JP2726581B2 - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

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JP2726581B2
JP2726581B2 JP3272345A JP27234591A JP2726581B2 JP 2726581 B2 JP2726581 B2 JP 2726581B2 JP 3272345 A JP3272345 A JP 3272345A JP 27234591 A JP27234591 A JP 27234591A JP 2726581 B2 JP2726581 B2 JP 2726581B2
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Drawers Of Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵室内に貯蔵容器を
上下2段に出し入れ可能に収容させるようにした貯蔵庫
に関する。
【0002】
【従来の技術】貯蔵庫例えば家庭用の冷蔵庫にあって
は、近年、引出し式の冷凍室や野菜室を備えたものが供
されてきているが、そのなかで、例えば1つの冷凍室
に、上下2段に貯蔵容器を設けて仕分け収納性を向上さ
せるようにしたものがある。
【0003】このものは、図5及び図6に示すように、
前面(図で左側)が開口した貯蔵室1(冷凍室)内の下
部側に、扉2を有した下部貯蔵容器3を出し入れ可能に
設け、その上部に前記下部貯蔵容器3よりも一回り前後
方向寸法が小さい上部貯蔵容器4を出し入れ可能に設け
ている。
【0004】この場合、図示はしないが、下部貯蔵容器
3の側面部(扉2の背面側に設けられた枠部の側面)に
はローラを有する可動レール部が設けられると共に、貯
蔵室1下部の左右の内側壁部には前記ローラが転動する
固定レールが前後方向に延びて設けられ、これにて、扉
2(下部貯蔵容器3)が貯蔵室1内に支持されると共
に、扉2の引出し及び押込みにより下部貯蔵容器3がス
ムーズに貯蔵室1から出し入れされるようになってい
る。また、貯蔵室1の上部の左右の内側壁部にも、上部
貯蔵容器4のフランジ部4aが載置される案内レール5
が前後方向(図で左右方向)に延びて設けられ、これに
て、上部貯蔵容器4が貯蔵室1内に支持されると共にス
ムーズに出し入れされるようになっている。
【0005】そして、下部貯蔵容器3のフランジ部3a
の上面側辺部には、切欠凹部6が設けられる一方、上部
貯蔵容器4の下面側縁部には2個の突起部7,8が設け
られている。これにて、扉2(下部貯蔵容器3)の引出
し時には、図5に示すように、切欠凹部6の奥方の壁面
が奥方の突起部8を係止するようになり、もって、下部
貯蔵容器3にやや遅れて上部貯蔵容器4も引出されるよ
うになる。
【0006】また、扉2(下部貯蔵容器3)の押込み時
には、図6に示すように、切欠凹部6の前方の壁面が前
方側の突起部7を係止するようになり、もって、下部貯
蔵容器3にやや遅れて上部貯蔵容器4も押込まれるよう
になるのである。この場合、下部貯蔵容器3の収納が完
了(扉2が閉塞)したときに、上部貯蔵容器4の収納も
完了するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷蔵庫にあ
っては、使用者が扉を閉めたつもりでも完全には閉まっ
ていないいわゆる半ドア状態になっていると、冷気が漏
れて冷却効率が大幅に悪化しエネルギーロスが大きくな
る等の不具合が生ずる。このため、冷蔵室等の回動開閉
式の扉では、扉が閉塞位置の直前まで閉められると、例
えば磁力やばね力により扉が自動的に閉塞するいわゆる
自閉性を付与するようにしている。
【0008】また、上述したような引出し式の扉2の場
合には、例えば、扉2側のローラが転動する固定レール
を、奥方部位において下方に傾斜するように形成し、例
えば扉2が閉塞位置の直前(例えば20〜50mm)に至
ったときに、ローラが下部貯蔵容器3等の自重によりそ
の傾斜に沿って落込むことにより、扉2に自閉性を付与
するようにしている。
【0009】しかしながら、上述のような扉2に連結さ
れた下部貯蔵容器3と共に、上部貯蔵容器4をも一体的
