JPH07111482A - 自動周波数制御装置 - Google Patents
自動周波数制御装置Info
- Publication number
- JPH07111482A JPH07111482A JP5255438A JP25543893A JPH07111482A JP H07111482 A JPH07111482 A JP H07111482A JP 5255438 A JP5255438 A JP 5255438A JP 25543893 A JP25543893 A JP 25543893A JP H07111482 A JPH07111482 A JP H07111482A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- signal
- frequency control
- circuit
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- Pending
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要な信号を受信していない期間に、他の周
波数での自動周波数制御を行い、その値を記憶するよう
にすること。 【構成】 周波数制御回路7に信号が送られ、該周波数
制御回路7の出力は、周波数誤差記憶回路8を通って局
部発信回路3に印加される。周波数誤差記憶回路8に
は、記憶素子選択スイッチ9、10があり、記憶素子1
1、12のうちいずれかを使用するかを主端数選択信号
15に従って選択する。他方で、局部発振器3の発振周
波数も周波数選択信号15により切り替えられる。これ
により、受信機の受信中のタイムスロット以外の時間
に、他の周波数チャネルを受信し、自動周波数制御を先
の周波数チャネルのものとは独立に行い、この情報を第
2のパラメタとして格納しておく。
波数での自動周波数制御を行い、その値を記憶するよう
にすること。 【構成】 周波数制御回路7に信号が送られ、該周波数
制御回路7の出力は、周波数誤差記憶回路8を通って局
部発信回路3に印加される。周波数誤差記憶回路8に
は、記憶素子選択スイッチ9、10があり、記憶素子1
1、12のうちいずれかを使用するかを主端数選択信号
15に従って選択する。他方で、局部発振器3の発振周
波数も周波数選択信号15により切り替えられる。これ
により、受信機の受信中のタイムスロット以外の時間
に、他の周波数チャネルを受信し、自動周波数制御を先
の周波数チャネルのものとは独立に行い、この情報を第
2のパラメタとして格納しておく。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動周波数制御装置に
関し、より詳細には、ディジタル方式自動車電話機など
の周波数チャネル構造を有する時分割多重方式の信号を
受信する受信機に関する。
関し、より詳細には、ディジタル方式自動車電話機など
の周波数チャネル構造を有する時分割多重方式の信号を
受信する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、受信機の受信するキャリア周
波数を切り替えた場合には、切替え後、通信の相手方に
周波数を合わせる。このために、自動周波数制御装置が
内蔵されている。該自動周波数制御装置が、通信を開始
するために十分に周波数を合わせるまでに、ある時間
t0 が必要である(ここでは、t0は局部発振器の周波
数の安定時間は含まないものとする)。
波数を切り替えた場合には、切替え後、通信の相手方に
周波数を合わせる。このために、自動周波数制御装置が
内蔵されている。該自動周波数制御装置が、通信を開始
するために十分に周波数を合わせるまでに、ある時間
t0 が必要である(ここでは、t0は局部発振器の周波
数の安定時間は含まないものとする)。
【0003】図4は、従来の受信機の構成図で、図中、
21はアンテナ、22はミキサ、23は局部発振器、2
4はフィルタ、25は検波器、26は情報再生回路、2
7は周波数制御回路、28は時分割多重タイミング信号
である。
21はアンテナ、22はミキサ、23は局部発振器、2
4はフィルタ、25は検波器、26は情報再生回路、2
7は周波数制御回路、28は時分割多重タイミング信号
である。
【0004】アンテナ21で受信した電波は、ミキサ2
2で局部発振器23の出力と混合され、フィルタ24で
