JP3110950B2 - ディジタルコードレス電話器用の制御回路 - Google Patents

ディジタルコードレス電話器用の制御回路

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JP3110950B2 JP06209579A JP20957994A JP3110950B2 JP 3110950 B2 JP3110950 B2 JP 3110950B2 JP 06209579 A JP06209579 A JP 06209579A JP 20957994 A JP20957994 A JP 20957994A JP 3110950 B2 JP3110950 B2 JP 3110950B2
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディジタルコードレス
電話器用の制御回路に関し、特に、パーソナル電話シス
テムやディジタルコードレス電話器において、安定した
受信同期を行なうための制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のディジタルコードレス電話
器の送受信回路を示すブロック図である。図4におい
て、アンテナ1で受信された電波は、送受切換回路2を
介してIFアンプ3に与えられ、1.9GHzの高周波
信号が周波数変換されてIF(中間周波)信号となり、
モデム4に与えられる。モデム4は復調部41とDPL
L(ディジタルPLL)42と変調部43とを含む。復
調部41はIF信号に基づいて、ディジタル化された受
信データRDを出力し、RF制御部5に与える。RF制
御部5にはDPLL42から発生された384kHzの
受信クロック信号RTが与えられる。この受信クロック
信号RTはRF制御部5が受信データを読込むときの同
期信号となる。
【0003】RF制御回路5は復調部41から与えられ
た受信データRDによりDPLL42に与えられる制御
信号BTRENを“H”レベルにする。DPLL42は
制御信号BTRENが“H”レベルになると、引込み動
作を行ない、“L”レベルになるとそれ以前の状態を保
持する。
【0004】引込み動作モードになったDPLL42
は、1band前のデータとの位相差を検出し、位相の
ずれた分だけ位相を補正し、送信クロック信号STをR
F制御部5に与える。RF制御部5は送信クロック信号
STによって同期を取り、送信データSDを変調部43
に出力する。変調部43は送信データSDを変調信号に
変換し、直交変調器6を介してパワーアンプ7に出力す
る。パワーアンプ7は変調信号を増幅し、送受切換回路
2を介してアンテナ1から電波となって送信される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
回路では、RF制御部5は受信電波の強弱にかかわら
ず、制御信号BTRENを制御するため、本来有効でな
い受信レベルに対しても、制御信号BTRENを“H”
にして、DPLL42を引込み動作にしてしまい、DP
LL42が誤った位相補正を行なって送信クロック信号
STを出力してしまい、同期外れを起こして安定した受
信ができないという欠点があった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、受
信信号のレベルが有効である場合にのみ同期結合ループ
を引込み動作できるようなディジタルコードレス電話器
用の制御回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は受信信号を同
期検波して受信データを出力し、その受信データが有効
であることを判別したことに応じて、同期結合ループの
引込み動作によって補正された位相を送信クロックに同
期させ、受信データが無効であれば同期結合ループをそ
れ以前の状態に保持するディジタルコードレス電話器用
の制御回路において、受信信号のレベルが予め定めるレ
ベル以上であるか否かを比較する比較手段と、比較手段
によって受信信号のレベルが予め定めるレベル以上であ
ることが判別されかつ受信データが有効であることに応
て引込み動作を維持し、受信信号のレベルが予め定め
るレベル以上でないことが判別されたことに応じて同期
結合ループをそれ以前の状態に保持する制御手段とを備
えて構成される。
【0008】
【作用】この発明に係るディジタルコードレス電話器用
の制御回路は、受信信号のレベルが予め定めるレベル以
上でありかつ受信データが有効であることに応じて引込
み動作を維持し、受信信号のレベルが予め定めるレベル
以上でないことが判別されたことに応じて同期結合ルー
プをそれ以前の状態に保持するようにしたので、同期外
れを起こすことがなく、安定した受信が可能になる。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のブロック図であ
る。この図1に示した実施例は、以下の点を除いて前述
の図4の従来例と同様にして構成される。すなわち、I
Fアンプ3はアンテナ1で受信された電波の強弱によっ
て、そのレベルが変化するRSSI信号を出力し、この
RSSI信号をコンパレータ8に与える。コンパレータ
8の基準入力端には、抵抗R1とR2とによって電源電
圧が分圧された基準電圧が与えられる。この基準電圧は
受信データDRが無効になる電波のレベルに相当する電
圧に設定されている。コンパレータ8はRSSI信号と
基準電圧とを比較し、RSSI信号が基準電圧よりも低
ければ、“L”レベル信号を出力し、RSSI信号が基
準電圧よりも高ければ、“H”レベル信号を出力して、
ANDゲート9の一方入力端に与える。ANDゲート9
の他方入力端にはRF制御部5から制御信号BTREN
が与えられ、ANDゲート9の出力はDPLL42に与
えられる。
【0010】図2および図3はこの発明の一実施例の動
作を説明するためのタイムチャートである。
【0011】次に、図2および図3を参照して、図1の
具体的な動作について説明する。アンテナ1で受信され
た電波は、送受切換回路2を介してIFアンプ3に与え
られ、図2(b)に示すようなIF信号に変換される。
このIF信号は復調部41に与えられ、受信データRD
となる。ここで、復調部41はIF信号を遅延検波する
ため、図2(c)に示すように、t1 μsec遅れて受
信データRDが出力される。この受信データRDはDP
LL42から出力される図2(a)に示す受信クロック
信号RTに同期してRF制御部5に与えられる。RF制
御部5は受信データRDが有効であるか無効であるかを
判断する。
【0012】ここで、受信データRDは図3(a)に示
すように、スロットが重ならないための隙間となるガー
ドビットGと、送信時にパワーアンプが立上がる時間で
あるランプビットRと、モデム4がビット同期を取るた
めの信号スタートビットSSおよびプリアンブルPR
と、そのスロットが有効であることを示すユニークワー
ドUWが含まれている。
【0013】RF制御部5は受信データRDが入力され
ると、制御信号BTRENを“H”レベルにしてAND
ゲート9の一方入力端に与える。コンパレータ8はIF
アンプ3から与えられるRSSI信号と基準電圧とを比
較し、RSSI信号が基準電圧よりも高くなると“H”
レベル信号をANDゲート9に与えそのゲートを開く。
このため、“H”レベルのBTREN信号がANDゲー
ト9からDPLL42に与えられる。DPLL42は制
御信号BTRENが“H”レベルになったことにより、
引込み動作にはいる。RF制御部5は図3(a)に示す
ように、受信データRDに含まれるユニークワードUW
をチェックし、そのスロットが有効であるか否かを判断
し、有効であれば図3(b)に示すように制御信号BT
RENを“H”レベルに維持するが、そのスロットが無
効であると判断したときには、図3(b)に示すa点で
制御信号BTRENを“L”に設定し、状態保持モード
にすることにより、1band前の受信同期を保持す
る。
【0014】上述のごとく、この実施例によれば、受信
電波が規定値よりも強いときにのみ、ANDゲート9を
開いて、RF制御部5から出力された“H”レベルの制
御信号BTRENをDPLL43に与えて引込み動作さ
せることにより、受信動作時の同期外れをなくすことが
でき、安定した受信動作を行なうことができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、受信
信号のレベルが予め定めるレベル以上でありかつ受信デ
ータが有効であることに応じて引込み動作を維持し、受
信信号のレベルが予め定めるレベル以上でないことが判
別されたことに応じて同期結合ループをそれ以前の状態
に保持するようにしたので、受信動作時の同期外れがな
くなり、安定した受信動作を可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
【図3】受信データRDと制御信号BTRENのタイム
チャートである。
【図4】従来の送受信回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 送受切換回路 3 IFアンプ 4 モデム 5 RF制御部 6 直交変調器 7 パワーアンプ 8 コンパレータ 9 ANDゲート 41 復調部 42 DPLL 43 変調部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/04 - 7/38 H04L 7/033 H04L 27/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を同期検波して受信データを出
    力し、その受信データが有効であることを判別したこと
    に応じて、同期結合ループの引込み動作によって補正さ
    れた位相を送信クロックに同期させ、受信データが無効
    であれば同期結合ループをそれ以前の状態に保持するデ
    ィジタルコードレス電話器用の制御回路において、 前記受信信号のレベルが予め定めるレベル以上であるか
    否かを比較する比較手段、および前記比較手段によって
    前記受信信号のレベルが予め定めるレベル以上であるこ
    とが判別されかつ前記受信データが有効であることに応
    て引込み動作を維持し、受信信号のレベルが予め定め
    るレベル以上でないことが判別されたことに応じて同期
    結合ループをそれ以前の状態に保持する制御手段を備え
    た、ディジタルコードレス電話器用の制御回路。
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