JP2730413B2 - 制動力制御装置 - Google Patents

制動力制御装置

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JP2730413B2
JP2730413B2 JP18099792A JP18099792A JP2730413B2 JP 2730413 B2 JP2730413 B2 JP 2730413B2 JP 18099792 A JP18099792 A JP 18099792A JP 18099792 A JP18099792 A JP 18099792A JP 2730413 B2 JP2730413 B2 JP 2730413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制動力制御装置、特に制
動力の左右配分と前後配分との効果的な組み合わせを実
現する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の制動力制御装置として、ヨーレイ
トフィードバック(F/B)によるブレーキ力(制動
力)左右配分制御装置(アクティブ・ブレーキ)がある
(特開平3−112756号公報)。また、例えば輪荷重変化
で前後の制動力配分を制御できるようにする、機械式
(メカ式)あるいは電気制御によるブレーキ力前後配分
制御がスプリットポイント変更制御等で知られている
(特開昭60−248466号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】制動力制御のヨーレイ
トF/B式左右配分制御は、ヨーレイトをフィードバッ
クし、ヨーレイト偏差に応じて左右の制動力に差をつ
け、これにより車両挙動を制御できるものであるが、前
後配分制御もヨーイングモーメントの制御が可能である
ことから、制動力制御システムとして、これらの組み合
わせ、しかもともにヨーレイトF/B方式によるものと
しての組み合わせが考えられる。しかして、単なる組み
合わせであると、効率的な制御は期待できない。
【0004】図6は後記でも参照するが、これは、車両
横加速度及び前後加速度の領域区分で考えた制動力の左
右配分による場合(イ)と前後配分による場合(ロ)と
の夫々のヨーレイト制御効果を示したものであって(な
お、図中破線は、前後配分による場合の実太線を含む
(ロ)のヨーレイト制御効果特性面の途中の部分におけ
る特性を表す)、左右配分制御は全領域で或る程度の効
果をもち、前後配分は横加速度、前後加速度の大きな領
域で大きな効果があり、夫々の配分制御の効果の特性に
は違いがある。従って、単に左右配分と前後配分とを組
み合わせ制動力の制御をしても、横加速度など制動時の
車両の状態如何では、その得られる効果の大きさに変化
があり、これを考慮した制御を行わないと、効率的で効
果的な制動力制御(車両挙動制御)は望めない。特に、
両制御とも、外乱入力等に対する補償も可能なヨーレイ
トをフィードバックしてのF/B制御をもって実現しよ
うとするときは、無駄なエネルギーの消費といった点の
みならず、システムの設計が適切でないと、その組み合
わせが制御性の低下等を招く要因ともなりかねない。こ
の点でも、いかに効率よく、最適に両者を組み合わせる
かは重要であるが、従来は、このような観点からの制御
はみられない。
【0005】本発明は、制動力制御の左右配分制御と前
後配分制御をいかに組み合わせるのが最適かという立場
から、両制御の効果的な領域において夫々の制御を使い
分け、全体として効率的にかつ適切に制動力制御を行う
ことのできる制動力制御装置を提供しようというもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によって、下記の
制動力制御装置が提供される。即ち、請求項1のよう
に、各輪の制動力を制御可能な車両において、車両の走
行状態についてステアリングホイールの操舵状態を含ん
で検出する走行状態検出手段と、車両に発生するヨーレ
イトを検出するヨーレイト検出手段と、前記走行状態検
出手段の出力に基づき目標ヨーレイトを設定する目標ヨ
ーレイト設定手段と、目標ヨーレイトと発生ヨーレイト
との偏差を演算する偏差演算手段と、車両に発生する横
加速度及び/又は前後加速度を検出する横加速度及び/
又は前後加速度検出手段と、該横加速度及び/又は前後
加速度検出手段の出力に応じて制動力の左右配分と前後
配分の両制御の制御分担率を設定する制御分担率設定手
段と、車輪制動力を制御する手段にして、前記ヨーレイ
ト偏差と制御分担率とに基づいて左右配分制御における
目標の左右配分と前後配分制御における目標の前後配分
とを算出をする目標左右配分算出手段及び目標前後配分
算出手段を含み、かく算出される目標左右配分、目標前
後配分が得られるよう、該当制御での制御対象車輪の制
動力の制御をする車輪制動力制御手段とを備える制動力
制御装置である(図1)。また、請求項2のように、請
求項1において、横加速度の増大に伴い前後配分制御の
制御分担率を増加させる制動力制御装置である。
【0007】
【作用】上記請求項1の制動力制御装置では、その走行
状態検出手段、目標ヨーレイト設定手段、ヨーレイト検
出手段の系によりヨーレイト偏差が演算され、これが左
右配分制御及び前後配分制御可能な車輪制動力制御手段
へ適用されるが、横加速度及び/又は前後加速度検出手
段の出力に応じて制御分担率設定手段がかかる制動力の
左右配分と前後配分の両制御の制御分担率を設定し、車
輪制動力制御手段は、上記ヨーレイト偏差とかく設定さ
れる制御分担率に基づいて左右配分制御における目標の
左右配分と前後配分制御における目標の前後配分とを算
出してその目標左右配分、目標前後配分が得られるよう
に、該当配分制御での制御対象車輪の制動力を制御す
る。よって、ともに、ヨーレイトをフィードバックして
の左右配分制御と前後配分制御とをもって制動力制御が
実行されると共に、その左右配分制御と前後配分制御の
制御分担率は制御時の車両の発生横加速度及び/又は前
後加速度に応じそれに合わせて変更され、両制御はそれ
をより効果的な領域で作動させることを可能にし、配分
制御の夫々の効果的な領域において効果を発揮できるよ
う夫々の制御の効率的な使い分けを可能ならしめる。請
求項2では、横加速度大の時、制御効果の大きい前後配
分制御の制御分担率を増加させるので、高車速でのコー
ナリングのような横加速度の大きい領域でより効果的で
ある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図2は本発明制動力制御装置の一実施例の構
成を示す。適用する車両は、各輪の制動力を独立に制御
可能なものであって、本実施例では、前後輪とも左右の
制動力(制動液圧)を制御できるものとする。図中1
L,1Rは左右前輪、2L,2Rは左右後輪を夫々示
す。各車輪は、夫々、ブレーキディスク3L,3R,4
L,4Rと、液圧(油圧)の供給によりブレーキディス
クを摩擦挟持して各輪毎にブレーキ力(制動力)を与え
るホイールシリンダ5L,5R,6L,6Rとを備え、
これらブレーキユニットの各ホイールシリンダに圧力サ
ーボユニット(圧力制御ユニット)7からの液圧を供給
される時、各車輪は個々に制動される。
【0009】圧力サーボユニット7は、これを含んで後
述のコントローラと共に制動力制御装置を構成するもの
で、入力制御信号により油圧発生源8からの油圧を調節
し、各輪のホイールシリンダ5L,5R,6L,6Rへ
供給する制動液圧(ブレーキ液圧)を制御する。圧力サ
ーボユニット7は、前後輪左右の各液圧供給系(各チャ
ンネル)個々にアクチュエータを含んで構成される。ア
クチュエータとしては、例えば、アンチスキッド制御
(ABS制御)の用にも供することのできる減圧、保
圧、増圧制御可能なものを使用することができる。上記
圧力サーボユニット7では、各供給系の液圧制御用のア
クチュエータをもって、入力液圧指令信号、詳しくは前
輪左液圧指令値 P1A(S) 、同右液圧指令値P2A (S) 、後
輪左液圧指令値 P3A(S) 、同右液圧指令値 P4A(S) の各
信号に応じ個々に制動液圧 P1 〜 P4 の調圧をなすもの
とする。
【0010】圧力サーボユニット7への上記の各信号は
これらをコントローラ(コントロールユニット)9から
供給し、このコントローラ9には、ステアリングホイー
ル(ハンドル)10の操舵角δ(ハンドル角)を検出する
操舵角センサ11からの信号、ブレーキペダル12の踏込力
FP を検出する踏力センサ13からの信号、車両に作用す
る実ヨーレイト(d/dt)φを検出するヨーレイト検出手段
としてのヨーレイトセンサ14からの信号、各車輪毎にそ
の車輪速(回転速度) Vw1, Vw2, Vw3, Vw4を検出す
る車輪速センサ15, 16, 17, 18からの信号、車両に作用
する横加速度 Y g を検出する横加速度検出手段としての
横加速度(横G)センサ19からの信号等を夫々入力す
る。操舵角センサからの信号はそれ自体で車両走行状態
を表すパラメータとして、またはその一部として用いら
れる。またヨーレイトセンサからの信号はヨーレイトフ
ィードバック(F/B)方式による液圧差制御での制御
パラメータとして用いられる。更に、車輪速センサから
の信号は、車速を制御パラメータとして使用する場合の
車体速推定のための情報として用いることができると共
に、コントローラ9によりアンチスキッド制御が行われ
る場合には、車輪速 Vwj(j=1〜4)はその微係数
(d/dt) Vwjなどを求めて該アンチスキッド制御にも用
いられる。なお、本実施例では、車両の走行状態の検出
は、操舵角、及び車速に基づいて行われ、従って、走行
状態検出手段は、操舵角センサ11及びコントローラ9の
一部(後述の車速推定演算処理部分)が相当する。
【0011】車輪制動力制御手段に相当するコントロー
ラ9はマイクロコンピュータ等を含んで構成され、制動
時、ヨーイングモーメントにより車両挙動の制御を行う
ときは、即ち車両挙動を目標の特性になるようヨーレイ
トF/B方式により制動力を制御する場合には、基本的
には、その演算処理回路において後述の制御プログラム
に従い、目標ヨーレイト、ヨーレイト差分値などを演算
し、それら各演算値を用い各輪毎の制動力(ブレーキ
力)制御値としての目標のホイールシリンダ液圧値(指
令値)を演算して、それに相当する信号を圧力サーボユ
ニット7へ出力する。これにより、圧力サーボユニット
7をして、各輪毎の実際のホイールシリンダ液圧が上記
の目標液圧に一致するように油圧発生源8からの油圧を
調節せしめ、制動液圧として各ホイールシリンダ5L,
5R,5L,6Rに供給させる。なお、本実施例では、
目標ヨーレイト設定手段、及びヨーレイトの偏差を演算
する偏差演算手段の夫々もコントローラ9の一部が相当
する。
【0012】コントローラ9は、更に、この場合におい
て、上記ヨーイングモーメントの制御は、制動力の前後
配分と左右配分との組み合わせによるヨーレイトF/B
制動力制御をもって行い、かつ、車両の状態に応じて夫
々の配分制御を適切な分担割合の組合せで実行させるよ
うにもする。本実施例では、横加速度に応じて、左右配
分制御と前記配分制御の制御分担率を変更し、両制御を
より効率的な領域で作動させるようにする。このため、
夫々の制御の使い分けを行うべく、コントローラ9の演
算処理回路では、制御分担率の演算もし、目標ホイール
シリンダ液圧値の演算にあたっては、該制御分担率に合
わせて制動力の左右配分制御値(目標左右差圧)と前後
配分制御値(目標前後差圧)を算出し、ホイールシリン
ダ液圧の目標値を設定する。従って、本実施例では、か
かる制御分担率を設定する制御分担率設定手段、並びに
目標左右配分算出手段及び目標前後配分算出手段の夫々
も、コントローラ9の一部が相当する。コントローラ9
の記憶回路には、この場合、上記の制御分担のための横
加速度をパラメータとする特性データが格納される。
【0013】図3はコントローラ9により実行される前
記横加速度に応じた制動力の左右配分、前後配分の分担
率変更制御を含む制動液圧差による車両挙動制御のため
の制御プログラムの一例である。この処理は図示せざる
オペレーティングシステムで一定時間毎の定時割り込み
で遂行される。図において、先ずステップS110 では、
操舵角センサ、踏力センサ、車輪速センサ、ヨーレイト
センサ、横加速度センサの出力を基に、操舵角δ、各車
輪1L,1R,2L,2Rの車輪速 Vw1〜 Vw4、ブレー
キ踏力 FP 、ヨーレイト(d/dt) φ、横加速度 Yg
夫々読み込む。続くステップS111 では、車輪速 V
wj(j=1〜4)に基づいて車体の速度を推定する。本
実施例では、非駆動輪の2輪の車輪の車輪速(車輪回転
数)を用い、例えばFR車なら、前2輪の車輪速 Vw1, V
w2より、V=( Vw1+ Vw2)/2より車体速度(車速)
を演算で求め、これを車速値Vとする。
【0014】次のステップS112 では、ブレーキ踏力 F
P よりブレーキ圧の基準値P0を演算する。本実施例で
は、P0=k・ FP により該基準値P0を求める。ここに、
kは車両諸元により定まる比例定数である。また、上記
基準値P0は、ブレーキ踏力 FP に対して単に比例とする
のではなく、人間のフィーリングにマッチするよう、 F
P 値の或る関数としてもよい。即ち、P0=f(FP ) とし
て求めてもよい。なお、本実施例では、ブレーキは完全
なブレーキ・バイ・ワイヤとなっているが、勿論、フェ
ールセーフなどを考慮に入れ、フェール時には、ブレー
キペダル3とブレーキキャリパが直結されるようなハー
ド構成にしてもよい。
【0015】次に、制動時のヨーレイトフィードバック
式の制動力制御のため、ここでは、ステップS113 で上
記車速Vと操舵角δより、目標ヨーレイト(d/dt) φ
refを演算する。目標ヨーレイトの算出については、本
実施例では、次式に従って求めることとする。
【数1】(d/dt)φref =δ×V(1+KV2) ---(1) ここに、Aは車両のホイールベースとステアリングギヤ
比によって決まる定数であり、又Kは車両のステア特性
を表す定数である。次のステップS114 では、上記ステ
ップS113 で求めた目標ヨーレイト(d/dt)φref と実際
のヨーレイト(d/dt)φ(実ヨーレイト)との差であるヨ
ーレイト差分値Δ(d/dt)φを次式、
【数2】 Δ(d/dt)φ=(d/dt)φref −(d/dt)φ ---(2) により算出する。
【0016】次に、ステップS115 において、横加速度
Yg に応じて、制動力についての左右配分制御と前後配
分制御との両制御の制御分担率αを設定する。ここに、
値αは、本例では、0≦α≦1の範囲内のものとして設
定されるもので、後記式3(ステップS116 での目標左
右差圧演算式)等にみられる如く、本プログラム例で
は、具体的には、左右配分制御への分配比率として機能
し(よって、この場合は、他方の前後配分制御への分配
比率は、1−αとなる)、本実施例では、両制御の制御
効果を有効に活用するように、例えば、かかる制御分担
率α値を図4のような特性のものとする。
【0017】制御分担率αの横加速度 Yg による変化特
性の一例を示す同図において、制御分担率は、横加速度
Yg の小さな領域では、左右配分制御がメインとなるよ
うに(従って、前後配分制御の割合は少なくなるよう
に)、αが大きな値をとり、横加速度 Yg が大きくなる
につれ前後配分制御を中心にするよう(従って、左右配
分制御側への分配が少なくなるように)、αが小なる値
をとるように、横加速度Yg に応じて図示の如くの特性
のものとして設定されている。
【0018】次いで、ステップS116 で、左右輪に発生
させる目標差圧を演算する。本実施例では、ステップS
114 で求めたヨーレイト差分値Δ(d/dt)φと、前記特性
に基づき当該時点での横加速度 Yg に応じて検索して得
た分担率α値より、制御対象車輪の左右のホイールシリ
ンダに発生させるべき目標左右差圧ΔPRLを次式に従っ
て演算する。
【数3】ΔPRL=H×Δ(d/dt)φ×α ---(3) ここに、Hは車両諸元により定まる定数(ヨーレイト制
御でのF/Bゲイン)である。なお、上記3式による場
合は、ヨーレイト差分値Δ(d/dt)φに対するフィードバ
ック制御方法としては、いわゆる比例制御方式を用いる
こととなるが、これに限らず、微分動作、積分動作のい
ずれか一方又は両方を加えた制御方法としてもよい。こ
のようにすると、左右配分制御をメインとする領域にお
いてそれを実行するとき、更に、目標ヨーレイトに対す
る車両の実ヨーレイト応答性や安定性を向上できる。
【0019】更にステップS117 において、ステップS
116 と同様にして、ここでは目標前後差圧Δ PFRの演算
をする。前後配分制御では、ヨーモーメントの絶対値の
大小、及び安定方向または不安定方向の方向性を制御で
きるものであるため、ヨーレイト差分値Δ(d/dt)φをそ
のままは用いずに、次式により求まる値Δ(d/dt)φFR
即ち、
【数4】 Δ(d/dt)φFR=|(d/dt)φref −(d/dt)φ| ---(4) を用いて制御量を決定し、その方向は例えば発生ヨーレ
イトとヨーレイト偏差とを乗じた値の符号により決定す
る。即ち、
【数5】 kFR={(d/dt)φ×((d/dt) φref −(d/dt)φ) }/ {|(d/dt)φ| ×|(d/dt)φref −(d/dt)φ|} ---(5) なる符号判定の係数kFRを用いて決定する。従って、具
体的には、ΔPFR値演算は、そのΔ(d/dt)φFR値と前記
のα値とk FR値とを用いて、
【数6】 ΔPFR=G×Δ(d/dt)φFR×(1−α)×kFR ---(6) によって行う。ここに、Gは車両諸元により定まる定数
(ヨーレイト制御でのF/Bゲイン)である。
【0020】また、制御方向は、車両の横すべり角の変
化方向や、目標ヨーレイトとヨーレイト偏差とを乗じた
値の符号などにより決定するものとしてもよい。なお、
制動力の前後配分制御に関し、本プログラム例の上記ス
テップS117 による処理とするときは、前後配分を変更
するために前後の差圧ΔPFRをつける方法を採ることと
なるが、これ以外に、後輪ブレーキ液圧のスプリット・
ポイントを変更するなどすることにより、分担率αに応
じた前後配分の変更をしてもよい。例えば、目標スプリ
ット・ポイント Ps を次式、
【数7】 Ps = Ps0−k1×(d/dt)φFR×(1−α)×kFR ---(7) (但し、 Ps0は基準スプリット・ポイント、k1は定数)
に従って決定するようにしてもよい。
【0021】しかして、本プログラム例では、上述の如
くに目標左右差圧ΔPRL、目標前後差圧ΔPFRの演算を
したなら、次にステップS118 において、各輪の目標ホ
イールシリンダ液圧Pj (S) を演算する。該ホイールシ
リンダ液圧目標値Pj (S) は、本実施例では、上記ΔP
RL値とΔPFR値、及び前記ステップS112 での算出基準
圧P0値により、次式に従って算出する。
【数8】 P1(S) =P0+(1/2) ・ΔPFR−(1/2) ・ΔPRL ---(8)
【数9】 P2(S) =P0+(1/2) ・ΔPFR+(1/2) ・ΔPRL ---(9)
【数10】 P3(S) =P0−(1/2) ・ΔPFR ---(10)
【数11】 P4(S) =P0−(1/2) ・ΔPFR ---(11)
【0022】このようにして、ステップS118 では、制
動力制御に関し、各輪の目標ホイールシリンダ液圧Pj
(S) につき、左右配分と前後配分とが組合わされ、か
つ、夫々の側の各制御量ΔPRL,ΔPFRは前記3式、6
式の如くにその時の横加速度 Y g に応ずる制御分担率α
で設定されるものである結果、横加速度に応じた分配比
率で該当する車輪のホイールシリンダ液圧の目標値が設
定されることになる。なお、ここでは、簡単のため、前
輪側だけで左右差を発生させることとしたが(また、こ
の場合においてその液圧指令値は、8,9式の各右辺第
3項に示されるように、左右のうちの一方の減圧、他方
の増圧で制動力差を発生させることを意味する)、後輪
だけでも、あるいは前後輪ともに左右差を発生させるよ
うにしてもよく、また、その場合も含んで、左右配分制
御は、片側減圧制御で行うようにしてもよい。また、前
後配分についても、8〜11式の各右辺第2項に示される
ように、基本的には、前後のうちのいずれか一方の増圧
(P0に対する増圧)、他方の減圧(P0に対する減圧)に
より前後差圧を生じさせることを意味するが、これも、
前輪のみの、あるいは後輪のみの、増減圧のみをもって
発生させる態様のものとしてもよい。