必要な周波数が選択された後、検波器25で検波され
る。この信号は、情報再生回路26と周波数制御回路2
7に送られる。情報再生回路26では、信号から時分割
多重のタイミング信号28を再生する。該時分割多重の
タイミング信号28は周波数制御回路27に送られる。
該周波数制御回路27では、検波器25からの信号をも
とに周波数誤差を検出し、これを局部発振器に与えて、
周波数誤差が少なくなるように制御する。
2で局部発振器23の出力と混合され、フィルタ24で
必要な周波数が選択された後、検波器25で検波され
る。この信号は、情報再生回路26と周波数制御回路2
7に送られる。情報再生回路26では、信号から時分割
多重のタイミング信号28を再生する。該時分割多重の
タイミング信号28は周波数制御回路27に送られる。
該周波数制御回路27では、検波器25からの信号をも
とに周波数誤差を検出し、これを局部発振器に与えて、
周波数誤差が少なくなるように制御する。
【0005】さて、ここで周波数チャネルを切り替える
場合の動作を考える。図3(a)〜(f)は周波数切替
え時のタイミングチャートを示す図である。図3(a)
は、周波数チャネルf1でのタイムスロット構造を示
す。ここでは、受信機は、図3(b)に示すように、タ
イムスロット番号4を受信しているとする。いま、図示
した最初のタイムスロット「4」を受信した直後に周波
数チャネルをf1からf2に切り替える。受信周波数の
変化は図3(c)の様になる。
場合の動作を考える。図3(a)〜(f)は周波数切替
え時のタイミングチャートを示す図である。図3(a)
は、周波数チャネルf1でのタイムスロット構造を示
す。ここでは、受信機は、図3(b)に示すように、タ
イムスロット番号4を受信しているとする。いま、図示
した最初のタイムスロット「4」を受信した直後に周波
数チャネルをf1からf2に切り替える。受信周波数の
変化は図3(c)の様になる。
【0006】局部発振器23の周波数がf2の受信に必
要な周波数の近くで安定した後、周波数制御回路27が
周波数誤差を無くすように動作し、t0後に安定した。
ところで、f2で受信すべきタイムスロット番号も
「4」であったとすると、この受信機は、図3(e)で
示すf2での受信動作のタイムスロット「4」の前半部
ではまだ自動周波数制御が終了しておらず、受信出力に
歪みまたはエラーが存在する可能性が高い。
要な周波数の近くで安定した後、周波数制御回路27が
周波数誤差を無くすように動作し、t0後に安定した。
ところで、f2で受信すべきタイムスロット番号も
「4」であったとすると、この受信機は、図3(e)で
示すf2での受信動作のタイムスロット「4」の前半部
ではまだ自動周波数制御が終了しておらず、受信出力に
歪みまたはエラーが存在する可能性が高い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の時分割多重通信
方式で、異なるチャネル周波数間の変調信号の同期が取
られていない場合などでは、周波数チャネル切替え後
に、最初に受信しなければならない時間タイミングがい
つ訪れるかは予測できない。チャネル周波数切替え後、
周波数制御が完了するまでは、伝送歪みあるいは伝送誤
りが大きく、t0の大きい場合には、受信すべきタイム
スロットが正しく受信できないことがある。従って、チ
ャネル周波数切替え後は、できるかぎり速やかに周波数
を合わせる必要がある。すなわち、t0を小さくするこ
とが必要となる。
方式で、異なるチャネル周波数間の変調信号の同期が取
られていない場合などでは、周波数チャネル切替え後
に、最初に受信しなければならない時間タイミングがい
つ訪れるかは予測できない。チャネル周波数切替え後、
周波数制御が完了するまでは、伝送歪みあるいは伝送誤
りが大きく、t0の大きい場合には、受信すべきタイム
スロットが正しく受信できないことがある。従って、チ
ャネル周波数切替え後は、できるかぎり速やかに周波数
を合わせる必要がある。すなわち、t0を小さくするこ
とが必要となる。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、必要な信号を受信していない期間に、他の周
波数での自動周波数制御を行い、その値を記憶するよう
にした自動周波数制御装置を提供することを目的として
いる。
たもので、必要な信号を受信していない期間に、他の周
波数での自動周波数制御を行い、その値を記憶するよう
にした自動周波数制御装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)受信信号を局部発振器の出力と混
合し、必要な周波数が選択され、該信号を検波する検波
器と、該検波器の出力信号を入力とし、時分割多重のタ
イミング信号を発生する情報再生回路と、前記検波器の
出力信号をもとに、前記情報再生回路からの時分割多重
タイミング信号によって、周波数誤差を検出する周波数
制御回路とから成り、該周波数制御回路により検出され
た周波数誤差を前記局部発振器に与え、周波数誤差を少
なくなるように制御する自動周波数制御装置において、
前記周波数制御回路の出力信号を入力とし、出力信号を
前記局部発振器の入力とする周波数誤差記憶回路を設け
たこと、(2)前記周波数誤差記憶回路は、複数の記憶
素子を有し、前記情報再生回路からの周波数選択信号に
より前記記憶素子を選択するようにしたことを特徴とし
ている。
成するために、(1)受信信号を局部発振器の出力と混
合し、必要な周波数が選択され、該信号を検波する検波
器と、該検波器の出力信号を入力とし、時分割多重のタ
イミング信号を発生する情報再生回路と、前記検波器の
出力信号をもとに、前記情報再生回路からの時分割多重
タイミング信号によって、周波数誤差を検出する周波数
制御回路とから成り、該周波数制御回路により検出され
た周波数誤差を前記局部発振器に与え、周波数誤差を少
なくなるように制御する自動周波数制御装置において、
前記周波数制御回路の出力信号を入力とし、出力信号を
前記局部発振器の入力とする周波数誤差記憶回路を設け
たこと、(2)前記周波数誤差記憶回路は、複数の記憶
素子を有し、前記情報再生回路からの周波数選択信号に
より前記記憶素子を選択するようにしたことを特徴とし
ている。
【0010】
【作用】本発明では、時分割多重受信の特性である受信
不要な期間の存在を利用して、この間に異なるチャネル
の周波数誤差の情報を取得して記憶する。該記憶を、受
信機自体で利用する場合は、所定の周波数チャネルに切
り替えると同時に、該記憶情報を自動周波数制御回路の
初期値に利用することで、t0を小さくすることができ
る。また該記憶を通信の相手方にあらかじめ伝送し、周
波数切り替え前に相手方の周波数誤差をなくしておけ
ば、実質的にt0=0となる。該情報を利用すること
で、受信すべき周波数チャネルを切り替える場合に、該
情報を自動周波数制御の初期値などとして使用し、チャ
ネル切替え後、速やかに周波数安定を得ることができ
る。また、該情報を通信の相手方に知らせることで、二
つの周波数キャリアの誤差を通信の相手方で認識し、相
手方が周波数の調整を行うことができる。
不要な期間の存在を利用して、この間に異なるチャネル
の周波数誤差の情報を取得して記憶する。該記憶を、受
信機自体で利用する場合は、所定の周波数チャネルに切
り替えると同時に、該記憶情報を自動周波数制御回路の
初期値に利用することで、t0を小さくすることができ
る。また該記憶を通信の相手方にあらかじめ伝送し、周
波数切り替え前に相手方の周波数誤差をなくしておけ
ば、実質的にt0=0となる。該情報を利用すること
で、受信すべき周波数チャネルを切り替える場合に、該
情報を自動周波数制御の初期値などとして使用し、チャ
ネル切替え後、速やかに周波数安定を得ることができ
る。また、該情報を通信の相手方に知らせることで、二
つの周波数キャリアの誤差を通信の相手方で認識し、相
手方が周波数の調整を行うことができる。
【0011】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による自動周波数制御装置の一実
施例を説明するための構成図で、図中、1はアンテナ、
2はミキサ、3は局部発振器、4はフィルタ、5は検波
器、6は情報再生回路、7は周波数制御回路、8は周波
数誤差記憶回路、9、10は記憶素子選択スイッチ、1
1、12は記憶素子、13はスイッチ、14は時分割多
重タイミング信号、15は周波数選択信号である。
する。図1は、本発明による自動周波数制御装置の一実
施例を説明するための構成図で、図中、1はアンテナ、
2はミキサ、3は局部発振器、4はフィルタ、5は検波
器、6は情報再生回路、7は周波数制御回路、8は周波
数誤差記憶回路、9、10は記憶素子選択スイッチ、1
1、12は記憶素子、13はスイッチ、14は時分割多
重タイミング信号、15は周波数選択信号である。
【0012】前述した図4に示す従来例と同じ過程で周
波数制御回路7に信号が送られるが、該周波数制御回路
7の出力は、周波数誤差記憶回路8を通って局部発信器
3に印加される。周波数誤差記憶回路8には、記憶素子
選択スイッチ9、10があり、記憶素子11、12のう
ちいずれを使用するかを周波数選択信号15に従って選
択する。他方で、局部発振器3の発振周波数も周波数選
択信号15により切り替えられる。
波数制御回路7に信号が送られるが、該周波数制御回路
7の出力は、周波数誤差記憶回路8を通って局部発信器
3に印加される。周波数誤差記憶回路8には、記憶素子
選択スイッチ9、10があり、記憶素子11、12のう
ちいずれを使用するかを周波数選択信号15に従って選
択する。他方で、局部発振器3の発振周波数も周波数選
択信号15により切り替えられる。
【0013】図2(a)〜(f)は、周波数制御データ
記憶時のタイミングチャートを示す図である。以下に周
波数制御データを記憶素子11、12に記憶する方法に
ついて説明する。なお、この記憶動作をする場合は、ス
イッチ13はM1に接続される。再び、受信機は、図2
(b)示すように、f1に置いてタイムスロット番号
「4」を受信しているとする。受信タイムスロット
「4」の期間は、記憶素子選択スイッチ9、10は、図
2(e)に示すように、「a」に接続され、記憶素子
(M1)11が使用されて自動周波数制御動作が行われ
る。この結果、記憶素子(M1)11にはf1での周波
数誤差が記憶される。毎回タイムスロット「4」の受信
直後に周波数選択信号15により周波数設定が図2
(5)のように行われ、f2に切り替わる。この時の周
波数の変化の様子は図2(c)の様になる。
記憶時のタイミングチャートを示す図である。以下に周
波数制御データを記憶素子11、12に記憶する方法に
ついて説明する。なお、この記憶動作をする場合は、ス
イッチ13はM1に接続される。再び、受信機は、図2
(b)示すように、f1に置いてタイムスロット番号
「4」を受信しているとする。受信タイムスロット
「4」の期間は、記憶素子選択スイッチ9、10は、図
2(e)に示すように、「a」に接続され、記憶素子
(M1)11が使用されて自動周波数制御動作が行われ
る。この結果、記憶素子(M1)11にはf1での周波
数誤差が記憶される。毎回タイムスロット「4」の受信
直後に周波数選択信号15により周波数設定が図2
(5)のように行われ、f2に切り替わる。この時の周
波数の変化の様子は図2(c)の様になる。
【0014】この時、記憶素子選択スイッチ9、10は
「b」を選択し、記憶素子は入力がなく、記憶を保持す
る。f2が受信できるようになると、周波数選択信号1
5により、記憶素子選択スイッチ9、10は「c」に接
続し、記憶素子(M2)12が使用されて自動周波数制
御動作が行われる。この結果、記憶素子12には、f2
での周波数誤差が記憶される。この後は、同様の過程を
経て、f1のタイムスロット「4」を受信すべく周波数
が切り替えられる。
「b」を選択し、記憶素子は入力がなく、記憶を保持す
る。f2が受信できるようになると、周波数選択信号1
5により、記憶素子選択スイッチ9、10は「c」に接
続し、記憶素子(M2)12が使用されて自動周波数制
御動作が行われる。この結果、記憶素子12には、f2
での周波数誤差が記憶される。この後は、同様の過程を
経て、f1のタイムスロット「4」を受信すべく周波数
が切り替えられる。
【0015】さて、ここで、周波数チャネルを切り替え
る場合の動作を考える。前述したように、図3には周波
数切替え時のタイミングチャートが示されている。図3
(a)に周波数チャネルf1でのタイムスロット構造を
示す。ここでは、受信機は図3(b)に示すように、タ
イムスロット番号「4」を受信しているとする。いま、
図示した最初のタイムスロット「4」を受信した直後に
周波数チャネルをf1からf2に切り替える。この時、
スイッチ13は記憶素子12に接続され、該記憶素子1
2を使用する。記憶データの更新は行わない。受信周波
数の変化は図3(c)の様になる。
る場合の動作を考える。前述したように、図3には周波
数切替え時のタイミングチャートが示されている。図3
(a)に周波数チャネルf1でのタイムスロット構造を
示す。ここでは、受信機は図3(b)に示すように、タ
イムスロット番号「4」を受信しているとする。いま、
図示した最初のタイムスロット「4」を受信した直後に
周波数チャネルをf1からf2に切り替える。この時、
スイッチ13は記憶素子12に接続され、該記憶素子1
2を使用する。記憶データの更新は行わない。受信周波
数の変化は図3(c)の様になる。
【0016】局部発振機3の周波数がf2の受信に必要
な周波数の近くで安定した後、記憶素子選択スイッチ
9、10が図3(c)に切り替わり、周波数制御回路7
が周波数誤差を無くすように動作し、t0′後に安定す
る。このt0′は、記憶素子12を使用しており、t0よ
り短い。ところで、f2で受信すべきタイムスロット番
号も「4」であったとすると、この受信機は、図3
(e)で示すf2での受信動作のタイムスロット「4」
を受信する前に自動周波数制御が終了しており、受信出
力に周波数制御に起因する歪み又はエラーが存在する可
能性は低い。
な周波数の近くで安定した後、記憶素子選択スイッチ
9、10が図3(c)に切り替わり、周波数制御回路7
が周波数誤差を無くすように動作し、t0′後に安定す
る。このt0′は、記憶素子12を使用しており、t0よ
り短い。ところで、f2で受信すべきタイムスロット番
号も「4」であったとすると、この受信機は、図3
(e)で示すf2での受信動作のタイムスロット「4」
を受信する前に自動周波数制御が終了しており、受信出
力に周波数制御に起因する歪み又はエラーが存在する可
能性は低い。
【0017】このように、自動周波数制御機能を有し、
時分割多重方式の信号を受信する受信機において、該受
信機の受信中のタイムスロット以外の時間に、他の周波
数チャネルを受信し、自動周波数制御を先の周波数チャ
ネルのものとは独立に行い、該情報を第2のパラメタと
して格納しておく。
時分割多重方式の信号を受信する受信機において、該受
信機の受信中のタイムスロット以外の時間に、他の周波
数チャネルを受信し、自動周波数制御を先の周波数チャ
ネルのものとは独立に行い、該情報を第2のパラメタと
して格納しておく。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、自動周波数制機能置を有し、周波数を切り替
えて受信情報チャネルを切り替える時分割多重方式受信
機で、必要な信号を受信していない期間に周波数チャネ
ルを切替え、新たなチャネルでの自動周波数制御を行
い、この情報をチャネル毎に独立して記憶しておくの
で、この情報を利用することで、受信すべき周波数チャ
ネルを切り替える場合に、この情報を自動周波数制御の
初期値などとして使用し、チャネル切替え後、速やかに
周波数安定を得ることが出来る。すなわち、記憶した周
波数誤差信号をもとに時分割多重信号の受信周波数チャ
ネルの切り替えがより早く行える。また、この情報を通
信の相手方に知らせることで、二つの周波数キャリアの
誤差を通信の相手方で認識し、相手方が周波数の調整を
行うことができる。また、記憶素子の数を所要の周波数
に増やし、周波数の切替えを、例えば、f1,f2,f
1,f3,f1,f4,f1,…,fn,とし、2つ以
上の周波数チャネルに拡張することも容易にできる。
によると、自動周波数制機能置を有し、周波数を切り替
えて受信情報チャネルを切り替える時分割多重方式受信
機で、必要な信号を受信していない期間に周波数チャネ
ルを切替え、新たなチャネルでの自動周波数制御を行
い、この情報をチャネル毎に独立して記憶しておくの
で、この情報を利用することで、受信すべき周波数チャ
ネルを切り替える場合に、この情報を自動周波数制御の
初期値などとして使用し、チャネル切替え後、速やかに
周波数安定を得ることが出来る。すなわち、記憶した周
波数誤差信号をもとに時分割多重信号の受信周波数チャ
ネルの切り替えがより早く行える。また、この情報を通
信の相手方に知らせることで、二つの周波数キャリアの
誤差を通信の相手方で認識し、相手方が周波数の調整を
行うことができる。また、記憶素子の数を所要の周波数
に増やし、周波数の切替えを、例えば、f1,f2,f
1,f3,f1,f4,f1,…,fn,とし、2つ以
上の周波数チャネルに拡張することも容易にできる。
【図1】本発明による自動周波数制御装置の一実施例を
説明するための構成図である。
説明するための構成図である。
【図2】本発明における周波数制御データ記憶時のタイ
ミングチャートを示す図である。
ミングチャートを示す図である。
【図3】本発明のおける周波数切替え時のタイミングチ
ャートを示す図である。
ャートを示す図である。
【図4】従来の受信機の構成図である。
1…アンテナ、2…ミキサ、3…局部発振器、4…フィ
ルタ、5…検波器、6…情報再生回路、7…周波数制御
回路、8…周波数誤差記憶回路、9、10…記憶素子選
択スイッチ、11、12…記憶素子、13…スイッチ、
14…時分割多重タイミング信号、15…周波数選択信
号。
ルタ、5…検波器、6…情報再生回路、7…周波数制御
回路、8…周波数誤差記憶回路、9、10…記憶素子選
択スイッチ、11、12…記憶素子、13…スイッチ、
14…時分割多重タイミング信号、15…周波数選択信
号。
Claims (2)
- 【請求項1】 受信信号を局部発振器の出力と混合し、
必要な周波数が選択され、該信号を検波する検波器と、
該検波器の出力信号を入力とし、時分割多重のタイミン
グ信号を発生する情報再生回路と、前記検波器の出力信
号をもとに、前記情報再生回路からの時分割多重タイミ
ング信号によって、周波数誤差を検出する周波数制御回
路とから成り、該周波数制御回路により検出された周波
数誤差を前記局部発振器に与え、周波数誤差を少なくな
るように制御する自動周波数制御装置において、前記周
波数制御回路の出力信号を入力とし、出力信号を前記局
部発振器の入力とする周波数誤差記憶回路を設けたこと
を特徴とする自動周波数制御装置。 - 【請求項2】 前記周波数誤差記憶回路は、複数の記憶
素子を有し、前記情報再生回路からの周波数選択信号に
より前記記憶素子を選択するようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の自動周波数制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255438A JPH07111482A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 自動周波数制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255438A JPH07111482A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 自動周波数制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111482A true JPH07111482A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17278775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5255438A Pending JPH07111482A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 自動周波数制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07111482A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08223103A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-30 | Nec Corp | 無線通信システム |
US6148187A (en) * | 1997-06-09 | 2000-11-14 | Nec Corporation | Automatic frequency control method and circuit |
US6344608B2 (en) | 1998-06-30 | 2002-02-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Photovoltaic element |
JP2002247126A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Fujitsu General Ltd | ディジタル復調装置 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP5255438A patent/JPH07111482A/ja active Pending
Cited By (4)
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