に押込むようにしたものにあっては、扉2を閉塞するに
あたり上部貯蔵容器4と案内レール5との間の摩擦力も
作用するため、その分、扉2を押込むために必要な力が
大きくなる。このため、従来のものでは、特に上部貯蔵
容器4に多量の(重い)貯蔵物が収納されているような
場合には、その摩擦力が大きくなって扉2の自閉性が損
なわれてしまう虞があった。
【0010】このような場合、使用者が、扉2をいつも
の力で押込んで完全に閉まったと思っていても、実際に
は扉2が完全に閉塞せずに半ドアのままで停止している
といったことも考えられ、半ドア防止の効果が不十分で
あったのである。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、貯蔵室内に引出し式の貯蔵容器を上下
2段に備えるものにあって、いわゆる半ドア状態となる
ことを極力防止することができる貯蔵庫を提供するにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の貯蔵庫は、前面
が開口した貯蔵室内に、この貯蔵室の内側壁部に設けら
れた2組の案内機構により夫々出し入れ方向に移動可能
な貯蔵容器を上下2段に収容すると共に、そのうち下部
の貯蔵容器の前面に前記貯蔵室の開口部を開閉する扉を
設け、この扉の押込み動作時に下部の貯蔵容器の上面側
に設けられた係止部を上部の貯蔵容器の下面側に設けら
れた被係止部に係止させることにより、上部の貯蔵容器
を下部の貯蔵容器と共に前記貯蔵室内に押込むようにし
たものであって、前記係止部と被係止部との位置関係
を、前記扉の押込み動作時に下部の貯蔵容器の収容が完
了される前に上部の貯蔵容器の収容を完了するように構
成すると共に、前記上部側の案内機構を、前記上部の貯
蔵容器の押込み動作に伴って該上部の貯蔵容器を上方に
持上げて前記被係止部の係止部との係止を解くように構
成したところに特徴を有する。
【0013】
【作用】上記手段によれば、扉を押込むことにより下部
の貯蔵容器がその扉と一体的に貯蔵室内に押込まれ、さ
らに係止部と被係止部との係止により、上部の貯蔵容器
も下部の貯蔵容器と共に押込まれる。このとき、係止部
と被係止部との位置関係により、下部の貯蔵容器の収容
が完了されるに先立って上部の貯蔵容器の収容が完了さ
れるようになると共に、上部側の案内機構により、上部
の貯蔵容器が上方に持上げられて被係止部の係止部との
係止が解かれるようになる。
【0014】従って、扉の押込み開始当初には、上部の
貯蔵容器に係る摩擦力が作用するものであるが、上部の
貯蔵容器の収容が完了されて被係止部の係止部との係止
が解かれた後には、扉を押込むにあたりその摩擦力が作
用しなくなる。この結果、扉が完全に閉塞する言換えれ
ば下部の貯蔵容器の収容が完了される直前では、扉を押
込むに要する力が小さくて済むようになり、ひいては、
いわゆる半ドア状態となることを極力防止することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下本発明を家庭用冷蔵庫に適用した一実施
例について、図1乃至図4を参照して説明する。まず、
図4は本実施例に係る貯蔵庫たる冷蔵庫11の全体の外
観を示している。ここで、冷蔵庫11は、全体が断熱性
ある仕切壁により仕切られて、上部に両開き式の扉12
により開閉される冷蔵室が形成され、その下部に、前面
が開口した4つの貯蔵室が形成されている。
【0016】具体的には、前記冷蔵室のすぐ下方には、
製氷室及び第1の冷凍室13(図1乃至図3参照)が左
右に並んで設けられ、その下方に第2の冷凍室が設けら
れ、さらにその下方に野菜室が設けられている。これら
4つの各貯蔵室は、いわば引出し式の貯蔵容器を備えて
構成されており、前面の各開口部は貯蔵容器に一体的に
設けられた断熱性を有する扉14,15,16,17に
より夫々閉鎖されるようになっている。
【0017】上記4つの貯蔵室のうち第1の冷凍室13
は、後述するように、貯蔵容器を上下2段に備えてい
る。以下、この第1の冷凍室13について、図1乃至図
3も参照して述べる。この冷凍室13は、上下左右及び
奥方を断熱壁に囲まれて構成され、前面に前記扉15に
より開閉される開口部13aを有している。そして、図
1乃至図3にも示すように、この冷凍室13の内部に
は、その下半部側に位置して下部貯蔵容器18が、上半
部側に位置して上部貯蔵容器19が、夫々後述するよう
にして出し入れ可能に収容されるようになっている。
【0018】また、この冷凍室13内には、図示しない
冷却器からの冷気が供給されるようになっており、これ
により、下部貯蔵容器18及び上部貯蔵容器19内に収
納された図示しない食品などの貯蔵物は、冷凍室13内
において冷凍状態にて貯蔵されるようになっている。
【0019】図1乃至図3に示すように、前記下部貯蔵
容器18は、冷凍室13の下半部ほぼいっぱいを占める
大きさの矩形容器状をなし、その上端部にはフランジ部
18aを有している。この下部貯蔵容器18は、前記扉
15と一体的に設けられるようになっている。即ち、前
記扉15は冷蔵室13の前面開口部13aよりも一回り
大きな矩形状をなし、その裏面に、前記フランジ部18
aに対応した枠状をなす支持部材(図示せず)が取付け
られている。下部貯蔵容器18は、この支持部材内に上
方から嵌込まれて下方への抜止め状態に保持されている
のである。
【0020】そして、これも図示はしないが、前記支持
部材の側面部は、ローラを有する可動レール部とされて
いると共に、冷凍室13下部の左右の内側壁部には前記
ローラが転動する案内機構たる固定レールが前後方向に
延びて設けられている。これにて、扉15及び下部貯蔵
容器18が冷凍室13内に支持されると共に、扉15の
引出し及び押込みにより下部貯蔵容器18がスムーズに
冷凍室13から出し入れされるようになっている。
【0021】さらに、前記固定レールは、冷凍室13の
奥方部位において下方に傾斜するように形成されてお
り、前記扉15が閉塞位置の直前の開口部13aから距
離Hの位置(例えば20〜50mmの位置、図2参照)に
至ったときに、ローラが下部貯蔵容器18等の自重によ
りその傾斜に沿って落込むことにより、扉15に自閉性
が付与されるようになっている。
【0022】一方、前記上部貯蔵容器19は、前記下部
貯蔵容器18よりも一回り前後方向(図で左右方向)寸
法が小さい矩形容器状をなし、上端部にフランジ部19
aを有している。そして、前記冷凍室13上部の左右の
内側壁部には、前記フランジ部19aが載置されて摺動
する案内機構たる案内レール20が、前後方向に延びて
設けられている。この案内レール20は、奥方ほど高く
なる緩やかな傾斜状に構成されており、これと共に、案
内レール20上を摺動するフランジ部19aも、同様な
傾斜状に形成されている。これにて、上部貯蔵容器19
は、その出し入れに伴い、奥方に押込まれていくほど持
上げられていくように、若干量ではあるが上下に変位す
るようになっている。
【0023】さて、前記下部貯蔵容器18のフランジ部
18aの上面側縁部には、前後方向に延びる切欠凹部2
1が形成されている。一方、上部貯蔵容器19の下面側
縁部には、前記切欠凹部21にラップするように、前後
に2個の突起部22,23が設けられている。この場
合、奥側の突起部23の上下方向長さ寸法は、前側の突
起部22よりも大きく形成されている。
【0024】これにて、扉15(下部貯蔵容器18)の
引出し時には、図3に示すように、切欠凹部21の奥方
の壁面21bが、突起部23を係止するようになり、も
って、下部貯蔵容器18と共にやや遅れて上部貯蔵容器
19も引出されるようになっている。この場合、上述の
ように、上部貯蔵容器19は前後方向の位置により上下
変位するものであるが、突起部23は、常に前記切欠凹
部21にラップするような長さに形成されているのであ
る。
【0025】また、扉15(下部貯蔵容器18)の押込
み時には、図1に示すように、係止部としての切欠凹部
21の前方の壁面21aが、被係止部としての前側の突
起部22を係止するようになり、もって、下部貯蔵容器
18と共にやや遅れて上部貯蔵容器19も押込まれるよ
うになるのである。
【0026】この場合、突起部22と壁面21aとの位
置関係は、扉15の押込み動作時に、下部貯蔵容器18
の収容が完了されるに先立って上部貯蔵容器19の収容
が完了されるように構成されているのである。即ち、図
2に示すように、扉15が閉塞位置の直前の距離Hの位
置に至ったとき言換えれば自閉性の働く位置まで押込ま
れたときに、上部貯蔵容器19は、冷凍室13内に完全
