作又はダウンカウント動作が
切換えられる。即ち、スタッフ多重化動作においてデー
タの挿入が発生した場合にはダウンカウント動作とな
り、データの削除が発生した場合にはアップカウント動
作となるべく制御される。シフトレジスタ4は1周期分
の通信路クロック101を一時的に記憶し、各段の状態
106を並列的に出力する。発振器3はシフトレジスタ
4の動作クロック105を発生する。シフトレジスタ4
の段数をn段とすると、発振器3の発振周波数は通信路
クロックのn倍となる。シフトレジスタ4のn個の出力
106はセレクタ5にてアドレス信号103に従って選
択され出力107として出力される。前記通信路クロッ
ク101と制御信号104及び出力107の関係を図2
に示す。制御信号104がダウンカウント動作を指示し
た場合、出力107はデータの挿入に合わせて通常動作
時に比べて1クロック多いクロックを出力する。また、
制御信号104がアップカウント動作を指示した場合、
出力107はデータの削除に合わせて通常動作時に比べ
て1クロック少ないクロックを出力する。すなわち、図
2において平滑動作が行われる場合には、平滑動作時間
T内において、通常m個のクロック出力があるところの
ものが、m+1個またはm−1個に変化する。前記第1
のカウンタ1はクロック平滑速度を決定するカウンタで
ある。このカウント値が大きい場合には、第2のカウン
タ2へのパルス102の発生周期が長くなるため、前記
平滑動作を長時間かけて完了する。この平滑動作時間T
は出力107を受け取って動作する側の装置にとっては
長い方がクロック位相変化が緩やかであり都合がよい
が、実際にはTはデータの挿入/削除が発生する周期以
内に終了しなければならないので、これを勘案して、第
1のカ ウンタ1のカウント値を決定する。なお、第1の
カウンタ1のカウント値が4の場合の第1のカウンタ1
と第2のカウンタ2の動作タイミングを図3に示す。n
が大きいほど、クロック平滑動作時のクロック位相変化
が緩やかとなるが、例としてn=8の場合を図4に示
す。
【0007】この構成において、データの挿入が発生し
た場合、第2のカウンタ2はダウンカウント動作となる
が、まず最初に計数値の初期状態0の状態から最大値
(n−1)に状態遷移した後、順次ダウンカウント動作
を行うよう動作する。この動作に従ってセレクタ5はシ
フトレジスタ4の出力106を選択するので、セレクタ
5の出力107ではまず1クロック分過去のクロック信
号が出力され、その後順次クロック位相を1/nづつ縮
めながら元の選択状態に復帰する。その結果、出力クロ
ック107としては1クロック分挿入されたことにな
る。このとき、第1のカウンタ1のカウント値が図3の
ように「4」であった場合には、通信路クロックの4個
毎にセレクタ5が切り替わるので、平滑動作時間Tは通
信路クロック数換算でT=4×n(クロック)となる。
図4の例のように、n=8の場合には、T=32(クロ
ック)となり、この時間内における出力クロック107
のクロック数は33となる。
【0008】又、データの削除が発生した場合、第2の
カウンタ2はアップカウント動作となる。まず、計数値
の初期状態0の状態から順次アップカウント動作を行
い、最後に最大値(n−1)の状態から初期状態0に状
態遷移する。この動作に従ってセレクタ5はシフトレジ
スタ4の出力106を選択するので、セレクタ5の出力
107では順次クロック位相を1/nづつ伸張しながら
出力し、最後に1クロック分将来のクロック選択状態に
復帰する。その結果、出力クロック107としては1ク
ロック分削除されたことになる。このとき、第1のカウ
ンタ1のカウント値が図3のように「4」であった場合
には、通信路クロックの4個毎にセレクタ5が切り替わ
るので、平滑動作時間Tは通信路クロック数換算でT=
4×n(クロック)となる。図4の例のように、n=8
の場合には、T=32(クロック)となり、この時間内
における出力クロック107のクロック数は31とな
る。
【0009】ここで、第2のカウンタ2は第1のカウン
タ1から出力されるパルス102により動作するので、
第1のカウンタ1のカウント値によって出力クロック1
07の位相推移間隔を設定することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スタッフ
多重化装置の受信回路から出力されるクロックの急激な
クロック位相の変化を緩やかな変化に平滑するクロック
平滑回路本来の機能をデジタル回路で実現するよう構成
しているので、製造が容易でかつ調整が不要であるとと
もに、部品の周囲温度又は経年変化等により回路の特性
が変化することがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック平滑回路の一実施例のブロッ
ク図である。
【図2】 通信路クロックと出力との関係を示す図であ
る。
【図3】 第2のカウンタの動作を説明するための図てあ
る。
【図4】 シフトレジスタ及びセレクタの動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 第1のカウンタ 2 第2のカウンタ 3 発振器 4 シフトレジスタ 5 セレクタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを生成するクロックとは独立した
    クロックで動作するデジタル通信路を利用してデータ通
    信を可能とするスタッフ多重化装置のクロック平滑回路
    において、通信路クロックを計数して一定周期毎にパル
    スを出力する第1のカウンタと、第1のカウンタから出
    力されるパルスを計数してその計数値をアドレス信号と
    して出力する第2のカウンタと、前記通信路クロックの
    1周期分の波形を一時的に記憶するシフトレジスタと、
    シフトレジスタの動作クロックを発生する発振器と、前
    記第2のカウンタから出力されるアドレス信号に従って
    シフトレジスタの各段出力から一つを選択して出力する
    セレクタとを備えることを特徴とするスタッフ多重化装
    置のクロック平滑回路。
JP3023886A 1991-01-25 1991-01-25 スタッフ多重化装置のクロック平滑回路 Expired - Fee Related JP2734782B2 (ja)

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JPH04250731A JPH04250731A (ja) 1992-09-07
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