JP2732787B2 - タイヤ取付装置 - Google Patents

タイヤ取付装置

Info

Publication number
JP2732787B2
JP2732787B2 JP5241353A JP24135393A JP2732787B2 JP 2732787 B2 JP2732787 B2 JP 2732787B2 JP 5241353 A JP5241353 A JP 5241353A JP 24135393 A JP24135393 A JP 24135393A JP 2732787 B2 JP2732787 B2 JP 2732787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
arm member
vehicle body
gripping means
mounting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5241353A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0796874A (ja
Inventor
彰一 林
有信 内田
悦男 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5241353A priority Critical patent/JP2732787B2/ja
Publication of JPH0796874A publication Critical patent/JPH0796874A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2732787B2 publication Critical patent/JP2732787B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ取り出し位置に
配置されたタイヤを車体に取り付けるためのタイヤ取付
装置に関する。
【従来の技術】例えば、自動車車体の組立ラインにおい
て、車体に対してタイヤを取り付ける際、このタイヤを
把持して前記車体の所定の部位まで搬送するための補助
装置としてタイヤ取付装置が一般的に使用されている。
この種の装置として、例えば実開昭58−87603号
公報に開示されているように、三次元方向に移動自在な
支持機構に水平面内で旋回自在な支持部が設けられると
ともに、この支持部の前部に垂直面内で旋回自在な把持
部が設けられ、この把持部の前部に突出する押爪でタイ
ヤを把持するように構成された装置が知られている。
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術では、吊り下げ式の支持機構が用いられており、こ
の支持機構に設けられた支持部の前部に把持部が装着さ
れ、さらにこの把持部の前部に突出してタイヤ把持用の
押爪が備えられている。従って、作業者とタイヤとの間
が相当な距離離間してしまい、操作性が低下するととも
に、装置全体が大型化するという問題が指摘されてい
る。本発明は、この種の問題を解決するためのものであ
り、タイヤの取り付け作業を容易かつ迅速に行うことが
でき、操作性に優れるとともに、装置全体の構成を簡素
化かつ小型化することが可能なタイヤ取付装置を提供す
ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、タイヤ取り出し位置に配置されたタイ
ヤを把持してこのタイヤを車体に取り付けるためのタイ
ヤ取付装置であって、鉛直方向に向かう旋回軸を介して
水平面内で旋回自在なバランサ付アーム部材と、前記ア
ーム部材の先端に、水平方向に延びかつ水平面内で旋回
自在に装着されるタイヤ把持手段と、を備えるととも
に、前記バランサ付アーム部材の旋回軸は、その上方側
を鉛直方向に対し前記タイヤ取り出し位置側に向かって
傾斜することを特徴とする。
【作用】本発明のタイヤ取付装置では、水平面内で旋回
自在なアーム部材の先端に水平方向に延びるタイヤ把持
手段が設けられているため、作業者は、このタイヤ把持
手段を用いてタイヤを直接把持することができ、操作性
が向上するとともに、構成が簡素化する。しかも、アー
ム部材の旋回軸がタイヤ取り出し位置側に向かって傾斜
するため、タイヤをタイヤ把持手段から車体に移した
後、作業者がこのタイヤ把持手段を開放すると、前記ア
ーム部材が旋回軸の傾斜方向に揺動して前記タイヤ把持
手段がタイヤ取り出し位置側に自動的に退避する。従っ
て、タイヤ把持手段が車体と干渉することを確実に阻止
することができ、しかも操作性および作業性がさらに向
上し、タイヤ取り付け作業全体の効率化が図られる。
【実施例】本発明に係るタイヤ取付装置について実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。図1および図2において、参照符号10は、本実施
例に係るタイヤ取付装置を示す。このタイヤ取付装置1
0は、タイヤ取り出し位置Tに配置されたタイヤ12を
把持してこのタイヤ12を車体14に取り付けるもので
あり、車体搬送機構16を介して矢印A方向に搬送され
てくる車体14の両側に配置される。タイヤ取付装置1
0は、鉛直方向に向かって床面18に立設される旋回軸
20と、この旋回軸20に一端が水平面内で旋回自在に
係合しかつ水平方向に延びる第1アーム部材22と、こ
の第1アーム部材22の他端に一端が水平面内で旋回自
在に係合しかつ水平方向に延びる第2アーム部材24
