JPH118563A - 無線送受信装置 - Google Patents

無線送受信装置

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JPH118563A
JPH118563A JP15982697A JP15982697A JPH118563A JP H118563 A JPH118563 A JP H118563A JP 15982697 A JP15982697 A JP 15982697A JP 15982697 A JP15982697 A JP 15982697A JP H118563 A JPH118563 A JP H118563A
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JP
Japan
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channel
reception
level
vco
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP15982697A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Nishidai
哲夫 西臺
Yoichi Toguchi
洋一 戸口
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH118563A publication Critical patent/JPH118563A/ja
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  • Transmitters (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】単方向通信方式での伝送の信頼性向上を図るこ
とのできる無線送受信装置を提供する。 【解決手段】FM受信データのヘッダの受信レベルを検
出するレベル判定回路25と、該レベルが一定のしきい
値以上になるまで受信チャンネルを予め設定した受信チ
ャンネルに順次変えていき、一定のしきい値以上になっ
たレベルの受信チャンネルを特定するチャンネル設定器
24と、FM受信データを復調するPLL回路21と、
特定した受信チャンネルに対応するVCO電圧を設定す
るVCO設定回路26とを備え、受信チャンネルを特定
後、急速にPLL回路21をロック状態に移行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の周波数
(チャンネル)を用いて通信を行う無線送受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電波はその周波数によって伝播特性が異
なるという特徴を持っている。そのため無線通信では、
ある周波数f1では正常に受信できるのに、別の周波数
f2では受信できないという現象が発生することがあ
る。さらに伝播特性は、通常、一定ではない。そこで、
信頼性確保のために何らかの対策が必要となる。
【0003】この対策の1つとして、複数の通信周波数
の中から、最も適した周波数を相手方に知らせてから通
信を行うマルチチャンネルアクセス方式が知られてい
る。
【0004】この方式は、予め決められたチャンネルを
用いて通信チャンネルとしてどのチャンネルを使うかを
送信側から受信側に通知し、その後、その通信チャンネ
ルに切り換えてデータ通信を行う方式である。この方式
によると、データ通信を行うチャンネルを、その時に伝
播特性が最も良好と思われるチャンネルにすることが出
来るから、通信の信頼性を確保することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のマルチ
チャンネルアクセス方式は、一般に双方向通信装置が必
要であるために、回路規模、コストとも大きくなる傾向
にあり、リモコンなどの小型化が指向されている単方向
通信装置への適用は難しいという問題がある。
【0006】この発明の目的は、単方向通信方式での伝
送の信頼性向上を図ることのできる無線送受信装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に係
る発明は、FM受信データのヘッダの受信レベルを検出
し、該レベルが一定のしきい値以上になるまで、受信チ
ャンネルを予め設定した受信チャンネルに順次変えてい
き、一定のしきい値以上になったレベルの受信チャンネ
ルを特定する受信チャンネル特定手段と、FM受信デー
タをPLL回路で復調する復調手段と、前記受信チャン
ネル特定手段で特定した受信チャンネルに基づいて前記
PLL回路のVCO電圧を設定する制御手段と、を備え
てなることを特徴とする。
【0008】この無線送受信装置が適用される通信シス
テムでは、通信データのヘッダに無変調のプリアンブル
データが配置される。そして、このヘッダの後方にデー
タの本体部が配置される。また、変調方式はFM変調方
式であり、復調にはPLL回路が使用される。送信側
は、あらかじめ設定されている周波数(チャンネル)の
中から、通常は伝播特性の良好なチャンネルを選択し、
そのチャンネルでデータ送信を行う。したがって、受信
装置側では送信側がどのチャンネルを使っているかをあ
らかじめ知ることができない。このため、受信チャンネ
ル特定手段は、FM受信データ復調前のヘッダの受信レ
ベルを検出し、そのレベルが一定のしきい値以上になる
まで受信チャンネルをあらかじめ設定されているチャン
ネルに順次切り換えていく。受信レベルが一定のしきい
値を超えた時のチャンネルが送信側で使用しているチャ
ンネルと見做すことができるから、そのチャンネルを受
信チャンネルとして特定する。これにより、以後、ヘッ
ダの後方にあるデータの本体部をPLL回路で復調する
ことができる。PLL回路での復調は、特定チャンネル
が設定された直後に直ちにロック状態に入れるよう、特
定した受信チャンネルに対応するVCO電圧をPLL回
路に供給する。これにより、PLL回路がロックインす
るまでのプルインタイムを短時間にするとともに、プル
インできなくなる状態を防ぐことができる。
【0009】この出願の請求項2の発明は、上記無線受
信装置に対して送信する無線送信装置であって、ヘッダ
を含む送信データを、複数チャンネルで連続して送信す
る送信手段を備えてなることを特徴とする。
【0010】このように、チャンネルを変えて複数回連
続してデータ送信を行えば、通信の失敗確率を減らすこ
とができる。なお、無線送信装置でこのように複数チャ
ンネルで連続送信した場合であっても、無線受信装置側
では自動的に各チャンネルでの受信を行うことができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
るリモートコントロール装置の構成図を示す。このリモ
ートコントロール装置は、送信機1と受信機2で構成さ
れ、受信機2には被制御装置3が接続されている。変調
方式はFM変調方式であり、データ通信を行うためのF
SK(周波数変位変調)方式が採用される。
【0012】図2は、送信機1の具体的な構成例を示す
ブロック図である。すなわち、この送信機1は、操作ス
イッチ10と、CPU11と、メモリ12と、変調回路
13と、送信アンテナ14とを備えている。メモリ12
には、被制御装置3に対して指令を行うための複数の指
令コードと、送信機1を識別するための固有コードを記
憶している。操作者が操作スイッチ10を操作すると、
その内容がCPU11に入力され、操作内容に対する指
令コードと送信機1自身の持つ固有コードとをメモリ1
2から読みだしてヘッダと終了コードを付加して送信デ
ータを生成する。また、CPU11は同時に適切な周波
数(チャンネル)を選択し、そのチャンネルコードを変
調回路13に出力する。適切なチャンネルとは、その時
に電波の伝播状態が良好なチャンネルを意味するが、C
PU11はこのチャンネルを別の公知の手段によって自
動的に検出するようにしてもよいし、操作者により手動
で入力されるようにしてもよい。また、CPU11がラ
ンダムにチャンネルを選択するようにしてもよく、さら
にはあらかじめ決められた固定のチャンネルを用いるこ
とも可能である。
【0013】図3は上記CPU11で生成される送信デ
ータのフォーマットを示している。同図に示すように、
送信データは、ヘッダ、固有コード、指示コード及び終
了コードからなり、ヘッダはプリアンブルとして無変調
キャリアからなる。
【0014】ヘッダの後方の固有コード、指示コード及
び終了コードはFSK変調された信号となる。後述のよ
うに、受信機2においては、上記ヘッダの少なくとも前
半部でレベル判定によるチャンネルの特定が行われ、ヘ
ッダの後半部においてPLL回路が起動される。PLL
回路が起動されてロック状態になった段階でFSK変調
信号である固有コード、指示コード、終了コードがPL
L回路で復調され、受信データとして再現される。
【0015】図4は受信機2の構成を示すブロック図で
ある。
【0016】受信機2は、アンテナ入力信号を増幅する
高周波増幅器20、PLL回路21、CPU22、指令
コードに対応する指令内容、使用可能な送信機の固有コ
ード及び受信チャンネルに対応するVCO電圧を記憶す
るメモリ23を備え、さらに、高周波増幅器20での受
信チャンネルを設定するチャンネル設定器24、高周波
増幅器20の出力レベル(受信レベル)を判定するレベ
ル判定回路25、及びPLL回路21のVCO電圧を設
定するVCO設定回路26を備えている。
【0017】PLL回路21においては、高周波増幅器
20の出力である受信信号(周波数fs、位相φs)が
位相検出器21aに入力すると、分周器21bから出力
されるフィードバック信号(周波数fe、位相φe)と
の差に比例した誤差信号を出力する。この誤差信号はL
PF(ローパスフィルタ)で制御電圧に変換され、低周
波増幅器21dで増幅された後にVCO(電圧制御発振
器)21eに出力される。VCO21eでは、制御電圧
に比例した周波数の信号を発生し、これが分周器21b
で分周されて入力信号に近くなったフィードバック信号
として位相検出器21aに出力される。このPLL回路
のループでは、fsとfe及びφsとφeとがそれぞれ
近づくように動作し、それらが一致すると「ロック」し
た状態となる。ロック状態において、入力信号が周波数
変位すると位相も変化してロックが維持される。この時
の制御電圧の変化が復調された信号となる。
【0018】CPU22とPLL回路21との間には位
相同期ループ制御回路27が接続されており、CPU2
2の制御によってPLL回路21の動作のオンオフが制
御される。すなわち、ヘッダの前半部で受信データのレ
ベル判定を行っている時にはPLL回路21を動作させ
ず、レベル判定によって受信チャンネルが特定するとP
LL回路21を起動してその動作がオン状態となるよう
に制御する。
【0019】メモリ23には、図5に示すように固有コ
ードテーブル、指令コードー処理内容テーブル及び受信
チャンネル−VCO電圧テーブルが記憶されている。固
有コードID1、ID2・・・は受信機2において受信
可能な送信機1の固有コードであり、この固有コードテ
ーブルに記憶されている固有コードを持つ送信機からの
指令コードのみ受信することができる。指令コードCO
DE1、CODE2・・・は被制御装置3の動作を制御
するためのコードである。たとえば、CODE1、CO
DE2は、それぞれ被制御装置の動作をオン、オフする
指令コードである。また、受信チャンネルーVCO電圧
テーブルは、あらかじめ設定した合計n個の受信チャン
ネルと各受信チャンネルに対するVCO電圧を記憶す
る。初期状態で、受信チャンネルはCH0に設定され、
この受信チャンネルを選択する選択信号がチャンネル設
定器24に出力される。受信チャンネルCH0で受信し
た受信レベルが一定のしきい値以上であれば、その受信
チャンネルCH0が通信を行うための受信チャンネルと
して特定されるが、そうでない場合には、次の受信チャ
ンネルCH1に切り換えるチャンネル切換え信号がチャ
ンネル設定器24に送られる。すなわち、受信チャンネ
ルCH0から、受信レベルが一定のしきい値以上になる
まで順次CH1、CH2・・・と切り換えられていく。
なお、この時の受信レベルの判定は、レベル判定回路2
5で行われる。受信チャンネルが特定されると、それに
対応するVCO電圧がVCO設定回路26で設定され、
VCO21eに出力される。VCO電圧は、PLL回路
21が上記特定された受信チャンネルに瞬時にプルイン
してロック状態になることのできる電圧である。VCO
電圧がVCO21eに供給されると同時に、位相同期ル
ープ制御回路27がオンし、PLL回路21が直ちに起
動して動作状態となるように制御される。PLL回路2
1は、起動時に適切なVCO電圧が設定されるために、
起動されてからほとんど瞬時にロックの状態となり、ま
た、受信チャンネルについては、連続的にスキャンする
のではなくあらかじめ設定されたチャンネルを切り換え
ていくことになるために、受信チャンネル数を適当な数
に制限しておくことにより、受信開始してからPLL回
路21がロックするまでの時間は極めて短時間となり、
受信機2は送信データのヘッダの受信中に復調出来る状
態になる。
【0020】次に、送信機1及び受信機2の動作手順に
ついて図6、図7を参照して説明する。
【0021】図6は、送信機1の動作を示すフローチャ
ートである。
【0022】操作スイッチ10がオンすると(ST
1)、メモリ12からその送信機1に割り当てられた固
有コードを読みだす(ST2)。また、操作スイッチの
操作に応じた指示コードを読みだす(ST3)。さら
に、図3に示すように、ヘッダ及び終了コードを付加し
て送信データを生成し(ST4)、最適チャンネルを設
定し(ST5)、そのチャンネルで送信データを送信す
る(ST6)。なお、ST5での最適チャンネルは、す
でに述べたように、送信機1において別の回路によって
自動的に判定するようにしてもよいし、操作者が入力す
るようにしてもよいし、或いはランダムに抽出したもの
を最適チャンネルとして設定するようにしてもよい。ま
た、チャンネルが1つしかない場合には、そのチャンネ
ルを最適チャンネルとして設定することも可能である。
【0023】図7は、受信機2の動作を示すフローチャ
ートである。
【0024】受信機2は、電源オン後や図外のリセット
ボタン等が操作されて初期処理が行われた後にST10
に進み、ここで位相同期ループ制御回路27をオフし、
さらに受信チャンネルをディフォルト値であるCH0に
設定する(ST11)。この状態で受信信号レベルをレ
ベル判定回路25で検出すると(ST12)その受信レ
ベルが一定のしきい値以上であるかどうかの判定を行う
(ST13)。受信レベルが一定のしきい値以上でなけ
れば、受信タイムアウトしていないことを条件に、受信
チャンネルの変更を行う(ST15)。すなわち、チャ
ンネル設定器24に対して受信チャンネルの切り換え信
号を送り、受信チャンネルをCH0からCH1に変更す
る。このようにして、順次受信チャンネルを変更してい
き、受信レベルが一定のしきい値以上になれば、その受
信チャンネルを通信用の受信チャンネルとして特定す
る。この時に、ST13からST16に進み、特定され
た受信チャンネルに対応するVCO電圧を受信チャンネ
ルーVCO電圧テーブルから読出し、そのVCO電圧を
VCO設定回路26で設定してVCO21eに出力する
(ST16)。また、位相同期ループ制御回路27をオ
ンする。この瞬間に、PLL回路21が起動し、プルイ
ンするとともにロック状態となる。ST17を終了した
段階では、ヘッダをまだ受信中であるが、その後固有コ
ードを受信する時にはすでにPLL回路21がロック状
態であるため、その固有コードがPLL回路21によっ
て正しく復調される。CPU22はこのようにして復調
された固有コードがメモリ23に記憶されている固有コ
ードのいずれかに一致するかどうかを判定し(ST1
8)、一致した場合に更に指示コードを読みだしてその
指示コードに対応する処理を行い(ST19)、続く終
了コードを受信した時にST10に戻って位相同期制御
回路27をオフする。すなわち、もとの初期受信状態に
戻る。
【0025】以上の動作により、受信機2では、極めて
高速に送信チャンネルにロックして、ヘッダ後方部に付
加される固有コード等のデータの本体部を正確に復調す
ることができる。なお、送信機1が複数チャンネルの送
信が可能な場合で、信号伝播状態の最も良好なチャンネ
ルを自動的に選択するには、たとえば図8に示すような
構成がある。同図は、図2に示す送信機に復調回路15
を設け、自ら送信する信号を復調回路15で復調し、C
PU11において不要信号レベルを検出できるようにし
たものである。すなわち、送信機1で送信可能な全ての
チャンネルで送信コードを送信し、それらのチャンネル
のうち不要信号レベルの最も小さなチャンネルを決定
し、そのチャンネルを通信チャンネルとして選択する。
このような回路構成にした場合、受信機2に対して実際
に送信データを送信する前に通信チャンネルを選択する
ための操作が必要となってくるが、その操作中に送信す
る送信データはヘッダだけでよいために長時間を要する
ことはない。
【0026】次に、送信データをチャンネルを変えて2
回連続して送信するようにした送信装置について説明す
る。
【0027】図9は、1フレームの送信データをチャン
ネルを変えて2回連続して送信する場合の送信データフ
ォーマットを示している。同図に示すように、まず、チ
ャンネルCH1において1フレームの送信データを送信
し、続いて、チャンネCH2で同じ送信データを送信す
る。図10は、このようにして送信データを送信する場
合の送信機1の要部の動作を示すフローチャートであ
る。図6のST5、ST6を、図10のST5〜ST8
に置き換えることで、図9に示す2フレームの送信デー
タをそれぞれチャンネルを変えて送信することができ
る。
【0028】受信機2では、図9に示すようにチャンネ
ルを変えて送信データが連続送信されても、図7に示す
動作によって、それぞれのチャンネルで正しく固有コー
ド及び指示コードを受信することができる。すなわち、
受信機2では、固有コード及び指示コードを2回連続し
て受信することになる。この場合、受信機側ではいずれ
か一方のチャンネルで送信データを正しく受信できれば
よいものとする。このようにすれば、いずれか一方のチ
ャンネルで受信に成功する確率が相対的に高くなるた
め、送信機1での1操作あたりの通信失敗確率を減らす
ことかでき1操作での信頼性が向上し、また再操作の手
間が省ける利点がある。なお、図10に示す例では、使
用するチャンネル数を2つとしたが勿論これ以上であっ
てもよい。また、複数チャンネルで送信データを連続送
信することにより、送信機1側で事前に最適なチャンネ
ルを選択しなくても1操作あたりの通信失敗確率を減ら
すことができる。したがって、使用するチャンネル数を
増やせば通信失敗確率をさらに減らすことができるた
め、このチャンネル数を操作上許容できる時間内に収ま
る最大の数としておくことにより、図8に示すような復
調回路等を設けなくても簡単な回路構成で通信の信頼性
を高めることができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、受信レベルが
一定のしきい値以上になるまで受信チャンネルを予め設
定した受信チャンネルの中から順次切り換えていくよう
にしているため、受信周波数を連続的にスキャンしてい
く方式に比較して受信チャンネルを高速に特定でき、し
かも、特定した受信チャンネルに基づいてPLL回路の
VCO電圧を設定しているために、PLL回路を急速に
ロック状態に移行させることができる。このため、受信
データのヘッダの長さが短くても、該ヘッダの受信中に
受信可能状態に移行することができ、短時間で通信が可
能になる。
【0030】また、請求項2に係る発明によれば、送信
データの1回の送信あたりの通信失敗確率を減らすこと
ができ、また、送信するチャンネル数を適切に設定する
ことで、送信装置側に最適チャンネルを選択する回路を
設けなくても、通信の信頼性を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるリモートコントロー
ル装置の構成図
【図2】送信機の構成を示すブロック図
【図3】送信データのフォーマット
【図4】受信機の構成を示すブロック図
【図5】受信機側のメモリの記憶内容を示す図
【図6】送信機の動作を示すフローチャート
【図7】受信機の動作を示すフローチャート
【図8】送信機の他の構成例のブロック図
【図9】図8に示す送信機で送信する送信データのフォ
ーマット
【図10】図8の送信機の要部動作を示すフローチャー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM受信データのヘッダの受信レベルを検
    出し、該レベルが一定のしきい値以上になるまで、受信
    チャンネルを予め設定した受信チャンネルに順次変えて
    いき、一定のしきい値以上になったレベルの受信チャン
    ネルを特定する受信チャンネル特定手段と、 FM受信データをPLL回路で復調する復調手段と、 前記受信チャンネル特定手段で特定した受信チャンネル
    に基づいて前記PLL回路のVCO電圧を設定する制御
    手段と、を備えてなる無線受信装置。
  2. 【請求項2】請求項1の無線受信装置に対してFMデー
    タを送信する無線送信装置であって、前記ヘッダを含む
    送信データを、複数チャンネルで連続して送信する送信
    手段を備えてなる無線送信装置。
JP15982697A 1997-06-17 1997-06-17 無線送受信装置 Pending JPH118563A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007088923A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Alpine Electronics Inc 受信機および受信周波数検出方法
JP2012209924A (ja) * 2011-03-15 2012-10-25 Omron Automotive Electronics Co Ltd 送信装置及び送信方法
JP2014096718A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Denso Corp 通信システム

Cited By (3)

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