JP2666461B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JP2666461B2 JP2666461B2 JP1080306A JP8030689A JP2666461B2 JP 2666461 B2 JP2666461 B2 JP 2666461B2 JP 1080306 A JP1080306 A JP 1080306A JP 8030689 A JP8030689 A JP 8030689A JP 2666461 B2 JP2666461 B2 JP 2666461B2
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- Japan
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- drum
- motor
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衣類を収納するドラムの外周面に衣類投入
用の蓋を有した衣類乾燥機に関するものである。
用の蓋を有した衣類乾燥機に関するものである。
従来の技術 従来の衣類乾燥機の構成は、第１図に示すように、入
力部９によりドラム４の停止が設定されると、動作制御
部２は回転位置検出手段８の回転位置検出信号を入力し
た後、モータ駆動部10によりモータ３の電磁制動と反転
駆動を繰り返し行った後、ドラム蓋５を所定位置に停止
させていた。このドラム４は水平方向に回転するもの
で、その外周には衣類出入れ用のドラム蓋５を設けてい
るため、ドラム４の所定位置で停止させ、ドラム蓋５を
開いたときに衣類が確実に取り出せるようにしている。
力部９によりドラム４の停止が設定されると、動作制御
部２は回転位置検出手段８の回転位置検出信号を入力し
た後、モータ駆動部10によりモータ３の電磁制動と反転
駆動を繰り返し行った後、ドラム蓋５を所定位置に停止
させていた。このドラム４は水平方向に回転するもの
で、その外周には衣類出入れ用のドラム蓋５を設けてい
るため、ドラム４の所定位置で停止させ、ドラム蓋５を
開いたときに衣類が確実に取り出せるようにしている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の衣類乾燥機のドラム定位置制御装置
では、ドラム蓋５を所定位置で停止させるために行う電
磁制動と反転駆動の通電比率は衣類の大小にかかわらず
一定であるため、衣類の大小によりドラム４の停止に要
する時間が長くなるという課題を有していた。
では、ドラム蓋５を所定位置で停止させるために行う電
磁制動と反転駆動の通電比率は衣類の大小にかかわらず
一定であるため、衣類の大小によりドラム４の停止に要
する時間が長くなるという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、衣類の大小にかかわらず、
短時間でドラム蓋を所定の位置に止めることを目的とす
る。
短時間でドラム蓋を所定の位置に止めることを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために本発明は、水平方向を中
心に回転するドラムと、前記ドラムの外周面の一部に設
けられた衣類出し入れ用のドラム蓋と、前記ドラムの回
転位置を検出する回転位置検出手段と、前記回転位置検
出手段を入力とする動作制御部と、前記ドラムを駆動す
るモータと、前記モータを駆動するモータ駆動部とを備
え、前記動作制御部は前記ドラムの停止を行うとき、回
転位置検出信号の入力後、前記モータへの通電を停止
し、再び回転位置検出信号が入力されるまでの時間によ
って前記ドラムの正逆回転のためのモータの間欠通電比
率を決定して、前記ドラム蓋を所定位置で停止するよう
に構成している。
心に回転するドラムと、前記ドラムの外周面の一部に設
けられた衣類出し入れ用のドラム蓋と、前記ドラムの回
転位置を検出する回転位置検出手段と、前記回転位置検
出手段を入力とする動作制御部と、前記ドラムを駆動す
るモータと、前記モータを駆動するモータ駆動部とを備
え、前記動作制御部は前記ドラムの停止を行うとき、回
転位置検出信号の入力後、前記モータへの通電を停止
し、再び回転位置検出信号が入力されるまでの時間によ
って前記ドラムの正逆回転のためのモータの間欠通電比
率を決定して、前記ドラム蓋を所定位置で停止するよう
に構成している。
作用 上記構成により、衣類の量の大小をドラム停止時の回
転位置検出信号の周期により判定し、衣類の量に適した
ドラムの正逆方向回転の間欠通電を行うことができるの
で、短時間でドラム蓋を所定の位置で停止させることが
できる。
転位置検出信号の周期により判定し、衣類の量に適した
ドラムの正逆方向回転の間欠通電を行うことができるの
で、短時間でドラム蓋を所定の位置で停止させることが
できる。
実 施 例 以下、本発明の実施例を第１図から第３図に基づいて
