JP2724008B2 - 本人確認処理システム及び本人確認処理方法 - Google Patents
本人確認処理システム及び本人確認処理方法Info
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- H04L63/08—Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
- H04L63/0853—Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities using an additional device, e.g. smartcard, SIM or a different communication terminal
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、カード、特に集積回路を搭載したいわゆる
ICカードを使用し、そのカードの持ち主である本人を確
認して所定の処理を実行する本人確認処理システム及び
本人確認処理方法に関する。
ICカードを使用し、そのカードの持ち主である本人を確
認して所定の処理を実行する本人確認処理システム及び
本人確認処理方法に関する。
（従来の技術） 例えば、銀行等の金融機関においては、カードを使用
して預貯金の取引を行なう自動取引装置が広く使用され
ている。また、研究機関等においては、部外者の侵入を
防止するために、出入りを許可されたものがカードを使
用してドアロックを開放するシステムが採用されてい
る。
して預貯金の取引を行なう自動取引装置が広く使用され
ている。また、研究機関等においては、部外者の侵入を
防止するために、出入りを許可されたものがカードを使
用してドアロックを開放するシステムが採用されてい
る。
上記のようなシステムにおいては、何れもいわゆるセ
キュリティを確保するために、カードを所持するものが
本人であるかどうかの確認を行なう。これには、暗証番
号等の識別データが使用される。銀行の自動取引装置等
に広く使用されている磁気カードの場合、カードの装置
に装着すると、カードの磁気ストライプ中に記憶されて
いる識別データが装置に読取られ、カード使用者の入力
した識別データとの照合が行なわれる。
キュリティを確保するために、カードを所持するものが
本人であるかどうかの確認を行なう。これには、暗証番
号等の識別データが使用される。銀行の自動取引装置等
に広く使用されている磁気カードの場合、カードの装置
に装着すると、カードの磁気ストライプ中に記憶されて
いる識別データが装置に読取られ、カード使用者の入力
した識別データとの照合が行なわれる。
ところで、近年、カード自体をインテリジェント化し
多機能化した、いわゆるICカードが開発され、金融機関
等へ導入されようとしている。
多機能化した、いわゆるICカードが開発され、金融機関
等へ導入されようとしている。
第２図に、このようなカードの外観図を示す。
第２図（ａ）はカードの表面，同図（ｂ）は裏面を示
す。
す。
カードの表面には、キー１とディスプレイ２と光電池
３とが取付けられている。キー１は、数字を入力するた
めのテンキーや演算キーとから成る。ディスプレイ２
は、液晶表示板から成る。光電池３は、カードに内蔵さ
れた電池を充電するために設けられている。カードの裏
面には、コンタクト４が設けられ、これはカードを装着
する装置側のコンタクトと接続され、データの授受に使
用される。尚、破線の枠５で表示した部分には、カード
の用途，その他の事項が印刷される。
３とが取付けられている。キー１は、数字を入力するた
めのテンキーや演算キーとから成る。ディスプレイ２
は、液晶表示板から成る。光電池３は、カードに内蔵さ
れた電池を充電するために設けられている。カードの裏
面には、コンタクト４が設けられ、これはカードを装着
する装置側のコンタクトと接続され、データの授受に使
用される。尚、破線の枠５で表示した部分には、カード
の用途，その他の事項が印刷される。
このようなICカードは、内蔵された集積回路中に、例
えば預金残高やその他種々の上方が記憶されており、キ
ー１を操作してディスプレイ２にその内容を表示させた
りすることができる。その場合、本人以外のものがカー
ドを操作することができないように、通常、識別データ
の入力により本人確認を行なった後、カードが使用可能
