JP2850671B2 - 可変遅延回路 - Google Patents

可変遅延回路

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JP2850671B2 JP4276720A JP27672092A JP2850671B2 JP 2850671 B2 JP2850671 B2 JP 2850671B2 JP 4276720 A JP4276720 A JP 4276720A JP 27672092 A JP27672092 A JP 27672092A JP 2850671 B2 JP2850671 B2 JP 2850671B2
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春幾 高井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変遅延回路に関し、特
にバースト状データを遅延させる可変遅延回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の可変遅延回路は、図2に示すよう
外部から供給されるバートス状データ211とシステム
クロック214を入力し、このシステムクロック214
のタイミングにてバースト状データを順次書き込んで遅
延させる遅延回路11と、外部から供給される遅延量制
御信号212を入力し、この遅延量制御信号212が指
示する値に対応した遅延量の出力信号213を選択する
選択回路12とで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の可変遅延回
路おいては、入力されるデータ211を遅延回路11に
書き込むことができる記憶量に応じて遅延量の最大が決
められ、かつこの記憶量に対応する数の出力が選択回路
12に必要とされるため、遅延量が少ないときは問題な
いが、遅延量が増すとそれに比例して遅延回路の回路規
模が増大し、これに追従して選択回路も回路規模が増大
するという問題がある。本発明の目的は、回路規模を増
大することなく遅延量を増すことができる可変遅延回路
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、バースト状デ
ータを記憶する第1の一時記憶回路と、記憶されたデー
タを読み出す第1の読出し制御回路と、読み出されたデ
ータを固定量だけ遅延させる固定量遅延回路と、遅延さ
れたデータを記憶する第2の一時記憶回路と、記憶され
たデータをシステムクロックのタイミングで読み出す第
2の読出し制御回路と、第1の読出し制御回路の読出し
タイミングを設定するクロック信号を出力する周波数可
変発振回路とを備える。また、第1の読出し制御回路を
動作させるタイミング信号の一部を固定量だけ遅延させ
る第2の固定量遅延回路と、遅延されたタイミング信号
に基づいて第2の一時記憶回路へのデータの記憶を行う
書込み制御回路とを備えることが好ましい。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。第1
の一時記憶回路1と第2の一時記憶回路7はそれぞれ2
ポートRAM等で構成される記憶回路である。また、第
1の読出し制御回路2と第2の読出し制御回路5はそれ
ぞれセット/リセットフリップフロップ及びカウンタの
組合わせで構成され、第1の一時記憶回路1,第2の一
時記憶回路7にそれぞれ記憶された信号を読み出す回路
である。更に、第1の固定量遅延回路6と第2の固定量
遅延回路3はそれぞれNビット(N:正の整数)シトフ
レジスタ等で構成され、入力される信号をNビット分遅
延させる。書込み制御回路4は第2の一時記憶回路7に
信号を記憶させる際のタイミング信号を出力する。ま
た、周波数可変発振回路8はVCO(電圧制御発振器)
等で構成される可変周波数型の発振器である。
【0006】前記第1の一時記憶回路1は外部から供給
されるバースト状データ信号112と、このバースト状
データ信号112に同期した書込みタイミング信号11
3と、第1の読出し制御回路2からの読出し信号114
とが入力され、書込タイミング信号113のタイミング
にてバースト状データ信号112を一時記憶し、読出し
信号114のタイミングで記憶されたデータを読出しデ
ータ信号115として出力する。第1の一時記憶回路1
からの読出しデータ信号115は第1の固定量遅延回路
6に入力される。この第1の固定量遅延回路6は周波数
可変発振回路8からのクロック信号124を入力し、読
出しデータ信号115をクロック信号124のタイミン
グにてNビット遅延させ、遅延データ出力信号118を
出力する。
【0007】一方、第1の読出し制御回路2には、バー
スト状データ信号112の最終位置を示すデータエンド
タイミング信号111が入力される。この第1の読出し
制御回路2は、前記周波数可変発振回路8からのクロッ
ク信号124をも入力していおり、データエンドタイミ
ング信号111のタイミングにて読出しタイミングの発
生を開始し、バースト状データ信号112のビット数、
