JP2724187B2 - 自動車用フロントフェンダー内側構造 - Google Patents
自動車用フロントフェンダー内側構造Info
- Publication number
- JP2724187B2 JP2724187B2 JP63332379A JP33237988A JP2724187B2 JP 2724187 B2 JP2724187 B2 JP 2724187B2 JP 63332379 A JP63332379 A JP 63332379A JP 33237988 A JP33237988 A JP 33237988A JP 2724187 B2 JP2724187 B2 JP 2724187B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front fender
- opening edge
- protector
- vehicle
- fixed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用フロントフェンダー内側構造に関
する。
する。
従来の自動車用フロントフェンダー内側構造として
は、例えば第7図及び第8図(日産自動車株式会社が昭
和62年1月に発行したサービス周報第574号(BK10−
1)参照)に示すように、平板帯板状に形成されたフロ
ントフェンダープロテクター1が、フロントフェンダー
パネル2の開口縁3に沿って略半円形状に折り曲げら
れ、該フロントフェンダープロテクター1の車両内側を
サイドコンストラクション4にビス5により固設され且
つ同プロテクター1の車両外側にU字状スプリングナッ
ト6を係合させて該U字状スプリングナット6に螺合し
たビス7によりフロントフェンダーパネル2の開口縁3
に固設されてなるものがある。
は、例えば第7図及び第8図(日産自動車株式会社が昭
和62年1月に発行したサービス周報第574号(BK10−
1)参照)に示すように、平板帯板状に形成されたフロ
ントフェンダープロテクター1が、フロントフェンダー
パネル2の開口縁3に沿って略半円形状に折り曲げら
れ、該フロントフェンダープロテクター1の車両内側を
サイドコンストラクション4にビス5により固設され且
つ同プロテクター1の車両外側にU字状スプリングナッ
ト6を係合させて該U字状スプリングナット6に螺合し
たビス7によりフロントフェンダーパネル2の開口縁3
に固設されてなるものがある。
ところが、この従来例によれば、タイヤ8及びタイヤ
チェーン(図示省略)がフロントフェンダープロテクタ
ー1に干渉しないようにする為に、フロントフェンダー
パネル2の開口縁3の最上位置を高くする必要があり、
エクステリアデザインの自由度を損なう虞があり、その
改善が望まれている。
チェーン(図示省略)がフロントフェンダープロテクタ
ー1に干渉しないようにする為に、フロントフェンダー
パネル2の開口縁3の最上位置を高くする必要があり、
エクステリアデザインの自由度を損なう虞があり、その
改善が望まれている。
そこで、本発明によれば、かかる従来の課題に鑑み、
エクステリアデザイン上のオープニング線(開口縁3の
こと)を保ちつつ、タイヤ等との干渉の無いフェンダー
プロテクターを提供することを目的としている。
エクステリアデザイン上のオープニング線(開口縁3の
こと)を保ちつつ、タイヤ等との干渉の無いフェンダー
プロテクターを提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するため、平板帯板状に
形成されたフロントフェンダープロテクターが、フロン
トフェンダーパネルの開口縁に沿って略半円形状に折り
曲げられ、車両内側をサイドコンストラクションに固設
され且つ車両外側をフロントフェンダーパネルの開口縁
に固設されてなる自動車用フロントフェンダー内側構造
において、前記フロントフェンダーパネルの開口縁の最
上位置にブラケットの下端部が固設され、該ブラケット
の上端部により、該開口縁の最上位置より更に上側の離
間した位置にフロントフェンダープロテクターの中央部
が配されるようにしたことを特徴とする自動車用フロン
トフェンダー内側構造としたものである。
形成されたフロントフェンダープロテクターが、フロン
トフェンダーパネルの開口縁に沿って略半円形状に折り
曲げられ、車両内側をサイドコンストラクションに固設
され且つ車両外側をフロントフェンダーパネルの開口縁
に固設されてなる自動車用フロントフェンダー内側構造
において、前記フロントフェンダーパネルの開口縁の最
上位置にブラケットの下端部が固設され、該ブラケット
の上端部により、該開口縁の最上位置より更に上側の離
間した位置にフロントフェンダープロテクターの中央部
が配されるようにしたことを特徴とする自動車用フロン
トフェンダー内側構造としたものである。
本発明は、かかる構成よりなるから、フロントフェン
ダーの開口縁の線(前記オープニング線のこと)を崩さ
ず、しかもフロントフェンダープロテクターの中央部が
上方に移動したので、タイヤ等に干渉しない自動車用フ
ロントフェンダー内側構造を得ることが出来るのであ
る。
ダーの開口縁の線(前記オープニング線のこと)を崩さ
ず、しかもフロントフェンダープロテクターの中央部が
上方に移動したので、タイヤ等に干渉しない自動車用フ
ロントフェンダー内側構造を得ることが出来るのであ
る。
以下、図面を用いて本発明の実施例の構成を説明す
る。
る。
第1図乃至第5図は、本発明の一実施例を示す図で、
符号1はフロントフェンダープロテクターで、該フロン
トフェンダープロテクター1は平板帯板状に形成され、
両側に貫通孔10,11が複数形成される。該フロントフェ
ンダープロテクター1は、フロントフェンダーパネル2
の開口縁3に沿って略半円形状に折り曲げられ、該フロ
ントフェンダープロテクター1の車両内側をサイドコン
ストラクション4にビス5により固設され且つ同プロテ
クター1の車両外側の中央部12にリベット又はホッチキ
ス等の固定具13により縦断面コ字状のブラケット14の上
端部14aが固設され、該ブラケット14の下端部14bにU字
状スプリングナット6を係合させて、該U字状スプリン
グナット6及びフロントフェンダーパネル2の開口縁3
の最上位置に形成した貫通孔15に螺合したビス16により
前記フロントフェンダーパネル2の開口縁3にフロント
フェンダープロテクター1が支持されることになる。
符号1はフロントフェンダープロテクターで、該フロン
トフェンダープロテクター1は平板帯板状に形成され、
両側に貫通孔10,11が複数形成される。該フロントフェ
ンダープロテクター1は、フロントフェンダーパネル2
の開口縁3に沿って略半円形状に折り曲げられ、該フロ
ントフェンダープロテクター1の車両内側をサイドコン
ストラクション4にビス5により固設され且つ同プロテ
クター1の車両外側の中央部12にリベット又はホッチキ
ス等の固定具13により縦断面コ字状のブラケット14の上
端部14aが固設され、該ブラケット14の下端部14bにU字
状スプリングナット6を係合させて、該U字状スプリン
グナット6及びフロントフェンダーパネル2の開口縁3
の最上位置に形成した貫通孔15に螺合したビス16により
前記フロントフェンダーパネル2の開口縁3にフロント
フェンダープロテクター1が支持されることになる。
つまり、第5図に矢印17で示すようにブラケット14に
よりフロントフェンダープロテクター1の中央部12は持
ち上げられ、フロントフェンダーパネル2の開口縁3か
ら離れるので、タイヤ8との間が干渉しないだけの寸法
が形成されるが、第5図で符号16′で示したビス16の取
り付け位置では、フロントフェンダープロテクター1が
フロントフェンダーパネル2の開口縁3そのものに近接
することになる。
よりフロントフェンダープロテクター1の中央部12は持
ち上げられ、フロントフェンダーパネル2の開口縁3か
ら離れるので、タイヤ8との間が干渉しないだけの寸法
が形成されるが、第5図で符号16′で示したビス16の取
り付け位置では、フロントフェンダープロテクター1が
フロントフェンダーパネル2の開口縁3そのものに近接
することになる。
更に第6図に示すように、前記ブラケット14の代わり
にフロントフェンダープロテクター1より舌片状に突出
した部材18を形成した後、折り曲げてホッチキスなどの
固定具13により固持するようにしても良い。
にフロントフェンダープロテクター1より舌片状に突出
した部材18を形成した後、折り曲げてホッチキスなどの
固定具13により固持するようにしても良い。
以上説明してきたように、この発明によれば、平板帯
板状に形成されたフロントフェンダープロテクターが、
フロントフェンダーパネルの開口に沿って略半円形状に
折り曲げられ、車両内側をサイドコンストラクションに
固設され且つ車両外側をフロントフェンダーパネルの開
口縁に固設されてなる自動車用フロントフェンダー内側
構造において、前記フロントフェンダーパネルの開口縁
の最上位置にブラケットの下端部が固設され、、該ブラ
ケットの上端部により、該開口縁の最上位置より更に上
側の離間した位置にフロントフェンダープロテクターの
中央部が配されるようにしたことを特徴とするものであ
るから、フロントフェンダーの開口縁の線(オープニン
グ線)を崩さず、しかもフロントフェンダープロテクタ
ーの中央部が上方に移動したので、平板という安価な部
材であるにも係わらず、タイヤ等に干渉しない自動車用
フロントフェンダー内側構造を得ることが出来るという
実益的効果を有する。
板状に形成されたフロントフェンダープロテクターが、
フロントフェンダーパネルの開口に沿って略半円形状に
折り曲げられ、車両内側をサイドコンストラクションに
固設され且つ車両外側をフロントフェンダーパネルの開
口縁に固設されてなる自動車用フロントフェンダー内側
構造において、前記フロントフェンダーパネルの開口縁
の最上位置にブラケットの下端部が固設され、、該ブラ
ケットの上端部により、該開口縁の最上位置より更に上
側の離間した位置にフロントフェンダープロテクターの
中央部が配されるようにしたことを特徴とするものであ
るから、フロントフェンダーの開口縁の線(オープニン
グ線)を崩さず、しかもフロントフェンダープロテクタ
ーの中央部が上方に移動したので、平板という安価な部
材であるにも係わらず、タイヤ等に干渉しない自動車用
フロントフェンダー内側構造を得ることが出来るという
実益的効果を有する。
第1図乃至第6図は、本発明の実施例を示す概略説明図
で、第1図は一実施例の要部分解斜視図、第2図は自動
車概略側面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4
図はプロテクター1単品の斜視図、第5図は第2図のB
部の拡大説明図、第6図は本発明の他の実施例に係るプ
ロテクター1単品の斜視図、第7図は従来例に係る斜視
分解図、第8図は第7図のC−C線に係る位置での組立
て後の断面図である。 1……フロントフェンダープロテクター、2……フロン
トフェンダーパネル、3……フロントフェンダーパネル
2の開口縁、4……サイドコンストラクション、12……
フロントフェンダープロテクター1の車両外側の中央
部、14……ブラケット、14a……ブラケットの上端部、1
4b……ブラケットの下端部、15……フロントフェンダー
パネル2の開口縁3の最上位置に形成した貫通孔。
で、第1図は一実施例の要部分解斜視図、第2図は自動
車概略側面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4
図はプロテクター1単品の斜視図、第5図は第2図のB
部の拡大説明図、第6図は本発明の他の実施例に係るプ
ロテクター1単品の斜視図、第7図は従来例に係る斜視
分解図、第8図は第7図のC−C線に係る位置での組立
て後の断面図である。 1……フロントフェンダープロテクター、2……フロン
トフェンダーパネル、3……フロントフェンダーパネル
2の開口縁、4……サイドコンストラクション、12……
フロントフェンダープロテクター1の車両外側の中央
部、14……ブラケット、14a……ブラケットの上端部、1
4b……ブラケットの下端部、15……フロントフェンダー
パネル2の開口縁3の最上位置に形成した貫通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 康平 神奈川県横浜市金沢区幸浦1―10 高田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−225035(JP,A) 実開 昭59−12775(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】平板帯板状に形成されたフロントフェンダ
ープロテクターが、フロントフェンダーパネルの開口縁
に沿って略半円形状に折り曲げられ、車両内側をサイド
コンストラクションに固設され且つ車両外側をフロント
フェンダーパネルの開口縁に固設されてなる自動車用フ
ロントフェンダー内側構造において、 前記フロントフェンダーパネルの開口縁の最上位置にブ
ラケットの下端部が固設され、該ブラケットの上端部に
より、該開口縁の最上位置より更に上側の離間した位置
にフロントフェンダープロテクターの中央部が配される
ようにしたことを特徴とする自動車用フロントフェンダ
ー内側構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63332379A JP2724187B2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | 自動車用フロントフェンダー内側構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63332379A JP2724187B2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | 自動車用フロントフェンダー内側構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02179589A JPH02179589A (ja) | 1990-07-12 |
JP2724187B2 true JP2724187B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=18254308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63332379A Expired - Lifetime JP2724187B2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | 自動車用フロントフェンダー内側構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724187B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5912775U (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-26 | 日産自動車株式会社 | フエンダ−プロテクタの取付構造 |
JPS61225035A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-06 | Yamakawa Kogyo Kk | 自動車用フェンダープロテクタ |
-
1988
- 1988-12-30 JP JP63332379A patent/JP2724187B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02179589A (ja) | 1990-07-12 |
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