【0023】上記ステップS118 で目標ホイールシリン
ダ液圧Pj (S) 値を求めた後、次に、ステップS119 ,
S120 で、値Pj (S) が負値となる場合も起こり得るの
で、その場合に目標ホイールシリンダ液圧Pj (S) を値
0とし、負値になるのを防ぐようにするための処理を実
行する。しかして、上述した如くに、各車輪の目標ホイ
ールシリンダ液圧を定めた後、ステップS130 におい
て、本ステップ実行毎、実際に各輪のホイールシリンダ
液圧(ブレーキ液圧)を夫々目標液圧となるようにブレ
ーキ液圧制御を実行し、本プログラムを終了する。該処
理内容は、目標ホイールシリンダ液圧Pj (S) に相当す
る制御信号(PjA(S))を個々に決定して圧力サーボユニ
ット7に出力する処理から成り、これら信号の該ユニッ
トへの供給により、各輪のホイールシリンダ液圧P1
4 を目標液圧Pj (S) に制御するよう実際のホイール
シリンダ液圧Pj (油圧)が調節されて各車輪毎のホイ
ールシリンダ5L,6L,6Rに与えられることにな
る。
【0024】以上のような制御の実行により、本実施例
では、横加速度 Yg に応じた使い分けで効率的に制御を
行うことができる。前記に示した3式、6式、8〜11
式、及び図4の特性にみるように、制御分担率αに応
じ、該α値が大きい場合の横加速度 Yg が小なる領域
(従って、(1−α)値が小で、前後差圧ΔPFRによる
ヨーレイトF/B制御寄与分が小のとき)では、左右制
動力配分がメインとなり(α=1では左右配分制御だけ
となり)、横加速度 Yg が大きい場合に(即ち、α値が
小さく、従って(1−α)値が値1に近づくほど)、左
右差圧ΔPRLによる寄与分は低下し、制御は前後配分制
御の方が高められる(最終的には、即ちα=0では前後
配分制御だけとなる)。
【0025】従って、低横G領域では、ヨーレイトF/
B式左右配分制御によって、ヨーレイトと目標ヨーレイ
トの偏差に応じて左右輪に制動力の差を発生させて、そ
の差により直接ヨーイングモーメントにより車両挙動を
制御することができ、高横Gでは制動力の前後配分を、
同様にヨーレイトF/B方式で制御し、前後の制動力の
増減によるタイヤのコーナリングフォースの変化を用い
て、間接的にヨーイングモーメントを制御することがで
き、しかも、このような制動力制御の左右配分制御と前
後配分制御の制御分担率αを車両に発生する横加速度 Y
g に応じて適切に変更することができ、両制御を車両の
状態に対応させより効果的な領域で作動させることがで
きる。
【0026】図6をみるに、制動時、横加速度に着目す
ると、制動力の左右配分によるヨーレイト制御効果
(イ)は、横加速度の大小にかかわらず、ほぼ一定の効
果を発揮させることができる(逆にいえば、横加速度が
大きくなっても、それが小さいときとは、極端には効果
は大きくならずに、ほぼ同じような効果である、ともい
える)一方、前後配分は、横加速度の大小によって顕著
な差があり、横加速度が小さければ効果は少ない代わり
に、横加速度が大きくなると、非常に大きな制御効果が
現われてくる傾向にあり、例えば、大なる車速でコーナ
を回わっているようなときの制動時には、効果はおおき
なものとなる(ロ)。よって、本実施例のように横加速
度 Yg の大小に応じて制御分担率αを変更するよう制御
することにより、左右配分制御はそれがより高い効果を
示す横加速度Yg の小さい領域側の方で主として使用で
きるようにしてその効果を十分に発揮し得るようにし、
他方、上記の如き高車速でのコーナリングのような横加
速度Yg の大きい領域側でヨーレイト制御効果のある前
後配分は、当該領域の方でその分担率αを上げてその効
果を十分に利用し、発揮させられるようにすることがで
き、こうした制御分担の変更によって両制御を組み合わ
せた場合の効果的な使用が行えることになる。
【0027】更に、前後配分と左右差との分担をいかに
行わせるのが最適かという立場から、上記の如くにその
最適化を図ることのできるようにした本制御は、それら
両制御の効果的な領域において、夫々の制御を適切に使
い分けられる結果、制御エネルギー(制御効率)の点で
も効率は高く、かつヨーレイトF/B制御の場合にあっ
てもそのヨーレイトの収束性の悪化など制御効果の悪化
を避けつつ制動力制御の実効性を上げることができるも
のでもある。
【0028】制動力の前後配分と左右配分を組み合わ
せ、ヨーレイト制御する場合において、ヨーレイトの偏
差に対し、夫々両制御がどれだけの分担で制御をするか
を決めず、偏差に応じて両制御ともがヨーレイトF/B
制御を行っても、制御エネルギーから考えると効率的で
はない。即ち、横加速度の小さな領域で前後配分制御を
行っても効果が小さいのに、制御を行いアクチュエータ
を駆動したりして実効性も少なく制御エネルギーからも
不効率である。また、同一のヨーレイト偏差に対し両制
御が作動した場合、そのヨーレイト偏差に対し全体的に
考えてフィードバックゲインが大きすぎる状態と同じと
なり、ヨーレトイがオーバーシュートしたりしてヨーレ
イトの収束性が悪化し、制御が発散するおそれもある。
更にまた、上記に対し、もし、両制御の分担率を決める
ようにするものの、その分担率を固定すると、例えば両
制御ともヨーレイト偏差に対し半分づつ分担するものと
した場合であると、制御効果の横加速度の大きさによる
変化は考慮されない結果、例えば横加速度の小さな場
合、前後配分の効果が小さいため、全体的に考えると、
偏差に対しフィードバックゲインが小さい状態と同じに
なり、制御効果が悪化する場合がある。
【0029】本実施例によれば、そのような制御性の低
下を招くことなく、両制御を組み合わせ、かつともにヨ
ーレイトF/B制御をもって行わせることもでき、横加
速度に応じ適切な分担で使い分けられて効率もよい。
【0030】上記実施例では、横加速度センサで検出し
た横加速度 Yg によって両制御の分担率を設定したが、
これに限定されるものではない。例えば、制御分担率α
を設定するパラメータとして前後加速度を対象とするこ
とができ、更に前後加速度 Xg も検出して、例えば図5
のような特性に従って前後及び横加速度から分担率αを
設定するようにしてもよい。
【0031】同図の特性は、三次元のグラフによるα値
曲面で表してあり、その面は図の手前側ほど低目のもの
となっている。具体的には、同一 Yg 値でも前後加速度
Xgが大きい(大なる Xg が生ずるほどにブレーキが踏
まれている)ほど、図中に代表的にα(小),(中),
(大)と付記した如く、値αは小なる値をとる(従っ
て、逆に(1−α)値は大なる値をとる)ように設定さ
れている(なお、 Xg =一定の状態でみた場合の特性の
傾向は、このα曲面特性でも、図4の傾向と同じであ
る)。従って、図5の特性を適用するときは、横加速度
Yg 大、前後加速度Xg 大の領域になるほど、α値が小
で左右配分制御の割合が低く、他方、値(1−α)が大
で前後配分制御へ比重が移行していく(分配度合が高め
られる)こととなり、よって、 Xg , Yg の大きな領域
で大きな効果がある前後配分(図6参照)を効果的に使
うことができ、横加速度 Yg に加え前後加速度 Xg をパ
ラメータとして加味すれば、このような態様でも実施で
きる。この場合も同様に、制御の効率はよく、制御エネ
ルギーの面からみても適切にヨーレイトF/B制御力制
御を行わせることができる。なお、上記の態様で行う場
合は、パラメータを Yg , Xg とするマップ検索で行う
か、あるいは例えば基本α− Yg テーブルで検索したα
値に対し、前後加速度 Xg に応じた修正係数をかけるな
どしてもよい。
【0032】また、設定された分担率に応じて、例え
ば、左右配分を中心として制御している場合に、左右差
圧(左右液圧差)ΔPRLが或る設定値(上限値)になっ
た場合には、制御分担率αだけによらず、前後配分制御
を行うとする方式としてもよい。即ち、左右配分だけで
実行する領域、あるいはそれをメインとする領域ではあ
るが、例えばその片側減圧において必要な目標左右差圧
が十分には発生できない程度に基準値P0が小さいような
とき(ブレーキが余り踏まれていないようなとき)に
は、左右配分制御ではそれが限界でそれ以上の効果はあ
げられないことから、そういった場合もなお、設定制御
分担率αで一律に制動力配分を維持すると、制御効果の
向上には限界が生ずる。そのような時には、その設定分
担率には関係なく、もう一方の組み合わせ制御である前
後配分をもって、そのときの左右配分制御を補助(アシ
スト)するようにしてもよい。上記の点は、パラメータ
として横加速度及び/又は前後加速度を用いる場合にも
適用できる。
【0033】更に、前記3,6式を適用する場合におい
て両制御のフィードバックゲインH,Gは定数としてい
るが、領域に応じて効果が変化することを考慮し、H,
Gも例えば横加速度の関数としてもよい。また、例えば
横加速度は他の情報からの推定値をもって検索パラメー
タに適用してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、左右配分制御と前後配
分制御を車両挙動制御に適切な組み合わせで適用し、制
御時の車両に発生する横加速度及び/又は前後加速度に
応じ変更される制御分担率をもって両制御をより効果的
な領域で作動させることができ、高い制御効率でかつ制
御性を確保してヨーレイトフィードバック制動力制御に
よる車両挙動の制御の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明制動力制御装置の概念図である。
【図2】本発明の一実施例を示すシステム図である。
【図3】同例におけるコントローラの制御プログラムの
一例を示すフローチャートである。
【図4】同プログラムで適用できる横加速度−制御分担
率の特性の一例を示す図である。
【図5】前後加速度も含めた場合の制御分担率特性の一
例を示す図である。
【図6】本配分制御の原理説明図で、ヨーレイト制御効
果の説明に供する図である。
【符号の説明】
1L, 1R 左右前輪 2L, 2R 左右後輪 3L, 3R, 4L, 4R ブレーキディスク 5L, 5R, 6L, 6R ホイールシリンダ 7 圧力サーボユニット 8 油圧発生源 9 コントローラ 10 ステアリングホイール 11 操舵角センサ 12 ブレーキペダル 13 踏力センサ 14 ヨーレイトセンサ 15〜18 車輪速センサ 19 横加速度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸古 直樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−270382(JP,A) 特開 昭62−258843(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各輪の制動力を制御可能な車両におい
    て、 車両の走行状態についてステアリングホイールの操舵状
    態を含んで検出する走行状態検出手段と、 車両に発生するヨーレイトを検出するヨーレイト検出手
    段と、 前記走行状態検出手段の出力に基づき目標ヨーレイトを
    設定する目標ヨーレイト設定手段と、 目標ヨーレイトと発生ヨーレイトとの偏差を演算する偏
    差演算手段と、 車両に発生する横加速度及び/又は前後加速度を検出す
    る横加速度及び/又は前後加速度検出手段と、 該横加速度及び/又は前後加速度検出手段の出力に応じ
    て制動力の左右配分と前後配分の両制御の制御分担率を
    設定する制御分担率設定手段と、 車輪制動力を制御する手段にして、前記ヨーレイト偏差
    と制御分担率とに基づいて左右配分制御における目標の
    左右配分と前後配分制御における目標の前後配分とを算
    出をする目標左右配分算出手段及び目標前後配分算出手
    段を含み、かく算出される目標左右配分、目標前後配分
    が得られるよう、該当制御での制御対象車輪の制動力の
    制御をする車輪制動力制御手段とを備えることを特徴と
    する制動力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、横加速度の増大に伴
    い前後配分制御の制御分担率を増加させることを特徴と
    する制動力制御装置。
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