と、この第2アーム部材24の他端に係合して下方に延
びるロッド26と、このロッド26の下端に水平方向に
延びかつ水平面内で旋回自在に装着されるタイヤ把持手
段28とを備える。旋回軸20は、図1に示すように、
車体14の搬送方向である矢印A方向に直交する矢印B
方向の線分Lに対して所定角度α(例えば、45°)だ
け傾斜する方向に向かってタイヤ取り出し位置T側にそ
の軸線Sが鉛直軸線Vに対して所定角度θ°(図2参
照)だけ傾斜するように設定されている。第1アーム部
材22は、水平方向に延びており、揺動動作を補助する
ためのバランサ用エアシリンダ30を備えている。第2
アーム部材24は、第1アーム部材22と同様に水平方
向に延びるとともに、バランサ用エアシリンダ32を備
えている。図3に示すように、タイヤ把持手段28は、
鉛直方向に向かう回転軸34を備え、この回転軸34に
水平方向に延びる第3アーム部材36の端部が固着され
るとともに、前記回転軸34には、回転補助を行うため
のバランサ用エアモータ37が設けられる。第3アーム
部材36には、タイヤ12の下端側を載置するための比
較的長尺な載置ローラ38a、38bと、このタイヤ1
2の一方の側面に当接して前記タイヤ12の倒れを阻止
する支持ローラ40a、40bと、作業者がタイヤ把持
手段28を所望の場所に移動させるために把持するハン
ド部42とを備える。図1に示すように、タイヤ取付装
置10の側方には、矢印B方向にタイヤ12を搬送する
ための第1搬送機構44が設けられ、この第1搬送機構
44には、前記タイヤ12をタイヤ取り出し位置Tに搬
送するための第2搬送機構46が連設されている。タイ
ヤ取り出し位置Tには、水平姿勢で搬送されてきたタイ
ヤ12を鉛直姿勢に変換する姿勢変換機構48が配設さ
れる。次に、このように構成されるタイヤ取付装置10
の動作について説明する。まず、タイヤ12が第1搬送
機構44および第2搬送機構46を介してタイヤ取り出
し位置Tに搬送されると、このタイヤ取り出し位置Tに
設けられた姿勢変換機構48の作用下にこのタイヤ12
が鉛直姿勢(取り付け姿勢)に変換保持される(図2参
照)。そして、作業者がハンド部42を把持してタイヤ
把持手段28をタイヤ取り出し位置Tに移動させ、載置
ローラ38a、38bでタイヤ12の下端側を載置する
とともに、支持ローラ40a、40bでこのタイヤ12
の一方の側面を支持する。一方、車体14は、車体搬送
機構16を介して矢印A方向に搬送されており、作業者
は、ハンド部42を把持してタイヤ把持手段28とタイ
ヤ12とを一体的に前記車体14のタイヤ取り付け部位
に搬送する。ここで、作業者は、図1に示すように、セ
ット開始位置P1で車体14に対してタイヤ12を移送
する作業を開始すると、この車体14が矢印A方向に搬
送されているため、タイヤ把持手段28がセット終了位
置P2まで移動することになる。そして、このセット終
了位置P2で、作業者がハンド部42から手指を離脱さ
せる。この場合、本実施例では、旋回軸20の軸線P
が、鉛直軸線Vに対してタイヤ取り出し位置T側に向か
って所定角度θ°だけ傾斜しているため(図1および図
2参照)、タイヤ把持手段28が作業者の把持から開放
されると、第1アーム部材22が前記旋回軸20の傾斜
方向に向かって自動的に揺動する。従って、第1アーム
部材22は、図1中、実線で示す位置に自動的に戻ると
ともに、第2アーム部材24および第3アーム部材36
は、それぞれエアシリンダ32およびエアモータ37の
作用下にタイヤ取り出し位置Tに対応して配置される
(図1中、実線参照)。これにより、作業者は、セット
終了位置P2でハンド部42から手指を離脱させるだけ
で、タイヤ把持手段28がこのセット終了位置P2から
タイヤ取り出し位置T側に自動的に移動する。従って、
作業者がハンド部42を把持したままタイヤ把持手段2
8をタイヤ取り出し位置T側に強制的に移動させるもの
に比べ、タイヤ取付装置10全体の操作性が一挙に向上
するとともに、タイヤ取り付け作業が迅速かつ簡単に遂
行されるという効果が得られる。また、タイヤ把持手段
28が車体14に干渉するおそれもなく、タイヤ取り付
け作業全体の効率化が可能になる。しかも、作業者がタ
イヤ把持手段28を構成する第3アーム部材36に設け
られたハンド部42を把持し、この第3アーム部材36
に設けられた載置ローラ38a、38bおよび支持ロー
ラ40a、40bを介して前記第3アーム部材36に直
接タイヤ12を保持させている。このため、作業者とタ
イヤ12との間隔を有効に近接させることができ、操作
性が一挙に向上するとともに、タイヤ取付装置10全体
の構成が簡素化かつ小型化するという利点がある。とこ
ろで、作業者は、タイヤ把持手段28を開放した後、ナ
ットランナ(図示せず)等を介してタイヤ12を車体1
4に締め付ける作業を行う。また、車体14の反対側に
設けられたタイヤ取付装置(図示せず)によりタイヤ取
り付け作業が同様に遂行される。
【発明の効果】本発明に係るタイヤ取付装置によれば、
以下の効果乃至利点が得られる。水平面内で旋回自在な
アーム部材の先端に水平方向に延びるタイヤ把持手段が
設けられているため、作業者は、このタイヤ把持手段を
直接操作してタイヤを把持することができ、操作性が向
上するとともに、構成を簡素化かつ小型化することが可
能になる。しかも、アーム部材の旋回軸がタイヤ取り出
し位置側に向かって傾斜するため、タイヤをタイヤ把持
手段から車体に移した後、作業者がこのタイヤ把持手段
の把持を開放すると、前記アーム部材が旋回軸の傾斜方
向に揺動して前記タイヤ把持手段がタイヤ取り出し位置