状態になるよう構成されている、 第３図に、このようなカード装着して使用する装置の
外観図を示す。
えば預金残高やその他種々の上方が記憶されており、キ
ー１を操作してディスプレイ２にその内容を表示させた
りすることができる。その場合、本人以外のものがカー
ドを操作することができないように、通常、識別データ
の入力により本人確認を行なった後、カードが使用可能
状態になるよう構成されている、 第３図に、このようなカード装着して使用する装置の
外観図を示す。
この装置は、上記の本人確認を行なった後、一定の処
理を実行する装置であって、例えば銀行の自動取引装置
のようなものである。
理を実行する装置であって、例えば銀行の自動取引装置
のようなものである。
この装置には、キーボード６とディスプレイ７及びカ
ード装着部８が設けられている。このカード装着部８に
は、第２図に示したカードのコンタクト４と接続される
コンタクトが内蔵されている。カードは、このカード装
着部８に装着され、預貯金取引等の処理が実行される。
ード装着部８が設けられている。このカード装着部８に
は、第２図に示したカードのコンタクト４と接続される
コンタクトが内蔵されている。カードは、このカード装
着部８に装着され、預貯金取引等の処理が実行される。
尚、この装置は、カード装着後に識別データの入力を
要求し、本人確認を行なっても良いし、予めカード側で
本人確認が行なわれているときは、使用可能状態のカー
ドを装着した場合、直ちに装置が使用できるよう構成さ
れていてもよい。ドアロック等の本人確認を必要とする
処理装置についても、やはり同様の構成となる。
要求し、本人確認を行なっても良いし、予めカード側で
本人確認が行なわれているときは、使用可能状態のカー
ドを装着した場合、直ちに装置が使用できるよう構成さ
れていてもよい。ドアロック等の本人確認を必要とする
処理装置についても、やはり同様の構成となる。
（発明が解決しようとする課題） さてここで、上記のようなカードを使用する本人が、
例えば識別データを入力し、カードを使用可能状態にし
た後、カードを置き忘れたり紛失したりする場合があ
る。また、カードを自動取引装置等の本人確認処理装置
に装着した後、席を立って本人確認処理装置20から離れ
る場合がある。このような場合、カードが第３者に不正
に使用される危険性が生じ、高いセキュリティを考慮し
たシステムが無駄になってしまう。
例えば識別データを入力し、カードを使用可能状態にし
た後、カードを置き忘れたり紛失したりする場合があ
る。また、カードを自動取引装置等の本人確認処理装置
に装着した後、席を立って本人確認処理装置20から離れ
る場合がある。このような場合、カードが第３者に不正
に使用される危険性が生じ、高いセキュリティを考慮し
たシステムが無駄になってしまう。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、第３者
による不正使用をより確実に防止することのできる本人
確認処理システム及び本人確認処理方法を提供すること
を目的とするものである。
による不正使用をより確実に防止することのできる本人
確認処理システム及び本人確認処理方法を提供すること
を目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するため、本発明は、カードに設けら
れたデータ入力手段から入力された識別データにより本
人確認がされるとそのカードを使用可能状態にする。
れたデータ入力手段から入力された識別データにより本
人確認がされるとそのカードを使用可能状態にする。
その時点で、カード側タイマが予め設定された所定時
間の計時を開始し、タイムアップの時点で、そのカード
を使用不能状態にする。
間の計時を開始し、タイムアップの時点で、そのカード
を使用不能状態にする。
使用可能状態のカードが本人確認処理装置に装着され
ると、装置側タイマが予め設定された所定時間の計時を
開始する。
ると、装置側タイマが予め設定された所定時間の計時を
開始する。
本人確認処理装置の操作を行なうための操作部が操作
される都度、装置側タイマ及びカード側タイマがそれぞ
れ予め設定された所定時間の計時を再開始する。
される都度、装置側タイマ及びカード側タイマがそれぞ
れ予め設定された所定時間の計時を再開始する。
装置側タイマがタイムアップの時点で、本人確認処理
装置の動作を終了させる。
装置の動作を終了させる。
（作用） 本発明の方法は、カード及び本人確認処理装置にそれ
ぞれタイマを設けている。カード側タイマがタイムアッ
プすれば、カードが使用不能状態となる。従って、一定
時間以上放置されたカードは、第３者が使用できない。
また、装置側タイマがタイムアップすれば、本人確認処
理装置20の動作が終了し使用不能となる。操作部の操作
の都度、両タイマが計時を再開始するため、一定時間以
上本人確認処理装置20が操作されない場合、装置側タイ
マがタイムアップし、本人確認処理装置20の動作が終了
して使用不能となる。これにより、カードも本人確認処
理装置20も不正使用が防止できる。
ぞれタイマを設けている。カード側タイマがタイムアッ
プすれば、カードが使用不能状態となる。従って、一定
時間以上放置されたカードは、第３者が使用できない。
また、装置側タイマがタイムアップすれば、本人確認処
理装置20の動作が終了し使用不能となる。操作部の操作
の都度、両タイマが計時を再開始するため、一定時間以
上本人確認処理装置20が操作されない場合、装置側タイ
マがタイムアップし、本人確認処理装置20の動作が終了
して使用不能となる。これにより、カードも本人確認処
理装置20も不正使用が防止できる。
（実施例） 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第１図は、本発明の実施例を示すブロック図である。
図は、カード10及び本人確認処理装置20について、そ
れぞれ本発明の説明に必要な主要部のみをブロックで図
示したものである。
れぞれ本発明の説明に必要な主要部のみをブロックで図
示したものである。
カード10には、カード制御手段11と、データ入力手段
12と、識別データ照合手段13と、カード側タイマ14とが
設けられている。また、本人確認処理装置20には、本体
制御部21と、操作部22と、タイマ開始制御手段23及び装
置側タイマ24が設けられている。
12と、識別データ照合手段13と、カード側タイマ14とが
設けられている。また、本人確認処理装置20には、本体
制御部21と、操作部22と、タイマ開始制御手段23及び装
置側タイマ24が設けられている。
カード10は、先に第２図において説明した、いわゆる
ICカード等から成り、カード制御手段11がその動作を制
御するマイクロプロセッサ等から構成される。データ入
力手段12は、カード10に設けられたキー等から成る。識
別データ照合手段13は、いわゆる暗証番号等の識別デー
タを保持し、データ入力手段12から入力された識別デー
タとの照合を行なう回路から成る。カード側タイマ14
は、カウンタ等から成り、識別データの照合終了後に、
カード制御手段11がカード10を使用可能状態にした時点
で計時を開始し、所定時間後、タイムアップの時点で、
カード制御手段11に対しカード使用不能状態への切換え
を指示する回路である。
ICカード等から成り、カード制御手段11がその動作を制
御するマイクロプロセッサ等から構成される。データ入
力手段12は、カード10に設けられたキー等から成る。識
別データ照合手段13は、いわゆる暗証番号等の識別デー
タを保持し、データ入力手段12から入力された識別デー
タとの照合を行なう回路から成る。カード側タイマ14
は、カウンタ等から成り、識別データの照合終了後に、
カード制御手段11がカード10を使用可能状態にした時点
で計時を開始し、所定時間後、タイムアップの時点で、
カード制御手段11に対しカード使用不能状態への切換え
を指示する回路である。
このカード10が装着される本人確認処理装置20は、先
に第３図にいおいて説明したような装置であり、例え
ば、金融機関等の自動取引装置や各種端末装置、あるい
は研究機関等に設けられたドアロック装置等の本人確認
を行なった後、一定の処理を実行する装置である。
に第３図にいおいて説明したような装置であり、例え
ば、金融機関等の自動取引装置や各種端末装置、あるい
は研究機関等に設けられたドアロック装置等の本人確認
を行なった後、一定の処理を実行する装置である。
本体制御部21は、この本人確認処理装置20を制御する
プロセッサ等から構成される。操作部22は、オペレータ
がこの本人確認処理装置20を操作するために使用するキ
ーボード等から成る。タイマ開始制御手段23は、カード
10が本人確認処理装置20に装着された後、カード側タイ
マ14の計時を、後で説明する所定のタイミングで再開始
させるための回路である。装置側タイマ24は、カウンタ
等から成り、操作部22が一定時間以上操作されない場合
に、本体制御部21に指示し、本人確認処理装置20の動作
を終了させるために設けられた回路である。
プロセッサ等から構成される。操作部22は、オペレータ
がこの本人確認処理装置20を操作するために使用するキ
ーボード等から成る。タイマ開始制御手段23は、カード
10が本人確認処理装置20に装着された後、カード側タイ
マ14の計時を、後で説明する所定のタイミングで再開始
させるための回路である。装置側タイマ24は、カウンタ
等から成り、操作部22が一定時間以上操作されない場合
に、本体制御部21に指示し、本人確認処理装置20の動作
を終了させるために設けられた回路である。
第４図に、カードの具体的なブロック図を示す。
図において、このカードには、カード10制御手段11と
して、プロセッサ（CPU）と、リード・オンリ・メモリ
（ROM）15、ランダム・アクセス・メモリ（RAM）16、電
池17、インタフェース18、カード側タイマ14、キー１、
ディスプレイ２及びコンタクト４が設けられている。
して、プロセッサ（CPU）と、リード・オンリ・メモリ
（ROM）15、ランダム・アクセス・メモリ（RAM）16、電
池17、インタフェース18、カード側タイマ14、キー１、
ディスプレイ２及びコンタクト４が設けられている。
リード・オンリ・メモリ15は、カード制御手段11の動
作プログラムを格納したメモリである。ランダム・アク
セス・メモリ16は、カード10の動作中におけるパラメー
タ等を格納するためのメモリである。電池17は、先に第
２図で説明した光電池３により充電され、カード10の各
部に電力を供給するバッテリーから成る。カード側タイ
マ14、カード10を使用状態に保持する時間を予め設定し
たカウンタ等から成る。キー1,ディスプレイ２は、先に
第２図で説明した通りのものである。コンタクト４は、
インタフェース18を介してカード制御手段11に接続され
ており、その構成は先に第２図で説明した通りのもので
ある。
作プログラムを格納したメモリである。ランダム・アク
セス・メモリ16は、カード10の動作中におけるパラメー
タ等を格納するためのメモリである。電池17は、先に第
２図で説明した光電池３により充電され、カード10の各
部に電力を供給するバッテリーから成る。カード側タイ
マ14、カード10を使用状態に保持する時間を予め設定し
たカウンタ等から成る。キー1,ディスプレイ２は、先に
第２図で説明した通りのものである。コンタクト４は、
インタフェース18を介してカード制御手段11に接続され
ており、その構成は先に第２図で説明した通りのもので
ある。
尚、ランダム・アクセス・メモリ16には、予めカード
10を使用する本人の設定した識別データが格納されてお
り、これが識別データ照合手段13（第１図）として動作
する。また、キー１は、データ入力手段12（第１図）と
して動作する。
10を使用する本人の設定した識別データが格納されてお
り、これが識別データ照合手段13（第１図）として動作
する。また、キー１は、データ入力手段12（第１図）と
して動作する。
第５図に、本人確認処理装置の具体的なブロック図を
示す。
示す。
図の装置は、本体制御部21としてプロセッサ（CPU）
を使用している。そして、リード・オンリ・メモリ（RO
M）25、ランダム・アクセス・メモリ（RAM）26、インタ
フェース28、コンタクト29、装置側タイマ24、キーボー
ド６、ディスプレイ７を備えている。
を使用している。そして、リード・オンリ・メモリ（RO
M）25、ランダム・アクセス・メモリ（RAM）26、インタ
フェース28、コンタクト29、装置側タイマ24、キーボー
ド６、ディスプレイ７を備えている。
リード・オンリ・メモリ25は、本人確認処理装置20の
動作用プログラム等を格納したメモリである。ランダム
・アクセス・メモリ26は、本人確認処理装置20の動作用
パラメータ等を格納するためのメモリである。装置側タ
イマ24は、本人確認処理装置20が放置された場合に、本
人確認処理装置20の動作を終了させるまでの時間を予め
設定したカウンタ等から成る。キーボード6,ディスプレ
イ７は、既に第３図で説明した通りのものである。コン
タクト29は、インタフェース28を介して本体制御部21に
