JP2722721B2 - 衣類乾燥機の制御装置 - Google Patents
衣類乾燥機の制御装置Info
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- JP2722721B2 JP2722721B2 JP1266913A JP26691389A JP2722721B2 JP 2722721 B2 JP2722721 B2 JP 2722721B2 JP 1266913 A JP1266913 A JP 1266913A JP 26691389 A JP26691389 A JP 26691389A JP 2722721 B2 JP2722721 B2 JP 2722721B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衣類を収納するドラムの外周面に衣類投入
用の蓋を有した衣類乾燥機に関するものである。
用の蓋を有した衣類乾燥機に関するものである。
従来の技術 従来の衣類乾燥機は第４図に示すような構成であっ
た。第４図において、１は本体、２は本体１の前面に設
けられたドアで、衣類を出し入れする際に開ける。３は
衣類を収納するドラム、４は衣類を乾燥させるための熱
源、５は循環熱風の温度検知手段である。この構成の場
合、熱源４や温度検知手段５の異常が検知されると、熱
源４とドラム３を駆動するモータへの通電が停止され、
ドラム３は任意の位置で停止するが問題とはならない。
しかし、近年、第５図に示すように、本体１の上部に設
けたドア２を開くことにより、衣類を出し入れする方式
のものもあり、この場合、ドラム３の円周上の一部に衣
類を出し入れするドラム蓋６を設けていた。
た。第４図において、１は本体、２は本体１の前面に設
けられたドアで、衣類を出し入れする際に開ける。３は
衣類を収納するドラム、４は衣類を乾燥させるための熱
源、５は循環熱風の温度検知手段である。この構成の場
合、熱源４や温度検知手段５の異常が検知されると、熱
源４とドラム３を駆動するモータへの通電が停止され、
ドラム３は任意の位置で停止するが問題とはならない。
しかし、近年、第５図に示すように、本体１の上部に設
けたドア２を開くことにより、衣類を出し入れする方式
のものもあり、この場合、ドラム３の円周上の一部に衣
類を出し入れするドラム蓋６を設けていた。
発明が解決しようとする課題 このような、第５図に示す構成では、異常が検知され
たとき、すぐにドラム３を駆動するモータへの通電を停
止すると、衣類を出し入れする際に使用勝手が悪くなる
ので、ドラム蓋６を上部のドア２と対向する位置で停止
させてから、ドラム３を駆動するモータや熱源４への通
電を停止しなければならないという課題を有していた。
たとき、すぐにドラム３を駆動するモータへの通電を停
止すると、衣類を出し入れする際に使用勝手が悪くなる
ので、ドラム蓋６を上部のドア２と対向する位置で停止
させてから、ドラム３を駆動するモータや熱源４への通
電を停止しなければならないという課題を有していた。
本発明は、上記課題を解決するもので、異常を検知し
たとき、ドラム３を定位置で停止させてから、モータや
熱源への通電を停止することを目的とする。
たとき、ドラム３を定位置で停止させてから、モータや
熱源への通電を停止することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、第１に水平方向
を中心に回転するドラムと、前記ドラムの外周面の一部
に設けられた衣類出し入れ用のドラム蓋と、前記ドラム
蓋を所定の衣類出し入れ口に停止させるドラム定位置停
止手段と、衣類を乾燥させる熱源と、前記熱源を駆動す
るための熱源駆動手段と、循環熱風の温度を測定する温
度検知手段と、前記温度検知手段を入力とする動作制御
手段とを備え、前記温度検知手段による温度データの異
常や、前記熱源駆動手段による前記熱源の異常を前記動
作制御手段が検知すると、前記ドラム定位置停止手段に
より、前記ドラム蓋を衣類出し入れ口に停止させたの
ち、前記熱源や前記ドラムを駆動するためのモータへの
通電を停止させる構成としている。
を中心に回転するドラムと、前記ドラムの外周面の一部
に設けられた衣類出し入れ用のドラム蓋と、前記ドラム
蓋を所定の衣類出し入れ口に停止させるドラム定位置停
止手段と、衣類を乾燥させる熱源と、前記熱源を駆動す
るための熱源駆動手段と、循環熱風の温度を測定する温
度検知手段と、前記温度検知手段を入力とする動作制御
手段とを備え、前記温度検知手段による温度データの異
常や、前記熱源駆動手段による前記熱源の異常を前記動
作制御手段が検知すると、前記ドラム定位置停止手段に
