JP2903797B2 - 位相同期受信機 - Google Patents
位相同期受信機Info
- Publication number
- JP2903797B2 JP2903797B2 JP3240322A JP24032291A JP2903797B2 JP 2903797 B2 JP2903797 B2 JP 2903797B2 JP 3240322 A JP3240322 A JP 3240322A JP 24032291 A JP24032291 A JP 24032291A JP 2903797 B2 JP2903797 B2 JP 2903797B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- output
- voltage
- phase
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は位相同期受信機に関し、
特に信号の初期捕捉を容易に行い得る衛星通信システム
用の位相同期受信機に関する。
特に信号の初期捕捉を容易に行い得る衛星通信システム
用の位相同期受信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、衛星通信システム用の受信機は、
衛星からの微弱な電波を受信するため、狭い帯域で高感
度の位相同期回路を用いた構成とされている。この狭帯
域の故に初期捕捉時或いは再同期時における受信信号へ
の位相同期がかかり易くなり、高感度の位相同期回路と
なっている。図２は従来の位相同期受信機のブロック図
である。受信信号は混合器１において電圧制御発振器４
の出力により中間周波数帯に周波数変換され、利得制御
増幅器２に入力される。更に、共通の基準信号発振器６
からの基準信号を受けている位相検波器３及び同期検波
器５にそれぞれ送出される。位相検波器３の出力は信号
切替器１１及び低域ろ波器（ＬＰＦ）１５を経て電圧制
御発振器４に加えられ、位相同期ループを形成する。更
に、位相同期ループを制御する信号切替器１１に掃引発
振器１３の信号を送出して掃引を行うように構成する。
尚、同期検出器１２は同期検波器５の出力から位相同期
ループの同期、非同期を判定し、判定結果に基づいて信
号切替器１１を制御する。
衛星からの微弱な電波を受信するため、狭い帯域で高感
度の位相同期回路を用いた構成とされている。この狭帯
域の故に初期捕捉時或いは再同期時における受信信号へ
の位相同期がかかり易くなり、高感度の位相同期回路と
なっている。図２は従来の位相同期受信機のブロック図
である。受信信号は混合器１において電圧制御発振器４
の出力により中間周波数帯に周波数変換され、利得制御
増幅器２に入力される。更に、共通の基準信号発振器６
からの基準信号を受けている位相検波器３及び同期検波
器５にそれぞれ送出される。位相検波器３の出力は信号
切替器１１及び低域ろ波器（ＬＰＦ）１５を経て電圧制
御発振器４に加えられ、位相同期ループを形成する。更
に、位相同期ループを制御する信号切替器１１に掃引発
振器１３の信号を送出して掃引を行うように構成する。
尚、同期検出器１２は同期検波器５の出力から位相同期
ループの同期、非同期を判定し、判定結果に基づいて信
号切替器１１を制御する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の位相同
期受信機では、受信する周波数帯域中に複数のキャリア
信号が存在するような場合に、この周波数帯域の全帯域
にわたって位相同期ループを掃引すると、目的以外のキ
ャリア信号に位相同期するおそれがある。したがって、
従来では掃引範囲をある設定値のまわりの微小範囲に制
限している。このため、複数のキャリア信号の中の任意
の信号に対して位相同期させることができなくなる。
又、時間の経過とともに受信信号がずれていった場合、
信号が欠落したときに掃引発振器がそのずれに追従でき
ず、再同期できなくなることがある。本発明の目的は、
受信機の狭帯域性及び高感度性を維持したまま周波数掃
引範囲を広くすることを可能にした位相同期受信機を提
供することにある。
期受信機では、受信する周波数帯域中に複数のキャリア