側に自動的に退避する。従って、タイヤ把持手段が車体
と干渉することを確実に阻止することができ、しかも操
作性および作業性がさらに向上し、タイヤ取り付け作業
全体の効率化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るタイヤ取付装置の全体構
成を示す概略平面図である。
【図2】前記タイヤ取付装置の概略側面図である。
【図3】前記タイヤ取付装置を構成するタイヤ把持手段
の一部縦断正面図である。
【符号の説明】
10…タイヤ取付装置 12…タイヤ 14…車体 16…車体搬送
機構 20…旋回軸 22、24…ア
ーム部材 28…タイヤ把持手段 30、32…エ
アシリンダ 36…アーム部材 37…エアモー
タ 38a、38b…載置ローラ 40a、40b
…支持ローラ 42…ハンド部 44、46…搬
送機構 48…姿勢変換機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ取り出し位置に配置されたタイヤを
    把持してこのタイヤを車体に取り付けるためのタイヤ取
    付装置であって、 鉛直方向に向かう旋回軸を介して水平面内で旋回自在な
    バランサ付アーム部材と、 前記アーム部材の先端に、水平方向に延びかつ水平面内
    で旋回自在に装着されるタイヤ把持手段と、 を備えるとともに、 前記バランサ付アーム部材の旋回軸は、その上方側を鉛
    直方向に対し前記タイヤ取り出し位置側に向かって傾斜
    することを特徴とするタイヤ取付装置。
JP5241353A 1993-09-28 1993-09-28 タイヤ取付装置 Expired - Fee Related JP2732787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5241353A JP2732787B2 (ja) 1993-09-28 1993-09-28 タイヤ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5241353A JP2732787B2 (ja) 1993-09-28 1993-09-28 タイヤ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0796874A JPH0796874A (ja) 1995-04-11
JP2732787B2 true JP2732787B2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=17073039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5241353A Expired - Fee Related JP2732787B2 (ja) 1993-09-28 1993-09-28 タイヤ取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2732787B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4350441B2 (ja) * 2003-07-04 2009-10-21 本田技研工業株式会社 部品搬送・取付方法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0796874A (ja) 1995-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4573626A (en) Apparatus for assembling front under portion of vehicle body
JP2816936B2 (ja) タイヤ移載装置
JP2732787B2 (ja) タイヤ取付装置
JPH091492A (ja) 重量ワークを搬送する方法
CN111891737A (zh) 一种接触网腕臂自动上料下料、施扭机器人系统及方法
JPH11123687A (ja) 把持装置
JP2002274454A (ja) 車両用シートのクランプ装置
CN212245270U (zh) 一种接触网腕臂自动上料下料、施扭机器人系统
JPH09103925A (ja) 車両ドアの取外し装置
JP2848014B2 (ja) ナット締付ロボット
JPH0756274Y2 (ja) スリッターにおける巻取製品の取出し装置
JPH071998A (ja) 電車線ハンガイヤの自動着脱装置
JP3090243U (ja) 車両用シートのクランプ装置
JP2732788B2 (ja) バッテリ搭載装置
JP3379898B2 (ja) 移載装置
JP4419235B2 (ja) ロックボルトの供給装置
JPH0413113Y2 (ja)
JPH0615593A (ja) 産業用ロボット
JP2853035B2 (ja) コンテナ把持用具
JPS6346478Y2 (ja)
JPS635388Y2 (ja)
JP3272672B2 (ja) フォークリフトにおけるドラム缶荷役用アタッチメント
JP2529092Y2 (ja) 工作物搬入・搬出装置
JPH0422750B2 (ja)
JPH0275369A (ja) 自動車用塗装ラインシステム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071226

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees