JP2848014B2 - ナット締付ロボット - Google Patents

ナット締付ロボット

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JP2848014B2
JP2848014B2 JP3111874A JP11187491A JP2848014B2 JP 2848014 B2 JP2848014 B2 JP 2848014B2 JP 3111874 A JP3111874 A JP 3111874A JP 11187491 A JP11187491 A JP 11187491A JP 2848014 B2 JP2848014 B2 JP 2848014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車体の複数
箇所に挿入セットされたストラットなどの車両部品を該
車体に自動的に締結するナット締付ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車の組立ラインにおいては、
コンベア等により搬入されて来る車体の前後左右4箇所
に車両部品である走行装置のフロントサスペンションの
ストラット及びリアサスペンションのアブソーバー(以
下単にストラットと称する)を組付ける工程がある。
【0003】そのストラットの車体への組付は従来では
作業員が手作業で行っていた。つまり、一人の作業員が
ストラットを手で持って車体の所定箇所に下方から搬入
し、そのストラット上部のインシュレータから上方に突
出している車体取付用の複数本のスタットボルトを該車
体の取付穴に差し込んで位置決めセットし、この状態で
他の作業員がナットを前記各スタットボルトに上方から
ハンド式締付装置などでもって締付けることにより、該
ストラットを車体に締結して組付けていた。
【0004】しかしながら、前記ストラットは比較的重
量物であって、しかも車体の前後左右の内側部に下方か
ら挿入しなければならず、作業者にとっては不自然な姿
勢でかなりの力を必要とする非常に重労働できつい作業
であった。
【0005】そこで、近年ではストラットの組付作業を
工業用ロボットを用いて自動化する試みが考えられて来
ている。つまり、車体が間欠送りされる組立ライン上の
ストラット組付工程にストラット組付ロボットとナット
締付ロボットを設置し、そのストラット組付ロボットの
多関節アーム先端にはストラットを一個ずつ把持する把
持ハンドを設け、ナット締付ロボットの多関節アーム先
端には所要個数のナットを締め付ける複数のナットラン
ナーを持つ締付装置を設け、そして前記組立ライン上の
ストラット組付工程の定位置に車体が送られて来ると、
ストラット組付ロボットがティーチング動作して所定位
置に予め用意されたストラットを把持して該車体の所要
箇所に搬入セットし、この状態でナット締付ロボットが
やはりティーチング動作して複数のナットを掴んで前記
ストラットの各車体取付用スタットボルトに上方から締
め込んで車体に締結すると言った考えである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のトラ
ット自動組付装置では、ロボット台数の削減と能率向上
のために、ストラット組付ロボットにより車体前後の左
右箇所に搬入セットされた左右2個ずつのストラットに
対し一台ずつのナット締付ロボットでナット締付作業を
行う方法を取りたい。
【0007】こうした方法を採用する場合、乗用車等の
車体の前側(フロント側)の左右箇所のストラットに対
するナット締付ロボットにおいては、比較的スムーズに
ティーチング動作してタイムロス的にそれほど問題とな
らないが、車体の後側(リア側)の左右箇所のストラッ
トに対するナット締付ロボットは、多関節アーム先端の
ナット締付装置を車体の室内後部の奥まった左右箇所に
複雑なティーチング動作で出入り移動させる面倒がある
ので、その左右のストラットに対するナット締付の都度
いちいち外部のナット供給装置にナットを取りに行った
のではタイムロスが大きい。
【0008】このために、その後側のナット締付ロボッ
トの多関節アーム先端のナット締付装置には、左右複数
個ずつのナットランナーを備え、その各々の先端のナッ
ト締付ソケットで左右二個分のストラットの複数本ずつ
の車体取付け用スタットボルト(通常2本ずつであるが
車種によっては3本ずつの場合もある)の総本数に対応
した個数のナットを一度に受け取って来て、左右一方の
