JPS61141076A

JPS61141076A - Ｉｃカ−ド

Info

Publication number: JPS61141076A
Application number: JP59264888A
Authority: JP
Inventors: Masanori Osada; 正範長田; Yasuhiro Miyamoto; 康弘宮本; Susumu Yamashita; 迪山下
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-12-14
Filing date: 1984-12-14
Publication date: 1986-06-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［産業上の利用分野Ｉこの発明は、ＩＣカードに関し、特にたとえば取引デー
タの登録が可能なＩＣカードに関する。〔発明の［１］この発明は、ＩＣカードへの取引データの登録を可能と
するとともに、ＩＣカードに既に取引データが登録され
ている場合は再度の取引データの入力を禁止するよろに
したものである。［従来の技術］ＩＣカードは、カードの内部にマイクロプロセッサと、
メモリとを備え、通信用接点を介して種々のデータ処理
装置と接続し得る構成となっている。このようなＩｃカ
ードは従来の磁気カードに比べて記憶容量が格段に大き
いため従来の磁気カードでは記憶できなかったような情
報を記憶できることや、内部のマイクロプロセッサで種
々のデータ処理が行なえるため上記データ処理Ｖ装置の
負担を軽減し得る等の利点を有する。たとえば、ＡＴＭ（オートマチック・テラーズ・マシン
）等の取引処理装置でＩＣカードを用いる場合、従来は
ＡＴＶにＩＣカードを挿入して１Ｃカードのマイクロプ
ロセッサとＡＴＶのＣＰＵとを接続した後に、ＡＴＶに
設けられたキーボードから種々の取引データを入力する
ようにしていた。［発明が解決しようとする問題点］上述のごとく、従来では取引処理装置のキーボードから
取引データの入力を行なうようにしているため、取引処
理装置での各顧客の操作時間が長くなってしまい、高価
な取引処理装置の効率的な利用が図れないという問題点
があった。上述のような問題点を解決するために、ＩＣカードにキ
ーボードを設けてこのキーボードから予め取引データを
入力しておきＩＣカードのメモリに取引データを記憶さ
せることにより、取引処理装置での入力操作の簡略化を
図ることが考えられる。しかしながら、このような構成
にすると、ＩＣカードを紛失したときＩＣカードを取得
した他人によってＩＣカードに無制限に取引データが入
力されてしまい、ＩＣカードの所有者が美大な損害を被
るおそれがある。この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、ＩＣカードが不正に使用されてもＩＣカー
ドの所有者の損害をできるだけ低く抑えることができる
ようなＩＣカードを提供することを目的とする。［問題点を解決するための手段］この発明は、ＩＣカードに取引データを入力するための
キーボードを設け、メモリに取引データが記憶されてい
ない場合のみこのキーボードからの取引データの入力を
受付けてメモリに記憶させるようにし、メモリに既に取
引データが記憶されている場合はキーボードからの取引
データの入力を禁止するようにしたものである。［作用］この発明においては、メモリに取引データが既に記憶さ
れている場合はキーボードからの取引データの入力を禁
止するので、取引データの変更を防止できる。［実施例］第２Ａ図はこの発明の一実施例のＩＣカードの上面図で
あり、第２Ｂ図はこの発明の一実施例のＩＣカードの裏
面図である。図において、ＩＣカード１の上面には、表
示器２，１ｔｌｔとなるべき太陽電池３およびキーボー
ド４が設けられる。キーボード４は、図示のごとく、取
引データを入力するための種々のキーを含む。後述する
ように、このＩＣカード１は、いわゆる電子式卓上計算
機としても機能するように構成されている。そのために
、キーボード４には、種々の演算指令のためのキーもい
けられている。さらに、キーボード４には、ＩＣカード
１を計算機モードから取引データ入力モードに切換える
ための取引キー５が設けられている。一方、ＩＣカード
１の裏面には、磁気ストライプ６および通信用接点７が
設けられている。通信用接点７は、たとえばＡＴＶとの
データ通信を図るための接点である。第３図は第２Ａ図および第２Ｂ図に示すＩＣカードの内
部回路の構成を示す概略ブロック図である。図において
、マイクロプロセッサずなわちＣｐｕｉｏには、前述の
表示器２．キーボード４および通信用接点７が接続され
る。また、ｃｐｕ　ｉＯには、ＲＯＭＩ　１．ＲＡＭ１
２およびタイマ１３が接続される。ＲＯＭ１１はｃｐｕ
ｉｏの動作プログラム（たとえば第１Ａ図および第１Ｂ
図に示す動作プログラム）を格納するためのものである
。ＲＡＭ１２はＣＰＬＪｌｏのデータ処理に必要な種々
のデータを記憶するとともに、キーボード４から入力さ
れる取引データを記憶する。タイマ１３は、ＲＡＭ１２
に記憶された取引データを一定時間後に消去させるため
に用いられるタイマである。ＲＡＭ１２およびタイマ１
３は、太陽電池３とは別の内部型１１１４によってバッ
クアップされている。これは、太陽電池３からの電力の
供給が途切れることがあることを考慮したものである。第１Ａ図および第１Ｂ図は第３図に示すＣＰＵ１０の動
作を説明するためのフローチャートである。以下、この
第１Ａ図および第１Ｂ図を参照して上記実施例のＩＣカ
ードの動作について説明する。まず、ステップＳ１にお
いて、ＩＣカード１のキーボード４からキー人力がある
と、ステップＳ２においてそのキー人力が取引キー５に
よるものか否かが・判断される。もし、取引キー５以外
のキーがオンされたのであれば、計算機モードであると
判断され、ステップＳ３に進み計算機処理ルーチンが実
行される。なお、この計算機処理ルーチンは従来の電子
式卓上計算機において行なわれているのと同様の動作で
あり周知であるため、その説明を省略する。一方、取引
キー５がオンされた場合は取引データ入力モードが選択
されたと判断し、ステップＳ４に進む。このステップＳ
４では取引データの入力が禁止されているか否かが判断
される。後述するように、取引データの入力が禁止され
る条件は、誤った暗証番号が３回連続して入力された場
合である。取引データの入力が禁止されている場合は、
ステップＳ５に進み、取引データの入力が不可能である
ことを表わす表示が表示器２になされる。その後ステッ
プＳ１の動作に戻る。一方、取引データの入力が可能な
場合は、ステップＳ６に進み、既にＲＡＭ１２に取引デ
ータが記憶されているか否かが判断される。もし、既に
ＲＡＭ１２に取引データが記憶されている場合は、ステ
ップＳ５で取引データの入力不可表示がなされる。一方
、ＲＡＭ１２に取引データが記憶されていない場合はス
テップＳ７に進み、暗証番号の入力指示表示が表示器２
になされる。ここで、ＩＣカードの所有者は、ステップ
Ｓ８でキーボード４を操作して暗証番号を入力する。続
いて、ステップＳ９において、暗ＩＩＩ号のチェックが
行なわれる。このチェックは、予めＩＣカードのＲＯＭ
１１またはＲＡＭ１２に登録されている暗証番号と今回
入力された暗証番号とが一致するか否かを判断すること
によって行なわれる。もし、暗証番号が一致しない場合
、すなわｔｓｍりた暗証番号が入力された場合はステッ
プ８１０に進み誤った暗証番号が３回連続して入力され
たか否かが判断される。もし、３回以下の場合は再びス
テップＳ８の動作に戻る。一方、誤った暗証番号が３回
連続して入力されると、ステップ８１１に進み表示器２
に取引データの入力不可表示がなされる。　　　゛そし
て、ステップ８１２において、取引データを禁止する旨
の情報がＲＡＭ１２に記憶される。前述のステップＳ４
では、上記情報がＲＡＭ１２に記憶されているか否かに
基づいて取引データの入力が禁止されているか否かを判
断している。一方、ステップＳ９で暗証番号が一致したと判断された
場合は、ステップ８１３に進み、表示器２に取引１１＠
の入力指示表示がなされる。ここで、取引番号とは、取
引の種別を表わす番号であり、たとえば出金取引は１．
入金取引は２．振替取引は３というように定められてい
る。ＩＣカードの所有者はステップ８１４においてこの
取引番号をキーボード４から入力する。続いて、ステッ
プＳ１５に進み表示器２に取引処理データ入力指示表示
がなされる。応じて、ＩＣカードの所有者はステップ８
１６において、取引処理データをキーボード４から入力
する。たとえば、出金取引の場合は出金額等が入力され
る。続いて、ステップＳ１７に進み、上記ステップ８１
４および３１６で入力された取引データがＲＡＭ１２に
記憶される。前述のステップ８１２の動作の後、またはステップＳ１
７の動作の債、ステップ８１８に進み、タイマ１３によ
る計時がスタートされる。そして、ステップ８１９に進
み、タイマ１３がタイムアツプしたか否か、すなわち取
引データの登録から一定時間が経過したか否かが判断さ
れる。もし、ＩＣカード１がＡＴＶへ挿入される前に一
定時間が経過すれば、ステップ８２０でＲＡＭ１２に記
憶された取引データが消去される。このように登録され
た取引データを一定時間後に自動的に消去するのは、登
録後にカードを紛失したときにそのカードを取得した他
人が取引にＩＣカードを使用するのを防止するためであ
る。なお、取引データの入力は顧客が各家庭で入力して
からその後銀行等へ出かけることを想定すれば、上記一
定時間は１時ｌ１８度に設定しておけばよい、また、タ
イマ１３のタイムアツプ１ｌｌｆｆｌを任意に設定し得
るようにしてもよい。一方、上記一定時間が経過する前
にＩＣカードがＡＴＶへ挿入されたとステップｓ２１で
判断された場合は、ステップ８２２に進みタイマ１３が
リセットされる。以上説明したように、上記実施例のＩＣカードによれば
、取引データを事前に登録しておくことが可能トナリ、
ＡＴＶ等での入力操作時間を茗しく短縮できる。また、
ＲＡＭ１２に既に取引データが登録されている場合は、
再度の取引データの入力を受付けないようにしているの
で、たとえＩＣカードを紛失した場合でも他人によって
無制限に登録内容が書き換えられることを防止できる。したがって、ＩＣカードがたとえ不正使用されたとし゛
でもＩＣカードの所有者の損害を既に登録された取引デ
ータの範囲に留めることができる。また゛、■゛ＣＣカ
ード有者が既に取引データを入力し゛たにもかかわらず
誤って再度取引データを入力しようとすると、その取引
データの入力が禁止さ゛れるので、ＩＣカードの所有者
の無駄な操作をやめさせることができる。また、上述の実施例では、ＩＣカードに予め登録されて
いる暗証番号とキーボード４から入力された暗証番号と
が一致したときのみ取引データの入力を許容するように
しているため、他人による取引データの入力を防止する
ことができる。さらに、上述の実施例では、ＩＣカードを電子式卓上計
算機としても用いることができるようにしたため、金利
の計算や買い物の計算等に便利である。第４図は上記実施例のようなＩＣカードを用いて取引を
行なうＡＴＶの一例を示す外観斜視図である。図におい
て、このＡＴＶ２０の前面の操作卓には、取扱表示器２
０．ＩＣカード挿入口２１゜伝票紙幣取出口２２．ＣＲ
Ｔディスプレイ２３およびキーボード２４が設けられる
。第５図は第４図に示すＡＴＭの概略ブロック図である。図において、ＩＣカードリーダ２５．接客ユニット２６
．伝票発行部２７および出金ユニット２８が制御部２９
と接続される。ＩＣカードリーダ２５は第４図のＩＣカ
ード挿入口２１に関連して設けられており、ＩＣカード
挿入口２１に挿入されたＩＣカードからデータを読取る
とともにこのＩＣカードにデータを書込むためのもので
ある。接客ユニット２６は第４ＷＩの取扱表示器２０や
ＣＲＴディスプレイ２３やキーボード２４等を含み、こ
れら各機器を用いて顧客に各種操作案内を表示したり顧
客からのキー人力を受付けたりするためのものである。伝票発行部２７は第４図の伝票紙幣取出口２２に関連し
て設けられており、取引終了時に顧客に伝票を発行する
ためのものである。出金ユニット２８は出金取引の際に
内部にストックされた紙幣を顧客に払出すためのもので
ある。制御一部２９はマイクコンピュータ等を含み、Ｉ
Ｃカードリーダ２５．”接客ユニット２６．伝票発行部
２７および出金ユニット２８の各動作を統括制御する。また、制御ｌ１部２９には、オンライン伝送部３０が接
続される。このオンライン伝送部３０は、入出力端子３
１を介して図示しないセンタのホストコンピュータと接
続されてい□る。すなわち、オンライン伝送部３０はセ
ンタのホストコンピュータと制御部２９との間のデータ
伝送を制御するためのものである。第６図は第４図およびｖＢ５図に示すＡＴＭの出金取引
時における動作を説明するためのフローチャートである
。以下、この第６図を参照して上記ＡＴＶの出金取引時
における動作について説明する。まず、ステップ・８２１においてＡ　ＴＶ（７）　Ｉ　
Ｃカー′ド挿入ロ２１にＩＣカードが挿入されると、ス
テップ８２′２に進み、そのＩＣカードの有効性がチェ
ックされる。もし、ＩＣカードが有効なものでなけば、
ステップ８２３でＣＲＴディスプレイ２３に取引不可表
示がなされ、ステップ８２４でＩＣカードがＩＣカード
挿入口２１から排出される。一方、ＩＣカードが有効な
ものであれば、ステップ８２５に進みＩＣ・カードのＲ
ＡＭ１２（第３図参照）に既に取引データが登録されて
いるか否かが判断される。もし、このＲＡＭ１２に取引
データが登録されていなければ、ステップ８２６に進み
通常の端末入力処理が行なわれる。すなわち、顧客はＡ
ＴＶのキーボード２４から取引データを入力することに
なる。入力処理が終了するとステップ８２４に進みＩＣ
カードがＩＣカード挿入口２１から排出される。一方、
ＩＣカードのＲＡＭ１２に取引データが登録されている
場合は、ステップＳ２７に進み

【ＣカードのＲＡＭ１２
に記憶された出金額がＡＴＶのＣＲＴディスプレイ２３
に表示される。ここで、顧客が正しい出金額が表示され
ているか否かを確認し、正しい出金額が表示されている
場合はキーボード２４に含まれる確認キーを押圧しくス
テップ５２８）誤った出金額が表示されている場合また
は出金額を変更したい場合はキーボード２４に含まれて
いる取消キーを押圧する（ステップ５３２）。ステップ
８２８でＩＩＩ認キーが押圧された場合はステップ８２
９に進み、出金ユニット２８によって出金処理がなされ
た後伝票発行部２７によって伝票が発行される。続いて
、ステップＳ３０に進みＩＣカードにトランザンクショ
ンが記録される。そして、ステップＳ３１において、Ｉ
ＣカードのＲＡＭ１２に登録された取引データが消去さ
れる。その後、ステップ８２４に進みＩＣカードが返却
される。一方、ステップ８３２で取消キーが押圧された
場合はステップＳ３１でＲＡＭ１２に登録された取引デ
ータが消去され、ステップ３２４でＩＣカードが返却さ
れる。なお、第６図のフローチャートでは出金取引におけるＡ
ＴＶの動作を説明したが、入金取引や振替取引等の他の
取引処理についても第６図のフローチャートと同様の！
１様でブＤグラムを構成すればよい。【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ＩＣカードのメモリに
既に取引データが登録されている場合は再度の取引デー
タの入力は受付けないよらにしたので、たとえ取引デー
タ登録後にＩＣカードを紛失しても他人によってその取
引データが書き換えられることがなくなり、不正使用さ
れた場合にＩＣカードの所有者の損害額を既に登録され
た取引データの範囲内に留めることができる。また、この発明によれば取引データが誤って二重登録さ
れるのを防止できるため、無駄な入力操作をなくすこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１Ａ図および第１Ｂ図はこの発明の一実施例のＩＣカ
ードの動作を説明するためのフローチャートである。第
２Ａ図はこの発明の一実施例のＩＣカードの上面図であ
り、第２Ｂ図は該ＩＣカードの裏面図である。第３図は
第２Ａ図および第２Ｂ図に示すＩＣカードの内部回路を
示す概略ブロック図である。第４図はこの発明の一実施
例のＩＣカードを用いて取引を行なうようなＡＴＶを示
す外観斜視図である。第５図は第４図に示すＡＴＭの概
略ブロック図である。第６図は第４図および第５図に示
すＡＴＶの出金取引時の動作を説明するためのフローチ
ャートである。図において、１はＩＣカード、２はデ、イスプレイ、３
は太陽電池、４はキーボード、６は磁気ストライプ、７
は通信用接点、１０はＣＰＵ、１１はＲＯＭ、１２はＲ
ＡＭ、１３はタイマ、１４はバックアップ用電源を示ず
。（ほか２名）め３図捲４図心Ｓ図

Claims

【特許請求の範囲】マイクプロセッサと、メモリと、通信用接点とを有する
ＩＣカードにおいて、少なくとも取引データを入力するためのキーボード、前記メモリに既に取引データが記憶されているか否かを
判別する手段、前記判別手段が前記メモリに取引データが記憶されてい
ないと判別したとき、前記キーボードから入力された取
引データを前記メモリに記憶させる手段、および前記判別手段が前記メモリに取引データが記憶されてい
ると判別したとき、前記キーボードからの取引データの
入力を禁止する手段を備えることを特徴とする、ＩＣカ
ード。