JP2723087B2 - 天板及び脚の連結装置 - Google Patents

天板及び脚の連結装置

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JP2723087B2 JP20493795A JP20493795A JP2723087B2 JP 2723087 B2 JP2723087 B2 JP 2723087B2 JP 20493795 A JP20493795 A JP 20493795A JP 20493795 A JP20493795 A JP 20493795A JP 2723087 B2 JP2723087 B2 JP 2723087B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブル等に適用
して天板及び脚の連結作業若しくは連結解除作業を著し
く簡略化、同時に連結状態を極めて良好なものにした連
結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテーブル等における天板及び脚の
一般的な連結装置としては、脚の上端に水平方向に延出
する取付板を固設し、この取付板にねじを挿通する挿通
孔を設けるとともに、天板の下面における前記挿通孔に
対応する位置にねじ孔を設けておき、脚の上端を天板の
下面に添設したのち、ねじを取付板の挿通孔に挿通して
天板のねじ孔に螺着し、脚と天板を連結するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
天板及び脚の連結装置では、連結作業が煩雑を究めると
いう問題がある。すなわち、脚を天板に取り付けるため
には、ねじを螺着する前に脚の挿通孔と天板のねじ孔と
を何らのガイドもない状態で正確に位置決めする必要が
あるし、取付状態に均質性及び確実性を期すためにはね
じの螺着箇所は複数箇所に及ぶことが不可欠であり、さ
らに、ドライバーなどの工具が連結作業を行う上で必須
なものとなる。このように、従来の連結装置には作業に
多大な手間と時間を要するという問題がある。また、連
結を解除する作業にも上記に準じた不具合がつきまと
う。
【0004】このような不具合を解消するために、天板
の下面と脚の上端との間に、操作部を有する締付機構を
構成し、その操作部を操作するだけで天板と脚を連結で
きるようにした連結構造を採用することも考えられる
が、単にこのようなものでは、連結時のガタつきや強度
低下を誘発する恐れがある。
【0005】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであって、天板と脚を簡単且つ効率よく連結で
き、その上に、確実な連結状態を保持できる天板及び脚
の連結装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような構成を採用したもので
ある。
【0007】すなわち、本発明に係わる天板及び脚の連
結装置は、脚の上端に突設した固定爪と、天板の下面に
形成され前記固定爪に対して選択的に係合又は係合解除
する方向に接離動作を行うスライド板と、同じく天板の
下面に形成された回転軸を有する手動操作端と、前記手
動操作端に入力される回転操作力を前記スライド板に伝
達し、スライド板の前記固定爪に対する水平直線方向の
接離動作に変換する動作変換機構とを具備してなり、こ
の動作変換機構を、前記スライド板に形成されるラック
と、前記手動操作端の回転軸に形成され前記ラックに噛
合するピニオンとから構成してなる事を特徴する。
【0008】係合状態をより良好なものにするために
は、固定爪が、屈曲する引掛部を有し、スライド板が、
前記固定爪の引掛部の底面と脚の上端面との間を水平移
動して前記引掛部の底面と係合する被係合部分を有して
いるものにして、この被係合部分に、係合すべく移動す
るにつれて漸次上昇するテーパ面を形成したり、その引
掛部の底面に下に突状のテーパ部を形成しておくことが
好ましい。
【0009】本発明を、2枚の天板と単一の脚との間に
適用するためには、前記スライド板をピニオンに対し点
対称に2枚配し、手動操作端の回転に伴い2枚のスライ
ド板が互いに逆方向に動くようにし、またその時スライ
ド板の係合すべく移動する方向を、互いのスライド板が
接近する方向に設定しておくことが有効となる。
【0010】このような構成のものであると、手動操作
端を1方向に回転操作すると、ラックとピニオンによる
動作変換機構により、天板下面に設けられたスライド板
が水平直線状に移動し、脚上端に突設された固定爪に係
合し、その結果天板と脚が係合する。このため、本発明
によると、ドライバやスパナなどの工具を一切使用する
ことなく、手動操作端をワンタッチ操作するだけで天板
と脚を簡単に連結あるいは取り外しできる。また、回転
力が直線動作に変換されているため、係合部に捻り力が
かからず、天板と脚の確実な保持力が得られる。
【0011】特に、固定爪が屈曲する引掛部を有し、ス
ライド板が、被係合部分を有し、この被係合部分に、係
合すべく移動するにつれて漸次上昇していくようなテー
パ面を有している場合には、スライド板のテーパ面が固
定爪の引掛部底面に食い込むように密着し、天板下面と
脚上端に強連結が得られる。
【0012】また、前記引掛部の底面にも下に突状のテ
ーパ部を設けておけば、スライド板のテーパ面との間に
テーパ結合部が得られ、天板下面と脚上端にさらなる強
連結が得られる。このとき、テーパ結合部は、天板と脚
を正規の取付位置に誘導し、保持する作用を営むだけで
なく、手動操作端に加えられた操作力を、天板と脚の均
一な締付力に変換する作用をも営む。その結果、締付機
構自体にさほど高い精度を与えられていない場合でもが
天板と脚を所定の位置に確実に連結できるものとなる。
【0013】そして、前記スライド板をピニオンに対し
点対称に2枚配し、手動操作端の回転に伴い2枚のスラ
イド板が互いに係合方向に向かって近付くようにすれ
ば、2枚の天板を単一の脚で連結する場合に、テーパ結
合部に働く力が、天板と脚を密着させるだけでなく、天
板同士をも密着させるよう働くため、単純な操作でも頑
強で確実な取付が容易に可能となり、かつ、複数枚の天
板を直列に連結することが可能となる。
【0014】以上のように、本発明は、手動操作端を1
方向に回転操作すると、動作変換機構により、天板下面
に設けられたスライド板が水平直線状に移動し、脚上端
に突設された固定爪に係合し、その結果天板と脚が係合
する。このため、ドライバやスパナなどの工具を一切使
用することなく、手動操作端をワンタッチ操作するだけ
で天板と脚を簡単に連結あるいは取り外しできる。ま
た、回転力が直線動作に変換されているため、係合部に
捻り力がかからず、天板と脚の確実な保持力が得られ
る。
【0015】特に、固定爪が屈曲する引掛部を有し、ス
ライド板が、被係合部分を有し、この被係合部分に、係
合すべく移動するにつれて漸次上昇していくようなテー
パ面を有している場合には、スライド板のテーパ面が固
定爪の引掛部底面に食い込むように密着し、天板下面と
脚上端に強連結が得られる。
【0016】また、前記引掛部の底面にも下に突状のテ
ーパ部を設けておけば、スライド板のテーパ面との間に
テーパ結合部が得られ、天板下面と脚上端にさらなる強
連結が得られる。このとき、テーパ結合部は、天板と脚
を正規の取付位置に誘導し、保持する作用を営むだけで
なく、手動操作端に加えられた操作力を、天板と脚の均
一な締付力に変換する作用をも営む。その結果、締付機
構自体にさほど高い精度を与えられていない場合でも、
天板と脚を所定の位置に確実に連結できるものとなる。
【0017】そして、前記スライド板をピニオンに対し
点対称に2枚配し、手動操作端の回転に伴い2枚のスラ
イド板が互いに係合方向に向かって近付くようにすれ
ば、2枚の天板を単一の脚で連結する場合に、テーパ結
合部に働く力が、天板と脚を密着させるだけでなく、天
板同士をも密着させるよう働くため、単純な操作でも頑
強で確実な取付が容易で、かつ、複数枚の天板を直列に
連結することが可能となり、脚の数を減らし部品点数の
削減を図ることができ、同時に隣接部分に脚が重合する
不具合を回避して下肢空間を有効に拡張することが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0019】図1に示す連結装置は、例えばテーブル等
に適用されるもので、脚1の上端を天板7の下面にワン
タッチで簡単に連結できるようにしたものである。
【0020】詳述すると、脚1は、図1及び図10に示
すように、脚パイプ2と脚ベース3とから構成される。
【0021】脚パイプ2は、図1、図10に示すように
横断面正方形状の中空部を有するスチール製のもので、
上端面より下方、脚ベース3の下面が接触しないところ
に、脚ベース3を固定するためのボルト22が差し込ま
れる3つのねじ穴を持つベース固定バー21を有する。
【0022】脚ベース3は、図1〜図4に示すように、
正方形状で中心部に下に凸の円形くぼみを持つ底板30
に固定爪31が4本突設されている。また、円形くぼみ
面には、脚ベース3を脚2に固定するためのボルト22
を貫通させる穴32を3つ開口させている。円形くぼみ
面の深さは、ボルト22を取り付けたときにその頭の上
端が、底板上端より下になるようにしている。
【0023】固定爪31は、図2〜4に示すように屈曲
する引掛部31aと下に突状のテーパ部31bを有す
る。
【0024】一方、この脚1が連結される天板7は、図
1および図5に示すように、天板本体8と、天板ベース
4と、スライド板5と、これを水平方向のみ動作可能と
させるようとりつけるためのワッシャ55およびボルト
56と、手動操作端たる操作レバー6と、これを水平回
転のみ可能なように取り付けるためのワッシャ61およ
びボルト62とからなる。
【0025】天板ベース4は、図5のように、矩形状の
もので四辺を残し一定深さに亘って削られた凹部40を
有している。そして、四隅には天板ベース4を天板本体
8にボルトで取り付けるためのボルトの挿通孔45を有
している。また、天板7と脚1が連結されたときに、固
定爪31が貫通するよう、4本の固定爪31それぞれに
対応した位置に矩形貫通孔41を開口させている。ま
た、凸溝42を2本平行に設けており、スライド板5が
この2本の間に収まる。さらに、天板ベース4の中心に
レバー軸柱43が配され、その中心にボルト62が締着
されるねじ穴43aが穿孔されている。レバー軸43は
段付きで下が大径部、上が小径部となっており、高さは
天板ベース4の上端よりも若干高くなっている。また、
前記凸溝42と平行にレバー軸43を中心として対称位
置に、スライド板軸44が2つ配され、その中心にボル
ト56が締着されるねじ穴44aが穿孔されている。ス
ライド板軸44の高さは天板ベース4の上端よりも若干
低くなっている。
【0026】スライド板5は、図5のようにラック5
1、テーパ面52、挿通孔53及び突起54を備えてい
る。スライド板5の厚みは前記スライド板軸44の高さ
より若干小さく、またスライド板5の幅は前記2本の凸
溝42の間にガタなく滑らかに挿入でき、摺動可能な長
さとなっている。そしてその時凸溝42には半円柱状の
突起54が接触する。挿通孔53は前記スライド板軸4
4と略同一の径を有し、スライド板軸44がガタなく挿
入でき、かつ凸溝42方向にスライド板5が移動可能な
ように長穴となっている。テーパ面52は、スライド板
5が中心方向へ移動するにつれ漸次上昇するような傾き
を有しており、移動軸に対して対称な位置に2ヶ所、固
定爪31の屈曲する引掛部31aに対応するよう配され
ている。
【0027】操作レバー6は、図5〜8のようにハンド
ル63と、前記レバー軸43がガタなく挿入できる挿通
孔64と、前記挿通孔64と同軸上の底部にピニオン6
5を有する。挿通孔64は、下から大径部、小径部とな
っており、これは、前記レバー軸43の大径部、小径部
とそれぞれ略同径で、摺動可能に嵌合するようなってい
る。またその高さは、レバー軸43の大径部、小径部よ
りそれぞれ若干低くなっている。ピニオン65は前記ラ
ック51と噛み合うものとなっている。
【0028】次に天板7の組み立てを図5に基づいて説
明する。
【0029】まず天板ベース4の2本の凸溝42の間に
2枚のスライド板5を、天板ベース4の中心に対して点
対称にテーパ面52を上向けにして挿入する。この時同
時に、スライド板軸44が挿通孔53を挿通しているよ
うにする。次に、ワッシャ55を通してスライド板軸4
4の中心に切られたねじ穴44aにボルト56を締着す
る。この時ボルト56を強く緊締しても、ワッシャ55
の下面とスライド板5の上面の接近がスライド板軸44
によって規制され、密着することがないためスライド板
5のスライド動作は保証される。またスライド板5は突
起54を通じて凸溝42と接触するため摺動面積が小さ
く、滑らかに動くことが可能となる。次に、天板ベース
4に操作レバー6をレバー軸43に挿通孔64を挿入す
ることによって取り付ける。そして、ワッシャ61をと
おしてレバー軸43の中心に切られたねじ穴43aにボ
ルト62を締着する。この時ボルト62を強く緊締して
も、ワッシャ61の下面と操作レバー6の上面の接近が
レバー軸43の小径部によって規制され、密着せず、ま
た操作レバー6の下面と天板ベース4の凹部40の上面
の接近がレバー軸43の大径部によって規制され、これ
も密着しないため、操作レバーの回転動作は保証され
る。また、この位置において操作レバー6のピニオン6
5が一対のスライド板5のラック51に噛合する。この
ような構成で、操作レバー6を回転させれば、回転方向
によって、2枚のスライド板5が互いに逆方向に、水平
直線状に凸溝42に沿って近づいたり離れたりする。最
後に天板ベース4を天板本体8にボルトで取付ける。
【0030】次に、天板7及び脚1の連結手順について
説明する。操作レバー6を図9、図10に示すように上
から見て左回り、すなわちロック解除の位置にセットし
た状態で脚1の上端を天板7の下面に近づけてゆき、脚
1の上端の固定爪31を天板7の下面に開口する矩形貫
通孔41に挿入して、脚1の上端と天板7の下面を密着
させる。この時、テーパ面52と固定爪31の屈曲する
引掛部31aが、相対する位置において対峙する。そし
て操作レバー6を図11、図12に示すように上から見
て右回り、すなわちロック位置の方向に動かすとスライ
ド板5が互いに近づく方向に移動し、スライド板5のテ
ーパ面52が、固定爪31の屈曲する引掛部31aの下
と底板30の上端との間に進入する。その結果、テーパ
面52と引掛部31aの底面に設けられた下に突状のテ
ーパ部31bが、食い込むように係合する。そして、天
板7の下面と脚1の上端との密着度が十分に高くなり、
操作レバー6の回転トルクが過大になった頃に回転動作
を止めると、天板7と脚1とは互いに強連結された状態
に保持される。なお、連結を解除する場合には、上記と
は逆の動作をすればよい。
【0031】また、以上において、脚1を180°回転
させても固定爪31を天板7の下面に開口する矩形貫通
孔41に挿入することは当然可能であるし、また、天板
ベース4を天板本体8に取り付ける際に、どの方向で取
り付けてもかまわない。すなわち、本実施形態では、天
板本体8に対する操作レバー6および脚1の取付方位
を、目的や用途、取付条件等を勘案して選択できるよう
にしている。
【0032】以上のようにして、本実施形態の連結装置
は、操作レバー6を回転操作すると、ラック51とピニ
オン65による動作変換機構により、スライド板5が水
平直線状に移動し、脚1の上端に突設された固定爪31
に係合し、その結果天板7と脚1が係合する。このた
め、本実施形態によると、ドライバやスパナなどの工具
を一切使用することなく、操作レバー6をワンタッチ操
作するだけで天板7と脚1を簡単に連結あるいは取り外
すことができる。
【0033】特に、固定爪31が底面に下に突状のテー
パ部31bを備えた屈曲する引掛部31aを有し、前記
下に突状のテーパ部31bに係合すべく移動する方向に
向かって漸次上昇するようなテーパ面52をスライド板
5が有しているため、スライド板5のテーパ面52が固
定爪31の引掛部底面のテーパ部31bに食い込むよう
に密着し、テーパ結合部が得られる結果、天板7の下面
と脚1の上端に強連結が得られる。このとき、テーパ結
合部は、天板7と脚1を正規の取付位置に誘導し、保持
する作用を営むだけでなく、操作レバー6に加えられた
操作力を、天板7と脚1の均一な締付力に変換する作用
をも営む。その結果、締付機構自体にさほど高い精度を
与えられていない場合でも天板7と脚1を所定の位置に
確実に連結できるものとなる。
【0034】また、この他に本実施形態の連結装置は、
2枚の天板7に単一の脚1を連結するような態様にも大
幅な設計変更を行うことなく簡単に対応できる。具体的
には、図13、図14に示すように、2枚の天板本体8
を隣接させ、隣接面に線対称に天板ベース4を配する。
天板ベース4の向きは、スライド板5が隣接面に対し
て、直角方向に動くように設定する。そして、隣接する
天板7にまたがって、単一の脚1をそれらの下面に近づ
け、脚1の上端の固定爪31を、一方の天板ベース4の
4つの矩形貫通孔41のうち隣接面に近い2つの矩形貫
通孔41と、もう一方の天板ベース4の同じく隣接面に
近い2つの矩形貫通孔41に挿入する。この時、互いの
天板ベース4の隣接面に近い2つの矩形貫通孔41の距
離は、脚1の上端の固定爪31が挿入できるように設定
されている。しかる後、2つの操作レバー6をロック方
向に動かせばテーパ結合部に働く力が、天板7と脚1を
密着させるだけでなく、2枚の天板7同士を密着させる
方向に働くため、単純な操作でも頑強で確実な取付が容
易に可能となり、かつ、複数枚の天板7を直列に連結す
ることが可能となる。このため、各々天板7と脚1との
間でそれぞれ先に述べた実施形態と同様の効果が奏され
る上に、脚の数を減らし部品点数の削減を図ることがで
き、同時に隣接部分に脚が重合する不具合を回避して下
肢空間を有効に拡張することが可能となる。
【0035】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、各部の具体的な構成は実施形態のものに限定され
るものではない。例えば、固定爪の場所或は個数は任意
であるし、当然それに対応する矩形貫通孔やテーパ面の
場所や個数も変化させうる。しかし、位置決めだけでな
く締付け力をも十分に均質化するという観点からすれ
ば、やはり少なくとも4箇所以上に設けておくことが望
ましい。この他にも締付け機構の具体的な構成などは本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、連結前の天板及び
脚の斜視図。
【図2】同実施形態の脚ベースを示す図。
【図3】図2におけるA−A線断面図。
【図4】図2におけるB−B線断面図。
【図5】同実施形態の天板を分解して示す斜視図。
【図6】同実施形態の操作レバーを示す平面図。
【図7】図6における断面図。
【図8】図6における底面図。
【図9】同実施形態の連結装置が単一の天板と脚の間に
適応された場合のロックされてない状態を示す一部省略
した平面図。
【図10】図9における横断面図。
【図11】同実施形態の連結装置が単一の天板と脚の間
に適応された場合のロックされている状態を示す一部省
略した平面図。
【図12】図11における横断面図。
【図13】同実施形態の連結装置が2枚の天板と共通の
脚の間に適応された場合の状態を示す一部省略した平面
図。
【図14】図13における横断面図。
【符号の説明】
1…脚 5…スライド板 6…手動操作端(操作レバー) 7…天板 31…固定爪 31a…引掛部 31b…テーパ部 51…ラック 52…テーパ面 65…ピニオン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚の上端に突設した固定爪と、天板の下面
    に形成され前記固定爪に対して選択的に係合又は係合解
    除する方向に接離動作を行うスライド板と、同じく天板
    の下面に形成された回転軸を有する手動操作端と、前記
    手動操作端に入力される回転操作力を前記スライド板に
    伝達し、スライド板の前記固定爪に対する水平直線方向
    の接離動作に変換する動作変換機構とを具備してなり、
    この動作変換機構を、前記スライド板に形成されるラッ
    クと、前記手動操作端の回転軸に形成され前記ラックに
    噛合するピニオンとから構成してなる事を特徴する天板
    及び脚の連結装置。
  2. 【請求項2】固定爪が、屈曲する引掛部を有し、スライ
    ド板が、前記固定爪の引掛部の底面と脚の上端面との間
    を水平移動して前記引掛部の底面と係合する被係合部分
    を有し、この被係合部分に、係合すべく移動するにつれ
    て漸次上昇するテーパ面を有する事を特徴する請求項1
    に記載の天板と脚の連結装置。
  3. 【請求項3】固定爪が、屈曲する引掛部を有し、スライ
    ド板が、前記固定爪の引掛部の底面と脚の上端面との間
    を水平移動して前記引掛部の底面と係合する被係合部分
    を有し、その引掛部の底面に下に突状のテーパ部を有し
    ている事を特徴とする請求項1又は2に記載の天板及び
    脚の連結装置。
  4. 【請求項4】前記スライド板をピニオンに対し点対称に
    2枚配し、手動操作端の回転に伴い2枚のスライド板が
    互いに逆方向に動くようにし、またその時スライド板の
    係合すべく移動する方向を、互いのスライド板が接近す
    る方向に設定した事を特徴とする請求項1に記載の天板
    と脚の連結装置。
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