より、前記ドラム蓋を衣類出し入れ口に停止させたの
ち、前記熱源や前記ドラムを駆動するためのモータへの
通電を停止させる構成としている。
第２に異常が検知され、前記熱源や前記ドラムを駆動
するためのモータへの通電が停止されたのち、ブザーや
表示灯からなる報知手段により異常を知らせる構成とし
ている。
するためのモータへの通電が停止されたのち、ブザーや
表示灯からなる報知手段により異常を知らせる構成とし
ている。
作用 この構成により、熱源や温度検知手段に異常がある場
合、ドラムの外周部に設けたドラム蓋を所定の位置で停
止させたのち、モータや熱源への通電を停止し、報知手
段により異常を知らせるので、使用者は異常の報知時
も、支障なく衣類を取り出すことができる。
合、ドラムの外周部に設けたドラム蓋を所定の位置で停
止させたのち、モータや熱源への通電を停止し、報知手
段により異常を知らせるので、使用者は異常の報知時
も、支障なく衣類を取り出すことができる。
実施例 以下、本発明の実施例について、第１図から第３図を
参照して説明する。図において、３は衣類を収納するド
ラムで、その外周の一部に衣類出し入れ用のドラム蓋６
を有している。８はドラム３および熱風を循環させるフ
ァンを駆動するモータで、ドラム３はベルト７を介して
水平方向を回転の中心として回転する、９はドラム３の
外周に近接して設けた近接スイッチで、ドラム３の外周
に取り付けた磁石10が近づくとパルス信号をドラム定位
置停止手段11に出力し、その信号を基にドラム定位置停
止手段11は、モータ８を制御して、ドラム蓋６を定位置
に停止させる。12は熱風を発生させる熱源で、熱源駆動
手段13によりON/OFF制御され、ON/OFFの状態は動作制御
手段14に知らされる。動作制御手段14は、温度検知手段
15より循環熱風の温度データを入力する。16はブザーや
表示灯からなる報知手段である。
参照して説明する。図において、３は衣類を収納するド
ラムで、その外周の一部に衣類出し入れ用のドラム蓋６
を有している。８はドラム３および熱風を循環させるフ
ァンを駆動するモータで、ドラム３はベルト７を介して
水平方向を回転の中心として回転する、９はドラム３の
外周に近接して設けた近接スイッチで、ドラム３の外周
に取り付けた磁石10が近づくとパルス信号をドラム定位
置停止手段11に出力し、その信号を基にドラム定位置停
止手段11は、モータ８を制御して、ドラム蓋６を定位置
に停止させる。12は熱風を発生させる熱源で、熱源駆動
手段13によりON/OFF制御され、ON/OFFの状態は動作制御
手段14に知らされる。動作制御手段14は、温度検知手段
15より循環熱風の温度データを入力する。16はブザーや
表示灯からなる報知手段である。
本発明の動作について第２図において説明する。ま
ず、動作制御手段14は、熱源12および熱源駆動手段13が
正常に動作しているかどうか判断する（ステップ１）。
たとえばここで、熱源12に供給される電流が多すぎたり
少なすぎたりする場合や熱源駆動手段13が回路故障の場
合、異常と判断され、ドラム定位置停止が行なわれる
（ステップ３）。次に、温度検知手段15が正確な温度デ
ータを動作制御手段14に送っているかどうか判定する。
たとえば、熱源12がON状態にもかかわらず温度検知手段
15による衣類の温度データが上昇しないときやその逆の
場合、また、温度検知手段15が回路故障した場合、温度
検知手段15が異常と判断され、ドラム定位置停止が行な
われる（ステップ３）。上記のドラム定位置停止（ステ
ップ３）は、ドラム蓋６を所定の衣類出し入れ口に停止
させるもので、第３図に示すように、近接スイッチ９と
磁石10によって発生するパルス信号をドラム定位置停止
手段11に入力し、その信号により、モータ８を制御して
ドラム３を、ドラム正回転（イ）とドラム逆回転（ロ）
を行う。まず、近接スイッチ９のパルス信号ONにより、
正回転していたドラム３を1.5秒間OFFした後、ON時間
（0.1秒,0.2秒,0.3秒，……）,OFF時間0.3秒の間欠運転
を再び近接スイッチ９がONになるまでくり返す。次に近
接スイッチ９がONからOFFになると、ドラム３を逆方向
に、ON時間（0.5秒,0.2秒，……）,OFF時間0.4秒の間欠
運転を行う。この時点でほぼドラム蓋６は所定の位置の
近くにあるが、再度近接スイッチ９のON/OFF信号によ
り、ドラム逆回転（ロ）を停止し、ドラム正回転（イ）
のON時間0.1秒,OFF時間0.3秒の間欠運動をくり返し行う
ことで、近接スイッチ９はON状態のままとなりモータ８
への通電が停止され、正確にドラム蓋６が所定の位置に
停止したことになる。次に熱源12、および熱源駆動手段
13への通電も停止される（ステップ４）。
ず、動作制御手段14は、熱源12および熱源駆動手段13が
正常に動作しているかどうか判断する（ステップ１）。
たとえばここで、熱源12に供給される電流が多すぎたり
少なすぎたりする場合や熱源駆動手段13が回路故障の場
合、異常と判断され、ドラム定位置停止が行なわれる
（ステップ３）。次に、温度検知手段15が正確な温度デ
ータを動作制御手段14に送っているかどうか判定する。
たとえば、熱源12がON状態にもかかわらず温度検知手段
15による衣類の温度データが上昇しないときやその逆の
場合、また、温度検知手段15が回路故障した場合、温度
検知手段15が異常と判断され、ドラム定位置停止が行な
われる（ステップ３）。上記のドラム定位置停止（ステ
ップ３）は、ドラム蓋６を所定の衣類出し入れ口に停止
させるもので、第３図に示すように、近接スイッチ９と
磁石10によって発生するパルス信号をドラム定位置停止
手段11に入力し、その信号により、モータ８を制御して
ドラム３を、ドラム正回転（イ）とドラム逆回転（ロ）
を行う。まず、近接スイッチ９のパルス信号ONにより、
正回転していたドラム３を1.5秒間OFFした後、ON時間
（0.1秒,0.2秒,0.3秒，……）,OFF時間0.3秒の間欠運転
を再び近接スイッチ９がONになるまでくり返す。次に近
接スイッチ９がONからOFFになると、ドラム３を逆方向
に、ON時間（0.5秒,0.2秒，……）,OFF時間0.4秒の間欠
運転を行う。この時点でほぼドラム蓋６は所定の位置の
近くにあるが、再度近接スイッチ９のON/OFF信号によ
り、ドラム逆回転（ロ）を停止し、ドラム正回転（イ）
のON時間0.1秒,OFF時間0.3秒の間欠運動をくり返し行う
ことで、近接スイッチ９はON状態のままとなりモータ８
への通電が停止され、正確にドラム蓋６が所定の位置に
停止したことになる。次に熱源12、および熱源駆動手段
13への通電も停止される（ステップ４）。
そして、動作制御手段14は、ブザーや表示灯などの報
知手段16により異常を報知する（ステップ５）。
知手段16により異常を報知する（ステップ５）。
なお、本実施例において回転位置検出のために近接ス
イッチ９と磁石10を用いたが、ホール素子と磁石、また
は発光部品と受光部品としてもよい。
イッチ９と磁石10を用いたが、ホール素子と磁石、また
は発光部品と受光部品としてもよい。
また、ドラム蓋６を所定の位置で停止するために、モ
ータ８のON/OFFによるドラム３の間欠運転により、ドラ
ム３の低速回転を実現したが、モータ８とベルト７をギ
アにより接続し、ギア比を変えることにより、ドラム３
の低速回転を行ってもよい。
ータ８のON/OFFによるドラム３の間欠運転により、ドラ
ム３の低速回転を実現したが、モータ８とベルト７をギ
アにより接続し、ギア比を変えることにより、ドラム３
の低速回転を行ってもよい。
また、動作制御手段14が異常であると判断する原因と
して、熱源12や温度検知手段15の異常の他に、乾燥運転
があまりにも長すぎるときや、正常な運転ができないと
きなどを含めてもかまわない。
して、熱源12や温度検知手段15の異常の他に、乾燥運転
があまりにも長すぎるときや、正常な運転ができないと
きなどを含めてもかまわない。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、熱
源や熱源駆動手段，温度検知手段などの異常を検知した
場合、すぐにドラムへの通電を停止させず、ドラム蓋を
所定の位置に停止させたのち、ドラムへの通電を停止す
るので、異常検知時でも、衣類出し入れの使い勝手が向
上する。
源や熱源駆動手段，温度検知手段などの異常を検知した
場合、すぐにドラムへの通電を停止させず、ドラム蓋を
所定の位置に停止させたのち、ドラムへの通電を停止す
るので、異常検知時でも、衣類出し入れの使い勝手が向
上する。
第１図は本発明の実施例における衣類乾燥機の制御装置
のブロック図、第２図は同制御手段の制御手順を示すフ
ローチャート、第３図は近接スイッチのパルス信号およ
びドラム蓋の所定位置停止のためのモータON/OFF制御信
号のタイムチャート、第４図および第５図は従来の衣類
乾燥機の斜視図である。 ３……ドラム、６……ドラム蓋、９……近接スイッチ、
10……磁石、11……ドラム定位置停止手段、12……熱
源、14……動作制御手段、15……温度検知手段、16……
報知手段。
のブロック図、第２図は同制御手段の制御手順を示すフ
ローチャート、第３図は近接スイッチのパルス信号およ
びドラム蓋の所定位置停止のためのモータON/OFF制御信