ストラットへのナット締付後は、ナット供給装置に戻ら
ず、そのまま車室内を移動して他方のストラットへのナ
ット締付けを行うことでタイムロスを無くすようにする
必要がある。
【0009】しかしながら、そうした場合、ナット締付
ロボットは、多関節アームの先端にナット締付装置とし
て左右複数個ずつのナットランナーを並列配置して備え
なければならず、これではそのナット締付装置が幅広と
なり、ストラットが搬入セットされている車体の室内後
部の奥まった左右所定箇所に左右複数個ずつのナットラ
ンナー先端のナット締付ソケットを侵入させようとして
も、周囲の部材が邪魔で当たって侵入させることができ
ず、ナット締付作業が不可能となるなどの支障をきたす
問題がある。なお、特開平1−97532号公報に記載
されている多軸ナットランナ装置のように、基台に設け
られたベースの中央部に複数のナットランナを互いに移
動可能に配備したものも提案されているが、この刊行物
に記載のものでは自動車の車体のリヤ側のストラット取
付部のように狭く奥まった箇所に進入させようとしても
基台やナットランナの一部が車体と干渉するため、リヤ
側ストラットの自動組付けに採用することができない。
【0010】本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、自動車の車室後部等の奥まった左右2
箇所に配する複数本ずつのボルトに対するナット締付作
業を、一台で、且つ非常に能率良く、しかも周囲の部材
に邪魔されることなく行うことができるナット締付ロボ
ットを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のナット締付ロボ
ットは、前記目的を達成するために、ティーチング動作
する多関節アームの先端にナット締付装置を設けたナッ
ト締付ロボットにおいて、基端部がロボットアーム先端
部の取付軸に取付けられかつ先端側が上記取付軸から離
間する方向に延びていて左右に揺動駆動されるアーム部
材を有し、前記ナット締付装置は、第1の箇所と第2の
箇所との複数本ずつのボルトの総本数に対応した個数の
ナットランナーを左右に並列状態に配して備え、これら
ナットランナーの各々の先端のナット締付ソケットは前
記アーム部材の先端部において前記取付軸に対し水平方
向にオフセットした位置に前記取付軸と同方向に延びて
おり、これらナット締付ソケットでそれぞれ一個ずつの
ナットを受け取って来て、その左右一方に並列する複数
のナットランナーの各先端のナット締付ソケットで第1
の箇所の複数本のボルトに対しナット締付作業を行った
後、そのまま移動せしめられて他方に並列する複数のナ
ットランナーの各先端のナット締付ソケットで第2の箇
所の複数本のボルトに対しナット締付作業を行う構成
で、且つそれら左右複数個ずつのナットランナー先端の
ナット締付ソケットの配列方向が、これらナットランナ
ーを真上から見て、前記アーム部材の長手方向に沿う軸
線に関し前記取付軸から前記アーム部材の先端側に向か
って左右に複数個ずつ互いにハの字状に配置されている
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】前記構成のナット締付ロボットでは、ティーチ
ング動作する多関節アームの先端にナット締付装置とし
て、複数個ずつのナットランナーを左右に並列状態に配
しているので、これらナットランナーの各々の先端のナ
ット締付ソケットで第1の箇所と第2の箇所との複数本
ずつボルトの総本数に対応した個数のナットを一度にナ
ット供給装置から受け取って来て、第1の箇所の複数本
のボルトへのナット締付後は、該ナット供給装置に戻ら
ず、そのまま移動して第2の箇所の複数本のボルトへの
ナット締付けを行い得るようになり、その間のタイムロ
スを無くせるようになる。またナット締付装置として左
右複数個ずつのナットランナーを並列配置して備えるこ
とで、ナット締付装置が幅広となるが、それら左右複数
個ずつのナットランナー先端のナット締付ソケットの配
列方向が、アーム部材の先端部において、左右で互いに
ハの字状に配置されているとともに、全てのナット締付
ソケットがロボット先端の取付軸すなわちアーム部材の
旋回中心に対し前方にオフセットした位置にあるので、
第1の箇所と第2の箇所が例えば自動車などの車室内左
右後部等の奥まったところにあって、アーム部材を上記
取付軸を中心に旋回させるなどしても、左右複数個ずつ
のナットランナー先端のナット締付ソケットを周囲の部
材に邪魔されることなく楽に侵入させることが可能で、
それぞれの箇所で複数本ずつのボルトに対するナット締
付作業を非常に能率良くスムーズにできるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず図3は自動車の組立ライン1上のストラッ
ト組付工程部の組付装置全体の平面図、図4は同右側面
図、図5は同正面図である。この図3乃至図5におい
て、図中1aは該組立ラインのコンベア、2はそのコン
ベア1a上に支持されて矢印で示す方向に定速間欠送り
される自動車の車体(ボデー)を示している。
【0014】その車体2の前後左右4箇所に車両部品で
あるフロントサスペンションのストラット3及びリアサ
スペンションのアブソーバー(以下単にストラットと称
する)4を自動的に組付ける装置として、図3乃至図5
に示す如く、組立ライン1上の車体2が搬送されて停止
する所定箇所の左右両外側位置にストラット組付ロボッ
ト11,12が設置され、且つその左右一対のストラッ
ト組付ロボット11,12の両外側近傍付近に各々スト
ラット供給装置13,14が設置されていると共に、一
対ずつのストラット位置決め装置15,16が設置され
ている。
【0015】前記左右のストラット組付ロボット11,
12は、それぞれ多関節アーム11a、12aの先端に
一対ずつの把持ハンド17,18を有した構成で、それ
ぞれ制御装置(図示せず)によりティーチンク動作軌跡
に沿って該把持ハンド17、18を移動させ、各々の外
側位置のストラット供給装置13,14から前後2個ず
つのストラット3,4を把持して来ると共に、その途中
のストラット位置決め装置15,16で該把持ハンド1
7,18に把持されているストラット3,4の高さ及び
各々の上端から突出している車体取付用の複数本のスタ
ットボルトの軸線回り方向の位置を最終的に正しく位置
決めし、そのまま前後2個のストラット3,4を車体2
の前後側部箇所に左右互いに前後逆の順で搬入セットす
るようになっている。
【0016】また、前記組立ライン1上の車体2が搬送
されて停止する所定箇所の右側前後寄り位置にナット締
付ロボット21,22が設置されていると共に、この前
後一対のナット締付ロボット21,22の前後近傍にナ
ット供給装置23,24が設置されている。
【0017】前記前後のナット締付ロボット21,22
は、この多関節アーム21a、22aの先端に複数のナ
ットランナーを持つ締付装置25,26を有している構
成で、それぞれ制御装置(図示せず)によりティーチン
ク動作軌跡に沿って該締付装置25,26を移動させ、
各々所要個数ずつのナットを前記ナット供給装置23,
24から受け取って来て、その前側のナット締付ロボッ
ト21が前記左右のストラット組付ロボット11,12
により車体2の左右前側部箇所に搬入セットされたスト
ラット3,4にナットの締付作業を行うと共に、後側の
ナット締付ロボット22が前記左右の組付ロボット1
1,12により車体2の左右後側部箇所に搬入セットさ
れたストラット3,4にナットの締付作業を行うように
なっている。
【0018】つまり、前記左右のストラット組付ロボッ
ト11,12がぞれぞれ一対の把持ハンド17,18に
よりストラット供給装置13,14から前後2個ずつの
ストラット3,4を把持して来て、その途中で各々スト
ラット位置決め装置15,16で各ストラット3,4の
高さ及び各々上端の複数本のスタットボルトの軸線回り
方向の位置を最終的に正しく位置決めする。一方前記前
後のナット締付ロボット21,22が各々締付装置2
5,26でもってナット供給装置23,24から所要個
数ずつのナットを受け取って来る。
【0019】そして車体2が所定箇所に停止すると、前
記左側のストラット組付ロボッ11が車体2の左側前部
箇所に下方からフロントのストラット3を搬入セットす
ると共に、この左側フロントのストラット3の車体取付
用スタットボルトに前側のナット締付ロボット21が締
付装置25でもってナットを上方から締付けて該ストラ
ット3を車体に締結する。これと略同時に前記右側のス
トラット組付ロボッ12が車体2の右側後部箇所に下方
からリアのストラット4を搬入セットすると共に、この
右側リアのストラット4の車体取付用スタットボルトに
後側のナット締付ロボット22が締付装置26でもって
ナットを上方から締付けて該ストラット4を車体に締結
する。
【0020】こうして車体2の一方の対角線上の前後2
個(左側フロントのストラット3と右側リアのストラッ
ト4)を同時に組付けした後、前記左側のストラット組
ロボット11が後方に回動して車体2の左側後部箇所
に下方からリアのストラット4を搬入セットすると共
に、この左側リアのストラット4の車体取付用スタット
ボルトに後側のナット締付ロボット22が締付装置26
でもってナットを上方から締付けて該ストラット4を車
体に締結する。これと略同時に前記右側のストラット組
付ロボッ12が前方に回動して車体2の右側前部箇所に
下方からフロントのストラット3を搬入セットすると共
に、この右側フロントのストラット3の車体取付用スタ
ットボルトに前側のナット締付ロボット21が締付装置
25でもってナットを上方から締付けて該ストラット3
を車体に締結する。こうして車体2の他方の対角線上の
前後2個(左側リアのストラット4と右側フロントのス
トラット3)を同時に組付ける。以上で車体2の前後左
右4箇所のストラット3,4の能率的な自動組付が完了
する。
【0021】なお、前記前側(フロント側)のナット締
付ロボット21は、ナット締付装置25が一対のナット
ランナーを持つ構成で、前述の如く左側フロントのスト
ラット3へのナット締付後は直ちに再度ナット供給装置
23に2個のナットを取りに行って来て右側フロントの
ストラット3へのナット締付けに備える。但し、この前
側のナット締付ロボット21は多関節アーム21a先端
のナット締付装置25を車体2の左右前側部箇所に比較
的スムーズに出入りさせることができるので、前述の如
く途中でナット供給装置23にナットを取りに行って来
る時間は、前記右側の組付ロボット12がリアのストラ
ット4を車体2に組付した後に前方に回動して右側フロ
ントのストラット3を車体2の前部箇所に搬入セットす
るまでの時間内で済むことから、タイムロスにはならな
い。
【0022】つまり、前記前側のナット締付ロボット2
1は、図6及び図7に示す如く、多関節アーム21aの
先端アーム部21bの下端にナット締付装置25とし
て、支持ブラケット90を介し一対のナットランナー
(ナット締付治具)91,92を並列状態に設けた構成
で、その各ナットランナー91,92は各々の先端部に
ナット吸着用磁石内蔵形のナット締付ソケット91a.
92aをそれぞれ垂下状態で回転駆動可能に有してい
る。そしてこの締付ロボット21は制御装置(図示せ
ず)によりティーチンク動作軌跡に沿って締付装置25
を移動させ、そのナットランナー91、92の各々の締
付ソケット91a,92aがスロー回転しながら前側の
ナット供給装置23から1個ずつ合計2個のナットを受
取って来て、前記左側の組付ロボット11により車体2
の左前側部箇所に搬入セットされたストラット3の上部
インシュレータの2本のスタットボルトにナット締付作
業を行い、その後に直ちに再度ナット供給装置23に2
個のナットを取りに行って来て右側フロントのストラッ
ト3へのナット締付けに備える。
【0023】前記ナット締付装置25の一対のナットラ
ンナー91,92のうち、その一方のナットランナー9
1は支持ブラケット90に固定的に取り付けているが、
他方のナットランナー92は車種によるストラット3の
2本のスタットボルト相互間ピッチ変動に対処し得るよ
うに、支持ブラケット90に対し摺動可能に案内支持さ
れ、ピッチチェンジ用シリンダ93により平行移動して
一方のナットランナー91との間隔が調整できるように
なっている。
【0024】ここで、前記後側(リア側)のナット締付
ロボット22は、多関節アーム22a先端の締付装置2
6を車体2の室内後部の奥まった左右箇所に複雑な動き
で出入り移動させる面倒があるので、この締付装置26
は左右一対ずつ合計4個のナットランナーを備えて、最
初からリアのストラット4の左右二個分の個数のナット
(実施例では4個であるが車種によっては6個の場合も
ある)を同時にナット供給装置24から受け取って来る
構成で、前述の如く右側リアのストラット4へのナット
締付後は、ナット供給装置24にいちいち戻らず、締付
装置26がそのまま車体2内を左側に移動して左側リア
のストラット4へのナット締付けに備え、タイムロスが
生じないようにしている。
【0025】つまり、後側のナット締付ロボット22
は、図1及び図2に示す如く、多関節アーム22aの先
端アーム部22bの下端に支持ブラケット94を突設
し、この下端に基端部を軸95を介してアーム部材とし
ての回動支持アーム96を回動可能に枢着し、この回動
支持アーム96先端に支持プレート97を固定し、この
支持プレート97の下面にナット締付装置26として、
左右一対ずつ合計4個のナットランナー(ナット締付治
具)98,99を並列状態に設けた構成である。図2に
示すように、回動支持アーム96の基部はロボットアー
ム22aの先端部の取付軸22cに取付けられており、
このアーム96の先端側は取付軸22cから離間する方
向に延びていている。各ナットランナー98,99は各
々の先端部にナット吸着用磁石内蔵形のナット締付ソケ
ット98a,99aをそれぞれ垂下状態で回転駆動可能
に有している。これら4本のナット締付ソケット98
a,98a,98a,99aはいずれも回動支持アーム
96の先端部において取付軸22cに対し水平方向にオ
フセットした位置に取付軸22cと同方向に延びてい
る。
【0026】更にそうしたナット締付装置26を車体2
内奥深く進出させるべく多関節アーム22aの先端アー
ム部22bが図2の矢印方向に回動しても、ナットラン
ナー98,99を水平状態に保持する傾き用シリンダ1
00とストッパ101,102を備えていると共に、左
右一対ずつのナットランナー98,99のナット締付ソ
ケット98a,99aを車体2の室内後部の左右の奥ま
った箇所に周囲部材と当たらずに侵入させるために、該
左右外側のナットランナー99は中央側のナットランナ
ー98より少し後退して取り付けられている。つまり左
右2個ずつナットランナー98,99の先端のナット締
付ソケット98a,99aの配列方向が図1に一点鎖線
で示す如く左右で互いにハの字状に異にされている。す
なわちこれら4本のナット締付ソケット98a,98
a,99a,99aは、ナットランナー98,99を真
上から見て、回動支持アーム96の長手方向に沿う軸線
に関し取付軸22cから回動支持アーム96の先端側に
向かって左右に複数個ずつ互いにハの字状に配置されて
いる。
【0027】そして、このナット締付ロボット22は制
御装置(図示せず)によりティーチンク動作軌跡に沿っ
て締付装置26を移動させ、その左右一対ずつ合計4個
のナットランナー98,99の各々の締付ソケット98
a,99aがスロー回転しながら後側のナット供給装置
24から1個ずつ合計4個のナット(左右の箇所のスト
ラット4の複数本ずつのスタットボルトの総本数に対応
した個数のナット)を一度に受け取って来て、前記右側
の組付ロボット12により車体2の右後側部箇所に搬入
セットされたストラット4の上部インシュレータの2本
のスタットボルトに右側2個のナットランナー98,9
9でナット締付作業を行い、その後は、タイムロスをな
くすべくナット供給装置24に戻らず、そのまま車体2
の室内後部の左側に移動して、前記左側の組付ロボット
11により車体2の左後側部箇所に搬入セットされたス
トラット4の上部インシュレータの2本のスタットボル
トに左側2個のナットランナー98,99でナット締付
作業を行うようになっている。すなわちこの締付装置2
6は、図3に例示されるように締付ロボット22のアー
ムの位置に応じて取付軸22を中心に左右に揺動駆動さ
れる。
【0028】また左右複数個ずつのナットランナー9
8,99を並列配置して備えることで、ナット締付装置
26が幅広となるが、それら左右複数個ずつのナットラ
ンナー98,99先端のナット締付ソケット98a,9
9aの配列方向が左右で互いにハの字状に異にされてい
るので、自動車の車室内左右後部等の奥まったところで
あっても、左右複数個ずつのナットランナー98,99
先端のナット締付ソケット98a,99aを周囲の部材
に邪魔されることなく楽に侵入させることが可能で、そ
れぞれの箇所で複数本ずつのボルトに対するナット締付
作業を非常に能率良くスムーズにできるようになる。
【0029】なお、前述した構成の前後のナット締付ロ
ボット21,22に対し所要個数ずつのナットを受け取
らせるべく供給する前記前後一対のナット供給装置2
3,24を説明する。
【0030】この前後のナット供給装置23,24は、
前記図3で示した如く前後のナット締付ロボッ21,2
2の前後方近傍に設置されている。その前後のナット供
給装置23,24は前後のナット締付ロボット21,2
2に対し一回に受け取らせるナット個数が2個と4個と
言った具合に違うだけで、その他は基本的に同一構成を
なすので、その4個のナットを受け取らせる後側のナッ
ト供給装置24のみを図8乃至図17により説明する。
【0031】図8及び図9にナット供給装置24の全体
を示す。2箇所に架台110と111を配し、この手前
側の架台110上にナット供給ホッパ112と、ナット
供給パーツフィーダ113を組付て設けていると共に、
このナット供給パーツフィーダ113のシュータ113
aの先端側に配してナット移載機構114を設けてい
る。また前記両架台110,111上に掛け渡すように
してナット搬送コンベア115を設け、このコンベア1
15の先端側である架台111上にナットストッパ機構
116と、ナット取出し反転機構117と、ナット位置
決め受け渡し台118と、締付不良ナット除去マグネッ
ト台119を配設している構成である。
【0032】前記ナット供給パーツフィーダ113は公
知のもので、ナット供給ホッパ112から投入されて来
る多数個のナットを、該ナット供給パーツフィーダ11
3が振動作用で内部の螺旋状部に押上ながら、外に延出
するシュータ113aにそれぞれ上下逆向きで一列に整
列して連続的に順次送り出す機能を持っている。
【0033】前記ナット移載機構114は、ナット供給
パーツフィーダ113のシュータ113aの先端に送ら
れて来たナットを一個ずつ摘み上げてナット搬送コンベ
ア115に所定間隔で移し載せるもので、図10及び図
11に示す如く、架台110上に門形状の支持枠120
を立設し、この支持枠120の上部梁にガイドレール1
21を設け、このガイドレール121に往復移動台12
2を左右のねじ式ストッパ123の範囲内で往復スライ
ド可能に設けると共に、この往復移動台122を左右方
向に往復移動させるロッドレスの左右動用シリンダ12
4を支持枠120上部に設け、且つその往復移動台12
2の前面側にナット移載クランプ125を設けた構成で
ある。このナット移載クランプ125は、前記往復移動
台122の上部に設けた薄形の昇降用シリンダ126
と、この昇降用シリンダ126の駆動によりガイド12
7に案内されて僅かであるが昇降せしめられる昇降台1
28と、この昇降台128に装着されたクランプ用シリ
ンダ129と、このクランプ用シリンダ129の駆動で
開閉する左右一対のクランプ爪130,130とから構
成されている。
【0034】つまり、このナット移載機構114は、図
10の実線で示す左側位置で、ナット移載クランプ12
5の昇降用シリンダ126が動作して昇降台128を少
し下降し、そこでクランプ用シリンダ129により左右
クランプ爪130,130が閉じてナット供給パーツフ
ィーダ113のシュータ113a上の先端部位の一個の
ナット131を上下逆さまのまま摘む。この状態で昇降
用シリンダ126により昇降台128と共にクランプ爪
130,130が少し上昇してナット131を持ち上
げ、そのまま左右動用シリンダ124により往復移動台
122が右方向に移動し、ナット移載クランプ125を
ナット搬送コンベア115の真上に位置させ、クランプ
用シリンダ129により左右クランプ爪130,130
が開いて、摘んで来たナット131を該コンベア115
上に載せ放す。そして再度左方に移動しナット供給パー
ツフィーダ113のシュータ113a上にナット131
を取りに行くと言った具合に、繰り返しナット移載動作
を行うようになっている。
【0035】前記ナット搬送コンベア115はベルトコ
ンベアで、図10乃至図15に示す如く無端ベルト13
2を先端側の駆動モータ133により定速度で回転駆動
して、そのベルト132の搬送面上に前記ナット移載機
構114により一個ずつ間隔を存して載せられたナット
131を上下逆さまのまま基端側から先端側に搬送する
構成であり、そのベルト132の搬送面上の左右部には
搬送中のナット131が左右にずれたり倒れたりしない
ように長手方向に亘りガイドプレート134,135が
設けられている。
【0036】前記ナットストッパ機構116は、図12
及び図14に示す如く、前記先端側の架台111上のナ
ット搬送コンベア115の左側に該コンベア115の長
手方向に等間隔を存して4組設けられているもので、そ
れぞれ架台111上に立設されたスタンド140と、こ
れらスタンド140上にそれぞれブラケット141を介
し水平に取り付けられたナットストッパ用シリンダ14
2と、これら各シリンダ142に駆動されて前記ナット
搬送コンベア115の搬送面上にその左側から直交して
横切る状態に進出したり後退したりするナットストッパ
143とから構成されている。そして4組のナットスト
ッパ機構116がコンベア先端側のものから順にナット
ストッパ143を進出させて、ナット搬送コンベア11
5により間隔を存して次々と搬送されて来るナット13
1を一個ずつ受け止め、この受け止めている間にその各
ナット131を後述するナット取出し反転機構117が
取り出して行くと、各ナットストッパ機構116がナッ
トストッパ143を一度後退させてから、再度各ナット
ストッパ143をコンベア先端側のものから順に進出さ
せてナット131の受け止めを行うようになっている。
【0037】前記ナット取出し反転機構117は、図1
2乃至図17に示す如く、前記先端側の架台111上の
ナット搬送コンベア115の右側に前記各ナットストッ
パ機構116とそれぞれ対向して4組設けられているも
ので、それぞれ架台111上に立設されたスタンド15
0と、これらスタンド150上部にそれぞれブラケット
を介し取付けられたロータリーアクチェータ151と、
これら各回転軸151aの軸受152と、各回転軸15
1aの先端に基端部を固定してそれぞれ取付けられた反
転アーム153と、この各反転アーム153にそれぞれ
組付られたクランプ用シリンダ154と、前記反転アー
ム153の先端側に突出されてクランプ用シリンダ15
4により開閉せしめられる一対のクランプ爪155,1
55とで構成されている。
【0038】なお、前記4組のナット取出し反転機構1
17のうち、中央2組のナット取出し反転機構117は
それぞれ反転アーム153が短い寸法で、その分だけナ
ット搬送コンベア115側近傍に設置されている。また
この中央2組のナット取出し反転機構117はそれぞれ
前後に隣接するナット取出し反転機構117の反転アー
ム153の反転動作に邪魔にならないように、ロータリ
ーアクチェータ151が低い位置に取付けられ、その回
転力が歯車156,157で反転アーム153に伝えら
れるようになっている。また前記4組の各ナット取出し
反転機構117のそれぞれの反転アーム153の反転位
置下側には、該反転アーム153を水平状態に受け止め
るショックアブソーバ158,159がそれぞれ立設さ
れている。
【0039】これら4組のナット取出し反転機構117
は、前記ナット搬送コンベア115のベルト132上に
前記4組のナットストッパ機構116によりナット13
1が受け止められると、各ロータリーアクチェータ15
1の駆動で回転軸151aを介しそれぞれの反転アーム
153が該コンベア115上側に回動し、そこで各クラ
ンプ用シリンダ154によりクランプ爪155,155
が閉じて、前記各ナット131を一個ずつ上下逆さまの
まま掴み取り、そのまま各ロータリーアクチェータ15
1が逆転駆動して各反転アーム153が反コンベア11
5側に回動してナット131を正しい向きに反転すると
共に、次に述べるナット位置決め受け渡し台118にセ
ットし、そこで各ナット131が図1及び図2で述べた
締付ロボット22の締付装置26の左右一対ずつ合計4
個のナットランナー98,99のナット吸着用磁石内蔵
形のナット締付ソケット98a,99aに一個ずつ取り
込まれたら、各クランプ用シリンダ154によりクラン
プ爪155,155が開いて再度各反転アーム153が
ナット搬送コンベア115側に回動してナット131を
取りに来るようになっている。
【0040】前記ナット位置決め受け渡し台118は、
図12乃至図14に示す如く、これも4組あり、それぞ
れ前記先端側の架台111上にそれぞれ立設したスタン
ド160と、この各スタンド160上にブラケット16
1を介し垂直に立設した尖鋭なナット受けロッド162
とから構成されている。なおこの各ナット位置決め受け
渡し台118は、前記4組のナット取出し反転機構11
7の各反転アーム153が反コンベア115側に回動し
た際、その各々のクランプ爪155,155先端部の真
下に各ナット受けロッド162が位置するように配設さ
れ、この各ナット受けロッド162に該クランプ爪15
5,155により掴まれて反転して来たナット131が
それぞれ嵌め込みセットされるようになっている。なお
前述した如く4組のナット取出し反転機構117のうち
中央2組のものの反転アーム153が短い寸法で且つナ
ット搬送コンベア115側近傍に寄せてあるので、これ
に対応して中央2組のナット受けロッド162も前後の
ものよりナット搬送コンベア115側寄りにずらして配
設され、これで4組の各ナット受けロッド162が図1
及び図2で述べたナット締付ロボット22の締付装置2
6の左右一対ずつ合計4個のナットランナー98,99
のナット締付ソケット98a,99aのハの字状配置と
一致して、その左右2個ずつのナット締付ソケット98
a,99aが該各ナット受けロッド162からナット1
31を一個ずつ取り込んで持って行けるようになってい
る。
【0041】なお、前記締付不良ナット除去マグネット
台119は、図8に示す如く、先端側の架台111の左
側に立設したスタンド上にナット吸着マグネット171
を配設した構成で、前記ナット締付ロボット22の各ナ
ットランナー98,99のナット締付ソケット98a,
99a内に締付不良で残って来たナットを強制的に吸着
除去するようになっている。なお、前記装置や各種機構
には近接センサーや光電管スイッチ等の各種検知器が設
けられ、これらの検知信号で自動的に各動作を行うよう
になっている。
【0042】
【発明の効果】本発明のナット締付ロボットは、前述の
如く構成したから、自動車の車室後部等の奥まった左右
2箇所に配する複数本ずつのボルトに対するナット締付
作業を、一台で、且つ非常に能率良く、しかも周囲の部
材に邪魔されることなく行うことができる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す後側のナット締付ロボ
ットの先端ナット締付装置の平面図。
【図2】同上ナット締付装置の側面図。
【図3】同上実施例のナット締付ロボットを設置した自
動車へのストラット組付装置全体の概略的平面図。
【図4】同上側面図。
【図5】同上正面図。
【図6】同上ストラット組付装置に用いた前側のナット
締付ロボットの先端締付装置の平面図。
【図7】同上ナット締付装置の側面図。
【図8】同上実施例に用いたナット供給装置の平面図。
【図9】同上ナット供給装置の側面図。
【図10】同上ナット供給装置のナット移載機構の正面
図。
【図11】同上ナット移載機構の側面図。
【図12】同上ナット供給装置のナットコンベア先端側
のナットストッパ機構とナット取出し反転機構とナット
位置決め受け渡し台を示す平面図。
【図13】図5のE−E線に沿う矢視図。
【図14】図5のF−F線に沿う矢視図。
【図15】図7中のコンベア部の拡大断面図。
【図16】同上ナット供給装置のナット取出し反転機構
の反転アーム単独の平面図。
【図17】同上反転アーム単独の側面図。
【符号の説明】
22…ナット締付ロボット、22a…多関節アーム、2
6…ナット締付装置、98,99…ナットランナー、9
8a,99a…ナット締付ソケット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ティーチング動作する多関節アームの先
    端にナット締付装置を設けたナット締付ロボットにおい
    て、基端部がロボットアーム先端部の取付軸(22c) に取
    付けられかつ先端側が上記取付軸(22c) から離間する方
    向に延びていて左右に揺動駆動されるアーム部材(96)を
    有し、前記ナット締付装置は、第1の箇所と第2の箇所
    との複数本ずつのボルトの総本数に対応した個数のナッ
    トランナーを左右に並列状態に配して備え、これらナッ
    トランナーの各々の先端のナット締付ソケット(98a,98
    a,99a,99a) は前記アーム部材(96)の先端部において前
    記取付軸(22c) に対し水平方向にオフセットした位置に
    前記取付軸(22c) と同方向に延びており、これらナット
    締付ソケット(98a,98a,99a,99a) でそれぞれ一個ずつの
    ナットを受け取って来て、その左右一方に並列する複数
    のナットランナーの各先端のナット締付ソケット(98a,9
    9a) で第1の箇所の複数本のボルトに対しナット締付作
    業を行った後、そのまま移動せしめられて他方に並列す
    る複数のナットランナーの各先端のナット締付ソケット
    (98a,99a) で第2の箇所の複数本のボルトに対しナット
    締付作業を行う構成で、且つそれら左右複数個ずつのナ
    ットランナー先端のナット締付ソケット(98a,98a,99a,9
    9a) の配列方向が、これらナットランナーを真上から見
    て、前記アーム部材(96)の長手方向に沿う軸線に関し、
    前記取付軸(22c) から前記アーム部材(96)の先端側に向
    かって左右に複数個ずつ互いにハの字状に配置されてい
    ることを特徴とするナット締付ロボット。
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