即ちデータ長分だけクロック信号124をカウントした
後、読出しタイミング信号の発生をストップする。この
動作により、第1の一時記憶回路1に一時記憶されたデ
ータのビット数分の読出しタイミング信号114を出力
している。また、データエンドタイミング信号111は
同時に第2の固定量遅延回路3に入力される。この第2
の固定量遅延回路3は、前記周波数可変発振回路8から
のクロック信号124をも入力しており、このクロック
信号124を用いてデータエンドタイミング信号111
をNビット遅延させ、遅延信号116を出力する。
【0008】この遅延信号116はクロック信号124
と共に書込み制御回路4に入力され、書込み制御回路4
はこれらの信号から第2の一時記憶回路7の書込みタイ
ミング信号117を作成し、出力する。即ち、遅延信号
116のタイミングにて書込みタイミング信号の発生を
スタートし、書込みデータ長に対応したビット数を計数
した後ストップさせる書込みタイミング信号117を出
力する。また、これと同時に、このストップタイミング
をタイミング信号119として出力する。このタイミン
グ信号119は第2の読出し制御回路5に入力される。
この第2の読出し制御回路5はシステムクロック信号1
23が入力されており、タイミング信号119のタイミ
ングで読出しタイミング信号120の出力を開始し、シ
ステムクロック信号123のクロックにて第2の一時記
憶回路7に一時記憶されたデータ量に対応するビット数
を計数し、その後ストップする。
【0009】また、第2の一時記憶回路7は、第1の固
定量遅延回路6からの遅延データ出力信号118と、書
込み制御回路4からの書込みタイミング信号17と、第
2の読出し制御回路5からの読出しタイミング信号20
を入力し、書込みタイミング信号117のタイミングに
て遅延データ出力信号118を一時記憶し、読出しタイ
ミング信号120のタイミングにて一時記憶された遅延
データを出力信号121として出力する。
【0010】これにより、外部から入力するバースト状
データ信号112は第1の一時記憶回路1に一時記憶さ
れた後、第1の読出し制御回路2によってクロック信号
124の指示する速度で読み出され、第1の固定量遅延
回路6のNビット遅延回路を経由して第2の一時記憶回
路7に再び一時記憶される。この一時記憶されたバート
ス状データは、第2の読出し制御回路5によりシステム
クロック信号123の速度で再び読み出され、出力信号
121として外部に出力される。したがって、周波数可
変発振回路8で発生されるクロック信号124の周波数
を変更することにより、システムクロック信号23対ク
ロック信号24の比率に比例してバースト状データの遅
延量、即ちバースト状データ信号112が入力されてか
ら出力信号121が出力されるまでの遅延量が任意に設
定できることになる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バースト
状データを所要のタイミングで一時記憶した上で、その
データを固定量だけ遅延させ、更にその後に再び一時記
憶した上でシステムクロックの速度で読み出すことによ
り、固定量だけ遅延させる回路の動作クロック速度を任
意に変更することで、その変更量に比例してバースト状
データの遅延量を変化させることができる。これによ
り、遅延量を増した場合でも回路規模を増大する必要が
なく、小型の回路が構成できるという効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変遅延回路の一実施例のブロック図
である。
【図2】従来の可変遅延回路の一例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の一時記憶回路 2 第1の読出し回路 3 第2の固定量遅延回路 4 書込み制御回路 5 第2の読出し制御回路 6 第1の固定量遅延回路 7 第2の一時記憶回路 8 周波数可変発振回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バースト状データを記憶する第1の一時
    記憶回路と、記憶されたデータを読み出す第1の読出し
    制御回路と、読み出されたデータを固定量だけ遅延させ
    る固定量遅延回路と、遅延されたデータを記憶する第2
    の一時記憶回路と、記憶されたデータをシステムクロッ
    クのタイミングで読み出す第2の読出し制御回路と、前
    記第1の読出し制御回路の読出しタイミングを設定する
    クロック信号を出力する周波数可変発振回路とを備える
    ことを特徴とする可変遅延回路。
  2. 【請求項2】 第1の読出し制御回路を動作させるタイ
    ミング信号の一部を固定量だけ遅延させる第2の固定量
    遅延回路と、遅延されたタイミング信号に基づいて第2
    の一時記憶回路へのデータの記憶を行う書込み制御回路
    とを備える請求項2の可変遅延回路。
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