JP2725713B2 - 信号伝送方法 - Google Patents
信号伝送方法Info
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- JP2725713B2 JP2725713B2 JP2400048A JP40004890A JP2725713B2 JP 2725713 B2 JP2725713 B2 JP 2725713B2 JP 2400048 A JP2400048 A JP 2400048A JP 40004890 A JP40004890 A JP 40004890A JP 2725713 B2 JP2725713 B2 JP 2725713B2
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- JP
- Japan
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- signal
- data
- transmission
- transmitted
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- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の間で多重伝
送方式にて信号の伝送を行う信号伝送方法に関し、特に
プログラマブルコントローラに好適な信号伝送方法に関
する。
送方式にて信号の伝送を行う信号伝送方法に関し、特に
プログラマブルコントローラに好適な信号伝送方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラから
多重伝送方式で制御対象機器に信号伝送を行う場合の伝
送信号のフォーマットを図4に示す。
多重伝送方式で制御対象機器に信号伝送を行う場合の伝
送信号のフォーマットを図4に示す。
【0003】図4において、制御対象機器の中の1つの
機器に送られる信号はデータ部1とパリティ部2からな
り、データ部1は通常8ビット分のデータで構成され
る。複数の制御対象機器に対して信号伝送を行う場合、
信号伝送順に信号伝送先の機器を指定する。また、上述
の信号にアドレス部を設け、アドレス指定により信号伝
送先の機器を指定する場合もある。信号受信側の機器で
は信号の伝送順を計数し、自己に割当てられた順番の信
号のみを装置内に取り込む。
機器に送られる信号はデータ部1とパリティ部2からな
り、データ部1は通常8ビット分のデータで構成され
る。複数の制御対象機器に対して信号伝送を行う場合、
信号伝送順に信号伝送先の機器を指定する。また、上述
の信号にアドレス部を設け、アドレス指定により信号伝
送先の機器を指定する場合もある。信号受信側の機器で
は信号の伝送順を計数し、自己に割当てられた順番の信
号のみを装置内に取り込む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来こ
の種信号伝送方法では、1つの制御対象機器に伝送する
ビット信号の個数が“8”以下たとえば“6”の場合、
上述の信号フォーマットにおいてはみかけ上の伝送信号
2個を上記“6”個の信号に付加し、あたかも“8”個
の伝送信号があるとみなして、一定タイミング毎に信号
伝送を行う。一方、制御対象機器では受信信号の中から
必要な“6”個の伝送信号のみを抽出している。このた
め、伝送可能最大ビット数よりも少ない信号点数となる
制御機器が多い程未使用(みかけ上の)信号が多くな
り、交信時間に対する信号の伝送効率が悪くなると言う
不具合があった。
の種信号伝送方法では、1つの制御対象機器に伝送する
ビット信号の個数が“8”以下たとえば“6”の場合、
上述の信号フォーマットにおいてはみかけ上の伝送信号
2個を上記“6”個の信号に付加し、あたかも“8”個
の伝送信号があるとみなして、一定タイミング毎に信号
伝送を行う。一方、制御対象機器では受信信号の中から
必要な“6”個の伝送信号のみを抽出している。このた
め、伝送可能最大ビット数よりも少ない信号点数となる
制御機器が多い程未使用(みかけ上の)信号が多くな
り、交信時間に対する信号の伝送効率が悪くなると言う
不具合があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、このような点に
鑑みて、信号多重方式において、複数点の情報信号を1
つの機器に伝送する場合に、従来よりもさらに伝送効率
を高めることの可能な信号伝送方法を提供することにあ
る。
鑑みて、信号多重方式において、複数点の情報信号を1
つの機器に伝送する場合に、従来よりもさらに伝送効率
を高めることの可能な信号伝送方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、中央機器から複数の機器に対して
一定のフォーマットの形態でデータを多重伝送方式によ
り伝送する信号伝送方法において、伝送するデータのビ
ット数が少ない特定機器にデータ伝送を行う場合は、前
記一定のフォーマットのデータ部の未使用部を分割し、
前記データ部の各分割部分を異なる1あるいは複数の特
定機器に対して割当て、前記中央機器では前記データ部
の各分割部分毎に送信対象のデータを対応させた送信信
号を作成し、当該作成された送信信号を前記1あるいは
複数の特定機器に対して同時に伝送し、前記1あるいは
複数の特定機器の各々は当該伝送の送信信号を受信し、
当該受信した送信信号の中から自己に割当てられた分割
部分のデータを抽出することを特徴とする。
るために、本発明は、中央機器から複数の機器に対して
一定のフォーマットの形態でデータを多重伝送方式によ
り伝送する信号伝送方法において、伝送するデータのビ
ット数が少ない特定機器にデータ伝送を行う場合は、前
記一定のフォーマットのデータ部の未使用部を分割し、
前記データ部の各分割部分を異なる1あるいは複数の特
定機器に対して割当て、前記中央機器では前記データ部
の各分割部分毎に送信対象のデータを対応させた送信信
号を作成し、当該作成された送信信号を前記1あるいは
複数の特定機器に対して同時に伝送し、前記1あるいは
複数の特定機器の各々は当該伝送の送信信号を受信し、
当該受信した送信信号の中から自己に割当てられた分割
部分のデータを抽出することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、従来の伝送信号の中の未使用部分
を他の特定機器に割当て、複数の機器に対して同時に伝
送する。特定の機器では受信した信号の中から予め定め
られた分割部分のデータ信号を抽出する。このため、複
数機器へ送信するデータ信号を1つの送信信号にまとめ
た分だけ全体の信号伝送時間が短縮化される。また、伝
送される送信信号の中の未使用部分も少なくなる。
を他の特定機器に割当て、複数の機器に対して同時に伝
送する。特定の機器では受信した信号の中から予め定め
られた分割部分のデータ信号を抽出する。このため、複
数機器へ送信するデータ信号を1つの送信信号にまとめ
た分だけ全体の信号伝送時間が短縮化される。また、伝
送される送信信号の中の未使用部分も少なくなる。
【0008】
【実施例】本発明の説明に先立って、信号伝送方式を採
用したシステム構成を図2を用いて説明する。
用したシステム構成を図2を用いて説明する。
【0009】図2において、センタユニット(中央機
器)3およびA〜Cの制御対象機器4が信号線に共通接
続されており、センタユニット3から一定順序で3つの
制御対象機器4に信号伝送が行われる。
器)3およびA〜Cの制御対象機器4が信号線に共通接
続されており、センタユニット3から一定順序で3つの
制御対象機器4に信号伝送が行われる。
【0010】本実施例においては、A,Bの制御対象機
器に伝送する信号個数をそれぞれ4ビット、Cの制御対
象機器に伝送する信号個数を8ビットとする。本実施例
では、制御対象機器A,Bに同時に信号を送信する場合
にのみ図1の信号フォーマットを用いる。この信号フォ
ーマットは従来のデータ(信号)部1を分解しており、
それぞれの制御対象機器A,Bに各分割部分(4ビット
分)を割り当てる。
器に伝送する信号個数をそれぞれ4ビット、Cの制御対
象機器に伝送する信号個数を8ビットとする。本実施例
では、制御対象機器A,Bに同時に信号を送信する場合
にのみ図1の信号フォーマットを用いる。この信号フォ
ーマットは従来のデータ(信号)部1を分解しており、
それぞれの制御対象機器A,Bに各分割部分(4ビット
分)を割り当てる。
【0011】このような図2のシステム構成における信
号伝送動作を次に説明する。センタユニット(プログラ
マブルコントローラ)3は制御対象機器A,Bに送信信
号(制御対象機器Aへのデータ4ビット+制御対象機器
Bへのデータ4ビット+パリティ1ビット)を図3の時
刻T1に信号線5上に転送する。制御対象機器A,Bで
は自己信号に割当てられた転送順序“1”を確認する
と、信号線5上の信号を装置内に取り込む。各制御機器
ではこの信号内の自己に割当てられた信号4ビット分を
受信の信号の中から抽出する。次に図3の時刻T2にな
ると、センタユニット3は制御対象機器Cに送信する信
号(データ8ビット+パリティ1ビット)を信号線5上
に転送する。制御対象機器Cでは、第2回目の伝送を確
認すると、信号線5上の信号を受信し、従来通り内部に
取り込む。
号伝送動作を次に説明する。センタユニット(プログラ
マブルコントローラ)3は制御対象機器A,Bに送信信
号(制御対象機器Aへのデータ4ビット+制御対象機器
Bへのデータ4ビット+パリティ1ビット)を図3の時
刻T1に信号線5上に転送する。制御対象機器A,Bで
は自己信号に割当てられた転送順序“1”を確認する
と、信号線5上の信号を装置内に取り込む。各制御機器
ではこの信号内の自己に割当てられた信号4ビット分を
受信の信号の中から抽出する。次に図3の時刻T2にな
ると、センタユニット3は制御対象機器Cに送信する信
号(データ8ビット+パリティ1ビット)を信号線5上
に転送する。制御対象機器Cでは、第2回目の伝送を確
認すると、信号線5上の信号を受信し、従来通り内部に
取り込む。
【0012】以下、センタユニット3は上述の処理手順
を繰り返し実行し、制御対象機器A〜Cに信号の送信を
行う。本実施例では2回の信号伝送で3つの制御対象機
器に対して信号伝送を行っている。一方従来では信号伝
送回数は3回であるので、本実施例の方が信号伝送時間
が短縮され、1回の信号伝送における未使用のビット信
号の個数も少なくなることは明らかである。
を繰り返し実行し、制御対象機器A〜Cに信号の送信を
行う。本実施例では2回の信号伝送で3つの制御対象機
器に対して信号伝送を行っている。一方従来では信号伝
送回数は3回であるので、本実施例の方が信号伝送時間
が短縮され、1回の信号伝送における未使用のビット信
号の個数も少なくなることは明らかである。
【0013】本実施例の他に次の例が挙げられる。
【0014】1)本実施例では信号の伝送順により信号
の伝送先を指定しているがアドレス部を付加する信号伝
送方式の場合は、2つの制御対象機器A,Bに対して共
通アドレスを定め、このアドレスを伝送信号に付加す
る。。
の伝送先を指定しているがアドレス部を付加する信号伝
送方式の場合は、2つの制御対象機器A,Bに対して共
通アドレスを定め、このアドレスを伝送信号に付加す
る。。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では、信
号伝送時間の短縮化に寄与するだけでなく、従来のデー
タ未使用部分を他の特定機器に割当ているので、データ
受信側の装置構成を従来とほぼ同様の構成とすることが
できるという効果が得られる。
号伝送時間の短縮化に寄与するだけでなく、従来のデー
タ未使用部分を他の特定機器に割当ているので、データ
受信側の装置構成を従来とほぼ同様の構成とすることが
できるという効果が得られる。
【図1】本発明実施例の特定機器に対する送信信号のフ
ォーマットを示す説明図である。
ォーマットを示す説明図である。
【図2】本発明実施例のシステム構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】本発明実施例の送信信号の発生タイミングを示
すタイムチャートである。
すタイムチャートである。
【図4】従来例の送信信号のフォーマットを示す説明図
である。
である。
【符号の説明】 1 データ(信号)部 2 パリティ部 3 センタユニット 4 制御対象機器 5 信号線
Claims (1)
- 【請求項1】中央機器から複数の機器に対して一定のフ
ォーマットの形態でデータを多重伝送方式により伝送す
る信号伝送方法において、 伝送するデータのビット数が少ない特定機器にデータ伝
送を行う場合は、前記一定のフォーマットのデータ部の
未使用部を分割し、前記データ部の各分割部分を異なる
1あるいは複数の特定機器に対して割当て、 前記中央機器では前記データ部の各分割部分毎に送信対
象のデータを対応させた送信信号を作成し、当該作成さ
れた送信信号を前記1あるいは複数の特定機器に対して
同時に伝送し、 前記1あるいは複数の特定機器の各々は当該伝送の送信
信号を受信し、当該受信した送信信号の中から自己に割
当てられた分割部分のデータを抽出することを特徴とす
る信号伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400048A JP2725713B2 (ja) | 1990-12-01 | 1990-12-01 | 信号伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400048A JP2725713B2 (ja) | 1990-12-01 | 1990-12-01 | 信号伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04208738A JPH04208738A (ja) | 1992-07-30 |
JP2725713B2 true JP2725713B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=18509965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2400048A Expired - Lifetime JP2725713B2 (ja) | 1990-12-01 | 1990-12-01 | 信号伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2725713B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60185445A (ja) * | 1984-03-03 | 1985-09-20 | Fuji Xerox Co Ltd | チヤンネルアクセス方式 |
JPS6481551A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Fujitsu Ltd | Packet transfer system |
-
1990
- 1990-12-01 JP JP2400048A patent/JP2725713B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04208738A (ja) | 1992-07-30 |
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