接続されており、カード側のコンタクト４（第４図）と
接触して、データの授受を行なうためのものである。
動作用プログラム等を格納したメモリである。ランダム
・アクセス・メモリ26は、本人確認処理装置20の動作用
パラメータ等を格納するためのメモリである。装置側タ
イマ24は、本人確認処理装置20が放置された場合に、本
人確認処理装置20の動作を終了させるまでの時間を予め
設定したカウンタ等から成る。キーボード6,ディスプレ
イ７は、既に第３図で説明した通りのものである。コン
タクト29は、インタフェース28を介して本体制御部21に
接続されており、カード側のコンタクト４（第４図）と
接触して、データの授受を行なうためのものである。
尚、キーボード６は、操作部22（第１図）として動作
し、本体制御部21はインタフェース28とコンタクト29を
介して、カード側に対し、タイマ開始を制御し、タイマ
開始制御手段23（第１図）として動作する。
し、本体制御部21はインタフェース28とコンタクト29を
介して、カード側に対し、タイマ開始を制御し、タイマ
開始制御手段23（第１図）として動作する。
以下、第１図を参照しながら、第６図及び第７図を用
いて本発明の方法の動作を説明する。
いて本発明の方法の動作を説明する。
第６図は、カードの動作フローチャートである。
先ず、カード10の使用が開始されると、使用者により
識別データの入力が行なわれる（ステップS1）。これ
は、データ入力手段12を用いて行なわれる。次に、識別
データが正しいか否かが判断される（ステップS2）。こ
れは、識別データ照合手段13により実行される。ここ
で、識別データが正しい場合には、次のステップS4に移
行するが、識別データが誤っている場合、通常、数回再
入力指示が行なわれる（ステップS3）。しかしながら、
一定回数以上誤った識別データが入力された場合、不正
使用とみなし、カード10の使用を禁止するような処置が
行なわれる。ステップS3における再入力指示処理は、こ
のような処理を含むものとする。
識別データの入力が行なわれる（ステップS1）。これ
は、データ入力手段12を用いて行なわれる。次に、識別
データが正しいか否かが判断される（ステップS2）。こ
れは、識別データ照合手段13により実行される。ここ
で、識別データが正しい場合には、次のステップS4に移
行するが、識別データが誤っている場合、通常、数回再
入力指示が行なわれる（ステップS3）。しかしながら、
一定回数以上誤った識別データが入力された場合、不正
使用とみなし、カード10の使用を禁止するような処置が
行なわれる。ステップS3における再入力指示処理は、こ
のような処理を含むものとする。
正しい識別データが入力されると、ステップS4におい
て、カード10を使用可能状態に設定する。これは、カー
ド制御手段11により実行される。その後は、カード10に
設けられたキー等を用いて、カード単体でそこに格納さ
れたデータの読取り等を行なうことができるが、このよ
うにカード10を使用可能状態にした後、本人確認処理装
置20に装着して本人確認処理装置20の操作を行なうこと
ができる。
て、カード10を使用可能状態に設定する。これは、カー
ド制御手段11により実行される。その後は、カード10に
設けられたキー等を用いて、カード単体でそこに格納さ
れたデータの読取り等を行なうことができるが、このよ
うにカード10を使用可能状態にした後、本人確認処理装
置20に装着して本人確認処理装置20の操作を行なうこと
ができる。
尚、カード10を使用可能状態に設定が行なわれた後、
カード側タイマ14が計時を開始する（ステップS5）。若
し、このカード側タイマ14がタイムアップすれば（ステ
ップS6）、カード10を使用不能状態にする（ステップS
7）。従って、ステップS6において、常時カード側タイ
マ14のタイムアップが監視される。カード10が使用可能
な状態の場合、本人確認処理装置20にそのカード10が装
着される。
カード側タイマ14が計時を開始する（ステップS5）。若
し、このカード側タイマ14がタイムアップすれば（ステ
ップS6）、カード10を使用不能状態にする（ステップS
7）。従って、ステップS6において、常時カード側タイ
マ14のタイムアップが監視される。カード10が使用可能
な状態の場合、本人確認処理装置20にそのカード10が装
着される。
第７図に、本人確認処理装置の動作フローチャートを
示す。
示す。
図において、本人確認処理装置20はカード10が挿入さ
れたか否かを常に監視している（ステップS1）、そし
て、カード10が挿入された場合、カード10は使用可能状
態か否かが判断される（ステップS2）。カード10が使用
可能状態でなければ、本人確認処理装置20は動作を終了
する。尚、この場合、カード挿入前の状態に戻っても差
し支えない。
れたか否かを常に監視している（ステップS1）、そし
て、カード10が挿入された場合、カード10は使用可能状
態か否かが判断される（ステップS2）。カード10が使用
可能状態でなければ、本人確認処理装置20は動作を終了
する。尚、この場合、カード挿入前の状態に戻っても差
し支えない。
使用可能状態のカード10が挿入された場合、ステップ
S3において、装置側タイマ24の計時が開始され、カード
側タイマ14の計時が再開始される。
S3において、装置側タイマ24の計時が開始され、カード
側タイマ14の計時が再開始される。
そして、その後、装置側タイマ24のタイムアップが監
視される（ステップS4）。装置側タイマ24がタイムアッ
プしていない場合には、取引操作があるか否かが判断さ
れる。これは、操作部22が操作されたか否かによる。操
作部22が操作されれば、その都度、ステップS3に戻り、
操作側タイマ24とカード側タイマ14の計時が再開始され
る。即ち、両者とも初期状態に戻され、改めて始めから
計時を開始することになる。そして、装置側タイマ24が
タイムアップすれは（ステップS4）、本人確認処理装置
20の動作は終了する、尚、この場合にも、カード挿入前
の状態に戻るようにして差し支えない。
視される（ステップS4）。装置側タイマ24がタイムアッ
プしていない場合には、取引操作があるか否かが判断さ
れる。これは、操作部22が操作されたか否かによる。操
作部22が操作されれば、その都度、ステップS3に戻り、
操作側タイマ24とカード側タイマ14の計時が再開始され
る。即ち、両者とも初期状態に戻され、改めて始めから
計時を開始することになる。そして、装置側タイマ24が
タイムアップすれは（ステップS4）、本人確認処理装置
20の動作は終了する、尚、この場合にも、カード挿入前
の状態に戻るようにして差し支えない。
また、この実施例では、装置側タイマ24とカード側タ
イマ14とを、取引操作の都度、再開始するようにしてい
るため、カード側タイマ14のタイムアップするまでの時
間は、装置側タイマ24のタイムアップするまでの時間よ
りも長く設定されている必要がある。さもないと、装置
側タイマ24のタイムアップ前のカード側タイマ14がタイ
ムアップし、カード自体が使用不能となってしまうから
である。しかしながら、装置側タイマ24の計時再開始
と、カード側タイマ14の計時再開始とを、独自のタイミ
ングで行なうようにすれば、そのような問題はない。
イマ14とを、取引操作の都度、再開始するようにしてい
るため、カード側タイマ14のタイムアップするまでの時
間は、装置側タイマ24のタイムアップするまでの時間よ
りも長く設定されている必要がある。さもないと、装置
側タイマ24のタイムアップ前のカード側タイマ14がタイ
ムアップし、カード自体が使用不能となってしまうから
である。しかしながら、装置側タイマ24の計時再開始
と、カード側タイマ14の計時再開始とを、独自のタイミ
ングで行なうようにすれば、そのような問題はない。
（発明の効果） 以上説明した本発明のカードを使用した本人確認処理
方法によれば、カードが識別データの入力により使用可
能状態にされた後、一定時間放置されると、自動的に使
用不能状態に切換わり、不正使用が防止される。また、
カードが本人確認処理装置20に装着され、本人確認処理
装置20が使用されていても、一定時間操作部が操作され
ないまま放置されると、装置側タイマにより自動的に本
人確認処理装置20の動作が終了される。これにより、本
人確認処理装置20の不正使用が防止される。以上の結
果、カードを使用した本人確認処理のセキュリティが著
しく高められる。
方法によれば、カードが識別データの入力により使用可
能状態にされた後、一定時間放置されると、自動的に使
用不能状態に切換わり、不正使用が防止される。また、
カードが本人確認処理装置20に装着され、本人確認処理
装置20が使用されていても、一定時間操作部が操作され
ないまま放置されると、装置側タイマにより自動的に本
人確認処理装置20の動作が終了される。これにより、本
人確認処理装置20の不正使用が防止される。以上の結
果、カードを使用した本人確認処理のセキュリティが著
しく高められる。
第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図はカ
ードの外観図、第３図は本人確認処理装置の一例を示す
外観図、第４図はカードの具体的ブロック図、第５図は
本人確認処理装置の具体的ブロック図、第６図はカード
の動作フローチャート、第７図は本人確認処理装置の動
作フローチャートである。 10……カード、11……カード制御手段、 12……データ入力手段、 13……識別データ照合手段、 14……カード側タイマ、 20……本人確認処理装置、21……本体制御部、 22……操作部、23……タイマ開始制御手段、 24……装置側タイマ。
ードの外観図、第３図は本人確認処理装置の一例を示す
外観図、第４図はカードの具体的ブロック図、第５図は
本人確認処理装置の具体的ブロック図、第６図はカード
の動作フローチャート、第７図は本人確認処理装置の動
作フローチャートである。 10……カード、11……カード制御手段、 12……データ入力手段、 13……識別データ照合手段、 14……カード側タイマ、 20……本人確認処理装置、21……本体制御部、 22……操作部、23……タイマ開始制御手段、 24……装置側タイマ。
Claims (2)
- 【請求項１】カードには、 データ入力手段と、 このデータ入力手段からの、予め設定された識別データ
の入力により、カードを使用可能状態にするカード制御
手段と、 前記カードが使用可能状態になった時点で、予め設定さ
れた所定時間の計時を開始し、タイムアップの時点で、
前記カード制御手段に対して、カード使用不能状態への
切換えを指示するカード側タイマとが設けられ、 前記カードが装着される本人確認処理装置には、 前記本人確認処理装置の操作を行なうための操作部と、 前記使用可能状態のカードが装着された後、前記操作部
が操作される都度、前記カード側タイマの計時を再開始
させるタイマ開始制御手段と、 前記使用可能状態のカードが装着されたときに予め設定
された所定時間の計時を開始し、前記操作部が操作され
る都度、予め設定された所定時間の計時を再開始し、タ
イムアップの時点で、前記本人確認処理装置の動作を終
了させる装置側タイマとが設けられることを特徴とする
本人確認処理システム。 - 【請求項２】カードを使用した本人確認処理方法におい
て、 カードに設けられたデータ入力手段から、予め設定され
た識別データが入力されると、前記識別データの正否を
判断し、正の場合に前記カードを使用可能状態にし、 前記カードが使用可能状態になった時点で、カード側タ
イマが予め設定された所定時間の計時を開始し、タイム
アップの時点で、前記カードを使用不能状態にし、 前記使用可能状態のカードが本人確認処理装置に装着さ
れると、装置側タイマが予め設定された所定時間の計時
を開始すると共に、前記カード側タイマが予め設定され
た所定時間の計時を再開始し、 前記本人確認処理装置の操作部が操作される都度、前記
装置側タイマ及びカード側タイマがそれぞれ予め設定さ
れた所定時間の計時を再開始し、 前記装置側タイマがタイムアップの時点で、前記本人確
認処理装置の動作を終了させることを特徴とする本人確
認処理方法。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
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| JPH03172986A JPH03172986A (ja) | 1991-07-26 |
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Family
ID=18006381
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP31053389A Expired - Fee Related JP2724008B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 本人確認処理システム及び本人確認処理方法 |
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