JP2727844B2 - スイープ範囲制御方式 - Google Patents

スイープ範囲制御方式

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JP2727844B2 JP4021939A JP2193992A JP2727844B2 JP 2727844 B2 JP2727844 B2 JP 2727844B2 JP 4021939 A JP4021939 A JP 4021939A JP 2193992 A JP2193992 A JP 2193992A JP 2727844 B2 JP2727844 B2 JP 2727844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続信号を受信する無
線通信装置の受信機において、受信中間周波に同期をと
るための周波数スイープ範囲を制御するのに用いられる
スイープ範囲制御方式に関し、特に受信同期がとれてい
る状態からとれない状態に変化したとき、再度受信同期
がとれるまでスイープ範囲を制御するスイープ範囲制御
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来のスイープ範囲制御系の構
成図を示す。この図で、このスイープ範囲制御系は、周
波数可変発振器11と、端子INから入力される受信中
間周波信号(受信IF信号)を周波数可変発振器11か
らの発振出力により復調する復調器12と、この復調器
12の出力から受信信号中の同期信号を検出する同期信
号検出器13と、この同期信号検出器13からの検出出
力を受けて周波数可変発振器11の発振周波数を制御す
る周波数制御器15とを備えている。このように構成さ
れる従来のスイープ範囲制御系では、送信側の最大周波
数偏差や中継装置の最大周波数偏差などシステム設計時
に決められる全装置の最大周波数偏差を足し合わせたも
のを受信系のスイープ範囲として持ち、周波数制御器5
により常にこのスイープ範囲を全てスイープしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスイー
プ範囲制御系では、常に全範囲のスイープを行なってい
たため、送信側で現用系から予備系に切り換えたときな
どの瞬断時も、受信側ではスイープが一周して周波数可
変発振器11の発振周波数が元の周波数になるまで同期
信号の検出を行なえず、再同期まで時間が掛かるという
問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、同期信号
検出状態から非検出状態になったときに、再度同期信号
が検出されまでの時間を短縮できるスイープ範囲制御方
式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、同期信号を含む連続信号を伝送する無線通
信において受信機で受信中間周波信号に同期をとるため
の周波数スイープを行なう際にスイープ範囲を制御する
制御方式であって、入力される周波数制御信号が決める
発振周波数を出力する周波数可変発振器と、この周波数
可変発振器からの出力により受信中間周波信号を復調す
る復調器と、この復調器の復調出力から受信信号中の同
期信号を検出して、同期信号の検出状態にあるか非検出
状態にあるかを示す検出信号を出力する同期信号検出器
と、この同期信号検出器の検出出力を受けて、同期信号
の検出状態から非検出状態に移行した時点をトリガとし
て、この非検出状態の時間長さがある時間までは同期検
出状態時の周波数近傍のみをスイープ範囲とし、ある時
間経過後は全範囲をスイープ範囲とするようスイープ範
囲を変化させる制御情報を出力するスイープ範囲制御器
と、このスイープ範囲制御器からの制御情報が決めるス
イープ範囲に対応した周波数制御信号を上記周波数可変
発振器に出力し、この周波数可変発振器の発振周波数を
制御する周波数制御器とを有する構成としてある。
【0006】
【作用】同期信号検出器が復調器出力中から同期信号を
検出している同期状態のとき、周波数制御器は自動周波
数制御(AFC)を行なっている。同期信号検出器が同
期信号を検出できない非同期状態となるのは、目的とす
る受信中間周波信号の周波数が変化した可能性があり、
周波数可変発振器の発振周波数を変化させてスイープ動
作を行なう必要がある。ところが同期状態から非同期状
態になる原因には、目的とする受信中間周波信号の周波
数が変化すること以外に、送信側で現用系から予備系に
切り換えたことによる連続信号の瞬断や、一時的に雨が
強くなり降雨減衰が大きくなって受信中間周波信号がノ
イズに埋もれた場合などがある。後者の場合、たとえ非
同期状態となっても受信信号の周波数が大きく変わるこ
とはなく、同期状態での受信周波数の近傍のみをスイー
プすれば十分である。本発明によるスイープ範囲制御方
式では、同期状態から非同期状態となってからある時間
経過まではそれまでの受信信号の周波数の近傍のみをス
イープし、ある時間経過後は全スイープ範囲をスイープ
するように制御しているので、瞬断などで短時間だけ非
同期状態となった場合に、より短い時間で再び同期信号
を検出できるようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明によるスイープ範囲制御方式の
具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1の
ブロック図に、このスイープ範囲制御方式による制御系
の構成を示す。この図で、復調器2では周波数可変発振
器1の出力を受けて受信連続信号である受信中間周波信
号(受信IF信号)の復調が行なわれる。この復調器2
の出力が供給される同期信号検出器3では、受信信号中
から同期信号の検出が行なわれ、検出出力がスイープ範
囲制御器4に供給される。スープ範囲制御器4では、こ
の検出出力をトリガとしてスイープ範囲を決める情報が
作られ、この情報が周波数制御器5に供給される。周波
数制御器5では、入力されるスイープ範囲情報に基づい
て周波数可変発振器1の発振周波数の制御を行なう。
【0008】周波数可変発振器1は、電圧制御発振器
(VCO)などから構成され、必要とされる全スイープ
周波数範囲よりも広い範囲で発振周波数を変えることが
できる。復調器2は、端子INから入力される受信中間
周波信号と周波数可変発振器1の発振出力とを乗算し、
内部のローパスフィルタ(LPF)を通してベースバン
ドの連続信号S1を出力する。この連続信号S1は、図
2に示すようなフレーム構成となっており、1フレーム
は同期信号DoとデータD1とからなる。同期信号検出
器3では、この連続信号S1の中の同期信号Doを検出
し、同期信号Doが検出されているときは同期状態を示
す検出信号S2を出力するとともに、同期信号が検出で
きないときは非同期状態を示す検出信号S2を出力す
る。
【0009】スイープ範囲制御器4では、同期信号検出
器3からの検出信号S2が同期状態から非同期状態に変
化したときに、この変化のタイミングで内部のタイマを
スタートさせ、このタイマ出力に基づいてある時間経過
までは、同期状態における受信周波数の近傍のみをスイ
ープするナローバンドスイープを命じる制御情報S3を
周波数制御器5に出力するとともに、ある時間経過後は
全範囲をスイープするワイドバンドスイープを命じる制
御情報S3を周波数制御器5に出力する。これにより周
波数制御器5では、スイープ範囲制御器4からの制御情
報S3を受けて、この制御情報S3が決めるスイープ範
囲に対応した周波数制御信号を周波数可変発振器1に出
力して、周波数可変発振器1の発振周波数を制御する。
【0010】このように動作するスイープ範囲制御方式
により、むだな周波数範囲をスイープしないようにスイ
ープ範囲を制御できるため、瞬断などにより同期状態か
ら非同期状態に移行したときに、再び同期状態となるま
での時間を短縮することができる。
【0011】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、要旨の範囲内で種々の変更実施が可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
期状態から非同期状態に変化したときを起点として非同
期状態の継続時間に応じて、同期状態での受信周波数の
近傍をスイープするナロースイープとするか、または全
範囲をスイープするワイドスイープとするかを切り換え
ているので、送信側で現用系から予備系へ切り換えたと
きの瞬断などにより、特に短い時間非同期状態となった
場合に、直ちに再同期がとれるという利点がある。これ
により連続信号を伝送する無線通信系において、常に良
好な通信状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイープ範囲制御方式の構成を示
すブロック図である。
【図2】連続受信信号のフレーム構成を示す図である。
【図3】従来のスイープ方式の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 周波数可変発振器 2 復調器 3 同期信号検出器 4 スイープ範囲制御器 5 周波数制御器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号を含む連続信号を伝送する無線
    通信において受信機で受信中間周波信号に同期をとるた
    めの周波数スイープを行なう際にスイープ範囲を制御す
    る制御方式であって、 入力される周波数制御信号が決める発振周波数を出力す
    る周波数可変発振器と、 この周波数可変発振器からの出力により受信中間周波信
    号を復調する復調器と、 この復調器の復調出力から受信信号中の同期信号を検出
    して、同期信号の検出状態にあるか非検出状態にあるか
    を示す検出信号を出力する同期信号検出器と、 この同期信号検出器の検出出力を受けて、同期信号の検
    出状態から非検出状態に移行した時点をトリガとして、
    この非検出状態の時間長さがある時間までは同期検出状
    態時の周波数近傍のみをスイープ範囲とし、ある時間経
    過後は全範囲をスイープ範囲とするようスイープ範囲を
    変化させるための制御情報を出力するスイープ範囲制御
    器と、 このスイープ範囲制御器からの制御情報が決めるスイー
    プ範囲に対応した周波数制御信号を上記周波数可変発振
    器に出力し、この周波数可変発振器の発振周波数を制御
    する周波数制御器とを 有することを特徴とするスイープ
    範囲制御方式。
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