JP2000334852A - 成形物の補強方法 - Google Patents
成形物の補強方法Info
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Abstract
性の改善された成形物の補強方法、特に品位保持のた
め、低温で、しかも樹脂表面の形状や模様が変わらない
低圧の条件での補強方法にある。 【解決手段】 本発明は、成形物の裏面に、不飽和ポリ
エステル樹脂、ビニルエステル樹脂、アクリル樹脂、あ
るいはビニルウレタン樹脂から選ばれる樹脂(A)、光重
合開始剤(B)、熱可塑性樹脂粉末を有効成分とする増粘
剤(C)、および繊維強化材(D)からなる繊維強化樹脂シー
ト(イ)を積層圧着し、次いで繊維強化樹脂シート
(イ)表面に紫外線もしくは可視光を照射して、該繊維
強化樹脂シート(イ)を補強層として硬化させることを
特徴とする成形物の補強方法を提供する。
Description
の表面材、車両の内装材表面、あるいは浴槽表面等に用
いられる熱可塑性樹脂製、熱硬化性樹脂製、および金属
製等、比較的薄い成形物を、その表面外観を損なうこと
なく、硬化性、扱い安さに優れた新規な繊維強化樹脂シ
ート材(以下FRPという)による成形物の補強方法に
関するものである。
造方法としては、例えば、成形物の裏面にハンドレイア
ップ法やスプレーアップ法でFRP層を積層するか、又
は、あらかじめ成形されたFRP材に熱可塑性樹脂シー
トを接着剤で貼り合わせるか、あるいはシートモールデ
ィングコンパウンド(SMCと略記す)に成形物である
熱可塑性樹脂シートを重ね合わせて、加熱圧縮成形する
などの方法が知られている。
つかの不都合な点がある。例えば、ハンドレイアップ法
やスプレーアップ法では、液状不飽和樹脂を扱うため、
臭気による作業環境悪化や、手作業ならびに長い硬化時
間を要するといった低生産性の問題がある。FRP成形
物に熱可塑性樹脂シートを接着する方法は、この成形物
材料のコスト高のため経済性に問題がある。
は、SMCが取り扱いやすく、かつ安価であることから
作業性と経済性に優れた技術であると言える。しかしな
がら、この方法ではSMCに使用される不飽和ポリエス
テル樹脂が、その性質上高粘度であり、成形温度を高く
して賦形を容易にしなければならないこと、また、加熱
圧縮成形の圧力を上げないと細部の充填に問題があるこ
となどの欠点があった。従って、加熱圧縮成形の際に、
熱可塑性樹脂を融解するか、あるいは熱可塑性樹脂の部
分軟化に伴い、表面装飾用の色彩やエンボス模様を変え
る恐れがあるという重大な欠点を有している。
−182036号公報では、成形物である熱可塑性樹脂
シートの裏面に、ガラス繊維に光硬化性ビニルエステル
樹脂を含浸したシート状プリプレグを密着させ、真空成
形または真空/圧空成形により賦形し、紫外線によって
硬化し、離型、冷却する方法が示されている。しかしな
がら、該方法において、このシート状プリプレグを熱可
塑性樹脂シートに張り付ける際、片面の離型フィルムを
剥ぎ取らねばならない。この際の、シート状プリプレグ
の粘着性が高く、離型フィルムに樹脂等が付着し、樹脂
分の部分的な不均一性が生じる他、作業性とともに経済
性の点でも問題となる。この方法では、熱可塑性樹脂シ
ートにシート状プリプレグを接着させる際には、流動性
を持たせるために加熱する必要がある。
樹脂シートに比較し、プリプレグが硬化したFRP層で
は硬化収縮が起こり、積層シート間の剥離、およびFR
Pに微細なクラックが生じるなどの問題も生じる。これ
を防ぐためにはポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリメ
タクリル酸メチルなどの低収縮化剤を不飽和ポリエステ
ル樹脂に添加するなどの方法も取られるが、実際にはこ
れらが分離したり、マイクロクラックやボイドの発生の
ためFRP層が白濁するなどの問題が起こる。
脂、熱硬化性樹脂、金属等、変更される場合や接合物で
ある場合には、SMCの使用は事実できない。
性、生産性および経済性の改善された成形物の補強方法
にある。即ち、得られる積層成形物の品位保持のため、
低温で、しかも樹脂表面の形状や模様が変わらない低圧
の条件での補強方法を提供することにある。
課題について鋭意研究の結果、光硬化性を有し低収縮性
を有する特定の繊維強化樹脂シートにより、本発明を完
成するに至ったものである。
に、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、ア
クリル樹脂、あるいはビニルウレタン樹脂から選ばれる
樹脂(A)、光重合開始剤(B)、熱可塑性樹脂粉末を有効成
分とする増粘剤(C)、および繊維強化材(D)からなる繊維
強化樹脂シート(イ)を積層圧着し、次いで繊維強化樹
脂シート(イ)表面に紫外線もしくは可視光を照射し
て、該繊維強化樹脂シート(イ)を補強層として硬化さ
せることを特徴とする成形物の補強方法、好ましくは成
形物に繊維強化樹脂シート(イ)を積層する際、ロール
によって圧着させる工程を設けること、好ましくは成形
物に繊維強化樹脂シート(イ)を積層する際、簡易型に
よって0.1〜10kg/cm2の圧力で圧着させる工
程を設けること、好ましくは成形物が、熱可塑性樹脂
製、熱硬化性樹脂製、金属製、無機材料製、或いはこれ
らの複合物製の1種以上から選択されるものであるこ
と、好ましくは好ましくは成形物が、繊維強化熱硬化性
樹脂成形物であることを特徴とする成形物の補強方法を
提供するものである。次に本発明を詳細に説明する。
ち、熱可塑性樹脂製の表面材は、一般に表面に色彩の
他、エンボスによる装飾模様を付けたものが広く使われ
ている。この種の成形物に繊維強化樹脂層を積層する場
合は、成形物や装飾模様が変形しないよう低圧で賦形
し、室温下で硬化させる必要がある。同様に熱硬化性樹
脂製成形物や金属製成形物の場合も、加圧や加熱ができ
ない場合があり、低圧賦形、室温硬化が必要となる。
を行わせ、フィルム剥ぎ性などの作業性を改善するとと
もに、低収縮効果をも有する本発明の光硬化性繊維強化
樹脂シートを使用して、低温での光硬化を利用すること
が、本発明の骨子である。
繊維強化材に光硬化性の不飽和ポリエステル樹脂、ビニ
ルエステル樹脂、アクリル樹脂、あるいはビニルウレタ
ン樹脂から選ばれる樹脂を含浸させ、増粘剤である熱可
塑性樹脂粉末によって増粘させた繊維強化樹脂シート
(シート状プリプレグ)を密着合体させた後、これをロ
ールまたはFRP型等によって圧力0.1〜10kg/
cm2の低圧で圧着、賦形した後、紫外線および可視光
によって硬化し、成形物を繊維強化樹脂によって積層補
強するものである。
強するのみではなく、成形物の部分的に補強の必要性の
ある場合や、金属製成形物で制震性を必要とする部分、
更には、コンクリート製成形物(管)等のクラック等の
欠陥部の補修などに部分的にロールもしくは簡易的な加
圧手段によって密着させ、同様に紫外線および可視光に
よって硬化させ、所望の補強部を得ることができる。
脂については特に制限はなく、従来の不飽和ポリエステ
ル樹脂成形物に慣用されている公知の不飽和ポリエステ
ル樹脂を用いることができる。この不飽和ポリエステル
樹脂は、α,β−不飽和カルボン酸又は場合により飽和
カルボン酸を含むα,β−不飽和カルボン酸とアルコー
ル類とから得られたものである。
ば、フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン
酸、シトラコン酸、メサコン酸、クロロマレイン酸、あ
るいはこれらのジメチルエステル類などが挙げられる。
これらのα,β−不飽和カルボン酸はそれぞれ単独で用
いても良いし、2種以上を組み合わせて用いても良い。
また、飽和カルボン酸としては、例えば、フタル酸、無
水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘット酸、
ヘキサヒドロ無水フタル酸、アジピン酸、セバチン酸、
アゼライン酸などが挙げられる。これらの飽和カルボン
酸はそれぞれ単独で用いても良いし、2種以上を組み合
わせて用いても良い。
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,3−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、シクロヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオー
ル、、グリセリンモノアリルエーテル、水素化ビスフェ
ノールA、2,2−ビス(4−ヒドロキシプロボキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシエト
キシフェニル)プロパンなどのジオール類、トリメチロ
ールプロパンなどのトリオール類、ペンタエリスリトー
ルなどのテトラオール類などが挙げられる。これらのア
ルコールはそれぞれ単独で用いても良いし、2種類以上
を組み合わせて用いても良い。
ては、ポリライトシリーズ(大日本インキ化学工業製
品)例えばCN325、CU−770等が使用できる。
土類金属の酸化物などを使用する場合には、不飽和ポリ
エステル樹脂の分子量は約2000以上である必要があ
るが、本発明の熱可塑性樹脂粉末を増粘剤(C)として用
いる場合、1000〜2000の分子量の不飽和ポリエ
ステル樹脂でもプリプレグ化することができる。不飽和
ポリエステル樹脂は、重合性不飽和単量体に溶解し樹脂
組成物として使用される。
は、エポキシ樹脂とアクリル酸またはメタクリル酸との
反応によって製造されるものが最も代表的であり、他に
は、例えば、末端カルボキシポリブタジエンとグリシジ
ルメタクリレートとの反応によって製造されるポリブタ
ジエンタイプビニルエステル樹脂などを含むものであ
り、耐食性、および機械的強度に優れた樹脂の1群であ
る。
タクリル酸エステルおよびアクリル酸エステルを主たる
成分とする重合性単量体から導かれる熱可塑性重合体と
重合性単量体から構成されるものである。該重合体に使
用される単量体は、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、
(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸
ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アク
リル酸シクロヘキシル等、(メタ)アクリル酸エステル
を必須成分とし、必要により上記(メタ)アクリル酸エ
ステル類と共重合可能な他の重合性単量体を併用し、該
単量体混液を重合して得られるものである。
えば、官能性単量体である、ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロ
キシル基含有モノマーや、(メタ)アクリル酸等、カル
ボキシル基を有するモノマーも使用できる。更にその他
の(メタ)アクリル酸エステル類、スチレン、α−メチ
ルスチレン、ビニルトルエン、パラメチルスチレン、ク
ロロスチレン等の芳香族単量体、酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル等のビニルエステル類、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン等のハロゲン化ビニル単量体、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル類等を併用
することができる。
たシラップの形で用いられるため、分子量10万以下の
ものが好ましく、懸濁重合、溶液重合等、一般的重合方
法で得ることができる。また、該単量体を10〜40%
予備重合したシラップをそのまま用いることもできる。
酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリ
ル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチ
ル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等、(メタ)ア
クリル酸エステル類の中から選ばれた1種以上の(メ
タ)アクリル酸エステルを必須成分とし、必要により上
記(メタ)アクリル酸エステル類と共重合可能な他の重
合性単量体、例えば、炭素数1〜12のアルキル基を有
する(メタ)アクリル酸エステル、スチレン、α−メチ
ルスチレン、(メタ)アクリル酸アミド、炭素数1〜4
のアルキル基を有するマレイン酸エステルおよびフマー
ル酸エステル等を併用しても良い。
リレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパンジ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、オリゴエチレンジ(メタ)アク
リレートなどの多官能重合性単量体を用いることもでき
る。これらの重合性単量体のうち、1種用いても良い
し、2種以上を組み合わせて用いても良い。上記樹脂
(A)中の重合性不飽和単量体の使用割合は、樹脂の固形
分の割合が好ましくは5〜75重量%となるよう混合す
る。
は、ポリオール類、イソシアネート類、水酸基含有(メ
タ)アクリレート類から得られるオリゴマーを重合性単
量体で希釈したものである。重合性単量体としては、ア
クリル樹脂に使用されるような上記単量体を使用するこ
とができる。市販品としては、ポリライト586、IT
P−1094などが挙げられる。
フェノン、アセトフェノン、または、これらの誘導体で
ある。、これら(B)は樹脂(A)を約500nmまでの波長
の可視光および紫外線領域の光を照射することで、重合
反応を進行させ常温での硬化を進める。樹脂中に使用の
際、さらに粘度、粘着性、含浸成形収縮などを調節する
添加剤や充填材を、光反応を阻害しない範囲で配合する
ことは差し支えない。
(c)としては、特に制限されるものではないが、重合性
単量体を懸濁重合もしくは乳化重合によって重合し、水
分を除去することによって得られる好ましくは平均粒子
径が0.1μm〜0.5mmの範囲の粉末であれば良
い。例えば、官能性単量体である、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等
のヒドロキシル基含有モノマーや、(メタ)アクリル酸
等、カルボキシル基を有するモノマーも使用できる。更
にその他の(メタ)アクリル酸エステル類、スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、パラメチルスチ
レン、クロロスチレン等の芳香族単量体、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル単量体、アク
リロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル
類等を使用することもでき、2種以上の重合性単量体を
組み合わせた共重合体でも良い。
重合体を含むラテックスは通常、多翼型回転ディスク
式、円盤型回転ディスク式、ノズル式などで噴霧乾燥す
ることにより、粉末状共重合体を得ることができる。こ
の乾燥の場合、一般に共重合体は噴霧液滴単位で凝集
し、好ましくは20〜100μm程度の凝集粒子を形成
する。凝集の程度は乾燥条件によって異なり、乾燥後に
粉砕してほぐす工程をもうけることもできる。また、乳
化重合後に塩析法や凍結法によりラテックス粒子を凝固
分離し、脱水して調製したウェットケーキを流動床など
で乾燥して、凝集粒子状として得ることもできる。
−メチルメタクリレート共重合体粉末、ポリメチルメタ
クリレート粉末などが好適に用いられる。市販品として
は、例えば、日本ゼオン製アクリル微粉末(ゼオンF3
01、F303、F320、F325、F340、F3
45、F351等)が挙げられる。
は、通常繊維強化材として用いられるもので良く、例え
ば、ガラス繊維、ポリエステル繊維、フェノール繊維、
ポリビニルアルコール繊維、芳香族ポリアミド繊維、ナ
イロン繊維、炭素繊維がある。これらの形態としては、
例えば、チョップドストランド、チョップドストランド
マット、ロービング、織物状などが挙げられる。これら
の繊維強化材は樹脂組成物の粘度や得られる成形物の強
度などを考慮して選ばれる。
強化材に常法によって樹脂を含浸して、ポリエチレン、
ポリエステル、PVA等のフィルムで固定したシート状
プリプレグであって、通常はこのプリプレグが薄い2枚
のフィルムに挟まれて、長尺のまま、紙管や鉄管などパ
イプ状のものに巻き取られているか、あるいはプリプレ
グの片面に両面剥離性のフィルムが積層され、このフィ
ルムを外側にして巻き取られる。
り畳みながら保管することもできる。得られたシート
(イ)は、アルミ蒸着フィルム等、光を透過させないフ
ィルムで包み、ゲル化を防がなければならない。
℃までの加温、好ましくは30℃〜45℃によって増粘
し、液状分のないプリプレグシートとなる。該増粘後プ
リプレグシートの積層補強にあたって、成形物裏面に、
場合によってはプライマーを塗布した後に、片面の固定
用フィルムを剥ぎ取って露出したプリプレグ面をロール
または簡易型(前記のFRP材料で成形物としたもの
で、対象とする成形物の形である)によって、0.1〜
10kg/cm2の低圧でプリプレグを型面の形状に賦
形する。賦形後、プリプレグ面に紫外線または可視光を
照射して、プリプレグを硬化させる。この場合、プリプ
レグ裏面に残したフィルムは、光透過を妨げず、かつ軟
質の薄い透明フィルムであれば、この操作が終了するま
でつけておいて差し支えない。
の高圧水銀灯が好適である。
ト(イ)(プリプレグとも言う)は、常温下でも柔軟性
を有し、成形物の形状に対する追従性は極めて良好であ
る。該粘着性は、成形物との密着性が容易で、成形物と
の一体化が容易である。このような粘着性があるにもか
かわらず、プリプレグ保持フィルムは剥ぎ取る際、まっ
たくそのフィルムへの樹脂分の付着がなく、作業性に富
み、経済性の面でも優位となる。
れた形で提供されるので、成形前の裁断や積み重ね等の
取り扱いを容易にし、しかも、紫外線照射もあまり阻害
しないので好都合である。
は強化繊維基材の種類、またはこれらの含量、また全体
の厚さを変えた多種類のものが製造できるので熱可塑性
樹脂シートあるいは製品の強化複合材の厚さ、剛性、感
触性等に適したプリプレグ材を選ぶことができる。ま
た、該プリプレグの製造の際、増粘剤の添加量を変更す
ることによって、増粘の程度を変更することができ、粘
着性、取り扱い性を変更できる。
な形のあるものであり、その材質は、熱可塑性樹脂製、
熱硬化性樹脂製、金属製、無機材、紙製、木製品のいず
れでも良く、具体的には、熱可塑性樹脂製の成形物とし
ては、例えば、汎用ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレ
ン、ABS樹脂、AS樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリエチルアクリレート、メチルメ
タクリレート−スチレン共重合体、ポリアクリロニトリ
ル、アセチルセルロース、ブチルセルロース、プロピル
セルロース、アセチルブチルセルロース、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩化ビニリデン樹脂、ポリアセタ
ール、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン等を挙
げることができる。これらの中で、ポリメチルメタクリ
レートは意匠性が高いので、特に好適に使用することが
できる。
は、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエ
ステル樹脂、フェノール樹脂等、通常熱硬化性樹脂とし
て使用され得るもので、特に制限されるものではなく、
これらを必要な硬化剤によって硬化成形せしめた物品で
ある。
脂製成形物のいずれの場合も、各樹脂とともに、無機充
填材を配合したものでも良い。そのような場合に添加さ
れる無機充填材としては、例えば、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、硫酸バリウム、マイカ、タルク、カオ
リン、クレー、ゼライト、アスベスト、バーライト、バ
ライタ、シリカ、けい砂、ドロマイト石灰石、セッコ
ウ、アルミニウム微粉、中空バルーン、アルミナ、ガラ
ス粉、水酸化アルミニウム、寒水石、酸化ジルコニウ
ム、三酸化アンチモン、酸化チタン、二酸化モリブデ
ン、を挙げることができる。これらの無機充填材は、作
業性や得られる成形物の強度、外観、経済性などを考慮
して適時選ばれるが、通常炭酸カルシウムや水酸化アル
ミニウムが用いられる。
維強化材を用いたものでも使用可能である。繊維強化材
としては、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、ポリエステ
ル繊維、フェノール繊維、ポリビニルアルコール繊維、
アラミド繊維、ナイロン繊維など、強化プラスチックの
製造に慣用されるものを使用することができる。これら
の繊維強化材の形態としては、例えば、チョップドスト
ランド、チョップドストランドマット、ロービング、織
物などを挙げることができる。
延鋼板、ED鋼板、ステンレス鋼板、亜鉛鋼板、アルミ
鋼板等が挙げられる。その例として、一般に自動車用ボ
ディーに使用されるED鋼板の振動の大きな部分への補
強、および制震性付与などが挙げられる。
例えば、コンクリート、ガラス、セラミック、大理石等
の天然石材等が挙げられる。その例として、FRP製の
みでなくコンクリート製のパイプ等の成形物のクラック
等、欠陥部の補修の場合が挙げられる。
ば特に限定されないが、例えば、パルプ紙、和紙などに
直接密着させて破れないよう補強する場合の他、ダンボ
ール紙、化粧紙などの2次加工を施したものにも使用す
ることができる。
木材の板の他、合成木材の板にも使用可能である。
高めるため、成形物にプライマーを塗布することは極め
て有効であって、本発明では光硬化性プライマーワニス
を用いて、プライマーとプリプレグとを紫外線照射で同
時に硬化させることができる。
レグシート)の製造) 不飽和ポリエステル樹脂(ポリライトCN325、大日
本インキ化学工業(株)製) 100重量部に対し、ア
クリル系増粘剤(F303、日本ゼオン製)30重量部
を添加し、充分攪拌する。紫外線硬化剤としてイルガキ
ュア−651(チバガイギー製)1重量部をさらに添加
し、攪拌混合後、SMC製造装置を使用し、1インチの
ガラスチョップドストランドに含浸させ、折り畳みなが
らシートを保管ボックス中に取り出した。得られたシー
トを45℃に加温し、2時間保管、増粘させ、プリプレ
グシートを作成した。該プリプレグシートは、粘着性が
あるものの、保護フィルムの剥ぎ取り性は良好で、樹脂
分の付着等はなかった。
グシート)の製造) 不飽和ポリエステル樹脂中のモノマー成分をスチレンモ
ノマーから、メチルメタクリレート/β−ヒドロキシエ
チルメタクリレート(95/5:重量比)に変更する以
外は、参考例1と同様にしてプリプレグシートを作成し
た。増粘によって、作業性(フィルム剥ぎ性)は良好で
あった。
レグシート)の製造) 塊状重合によってメチルメタクリレートを30%重合し
て得られたアクリルシラップを不飽和ポリエステルの代
わりに使用する以外は、参考例1と同様にしてプリプレ
グシートを作成した。得られたシートの作業性は良好で
あった。
レグシート)の製造) ビニルエステル樹脂(ディックライトMUE−356
3:大日本インキ化学工業(株)製)を不飽和ポリエス
テル樹脂の代わりに使用する以外は、参考例1と同様に
プリプレグシートを作成した。得られたシートの作業性
は良好であった。
レグシート)の製造) ガラスチョップドストランドをガラスチョップドストラ
ンドマットに変更する以外、参考例1と同様にプリプレ
グシートを作成した。
レグシート)の製造) ガラスチョップドストランドをカーボン繊維に変更する
以外、参考例1と同様にプリプレグシートを作成した。
レグシート)の製造) 増粘剤であるアクリル粉末を除いた以外は、参考例4と
同様にプリプレグシートを作成した。得られたシートの
フィルム剥ぎは非常に困難であった。
リレート製シートから真空成形によって成形した浴槽成
形物にプライマーとしてディオバ−CP−700(大日
本インキ化学工業(株))を塗布した後、参考例1で作
成した厚さ1mmのプリプレグシートの片面の離型フィル
ムを剥ぎ、剥ぎ取った面を重ね、ローラーで圧着した。
コーナー部ではプリプレグシートを重ねても、ローラー
で圧着することによって複数のプリプレグシートを一体
化することができた。次いで、片面の離型フィルムをつ
けたまま、プリプレグ面にサンランプSSL250A
(スタンレー電気製)を20分間照射し、硬化させた。
硬化および層間の接着は充分であった。
で作成されたシートに変更する以外は、実施例1と同様
にして、積層品を得た。硬化および層間の接着は充分で
あった。
で作成されたシートに変更する以外は、実施例1と同様
にして、積層品を得た。硬化および層間の接着は充分で
あった。
で作成されたシートに変更する以外は、実施例1と同様
にして、積層品を得た。硬化および層間の接着は充分で
あった。
ルメタクリレートシートを接着する際、ポリメチルメタ
クリレートの接着面に光硬化性ワニス(リポキシVS−
200:昭和高分子製)を刷毛塗りした後、プリプレグ
シートを張り付ける以外は、実施例1と同様にして成形
を行った。ただし、層間の接着性がさらに改善されたこ
とから、減圧賦形時に圧空は必要ではなかった。
で作成されたシートに変更する以外は、実施例1と同様
にして、積層品を得た。硬化および層間の接着は充分で
あった。
で作成されたシートに変更する以外は、実施例1と同様
にして、積層品を得た。硬化および層間の接着は充分で
あった。
メタクリレート製浴槽成形物を用い、実施例1と同様に
プライマーを塗布後、片面の離型フィルムを剥いだプリ
プレグシートを載せ、次いで、浴槽成形物と同型のFR
P型によって1kg/cm2の面圧によって圧着、賦形
した。完全に賦形した後、上型を取り去り、離型フィル
ムをつけたまま、プリプレグ面にサンランプSSL25
0A(スタンレー電気製)を20分間照射して積層品を
型からはずした。硬化および層間の接着は充分であっ
た。
ングリコール/フマール酸)100重量部、炭酸カルシ
ウム200重量部、内部離型剤としてステアリン酸亜鉛
2重量部、酸化マグネシウム2重量部、繊維強化材とし
て1/2インチのガラス繊維を5重量部、硬化剤として
パーブチルO2重量部からなるコンパウンドを増粘して
得たバルクモールディングコンパウンドを、125℃で
10分、80kg/cm2で加熱圧縮成形して5mm厚
さの浴槽成形物を得た。浴槽の底部およびコーナー部に
実施例1と同様のプライマーを塗布し、参考例1で作成
したプリプレグシートを片面のみ離型フィルムを剥が
し、ロールによって圧着させた。次いで、片面の離型フ
ィルムをつけたまま、プリプレグ面にサンランプSSL
250A(スタンレー電気製)を20分間照射して積層
品を得た。硬化および層間の接着は充分であった。
使用されるED鋼板に、実施例1と同様のプライマーを
塗布し、参考例4で作成したプリプレグシートを、片面
のみ離型フィルムを剥ぎ取った後、ロールによって、基
材との間に空気が残らないよう充分に圧着した。これに
実施例9と同様、紫外線を照射してプリプレグシートを
硬化させた。層間の接着は充分であった。参考例4で作
成したプリプレグシートの硬化物は動的粘弾性測定によ
って、tanδの最大値が0.3であることが確認さ
れ、これを積層したED鋼板が制震性を有するものと判
断できる。
作成した厚さ1cmのコンクリート板(30×30c
m)に参考例1で作成したプリプレグシートを片面のみ
離型フィルムを剥ぎ取った後、ロールによって基材との
間に空気が残らないよう充分に圧着した。これに、実施
例9と同様、紫外線を照射してプリプレグシートを硬化
させた。層間の接着は充分であった。
さ5mmのダンボール紙(30×30cm)に参考例1で
作成したプリプレグシートを片面のみ離型フィルムを剥
ぎ取った後、ロールによって基材との間に空気が残らな
いよう十分に圧着した。これに実施例9と同様、紫外線
を照射してプリプレグシートを硬化させた。層間の接着
は十分であり、該積層品は引き裂くことのできないもの
となった。
(2m×90cm)に参考例1で作成したプリプレグシ
ートを片面のみ離型フィルムを剥ぎ取った後、ロールに
よって基材との間に空気が残らないよう十分圧着した。
これに実施例9と同様、紫外線を照射してプリプレグシ
ートを硬化させた。層間の接着は十分であった。
レグシートを使用する以外は、実施例1と同様に行っ
た。離型フィルムに付着した樹脂分がフィルム厚の不均
一化につながり、圧着時にプリプレグ層の厚さの不均一
が生じる。このため、時にはプリプレグ層の破れが生
じ、満足する成形物を得ることができなかった。
簡易的型を使用しての低圧下での圧着が可能であり、し
かも、部分的に成形物を補強できる。また、硬化時に加
熱する必要がないため、成形物の変形や変質を防ぐこと
ができ、意匠性が高く外観に優れ、厚みが薄く軽量化さ
れた大型成形物を簡単な工程で得ることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 成形物の裏面に、不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂、アクリル樹脂、あるいはビニ
ルウレタン樹脂から選ばれる樹脂(A)、光重合開始剤
(B)、熱可塑性樹脂粉末を有効成分とする増粘剤(C)、お
よび繊維強化材(D)からなる繊維強化樹脂シート(イ)
を積層圧着し、次いで繊維強化樹脂シート(イ)表面に
紫外線もしくは可視光を照射して、該繊維強化樹脂シー
ト(イ)を補強層として硬化させることを特徴とする成
形物の補強方法。 - 【請求項2】 成形物に繊維強化樹脂シート(イ)を積
層する際、ロールによって圧着させる工程を設けること
を特徴とする請求項1記載の成形物の補強方法。 - 【請求項3】 成形物に繊維強化樹脂シート(イ)を積
層する際、簡易型によって0.1〜10kg/cm2の
圧力で圧着させる工程を設けることを特徴とする請求項
1記載の成形物の補強方法。 - 【請求項4】 成形物が、熱可塑性樹脂製、熱硬化性樹
脂製、金属製、無機材料製、或いはこれらの複合物製の
1種以上から選択されるものであることを特徴とする請
求項1〜3いずれか記載の成形物の補強方法。 - 【請求項5】 成形物が、繊維強化熱硬化性樹脂成形物
であることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の成
形物の補強方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11150686A JP2000334852A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 成形物の補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11150686A JP2000334852A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 成形物の補強方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000334852A true JP2000334852A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15502255
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11150686A Pending JP2000334852A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 成形物の補強方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000334852A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2018149754A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 積水化学工業株式会社 | 複合部材 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11150686A patent/JP2000334852A/ja active Pending
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