説明する。本実施例における衣類乾燥機のドラム定位置
制御装置は、電源部１により、動作制御部2,モータ３に
電源が供給される。またドラム４が回転しているとき、
ドラム蓋５が所定位置を通過するごとに近接スイッチ６
と磁石７と回転位置検出手段８により所定位置検出信号
が動作制御部２に入力される。ここで、第２図において
入力部９によりドラム４の停止が設定されると（ステッ
プ１）、回転位置検出信号がONしたかどうか判定し（ス
テップ２）、ONを検出するとモータ３の主巻線への通電
を停止する（ステップ３）。
説明する。本実施例における衣類乾燥機のドラム定位置
制御装置は、電源部１により、動作制御部2,モータ３に
電源が供給される。またドラム４が回転しているとき、
ドラム蓋５が所定位置を通過するごとに近接スイッチ６
と磁石７と回転位置検出手段８により所定位置検出信号
が動作制御部２に入力される。ここで、第２図において
入力部９によりドラム４の停止が設定されると（ステッ
プ１）、回転位置検出信号がONしたかどうか判定し（ス
テップ２）、ONを検出するとモータ３の主巻線への通電
を停止する（ステップ３）。
ドラム４は惰性により正方向に回転し、再び回転位置
検出信号がONする（ステップ４）。このとき惰性回転に
よる回転位置検出信号の周期Ｔは衣類の量を間接的に表
わしており、衣類の量が少ないときは周期Ｔは短かく、
衣類の量が多いときは、ドラム４の減速する割合が大き
いので周期Ｔは長くなる。そこで、あらかじめ衣類の量
と惰性回転における回転位置検出信号の周期Ｔとの関係
を測定しておき、周期Ｔが一定時間T1より短かいとき
（ステップ５）、すなわち衣類の量が少ないとき（第３
図ａ）、回転位置検出（ステップ４）ののち、ドラム４
の逆方向回転のためのモータ補助巻線への間欠通電（ON
時間1.0秒,0.2秒，……,OFF時間0.3秒）を行う（ステッ
プ６）。さらに、回転位置検出信号がONすると（ステッ
プ７）、ドラム４の正方向回転のためのモータ主巻線へ
の間欠通電（ON時間0.2秒,0.1秒，……,OFF時間0.3秒）
を行う。この正方向の間欠通電により、ドラム４は微速
で回転し、ドラム蓋５が所定位置に達したとき回転位置
検出信号がONとなり（ステップ９）、モータ３をOFFと
する（ステップ10）。
検出信号がONする（ステップ４）。このとき惰性回転に
よる回転位置検出信号の周期Ｔは衣類の量を間接的に表
わしており、衣類の量が少ないときは周期Ｔは短かく、
衣類の量が多いときは、ドラム４の減速する割合が大き
いので周期Ｔは長くなる。そこで、あらかじめ衣類の量
と惰性回転における回転位置検出信号の周期Ｔとの関係
を測定しておき、周期Ｔが一定時間T1より短かいとき
（ステップ５）、すなわち衣類の量が少ないとき（第３
図ａ）、回転位置検出（ステップ４）ののち、ドラム４
の逆方向回転のためのモータ補助巻線への間欠通電（ON
時間1.0秒,0.2秒，……,OFF時間0.3秒）を行う（ステッ
プ６）。さらに、回転位置検出信号がONすると（ステッ
プ７）、ドラム４の正方向回転のためのモータ主巻線へ
の間欠通電（ON時間0.2秒,0.1秒，……,OFF時間0.3秒）
を行う。この正方向の間欠通電により、ドラム４は微速
で回転し、ドラム蓋５が所定位置に達したとき回転位置
検出信号がONとなり（ステップ９）、モータ３をOFFと
する（ステップ10）。
同様にして、惰性回転による回転位置検出信号の周期
Ｔが一定時間T1より長いとき（ステップ５）、すなわち
衣類の量が多いとき、第３図ｂに示すドラム４の正逆方
向の間欠通電が行なわれる。
Ｔが一定時間T1より長いとき（ステップ５）、すなわち
衣類の量が多いとき、第３図ｂに示すドラム４の正逆方
向の間欠通電が行なわれる。
ここで、衣類の量が少ないときは、多いときに比べ逆
方向の間欠通電の始めのON時間を長くしているのは衣類
の量が少ないときほど惰性回転によるドラム蓋５の所定
位置からのずれが大きいため、始めのON時間を長くして
ずれる距離を小さくしている。
方向の間欠通電の始めのON時間を長くしているのは衣類
の量が少ないときほど惰性回転によるドラム蓋５の所定
位置からのずれが大きいため、始めのON時間を長くして
ずれる距離を小さくしている。
なお、本実施例において回転位置検出のために近接ス
イッチ６と磁石７を用いたが、ホール素子と磁石、また
は発光部品と受光部品としてもよい。
イッチ６と磁石７を用いたが、ホール素子と磁石、また
は発光部品と受光部品としてもよい。
また、ドラム４の惰性回転時の回転位置検出信号の周
期Ｔと一定時間T1との大小により衣類の大小を判定し、
ドラム４の正逆方向の間欠通電を行なったが、周期Ｔと
衣類の量の関係を細かく分けるかまたは、ドラム４の正
逆方向の間欠通電の時間を周期Ｔの関数とすればより衣
類の量に応じたドラム４の回転制御を行なうことができ
るのでドラム定位置停止のための時間が短縮される。
期Ｔと一定時間T1との大小により衣類の大小を判定し、
ドラム４の正逆方向の間欠通電を行なったが、周期Ｔと
衣類の量の関係を細かく分けるかまたは、ドラム４の正
逆方向の間欠通電の時間を周期Ｔの関数とすればより衣
類の量に応じたドラム４の回転制御を行なうことができ
るのでドラム定位置停止のための時間が短縮される。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、衣
類の量をドラムの惰性回転時の回転位置検出信号の周期
から判断し、ドラム蓋を所定位置で停止させるためのド
ラムの正逆方向回転の間欠通電時間を衣類の量により変
えることにより、ドラム蓋を正確にかつ短時間で所定位
置に停止させることができる。またドラムの正逆方向回
転時の振動や騒音も少なくなる。
類の量をドラムの惰性回転時の回転位置検出信号の周期
から判断し、ドラム蓋を所定位置で停止させるためのド
ラムの正逆方向回転の間欠通電時間を衣類の量により変
えることにより、ドラム蓋を正確にかつ短時間で所定位
置に停止させることができる。またドラムの正逆方向回
転時の振動や騒音も少なくなる。
第１図は本発明の実施例における衣類乾燥機のドラム定
位置制御装置のブロック図、第２図は同制御部の制御手
順を示すフローチャート、第３図は所定位置検出信号お
よびドラム蓋の所定位置停止のためのモータON・OFF制
御信号のタイムチャートである。 ２……動作制御部、３……モータ、４……ドラム、５…
…ドラム蓋、６……近接スイッチ、７……磁石、８……
回転位置検出手段。
位置制御装置のブロック図、第２図は同制御部の制御手
順を示すフローチャート、第３図は所定位置検出信号お
よびドラム蓋の所定位置停止のためのモータON・OFF制
御信号のタイムチャートである。 ２……動作制御部、３……モータ、４……ドラム、５…
…ドラム蓋、６……近接スイッチ、７……磁石、８……
回転位置検出手段。
Claims (1)
- 【請求項１】水平方向を中心に回転するドラムと、前記
ドラムの外周面の一部に設けられた衣類出し入れ用のド
ラム蓋と、前記ドラムの回転位置を検出する回転位置検
出手段と、前記回転位置検出手段からの信号を入力する
動作制御部と、前記ドラムを駆動するモータと、前記モ
ータを駆動するモータ駆動部とを備え、前記動作制御部
は、ドラムの停止を行うとき、回転位置検出信号の入力
後、前記モータへの通電を停止し、再び回転位置検出信
号が入力されるまでの時間によって前記ドラムの正逆回
転のためのモータの間欠通電比率を決定して、前記ドラ
ム蓋を所定位置で停止するようにした衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080306A JP2666461B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080306A JP2666461B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02258000A JPH02258000A (ja) | 1990-10-18 |
| JP2666461B2 true JP2666461B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=13714590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1080306A Expired - Fee Related JP2666461B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2666461B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8104191B2 (en) | 2008-07-31 | 2012-01-31 | Electrolux Home Products, Inc. | Laundry dryer providing moisture application during tumbling and reduced airflow |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH046713Y2 (ja) * | 1986-05-16 | 1992-02-24 | ||
| JPS63260599A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 | シャープ株式会社 | 衣類乾燥機の制御方法 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1080306A patent/JP2666461B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02258000A (ja) | 1990-10-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |