JP2732289B2 - 自動封緘機のプラスチック封筒シール装置 - Google Patents

自動封緘機のプラスチック封筒シール装置

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JP2732289B2 JP1086152A JP8615289A JP2732289B2 JP 2732289 B2 JP2732289 B2 JP 2732289B2 JP 1086152 A JP1086152 A JP 1086152A JP 8615289 A JP8615289 A JP 8615289A JP 2732289 B2 JP2732289 B2 JP 2732289B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、プラスチック封筒に内容物を封入する自
動封緘機において、内容物の封入後、低温熱接着性のり
を施した封筒の開口縁をシールするプラスチック封筒シ
ール装置に関するものである。
従来技術の構成とその問題点 紙の封筒に内容物を封入する自動封緘機では、普通、
内容物の封入後、封筒の開口縁に水溶性のりが施され、
水溶性のりによって封筒の開口縁がシールされるのは周
知のとおりである。一方、最近、紙の封筒の他に、プラ
スチック封筒が種々の業界で使用されてきている。プラ
スチック封筒の場合、水溶性のりでその開口縁をシール
することはできない。したがって、低温熱接着性のりに
よって封筒の開口縁をシールすることが試みられてい
る。封筒の開口縁に低温熱接着性のりを施し、内容物の
封入後、ヒータによって封筒の開口縁を加熱し、のりを
溶融させる。これと同時に、押えローラを封筒の開口縁
に押し付け、押えローラによって封筒の開口縁を圧縮す
ると、低温熱接着性のりによって封筒の開口縁をシール
することができる。
しかしながら、封筒に内容物を封入すると、内容物に
よって封筒が分厚くなり、その後、大きい圧力で押えロ
ーラを押し付け、開口縁を急激に圧縮すると、開口縁に
しわが生じやすい。さらに、押えローラが封筒の開口縁
に押し付けられるとき、内容物によって封筒の開口縁が
傾斜し、封筒全体が押えローラの横方向分力を受け、横
方向にずれ、開口縁を的確にシールすることができない
という問題があった。
発明の目的 したがって、この発明は、プラスチック封筒に内容物
を封入する自動封緘機において、低温熱接着性のりを施
した封筒の開口縁をシールするとき、開口縁にしわが生
じず、開口縁が的確にシールされるようにすることを目
的としてなされたものである。
発明の構成 この発明によれば、内容物の封入後、コンベヤベルト
によってプラスチック封筒が送られ、ヒータがコンベヤ
ベルトの下面側に配置され、ヒータによって封筒の開口
縁が加熱され、のりが溶融する。そして、コンベヤベル
トの上面側において、複数の押えローラが封筒の送り方
向に配列され、封筒の開口縁に押し付けられ、のりによ
って封筒の開口縁がシールされる。さらに、別個の押え
ローラがコンベヤベルトの上面側に配置され、封筒の中
央部または開口縁の反対側に押し付けられ、別個の押え
ローラによって封筒の中央部または開口縁の反対側が保
持される。
実施例の説明 以下、この発明の実施例を説明する。
第1図において、この装置は自動封緘機のプラスチッ
ク封筒シール装置であり、コンベヤベルト(1)および
ヒータ(2)を有し、ヒータ(2)はコンベヤベルト
(1)の下面側に配置されている。コンベヤベルト
(1)はプラスチック封筒(E)を送るためのものであ
る。封筒(E)は低温熱接着性のり(P)が施された開
口縁を有する。この実施例では、第4図に示すように、
封筒(E)の開口縁にフラップ(F)が形成され、フラ
ップ(F)とその対向面に低温熱接着性のり(P)が施
され、プリントされている。そして、自動封緘機の封入
ステーションにおいて、封筒(E)に内容物が封入さ
れ、その後、封筒(E)のフラップ(F)がその対向面
に向かって折り曲げられ、コンベヤベルト(1)によっ
てその封筒(E)が送られる。さらに、第2図に示すよ
うに、コンベヤベルト(1)上の封筒(E)のフラップ
(F)と対応する位置にヒータ(2)が設けられてお
り、ヒータ(2)によって封筒(E)の開口縁が加熱さ
れ、そのフラップ(F)が加熱され、のり(P)が溶融
する。
なお、封筒(E)はポリエチレンからなり、その溶融
温度はおよそ100℃である。これに対し、低温熱接着性
のり(P)の溶融温度はおよそ70℃である。そして、ヒ
ータ(2)の発熱温度はおよそ190℃であり、封筒
(E)の開口縁が加熱される温度はおよそ70℃〜80℃で
ある。したがって、ヒータ(2)によって封筒(E)の
開口縁が加熱されると、のり(P)だけが溶融し、封筒
(E)自体は溶融しない。
さらに、この装置は複数の押えローラ(3)を有す
る。そして、コンベヤベルト(1)の上面側において、
各押えローラ(3)がコンベヤベルト(1)上の封筒
(E)のフラップ(F)と対応する位置に設けられ、封
筒(E)の送り方向に配列されており、この押えローラ
(3)が封筒(E)の開口縁に押し付けられる。この実
施例では、5個の押えローラ(3)が5本のアーム
(4)に支持され、回転可能に案内され、アーム(4)
は支軸(5)に取り付けられ、揺動可能に案内されてい
る。支軸(5)は装置の側板(6)に固定されている。
そして、5本の引っ張りスプリング(7)によって各ア
ーム(4)が弾性付勢され、各押えローラ(3)が封筒
(E)の開口縁に押し付けられる。
さらに、この装置は別個の押えローラ(8)を有し、
押えローラ(8)もコンベヤベルト(1)の上面側に配