に収容され、この後、図1に示すように、扉15のさら
なる押込み(自閉性による閉塞動作)により、上部貯蔵
容器19は移動することなく、扉15に伴って下部貯蔵
容器18が冷凍室13内に収容されるようになるのであ
る。
【0027】そして、このとき、上述のように上部貯蔵
容器19は上下変位するのであるが、上部貯蔵容器19
が図1及び図2に示す収容位置にあるときには、突起部
22が切欠凹部21よりも上方位置にあって前記壁面2
1aとの係止が解かれるようになっている。即ち、上部
貯蔵容器19が図1及び図2に示す収容位置にあるとき
の上部貯蔵容器19と冷凍室13の天井面との間の高さ
方向寸法をC、図3に示すように上部貯蔵容器19が引
出されたときの天井面との間の高さ方向寸法をB、この
ときの突起部22と切欠凹部21とのラップ寸法をA
(これらA,Bは上部貯蔵容器19の前後位置により変
化する)とすると、 A=B−C という関係が成立するのである。
【0028】従って、図2に示すように、扉15が閉塞
位置の直前の距離Hの位置に至ったときに(B=C)、
ラップ寸法Aが0となり、壁面21aとの係止が解かれ
るのである。
【0029】次に、上記構成の作用について述べる。
今、扉15が閉じられた状態では、図1に示すように、
下部貯蔵容器18及び上部貯蔵容器19は収容位置にあ
って冷凍室13内に収容されている。このとき、上部貯
蔵容器19の前側の突起部22は、下部貯蔵容器18の
切欠凹部21から上方及び前方に外れた状態にある。ま
た、奥側の突起部23は切欠凹部21内に位置されてい
る。
【0030】ここで、使用者が、例えば貯蔵物の出し入
れをするために貯蔵容器18,19を冷凍室13内から
取出すにあたっては、扉15を前方に引出し操作する。
すると、まず、下部貯蔵容器18だけが固定レールに案
内されて扉15と一体的に前方へ引出される。そして、
扉15がある程度(開口部13aから距離Hの位置より
も前方の位置)引出されたところで、下部貯蔵容器18
の切欠凹部21の奥方の壁面21bが、突起部23を係
止するようになり、もって、図3に示すように、下部貯
蔵容器18と共にやや遅れて上部貯蔵容器19も引出さ
れる。この引出し状態では、上部貯蔵容器19が次第に
下方に変位して、前側の突起部22が下部貯蔵容器18
の切欠凹部21内に位置されるようになる。
【0031】貯蔵物の出し入れが終わって、貯蔵容器1
8,19を冷凍室13内に収容するにあたっては、使用
者は扉15を押込み操作する。すると、まず、下部貯蔵
容器18だけがその扉15と一体的に冷凍室13内に押
込まれていく。そして、扉15がある程度押込まれたと
ころで、下部貯蔵容器18の切欠凹部21の前側の壁面
21aが、突起部22を係止するようになり、もって、
下部貯蔵容器18と共にやや遅れて上部貯蔵容器19も
押込まれていく。
【0032】そして、この押込み時には、案内レール2
0により上部貯蔵容器19が次第に上方に変位してい
き、遂には、図2に示すように、扉15が開口部13a
から距離Hの位置に至ったときに、下部貯蔵容器18の
収容に先立って上部貯蔵容器19の収容が完了すると共
に、突起部22の壁面21aとの係止が解かれるように
なる。この後、扉15のさらなる押込み(自閉性による
閉塞動作)により、上部貯蔵容器19は移動することな
く、図1に示すように、扉15が閉塞されると共に、下
部貯蔵容器18が冷凍室13内に収容されるようになる
のである。
【0033】而して、上述の扉15の押込み時に、扉1
5が開口部13aから距離Hの位置に至ったときに、固
定レールの傾斜により扉15に自閉性が働くようになっ
ている。この種の下部貯蔵容器18と共に上部貯蔵容器
19をも一体的に押込むようにしたものにあっては、扉
15を閉塞するにあたり上部貯蔵容器19と案内レール
20との間の摩擦力も作用するため、その分、扉15を
押込むために必要な力が大きくなる。このため、特に上
部貯蔵容器19に多量の(重い)貯蔵物が収納されてい
るような場合には、その摩擦力が大きくなって扉15の
自閉性が損なわれてしまう虞がある。
【0034】ところが、本実施例では、扉15の押込み
開始当初には、上部貯蔵容器19に係る摩擦力が作用す
るものであるが、上部貯蔵容器19の収容が完了された
後には、扉15を押込むにあたりその摩擦力が作用しな
くなる。従って、扉15が開口部13aから距離Hの位
置に至ったときには、扉15を押込むに要する力が小さ
くて済むようになり、ひいては、扉15の自閉性が損な
われることなく、スムーズに扉15が閉塞されるように
なるのである。
【0035】このように本実施例によれば、突起部22
と壁面21aとの位置関係を、下部貯蔵容器18の収容
が完了されるに先立って上部貯蔵容器19の収容が完了
されるように構成すると共に、案内レール20により、
上部貯蔵容器19が収容位置にあるときには、突起部2
2が切欠凹部21よりも上方位置にあって前記壁面21
aとの係止が解かれるように構成したので、扉15が閉
塞する直前では、扉15を押込むに要する力が小さくて
済むようになった。
【0036】この結果、扉2を押込むに要する力が大き
く、使用者が扉2をいつもの力で押込んで完全に閉まっ
たと思っていても、実際には扉2が完全に閉塞せずにい
わゆる半ドアのままで停止している虞のあった従来のも
のと異なり、いわゆる半ドア状態となることを極力防止
することができるものである。
【0037】尚、上記実施例では、扉15に自閉性を付
与するようにしたが、自閉性がないものであっても、扉
15が閉塞する直前にて押込み力が軽くなるから、やは
り半ドア防止の効果は同様に得ることができるのであ
る。その他、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば冷蔵庫以外の貯蔵庫全般に適用することが
できる等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施
し得るものである。
【0038】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の貯蔵庫によれば、係止部と被係止部との位置関係を、
扉の押込み動作時に下部の貯蔵容器の収容が完了される
前に上部の貯蔵容器の収容を完了するように構成すると
共に、上部側の案内機構を、上部の貯蔵容器の押込み動
作に伴って該上部の貯蔵容器を上方に持上げて前記被係
止部の係止部との係止を解くように構成したので、貯蔵
室内に引出し式の貯蔵容器を上下2段に備えるものにあ
って、いわゆる半ドア状態となることを極力防止するこ
とができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、扉の閉塞時の
要部の縦断側面図
【図2】扉の押込み時に自閉性作用位置に至った様子を
示す要部の縦断側面図
【図3】貯蔵容器の引出し時の要部の縦断側面図
【図4】冷蔵庫全体の斜視図
【図5】従来例を示す図3相当図
【図6】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、11は冷蔵庫(貯蔵庫)、13は冷凍室(貯蔵
室)、15は扉、18は下部貯蔵容器、19は上部貯蔵
容器、20は案内レール、21は切欠凹部、21aは壁
面(係止部)、21bは壁面、22は突起部(被係止
部)、23は突起部を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口した貯蔵室内に、この貯蔵室
    の内側壁部に設けられた2組の案内機構により夫々出し
    入れ方向に移動可能な貯蔵容器を上下2段に収容すると
    共に、そのうち下部の貯蔵容器の前面に前記貯蔵室の開
    口部を開閉する扉を設け、この扉の押込み動作時に下部
    の貯蔵容器の上面側に設けられた係止部を上部の貯蔵容
    器の下面側に設けられた被係止部に係止させることによ
    り、上部の貯蔵容器を下部の貯蔵容器と共に前記貯蔵室
    内に押込むようにしたものにおいて、前記係止部と被係
    止部との位置関係を、前記扉の押込み動作時に下部の貯
    蔵容器の収容が完了される前に上部の貯蔵容器の収容を
    完了するように構成すると共に、前記上部側の案内機構
    を、前記上部の貯蔵容器の押込み動作に伴って該上部の
    貯蔵容器を上方に持上げて前記被係止部の係止部との係
    止を解くように構成したことを特徴とする貯蔵庫。
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