号のタイムチャート、第４図および第５図は従来の衣類
乾燥機の斜視図である。 ３……ドラム、６……ドラム蓋、９……近接スイッチ、
10……磁石、11……ドラム定位置停止手段、12……熱
源、14……動作制御手段、15……温度検知手段、16……
報知手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−83392（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−7200（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−224787（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−299599（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−258000（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−15896（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−108293（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】水平方向を中心に回転するドラムと、前記
ドラムの外周面の一部に設けられた衣類出し入れ用のド
ラム蓋と、前記ドラム蓋を所定の衣類出し入れ口に停止
させるドラム定位置停止手段と、衣類を乾燥させる熱源
と、前記熱源を駆動するための熱源駆動手段と、循環熱
風の温度を測定する温度検知手段と、前記温度検知手段
を入力とする動作制御手段とを備え、前記温度検出手段
による温度データの異常や、前記熱源駆動手段による前
記熱源の異常を前記動作制御手段が検知すると、前記ド
ラム定位置停止手段により、前記ドラム蓋を衣類出し入
れ口に停止させたのち、前記熱源や前記ドラムを駆動す
るためのモータへの通電を停止させるようにした衣類乾
燥機の制御装置。 - 【請求項２】異常が検知され、前記熱源や前記ドラムを
駆動するためのモータへの通電が停止されたのち、ブザ
ーや表示灯からなる報知手段により異常を知らせるよう
にした請求項１記載の衣類乾燥機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1266913A JP2722721B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 衣類乾燥機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1266913A JP2722721B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 衣類乾燥機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126499A JPH03126499A (ja) | 1991-05-29 |
| JP2722721B2 true JP2722721B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17437409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1266913A Expired - Fee Related JP2722721B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 衣類乾燥機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2722721B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-12 JP JP1266913A patent/JP2722721B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126499A (ja) | 1991-05-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071128 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128 Year of fee payment: 11 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |