JP2726923B2 - 耐蝕性コンクリート成形体およびその製造方法 - Google Patents

耐蝕性コンクリート成形体およびその製造方法

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JP2726923B2 JP12601695A JP12601695A JP2726923B2 JP 2726923 B2 JP2726923 B2 JP 2726923B2 JP 12601695 A JP12601695 A JP 12601695A JP 12601695 A JP12601695 A JP 12601695A JP 2726923 B2 JP2726923 B2 JP 2726923B2
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックス層を有
し、酸や塩などの化学作用に対して安定な耐蝕性コンク
リート成形体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生活廃水による下水道用コンクリ
ート管の浸食が大きな問題となっており、浸食を防止す
るため、プラスチックスなどの耐蝕性に優れた材料でコ
ンクリート管の内面を被覆する方法が採られている。そ
の被覆方法としては、コーティング処理による方法とラ
イニング処理による方法とがある。コーティング処理に
よる方法は、コンクリート管が完全に硬化した後に、そ
の内面に通常、0.2〜0.3mmの薄いプラスチック
スの塗膜を作る方法であり、ライニング処理による方法
は、硬化後のコンクリート管の内面にプラスチックス板
を接着して、通常、1mm以上の厚いプラスチックス層
を作る方法である。
【0003】しかしながら、コーティング処理による方
法では、被圧水によってベーパー(vapor)現象に
よる「ふくれ」が生じ、塗膜が剥離してしまうという問
題があった。ライニング処理による方法では、ライニン
グしたプラスチックス板がコンクリート管内面から剥離
してしまうという問題があり、これを有効に防ぐプライ
マーはなかった。
【0004】これらの問題を解決しようとする従来の技
術として、例えば、特公平5−21043号公報に示す
ものがある。すなわち、コンクリート中に合成樹脂材を
混合し、遠心力によりコンクリート内周面に合成樹脂材
の一部を露出させ、その露出部分を溶剤で平滑に加工し
た後、その皮膜層の表面に合成樹脂部材を接着すること
によって、コンクリート管の内面に合成樹脂層を設ける
ものである。
【0005】また、従来の技術として、特公平5−37
086号公報に示すものがある。すなわち、筒状型枠を
回転させ、その内周面に骨材および自硬液を独立的に供
給し、最内層に細骨材層を設けてこの層を自硬液で固結
させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
5−21043号公報に示す技術では、コンクリートを
硬化させた後でなければ、合成樹脂材の露出部分の平滑
加工および合成樹脂部材の接着を行うことができないた
め、コンクリート管の製造工程と、平滑加工および合成
樹脂部材の接着工程とを別々に行わなければならず、製
造工程が煩雑になって製造コストが嵩むうえ、製造時間
がかかるという問題点があった。
【0007】また、特公平5−37086号公報に示す
技術では、管内周の細骨材層の表面全体を自硬液で被覆
してはいないため、細骨材層のピンホールから浸食され
るおそれがあるという問題点があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、耐蝕性をもたらすプラスチックス
層の接着性が改善され、また、製造工程が簡単で製造コ
ストが嵩まず、製造時間が短くて済み、耐蝕性が高い耐
蝕性コンクリート成形体およびその製造方法を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1の耐蝕性コンクリート成形体は、
コンクリート層と、細片状プラスチックス材層と、硬化
性プラスチックス層とを有し、前記細片状プラスチック
ス材層は前記コンクリート層と前記硬化性プラスチック
ス層との間に介在しており、前記細片状プラスチックス
材層の細片状プラスチックス材は前記コンクリート層の
コンクリートおよび前記硬化性プラスチックス層の硬化
性プラスチックスと結合していることを特徴とする。
【0010】耐蝕性コンクリート成形体は、管状、U字
溝、平板、その他、目的に応じていかなる形状に成形さ
れてもよい。細片状プラスチックス材には、廃棄物の再
利用のため、廃棄物のプラスチックスが好ましい。
【0011】本発明に係る第2の耐蝕性コンクリート成
形体は、第1の耐蝕性コンクリート成形体において、前
記細片状プラスチックス材層の細片状プラスチックス材
は前記コンクリート層側から前記硬化性プラスチックス
層側にかけて密度が連続的または段階的に増加している
ことを特徴とする。
【0012】本発明に係る第1の耐蝕性コンクリート成
形体の製造方法は、コンクリート材料と細片状プラスチ
ックス材とを混合する第1工程と、第1工程による混合
物に遠心力を加えて管状にするとともに、比重差により
管の内周面全体に前記細片状プラスチックス材の一部を
露出させる第2工程と、第2工程後の前記管の内側に液
状の硬化性プラスチックスを供給して遠心力によりその
硬化性プラスチックスで前記管の内周面を覆う第3工程
と、前記コンクリート材料と前記硬化性プラスチックス
とを硬化させる第4工程とを、有することを特徴とす
る。
【0013】細片状プラスチックス材には、比重が0.
9以上、大きさが5mm以上10mm以内のものが好ま
しく、特に、8mm〜10mm程度の粗粉砕物が好まし
い。細片状プラスチックス材の比重が0.9未満の場合
およびその大きさが5mm未満の場合には、遠心力を加
えた際に、コンクリート材料と細片状プラスチックス材
とが分離しやすいため、好ましくなく、大きさが10m
mを超える場合には、遠心力を加えた際に、細片状プラ
スチックス材がコンクリート材料の内周面全体に露出し
にくくなるため、好ましくない。細片状プラスチックス
材の形態は、コンクリート材料と細片状プラスチックス
材とを分離しにくくするため、流動抵抗の大きいものほ
どよく、例えば、角張ったものが好ましい。
【0014】コンクリート材料の骨材に対する細片状プ
ラスチックス材の混合割合は、重量比で骨材4に対して
細片状プラスチックス材1以下が好ましい。コンクリー
ト材料のセメントに対する骨材の混合比およびセメント
に対する水の混合比は、通常のヒューム管の材料比と同
様でよく、重量比で概ね、セメント:骨材=1:2程
度、セメント:水=0.3〜0.5:1程度が好まし
い。
【0015】コンクリート材料は、細片状プラスチック
ス材が内周面に偏在してしまうのを防止するため、細片
状プラスチックス材の流動抵抗が大きくなるよう、骨材
に0.3mm以下の小さな砂が含まれていることが非常
に好ましく、また、コンクリート材料の単位水量はでき
るだけ少ない方がよい。そのために、コンクリート材料
に減水剤を添加することがきわめて有効であり、好まし
い。
【0016】第2工程で混合物に加えられる遠心力は、
比重差により内周面全体に細片状プラスチックス材の一
部を露出させるとともに、コンクリート材料を管状に成
形して締め固めるために加えられる。遠心力の大きさ
は、以下の式で計算される。
【0017】f=4rπ2 2 /g
【0018】ここで、fは遠心力の重力加速度gに対す
る比を示し、rは回転の半径(cm)、nは回転速度
(rps)、gは重力加速度(980cm/sec2
である。第2工程で混合物に加えられる遠心力は、通常
のヒューム管の締め固めの際に加えられる遠心力と同程
度でよく、25G〜40Gで3〜8分程度の回転時間が
好ましい。混合物の回転速度をある程度上げることは、
遠心力が大きくなって締め固め効率が上がるため好まし
いが、遠心力が40Gを超えるまで回転速度を上げ過ぎ
ると、コンクリート材料と細片状プラスチックス材とが
分離してしまい、互いの結合状態が悪くなってしまうた
め、好ましくない。
【0019】第3工程で加えられる遠心力は、硬化性プ
ラスチックスの種類、特に粘度に依存するが、概ね、2
0G〜30Gで5分程度の回転時間が好ましい。第3工
程では、耐蝕性コンクリート成形体の管の内部を流体が
流れるときの抵抗を小さくするため、細片状プラスチッ
クス材による凹凸がなくなるよう、硬化性プラスチック
スで管の内周面を平滑に覆うことが好ましい。コンクリ
ート材料と硬化性プラスチックスとを硬化させる方法と
しては、蒸気養生が好ましく、通常のヒューム管の硬化
方法と同様の方法でよい。
【0020】本発明に係る第2の耐蝕性コンクリート成
形体の製造方法は、未硬化コンクリート層の上に細片状
プラスチックス材層を設け、圧縮成形により前記細片状
プラスチックス材層の下部を前記未硬化コンクリート層
に埋め込む第1工程と、第1工程後、前記細片状プラス
チックス材層の上に液状の硬化性プラスチックス層を設
ける第2工程と、前記未硬化コンクリート層と前記硬化
性プラスチックス層とを硬化させる第3工程とを、有す
ることを特徴とする。
【0021】本発明に係る第3の耐蝕性コンクリート成
形体の製造方法は、コンクリート材料と細片状プラスチ
ックス材とを混合して成り、前記細片状プラスチックス
材の混合割合がそれぞれ異なる複数の混合物を製造する
第1工程と、未硬化コンクリート層の上に第1工程によ
る前記複数の混合物を細片状プラスチックス材の混合割
合が増加する順に積層する第2工程と、第2工程による
積層体の上に細片状プラスチックス材層を載せ、これら
を圧縮成形する第3工程と、第3工程後、前記細片状プ
ラスチックス材層の上に液状の硬化性プラスチックス層
を設ける第4工程と、第4工程後、前記未硬化コンクリ
ート層と前記複数の混合物と前記硬化性プラスチックス
層とを硬化させる第5工程とを、有することを特徴とす
る。
【0022】本発明に係る第1および第2の耐蝕性コン
クリート成形体および第1、第2および第3の製造方法
では、前記細片状プラスチックス材は、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ABS、ポリスチレンもしくは塩化ビ
ニルまたはこれらの2以上の混合物から成ることが好ま
しい。また、前記硬化性プラスチックスは、自硬性樹脂
であって、PMMAモルタル、水分散型エポキシ系フェ
ノール樹脂もしくは合成ゴムラテックスまたはこれらの
2以上の混合物から成ることが好ましい。
【0023】本発明に係る第1および第2の耐蝕性コン
クリート成形体および第1、第2および第3の製造方法
では、コンクリート層または未硬化コンクリート層は、
生コンクリートから成っていても、鉄筋コンクリートか
ら成っていてもよい。第2および第3の耐蝕性コンクリ
ート成形体の製造方法では、型流し込みにより耐蝕性コ
ンクリート成形体を製造することが好ましく、U字溝、
平板、その他、いかなる形状に成形してもよい。
【0024】第2および第3の耐蝕性コンクリート成形
体の製造方法の場合、細片状プラスチックス材は、いか
なる大きさ、形状を有していてもよい。本発明に係る第
1、第2および第3の製造方法では、コンクリートが硬
化する前に硬化性プラスチックス層を設けることが製造
時間の短縮のために好ましいが、必要に応じて、コンク
リートが硬化後に硬化性プラスチックス層を設けてもよ
い。本発明に係る第1および第2の耐蝕性コンクリート
成形体は、下水道ヒューム管や汚水槽、および酸性土
壌、耐薬品性を要求する工場などの床、鉱泉、温泉地帯
のコンクリート製品構造物などの用途に適している。
【0025】
【作用】本発明に係る第1の耐蝕性コンクリート成形体
は、硬化性プラスチックス層により酸や塩などを含む生
活廃水の化学作用に対して安定性を有する。細片状プラ
スチックス材層は、硬化性プラスチックス層とコンクリ
ート層とに結合して、硬化性プラスチックス層がコンク
リート層側から剥離するのを防止する。細片状プラスチ
ックス材層は、硬化性プラスチックス層の下層に配置さ
れて、硬化性プラスチックス層の耐蝕性能の補助的効果
をもたらし、硬化性プラスチックス層の厚さが不十分だ
ったり、硬化性プラスチックス層が損傷を受けたりした
場合にも、酸や塩などの化学作用からコンクリート層を
保護する。硬化性プラスチックス層の材質は、コンクリ
ート層の材質に比べて比重が軽く、硬化性プラスチック
ス層を設けることにより全体の軽量化を図ることができ
る。
【0026】耐蝕性コンクリート成形体は、細片状プラ
スチックス材層がコンクリート層と分離して偏在してい
ると、硬化性プラスチックス層が細片状プラスチックス
材層とともにコンクリート層側から剥離しやすくなるた
め、望ましくない。本発明に係る第2の耐蝕性コンクリ
ート成形体は、細片状プラスチックス材層の細片状プラ
スチックス材が、コンクリート層の内部で密度が薄く、
表面部で密度が濃くなるよう傾斜化して含まれるため、
細片状プラスチックス材層および硬化性プラスチックス
層がコンクリート層から剥離しにくくなっている。
【0027】本発明に係る第1の耐蝕性コンクリート成
形体の製造方法では、コンクリート材料とともに細片状
プラスチックス材を混合し、遠心力を加えることによ
り、管の内周面に細片状プラスチックス材を露出させ、
その内周面を遠心力により硬化性プラスチックスで覆
う。混合工程と遠心力を加える工程はコンクリート管を
製造する場合に通常行われる工程のため、通常の工程の
中で耐蝕性コンクリート成形体を製造することができ
る。
【0028】従来のコーティング処理およびライニング
処理による方法では、固まる前のコンクリートに直接、
処理を行おうとしても、プラスチックスの塗膜やプラス
チックス板を、水を含んだコンクリートに付着させるこ
とができないため、処理前にコンクリートの養生を行う
必要があった。養生には、通常のヒューム管の製造の場
合、24時間程度かかるため、製造には時間がかかって
いた。これに対し、本発明に係る第1の耐蝕性コンクリ
ート成形体の製造方法では、硬化性プラスチックスで管
の内周面を覆う工程で、硬化性プラスチックスとコンク
リートとの間を細片状プラスチックス材が隔てているた
め、コンクリートが固まる前に処理することができ、コ
ンクリートが硬化後にコーティング処理やライニング処
理をするのに比べて製造時間を短縮することができる。
【0029】本発明に係る第2の耐蝕性コンクリート成
形体の製造方法では、細片状プラスチックス材層の下部
を未硬化コンクリート層に埋め込むことで、細片状プラ
スチックス材層と未硬化コンクリート層とを強固に結合
させることができる。未硬化コンクリート層の上には細
片状プラスチックス材層が設けられるため、未硬化コン
クリート層が固まる前に液状の硬化性プラスチックス層
を設けることができ、コンクリートが硬化後にコーティ
ング処理やライニング処理をするのに比べて製造時間を
短縮することができる。この製造方法によれば、型流し
込みにより耐蝕性コンクリート成形体を製造することが
できる。
【0030】本発明に係る第3の耐蝕性コンクリート成
形体の製造方法では、細片状プラスチックス材層および
硬化性プラスチックス層がコンクリート層から剥離しに
くい本発明に係る第2の耐蝕性コンクリート成形体を容
易に製造することができる。
【0031】
【実施例1】図1に示す耐蝕性コンクリート成形体のヒ
ューム管1を製造するため、まず、図2に示す製造装置
10を準備した。製造装置10は、図2に示すように、
機台11に2個の転輪12,12を並列に軸支し、転輪
12,12によって内径200mmφ、長さ300mm
の鋼製円筒型枠13を支持し、一方の転輪12の回転軸
を無段変速モーターの軸に接続して構成されている。無
段変速モーターを回転させると、円筒型枠13は中心軸
線を中心として回転するようになっている。
【0032】ヒューム管1の材料として、コンクリート
材料と細片状プラスチックス材とを準備した。コンクリ
ート材料には、8,000gの砂礫、6,000gのポ
ルトランドセメントおよび2,400gの水を準備し
た。細片状プラスチックス材には、8mm〜10mmの
大きさに粗粉砕した雑色の高密度ポリエチレンから成る
廃プラスチックス1,600gを準備した。この細片状
プラスチックス材をコンクリート材料の砂礫およびポル
トランドセメントと混合し、これに水を入れて、オムニ
ミキサーで十分に掻き混ぜた。
【0033】製造装置10の円筒型枠13内の内周面に
剥離剤を塗布し、円筒型枠13を回転させた。この回転
する円筒型枠13の内部に、オムニミキサーで掻き混ぜ
た混合物を徐々に供給した。円筒型枠13の回転速度を
遠心力が35Gになるよう設定し、その状態で5分間保
持してコンクリートの締め固めを行った。
【0034】5分経過後、締め固めが完了した時点で円
筒型枠13内の管の状態を見ると、その内周面全体には
細片状プラスチックス材が凹凸状に露出していた。次
に、円筒型枠13の回転速度を遠心力が25Gになるよ
う下げ、その状態で直ちに円筒型枠13内の管の内側に
自硬性の合成ゴムラテックス(スチレン・プタジエン系
共重合体であるSBRラテックス)を供給した。こうし
て、5分間保持した後、回転を止めた。その結果、管の
内周面に露出していた細片状プラスチックス材の凹凸は
無くなって、その内周面は平滑化された。
【0035】回転を止めた後、円筒型枠13を恒温恒湿
槽内に配して、蒸気養生を実施した。養生条件は、温度
70℃、湿度100%、養生時間4時間、温度上昇率2
0℃/h、下降率5℃/hであった。空冷後、円筒型枠
13から製造されたヒューム管1を外した。こうして、
コンクリート層に細片状プラスチックス材層および硬化
性プラスチックス層が確実に付着し固定したヒューム管
1を得ることができた。図1に示すように、このヒュー
ム管1は、外側から内側にかけて順にコンクリート層2
1、細片状プラスチックス材層22、硬化性プラスチッ
クス層23を有していた。
【0036】この実施例1のヒューム管1および対照区
である通常のヒューム管について、圧縮強度試験および
耐薬品性試験を行った。対照区のヒューム管は、実施例
1のヒューム管1と同じ配合のコンクリート材料を用
い、細片状プラスチックス材層と硬化性プラスチックス
層を設けずに、すべてをコンクリートで製造した。
【0037】圧縮強度試験は、JIS A 1136に
準拠して行った。その結果、対照区であるヒューム管で
は、圧縮強度が557kgf/cm2 であったのに対
し、実施例1のヒューム管1では圧縮強度が548kg
f/cm2 であり、圧縮強度の差は僅かであることがわ
かった。
【0038】耐薬品性試験には、次の試験液を使用し
た。5%塩酸、5%硫酸、5%酢酸、50%水
酸化ナトリウム、飽和塩化ナトリウム、なたね油、
灯油の7種類である。これら試験液には、灯油を除い
て試薬1級のものを用いた。試験方法は、以下のように
して行った。まず、実施例1のヒューム管1および対照
区である通常のヒューム管を200mmφ×100mm
の大きさにし、これらを長さ方向に切断してそれぞれ8
片として、それぞれ4面を各試験液に耐え得るようフッ
素樹脂で被覆した。次に、各供試体を〜の各試験液
に浸漬し、40日間経過後、外観観察および重量変化の
測定を行った。評価は、重量変化が±10%以上のもの
(優)を1点、±6%以上10%未満のもの(良)を2
点、±1%を超え6%未満のもの(可)を3点、±1%
以内のもの(不可)を4点として行った。
【0039】この結果を図3に示す。図3をみると、実
施例1のヒューム管1は、対照区のヒューム管に比べ
て、優れた耐薬品性を有することがわかる。外観観察結
果は、図3の結果と符合し、重量変化が大きいもので
は、腐食による凹凸が見られた。
【0040】
【実施例2】まず、コンクリート材料と細片状プラスチ
ックス材とを準備した。コンクリート材料には、8,0
00gの砂礫、6,000gのポルトランドセメントお
よび1,900gの水を準備した。細片状プラスチック
ス材には、実施例1と同様の廃プラスチックス1,60
0gを準備した。この細片状プラスチックス材をコンク
リート材料の砂礫およびポルトランドセメントと混合
し、これに水を入れて、オムニミキサーで十分に掻き混
ぜた。
【0041】実施例1で用いた製造装置10を用い、そ
の円筒型枠13内の内周面に剥離剤を塗布して、円筒型
枠13を回転させた。この回転する円筒型枠13の内部
に、オムニミキサーで掻き混ぜた混合物を厚さが25m
mになるまで徐々に供給した。円筒型枠13の回転速度
を遠心力が35Gになるよう設定し、その状態で5分間
保持してコンクリートの締め固めを行った。
【0042】5分経過後、締め固めが完了した時点で、
円筒型枠13の回転速度を遠心力が25Gになるよう下
げ、その状態で直ちに円筒型枠13内に工業用水分散型
エポキシ系フェノール樹脂を厚さが15mmになるまで
供給した。こうして、5分間保持した後、回転を止め
た。回転を止めた後、円筒型枠13を恒温恒湿槽内に配
して、実施例1と同様の条件で蒸気養生を実施した。空
冷後、円筒型枠13から製造されたヒューム管を外し
た。こうして、コンクリート層に細片状プラスチックス
材層および硬化性プラスチックス層が確実に付着し固定
したヒューム管を得ることができた。
【0043】この実施例2のヒューム管について、実施
例1と同様に、圧縮強度試験および耐薬品性試験を行っ
た。圧縮強度試験の結果、圧縮強度は、555kgf/
cm2 であり、ヒューム管の強度として十分な強度を示
した。耐薬品性試験の結果を、図4に示す。図4をみる
と、実施例2のヒューム管は、対照区のヒューム管に比
べて、優れた耐薬品性を有することがわかる。
【0044】
【実施例3】実施例1と同様のコンクリート材料と細片
状プラスチックス材とを準備し、実施例1と同様に、こ
れらをオムニミキサーで十分に掻き混ぜた。また、硬化
性プラスチックスとして、PMMAモルタルを準備し
た。そのため、結合材料用モノマーである工業用メタク
リル酸メチル(略称;MMA)1,000g、架橋材と
してトリメチロールプロパントリメタクリレート(略
称;TMPTMA)100g、重合開始剤としてアゾビ
スイソブチロニトリル(略称;AIBN)15g、重合
促進剤としてN−N’−ジメチル−p−トルイジン(略
称;DMT)10gを混合した。この溶液1,125g
を、細砂7,800gと、充填剤としての炭酸カルシウ
ム1,000gとを混合したものに注入し、オムニミキ
サーを用いて十分に混合して、PMMAモルタルを製造
した。
【0045】実施例1で用いた製造装置10を用い、そ
の円筒型枠13内の内周面に剥離剤を塗布して、円筒型
枠13を回転させた。この回転する円筒型枠13の内部
に、オムニミキサーで掻き混ぜた混合物を厚さが25m
mになるまで徐々に供給した。円筒型枠13の回転速度
を遠心力が35Gになるよう設定し、その状態で5分間
保持してコンクリートの締め固めを行った。
【0046】5分経過後、締め固めが完了した時点で、
円筒型枠13の回転速度を遠心力が25Gになるよう下
げ、その状態で直ちに円筒型枠13内に、準備したPM
MAモルタルを厚さが15mmになるまで供給した。こ
うして、5分間保持した後、回転を止めた。回転を止め
た後、円筒型枠13を恒温恒湿槽内に配して、実施例1
と同様の条件で蒸気養生を実施した。空冷後、円筒型枠
13から製造されたヒューム管を外した。こうして、コ
ンクリート層に細片状プラスチックス材層および硬化性
プラスチックス層が確実に付着し固定したヒューム管を
得ることができた。
【0047】この実施例3のヒューム管について、実施
例1と同様に、圧縮強度試験および耐薬品性試験を行っ
た。圧縮強度試験の結果、圧縮強度は、267kgf/
cm2 であり、ヒューム管の強度として十分な強度を示
した。耐薬品性試験の結果を、図5に示す。図5をみる
と、実施例3のヒューム管は、対照区のヒューム管に比
べて、優れた耐薬品性を有することがわかる。
【0048】
【実施例4】まず、第1〜第3のコンクリート材料と、
第1〜第3の細片状プラスチックス材とを準備した。第
1のコンクリート材料には、4,000gの砂礫、3,
000gのポルトランドセメントおよび950gの水を
準備した。第2および第3のコンクリート材料には、そ
れぞれ、2,000gの砂礫、1,500gのポルトラ
ンドセメントおよび475gの水を準備した。第1〜第
3の細片状プラスチックス材には、実施例1と同様の廃
プラスチックスをそれぞれ200g、600g、800
g準備した。
【0049】第1のコンクリート材料のみを実施例1と
同様にオムニミキサーで十分に掻き混ぜて第1層材を準
備し、第2のコンクリート材料および第1の細片状プラ
スチックス材を同様に掻き混ぜて第2層材を準備し、第
3のコンクリート材料および第2の細片状プラスチック
ス材を同様に掻き混ぜて第3層材を準備した。
【0050】こうして準備した第1層材〜第3層材およ
び第3の細片状プラスチックス材を金型に入れた。金型
は、型サイズが83mm×153mmの両押金型を用い
た。金型は、両方のプレス・ダイを吸水シートで覆った
後、この吸水シートがプレス・ダイと密着するように水
をかけて準備した。金型内には、第1層材、第2層材、
第3層材、細片状プラスチックス材の順にそれぞれ平坦
になるよう積層した。
【0051】積層終了後、積層体を金型から取り出し、
油圧プレス装置により100〜250kgf/cm2
圧力で1〜30秒間、両押プレスをかけ、圧縮成形し
た。圧縮成形後、積層体の周囲を板で囲い、直ちに細片
状プラスチックス材層の上に工業用水分散型エポキシ系
フェノール樹脂を厚さが15mmになるよう供給した。
【0052】次に、実施例1と同様の条件で蒸気養生を
実施してから、空冷した。こうして、コンクリート層に
細片状プラスチックス材層および硬化性プラスチックス
層が確実に付着し固定した、83mm×153mm×1
2mmの大きさのブロックを得ることができた。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る耐蝕性コンクリート成形体
およびその製造方法によれば、硬化性プラスチックス層
により生活廃水などに対する耐蝕性が高められ、コンク
リート層と硬化性プラスチックス層との間に細片状プラ
スチックス材層が介在して結合しているので、耐蝕性を
もたらす硬化性プラスチックス層の接着性が改善され、
また、コンクリートが硬化する前に硬化性プラスチック
ス層を設けることができるので、製造工程が簡単で製造
コストが嵩まず、製造時間が短くて済み、作業性および
生産性を向上させることができる。
【0054】特に、本発明に係る第2の耐蝕性コンクリ
ート成形体によれば、細片状プラスチックス材層の細片
状プラスチックス材がコンクリート層の内部で傾斜化し
て含まれるので、細片状プラスチックス材層および硬化
性プラスチックス層がコンクリート層から剥離しにく
い。
【0055】特に、本発明に係る第1の耐蝕性コンクリ
ート成形体の製造方法によれば、コンクリート管を製造
する場合に通常行われる工程で、細片状プラスチックス
材を混合し、また、硬化性プラスチックスを供給して製
造するので、製造工程が非常に簡単で製造コストが嵩ま
ず、製造時間が短くて済む。
【0056】特に、本発明に係る第2の耐蝕性コンクリ
ート成形体の製造方法によれば、型流し込みにより種々
の形状の耐蝕性コンクリート成形体を製造することがで
きる。
【0057】特に、本発明に係る第3の耐蝕性コンクリ
ート成形体の製造方法によれば、本発明に係る第2の耐
蝕性コンクリート成形体を容易に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1で製造された耐蝕性コンクリ
ート成形体のヒューム管を示す横断面図である。
【図2】本発明の実施例1で用いた耐蝕性コンクリート
成形体の製造装置を示す概略側面図である。
【図3】本発明の実施例1で製造された耐蝕性コンクリ
ート成形体の耐蝕試験結果を示すグラフである。
【図4】本発明の実施例2で製造された耐蝕性コンクリ
ート成形体の耐蝕試験結果を示すグラフである。
【図5】本発明の実施例3で製造された耐蝕性コンクリ
ート成形体の耐蝕試験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ヒューム管 10 製造装置 11 機台 12 転輪 13 円筒型枠 21 コンクリート層 22 細片状プラスチックス材層 23 硬化性プラスチックス層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 28/02 C04B 28/02 //(C04B 28/02 18:20) B29L 9:00 23:00 (56)参考文献 特開 昭63−227304(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート層と、細片状プラスチックス
    材層と、硬化性プラスチックス層とを有し、前記細片状
    プラスチックス材層は前記コンクリート層と前記硬化性
    プラスチックス層との間に介在しており、前記細片状プ
    ラスチックス材層の細片状プラスチックス材は前記コン
    クリート層のコンクリートおよび前記硬化性プラスチッ
    クス層の硬化性プラスチックスと結合していることを特
    徴とする耐蝕性コンクリート成形体。
  2. 【請求項2】前記細片状プラスチックス材層の細片状プ
    ラスチックス材は前記コンクリート層側から前記硬化性
    プラスチックス層側にかけて密度が連続的または段階的
    に増加していることを特徴とする請求項1記載の耐蝕性
    コンクリート成形体。
  3. 【請求項3】コンクリート材料と細片状プラスチックス
    材とを混合する第1工程と、 第1工程による混合物に遠心力を加えて管状にするとと
    もに、比重差により管の内周面全体に前記細片状プラス
    チックス材の一部を露出させる第2工程と、 第2工程後の前記管の内側に液状の硬化性プラスチック
    スを供給して遠心力によりその硬化性プラスチックスで
    前記管の内周面を覆う第3工程と、 前記コンクリート材料と前記硬化性プラスチックスとを
    硬化させる第4工程とを、 有することを特徴とする耐蝕性コンクリート成形体の製
    造方法。
  4. 【請求項4】未硬化コンクリート層の上に細片状プラス
    チックス材層を設け、圧縮成形により前記細片状プラス
    チックス材層の下部を前記未硬化コンクリート層に埋め
    込む第1工程と、 第1工程後、前記細片状プラスチックス材層の上に液状
    の硬化性プラスチックス層を設ける第2工程と、 前記未硬化コンクリート層と前記硬化性プラスチックス
    層とを硬化させる第3工程とを、 有することを特徴とする耐蝕性コンクリート成形体の製
    造方法。
  5. 【請求項5】コンクリート材料と細片状プラスチックス
    材とを混合して成り、前記細片状プラスチックス材の混
    合割合がそれぞれ異なる複数の混合物を製造する第1工
    程と、 未硬化コンクリート層の上に第1工程による前記複数の
    混合物を細片状プラスチックス材の混合割合が増加する
    順に積層する第2工程と、 第2工程による積層体の上に細片状プラスチックス材層
    を載せ、これらを圧縮成形する第3工程と、 第3工程後、前記細片状プラスチックス材層の上に液状
    の硬化性プラスチックス層を設ける第4工程と、 第4工程後、前記未硬化コンクリート層と前記複数の混
    合物と前記硬化性プラスチックス層とを硬化させる第5
    工程とを、 有することを特徴とする耐蝕性コンクリート成形体の製
    造方法。
  6. 【請求項6】前記細片状プラスチックス材は、ポリエチ
    レン、ポリプロピレン、ABS、ポリスチレンもしくは
    塩化ビニルまたはこれらの2以上の混合物から成り、前
    記硬化性プラスチックスは、自硬性樹脂であって、PM
    MAモルタル、水分散型エポキシ系フェノール樹脂もし
    くは合成ゴムラテックスまたはこれらの2以上の混合物
    から成ることを特徴とする請求項1または2記載の耐蝕
    性コンクリート成形体。
  7. 【請求項7】前記細片状プラスチックス材は、ポリエチ
    レン、ポリプロピレン、ABS、ポリスチレンもしくは
    塩化ビニルまたはこれらの2以上の混合物から成り、前
    記硬化性プラスチックスは、自硬性樹脂であって、PM
    MAモルタル、水分散型エポキシ系フェノール樹脂もし
    くは合成ゴムラテックスまたはこれらの2以上の混合物
    から成ることを特徴とする請求項3,4または5記載の
    耐蝕性コンクリート成形体の製造方法。
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