信号が存在するような場合に、この周波数帯域の全帯域
にわたって位相同期ループを掃引すると、目的以外のキ
ャリア信号に位相同期するおそれがある。したがって、
従来では掃引範囲をある設定値のまわりの微小範囲に制
限している。このため、複数のキャリア信号の中の任意
の信号に対して位相同期させることができなくなる。
又、時間の経過とともに受信信号がずれていった場合、
信号が欠落したときに掃引発振器がそのずれに追従でき
ず、再同期できなくなることがある。本発明の目的は、
受信機の狭帯域性及び高感度性を維持したまま周波数掃
引範囲を広くすることを可能にした位相同期受信機を提
供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の位相同期受信機
は、従来の受信機に加えて、受信信号の初期捕捉を行う
ときに電圧制御発振器の出力周波数を掃引する制御電圧
を出力するＤ／Ａ変換器と、同期検波器からの出力信号
をデジタル変換して前記電圧制御発振器の出力周波数の
掃引時における受信レベルを出力するＡ／Ｄ変換器と、
所望の周波数範囲全体を周波数掃引したときに前記Ａ／
Ｄ変換器から出力された受信レベルと、その受信レベル
を得たときの電圧制御発振器への制御電圧を記憶するメ
モリと、メモリに記憶された受信レベルに基づいて受信
する所望の受信レベルの信号を選択し、その信号が得ら
れたところの前記メモリに記憶されている電圧制御発振
器への制御電圧に基づいて所望の信号の近傍のみを周波
数掃引する信号を前記Ｄ／Ａ変換器に出力するマイクロ
プロセッサとを備えている。そして、同期検出器からの
出力に基づいて、信号切替器は電圧制御発振器の入力を
Ｄ／Ａ変換器と位相検波器とで切り替え可能とし、位相
同期が得られるまではＤ／Ａ変換器側に切り替えられ、
位相同期が得られた場合に位相検波器側に切り替えられ
ように構成する。
は、従来の受信機に加えて、受信信号の初期捕捉を行う
ときに電圧制御発振器の出力周波数を掃引する制御電圧
を出力するＤ／Ａ変換器と、同期検波器からの出力信号
をデジタル変換して前記電圧制御発振器の出力周波数の
掃引時における受信レベルを出力するＡ／Ｄ変換器と、
所望の周波数範囲全体を周波数掃引したときに前記Ａ／
Ｄ変換器から出力された受信レベルと、その受信レベル
を得たときの電圧制御発振器への制御電圧を記憶するメ
モリと、メモリに記憶された受信レベルに基づいて受信
する所望の受信レベルの信号を選択し、その信号が得ら
れたところの前記メモリに記憶されている電圧制御発振
器への制御電圧に基づいて所望の信号の近傍のみを周波
数掃引する信号を前記Ｄ／Ａ変換器に出力するマイクロ
プロセッサとを備えている。そして、同期検出器からの
出力に基づいて、信号切替器は電圧制御発振器の入力を
Ｄ／Ａ変換器と位相検波器とで切り替え可能とし、位相
同期が得られるまではＤ／Ａ変換器側に切り替えられ、
位相同期が得られた場合に位相検波器側に切り替えられ
ように構成する。
【０００５】
【作用】本発明によれば、Ａ／Ｄ変換器からの出力によ
り所要の範囲で周波数掃引を行ったときの受信レベルを
検出し、かつこれをその時の電圧制御発振器の制御電圧
と共にメモリに記憶しておき、位相同期を行う際には位
相同期が得られるまではメモリに記憶された複数の受信
レベル及び制御電圧に基づいて、所望の受信レベルを選
択し、かつそのときの制御電圧をメモリから読み出し、
その制御電圧により周波数掃引を行ない、位相同期が得
られた後は位相検出器の出力に基づく制御電圧を電圧制
御発振器に入力させるため、周波数掃引範囲を広くして
も不要信号に対して位相同期することはなく、狭帯域及
び高感度が確保される。
り所要の範囲で周波数掃引を行ったときの受信レベルを
検出し、かつこれをその時の電圧制御発振器の制御電圧
と共にメモリに記憶しておき、位相同期を行う際には位
相同期が得られるまではメモリに記憶された複数の受信
レベル及び制御電圧に基づいて、所望の受信レベルを選
択し、かつそのときの制御電圧をメモリから読み出し、
その制御電圧により周波数掃引を行ない、位相同期が得
られた後は位相検出器の出力に基づく制御電圧を電圧制
御発振器に入力させるため、周波数掃引範囲を広くして
も不要信号に対して位相同期することはなく、狭帯域及
び高感度が確保される。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。受信
信号は混合器１において電圧制御発振器４の出力により
中間周波数に周波数変換され、利得制御増幅器２に入力
される。その出力は共通の基準信号発生器６からの基準
信号を受け入れる位相検波器３及び同期検波器５にそれ
ぞれ送出される。位相検波器３の出力は、通常は信号切
替器１１を経てＬＰＦ１５から電圧制御発振器４に加え
られ、位相同期ループ（ＰＬＬ）を形成する。一方、同
期検波器５の出力は、ＬＰＦ７を通って利得制御増幅器
２に加えられてＡＧＣループを形成する。
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。受信
信号は混合器１において電圧制御発振器４の出力により
中間周波数に周波数変換され、利得制御増幅器２に入力
される。その出力は共通の基準信号発生器６からの基準
信号を受け入れる位相検波器３及び同期検波器５にそれ
ぞれ送出される。位相検波器３の出力は、通常は信号切
替器１１を経てＬＰＦ１５から電圧制御発振器４に加え
られ、位相同期ループ（ＰＬＬ）を形成する。一方、同
期検波器５の出力は、ＬＰＦ７を通って利得制御増幅器
２に加えられてＡＧＣループを形成する。
【０００７】Ｄ／Ａ変換器１０は、受信信号の初期捕捉
を行うときに電圧制御発振器４の出力周波数を掃引する
ための制御電圧を発生する。又、Ａ／Ｄ変換器１４は前
記同期検波器５の出力信号をデジタル信号に変換してマ
イクロプロセッサ９に出力する。マイクロプロセッサ９
はそのレベルを計測し、かつそのレベルを得たときの電
圧制御発振器４への制御電圧をそれぞれメモリ８に記憶
させる。更に、このマイクロプロセッサ９は、メモリ８
に記憶された制御電圧に基づいて前記Ｄ／Ａ変換器１０
に所望の周波数の近傍のみを掃引するような信号を出力
させる。
を行うときに電圧制御発振器４の出力周波数を掃引する
ための制御電圧を発生する。又、Ａ／Ｄ変換器１４は前
記同期検波器５の出力信号をデジタル信号に変換してマ
イクロプロセッサ９に出力する。マイクロプロセッサ９
はそのレベルを計測し、かつそのレベルを得たときの電
圧制御発振器４への制御電圧をそれぞれメモリ８に記憶
させる。更に、このマイクロプロセッサ９は、メモリ８
に記憶された制御電圧に基づいて前記Ｄ／Ａ変換器１０
に所望の周波数の近傍のみを掃引するような信号を出力
させる。
【０００８】この構成によれば、マイクロプロセッサ９
はメモリ８に書き込まれている制御プログラムにより、
図４に示すフローチャートのような周波数捕捉動作を実
行する。尚、ここでは図３に示すように、受信周波数範
囲Ｄに３つのキャリア信号Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３がある場合
で、その中の最大レベルのキャリア信号に位相同期をか
けて捕捉する例を示す。周波数掃引開始時にはＤＳから
ＤＥまでの周波数範囲Ｄの周波数掃引を開始する（ステ
ップ１０１）。そして、その周波数の掃引が終了する迄
（ステップ１０２）では、受信レベルＬを常時モニター
し、そのレベルがある基準値ＬＲ以上になるかどうかを
比較する（ステップ１０３）。そして、受信レベルＬの
最大値を順次ＬＭＡＸとしながら周波数掃引を継続する
（ステップ１０４，１０５，１０９，１１０）。
はメモリ８に書き込まれている制御プログラムにより、
図４に示すフローチャートのような周波数捕捉動作を実
行する。尚、ここでは図３に示すように、受信周波数範
囲Ｄに３つのキャリア信号Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３がある場合
で、その中の最大レベルのキャリア信号に位相同期をか
けて捕捉する例を示す。周波数掃引開始時にはＤＳから
ＤＥまでの周波数範囲Ｄの周波数掃引を開始する（ステ
ップ１０１）。そして、その周波数の掃引が終了する迄
（ステップ１０２）では、受信レベルＬを常時モニター
し、そのレベルがある基準値ＬＲ以上になるかどうかを
比較する（ステップ１０３）。そして、受信レベルＬの
最大値を順次ＬＭＡＸとしながら周波数掃引を継続する
（ステップ１０４，１０５，１０９，１１０）。
【０００９】又、受信レベルＬがＬＲより大きくなり、
次に受信レベルがＬＲより小さくなる範囲（ステップ１
０６，１０７，１０８）では、その間の受信最大レベル
をＬ（Ｉ）＝ＬＭＡＸ（Ｉ＝１）としてメモリ８へ記憶
する。このとき、（Ｉ）＝ＬＭＡＸが得られたときの電
圧制御発振器４への制御電圧をＢ（Ｉ）＝ＢＭＡＸ（Ｉ
＝１）としてメモリ８へ記憶する。この例では、キャリ
アＣ１に対しては、Ｌ（１）＝Ｌ２、Ｂ（１）＝Ｂ１が
記憶される。同様の手順にて他の２つのキャリアＣ２及
びＣ３に対するレベル及び電圧制御発振器４への制御電
圧を記憶する。結果として、この例では、Ｌ（２）＝Ｌ
１、Ｂ（２）＝Ｂ２、Ｌ（３）＝Ｌ３、Ｂ（３）＝Ｂ３
が得られる。この手順の実行中は信号切替器１１の入力
はＤ／Ａ変換器１０側に、出力は直接電圧制御発振器４
に送られるように設定されており、ＰＬＬループは所謂
オープンループが維持されている。
次に受信レベルがＬＲより小さくなる範囲（ステップ１
０６，１０７，１０８）では、その間の受信最大レベル
をＬ（Ｉ）＝ＬＭＡＸ（Ｉ＝１）としてメモリ８へ記憶
する。このとき、（Ｉ）＝ＬＭＡＸが得られたときの電
圧制御発振器４への制御電圧をＢ（Ｉ）＝ＢＭＡＸ（Ｉ
＝１）としてメモリ８へ記憶する。この例では、キャリ
アＣ１に対しては、Ｌ（１）＝Ｌ２、Ｂ（１）＝Ｂ１が
記憶される。同様の手順にて他の２つのキャリアＣ２及
びＣ３に対するレベル及び電圧制御発振器４への制御電
圧を記憶する。結果として、この例では、Ｌ（２）＝Ｌ
１、Ｂ（２）＝Ｂ２、Ｌ（３）＝Ｌ３、Ｂ（３）＝Ｂ３
が得られる。この手順の実行中は信号切替器１１の入力
はＤ／Ａ変換器１０側に、出力は直接電圧制御発振器４
に送られるように設定されており、ＰＬＬループは所謂
オープンループが維持されている。
【００１０】次に、周波数の掃引が終了した後に、得ら
れた受信レベルの中から最大レベルのものを探す（ステ
ップ１１１）。本実施例ではレベルＬ１が最大であるか
ら、Ｉ＝２を得る。次に、Ｂ（２）＝Ｂ２の制御電圧を
ＬＰＦ１５を介して電圧制御発振器４へ印加し、その付
近を僅かに掃引する（ステップ１１２）。このとき信号
切替器１１は同期検出器１２からの信号を受け、位相同
期が得られた場合信号切替器１１はその設定をＤ／Ａ変
換器１０側から位相検波器３の出力側に切り替わるよう
にし、位相同期（ステップ１１３）を得る。
れた受信レベルの中から最大レベルのものを探す（ステ
ップ１１１）。本実施例ではレベルＬ１が最大であるか
ら、Ｉ＝２を得る。次に、Ｂ（２）＝Ｂ２の制御電圧を
ＬＰＦ１５を介して電圧制御発振器４へ印加し、その付
近を僅かに掃引する（ステップ１１２）。このとき信号
切替器１１は同期検出器１２からの信号を受け、位相同
期が得られた場合信号切替器１１はその設定をＤ／Ａ変
換器１０側から位相検波器３の出力側に切り替わるよう
にし、位相同期（ステップ１１３）を得る。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、Ａ／Ｄ変
換器からの出力により所望の周波数範囲全体で周波数掃
引を行ったときの受信レベルを検出し、かつこれをその
時の電圧制御発振器の制御電圧と共にメモリに記憶して
おき、位相同期を行う際には位相同期が得られるまでは
メモリに記憶された複数の受信レベル及び制御電圧に基
づいて、所望の受信レベルを選択し、かつそのときの制
御電圧をメモリから読み出し、その制御電圧により周波
数掃引を行ない、位相同期が得られた後は位相検出器の
出力に基づく制御電圧を電圧制御発振器に入力させてい
るので、周波数掃引範囲に複数のキャリア信号が存在し
てもキャリア信号のレベルに応じて所望のキャリア信号
を選択して周波数捕捉を行なうことができ、受信機の狭
帯域性及び高感度性を維持したまま周波数掃引範囲を広
くできる効果がある。
換器からの出力により所望の周波数範囲全体で周波数掃
引を行ったときの受信レベルを検出し、かつこれをその
時の電圧制御発振器の制御電圧と共にメモリに記憶して
おき、位相同期を行う際には位相同期が得られるまでは
メモリに記憶された複数の受信レベル及び制御電圧に基
づいて、所望の受信レベルを選択し、かつそのときの制
御電圧をメモリから読み出し、その制御電圧により周波
数掃引を行ない、位相同期が得られた後は位相検出器の
出力に基づく制御電圧を電圧制御発振器に入力させてい
るので、周波数掃引範囲に複数のキャリア信号が存在し
てもキャリア信号のレベルに応じて所望のキャリア信号
を選択して周波数捕捉を行なうことができ、受信機の狭
帯域性及び高感度性を維持したまま周波数掃引範囲を広
くできる効果がある。
【図１】本発明の位相同期受信機の一実施例のブロック
図である。
図である。
【図２】従来の位相同期受信機の一例のブロック図であ
る。
る。
【図３】周波数掃引範囲にある複数のキャリア信号のス
ペクトラム図である。
ペクトラム図である。
【図４】マイクロプロセッサにおける掃引実行手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
１ 混合器 ２ 利得制御増幅器 ３ 位相検波器 ４ 電圧制御発振器 ５ 同期検波器 ６ 基準信号発振器 ７ ＬＰＦ ８ メモリ ９ マイクロプロセッサ １０ Ｄ／Ａ変換器 １１ 信号切替器 １２ 同期検出器 １４ Ａ／Ｄ変換器
Claims (1)
- 【請求項１】 受信信号を中間周波数帯に周波数変換す
る混合器と、前記混合器の出力を増幅する利得制御増幅
器と、基準信号を発生する基準信号発振器と、前記利得
制御増幅器の出力と前記基準信号発振器の出力との位相
差の信号を出力する位相検波器と、前記利得制御増幅器
の出力振幅を検出し、その検出出力を前記利得制御増幅
器に帰還して自動利得制御ループを形成する同期検波器
と、前記同期検波器の出力から同期状態を検出する同期
検出器と、前記混合器へ局部発振信号を供給する電圧制
御発振器と、前記電圧制御発振器の出力周波数を掃引す
るための制御電圧を出力するＤ／Ａ変換器と、前記同期
検波器からの出力信号をデジタル変換して前記電圧制御
発振器の出力周波数の掃引時における受信レベルを出力
するＡ／Ｄ変換器と、所望の周波数範囲全体を周波数掃
引したときに前記Ａ／Ｄ変換器から出力される受信レベ
ルと、その受信レベルを得たときの前記電圧制御発振器
への制御電圧を記憶するメモリと、メモリに記憶された
前記受信レベルに基づいて受信する所望の受信レベルの
信号を選択し、その信号が得られたところの前記メモリ
に記憶されている前記電圧制御発振器への制御電圧に基
づいて前記所望の信号の近傍のみを周波数掃引する信号
を前記Ｄ／Ａ変換器に入力するマイクロプロセッサと、
前記マイクロプロセッサにより制御されて前記Ｄ／Ａ変
換器と前記位相検波器の各出力を選択して前記電圧制御
発振器に入力させるための信号切替器とを備え、前記信
号切替器は、前記同期検出器の出力に基づいて、位相同
期が得られるまでは前記Ｄ／Ａ変換器側に切り替えら
れ、位相同期が得られた場合には前記位相検波器側に切
り替えられように構成されたことを特徴とする位相同期
受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3240322A JP2903797B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 位相同期受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3240322A JP2903797B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 位相同期受信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563740A JPH0563740A (ja) | 1993-03-12 |
| JP2903797B2 true JP2903797B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=17057749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3240322A Expired - Lifetime JP2903797B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 位相同期受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2903797B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0638504Y2 (ja) * | 1987-03-31 | 1994-10-05 | 日本電気株式会社 | 位相同期受信機 |
| JP2623949B2 (ja) * | 1990-09-29 | 1997-06-25 | 日本電気株式会社 | データ復調装置 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3240322A patent/JP2903797B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0563740A (ja) | 1993-03-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5321852A (en) | Circuit and method for converting a radio frequency signal into a baseband signal | |
| JPH06510642A (ja) | 高速ロック位相ロック・ループを有する無線機 | |
| JPH0993152A (ja) | ダブルコンバージョンテレビチューナ | |
| KR0152040B1 (ko) | 심볼타이밍복구 및 동기신호검출을 이용한 고선명텔레비젼/엔티에스씨 공용수신방법 및 그 장치 | |
| JPS627728B2 (ja) | ||
| US6006078A (en) | Receiver with improved lock-up time and high tuning stability | |
| US5272534A (en) | Television receiver with automatic tuning control | |
| JP2903797B2 (ja) | 位相同期受信機 | |
| JP2661736B2 (ja) | キード型同期検波回路 | |
| JP3132723B2 (ja) | 位相同期受信機 | |
| JPH0638504Y2 (ja) | 位相同期受信機 | |
| JP2001024482A (ja) | 受信機 | |
| JPH084235B2 (ja) | 周波数制御装置 | |
| JP3795578B2 (ja) | 受信機 | |
| JP2000174652A (ja) | Ｆｍ受信機 | |
| JP2560902B2 (ja) | 位相同期受信機 | |
| JP2937865B2 (ja) | 無線受信機 | |
| JP3042083B2 (ja) | 地球局受信装置 | |
| US6201447B1 (en) | Phase synchronization circuit with units for setting sweep frequency and control voltage | |
| JP3396047B2 (ja) | 受信装置 | |
| JP2700972B2 (ja) | パイロット信号及びその信号対雑音比検出回路 | |
| JP2827581B2 (ja) | ディジタル受信機 | |
| JPH0635549Y2 (ja) | 位相同期受信機 | |
| JPH0638116A (ja) | 位相同期ループ回路 | |
| JPH026687Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080326 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326 Year of fee payment: 13 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326 Year of fee payment: 13 |