置されている。そして、この押えローラ(8)が封筒
(E)の中央部または開口縁の反対側に押し付けられ
る。この実施例では、2個の押えローラ(8)が上流側
の2個の押えローラ(3)と対応する位置に設けられ、
2本のアーム(9)に支持され、回転可能に案内されて
いる。そして、押えローラ(3)と同様、2本の引っ張
りスプリング(10)によって各アーム(9)が弾性付勢
され、各押えローラ(8)が封筒(E)の中央部に押し
付けられる。
したがって、この装置の場合、ヒータ(2)によって
封筒(E)の開口縁が加熱され、のり(P)が溶融し、
これと同時に、各押えローラ(3)が封筒(E)の開口
縁に押し付けられる。したがって、押えローラ(3)に
よって封筒(E)の開口縁が圧縮され、封筒(E)のフ
ラップ(F)がその対向面に押し付けられ、のり(P)
によって封筒(E)のフラップ(F)が接着され、開口
縁がシールされる。しかも、各押えローラ(3)が順次
交互に押し付けられ、大きい圧力で押えローラ(3)を
押し付けなくても、封筒(E)のフラップ(F)を完全
に接着し、開口縁を確実にシールすることができる。し
たがって、開口縁を急激に圧縮する必要がなく、開口縁
にしわは生じない。
さらに、各押えローラ(3)が封筒(E)の開口縁に
押し付けられるとき、これと同時に、押えローラ(8)
が封筒(E)の中央部または開口縁の反対側に押し付け
られ、押えローラ(8)によって封筒(E)の中央部ま
たは開口縁の反対側が保持される。したがって、内容物
によって封筒(E)の開口縁が傾斜し、封筒(E)全体
が押えローラ(3)の横方向分力を受けても、封筒
(E)全体が横方向にずれるおそれはない。したがっ
て、封筒(E)の開口縁を的確にシールすることができ
る。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、プラスチッ
ク封筒Eに内容物が封入され、コンベヤベルト1によっ
てその封筒Eが送られる。封筒Eは低温熱接着性のりP
が施された開口縁を有する。さらに、ヒータ2がコンベ
ヤベルト1の下面側に配置され、ヒータ2によって封筒
Eの開口縁が加熱される。これと同時に、コンベヤベル
ト1の上面側において、押えローラ3が封筒Eの開口縁
に押し付けられる。したがって、ヒータ2によって封筒
EののりPが溶融し、押えローラ3によって封筒Eの開
口縁が圧縮され、のりPによって封筒Eの開口縁がシー
ルされる。
さらに、この発明によれば、封筒Eの開口縁に押し付
ける押えローラ3として複数の押えローラ3が使用さ
れ、各押えローラ3が封筒Eの送り方向に配列される。
したがって、封筒Eの開口縁に押し付けられるとき、各
押えローラ3が順次交互に押し付けられ、大きい圧力で
押えローラ3を押し付けなくても、封筒Eの開口縁を確
実にシールすることができる。大きい圧力で押えローラ
3を押し付け、封筒Eの開口縁を急激に圧縮する必要は
なく、開口縁にしわは生じない。
さらに、押えローラ3が封筒Eの開口縁に押し付けら
れたとき、内容物によって封筒Eの開口縁が傾斜し、封
筒E全体が押えローラ3の横方向分力を受けるが、この
発明によれば、別個の押えローラ8がコンベヤベルト1
の上面側に配置され、封筒Eの中央部または開口縁の反
対側に押し付けられ、別個の押えローラ8によって封筒
Eの中央部または開口縁の反対側が保持される。したが
って、封筒E全体が押えローラ3の横方向分力を受けて
も、封筒E全体が横方向にずれるおそれはなく、封筒E
の開口縁を的確にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す側面図、第2図は第1
図の装置の断面図、第3図は第1図の押えローラの位置
関係を示す平面図、第4図は第1図のプラスチック封筒
の断面図である。 (1)……コンベヤベルト (2)……ヒータ (3),(8)……押えローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック封筒の内容物の封入後、低温
    熱接着性のりを施した前記封筒の開口縁をシールするた
    めの装置であって、前記内容物が封入されたプラスチッ
    ク封筒を送るコンベヤベルトと、前記コンベヤベルトの
    下面側に配置され、前記封筒の開口縁を加熱し、前記の
    りを溶融させるヒータと、前記コンベヤベルトの上面側
    において、前記封筒の送り方向に配列され、前記封筒の
    開口縁に押し付けられ、前記のりによって前記封筒の開
    口縁をシールする複数の押えローラと、前記コンベヤベ
    ルトの上面側に配置され、前記封筒の中央部または開口
    縁の反対側に押し付けられ、前記封筒の中央部または開
    口縁の反対側を保持する別個の押えローラとからなる自
    動封緘機のプラスチック封筒シール装置。
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JP5391919B2 (ja) * 2009-08-11 2014-01-15 マックス株式会社 封緘装置及びその制御方法

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JPS60172629A (ja) * 1984-02-15 1985-09-06 シルバー精工株式会社 封筒封緘機
JPS62199499A (ja) * 1986-02-27 1987-09-03 五貫 昭司 自動封緘機

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